JPH10221964A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10221964A
JPH10221964A JP9026459A JP2645997A JPH10221964A JP H10221964 A JPH10221964 A JP H10221964A JP 9026459 A JP9026459 A JP 9026459A JP 2645997 A JP2645997 A JP 2645997A JP H10221964 A JPH10221964 A JP H10221964A
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roller
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Takao Izumi
貴雄 泉
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトからの溶解成分のシミだしのない優れ
た画像形成を可能とする画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 現像剤により可視化された像を保持する
像担持体に被画像形成媒体を搬送する搬送手段と、前記
被画像形成媒体上に前記像担持体上の可視像を転写する
転写手段と、画像形成時には、前記被画像形成媒体を介
して前記搬送手段を前記像担持体に接触させるように前
記転写手段を移動させ、画像形成待機時には、前記像担
持体と前記搬送手段を非接触とし、かつ前記搬送手段と
転写手段とを非接触とするように前記転写手段を移動さ
せる移動手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、特に、優れた画質の画像形成を可能とする画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置においてもデジタル
化が進み、デジタル複写機が普及してきている。デジタ
ル複写機は、反転現像方式のものが主流である。反転現
像方式のデジタル複写機では、転写工程において、感光
体の極性と転写コロナなどの転写部材の極性が異極性に
なる。その結果、紙などの被転写体と感光体の極性も逆
になるため、両者が引き合い、被転写体が感光体に吸着
してしまう。そのため、それらを分離する工夫が必要に
なる。
【0003】従来のレーザプリンタなどでは、プロセス
速度が遅いものが多く、感光体の径が小さくて済むた
め、紙のコシによって分離し、さらに補助手段として、
転写装置の下流に転写コロナなどの剥離チャージなどを
設けて、像が乱れない程度に紙を除電していた。
【0004】しかし、デジタル複写機ではプロセス速度
が速いため、感光体の径が大きくなってしまう。そのた
め、紙のコシによる分離は困難である。そこで、転写部
材にベルトを用いて、紙をベルト側に静電的に吸着させ
て、搬送、転写する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような転写装置
で、たとえばベルトと感光体、およびベルトと給電ロー
ラが常時接触している場合には、ベルトから感光体や給
電ローラへの溶解成分のシミだしが発生し易く、それが
画像不良の原因になっていた。また、ベルトユニット全
体が感光体から離間する場合でも、給電ローラはベルト
に接触しており、同様の問題が発生する。
【0006】また、上述した転写装置では、感光体とベ
ルトを接触させて駆動する場合、加速時および減速時に
速度差が生じ、両者が磨耗したり、傷ついたりする問題
が発生する。感光体が摩耗すると、画像不良が生じてし
まう。
【0007】更に、ベルト、感光体だけでなく給電ロー
ラがトナーによって汚れるという問題もある。給電ロー
ラがトナーによって汚れると給電条件が変化してしま
い、画像不良の原因になる。
【0008】更にまた、環境の変化により紙およびベル
トの抵抗が変化し、転写条件が変化するという問題のあ
る。転写条件の変化もまた、画像不良の原因になる。
【0009】本発明は、このような事情の下になされ、
ベルトからの溶解成分のシミだしのない優れた画像形成
を可能とする転写装置を具備する画像形成装置を提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の目的は、感光体およびベルト
が摩耗することのない画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0011】本発明の更に他の目的は、環境の変化によ
る転写条件の変化から生ずる画像不良を防止した画像形
成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明(請求項1)は、現像剤により可視化された
像を保持する像担持体に被画像形成媒体を搬送する搬送
手段と、前記被画像形成媒体上に前記像担持体上の可視
像を転写する転写手段と、画像形成時には、前記被画像
形成媒体を介して前記搬送手段を前記像担持体に接触さ
せるように前記転写手段を移動させ、画像形成待機時に
は、前記像担持体と前記搬送手段を非接触とし、かつ前
記搬送手段と転写手段とを非接触とするように前記転写
手段を移動させる移動手段を有することを特徴とする画
像形成装置を提供する。
【0013】本発明(請求項2)は、現像剤により可視
化された像を保持する像担持体に被画像形成媒体を搬送
する搬送手段と、前記被画像形成媒体上に前記像担持体
上の可視像を転写する転写手段と、画像形成時には、前
記被画像形成媒体を介して前記搬送手段を前記像担持体
に接触させるように前記転写手段を移動させ、画像形成
待機時には、前記像担持体と前記搬送手段を非接触と
し、かつ前記搬送手段と転写手段とを非接触とするよう
に前記転写手段を移動させる移動手段と、前記画像形成
時に、前記搬送手段の張力を維持する補助手段を有する
ことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0014】本発明(請求項3)は、現像剤により可視
化された像を保持する像担持体に被画像形成媒体を搬送
する搬送手段と、前記被画像形成媒体上に前記像担持体
上の可視像を転写する転写手段と、前記転写手段と接触
して転写手段の表面に付着した現像剤をクリーニングす
るクリーニング手段と、画像形成時には前記被画像形成
媒体を介して前記搬送手段を前記像担持体に接触させる
とともに、前記クリーニング手段と非接触とするように
前記転写手段を移動させ、画像形成待機時には前記像担
持体と前記搬送手段とを非接触とし、前記搬送手段と転
写手段とを非接触とし、かつ前記クリーニング手段と接
触するように前記転写手段を移動させる移動手段とを有
することを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0015】本発明(請求項4)は、静電潜像を保持す
る像担持体と、前記静電潜像を現像剤により可視化する
現像手段と、前記像担持体に接触して面移動し、像担持
体との間に被転写体を介在させて、像担持体から被転写
体に像を転写させる転写部材とを具備する画像形成装置
において、前記転写部材は、駆動ローラと、少なくとも
1つの従動ローラと、これら駆動ローラおよび従動ロー
ラに支持され、回転するベルトとを備え、前記像担持体
と駆動ローラとが接触して停止している状態から、両者
の周速度が実質的に等しい状態で加速し、その後等しい
定常速度に達し、かつ前記像担持体と駆動ローラとが接
触して等しい定常速度で回転している状態から、両者の
周速度が実質的に等しい状態で減速し、その後停止する
ことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0016】本発明(請求項5)は、静電潜像を保持す
る像担持体と、前記静電潜像を現像剤により可視化する
現像手段と、前記像担持体に接触して面移動し、像担持
体との間に被転写体を介在させて、像担持体から被転写
体に像を転写させる転写部材とを具備する画像形成装置
において、前記転写部材は、駆動ローラと、少なくとも
1つの従動ローラと、これら駆動ローラおよび従動ロー
ラに支持され、回転するベルトとを備え、前記像担持体
と前記ベルトの加速の時に、前記像担持体と前記ベルト
とは実質的に等しい状態で加速することを特徴とするこ
とを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0017】本発明(請求項6)は、静電潜像を保持す
る像担持体と、前記静電潜像を現像剤により可視化する
現像手段と、前記像担持体に接触して面移動し、像担持
体との間に被転写体を介在させて、像担持体から被転写
体に像を転写させる転写部材とを具備する画像形成装置
において、前記転写部材は、駆動ローラと、少なくとも
1つの従動ローラと、これら駆動ローラおよび従動ロー
ラに支持され、回転するベルトとを備え、前記像担持体
と前記ベルトの減速の時に、前記像担持体と前記ベルト
とは実質的に等しい状態で減速することを特徴とするこ
とを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0018】本発明(請求項7)は、静電潜像を保持す
る像担持体と、前記静電潜像を現像剤により可視化する
現像手段と、前記像担持体に接触して面移動し、像担持
体との間に被転写体を介在させて、像担持体から被転写
体に像を転写させる転写部材とを具備する画像形成装置
において、前記転写部材は、駆動ローラと、少なくとも
1つの従動ローラと、これら駆動ローラおよび従動ロー
ラに支持され、回転するベルトとを備え、前記像担持体
の外径をDp、前記ベルトの厚みをDb、前記駆動ロー
ラの外径をDrとしたとき、Dp=n×(Db+2×D
r)[nは正の整数]を満たすように前記像担持体の外
径Dp、ベルトの厚みDb、駆動ローラの外径Drを選
択し、さらに、前記像担持体を駆動するパルスモータの
単位時間当たりのパルス数をNp、駆動ローラを駆動す
るパルスモータの単位時間当たりのパルス数をNrとす
ると、加速時および減速時を含め、実質的に常にNr=
n×Npを満たすように、前記像担持体および駆動ロー
ラを回転駆動することを特徴とする画像形成装置を提供
する。
【0019】本発明(請求項8)は、静電潜像を保持す
る像担持体と、前記静電潜像を現像剤により可視化する
現像手段と、前記像担持体に被転写体を間に介して接触
して面移動する転写部材と、この転写部材に転写バイア
スを印可する給電部材と、この給電部材を、環境の変化
に応じて、前記像担持体の回転中心を軸として移動させ
て、前記給電部材と像担持体とが前記被転写体を間に介
して接触する長さを変化させる手段とを具備することを
特徴とする画像形成装置を提供する。
【0020】以上のように構成される転写装置および画
像形成装置において、まず、請求項1に係る転写装置に
よると、転写手段を移動させて搬送手段を移動させる移
動手段を具備しているため、搬送手段と像担持体、搬送
手段と転写手段とが接触している時間を少なくすること
ができ、搬送手段から像担持体や転写手段への溶解成分
のシミだしを大幅に減少させることができ、それが原因
の画像不良をなくすことが可能である。
【0021】また、請求項2に係る転写装置によると、
搬送手段の張力を維持するための補助部材を具備してい
るため、搬送手段と転写手段とが離間したときの搬送手
段の弛みをなくすことができ、それによって被転写体の
安定な搬送、転写を実現することができるとともに、搬
送手段と転写手段との間の異常放電をなくすことが可能
である。
【0022】また、請求項3に係る転写装置によると、
転写手段の表面に付着した現像剤をクリーニングするク
リーニング手段を具備しているため、非画像形成時に転
写手段と像担持体とを離間させるとともに、転写手段の
クリーニングすることが可能である。
【0023】また、請求項4および7に係る画像形成装
置によると、像担持体と駆動ローラとが接触して停止し
ている状態から、両者の周速度が実質的に等しい状態で
加速し、その後等しい定常速度に達し、かつ像担持体と
駆動ローラとが接触して等しい定常速度で回転している
状態から、両者の周速度が実質的に等しい状態で減速
し、その後停止するように構成されているため、加速時
および減速時の像担持体と駆動ローラの摩擦を少なくす
ることが出来、それによって良好な画像を長期にわたり
維持することが可能である。
【0024】また、請求項8に係る画像形成装置による
と、給電部材を、環境の変化に応じて、像担持体の回転
中心を軸として移動させて、給電部材と像担持体とが被
転写体を間に介して接触する長さを変化させる手段を具
備しているため、環境の変化による被転写体および転写
部材の抵抗の変化に応じて、給電部材と像担持体とのニ
ップ幅を変更することができ、それによって転写条件を
一定に維持することが可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を示し、本発明をより具体的に説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施例に係る電子写真
装置の概略を示す図である。図1において、参照符号1
は、矢印方向に回転自在に設けられ、像を担持する担持
持体としての感光ドラムを示す。この感光ドラム1の周
辺には、回転方向に沿って、順次、帯電チャージャー
2、露光装置3、現像装置4、転写装置5、クリーニン
グ装置6、及び除電チャージャー7が設けられ、これら
により画像形成装置10が構成されている。
【0027】転写装置5は、体積抵抗が108 〜1012
Ω・cmの弾性ベルト11を一対のローラ12a,12
bで支持した構成を有する。ベルト11には、転写手段
としての、体積抵抗102 〜107 Ω・cmの導電性お
よび弾性を有する給電ローラ13により、転写電圧が給
電される。給電ローラ13は、高電圧源14に接続され
ている。このような転写装置5では、ローラ12aを駆
動することで、ベルト5は感光体1とほぼ同じ移動速度
で回動する。
【0028】次に、以上のように構成される図1に示す
電子写真装置の動作について説明する。まず、像担持体
である感光体1は、帯電チャージャー2によって、−5
00V〜−800Vの表面電位に一様に帯電される。次
いで、感光体1には、露光装置3により所定の像の光が
照射されることによって、静電潜像が形成され、次に、
現像装置4によって、負帯電トナーにより静電潜像が可
視像化される。
【0029】転写工程では、間に被転写体である紙を介
在させて、感光体1に転写装置5のベルト11が押し当
てられ、更に高電圧源14から給電ローラ13を介し
て、ベルト11にバイアス(+300V〜5kV)が印
加され、それによって感光体1上のトナーがベルト11
によって搬送された紙に転写される。
【0030】印字待機時では、図1(a)に示すよう
に、給電ローラ13が下方の位置にあり、ベルト11
は、駆動ローラ12a,12bによって、感光体ドラム
1との距離が約3mmの位置に支持され、張られてい
る。このとき、給電ローラ13とベルト11とは、約2
mmぐらいの距離を離して離間している。
【0031】これに対し、印字時には、図1(b)に示
すように、給電ローラ13が上方の位置にあり、給電ロ
ーラ13はベルト11またはベルト11と紙を押し上
げ、ベルト11またはベルト11と紙を介して感光体1
を押圧し、更に高電圧源14から給電ローラ13を介し
てベルト11にバイアスが印加される。
【0032】図2は、給電ローラ13の位置を変更する
機構を示す図である。給電ローラ13の位置の変更は、
図2に示すように、バネ21とソレノイド22によって
行われる。即ち、給電ローラ13の両端に部材23が取
り付けられており、この部材23は、支点cを中心に回
転移動可能となっている。
【0033】印字待機時は、図2(a)に示すように、
バネ21の力で部材23の端部dが下方に引きつけら
れ、位置決め部材24において、給電ローラ13の下限
位置に位置決めされる。これに対して、印字時は、図2
(b)に示すように、ソレノイド22により、部材23
の端部dは上方に引きつけられ、給電ローラ13は、ベ
ルト11を感光体ドラム1に押圧する上限位置に固定さ
れる。
【0034】本発明の転写装置の給電ローラ13の動作
の概略を示すフローチャートを図3に示す。コピー開始
時には、まずコピースタート信号によりベルト11と感
光体ドラム1が回転を開始する。次いで、ソレノイド2
2がオンされ、通紙、印字動作が行われる。即ち、ソレ
ノイド22がオンされると、給電ローラ13は、図2
(b)に示す位置に上げられ、ベルト11を感光体ドラ
ム1に押圧し、ベルト11と感光体ドラム1の間にある
紙への印字が行われる。このとき、高電圧源14から給
電ローラ13を介してベルト11に転写バイアスが印加
されている。
【0035】複数枚コピーの場合など、さらに連続印字
する場合には、ソレノイド22はオンのままであるが、
次に印字を行わない場合には、ソレノイド22をオフに
して、最後にベルト11と感光体ドラム1の回転を停止
させる。ソレノイド22をオフにすると、図2(a)に
示すように、バネ21の力で給電ローラ13は下方に引
きつけられ、待機の位置となる。
【0036】図4は、本発明の他の実施例に係る電子写
真装置を示す図である。図4に示す例では、転写装置5
は、給電ローラ13の他に補助ローラ15を備えてお
り、この補助ローラ15は、接地されている。
【0037】図4(a)に示すように、給電ローラ13
が下部の位置にいる状態では、ベルト11は、駆動ロー
ラ12aを含む複数のローラによって、感光体ドラム1
との距離が約5mmの位置に支持され、張られている。
このとき、給電ローラ13とベルト11も、約4mmぐ
らいの距離を離して離間している。
【0038】これに対し、図4(b)に示すように、給
電ローラ13が上部の位置にいる状態では、給電ローラ
13はベルト11またはベルト11と紙を押し上げ、ベ
ルト11またはベルト11と紙を介して感光体1を押圧
している。さらに,補助ローラ15は、給電ローラ13
と一体となって移動する金属ローラであり、給電ローラ
13が下部の位置にいる状態では、補助ローラ15は図
4(a)に示す位置でベルト11を押圧して、ベルトテ
ンションを維持する。このとき、補助ローラ15を接地
しておけば、ベルト11の除電も同時に行うことができ
る。
【0039】また、給電ローラ13が、図4(b)に示
すように、上部の位置にいる状態では、補助ローラ15
はベルト11から離間している。給電ローラ13および
補助ローラ15は、印字時には図4(b)に示す位置に
保持され、印字待機時は図4(a)に示す位置に保持さ
れる。どちらの位置でも、どちらかのローラがベルト1
1を押圧し、ベルト11のテンションを維持できるた
め、ベルト11との離間距離を十分に取ることができ、
異常放電を防止することができる。
【0040】図5は、給電ローラ13および補助ローラ
15の位置を変更する機構を示す図である。給電ローラ
13および補助ローラ15の位置の変更は、図5に示す
ように、バネ31とソレノイド32によって行われる。
即ち、給電ローラ13および補助ローラ15の両端に部
材33が取り付けられており、この部材33は、支点e
を中心に回転移動可能となっている。
【0041】印字待機時は、図5(a)に示すように、
バネ31の力で部材33の端部fが下方に引きつけら
れ、位置決め部材34で、給電ローラ13および補助ロ
ーラ15の下限位置に位置決めされる。これに対して、
印字時は、図5(b)に示すように、ソレノイド32に
より、部材33の端部fは上方に引きつけられ、給電ロ
ーラ13は、ベルト11を感光体ドラム1に押圧する上
限位置に固定される。
【0042】本実施例に係る転写装置の給電ローラ13
の動作の概略を示すフローチャートを図6に示す。コピ
ー開始時には、まずコピースタート信号によりベルト1
1と感光体ドラム1が回転を開始する。次いで、ソレノ
イド32がオンされ、通紙、印字動作が行われる。即
ち、ソレノイド32がオンされると、給電ローラ13お
よび補助ローラ15は、図5(b)に示す位置に上げら
れ、給電ローラ13がベルト11を感光体ドラム1に押
圧し、ベルト11と感光体ドラム1の間にある紙への印
字が行われる。このとき、高電圧源14から給電ローラ
13を介してベルト11に転写バイアスが印加されてい
る。
【0043】複数枚コピーの場合など、さらに連続印字
する場合には、ソレノイド32はオンのままであるが、
次に印字を行わない場合には、ソレノイド32をオフに
して、最後にベルト11と感光体ドラム1の回転を停止
させる。ソレノイド32をオフにすると、図5(a)に
示すように、バネ31の力で給電ローラ13および補助
ローラ15は下方に引きつけられ、待機の位置となる。
【0044】図7は、本発明の他の実施例に係る電子写
真装置を示す図である。図7に示す例では、感光体1と
ベルト11の周速度を、定常回転時はもちろんのことで
あるが、回転開始から定常回転状態に至るまで(加速領
域)、および定常回転状態から回転が停止するまで(減
速領域)も同一にするように構成されている。
【0045】即ち、図8に示すように、感光体1の外径
をDp、ベルト11の厚みをDb、ベルト11の駆動ロ
ーラ12aの外径をDrとしたとき、Dp=n×(Dr
+2×Db)(nは正の整数)を満たすように、感光体
1の外径Dp、ベルト11の厚みDb、ベルト11の駆
動ローラ12aの外径Drを選択する。
【0046】感光体1およびベルト駆動ローラ12aを
駆動するパルスモータの運転曲線を図9に示す。すなわ
ち、感光体1を駆動するパルスモータの単位時間当たり
のパルス数をNp、ベルト駆動ローラ12aを駆動する
パルスモータの単位時間当たりのパルス数をNrとする
と、加速時、減速時を含め,常にNr=n×Npを満た
すようにする。また、感光体1とベルト駆動ローラ12
aを駆動するパルスモータは同一のクロックを基準と
し、同期をとる。図9はn=5の場合を示している。
【0047】感光体1とベルト11の周速を、常回転時
はもちろんのこと、回転開始から定常回転状態に至るま
で、および定常回転状態から回転が停止するまでの期間
においても同一にする他の方法としては、図10に示す
ように、駆動モータを共通にし、その駆動をギア1およ
びギア2を用いて2分割し、一方の駆動を減速機構や増
速機構を用いて減速、増速する方法がある。
【0048】たとえば、感光体1の外径をDp、ベルト
11の厚みをDb、ベルト駆動ローラ12aの外径をD
rとしたとき、Dp=n×(Dr+2×Db)[nは正
の整数]を満たすように感光体1の外径Dp、ベルト1
1の厚みDb、ベルト駆動ローラ12aの外径Drを選
択し、感光体1の回転数Mpに対して、ベルト駆動ロー
ラ12aの回転数MrがMr=n×Mpを満たすよう
に、ベルト駆動ローラ12a側の回転数を増速すること
により、上述の周速の同一を達成することができる。
【0049】本実施例に係る転写装置の給電ローラ13
の動作の概略を示すフローチャートを図11に示す。コ
ピー開始時には、まずコピースタート信号により、まず
ベルト接離機構によって、ベルト11と感光体ドラム1
が接触し、次いで、両者が同時に回転を開始する。両者
が定常速度になった後、通紙、印字動作が行われる。複
数枚コピーの場合など、さらに連続印字する場合には、
両者の回転はそのままであるが、次に印字を行わない場
合には、まず、両者の回転を減速し、停止させる。そし
て、しかる後にベルト接離機構により両者を離間させ
る。
【0050】図12は、本発明の他の実施例に係る電子
写真装置を示す図である。図12に示す例では、給電ロ
ーラ13のための、導電性ローラ41を有するクリーナ
ー40を備えている。給電ローラ13の位置を変更する
機構は、図2に示す機構と同様である。
【0051】図13に示すように、クリーナー40は、
スイッチを介して電源に接続された導電性ローラ41
と、この導電性ローラ41に接するゴムブレード42と
から構成される。
【0052】図12(a)および図13(a)に示すよ
うに、給電ローラ13が下部の位置にある状態では、導
電性ローラ41は給電ローラ13にほぼ接触している。
クリーニング時には、給電ローラ13は接地され、導電
性ローラ41は、図示しない駆動機構により駆動され、
更に+数百Vの電圧が印加され、給電ローラ13に付着
したトナーを静電的に回収する。導電性ローラ41によ
り回収されたトナーは、ゴムブレード42により掻き落
とされ、クリーナー40内に回収される。このようなク
リーニング動作は、例えば5千枚の印字ごとに定期的に
行う。
【0053】図12(b)および図13(b)に示すよ
うに、給電ローラ13が上部の位置にある状態では、導
電性ローラ41は給電ローラ13と離間しており、電気
的にフロートとなった状態で停止している。
【0054】本実施例に係る転写装置の給電ローラ13
の動作の概略を示すフローチャートを図14に示す。コ
ピー開始時には、まずコピースタート信号によりベルト
11と感光体ドラム1が回転を開始する。次いで、ソレ
ノイド22がオンされ、通紙、印字動作が行われる。即
ち、ソレノイド22がオンされると、給電ローラ13
は、図13(b)に示す位置に上げられ、ベルト11を
感光体ドラム1に押圧し、ベルト11と感光体ドラム1
の間にある紙への印字が行われる。このとき、高電圧源
14から給電ローラ13を介してベルト11に転写バイ
アスが印加されている。また、導電性ローラ41は、給
電ローラ13と離間し、電気的にフロートの状態とな
る。
【0055】複数枚コピーの場合など、さらに連続印字
する場合には、ソレノイド22はオンのままであるが、
次に印字を行わない場合には、ソレノイド22をオフに
して、最後にベルト11と感光体ドラム1の回転を停止
させる。ソレノイド22をオフにすると、図13(a)
に示すように、バネ21の力で給電ローラ13は下方に
引きつけられ、待機の位置となる。このとき、クリーニ
ング動作が行われると、給電ローラ13は接地され、導
電性ローラ41は、図示しない駆動機構により駆動さ
れ、更に+数百Vの電圧が印加され、給電ローラ13に
付着したトナーを静電的に回収する。導電性ローラ41
により回収されたトナーは、ゴムブレード42により掻
き落とされ、クリーナー40内に回収される。
【0056】図15は、本発明の他の実施例に係る電子
写真装置を示す図である。図15に示す例では、転写装
置5は、感光体ドラムとベルト11により形成される転
写ニップ(図中、a−b間)を変更する機構を備えてい
る。即ち、給電ローラ13は環境に応じて、ベルトを挟
んで、感光体ドラム1の外周上を移動し、それによって
転写ニップが変更され、最適な転写条件が得されるよう
にされている。
【0057】図16は、給電ローラ13を感光体ドラム
1の外周上を移動させる機構を示す図である。この機構
では、部材50の一端に、感光体ドラム1の軸1aを中
心とするギア50aが取付けられており、ギア50a
は、ステッピングモータ54のギアとかみ合っている。
部材50の他端には、ガイド50bと軸受け52を介し
て、給電ローラ13の軸13aが取付けられており、バ
ネ53によって軸受け52がガイド50bをスライド
し、給電ローラ13をベルト11を介して感光体ドラム
1に押圧している。
【0058】給電ローラ13の位置は、ステッピングモ
ータ54の回転によって位置決めされる。また、図示し
ないソレノイドによって、軸受け52をバネ53とは反
対方向からバネが圧縮する方向に押すことによって、ベ
ルトと感光体ドラムとを離間させることができる。
【0059】低温低湿環境では、常温常圧環境に比べ
て、ベルト11の抵抗や紙の抵抗が上昇するため、転写
ニップを減少させる方向、即ち、給電ローラ13を左上
方に移動させる動作を行う。逆に、高温多湿環境では、
ベルト11の抵抗や紙の抵抗が下降するため、転写ニッ
プを増加させる方向、即ち、給電ローラ13を右下方に
移動させる動作を行う。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項
1)に係る転写装置によると、給電部材を移動させて転
写部材を上下動させる移動手段を具備しているため、転
写部材と像担持体、転写部材と給電部材とが接触してい
る時間を少なくすることができ、転写部材から像担持体
や給電部材への溶解成分のシミだしを大幅に減少させる
ことができ、それが原因の画像不良をなくすことが可能
である。
【0061】また、本発明(請求項2)に係る転写装置
によると、転写部材の張力を維持するための補助部材を
具備しているため、転写部材と給電部材とが離間したと
きの転写部材の弛みをなくすことができ、それによって
被転写体の安定な搬送、転写を実現することができると
ともに、転写部材と給電部材との間の異常放電をなくす
ことが可能である。
【0062】更に、本発明(請求項3)に係る転写装置
によると、給電部材の表面に付着した現像剤をクリーニ
ングするクリーニング手段を具備しているため、非印字
時に給電部材と像担持体とを離間させるとともに、給電
部材のクリーニングすることが可能である。
【0063】更にまた、本発明(請求項4,7)に係る
画像形成装置によると、像担持体と駆動ローラとが接触
して停止している状態から、両者の周速度が実質的に等
しい状態で加速し、その後等しい定常速度に達し、かつ
像担持体と駆動ローラとが接触して等しい定常速度で回
転している状態から、両者の周速度が実質的に等しい状
態で減速し、その後停止するように構成されているた
め、加速時および減速時の像担持体と駆動ローラの摩擦
を少なくすることが出来、それによって良好な画像を長
期にわたり維持することが可能である。
【0064】また更に、本発明(請求項8)に係る画像
形成装置によると、給電部材を、環境の変化に応じて、
像担持体の回転中心を軸として移動させて、給電部材と
像担持体とが被転写体を間に介して接触する長さを変化
させる手段を具備しているため、環境の変化による被転
写体および転写部材の抵抗の変化に応じて、給電部材と
像担持体とのニップ幅を変更することができ、それによ
って転写条件を一定に維持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る電子写真装置の概略
を示す図。
【図2】 図1の電子写真装置の給電ローラの位置変更
機構を示す図。
【図3】 図1の電子写真装置の給電ローラの動作の概
略を示すフローチャート図。
【図4】 本発明の他の実施例に係る電子写真装置の概
略を示す図。
【図5】 図4の電子写真装置の給電ローラおよびおよ
び補助ローラの位置変更機構を示す図。
【図6】 図4の電子写真装置の給電ローラの動作の概
略を示すフローチャート図。
【図7】 本発明の他の実施例に係る電子写真装置の概
略を示す図。
【図8】 図7に示す実施例を説明する図。
【図9】 図7に示す実施例における駆動ローラを駆動
するパルスモータの運転曲線を示す特性図。
【図10】 図7に示す実施例における、感光体とベル
トの周速を常に一定にする機構を示す図。
【図11】 図7の電子写真装置のベルト駆動の動作の
概略を示すフローチャート図。
【図12】 本発明の他の実施例に係る電子写真装置の
概略を示す図。
【図13】 図12の電子写真装置の給電ローラのクリ
ーニング機構を示す図。
【図14】 図12の電子写真装置の動作の概略を示す
フローチャート図。
【図15】 本発明の他の実施例に係る電子写真装置の
概略を示す図。
【図16】 図15の実施例における転写ニップ変更機
構を示す図。
【符号の説明】
1…感光ドラム、 2…帯電チャージャー、 3…露光装置、 4…現像装置、 5…転写装置、 6…クリーニング装置、 7…除電チャージャー、 10…画像形成装置、 11…ベルト、 12a,12b…ローラ、 13…給電ローラ、 14…高電圧源、 15…補助ローラ、 21,31,53…バネ、 22,32…ソレノイド、 23…部材、 24,34…位置決め部材、 40…クリーナー、 41…導電性ローラ、 50a…ギア、 50b…ガイド、 52…軸受け、 54…ステッピングモータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤により可視化された像を保持する
    像担持体に被画像形成媒体を搬送する搬送手段と、前記
    被画像形成媒体上に前記像担持体上の可視像を転写する
    転写手段と、画像形成時には、前記被画像形成媒体を介
    して前記搬送手段を前記像担持体に接触させるように前
    記転写手段を移動させ、画像形成待機時には、前記像担
    持体と前記搬送手段を非接触とし、かつ前記搬送手段と
    転写手段とを非接触とするように前記転写手段を移動さ
    せる移動手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 現像剤により可視化された像を保持する
    像担持体に被画像形成媒体を搬送する搬送手段と、前記
    被画像形成媒体上に前記像担持体上の可視像を転写する
    転写手段と、画像形成時には、前記被画像形成媒体を介
    して前記搬送手段を前記像担持体に接触させるように前
    記転写手段を移動させ、画像形成待機時には、前記像担
    持体と前記搬送手段を非接触とし、かつ前記搬送手段と
    転写手段とを非接触とするように前記転写手段を移動さ
    せる移動手段と、前記画像形成時に、前記搬送手段の張
    力を維持する補助手段を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 現像剤により可視化された像を保持する
    像担持体に被画像形成媒体を搬送する搬送手段と、前記
    被画像形成媒体上に前記像担持体上の可視像を転写する
    転写手段と、前記転写手段と接触して転写手段の表面に
    付着した現像剤をクリーニングするクリーニング手段
    と、画像形成時には前記被画像形成媒体を介して前記搬
    送手段を前記像担持体に接触させるとともに、前記クリ
    ーニング手段と非接触とするように前記転写手段を移動
    させ、画像形成待機時には前記像担持体と前記搬送手段
    とを非接触とし、前記搬送手段と転写手段とを非接触と
    し、かつ前記クリーニング手段と接触するように前記転
    写手段を移動させる移動手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 静電潜像を保持する像担持体と、前記静
    電潜像を現像剤により可視化する現像手段と、前記像担
    持体に接触して面移動し、像担持体との間に被転写体を
    介在させて、像担持体から被転写体に像を転写させる転
    写部材とを具備する画像形成装置において、前記転写部
    材は、駆動ローラと、少なくとも1つの従動ローラと、
    これら駆動ローラおよび従動ローラに支持され、回転す
    るベルトとを備え、前記像担持体と駆動ローラとが接触
    して停止している状態から、両者の周速度が実質的に等
    しい状態で加速し、その後等しい定常速度に達し、かつ
    前記像担持体と駆動ローラとが接触して等しい定常速度
    で回転している状態から、両者の周速度が実質的に等し
    い状態で減速し、その後停止することを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 静電潜像を保持する像担持体と、前記静
    電潜像を現像剤により可視化する現像手段と、前記像担
    持体に接触して面移動し、像担持体との間に被転写体を
    介在させて、像担持体から被転写体に像を転写させる転
    写部材とを具備する画像形成装置において、前記転写部
    材は、駆動ローラと、少なくとも1つの従動ローラと、
    これら駆動ローラおよび従動ローラに支持され、回転す
    るベルトとを備え、前記像担持体と前記ベルトの加速の
    時に、前記像担持体と前記ベルトとは実質的に等しい状
    態で加速することを特徴とすることを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 静電潜像を保持する像担持体と、前記静
    電潜像を現像剤により可視化する現像手段と、前記像担
    持体に接触して面移動し、像担持体との間に被転写体を
    介在させて、像担持体から被転写体に像を転写させる転
    写部材とを具備する画像形成装置において、前記転写部
    材は、駆動ローラと、少なくとも1つの従動ローラと、
    これら駆動ローラおよび従動ローラに支持され、回転す
    るベルトとを備え、前記像担持体と前記ベルトの減速の
    時に、前記像担持体と前記ベルトとは実質的に等しい状
    態で減速することを特徴とすることを特徴とする画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 静電潜像を保持する像担持体と、前記静
    電潜像を現像剤により可視化する現像手段と、前記像担
    持体に接触して面移動し、像担持体との間に被転写体を
    介在させて、像担持体から被転写体に像を転写させる転
    写部材とを具備する画像形成装置において、前記転写部
    材は、駆動ローラと、少なくとも1つの従動ローラと、
    これら駆動ローラおよび従動ローラに支持され、回転す
    るベルトとを備え、前記像担持体の外径をDp、前記ベ
    ルトの厚みをDb、前記駆動ローラの外径をDrとした
    とき、Dp=n×(Db+2×Dr)[nは正の整数]
    を満たすように前記像担持体の外径Dp、ベルトの厚み
    Db、駆動ローラの外径Drを選択し、さらに、前記像
    担持体を駆動するパルスモータの単位時間当たりのパル
    ス数をNp、駆動ローラを駆動するパルスモータの単位
    時間当たりのパルス数をNrとすると、加速時および減
    速時を含め、実質的に常にNr=n×Npを満たすよう
    に、前記像担持体および駆動ローラを回転駆動すること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 静電潜像を保持する像担持体と、前記静
    電潜像を現像剤により可視化する現像手段と、前記像担
    持体に被転写体を間に介して接触して面移動する転写部
    材と、この転写部材に転写バイアスを印可する給電部材
    と、この給電部材を、環境の変化に応じて、前記像担持
    体の回転中心を軸として移動させて、前記給電部材と像
    担持体とが前記被転写体を間に介して接触する長さを変
    化させる手段とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
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