JPH10224645A - 画像濃度調整装置及び画像濃度調整方法 - Google Patents

画像濃度調整装置及び画像濃度調整方法

Info

Publication number
JPH10224645A
JPH10224645A JP9018672A JP1867297A JPH10224645A JP H10224645 A JPH10224645 A JP H10224645A JP 9018672 A JP9018672 A JP 9018672A JP 1867297 A JP1867297 A JP 1867297A JP H10224645 A JPH10224645 A JP H10224645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
density
range
peak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9018672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3706708B2 (ja
Inventor
Toru Nagata
徹 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP01867297A priority Critical patent/JP3706708B2/ja
Priority to TW087100875A priority patent/TW389017B/zh
Priority to US09/076,167 priority patent/US6289119B1/en
Priority to EP04020185A priority patent/EP1480446A3/en
Priority to EP98101492A priority patent/EP0856987A3/en
Publication of JPH10224645A publication Critical patent/JPH10224645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3706708B2 publication Critical patent/JP3706708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6083Colour correction or control controlled by factors external to the apparatus
    • H04N1/6086Colour correction or control controlled by factors external to the apparatus by scene illuminant, i.e. conditions at the time of picture capture, e.g. flash, optical filter used, evening, cloud, daylight, artificial lighting, white point measurement, colour temperature
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6077Colour balance, e.g. colour cast correction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色分解機能を持つスキャナーにより原稿の望
ましい濃度範囲を的確に設定できるようにする。 【解決手段】 スキャナー101の光源1により原稿3
を照明し、その原稿3からの画像光をレンズ群6を通し
てCCD7に入射させ、電気信号に変換してアナログ処
理系8に入力し、増幅度を制御する。そして、変換テー
ブル10により信号変換を行った後ホスト装置102に
記憶し、CPU23により濃度範囲を決定する。その
際、スキャナー101により読み取った原稿画像の各色
のピーク(最明点)を検出し、その検出した各色のピー
クのデータ(電気信号)を比較することにより、的確な
濃度範囲を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿からの反射も
しくは透過光を色分解してデジタルデータを生成するス
キャナーにより、特に原稿の望ましい濃度範囲を的確に
取得可能な画像濃度の設定の調整装置及び調整方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナーで取得した原稿画像の
データをカバー可能な濃度範囲を調整する場合、取得し
たデータの階調ヒストグラムを生成し、これを解析して
適切な濃度範囲を決定するという手法が一般的に用いら
れている(公知資料:日本写真学会第4回カメラ技術セ
ミナー資料,pp.13−16,デジタルフォトプリン
トシステム「フロンティア」の概要)。
【0003】その際のもっとも基本的な手法は、例えば
USP(米国特許)第4745465号公報(明細書)
に示されているように、得られたヒストグラムの分布形
状を偏りの少ない分布に変換するというものである。更
に、USP第4639769号公報には、ヒストグラム
上で各画素の階調のマッピングを変更して望ましい画像
コントラストを得る手段が開示されている。
【0004】また、カラー画像を色分解してデジタルデ
ータ化する場合は、分解された各色毎に上記の変換を行
うことにより原稿の色の偏差、例えばカラー写真の場合
の蛍光灯などの異種光源下での撮影原稿のカラーキャス
トの除去を行いつつ、望ましい最終画像としてのコント
ラストの獲得を可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例においては、原稿の持つシーンの特殊性を
一切考慮せずに取得濃度範囲を決定するため、補正しよ
うとする階調の偏差や分解された各色のバランスの偏差
が、補正すべき偏りつまり異種光源下で撮影されたカラ
ー写真のカラーキャストと、補正すべきでない偏りつま
り写真の被写体そのものの持つ色、特に純色との区別が
付かない。
【0006】このため、鮮やかな色が画面内の多くを占
めるようなシーンの色の鮮やかさが損なわれたり、色の
偏りのあるシーンでいわゆるサブジェクティブカラーフ
ェリアという現象が避けられないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、原稿の持つ偏差が補正すべきものか補
正すべきでないものかを評価でき、その上で取得濃度範
囲を決定することにより、濃度範囲の設定を正確に行う
ことが可能な画像濃度の調整装置及び調整方法を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像濃度調
整装置及び画像濃度調整方法は、次のように構成したも
のである。
【0009】(1)画像濃度の調整装置において、色分
解機能を持つスキャナーと、形成画像の濃度範囲を設定
する設定手段と、前記スキャナーで読み取った原稿画像
の各色のピークを検出する検出手段と、検出した各色の
ピークのデータを比較して前記濃度範囲を決定する決定
手段とを備えた。
【0010】(2)上記(1)の装置において、濃度範
囲の設定手段は、光電変換素子の出力電圧の調整により
設定するようにした。
【0011】(3)上記(2)の装置において、光電変
換素子の出力電圧の調整は、原稿を照明する光源の光量
制御により行うようにした。
【0012】(4)上記(2)の装置において、光電変
換素子の出力電圧の調整は、光電変換素子の出力電圧の
増幅度制御により行うようにした。
【0013】(5)上記(2)の装置において、濃度範
囲の設定手段は、デジタル信号を変換する参照テーブル
を用いるようにした。
【0014】(6)上記(5)の装置において、デジタ
ル信号を変換する参照テーブルは、データのビット数を
変換するテーブルとした。
【0015】(7)上記(1)の装置において、各色の
ピークの検出手段は、分解した各色の階調ヒストグラム
の生成及びそのヒストグラムの解析を行って検出するよ
うにした。
【0016】(8)上記(1)の装置において、各色の
ピークの比較に基づく濃度範囲の決定手段は、ポジ画像
上のピーク間の関係を解析することにより各色毎の濃度
範囲を決定するようにした。
【0017】(9)上記(1)の装置において、各色の
ピークの比較に基づく濃度範囲の決定手段は、ポジ画像
上のピークのデジタルデータの大小を比較することによ
り各色毎の濃度範囲を決定するようにした。
【0018】(10)上記(9)の装置において、濃度
範囲の決定手段は、ポジ画像上のピークのデジタルデー
タの差が第1の閾値よりも小さい場合と第2の閾値より
も大きい場合はポジ画像上の低濃度側の範囲を全色を通
じての最大デジタルデータに基づき全色同一と決定し、
前記の差が第1の閾値と第2の閾値の間である場合はポ
ジ画像上の低濃度側の範囲を各色の最大デジタルデータ
に基づき各色個別に決定するようにした。
【0019】(11)上記(1)の装置において、各色
のピークの比較に基づく濃度範囲の決定手段は、ポジ画
像上のピークのデジタルデータの差の評価機能と、各色
の大小のパターン評価機能及び原稿上に記録された撮影
情報の読み取り機能を有し、それらの評価結果に従って
濃度範囲を決定するようにした。
【0020】(12)上記(11)の装置において、各
色のピークのデジタルデータの差の評価は、ポジ画像上
のピークのデジタルデータの差が第1の閾値よりも小さ
い場合と第2の閾値よりも大きい場合はポジ画像上の低
濃度側の範囲を全色を通じての最大デジタルデータに基
づき全色同一とし、前記の差が第1の閾値と第2の閾値
の間である場合はポジ画像上の低濃度側の範囲を各色の
最大デジタルデータに基づき各色個別に決定するという
評価値を発生するようにした。
【0021】(13)上記(11)の装置において、各
色の大小パターン評価は、特定のパターンに対する合致
を検出するパターン認識機能を有し、非合致時にはポジ
画像上の低濃度側の範囲を全色を通じての最大デジタル
データに基づき全色同一とし、合致時にはポジ画像上の
低濃度側の範囲を各色の最大デジタルデータに基づき各
色個別に決定するという評価値を発生するようにした。
【0022】(14)上記(11)の装置において、パ
ターン認識は、特定のパターンとして蛍光灯や電灯など
の異種光源で照明されたシーンに対応するパターンを持
つようにした。
【0023】(15)色分解機能を持つスキャナーによ
り原稿画像を読み取って形成画像の濃度範囲を調整する
調整方法において、前記スキャナーで読み取った原稿画
像の各色のピークを検出し、その検出した各色のピーク
のデータを比較して前記濃度範囲を決定するようにし
た。
【0024】(16)上記(15)の方法において、各
色のピークの検出は、分解した各色の階調ヒストグラム
を解析することにより行うようにした。
【0025】(17)上記(15)の方法において、各
色のピークの比較に基づく濃度範囲の決定は、ポジ画像
上のピーク間の関係を解析することにより各色毎に行う
ようにした。
【0026】(18)上記(15)の方法において、各
色の最高輝度点の比較に基づく濃度範囲の決定は、ポジ
画像上のピークのデジタルデータの差、各色の大小のパ
ターン及び原稿上に記録された撮影情報の評価結果に従
って行うようにした。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例の構成を示
すブロック図であり、色分解機能を持つスキャナー(S
CANNER)101とコンピュータ等のホスト(HO
ST)装置102から成る画像形成システムの要部を示
している。
【0028】図1において、1は原稿照明用の光源で、
調光装置(光量制御手段)2によってその出力光量を変
化させることが可能となっている。3はネガフィルムや
ポジフィルムなどの原稿、4はCCD7への到達光量を
調整するためのNDフィルタが組み込まれたフィルタ
部、5はそのフィルタの切替え装置、6はレンズ群で、
原稿3からの透過光が集光される。
【0029】7はレンズ群6からの透過光を電気信号に
変換する上述のCCD(光電変換素子)、8はCCD7
で得られた電気信号に電気的オフセットやゲインをかけ
るアナログ処理系、9はそのアナログ出力をデジタル信
号に変換するA/D変換装置、10はそのデジタル信号
を更に別のデジタル信号に変換するためのデジタル信号
変換テーブル(参照テーブル)、11はそのテーブル
(LUT)10を設定するLUT設定装置である。
【0030】12は色空間変換マトリクス回路、13は
そのマトリクスを設定するマトリクス設定装置、14は
画像を圧縮処理する画像圧縮装置、15はホスト装置1
02の指定に従って上記アナログ処理系8における増幅
段のゲイン(Gain)を電気的に設定するゲイン設定
装置(増幅度制御手段)である。
【0031】16は原稿上に塗布された透明磁気層にデ
ジタル記録された撮影情報を読み取る磁気ヘッド、17
は磁気ヘッド16の出力を増幅するヘッドアンプ、18
はそのアナログ出力信号をデジタル信号に変換するA/
D変換装置である。
【0032】21,22はそれぞれプレスキャン画像、
本スキャン画像を蓄積するための記憶装置、23は各部
を制御するCPU、24は入力装置、25はスキャナー
101から送られるデジタル信号をデコードして、記録
された撮影情報を得るための撮影情報デコード手段であ
る。
【0033】次に、各部の処理の流れについて図2のフ
ローチャートにより説明する。このスキャニング処理
は、ユーザーがスキャン開始を指示することから始ま
る。
【0034】まず、図2のステップ201において、ユ
ーザーが図1の入力装置24からスキャンするフィルム
の種類(ネガ,ポジ)を入力する。これに応じてホスト
装置102は、スキャナー101にプレスキャン用のデ
フォールト条件設定を指示し、スキャナー101がその
設定を行う(ステップ205)。このときの条件はフィ
ルムの種類に固有のものであり、各々の種類のシーン分
析に適したフィルムの濃度域をカバーする濃度取得範囲
を持つように、図1の調光装置2、フィルタ切替え装置
5、アナログ処理系8における電気的ゲイン量が設定さ
れ、またネガポジ変換を含むテーブルがLUT設定装置
11を通して設定される。
【0035】上述のプレスキャンは、本スキャンに比べ
低解像度で行われる(ステップ206)。そして、上記
の設定条件でフィルム原稿から得られたアナログ信号は
A/D変換装置9によりデジタル信号に変換され、デジ
タル信号変換テーブル10によって更に別の信号に変換
される。このようにして得られたプレスキャン画像は、
ホスト装置102のプレスキャン画像用記憶装置21に
蓄積される(ステップS202)。
【0036】CPU23は、入力されたプレスキャン画
像からヒストグラムを作成し、フィルムの平均的濃度、
濃度の分布などの特徴を割り出す(ステップ203)。
そして、その解析結果を基に最適な本スキャン条件とな
るように光源1の光量,フィルタ,LUT,色空間変換
マトリクスを設定するために、調光装置2,フィルタ切
替え装置5,LUT設定装置11,マトリクス設定装置
13を制御する(ステップ207)。
【0037】次に、上記のように設定された本スキャン
条件で、本スキャンが行われる(ステップ208)。そ
の際、フィルタを通して透過した光がCCD7により電
気信号に変換されてA/D変換されるまでの流れは、上
述のプレスキャンと同様である。その後、本スキャン用
に設定されたデジタル信号変換テーブル10で変換され
た後、色空間変換マトリクス回路12を経て画像圧縮装
置14で画像圧縮されてからホスト装置102の本スキ
ャン画像用記憶装置22に蓄積される(ステップ20
4)。
【0038】ここで、原稿1がポジフィルムの場合は、
ラチチュードが狭く、撮影時にフィルムの濃度範囲すべ
てが撮影シーンの最も重要な輝度域に当てはまるように
コントロールしなくてはならない。このため、ポジフィ
ルム上の濃度域は常に一定で、スキャニング条件をシー
ン毎にコントロールする必要はあまりない。一方、ネガ
フィルムの場合は、ラチチュードが広く、極めて広い露
出範囲に対して濃度変化するため、露出の過不足があっ
ても撮影シーンの輝度域はフィルムの濃度域のいずれか
の部分に記録可能である。したがって、スキャニングに
当たっては広い濃度域の部分に存在する撮影シーンの輝
度域に相当する濃度域を的確に抽出しなければならな
い。そこで、以後の説明ではネガフィルムのスキャニン
グの場合について説明する。
【0039】まず、図3〜図5によりプレスキャニング
での処理について説明する。図3はカラーネガフィルム
のセンシトメトリック特性線図上に、取得すべきシーン
の輝度域Sとともにプレスキャニングによる濃度取得範
囲を表わしたものであり、縦軸は光学的透過濃度、横軸
はフィルムに与えられた露光量の対数となっている。
【0040】カラーフィルムには、色素の理想的分光吸
収に対する偏差を取り除くために、通常オレンジマスキ
ングが与えられており、その結果赤(R)G(緑)B
(青)各々の濃度は重なることなく、互いにシフトして
いる。したがって、取得すべきシーンの輝度域Sに対応
した濃度域DB,DG,DRも、RGBそれぞれシフト
しており、プリスキャニングの濃度取得範囲は、すべて
のシーンが取り得る範囲、すなわちフィルムの濃度域す
べてをカバーする範囲DPに設定される。
【0041】図4はこの条件でスキャニングされた画像
データのA/D変換装置9の出力のヒストグラムであ
る。図4ではA/D変換装置9の精度が例えば10ビッ
トである時に、0から1023のデジタルカウント値に
対するデータの頻度が示されている。図4の(A)はB
データ、(B)はGデータ、(C)はRデータにそれぞ
れ対応しているが、この時得られたヒストグラムはネガ
画像のもので、データは一部分に集中し、かつオレンジ
マスキングによるシフトを伴ったものである。
【0042】上記のデータが変換テーブル10に入力さ
れ、ネガポジ変換とオレンジマスキングによるシフトの
除去を行ったデータのヒストグラムは図5に示すとおり
である。本ヒストグラムは、ポジ画像データのヒストグ
ラムとなっており、このヒストグラムの解析により本ス
キャニングの条件設定を行う。
【0043】次に、図6〜図8により本スキャニング時
の処理について説明する。図6はシーン輝度域Sに対し
て、本スキャンの濃度取得域がどのように設定されるか
を示しており、RGB各色に対してシフトし、シーン輝
度域に対応した濃度域のみを取り出すDB´,DG´,
DR´が設定される。図6で、シーン輝度域の右端と左
端の各々に取得濃度範囲を設定する手段は異なってい
る。
【0044】シーン輝度域左端、つまりシーンのシャド
ウ限界に対しては、光源1、フィルタの選択、及びアナ
ログゲインで決定されるトータルゲインの設定によっ
て、目的とする濃度点の透過光量が、A/D変換装置9
が最大のデジタルカウント値、例えば1023を出力す
るための電圧値に、アナログ処理系8のアンプの出力が
合致するようにコントロールされる。図7はその結果の
データのヒストグラムを示しており、RGBすべてのデ
ータの最大値が1023のカウント値に調整されてい
る。
【0045】また、シーン輝度域の右端、つまりシーン
のハイライトに対応するデータは、それぞれLB,L
G,LRになっており、0ではない。このLB,LG,
LRから1023に分布するデータを変換テーブル10
によってネガポジ変換とともにデータの分布する部分を
8ビットにマッピングすることにより、0から255の
範囲の8ビットデータすべてをシーン輝度域に対応させ
る。図8はその結果のデータのヒストグラムを示してい
る。
【0046】なお、ポジフィルムに対しては、トータル
ゲインによる処理が輝度域右端に対応し、LUTによる
処理が輝度域左端に対応する。
【0047】ここで、プレスキャニングデータのヒスト
グラムを解析し、輝度域右端つまりシーンハイライトに
対するスキャニング設定を決定する際、各シーンの特性
に合わせた設定を行う必要がある。図9〜図11はそれ
ぞれ特性の異なるシーンのシーン輝度右端部分のプレス
キャニングデータヒストグラムの拡大図である。図9は
通常のシーンで、画面内に白い部分を含むシーン、図1
0は画面内に白い部分を含まないシーン、図11は蛍光
灯を撮影光源とするシーンである。
【0048】これらを比較すると、RGB各分布の最明
点の位置の違いに特徴がある。図9の画面内に白い部分
を含む通常のシーンでは、白い画素の存在により最明点
データはRGBそろっており、相互の差は小さい。した
がって、濃度取得範囲のハイライト側限界をRGB共通
の範囲として設定することができる。
【0049】図10は画面内に白い部分を持たず、各色
最明点は純色か純色に近い色の画素によって決まってお
り、最明点データのRGB間の差は大きい。この時、画
面内の純色を保ったデータ取得を行うためには、このR
GB最明点データの差を保たなければならない。したが
って、RGBの中で最も大きいデータを基準に全色同一
条件を設定しなくてはならない。つまり、図9と図10
のヒストグラムに対しては、全色同一の設定が必要であ
る。
【0050】図11は撮影光源が蛍光灯の場合であり、
蛍光灯のGに偏った発色を補正する必要のあるシーンで
ある。この時最明点のRGBデータは、差に関しては図
9と図10の中間の大きさであり、GがRBいずれより
も大きなデータを持つというパターン上の特徴を持つも
のである。このシーンに対して、蛍光灯による色の偏差
を除去するには、各色個別に最明点データがデジタルデ
ータ上最大カウント値を持つように本スキャニング条件
の設定を行う必要がある。
【0051】以上を総合すると、最明点(ピーク)デー
タの処理について、全色共通の条件設定を行うか、各色
個別の条件設定を行うかについてRGB間の最明点デー
タの差の大きさに基づいて行うことができる。すなわ
ち、その差が極めて小さいかあるいは極めて多い場合に
は全色同一、それ以外の場合には各色個別に行うことに
なる。
【0052】図12は実際の処理の流れを示すフローチ
ャートである。まず、ステップ301で既に説明したよ
うに、フィルムの濃度域すべてをカバーするデフォルト
のスキャニング条件設定によりプレスキャニングを行
う。ステップ302では、得られたプレスキャン画像
(ポジ画像)のヒストグラム上で、RGB各色の最明点
データを比較する。そして、ステップ303でRGB各
色間の差が第1の閾値Aと第2の閾値Bの間にあるかチ
ェックし、ある場合にはステップ305、ない場合には
ステップ304に進む。
【0053】ステップ304は画面内に正しい白が存在
するか、あるいは純色が存在すると判断された場合の処
理で、全色同一に、RGB内で最も明るいデータが最終
出力データで最大カウント値を持つようにスキャニング
設定を行う。ステップ305は画面内のRGBの最明点
間の偏差を補正すべき場合の処理で、各色個別に、最明
点データが最終出力データで最大カウント値を持つよう
にスキャニング条件を設定する。
【0054】そして、ステップ306でステップ304
あるいはステップ305によって設定されたスキャニン
グ条件の設定に従って本スキャンが行われる。
【0055】本実施例によれば、プレスキャニングによ
って得られた画像データのヒストグラムに基づき、その
分布形状の端部の位置の比較という極めて簡便な処理に
より、ネガフィルムに対するスキャニング条件を自動的
に設定可能とし、特に画面内に存在する色の偏りが被写
体に基づく補正すべきでないものか、あるいは光源色に
基づくような補正すべきものであるかの判定とその処理
を含んだ自動化が可能となる。
【0056】次に、他の濃度範囲の設定処理について説
明する。この処理は、上述の処理に加えて、フィルム上
に記録された撮影情報を図1に示す磁気ヘッド16によ
ってピックアップし、その撮影情報をコード手段により
解読することによって、撮影情報の中からカメラが撮影
光源を人工光源つまりタングステン光や蛍光灯であると
判定したか否かを判定するようにしており、これをCP
U23の処理により行う。また、プレスキャンのヒスト
グラムの解析は、最明点の各色毎の位置のパターンによ
り、画面をスキャンした情報から撮影光源がタングステ
ンや蛍光灯であるかどうかを推定するようにしており、
これを同様にCPU23の処理により行う。
【0057】上記の動作を図13のフローチャートに従
って説明する。まず、ステップ401でプレスキャンを
行い、各色のヒストグラムを得る。そしてステップ40
2で、得られたプレスキャン画像(ポジ画像)のヒスト
グラム上で、RGB各色の最明点データを比較し、RG
B各色間の差が第1の閾値と第2の閾値の間にあるかチ
ェックし、その間にある場合はステップ403に進み、
ない場合はステップ404に進む。ステップ403では
評価値に1を与え、ステップ404では評価値に0を与
える。
【0058】次に、ステップ405で、撮影情報デコー
ド手段25の出力データに基づき、カメラの光源判定を
行って異種光源であるかどうかを解読する。カメラが異
種光源と判定した場合はステップ406に進み、判定し
ない場合はステップ407に進む。ステップ406では
評価値に1を与え、ステップ407では評価値に0を与
える。
【0059】そして、ステップ408で、ステップ40
3または404で得られた評価値にステップ406また
は407で得られた評価値を加算し、続いてステップ4
09でプレスキャン画像(ポジ画像)のヒストグラム上
でRGB各色の最明点データを比較し、RGB各色の位
置のパターン認識を行う。この時、RGB各色の位置の
パターンがR>G>B(タングステン光パターン)であ
るかあるいはGが最も大きい(蛍光灯パターン)かをチ
ェックし、その二つのパターンのいずれかにマッチする
場合はステップ410に進み、いずれにもマッチしない
場合はステップ411に進む。ステップ410では評価
値に1を与え、ステップ411では評価値に0を与え
る。
【0060】次に、ステップ412で、ステップ408
で得られた評価値加算値にステップ410または412
で得られた評価値を更に加算する。そしてステップ41
3で、総加算値を2と比較し、2以上であればステップ
414に進み、1以下であればステップ415に進む。
ステップ414は、当該画面が、昼光色で撮影されて画
面内に正しい白が存在するか、あるいは純色が存在する
と判断された場合の処理で、全色同一でRGB内で最も
明るいデータが最終出力データで最大カウントを持つよ
うなスキャニング設定を行う。
【0061】またステップ415は、異種光源下で撮影
されて画面内のRGBの最明点間の偏差を補正すべき場
合の処理で、各色個別に最明点データが最終出力でデー
タで最大カウントを持つようにスキャニング条件を設定
する。そしてステップ416で、ステップ414または
ステップ415によって設定されたスキャニング条件に
より本スキャンが行われる。
【0062】このような処理によれば、多数の判断基準
に従って本スキャニングの基本条件の設定が行われるた
め、単独の判断基準に誤りがあっても、最終判断を正確
に保つことができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャニングによる原稿からの取得濃度範囲の設定を、
分解した各色のピークの検出とそれらの比較によって行
うことにより、正確に行うことが可能である。
【0064】更に、取得濃度範囲の設定を光電変換素子
の出力電圧の調整手段、より具体的には原稿の照明光源
の光量制御手段、光電変換素子の出力電圧の増幅度制御
手段により行うことにより、広い範囲での調整を任意に
行うことができる。
【0065】また、取得濃度範囲の設定をデジタル信号
変換用の参照テーブルを用いて行うことにより、ガンマ
特性を制御することが可能である。
【0066】また、各色の最明点の検出手段として、ヒ
ストグラムの生成解析手段を持ち、更に検出された最明
点の間の比較を行うことをベースに取得濃度範囲を決定
することにより、正確な濃度範囲の取得が可能である。
【0067】更に、フィルムに記録された撮影情報と、
各色の最明点間のパターン判定という複数の判定基準を
持つことにより、より誤りの少ない取得濃度域の決定が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示すブロック図
【図2】 プレスキャニングと本スキャニングの処理を
示すフローチャート
【図3】 プレスキャニングによるカラーネガフィルム
に対する取得濃度範囲を示す図
【図4】 プレスキャニングによって得られるA/Dコ
ンバータの出力のヒストグラム
【図5】 プレスキャニングによって得られるLUT処
理後の出力のヒストグラム
【図6】 本スキャニングによるカラーネガフィルムに
対する取得濃度範囲を示す図
【図7】 本スキャニングによって得られるA/Dコン
バータの出力のヒストグラム
【図8】 本スキャニングによって得られるLUT処理
後の出力のヒストグラム
【図9】 画面内に白い点を持つ場合にプレスキャニン
グによって得られるヒストグラム最明点のバラツキを示
す図
【図10】 画面内に白い点を持たない場合にプレスキ
ャニングによって得られるヒストグラム最明点のバラツ
キを示す図
【図11】 異種光源の場合にプレスキャニングによっ
て得られるヒストグラム最明点のバラツキを示す図
【図12】 プレスキャニングに基づく取得濃度範囲の
設定のフローチャート
【図13】 プレスキャニングに基づく他の取得濃度範
囲の設定のフローチャート
【符号の説明】
1 光源 2 調光装置(光量制御手段) 3 原稿 7 CCD(光電変換素子) 8 アナログ処理系 10 デジタル信号変換テーブル(参照テーブル) 15 ゲイン設定装置(増幅度制御手段) 16 磁気ヘッド 23 CPU 24 入力装置 25 撮影情報デコード手段 101 スキャナー 102 ホスト装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解機能を持つスキャナーと、形成画
    像の濃度範囲を設定する設定手段と、前記スキャナーで
    読み取った原稿画像の各色のピークを検出する検出手段
    と、検出した各色のピークのデータを比較して前記濃度
    範囲を決定する決定手段とを備えたことを特徴とする画
    像濃度調整装置。
  2. 【請求項2】 濃度範囲の設定手段は、光電変換素子の
    出力電圧の調整により設定することを特徴とする請求項
    1記載の画像濃度調整装置。
  3. 【請求項3】 光電変換素子の出力電圧の調整は、原稿
    を照明する光源の光量制御により行うことを特徴とする
    請求項2記載の画像濃度調整装置。
  4. 【請求項4】 光電変換素子の出力電圧の調整は、光電
    変換素子の出力電圧の増幅度制御により行うことを特徴
    とする請求項2記載の画像濃度調整装置。
  5. 【請求項5】 濃度範囲の設定手段は、デジタル信号を
    変換する参照テーブルを用いることを特徴とする請求項
    2記載の画像濃度調整装置。
  6. 【請求項6】 デジタル信号を変換する参照テーブル
    は、データのビット数を変換するテーブルであることを
    特徴とする請求項5記載の画像濃度調整装置。
  7. 【請求項7】 各色のピークの検出手段は、分解した各
    色の階調ヒストグラムの生成及びそのヒストグラムの解
    析を行って検出することを特徴とする請求項1記載の画
    像濃度調整装置。
  8. 【請求項8】 各色のピークの比較に基づく濃度範囲の
    決定手段は、ポジ画像上のピーク間の関係を解析するこ
    とにより各色毎の濃度範囲を決定することを特徴とする
    請求項1記載の画像濃度調整装置。
  9. 【請求項9】 各色のピークの比較に基づく濃度範囲の
    決定手段は、ポジ画像上のピークのデジタルデータの大
    小を比較することにより各色毎の濃度範囲を決定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像濃度調整装置。
  10. 【請求項10】 濃度範囲の決定手段は、ポジ画像上の
    ピークのデジタルデータの差が第1の閾値よりも小さい
    場合と第2の閾値よりも大きい場合はポジ画像上の低濃
    度側の範囲を全色を通じての最大デジタルデータに基づ
    き全色同一と決定し、前記の差が第1の閾値と第2の閾
    値の間である場合はポジ画像上の低濃度側の範囲を各色
    の最大デジタルデータに基づき各色個別に決定すること
    を特徴とする請求項9記載の画像濃度調整装置。
  11. 【請求項11】 各色のピークの比較に基づく濃度範囲
    の決定手段は、ポジ画像上のピークのデジタルデータの
    差の評価機能と、各色の大小のパターン評価機能及び原
    稿上に記録された撮影情報の読み取り機能を有し、それ
    らの評価結果に従って濃度範囲を決定することを特徴と
    する請求項1記載の画像濃度調整装置。
  12. 【請求項12】 各色のピークのデジタルデータの差の
    評価は、ポジ画像上のピークのデジタルデータの差が第
    1の閾値よりも小さい場合と第2の閾値よりも大きい場
    合はポジ画像上の低濃度側の範囲を全色を通じての最大
    デジタルデータに基づき全色同一とし、前記の差が第1
    の閾値と第2の閾値の間である場合はポジ画像上の低濃
    度側の範囲を各色の最大デジタルデータに基づき各色個
    別に決定するという評価値を発生することを特徴とする
    請求項11記載の画像濃度調整装置。
  13. 【請求項13】 各色の大小パターン評価は、特定のパ
    ターンに対する合致を検出するパターン認識機能を有
    し、非合致時にはポジ画像上の低濃度側の範囲を全色を
    通じての最大デジタルデータに基づき全色同一とし、合
    致時にはポジ画像上の低濃度側の範囲を各色の最大デジ
    タルデータに基づき各色個別に決定するという評価値を
    発生することを特徴とする請求項11記載の画像濃度調
    整装置。
  14. 【請求項14】 パターン認識は、特定のパターンとし
    て蛍光灯や電灯などの異種光源で照明されたシーンに対
    応するパターンを持つことを特徴とする請求項11記載
    の画像濃度調整装置。
  15. 【請求項15】 色分解機能を持つスキャナーにより原
    稿画像を読み取って形成画像の濃度範囲を調整する調整
    方法において、前記スキャナーで読み取った原稿画像の
    各色のピークを検出し、その検出した各色のピークのデ
    ータを比較して前記濃度範囲を決定することを特徴とす
    る画像濃度調整方法。
  16. 【請求項16】 各色のピークの検出は、分解した各色
    の階調ヒストグラムを解析することにより行うことを特
    徴とする請求項15記載の画像濃度調整方法。
  17. 【請求項17】 各色のピークの比較に基づく濃度範囲
    の決定は、ポジ画像上のピーク間の関係を解析すること
    により各色毎に行うことを特徴とする請求項15記載の
    画像濃度調整方法。
  18. 【請求項18】 各色の最高輝度点の比較に基づく濃度
    範囲の決定は、ポジ画像上のピークのデジタルデータの
    差、各色の大小のパターン及び原稿上に記録された撮影
    情報の評価結果に従って行うことを特徴とする請求項1
    5記載の画像濃度調整方法。
JP01867297A 1997-01-31 1997-01-31 画像形成システム及び画像形成方法 Expired - Fee Related JP3706708B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01867297A JP3706708B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 画像形成システム及び画像形成方法
TW087100875A TW389017B (en) 1997-01-31 1998-01-22 Image reading method capable of automatically adjusting image readconditions and image read apparatus adopting the method
US09/076,167 US6289119B1 (en) 1997-01-31 1998-01-27 Image reading method capable of automatically adjusting image read conditions and image read apparatus adopting the method
EP04020185A EP1480446A3 (en) 1997-01-31 1998-01-28 Image reading method capable of automatically adjusting image read conditions and image read apparatus adopting the method
EP98101492A EP0856987A3 (en) 1997-01-31 1998-01-28 Image reading method capable of automatically adjusting image read conditions and image read apparatus adopting the method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01867297A JP3706708B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 画像形成システム及び画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10224645A true JPH10224645A (ja) 1998-08-21
JP3706708B2 JP3706708B2 (ja) 2005-10-19

Family

ID=11978105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01867297A Expired - Fee Related JP3706708B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 画像形成システム及び画像形成方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6289119B1 (ja)
EP (2) EP0856987A3 (ja)
JP (1) JP3706708B2 (ja)
TW (1) TW389017B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6961066B2 (en) * 1999-04-13 2005-11-01 Athentech Technologies, Inc. Automatic color adjustment for digital images
US6967752B1 (en) * 1999-09-22 2005-11-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image reading apparatus and method
DE10046357C2 (de) * 2000-09-19 2003-08-21 Agfa Gevaert Ag Vorrichtung und Verfahren zum digitalen Erfassen einer Vorlage mit mehreren Einzelbildern
TW501363B (en) * 2001-03-06 2002-09-01 Veutron Corp Method for enhancing scanning resolution
JP2003169177A (ja) * 2001-09-18 2003-06-13 Fuji Photo Film Co Ltd 画像読取装置
TWI246847B (en) * 2004-03-16 2006-01-01 Benq Corp Method and apparatus for improving quality of a scanned image through a preview operation
JP4759393B2 (ja) * 2006-01-20 2011-08-31 株式会社リコー 文書電子化装置、文書電子化方法、文書電子化プログラム及び記録媒体
JP2010114578A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4685071A (en) * 1985-03-18 1987-08-04 Eastman Kodak Company Method for determining the color of a scene illuminant from a color image
US5014332A (en) 1987-03-31 1991-05-07 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image reader
US4926251A (en) * 1987-04-07 1990-05-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Color image processing apparatus with image corrector
JPH0250859A (ja) * 1988-08-11 1990-02-20 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 色分解条件設定方法および装置
JPH03230174A (ja) * 1990-02-05 1991-10-14 Konica Corp カラー画像形成装置
JPH04249975A (ja) * 1990-10-10 1992-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
DE69130941T2 (de) 1990-11-27 1999-09-16 Canon K.K., Tokio/Tokyo Farbbildverarbeitungsgerät
IL101029A (en) * 1992-02-20 1996-01-19 Scitex Corp Ltd Method for identifying elephant type
US5568270A (en) * 1992-12-09 1996-10-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image reading apparatus which varies reading time according to image density
US5495428A (en) * 1993-08-31 1996-02-27 Eastman Kodak Company Method for determining color of an illuminant in an image based on histogram data

Also Published As

Publication number Publication date
EP1480446A2 (en) 2004-11-24
EP0856987A2 (en) 1998-08-05
TW389017B (en) 2000-05-01
EP0856987A3 (en) 1999-10-20
JP3706708B2 (ja) 2005-10-19
US6289119B1 (en) 2001-09-11
EP1480446A3 (en) 2005-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0757473B1 (en) Image processing apparatus and method
US7024035B1 (en) Method of setting region to be subjected to red eye correction and red eye correcting method
US7729019B2 (en) Image reading system and image reading program
US7289664B2 (en) Method of detecting and correcting the red eye
US6271940B1 (en) Color negative scanning and transforming into colors of original scene
EP0267793B1 (en) Color image reading apparatus
EP0862336B1 (en) Automatic white balance detection and correction of an image captured in a digital camera
JP2001148780A (ja) 赤目修正対象領域の設定方法および赤目修正方法
JP3706708B2 (ja) 画像形成システム及び画像形成方法
US6459500B1 (en) Image processing apparatus
JPH11191871A (ja) 画像処理装置
JPH0545745A (ja) 写真焼付露光量の制御方法
JP3964796B2 (ja) 赤目検出および修正方法
JPH1075374A (ja) 画像処理方法および装置
JP2001222710A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3384916B2 (ja) 撮像装置
JPH11328388A (ja) 画像再生方法および装置
JP2001245153A (ja) 画像処理方法および装置
JPH0553221A (ja) 写真画像情報処理方法
JP2629101B2 (ja) ネガカラーフィルムの色分解方法および装置
JPH042269A (ja) カラー画像処理装置
JPH06253149A (ja) 階調画像読取装置
JPH0447753A (ja) 画像読取装置
JP2001211335A (ja) 画像読取方法及び装置
JPH11317880A (ja) 画像再生方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080805

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090805

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees