JPH10223812A - 半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ - Google Patents

半導体用ヒートシンクおよびその製造方法ならびにそれを用いた半導体パッケージ

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JPH10223812A
JPH10223812A JP9023891A JP2389197A JPH10223812A JP H10223812 A JPH10223812 A JP H10223812A JP 9023891 A JP9023891 A JP 9023891A JP 2389197 A JP2389197 A JP 2389197A JP H10223812 A JPH10223812 A JP H10223812A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱膨張係数が半導体材料に近く、かつ熱伝導
率が低い半導体用ヒートシンクおよびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 複数のダイヤモンド粒子1と金属酸化物
2と金属3とを有する複合体を含む半導体用ヒートシン
クであって、金属炭化物2とダイヤモンド粒子1とでマ
トリックスを形成しており、そのマトリックスの隙間に
金属3が存在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバイスの放熱用
のヒートシンクおよびその製造方法ならびにそのヒート
シンクを備えたパッケージあるいは放熱治具などに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、ヒートシンクしてCu(銅)
が典型的な例であった。しかし、Cuは398W/mK
という比較的高い熱伝導率を持っているが、熱膨張係数
が17ppm/℃という大きな値であった。このため、
Cuと半導体(たとえばSi:4.2ppm/℃やGa
As:6〜7ppm/℃)とを接合した場合、その接合
時の加熱温度から室温への冷却過程もしくは半導体素子
の動作時の最高温度から室温への冷却過程において、双
方に大きな熱応力がかかり、利用できない場合も多い。
そこで、CuW、CuMoのように熱膨張係数の低い材
料(W(タングステン)やMo(モリブデン))との合
金が利用され、熱膨張率をコントロールできる材料でヒ
ートシンクをパッケージに合うように設計することが可
能となっている。しかしながら、この場合には、合金化
する金属(W、Mo)の熱伝導率が小さいために合金の
熱伝導率が約200W/mKとCu以下の値となってい
る。
【0003】ダイヤモンドは室温から200℃の高温域
にかけて材料中で最も熱伝導率の高い材料である。しか
も、室温付近での熱膨張率は通常の半導体材料(Si
(シリコン)、GaAs(ガリウム・ヒ素))に比べて
1.5ppm/℃程度と小さい。
【0004】そこでこのような特性のダイヤモンドを金
属材料に埋込むことが考えられる。このような工夫は、
たとえば特開昭62−249462号公報、特開平2−
170452号公報、特開平3−9552号公報、特開
平4−231436号公報、特開平4−259305号
公報、特開平5−291444号公報、特開平5−34
7370号公報などに見られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2494
62号公報では、熱伝導率を向上させるために樹脂の中
にダイヤモンドが含有されている。しかし、樹脂は一般
的に熱伝導率がよくなく、それほどの工夫もされなかっ
たので、熱伝導率はそれほど改善されていない。
【0006】また、特開平2−170452号公報、特
開平4−231436号公報、特開平4−259305
号公報および特開平5−347370号公報では金属マ
トリックス中にダイヤモンド粒子を埋込むという内容が
示されている。このマトリックスをなす金属はAu
(金)、Ag(銀)、Cu、Al(アルミニウム)、M
g(マグネシウム)などである。
【0007】また、文献( H. L. Davidson et al., IE
EE(1995),pp. 538 )によると、ダイヤモンドに金属
を特殊にコーティングし、CuとAgとの合金を浸透さ
せたものがある。
【0008】いずれの場合も、金属マトリックス中にダ
イヤモンド粒子を混入させるものである。すなわち、ダ
イヤモンド粒子間には金属が存在し、熱伝導は一度金属
を介し、ダイヤモンド/金属/ダイヤモンド/金属…と
伝わっていく。この構造では熱伝導率がダイヤモンド/
金属間の接合ために減少するだけでなく、ダイヤモンド
/金属間の接合が弱いということや試料自体が形成しに
くいといった欠点があった。実際、従来のヒートシンク
で得られる熱伝導率は高々400W/mK程度であっ
た。
【0009】それゆえ本発明の目的は、熱膨張係数が半
導体材料に近く、かつ熱伝導率の高い半導体用ヒートシ
ンクおよびその製造方法を提供することである。
【0010】また本発明の他の目的は、組立時および半
導体素子の動作時の放熱性に優れた半導体パッケージを
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは鋭意検討
した結果、複数のダイヤモンド粒子を金属炭化物が予め
連結し、それらの隙間に金属が存在する構成にすること
で、半導体材料に近い熱膨張係数を有するとともに、極
めて高い熱伝導率を有する半導体用ヒートシンクの得ら
れることを見出した。
【0012】それゆえ、本発明の半導体用ヒートシンク
は、複数のダイヤモンド粒子と金属と金属炭化物とを有
する複合体を含む半導体用ヒートシンクであって、金属
炭化物とダイヤモンド粒子とがマトリックスを形成して
おり、そのマトリックスの隙間に金属が存在している。
【0013】ここで金属炭化物とダイヤモンド粒子とが
マトリックスを形成するとは、複数のダイヤモンド粒子
を金属炭化物が連結した構成を意味し、この半導体用ヒ
ートシンクの金属を溶融させた場合でもダイヤモンド粒
子と金属炭化物とはばらばらにならない構成を意味す
る。
【0014】本発明の基本的な考え方は、ダイヤモンド
粒子を金属中に埋込むのではなくて、ダイヤモンド粒子
表面に炭化金属(あるいはグラファイト)を形成(成
長)させ、ダイヤモンド粒子同士を予め連結させてお
き、金属(Cu、Ag、Au、Al)をその隙間に浸透
させて複合体を作製するものである。したがって、ダイ
ヤモンドの焼結体を作り、残りの隙間に金属を埋めると
いう考え方に近い。ただし、ダイヤモンド同士が結合し
ていないので、ダイヤモンドの焼結体とも異なる。
【0015】構造を考えると、ダイヤモンド粒子がTi
C、ZrC、HfCなどの金属炭化物のマトリックス中
に含まれており、このダイヤモンド粒子と金属炭化物と
からなるマトリックスの隙間に金属が入っているという
構造である。したがって、本発明の半導体用ヒートシン
クの構造は、ダイヤモンドを金属中に埋込む従来の構造
とは大きく異なっている。すなわち、従来の半導体用ヒ
ートシンクでは金属を除去すればダイヤモンド粒子はば
らばらになってしまうが、本発明の半導体用ヒートシン
クは連結したままである。
【0016】さらに、従来例ではいかなるダイヤモンド
粒子間にも金属が存在するわけであるが、本発明ではそ
のような成分もあるが、ダイヤモンド粒子間には金属は
なく金属炭化物のみという部分も多数存在する。つま
り、金属炭化物のみが、異なるダイヤモンド粒子間に位
置し、その異なるダイヤモンド粒子の双方の外表面に接
する構造も多数存在する。
【0017】このような構造では、格子振動だけで熱が
伝わっていくので、熱を伝える媒介が格子振動/電子/
格子振動/電子/…となる従来例と比較して、熱伝導率
が非常に大きくなることが予想される。さらには、機械
的な密着強度も高まる。
【0018】またグラファイトをさらに備え、このグラ
ファイトがマトリックス中に含まれていることが望まし
い。グラファイトが熱伝導率の向上に寄与している可能
性もあるからである。
【0019】またダイヤモンド粒子の平均粒径は60μ
m以上700μm以下であることが望ましい。これは、
60μm未満ではダイヤモンドの熱伝導率が不十分とな
り、700μmを超えると半導体用ヒートシンクを半導
体基板に接合したときに半導体基板に亀裂が生じるから
である。ダイヤモンド粒子の平均粒径が大きいと熱膨張
率に面内での分布の変動が大きくなり、薄い半導体基板
がこれに追従できず、それにより半導体基板に亀裂が生
じるものと思われる。
【0020】また金属は、Ag、Cu、Au、Alより
なる群から選ばれる少なくとも1種からなることが望ま
しい。これは、このような材質とすることで高い熱伝導
率を得ることができるからである。
【0021】また金属炭化物が、TiC、ZrC、Hf
Cよりなる群から選ばれる少なくとも1種であることが
望ましい。
【0022】また金属炭化物の体積比率が全体の体積の
5%以下であることが望ましい。これは、金属炭化物の
体積比率が5%を超えると、金属炭化物の金属成分の量
が多くなり、半導体用ヒートシンクの熱的な特性が劣化
するからである。
【0023】まためっきあるいは蒸着などにより複合体
の表面に被覆金属がコーティングされていることが望ま
しい。
【0024】またAlN、Al23 の少なくともいず
れかの絶縁体が複合体の表面に接合されていることが望
ましい。
【0025】このような構造は次のような本発明の方法
で製造することによって実現することができる。
【0026】本発明の半導体用ヒートシンクの製造方法
では、まず複数のダイヤモンド粒子を容器に充填した状
態で、溶融した第1の金属とダイヤモンド粒子の外表面
とを反応させて、ダイヤモンド粒子の表面に金属炭化物
を形成する。そしてダイヤモンド粒子と金属炭化物とを
含む試料の隙間に第2の金属を溶浸させる。
【0027】また第1の金属のみをダイヤモンド粒子と
ともに加熱して金属炭化物を形成した後、残存する第1
の金属を蒸発させ、その後に第2の金属を溶融させるこ
とが望ましい。
【0028】また第1の金属は第2の金属より融点の低
い成分よりなっており、第1および第2の金属を同時に
ダイヤモンド粒子とともに加熱して、まず第1の金属を
溶融させて金属炭化物を形成した後、第2の金属を溶融
させることが望ましい。
【0029】製造方法中の金属の溶融は真空中であって
も、圧力下であっても金属が溶融する条件であれば構わ
ない。ただし、ダイヤモンドの大部分(50%)が変質
してしまわないことが条件である。すなわち、1100
℃以下の温度であることが好ましい条件である。また、
ダイヤモンドが双安定な圧力下では1100℃以上の条
件でも可能であるが、この条件ではダイヤモンド同士が
焼結してしまい、本発明の構造が実現しない。
【0030】本発明の半導体パッケージは、上記の半導
体用ヒートシンクを半導体素子と熱的に接触させたもの
であり、その接続部における半導体用ヒートシンク内に
は、半導体素子の接続面の方向に沿って少なくとも2個
以上のダイヤモンド粒子が配置されている。
【0031】これにより組立時および半導体素子の動作
時の放熱性に優れた半導体パッケージを得ることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施の形態における半
導体用ヒートシンクの構成を示す概略図である。図1を
参照して、本実施の形態の半導体用ヒートシンク10
は、複数のダイヤモンド粒子1と、金属炭化物2と、金
属3とを有している。複数のダイヤモンド粒子1は互い
に孤立している。金属炭化物2は、ダイヤモンド粒子1
の外周に形成されており、互いに孤立した複数のダイヤ
モンド粒子1を連結している。このようにして、金属炭
化物2とダイヤモンド粒子1とはマトリックスを形成し
ている。金属3は、このマトリックスの隙間に存在して
いる。
【0034】次に、本発明の半導体用ヒートシンクの製
造方法について説明する。図2〜図7は、本発明の一実
施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法を工
程順に示す概略図である。まず図2を参照して、ダイヤ
モンド粒子1が容器5内に詰められる。
【0035】図3を参照して、金属2aがダイヤモンド
粒子1に接するように設置される。金属2aは、たとえ
ばTi(金属炭化物となる金属成分)とAg、Cu、A
l、Auの少なくとも1種とを含む合金よりなってい
る。金属炭化物となる金属成分は、Ti以外にZr、H
fが好ましいが、4a〜7a族金属から選ばれた金属の
組合せでもよい。Tiの量は少ない方が熱的な特性には
好ましいが、少なすぎると効果がなくなる。このため、
合金2a中にTiは0.1〜8.0wt%程度含まれる
ことが望ましい。
【0036】図4を参照して、金属2aが加熱により溶
融される。溶融した金属2bはダイヤモンド粒子1間に
浸透し、この溶融金属2b中に含まれるTiはダイヤモ
ンドと反応してダイヤモンド粒子1の表面にTiCより
なる金属炭化物2を形成する。このとき条件によっては
グラファイト(図示せず)が同時に形成する場合がある
が、このグラファイトはダイヤモンドから変化したもの
である。
【0037】このグラファイトは金属2aの溶融温度が
高くなるほど、また溶融のための加熱時間が長くなるほ
ど形成されやすくなる。溶融する金属2aは合金である
と融点が下がり溶融しやすくなり、ダイヤモンドに損傷
を与えなくなるため、あるいは形成されるグラファイト
量が少なくなるため有効である。
【0038】しかし、グラファイトはダイヤモンドほど
熱伝導率がよくないので、少ないほどよいが、ダイヤモ
ンド粒子を連結させるのに有効である場合もあり、また
少量であれば熱伝導率に大きく影響しないので問題はな
い。
【0039】さらに、真空中で加熱すれば金属2bは蒸
発する。図5を参照して、金属2bの蒸発により、ダイ
ヤモンド1と金属炭化物2だけが残る。このときダイヤ
モンド1は金属炭化物2のマトリックス中に存在した構
造となる。ダイヤモンド1は粒子状であり、それぞれが
接合されていないが、この方法で形成されたダイヤモン
ド粒子1は金属炭化物により互いに接合された構造をし
ているため、ばらばらにならない構造になっている。こ
のようなダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とからなる
マトリックスには隙間が生じている。
【0040】図6を参照して、ダイヤモンド粒子1と金
属炭化物2とからなるマトリックスに接するように金属
3aが設置される。この金属3aは、たとえばAg、C
u、Al、Auよりなる群から選ばれた少なくとも1種
よりなっている。この金属3aを溶融させると、この金
属3aはダイヤモンド粒子1と金属炭化物2とのマトリ
ックスの隙間に容易に浸透し、その隙間を埋めることが
できる。このとき、溶浸させる金属3aは金属単体の方
が熱伝導率が大きく好ましい。一方、この溶浸させる金
属3aが2種類の合金よりなる場合には、その融点が下
がり隙間を埋めやすくなるが、熱伝導率が下がるため若
干不利である。このようにして、図7に示す半導体用ヒ
ートシンクが製造される。
【0041】このような手順で作製したダイヤモンド粒
子1と金属炭化物2と金属3との複合体は熱的にも機械
的にも強固に接触しており、かつ半導体材料と近い熱膨
張係数を有するため、半導体用ヒートシンク材料として
十分なものとなる。
【0042】また、別の方法として以下のようにして形
成することもできる。図8〜図12は、本発明の他の実
施の形態における半導体用ヒートシンクの製造方法を工
程順に示す概略図である。まず図8を参照して、ダイヤ
モンド粒子1が容器5内に詰められる。
【0043】図9を参照して、このダイヤモンド粒子1
と接するように、金属2aと金属3aとが設置される。
金属2aは、たとえばTi(金属炭化物となる金属成
分)とAg、Cu、Al、Auのうちの少なくとも1種
とからなる合金よりなっている。金属3aはTi(金属
炭化物となる金属成分)を含まないAg、Cu、Al、
Auのうちの少なくとも1種からなる合金よりなってい
る。この金属2aは、たとえば金属3aよりも融点の低
い材料になっている。
【0044】金属炭化物となる金属成分はTiの他Zr
またはHfが好ましいが、4a〜7a族金属から選ばれ
た金属の組合せでもよい。Tiの量は少ない方が熱的な
特性には好ましいが、少なすぎると効果がなくなる。そ
れゆえ、Tiは金属2a中に0.1〜8.0wt%程度
含まれていることが望ましい。
【0045】図10を参照して、金属2aのみが加熱に
より溶融される。溶融した金属2bはダイヤモンド粒子
1の隙間に浸透し、溶融金属2b中に含まれるTiはダ
イヤモンドと反応して、ダイヤモンド粒子1の表面に金
属炭化物(TiC)2を形成する。このとき条件によっ
てはグラファイトが同時に形成する場合がある。このグ
ラファイトは金属2aの溶融温度が高くなるほど、また
溶融のための加熱時間が長くなるほど形成されやすくな
る。
【0046】金属2aが溶融すればそれと接触している
金属3aが溶融しやすくなる。また金属3aが溶融しや
すくならなくとも、さらに温度を金属3aの融点以上に
することによって、金属3aも溶融させる。これによ
り、溶融した金属3aは、ダイヤモンド粒子1と金属炭
化物2とのマトリックスの隙間に浸透する。
【0047】図11を参照して、この金属2aと3aと
の2段階の溶融工程によってダイヤモンド粒子1と金属
炭化物2とがまずマトリックスを構成し、その後このマ
トリックスの隙間に金属2aもしくは3aが存在した構
造となり図12に示す半導体用ヒートシンクが製造され
る。
【0048】金属2aは融点を下げるために合金とする
ことが望ましいが、金属2a自体の熱伝導率が低くな
り、全体の熱伝導率を下げてしまう。そこで、この方法
では金属3aはなるべく純金属とし、金属2aと金属3
aとの合金がそれほど熱伝導率が低くならないようにす
ることが可能となっているという特徴がある。
【0049】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。
【0050】実施例1 直径10mm、高さ約10mmの石英容器5の中に平均
粒径がそれぞれ10μm〜700μmのダイヤモンド粒
子1を0.5g充填し(図2)、0.2g〜2.0gの
活性銀蝋2a(Ag:Cu:Ti=0.7:0.28:
0.02)をダイヤモンド粒子上に載せ(図3)、真空
中(10-5Torr)で約900〜1100℃の範囲で
3〜10分以上保持した(図4)。これにより活性銀蝋
2aをダイヤモンド粒子1間に溶浸させた後、余分な溶
融金属2bを蒸発させ、ダイヤモンド粒子1をTiC2
で連結した有孔体を形成した(図5)。その後、Ag、
CuあるいはAl3aを有孔体上に載せ、真空中(10
-5Torr)でそれぞれ約970℃、1100℃あるい
は800℃で2分間溶融し、孔の部分にAg、Cuある
いはAlを浸透させた(図6)。これにより、ダイヤモ
ンド粒子1とTiC2とからなる有孔体の孔にAg、C
uあるいはAl3が存在する試料10を得た(図7)。
このできた試料の熱伝導率を測定し、まとめたものを表
1、表2に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】この結果、後から浸透させる金属としては
Ag、CuあるいはAlが有効であり、熱伝導率は50
0W/mK以上あることがわかった。また、ダイヤモン
ドの粒径が60μm以上の場合にその熱伝導率が、浸透
させる金属以上となり、ダイヤモンドの効果が出ている
ことがわかった。さらに、銀蝋の量は少ない方が特性が
よいが、0.3g以下になると試料が形成できなくなる
ことがわかり、TiC形成に重要な役割を果たしている
ことがわかった。
【0054】またこのようにして得られた試料の熱膨張
係数は、ダイヤモンドの体積率によっても異なったが、
室温〜500℃の温度範囲での平均で7〜12ppm/
Kとなり、金属の熱膨張係数(16〜20ppm/K)
とダイヤモンドの熱膨張係数(2ppm/K)との中間
の値を示した。
【0055】実施例2 直径10mm、高さ約10mmの石英容器5の中に平均
粒径がそれぞれ10μm〜700μmのダイヤモンド粒
子1を0.5g充填し(図8)、0.2g〜2.0gの
活性銀蝋2a(Ag:Cu:Ti=0.7:0.28:
0.02)と、0〜2gのAgあるいはCu3aとをダ
イヤモンド粒子1の上に載せ(図9)、まず真空中(1
-5Torr)で約930℃で1〜3分間保持した(図
10)。これにより活性銀蝋2aがまず溶け、ダイヤモ
ンド粒子1間に浸透した。その後、真空中(10-5To
rr)で約980℃で1〜3分間保持した。これにより
AgあるいはCu3aが溶融し、浸透した(図11)。
ダイヤモンド粒子1表面にはTiC2が形成され、ダイ
ヤモンド粒子1とTiC2とからなる有孔体の孔にAg
あるいはCu3が存在する試料10を得た(図12)。
高温条件のものはTiC2の他にグラファイトも観察さ
れた。できた試料の熱伝導率を測定し、まとめたものを
表3、表4に示す。
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】この結果、活性銀蝋と同時に異なる金属を
導入して、これらを別個に溶かして浸透させることがで
き、これによりダイヤモンドの粒径が60μm以上で、
熱伝導率が450W/mK以上の試料の得られることが
わかった。さらに、活性銀蝋の量は少ない方が特性が良
いが、0.2g以下になると試料が形成できなくなるこ
とがわかり、活性銀蝋がTiC形成に重要な役割を果た
していることがわかった。また、活性銀蝋の量が多くな
ると熱伝導率が低下してしまうため、活性銀蝋のみでは
全く意味をなさないことがわかった。
【0059】また、このようにして得られた試料の熱膨
張係数は、実施例1と同様、室温〜500℃の温度範囲
での平均で7〜12ppm/Kであった。
【0060】実施例3 図13〜図18は、本発明の実施例3における半導体用
ヒートシンクの製造方法を工程順に示す概略図であっ
て、異なる型を用いた場合を並行して示すものである。
【0061】まず図13(a)、(b)を参照して、互
いに異なる形状をした石英容器15a、15bの中に平
均粒径がそれぞれ10μm〜700μmのダイヤモンド
粒子1を充填した。
【0062】図14(a)、(b)を参照して、活性銀
蝋2aをダイヤモンド粒子1上に載せ、真空中(10-5
Torr)で約900〜1100℃で3〜10分以上保
持して活性銀蝋2aを溶融させた。
【0063】図15(a)、(b)を参照して、これに
よりダイヤモンド粒子1の隙間に溶融した活性銀蝋2b
を浸透させた。かつダイヤモンド粒子1と反応して金属
炭化物が形成された後、残りの溶融した金属2aを蒸発
させた。
【0064】図16(a)、(b)を参照して、これに
より、TiC2でダイヤモンド粒子1を連結した有孔体
を形成した。
【0065】図17(a)、(b)を参照して、その
後、Ag、CuあるいはAlよりなる金属3aを有孔体
上に載せ、真空中(10-5Torr)でそれぞれ約97
0℃、1100℃あるいは800℃で2分間保持して、
この金属3aを溶融し、有孔体の孔の部分に金属3aを
浸透させた。このように、型の形状を変えることによ
り、図18(a)、(b)に示すように比較的自由な形
状を有する半導体用ヒートシンクを形成することができ
た。
【0066】実施例4 図19は、本発明の半導体用ヒートシンクを実際に半導
体素子に接合し、パッケージに収めた状態を示す概略斜
視図である。図19を参照して、上記実施例1〜3で形
成したヒートシンク10に、SiもしくはGaAsを主
材料とする半導体素子30を接合し、パッケージ20に
収め、このパッケージ20のヒートシンク10側をヒー
トパイプ40に接触させた。そして半導体素子30を動
作させて発熱させた。ヒートシンクシンク10の裏には
フィンを付けて熱を放熱させた。
【0067】その結果、ヒートシンク10としてCuを
用いた場合より本発明のヒートシンクを用いることで熱
抵抗が小さくなることがわかった。その結果を表5に示
す。
【0068】
【表5】
【0069】また、ヒートシンク10と半導体素子30
との接合をはんだ系の金属を用いた場合には、半導体素
子30の下に、半導体素子との接合面に沿ってダイヤモ
ンドが2個以上存在することが必要であることがわかっ
た。
【0070】今回開示された実施の形態および実施例は
すべての点で例示であって制限的なものではないと考え
られるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体用
ヒートシンクは、熱膨張係数が半導体材料に近く、かつ
熱伝導率が高いため、半導体パッケージに組込むことに
より、半導体パッケージの組立時および半導体素子の動
作時など生じる熱を効率的に放散させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの製造方法の第1工程を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの製造方法の第2工程を示す概略図である。
【図4】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの製造方法の第3工程を示す概略図である。
【図5】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの製造方法の第4工程を示す概略図である。
【図6】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの製造方法の第5工程を示す概略図である。
【図7】本発明の一実施の形態における半導体用ヒート
シンクの製造方法の第6工程を示す概略図である。
【図8】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒー
トシンクの製造方法の第1工程を示す概略図である。
【図9】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒー
トシンクの製造方法の第2工程を示す概略図である。
【図10】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒ
ートシンクの製造方法の第3工程を示す概略図である。
【図11】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒ
ートシンクの製造方法の第4工程を示す概略図である。
【図12】本発明の他の実施の形態における半導体用ヒ
ートシンクの製造方法の第5工程を示す概略図である。
【図13】本発明の実施例3における半導体用ヒートシ
ンクの製造方法を異なる型を用いて製造した場合の第1
工程を示す概略図である。
【図14】本発明の実施例3における半導体用ヒートシ
ンクの製造方法を異なる型を用いて製造する場合の第2
工程を示す概略図である。
【図15】本発明の実施例3における半導体用ヒートシ
ンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第3
工程を示す概略図である。
【図16】本発明の実施例3における半導体用ヒートシ
ンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第4
工程を示す概略図である。
【図17】本発明の実施例3における半導体用ヒートシ
ンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第5
工程を示す概略図である。
【図18】本発明の実施例3における半導体用ヒートシ
ンクの製造方法を異なる型を用いて形成する場合の第6
工程を示す概略図である。
【図19】本発明の半導体用ヒートシンクを半導体素子
に接合し、パッケージに収めた様子を示す概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ダイヤモンド粒子 2 金属炭化物 3 金属 10 半導体用ヒートシンク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のダイヤモンド粒子と金属と金属炭
    化物とを有する複合体を含む半導体用ヒートシンクであ
    って、前記金属炭化物と前記ダイヤモンド粒子とでマト
    リックスを形成しており、前記マトリックスの隙間に前
    記金属が存在している、半導体用ヒートシンク。
  2. 【請求項2】 グラファイトをさらに備え、前記グラフ
    ァイトは前記マトリックス中に含まれている、請求項1
    に記載の半導体用ヒートシンク。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤモンド粒子の平均粒径が60
    μm以上700μm以下である、請求項1および2のい
    ずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  4. 【請求項4】 前記金属は、Ag、Cu、Au、Alよ
    りなる群から選ばれる少なくとも1種からなる、請求項
    1〜3のいずれかに記載の半導体用ヒートシンク。
  5. 【請求項5】 前記金属炭化物は、TiC、ZrC、H
    fCよりなる群から選ばれる少なくとも1種からなる、
    請求項1〜4のいずれかに記載の半導体用ヒートシン
    ク。
  6. 【請求項6】 前記金属炭化物の体積比率は全体の体積
    の5%以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の半
    導体用ヒートシンク。
  7. 【請求項7】 前記複合体の表面にめっきおよび蒸着の
    いずれかにより被覆用金属がコーティングされている、
    請求項1〜6のいずれかに記載の半導体用ヒートシン
    ク。
  8. 【請求項8】 ダイヤモンド、AlN、Al23 より
    なる群から選ばれる少なくとも一種の絶縁体が前記複合
    体に接合されている、請求項1〜7のいずれかに記載の
    半導体用ヒートシンク。
  9. 【請求項9】 複数のダイヤモンド粒子を容器に充填し
    た状態で前記ダイヤモンド粒子の外表面を溶融した第1
    の金属と反応させて、前記ダイヤモンド粒子の表面に金
    属炭化物を形成する工程と、 前記ダイヤモンド粒子と前記金属炭化物とを含む試料の
    隙間に第2の金属を溶浸させる工程とを備えた、半導体
    用ヒートシンクの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の金属のみを前記ダイヤモン
    ド粒子とともに加熱して前記金属炭化物を形成した後、
    残存する前記第1の金属を蒸発させ、その後に前記第2
    の金属を加熱して溶融させる、請求項9に記載の半導体
    用ヒートシンクの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の金属は前記第2の金属より
    融点の低い成分よりなっており、 前記第1および第2の金属を同時に前記ダイヤモンド粒
    子とともに加熱して、前記第1の金属を溶融させて前記
    金属炭化物を形成した後、前記第2の金属を溶融させ
    る、請求項9に記載の半導体用ヒートシンクの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の金属の融点は1
    100℃以下である、請求項9〜11のいずれかに記載
    の半導体用ヒートシンクの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2の金属の溶融は、
    各々、1000気圧以下の圧力下あるいは真空中で行な
    われる、請求項9〜12のいずれかに記載の半導体用ヒ
    ートシンクの製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体素子と請求項1〜8のいずれか
    に記載の前記半導体用ヒートシンクとが接続されてお
    り、その接続部における前記半導体用ヒートシンク内に
    は、前記半導体素子の接続面の方向に沿って少なくとも
    2個以上の前記ダイヤモンド粒子が配置されている、半
    導体パッケージ。
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