JPH1022413A - 配線基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法並びにその実装方法 - Google Patents
配線基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法並びにその実装方法Info
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- JPH1022413A JPH1022413A JP17796496A JP17796496A JPH1022413A JP H1022413 A JPH1022413 A JP H1022413A JP 17796496 A JP17796496 A JP 17796496A JP 17796496 A JP17796496 A JP 17796496A JP H1022413 A JPH1022413 A JP H1022413A
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- H01L2924/15311—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極パッド2Aとこの電極パッド2Aの表面
に接続された半田電極6との接続寿命が低下する。 【解決手段】 一表面に、保護膜3Aに形成された開口
4A及びこの開口4Aから表面が露出された電極パッド
2Aを有し、前記電極パッド2Aの表面に球形状の半田
電極6が接続される配線基板10において、前記電極パ
ッド2Aの外周囲の外側に少なくとも前記開口4Aの周
縁の一部を引き出す。
に接続された半田電極6との接続寿命が低下する。 【解決手段】 一表面に、保護膜3Aに形成された開口
4A及びこの開口4Aから表面が露出された電極パッド
2Aを有し、前記電極パッド2Aの表面に球形状の半田
電極6が接続される配線基板10において、前記電極パ
ッド2Aの外周囲の外側に少なくとも前記開口4Aの周
縁の一部を引き出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一表面に、保護膜
に形成された開口及びこの開口から表面が露出された電
極パッドを有し、前記電極パッドの表面に球形状の半田
電極が接続される配線基板及びそれを用いた半導体装置
の製造技術並びにその実装技術に関するものである。
に形成された開口及びこの開口から表面が露出された電
極パッドを有し、前記電極パッドの表面に球形状の半田
電極が接続される配線基板及びそれを用いた半導体装置
の製造技術並びにその実装技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配線基板の実装面(一表面)上に半導体チ
ップを実装する半導体装置においてはCCB(Controll
ed Collapse Bondinhg)方式が採用されている。この
CCB方式は、配線基板の実装面上に半田電極を用いて
半導体チップを実装する方式である。CCB方式は、配
線基板の実装面上に半導体チップをその占有面積内にお
いて実装できるので、ボンディングワイヤ方式に比べて
実装面積並びに信号伝搬経路を縮小できる。
ップを実装する半導体装置においてはCCB(Controll
ed Collapse Bondinhg)方式が採用されている。この
CCB方式は、配線基板の実装面上に半田電極を用いて
半導体チップを実装する方式である。CCB方式は、配
線基板の実装面上に半導体チップをその占有面積内にお
いて実装できるので、ボンディングワイヤ方式に比べて
実装面積並びに信号伝搬経路を縮小できる。
【0003】前記半田電極は球形状で形成され、例えば
Pb−Sn組成の金属材で形成されている。半田電極の
一端側は、半導体チップの製造プロセスにおいて、半導
体チップの主面に配置された電極パッドの表面に接続さ
れ、半田電極の他端側は、半導体装置の製造プロセスに
おいて、配線基板の実装面(一表面)に配置された電極パ
ッドの表面に接続される。
Pb−Sn組成の金属材で形成されている。半田電極の
一端側は、半導体チップの製造プロセスにおいて、半導
体チップの主面に配置された電極パッドの表面に接続さ
れ、半田電極の他端側は、半導体装置の製造プロセスに
おいて、配線基板の実装面(一表面)に配置された電極パ
ッドの表面に接続される。
【0004】前記半田電極の他端側は、配線基板の電極
パッドの表面に活性剤を塗布し、その後、配線基板の電
極パッドの表面に半田電極を配置し、その後、半田電極
を溶融することにより配線基板の電極パッドの表面に接
続される。活性剤は、配線基板の電極パッドに対する半
田電極の濡れ性を確保する目的で塗布される。
パッドの表面に活性剤を塗布し、その後、配線基板の電
極パッドの表面に半田電極を配置し、その後、半田電極
を溶融することにより配線基板の電極パッドの表面に接
続される。活性剤は、配線基板の電極パッドに対する半
田電極の濡れ性を確保する目的で塗布される。
【0005】前記配線基板の実装面及びその実装面に配
置された配線は保護膜で被覆されている。保護膜は、電
極パッドの表面に半田電極を接続する際、半田電極が他
の領域に濡れ広がるのを防止する目的及び配線の剥がれ
や損傷等を防止する目的で形成されている。
置された配線は保護膜で被覆されている。保護膜は、電
極パッドの表面に半田電極を接続する際、半田電極が他
の領域に濡れ広がるのを防止する目的及び配線の剥がれ
や損傷等を防止する目的で形成されている。
【0006】前記配線基板の電極パッドの表面の中央領
域は保護膜に形成された開口から露出され、その表面の
周辺領域は保護膜で被覆されている。つまり、半田電極
は、保護膜に形成された開口を通して電極パッドの表面
に接続される。電極パッドの表面の平面形状及び開口の
平面形状は円形状で形成されている。
域は保護膜に形成された開口から露出され、その表面の
周辺領域は保護膜で被覆されている。つまり、半田電極
は、保護膜に形成された開口を通して電極パッドの表面
に接続される。電極パッドの表面の平面形状及び開口の
平面形状は円形状で形成されている。
【0007】なお、CCB方式を採用する半導体装置に
ついては、例えば工業調査会発行の電子材料〔1994
年、9月号、第22頁乃至第29頁〕に記載されてい
る。
ついては、例えば工業調査会発行の電子材料〔1994
年、9月号、第22頁乃至第29頁〕に記載されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記配線基板の保護膜
に形成された開口の平面形状は円形状で形成されている
ので、配線基板の電極パッドの表面に球形状の半田電極
を配置した時、開口の周縁の全領域は半田電極と接触
し、開口の上部は半田電極で塞がれてしまう。
に形成された開口の平面形状は円形状で形成されている
ので、配線基板の電極パッドの表面に球形状の半田電極
を配置した時、開口の周縁の全領域は半田電極と接触
し、開口の上部は半田電極で塞がれてしまう。
【0009】一方、電極パッドの表面に塗布された活性
剤は半田電極を溶融する時の熱で気化されるが、前述の
ように、開口の上部が半田電極で塞がれているので、気
化した活性剤は開口内に残留してしまう。このため、半
田電極を溶融した時、半田電極に活性剤の巻き込みによ
るボイドが発生し、半田電極と電極パッドとの接続寿命
が著しく低下する。
剤は半田電極を溶融する時の熱で気化されるが、前述の
ように、開口の上部が半田電極で塞がれているので、気
化した活性剤は開口内に残留してしまう。このため、半
田電極を溶融した時、半田電極に活性剤の巻き込みによ
るボイドが発生し、半田電極と電極パッドとの接続寿命
が著しく低下する。
【0010】本発明の目的は、半田電極と電極パッドと
の接続寿命を高めることが可能な技術を提供することに
ある。
の接続寿命を高めることが可能な技術を提供することに
ある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0013】一表面に保護膜に形成された開口及びこの
開口から表面が露出された電極パッドを有し、前記電極
パッドの表面に球形状の半田電極が接続される配線基板
において、前記電極パッドの外周囲の外側に少なくとも
前記開口の周縁の一部を引き出す。
開口から表面が露出された電極パッドを有し、前記電極
パッドの表面に球形状の半田電極が接続される配線基板
において、前記電極パッドの外周囲の外側に少なくとも
前記開口の周縁の一部を引き出す。
【0014】上述した手段によれば、電極パッドの表面
上に球形状の半田電極を配置した時、電極パッドの外周
囲の外側に引き出された開口の周縁は半田電極に接触し
ないので、開口の上部が半田電極によって塞がれてしま
うことはない。従って、電極パッドの表面に活性剤を用
いて半田電極を接続する際、気化した活性剤は外部に放
出され開口内に残留しないので、活性剤の巻き込みで半
田電極に生じるボイドの発生を防止でき、半田電極と電
極パッドとの接続寿命を高めることができる。
上に球形状の半田電極を配置した時、電極パッドの外周
囲の外側に引き出された開口の周縁は半田電極に接触し
ないので、開口の上部が半田電極によって塞がれてしま
うことはない。従って、電極パッドの表面に活性剤を用
いて半田電極を接続する際、気化した活性剤は外部に放
出され開口内に残留しないので、活性剤の巻き込みで半
田電極に生じるボイドの発生を防止でき、半田電極と電
極パッドとの接続寿命を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0016】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】本発明の一実施形態である半導体装置の概
略構成を図1(断面図)に示す。
略構成を図1(断面図)に示す。
【0018】図1に示すように、半導体装置10は、配
線基板1の実装面(一表面)上に半導体チップ5を実装し
ている。
線基板1の実装面(一表面)上に半導体チップ5を実装し
ている。
【0019】前記配線基板1は、例えば、ガラス繊維に
エポキシ樹脂又はポリイミド樹脂を含浸させた樹脂基板
で形成されている。この場合の配線基板1は、15×1
0~6[1/℃]程度の熱膨張係数を有する。
エポキシ樹脂又はポリイミド樹脂を含浸させた樹脂基板
で形成されている。この場合の配線基板1は、15×1
0~6[1/℃]程度の熱膨張係数を有する。
【0020】前記配線基板1の実装面には電極パッド2
Aが複数個配置されている。また、配線基板の実装面と
対向するその裏面(一表面)には電極パッド2Bが複数個
配置されている。この電極パッド2A、電極パッド2B
の夫々は、詳細に図示していないが、配線基板1の内部
配線を介して電気的に接続されている。
Aが複数個配置されている。また、配線基板の実装面と
対向するその裏面(一表面)には電極パッド2Bが複数個
配置されている。この電極パッド2A、電極パッド2B
の夫々は、詳細に図示していないが、配線基板1の内部
配線を介して電気的に接続されている。
【0021】前記半導体チップ5は、例えば、単結晶珪
素からなる半導体基板を主体に構成されている。この場
合の半導体チップ4は3.5×10~6[1/℃]程度の
熱膨張係数を有する。
素からなる半導体基板を主体に構成されている。この場
合の半導体チップ4は3.5×10~6[1/℃]程度の
熱膨張係数を有する。
【0022】前記半導体チップ5には、記憶回路システ
ム、論理回路システム、或はそれらの混合回路システム
が塔載され、その主面には電極パッド5Aが複数個配置
されている。この電極パッド5Aは、半導体チップ5に
塔載された回路システムに電気的に接続されている。
ム、論理回路システム、或はそれらの混合回路システム
が塔載され、その主面には電極パッド5Aが複数個配置
されている。この電極パッド5Aは、半導体チップ5に
塔載された回路システムに電気的に接続されている。
【0023】前記配線基板1の電極パッド2A、半導体
チップ5の電極パッド5Aの夫々は、それらの間に介在
された半田電極6で互いに固着され、電気的にかつ機械
的に接続されている。つまり、本実施形態の半導体装置
は、配線基板1の実装面上にCCB方式で半導体チップ
4を実装している。
チップ5の電極パッド5Aの夫々は、それらの間に介在
された半田電極6で互いに固着され、電気的にかつ機械
的に接続されている。つまり、本実施形態の半導体装置
は、配線基板1の実装面上にCCB方式で半導体チップ
4を実装している。
【0024】前記半田電極6は例えばPb−Sn組成の
金属材で形成されている。半田電極6の一端側は、半導
体チップ5の製造プロセスにおいて、半導体チップ5の
電極パッド5Aの表面に接続され、半田電極6の他端側
は、半導体装置の製造プロセスにおいて、配線基板1の
電極パッド2Aの表面に接続される。半田電極6は、半
導体チップ5の製造プロセスにおいて球形状で形成され
ている。
金属材で形成されている。半田電極6の一端側は、半導
体チップ5の製造プロセスにおいて、半導体チップ5の
電極パッド5Aの表面に接続され、半田電極6の他端側
は、半導体装置の製造プロセスにおいて、配線基板1の
電極パッド2Aの表面に接続される。半田電極6は、半
導体チップ5の製造プロセスにおいて球形状で形成され
ている。
【0025】前記配線基板1の電極パッド2Bの表面に
は球形状の半田電極8が接続されている。つまり、本実
施形態の半導体装置は、配線基板1の裏面に球形状の半
田電極8を配置したBGA(Ball Grid Array)構造で
構成されている。半田電極8は例えばPb−Sn組成の
金属材で形成されている。
は球形状の半田電極8が接続されている。つまり、本実
施形態の半導体装置は、配線基板1の裏面に球形状の半
田電極8を配置したBGA(Ball Grid Array)構造で
構成されている。半田電極8は例えばPb−Sn組成の
金属材で形成されている。
【0026】前記配線基板1の実装面と半導体チップ5
の主面との間の間隙領域には樹脂7が充填されている。
樹脂7は、例えば、シリカ充填剤、硬化促進剤、カップ
リング剤等が添加されたエポキシ系の熱硬化樹脂で形成
されている。
の主面との間の間隙領域には樹脂7が充填されている。
樹脂7は、例えば、シリカ充填剤、硬化促進剤、カップ
リング剤等が添加されたエポキシ系の熱硬化樹脂で形成
されている。
【0027】前記配線基板1の実装面には、電極パッド
2Aに一体化された配線(図示せず)が延在している。こ
の配線は、配線基板1の実装面に形成された保護膜3A
で被覆されている。保護膜3Aは、電極パッド2Aの表
面に半田電極6を接続する際、半田電極6が他の領域に
濡れ拡がるのを防止する目的及び配線の剥がれや損傷等
を防止する目的で形成されている。また、配線基板1の
裏面には、電極パッド2Bに一体化された配線(図示せ
ず)が延在している。この配線は、配線基板1の裏面に
形成された保護膜3Bで被覆されている。保護膜3B
は、電極パッド2Bの表面に半田電極8を接続する際、
半田電極8が他の領域に濡れ拡がるのを防止する目的及
び配線の剥がれや損傷等を防止する目的で形成されてい
る。保護膜3A、保護膜3Bの夫々は、例えばソルダー
レジストで形成されている。
2Aに一体化された配線(図示せず)が延在している。こ
の配線は、配線基板1の実装面に形成された保護膜3A
で被覆されている。保護膜3Aは、電極パッド2Aの表
面に半田電極6を接続する際、半田電極6が他の領域に
濡れ拡がるのを防止する目的及び配線の剥がれや損傷等
を防止する目的で形成されている。また、配線基板1の
裏面には、電極パッド2Bに一体化された配線(図示せ
ず)が延在している。この配線は、配線基板1の裏面に
形成された保護膜3Bで被覆されている。保護膜3B
は、電極パッド2Bの表面に半田電極8を接続する際、
半田電極8が他の領域に濡れ拡がるのを防止する目的及
び配線の剥がれや損傷等を防止する目的で形成されてい
る。保護膜3A、保護膜3Bの夫々は、例えばソルダー
レジストで形成されている。
【0028】前記配線基板1の電極パッド2Aの表面
は、図1及び図2(配線基板の要部平面図)に示すよう
に、保護膜3Aに形成された開口4Aから露出されてい
る。電極パッド2Aの平面形状は例えば円形状で形成さ
れ、開口4Aの平面形状は例えば長穴形状で形成されて
いる。開口4Aの周縁の一部は電極パッド2Aの外周囲
の外側に引き出されている。また、開口4Aの周縁の一
部は電極パッド2Aに一体化された配線2Cの領域を避
けた領域に引き出されている。
は、図1及び図2(配線基板の要部平面図)に示すよう
に、保護膜3Aに形成された開口4Aから露出されてい
る。電極パッド2Aの平面形状は例えば円形状で形成さ
れ、開口4Aの平面形状は例えば長穴形状で形成されて
いる。開口4Aの周縁の一部は電極パッド2Aの外周囲
の外側に引き出されている。また、開口4Aの周縁の一
部は電極パッド2Aに一体化された配線2Cの領域を避
けた領域に引き出されている。
【0029】前記配線基板1の電極パッド3Bの表面
は、図1に示すように、保護膜3Bに形成された開口4
Bから露出されている。この開口4Bは、前述の開口4
Aと同様に構成されている。
は、図1に示すように、保護膜3Bに形成された開口4
Bから露出されている。この開口4Bは、前述の開口4
Aと同様に構成されている。
【0030】次に、前記半導体装置10の製造方法につ
いて、図3乃至図6(製造方法を説明するための断面
図)を用いて説明する。
いて、図3乃至図6(製造方法を説明するための断面
図)を用いて説明する。
【0031】まず、配線基板1及び半導体チップ5を準
備する。半導体チップ5の電極パッド5Aの表面には球
形状の半田電極6が既に接続されている。
備する。半導体チップ5の電極パッド5Aの表面には球
形状の半田電極6が既に接続されている。
【0032】次に、配線基板1の実装面に配置された電
極パッド2Aの表面に活性剤を塗布する。活性剤は、配
線基板1の電極パッド2Aに対する半田電極6の濡れ性
を確保する目的で塗布される。活性剤としては、例えば
ロジン系フラックスを用いる。
極パッド2Aの表面に活性剤を塗布する。活性剤は、配
線基板1の電極パッド2Aに対する半田電極6の濡れ性
を確保する目的で塗布される。活性剤としては、例えば
ロジン系フラックスを用いる。
【0033】次に、図3に示すように、前記配線基板1
の実装面上に半導体チップ5を配置すると共に、配線基
板1の実装面の電極パッド2Aの表面上に半田電極6を
配置する。この工程において、半田電極6は保護膜3A
に形成された開口4Aを通して電極パッド2Aの表面上
に配置されるが、外周囲の外側に引き出された開口4A
の周縁は半田電極6に接触しないので、開口4Aの上部
が半田電極6によって塞がれてしまうことはない。
の実装面上に半導体チップ5を配置すると共に、配線基
板1の実装面の電極パッド2Aの表面上に半田電極6を
配置する。この工程において、半田電極6は保護膜3A
に形成された開口4Aを通して電極パッド2Aの表面上
に配置されるが、外周囲の外側に引き出された開口4A
の周縁は半田電極6に接触しないので、開口4Aの上部
が半田電極6によって塞がれてしまうことはない。
【0034】次に、前記半田電極6を溶融し、図4に示
すように、半田電極6を配線基板1の電極パッド2Aの
表面に接続する。この工程において、電極パッド2Aの
表面に塗布された活性剤は半田電極6の溶融時の熱で気
化し、気化した活性剤は開口4Aの周縁の一部と半田電
極6との間から外部に放出される。つまり、気化した活
性剤は外部に放出され開口4A内に残留しないので、活
性剤の巻き込みで半田電極6に生じるボイドの発生を防
止でき、半田電極6と電極パッド2Aとの接続寿命を高
めることができる。また、開口4Aの周縁の一部は電極
パッド2Aに一体化された配線2Cの領域を避けた領域
に引き出されているので、溶融した半田電極6が配線2
Cに濡れ拡がるのを防止できる。この工程により、半導
体チップ5は配線基板1の実装面上に半田電極6を介在
して実装される。
すように、半田電極6を配線基板1の電極パッド2Aの
表面に接続する。この工程において、電極パッド2Aの
表面に塗布された活性剤は半田電極6の溶融時の熱で気
化し、気化した活性剤は開口4Aの周縁の一部と半田電
極6との間から外部に放出される。つまり、気化した活
性剤は外部に放出され開口4A内に残留しないので、活
性剤の巻き込みで半田電極6に生じるボイドの発生を防
止でき、半田電極6と電極パッド2Aとの接続寿命を高
めることができる。また、開口4Aの周縁の一部は電極
パッド2Aに一体化された配線2Cの領域を避けた領域
に引き出されているので、溶融した半田電極6が配線2
Cに濡れ拡がるのを防止できる。この工程により、半導
体チップ5は配線基板1の実装面上に半田電極6を介在
して実装される。
【0035】次に、前記配線基板1の実装面と前記半導
体チップ5の主面との間の間隙領域に液状の樹脂7を充
填し、その後、熱処理を施して、前記液状の樹脂7を硬
化させる。
体チップ5の主面との間の間隙領域に液状の樹脂7を充
填し、その後、熱処理を施して、前記液状の樹脂7を硬
化させる。
【0036】次に、前記配線基板1の裏面に配置された
電極パッド2Bの表面に活性剤を塗布する。活性剤は、
配線基板1の電極パッド2Bに対する半田電極8の濡れ
性を確保する目的で塗布される。
電極パッド2Bの表面に活性剤を塗布する。活性剤は、
配線基板1の電極パッド2Bに対する半田電極8の濡れ
性を確保する目的で塗布される。
【0037】次に、図5に示すように、前記配線基板1
の裏面の電極パッド2Bの表面上に半田電極8を配置す
る。この半田電極8は例えばガラスマスクを用いたボー
ル供給法で供給される。この工程において、半田電極8
は保護膜3Bに形成された開口4Bを通して電極パッド
2Bの表面上に配置されるが、外周囲の外側に引き出さ
れた開口4Bの周縁は半田電極8に接触しないので、開
口4Bの上部が半田電極8によって塞がれてしまうこと
はない。
の裏面の電極パッド2Bの表面上に半田電極8を配置す
る。この半田電極8は例えばガラスマスクを用いたボー
ル供給法で供給される。この工程において、半田電極8
は保護膜3Bに形成された開口4Bを通して電極パッド
2Bの表面上に配置されるが、外周囲の外側に引き出さ
れた開口4Bの周縁は半田電極8に接触しないので、開
口4Bの上部が半田電極8によって塞がれてしまうこと
はない。
【0038】次に、前記半田電極8を溶融し、図6に示
すように、半田電極8を配線基板1の電極パッド2Bの
表面に接続する。この工程において、電極パッド2Bの
表面に塗布された活性剤は半田電極8の溶融時の熱で気
化し、気化した活性剤は開口4Bの周縁の一部と半田電
極8との間から外部に放出される。つまり、気化した活
性剤は外部に放出され開口4B内に残留しないので、活
性剤の巻き込みで半田電極8に生じるボイドの発生を防
止でき、半田電極8と電極パッド2Bとの接続寿命を高
めることができる。また、開口4Bの周縁の一部は電極
パッド2Bに一体化された配線の領域を避けた領域に引
き出されているので、溶融した半田電極8が配線に濡れ
拡がるのを防止できる。この工程により、半導体装置1
0はほぼ完成する。
すように、半田電極8を配線基板1の電極パッド2Bの
表面に接続する。この工程において、電極パッド2Bの
表面に塗布された活性剤は半田電極8の溶融時の熱で気
化し、気化した活性剤は開口4Bの周縁の一部と半田電
極8との間から外部に放出される。つまり、気化した活
性剤は外部に放出され開口4B内に残留しないので、活
性剤の巻き込みで半田電極8に生じるボイドの発生を防
止でき、半田電極8と電極パッド2Bとの接続寿命を高
めることができる。また、開口4Bの周縁の一部は電極
パッド2Bに一体化された配線の領域を避けた領域に引
き出されているので、溶融した半田電極8が配線に濡れ
拡がるのを防止できる。この工程により、半導体装置1
0はほぼ完成する。
【0039】このように構成された半導体装置10は製
品として出荷される。製品として出荷された半導体装置
10は、図7(要部断面図)に示すように、配線基板11
の実装面上にバンプ電極8を介在して実装される。
品として出荷される。製品として出荷された半導体装置
10は、図7(要部断面図)に示すように、配線基板11
の実装面上にバンプ電極8を介在して実装される。
【0040】前記配線基板11は、例えば、ガラス繊維
にエポキシ樹脂又はポリイミド樹脂を含浸させた樹脂基
板で形成されている。配線基板11の実装面には電極パ
ッド12Aが配置され、この電極パッド12Aの表面に
は半導体装置10の半田電極8が接続される。
にエポキシ樹脂又はポリイミド樹脂を含浸させた樹脂基
板で形成されている。配線基板11の実装面には電極パ
ッド12Aが配置され、この電極パッド12Aの表面に
は半導体装置10の半田電極8が接続される。
【0041】前記配線基板11の実装面には、電極パッ
ド12Aに一体化された配線(図示せず)が延在してい
る。この配線は、配線基板11の実装面に形成された保
護膜13Aで被覆されている。保護膜13Aは、電極パ
ッド2Aの表面に半田電極8を接続する際、半田電極8
が他の領域に濡れ拡がるのを防止する目的及び配線の剥
がれや損傷等を防止する目的で形成されている。保護膜
13Aは、前述の保護膜3Aと同様のソルダーレジスト
で形成されている。
ド12Aに一体化された配線(図示せず)が延在してい
る。この配線は、配線基板11の実装面に形成された保
護膜13Aで被覆されている。保護膜13Aは、電極パ
ッド2Aの表面に半田電極8を接続する際、半田電極8
が他の領域に濡れ拡がるのを防止する目的及び配線の剥
がれや損傷等を防止する目的で形成されている。保護膜
13Aは、前述の保護膜3Aと同様のソルダーレジスト
で形成されている。
【0042】前記配線基板11の電極パッド13Aの表
面は、保護膜13Aに形成された開口14から露出され
ている。この開口14は、前述の開口4Aと同様に構成
されている。
面は、保護膜13Aに形成された開口14から露出され
ている。この開口14は、前述の開口4Aと同様に構成
されている。
【0043】次に、前記半導体装置10の実装方法につ
いて、図7を用いて説明する。
いて、図7を用いて説明する。
【0044】まず、半導体装置10及び配線基板11を
準備する。
準備する。
【0045】次に、前記配線基板11の実装面の電極パ
ッド12Aの表面に活性剤を塗布する。活性剤は、配線
基板1の電極パッド2Bに対する半田電極8の濡れ性を
確保する目的で塗布される。
ッド12Aの表面に活性剤を塗布する。活性剤は、配線
基板1の電極パッド2Bに対する半田電極8の濡れ性を
確保する目的で塗布される。
【0046】次に、前記配線基板11の実装面上に前記
半導体装置10を配置すると共に、前記配線基板11の
実装面の電極パッド12Aの表面上に、前記半導体装置
10の電極パッド2Bの表面に接続された球形状の半田
電極8を配置する。この工程において、半田電極8は保
護膜13Aに形成された開口14Aを通して電極パッド
12Aの表面上に配置されるが、外周囲の外側に引き出
された開口14Aの周縁は半田電極8に接触しないの
で、開口14Aの上部が半田電極8によって塞がれてし
まうことはない。
半導体装置10を配置すると共に、前記配線基板11の
実装面の電極パッド12Aの表面上に、前記半導体装置
10の電極パッド2Bの表面に接続された球形状の半田
電極8を配置する。この工程において、半田電極8は保
護膜13Aに形成された開口14Aを通して電極パッド
12Aの表面上に配置されるが、外周囲の外側に引き出
された開口14Aの周縁は半田電極8に接触しないの
で、開口14Aの上部が半田電極8によって塞がれてし
まうことはない。
【0047】次に、前記半田電極8を溶融し、この半田
電極8を前記配線基板11の実装面の電極パッド12A
の表面に接続する。この工程において、電極パッド12
Aの表面に塗布された活性剤は半田電極8の溶融時の熱
で気化し、気化した活性剤は開口14Aの周縁の一部と
半田電極8との間から外部に放出される。つまり、気化
した活性剤は外部に放出され開口14A内に残留しない
ので、活性剤の巻き込みで半田電極8に生じるボイドの
発生を防止でき、半田電極8と電極パッド12Aとの接
続寿命を高めることができる。また、開口14Aの周縁
の一部は電極パッド12Aに一体化された配線の領域を
避けた領域に引き出されているので、溶融した半田電極
8が配線に濡れ拡がるのを防止できる。この工程によ
り、半導体装置10は実装基板11の実装面上に半田電
極8を介在して実装される。
電極8を前記配線基板11の実装面の電極パッド12A
の表面に接続する。この工程において、電極パッド12
Aの表面に塗布された活性剤は半田電極8の溶融時の熱
で気化し、気化した活性剤は開口14Aの周縁の一部と
半田電極8との間から外部に放出される。つまり、気化
した活性剤は外部に放出され開口14A内に残留しない
ので、活性剤の巻き込みで半田電極8に生じるボイドの
発生を防止でき、半田電極8と電極パッド12Aとの接
続寿命を高めることができる。また、開口14Aの周縁
の一部は電極パッド12Aに一体化された配線の領域を
避けた領域に引き出されているので、溶融した半田電極
8が配線に濡れ拡がるのを防止できる。この工程によ
り、半導体装置10は実装基板11の実装面上に半田電
極8を介在して実装される。
【0048】このように、本実施形態によれば、以下の
作用効果が得られる。
作用効果が得られる。
【0049】(1)実装面(一表面)に、保護膜3Aに
形成された開口4A及びこの開口4Aから表面が露出さ
れた電極パッド2Aを有し、前記電極パッド2Aの表面
に球形状の半田電極6が接続される配線基板1におい
て、前記電極パッド2Aの外周囲の外側に前記開口4A
の周縁の一部を引き出す。この構成により、電極パッド
2Aの表面上に球形状の半田電極6を配置した時、電極
パッド2Aの外周囲の外側に引き出された開口4Aの周
縁は半田電極6に接触しないので、開口4Aの上部が半
田電極6によって塞がれてしまうことはない。従って、
電極パッド2Aの表面に活性剤を用いて半田電極6を接
続する際、気化した活性剤は外部に放出され開口4A内
に残留しないので、活性剤の巻き込みで半田電極6に生
じるボイドの発生を防止でき、半田電極6と電極パッド
2Aとの接続寿命を高めることができる。
形成された開口4A及びこの開口4Aから表面が露出さ
れた電極パッド2Aを有し、前記電極パッド2Aの表面
に球形状の半田電極6が接続される配線基板1におい
て、前記電極パッド2Aの外周囲の外側に前記開口4A
の周縁の一部を引き出す。この構成により、電極パッド
2Aの表面上に球形状の半田電極6を配置した時、電極
パッド2Aの外周囲の外側に引き出された開口4Aの周
縁は半田電極6に接触しないので、開口4Aの上部が半
田電極6によって塞がれてしまうことはない。従って、
電極パッド2Aの表面に活性剤を用いて半田電極6を接
続する際、気化した活性剤は外部に放出され開口4A内
に残留しないので、活性剤の巻き込みで半田電極6に生
じるボイドの発生を防止でき、半田電極6と電極パッド
2Aとの接続寿命を高めることができる。
【0050】また、配線基板1とこの配線基板1の実装
面上に半田電極6を介在して実装された半導体チップ5
との接続寿命を高めることができるので、CCB方式を
採用する半導体装置10の電気的信頼性を高めることが
できる。
面上に半田電極6を介在して実装された半導体チップ5
との接続寿命を高めることができるので、CCB方式を
採用する半導体装置10の電気的信頼性を高めることが
できる。
【0051】(2)実装面と対向する裏面(一表面)に、
保護膜3Bに形成された開口4B及びこの開口4Bから
表面が露出された電極パッド2Bを有し、前記電極パッ
ド2Bの表面に球形状の半田電極8が接続される配線基
板1において、前記電極パッド2Bの外周囲の外側に前
記開口4Bの周縁の一部を引き出す。この構成により、
前述の開口4Aの場合と同様の作用が得られるので、半
田電極8と電極パッド2Bとの接続寿命を高めることが
できる。
保護膜3Bに形成された開口4B及びこの開口4Bから
表面が露出された電極パッド2Bを有し、前記電極パッ
ド2Bの表面に球形状の半田電極8が接続される配線基
板1において、前記電極パッド2Bの外周囲の外側に前
記開口4Bの周縁の一部を引き出す。この構成により、
前述の開口4Aの場合と同様の作用が得られるので、半
田電極8と電極パッド2Bとの接続寿命を高めることが
できる。
【0052】また、配線基板1の実装面と対向するその
裏面に配置された電極パッド2Bと、この電極パッド2
Bの表面に接続された半田電極8との接続寿命を高める
ことができるので、BGA構造を採用する半導体装置1
0の電気的信頼性を高めることができる。
裏面に配置された電極パッド2Bと、この電極パッド2
Bの表面に接続された半田電極8との接続寿命を高める
ことができるので、BGA構造を採用する半導体装置1
0の電気的信頼性を高めることができる。
【0053】(3)実装面(一表面)に、保護膜13A
に形成された開口14A及びこの開口14Aから表面が
露出された電極パッド12Aを有し、前記電極パッド1
2Aの表面に球形状の半田電極8が接続される配線基板
11において、前記電極パッド12Aの外周囲の外側に
前記開口14Aの周縁の一部を引き出す。この構成によ
り、前述の配線基板1の場合と同様の作用が得られるの
で、半田電極8と電極パッド12Aとの接続寿命を高め
ることができる。
に形成された開口14A及びこの開口14Aから表面が
露出された電極パッド12Aを有し、前記電極パッド1
2Aの表面に球形状の半田電極8が接続される配線基板
11において、前記電極パッド12Aの外周囲の外側に
前記開口14Aの周縁の一部を引き出す。この構成によ
り、前述の配線基板1の場合と同様の作用が得られるの
で、半田電極8と電極パッド12Aとの接続寿命を高め
ることができる。
【0054】また、配線基板11とこの配線基板11の
実装面上に半田電極8を介在して実装された半導体装置
10との接続寿命を高めることができるので、配線基板
11と半導体装置10との電気的信頼性を高めることが
できる。
実装面上に半田電極8を介在して実装された半導体装置
10との接続寿命を高めることができるので、配線基板
11と半導体装置10との電気的信頼性を高めることが
できる。
【0055】なお、図8(配線基板の要部平面図)に示す
ように、開口4Aは、その周縁の全領域を電極パッド2
Aの外周囲の外側に引き出した平面形状で形成してもよ
い。この場合、半田電極6は電極パッド2Aの表面の全
面に接続されるので、半田電極6と電極パッド2Aとの
接続寿命を更に高めることができる。
ように、開口4Aは、その周縁の全領域を電極パッド2
Aの外周囲の外側に引き出した平面形状で形成してもよ
い。この場合、半田電極6は電極パッド2Aの表面の全
面に接続されるので、半田電極6と電極パッド2Aとの
接続寿命を更に高めることができる。
【0056】また、図9(配線基板の要部平面図)に示す
ように、開口4Aは、複数の電極パッド2Aの夫々の表
面を露出する平面形状で形成してもよい。
ように、開口4Aは、複数の電極パッド2Aの夫々の表
面を露出する平面形状で形成してもよい。
【0057】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0058】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0059】電極パッドとこの電極パッドの表面に接続
された半田電極との接続寿命を高めることができる。
された半田電極との接続寿命を高めることができる。
【図1】本発明の一実施形態である半導体装置の断面図
である。
である。
【図2】前記半導体装置に塔載された配線基板の要部平
面図である。
面図である。
【図3】前記半導体装置の製造方法を説明するための断
面図である。
面図である。
【図4】前記半導体装置の製造方法を説明するための断
面図である。
面図である。
【図5】前記半導体装置の製造方法を説明するための断
面図である。
面図である。
【図6】前記半導体装置の製造方法を説明するための断
面図である。
面図である。
【図7】前記半導体装置を配線基板上に実装した状態の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図8】本発明の一実施形態の第1変形例である配線基
板の要部平面図である。
板の要部平面図である。
【図9】本発明の一実施形態の第1変形例である配線基
板の要部平面図である。
板の要部平面図である。
1…配線基板、2A,2B,12A…電極パッド、3
A,3B,13A…保護膜、4A,4B,14A…開
口、5…半導体チップ、6…半田電極、7…樹脂、8…
半田電極、11…配線基板。
A,3B,13A…保護膜、4A,4B,14A…開
口、5…半導体チップ、6…半田電極、7…樹脂、8…
半田電極、11…配線基板。
Claims (5)
- 【請求項1】 一表面に、保護膜に形成された開口及び
この開口から表面が露出された電極パッドを有し、前記
電極パッドの表面に球形状の半田電極が接続される配線
基板において、前記電極パッドの外周囲の外側に少なく
とも前記開口の周縁の一部が引き出されていることを特
徴とする配線基板。 - 【請求項2】 前記開口の周縁の一部は、前記電極パッ
ドに一体化された配線の領域を避けた領域に引き出され
ていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。 - 【請求項3】 前記電極パッドの平面形状は円形状で形
成され、前記開口部の平面形状は長穴形状で形成されて
いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配
線基板。 - 【請求項4】 半導体装置の製造方法において、一表面
に、保護膜に形成された開口及びこの開口から表面が露
出された電極パッドを有し、前記電極パッドの外周囲の
外側に少なくとも前記開口の周縁の一部が引き出された
配線基板を準備する工程と、前記配線基板の電極パッド
の表面に活性剤を塗布し、その後、前記配線基板の電極
パッドの表面上に球形状の半田電極を配置する工程と、
前記半田電極を溶融し、この半田電極を前記配線基板の
電極パッドの表面に接続する工程を備えたことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 半導体装置の実装方法において、一表面
に、保護膜に形成された開口及びこの開口から表面が露
出された電極パッドを有し、前記電極パッドの外周囲の
外側に少なくとも前記開口の周縁の一部が引き出された
配線基板を準備する工程と、前記配線基板の一表面の電
極パッドの表面に活性剤を塗布し、その後、前記配線基
板の一表面上に半導体装置を配置すると共に、前記配線
基板の一表面の電極パッドの表面上に前記半導体装置の
電極パッドの表面に接続された球形状の半田電極を配置
する工程と、前記半田電極を溶融し、この半田電極を前
記配線基板の一表面の電極パッドの表面に接続する工程
を備えたことを特徴とする半導体装置の実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17796496A JPH1022413A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 配線基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法並びにその実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17796496A JPH1022413A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 配線基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法並びにその実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1022413A true JPH1022413A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16040163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17796496A Pending JPH1022413A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 配線基板及びそれを用いた半導体装置の製造方法並びにその実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1022413A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007035731A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Kyocer Slc Technologies Corp | 配線基板 |
JP2009099929A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 印刷回路基板 |
WO2017150060A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | 株式会社フジクラ | 実装構造及びモジュール |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17796496A patent/JPH1022413A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007035731A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Kyocer Slc Technologies Corp | 配線基板 |
JP2009099929A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 印刷回路基板 |
WO2017150060A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | 株式会社フジクラ | 実装構造及びモジュール |
CN107924847A (zh) * | 2016-02-29 | 2018-04-17 | 株式会社藤仓 | 安装结构以及模块 |
US10763200B2 (en) | 2016-02-29 | 2020-09-01 | Fujikura Ltd. | Mounting structure and module |
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