JPH10221543A - 高帯域プラスチック光ファイバ - Google Patents
高帯域プラスチック光ファイバInfo
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- JPH10221543A JPH10221543A JP9028180A JP2818097A JPH10221543A JP H10221543 A JPH10221543 A JP H10221543A JP 9028180 A JP9028180 A JP 9028180A JP 2818097 A JP2818097 A JP 2818097A JP H10221543 A JPH10221543 A JP H10221543A
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- optical fiber
- core
- plastic optical
- methacrylate
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送帯域が高く、曲げ損失等の特性も良好
であって、中高速LAN等の信号伝送線として好適な高
帯域プラスチック光ファイバを提供する。 【解決手段】 コア、第1クラッド及び第2クラッド
からなるプラスチック光ファイバにおいて、有機重合体
からなるコア、第1クラッド及び第2クラッドの屈折率
(それぞれ、ncore、n1-clad、及び、n2-clad)が、
次式 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 を同時に満足し、第1クラッドが下記一般式 【化1】 (式中、nは1〜5の整数、Xは水素原子または弗素原
子を表わす)で表される1種以上のフルオロアルキルメ
タクリレート10〜40モル%と、メチルメタクリレー
ト60〜90モル%とをモノマ成分として含むメタクリ
レート系共重合体からなり、かつ、第2クラッドがフッ
化ビニリデン単位を含む(共)重合体からなる。
であって、中高速LAN等の信号伝送線として好適な高
帯域プラスチック光ファイバを提供する。 【解決手段】 コア、第1クラッド及び第2クラッド
からなるプラスチック光ファイバにおいて、有機重合体
からなるコア、第1クラッド及び第2クラッドの屈折率
(それぞれ、ncore、n1-clad、及び、n2-clad)が、
次式 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 を同時に満足し、第1クラッドが下記一般式 【化1】 (式中、nは1〜5の整数、Xは水素原子または弗素原
子を表わす)で表される1種以上のフルオロアルキルメ
タクリレート10〜40モル%と、メチルメタクリレー
ト60〜90モル%とをモノマ成分として含むメタクリ
レート系共重合体からなり、かつ、第2クラッドがフッ
化ビニリデン単位を含む(共)重合体からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送帯域が高く、
曲げ損失が小さく、かつ、耐熱性に優れ、光信号伝送用
として有用な高帯域プラスチック光ファイバに関するも
のである。
曲げ損失が小さく、かつ、耐熱性に優れ、光信号伝送用
として有用な高帯域プラスチック光ファイバに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光ファイバ(以下POFと
略記する)は加工性、取り扱い性、製造コストなどの面
でガラス系光ファイバに比べて優れているので、短距離
の光信号伝送などに使用されている。
略記する)は加工性、取り扱い性、製造コストなどの面
でガラス系光ファイバに比べて優れているので、短距離
の光信号伝送などに使用されている。
【0003】近年、POFを中高速LANでの信号伝送
線として応用することも種々検討されているが、市販の
コア/クラッド構造からなるステップインデックス型P
OFの伝送帯域は、通常50MHz/100m程度と小
さく、帯域が不足している。そこで、その帯域を高める
ため、特開平7−239420号公報ではコアにポリメ
チルメタクリレート(以下PMMAと略記する)を主成
分とする重合体を用いクラッドに長鎖フルオロアルキル
メタクリレート/短鎖フルオロアルキルメタクリレート
/MMA共重合体を用いたPOFが提案されている。こ
れはクラッドの屈折率を高くして低開口数化を図ること
により帯域を向上させるものであるが、低開口数化によ
ってモード分散が増加し、その結果、POFの曲げ損失
が著しく悪化する欠点が生じる。
線として応用することも種々検討されているが、市販の
コア/クラッド構造からなるステップインデックス型P
OFの伝送帯域は、通常50MHz/100m程度と小
さく、帯域が不足している。そこで、その帯域を高める
ため、特開平7−239420号公報ではコアにポリメ
チルメタクリレート(以下PMMAと略記する)を主成
分とする重合体を用いクラッドに長鎖フルオロアルキル
メタクリレート/短鎖フルオロアルキルメタクリレート
/MMA共重合体を用いたPOFが提案されている。こ
れはクラッドの屈折率を高くして低開口数化を図ること
により帯域を向上させるものであるが、低開口数化によ
ってモード分散が増加し、その結果、POFの曲げ損失
が著しく悪化する欠点が生じる。
【0004】また、POFのクラッドを多層化すること
は、次に挙げる文献のように、光ファイバの特性改善の
ために種々試みられている。
は、次に挙げる文献のように、光ファイバの特性改善の
ために種々試みられている。
【0005】例えば、特開昭62−204209号公報
には第1クラッドにメチルメタクリレート/ペンタフル
オロプロピルメタクリレート/テトラフルオロプロピル
メタクリレート共重合体を用い第2クラッドにフッ化ビ
ニリデン/テトラフルオロエチレン共重合体を用いたも
のが記載されている。
には第1クラッドにメチルメタクリレート/ペンタフル
オロプロピルメタクリレート/テトラフルオロプロピル
メタクリレート共重合体を用い第2クラッドにフッ化ビ
ニリデン/テトラフルオロエチレン共重合体を用いたも
のが記載されている。
【0006】特開平4−51206号公報には、第1ク
ラッドにトリフルオロメチルメタクリレート/テトラヒ
ドロパーフルオロデシルメタクリレート/メチルメタク
リレート共重合体を用い、第2クラッドにフッ化ビニリ
デン/テトラフルオロエチレン共重合体を用いたものが
記載されている。
ラッドにトリフルオロメチルメタクリレート/テトラヒ
ドロパーフルオロデシルメタクリレート/メチルメタク
リレート共重合体を用い、第2クラッドにフッ化ビニリ
デン/テトラフルオロエチレン共重合体を用いたものが
記載されている。
【0007】また、特開平5−249325号公報に
は、第1クラッドにトリフルオロメチルメタクリレート
/テトラヒドロパーフルオロデシルメタクリレート/メ
チルメタクリレート/メタクリル酸共重合体を用い、第
2クラッドにフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレ
ン共重合体を用いたものが記載されている。
は、第1クラッドにトリフルオロメチルメタクリレート
/テトラヒドロパーフルオロデシルメタクリレート/メ
チルメタクリレート/メタクリル酸共重合体を用い、第
2クラッドにフッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレ
ン共重合体を用いたものが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の多層クラッドPOFでは、第1クラッドに使用す
るクラッド材の屈折率がいずれもかなり低いので、その
帯域は従来のPOFとかわらず、中高速LAN等の信号
伝送線としては使用困難なものであった。
従来の多層クラッドPOFでは、第1クラッドに使用す
るクラッド材の屈折率がいずれもかなり低いので、その
帯域は従来のPOFとかわらず、中高速LAN等の信号
伝送線としては使用困難なものであった。
【0009】そこで、本発明は、上述の従来技術の欠点
を解消し、伝送帯域が高く、曲げ損失等の特性も良好で
あって、中高速LAN等の信号伝送線として好適に使用
できる高帯域プラスチック光ファイバを提供することを
主たる目的とする。
を解消し、伝送帯域が高く、曲げ損失等の特性も良好で
あって、中高速LAN等の信号伝送線として好適に使用
できる高帯域プラスチック光ファイバを提供することを
主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の高帯域プラスチック光ファイバは、コア、
第1クラッド及び第2クラッドからなるプラスチック光
ファイバにおいて、有機重合体からなるコア、第1クラ
ッド及び第2クラッドの屈折率(それぞれ、ncore、n
1-clad、及び、n2-clad)が、次式 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 を同時に満足し、第1クラッドが下記一般式
め、本発明の高帯域プラスチック光ファイバは、コア、
第1クラッド及び第2クラッドからなるプラスチック光
ファイバにおいて、有機重合体からなるコア、第1クラ
ッド及び第2クラッドの屈折率(それぞれ、ncore、n
1-clad、及び、n2-clad)が、次式 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 を同時に満足し、第1クラッドが下記一般式
【化2】 (式中、nは1〜5の整数、Xは水素原子または弗素原
子を表わす)で表される1種以上のフルオロアルキルメ
タクリレート10〜40モル%と、メチルメタクリレー
ト60〜90モル%とをモノマ成分として含むメタクリ
レート系共重合体からなり、かつ、第2クラッドがフッ
化ビニリデン単位を含む(共)重合体からなることを特
徴とする。
子を表わす)で表される1種以上のフルオロアルキルメ
タクリレート10〜40モル%と、メチルメタクリレー
ト60〜90モル%とをモノマ成分として含むメタクリ
レート系共重合体からなり、かつ、第2クラッドがフッ
化ビニリデン単位を含む(共)重合体からなることを特
徴とする。
【0011】そして、第1クラッドを構成するメタクリ
レート系共重合体は、実質的に、前記一般式〔I〕で表
される1種以上のフルオロアルキルメタクリレート10
〜40モル%とメチルメタクリレート60〜90モル%
のみからなる共重合体であること、又は、前記一般式
〔I〕で表される1種以上のフルオロアルキルメタクリ
レート10〜40モル%とメチルメタクリレート60〜
90モル%とエチルアクリレート0.1〜10モル%と
の共重合体であることが好ましい。また、そのメタクリ
レート系共重合体のガラス転移点温度(Tg)は85℃
以上であることが好ましい。
レート系共重合体は、実質的に、前記一般式〔I〕で表
される1種以上のフルオロアルキルメタクリレート10
〜40モル%とメチルメタクリレート60〜90モル%
のみからなる共重合体であること、又は、前記一般式
〔I〕で表される1種以上のフルオロアルキルメタクリ
レート10〜40モル%とメチルメタクリレート60〜
90モル%とエチルアクリレート0.1〜10モル%と
の共重合体であることが好ましい。また、そのメタクリ
レート系共重合体のガラス転移点温度(Tg)は85℃
以上であることが好ましい。
【0012】第2クラッドは、フッ化ビニリデンとテト
ラフルオロエチレンとの共重合体、又は、フッ素化ビニ
リデンとテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロ
ピレンとの共重合体からなることが好ましく、特に、テ
トラフルオロエチレン含有量が17〜19モル%であ
る、フッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンとの共
重合体が好ましい。
ラフルオロエチレンとの共重合体、又は、フッ素化ビニ
リデンとテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロ
ピレンとの共重合体からなることが好ましく、特に、テ
トラフルオロエチレン含有量が17〜19モル%であ
る、フッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンとの共
重合体が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の光ファイバにおけるコア
は、実質的に有機重合体から成る。その有機重合体は、
好ましくはポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポ
リスチレン、ポリカーボネートであり、更に好ましくは
PMMAである。これらの樹脂は単独重合体で用いても
よいし、他の共重合可能なモノマを共重合させた共重合
体として用いてもよい。共重合可能なモノマとしては、
例えばPMMAの場合、メタクリル酸、アクリル酸、ア
クリル酸メチルやアクリル酸エチルなどのアクリル酸エ
ステル類、メタクリル酸エステル類、スチレン、無水マ
レイン酸、N−イソプロピルマレイミドなどのマレイミ
ド類などが挙げられ、これらの中から1種類以上適宜選
択して共重合させればよい。
は、実質的に有機重合体から成る。その有機重合体は、
好ましくはポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポ
リスチレン、ポリカーボネートであり、更に好ましくは
PMMAである。これらの樹脂は単独重合体で用いても
よいし、他の共重合可能なモノマを共重合させた共重合
体として用いてもよい。共重合可能なモノマとしては、
例えばPMMAの場合、メタクリル酸、アクリル酸、ア
クリル酸メチルやアクリル酸エチルなどのアクリル酸エ
ステル類、メタクリル酸エステル類、スチレン、無水マ
レイン酸、N−イソプロピルマレイミドなどのマレイミ
ド類などが挙げられ、これらの中から1種類以上適宜選
択して共重合させればよい。
【0014】第1クラッドとはコアを直接被覆するクラ
ッドであり、第2クラッドとはその第1クラッドを直接
被覆するクラッドである。本発明においては光ファイバ
の開口数を特定範囲内とすることが重要であり、その開
口数NA(Numerical Aperture)は一般に次式で定義さ
れる。
ッドであり、第2クラッドとはその第1クラッドを直接
被覆するクラッドである。本発明においては光ファイバ
の開口数を特定範囲内とすることが重要であり、その開
口数NA(Numerical Aperture)は一般に次式で定義さ
れる。
【0015】NA=(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ここで、ncore:コア屈折率、 nclad:クラッド屈折
率、である。
率、である。
【0016】本発明の光ファイバにはクラッドが2層存
在するので、コアと各クラッドとの屈折率の関係が重要
である。まず第1に、本発明の光ファイバは、コアの屈
折率(ncore)と第1クラッドの屈折率(n1-clad)の
関係が次式を満足する必要がある。 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 この値が0.25未満では受光角度が小さく、かつ、曲
げ損失が大き過ぎ、クラッドを2層化してもそれら欠点
を補うことは困難である。また、0.38を越えると帯
域が低くなり、伝送速度が遅くなるので、光信号伝送用
としては不適当である。好ましくは0.28以上及び/
又は0.35以下である。
在するので、コアと各クラッドとの屈折率の関係が重要
である。まず第1に、本発明の光ファイバは、コアの屈
折率(ncore)と第1クラッドの屈折率(n1-clad)の
関係が次式を満足する必要がある。 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 この値が0.25未満では受光角度が小さく、かつ、曲
げ損失が大き過ぎ、クラッドを2層化してもそれら欠点
を補うことは困難である。また、0.38を越えると帯
域が低くなり、伝送速度が遅くなるので、光信号伝送用
としては不適当である。好ましくは0.28以上及び/
又は0.35以下である。
【0017】さらに、コアの屈折率(ncore)と第2ク
ラッドの屈折率(n2-clad)の関係は次式を満足する必
要がある。 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 この値が0.45未満では受光角度が小さく、かつ、曲
げ損失が大き過ぎ、クラッドを2層化したことによる所
望の効果(低開口数化によって生じる曲げ損失の悪化を
抑制する効果)が発揮できない。
ラッドの屈折率(n2-clad)の関係は次式を満足する必
要がある。 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 この値が0.45未満では受光角度が小さく、かつ、曲
げ損失が大き過ぎ、クラッドを2層化したことによる所
望の効果(低開口数化によって生じる曲げ損失の悪化を
抑制する効果)が発揮できない。
【0018】さらにまた、第1クラッドを構成する樹脂
は、前記した一般式[I]で示されるフルオロアルキル
メタクリレート(以下FMAと略記する)とメチルメタ
クリレート(以下MMAと略記する)とをモノマ成分と
して各々特定割合で含むメタクリレート系共重合体であ
り、第2クラッドを構成する樹脂はフッ化ビニリデン単
位を含む(共)重合体であることが重要である。
は、前記した一般式[I]で示されるフルオロアルキル
メタクリレート(以下FMAと略記する)とメチルメタ
クリレート(以下MMAと略記する)とをモノマ成分と
して各々特定割合で含むメタクリレート系共重合体であ
り、第2クラッドを構成する樹脂はフッ化ビニリデン単
位を含む(共)重合体であることが重要である。
【0019】プラスチック光ファイバの帯域幅を広くす
るためには、優れた機械特性や耐熱性、透明性を保持し
たまま第1クラッドの屈折率を高くして、第1クラッド
の屈折率とコアの屈折率との差を小さくすることが必要
である。
るためには、優れた機械特性や耐熱性、透明性を保持し
たまま第1クラッドの屈折率を高くして、第1クラッド
の屈折率とコアの屈折率との差を小さくすることが必要
である。
【0020】第1クラッドを構成する樹脂として10〜
40モル%の1種以上のFMAと90〜60モル%のM
MAをモノマ成分として含むメタクリレート系共重合体
が、優れた機械特性、耐熱性及び透明性の点から最適で
ある。
40モル%の1種以上のFMAと90〜60モル%のM
MAをモノマ成分として含むメタクリレート系共重合体
が、優れた機械特性、耐熱性及び透明性の点から最適で
ある。
【0021】共重合成分全体に対するFMAの含有量が
10モル%未満と少な過ぎると屈折率が高くなりすぎ、
さらに、MMAの含有量が多くなり過ぎるので機械特性
が悪化する。40モル%を超えると屈折率が低くなり過
ぎて所望水準の高い帯域とすることが困難である。好ま
しくは13〜35モル%であり、さらに好ましくは15
〜30モル%である。
10モル%未満と少な過ぎると屈折率が高くなりすぎ、
さらに、MMAの含有量が多くなり過ぎるので機械特性
が悪化する。40モル%を超えると屈折率が低くなり過
ぎて所望水準の高い帯域とすることが困難である。好ま
しくは13〜35モル%であり、さらに好ましくは15
〜30モル%である。
【0022】FMAの例としてはトリフルオロエチルメ
タクリレート(3FMA)、テトラフルオロプロピルメ
タクリレート(4FMA)、ペンタフルオロプロピルメ
タクリレート(5FMA)、オクタフルオロペンチルメ
タクリレート(8FMA)、ジトリフルオロメチルメタ
クリレート(6FMA)等が挙げられる。これらは前記
10〜40モル%の範囲内であれば、それぞれ単独で用
いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。但
し、FMAモノマ中に含まれるフッ素原子数は11以下
であることを要する。12以上と多過ぎる場合はMMA
と共重合させても熱分解し易くなるので、POFの耐熱
性が悪化するし、モノマのコスト面からも不具合であ
る。好ましくは3〜10である。
タクリレート(3FMA)、テトラフルオロプロピルメ
タクリレート(4FMA)、ペンタフルオロプロピルメ
タクリレート(5FMA)、オクタフルオロペンチルメ
タクリレート(8FMA)、ジトリフルオロメチルメタ
クリレート(6FMA)等が挙げられる。これらは前記
10〜40モル%の範囲内であれば、それぞれ単独で用
いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。但
し、FMAモノマ中に含まれるフッ素原子数は11以下
であることを要する。12以上と多過ぎる場合はMMA
と共重合させても熱分解し易くなるので、POFの耐熱
性が悪化するし、モノマのコスト面からも不具合であ
る。好ましくは3〜10である。
【0023】又、上記FMA、MMA以外の共重合可能
な他のモノマ成分は30モル%以下ならば含んでもよ
い。その“他のモノマ成分”としては、具体的にはメタ
クリル酸、アクリル酸、アクリル酸メチルやアクリル酸
エチルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸エス
テル類、スチレン、無水マレイン酸、N−イソプロピル
マレイミドなどのマレイミド類などが挙げられる。これ
らのうち、クラッド材の機械特性改良のためには、アク
リル酸エチルを共重合することが好ましく、0.1〜1
0モル%で含むことがさらに好ましい。
な他のモノマ成分は30モル%以下ならば含んでもよ
い。その“他のモノマ成分”としては、具体的にはメタ
クリル酸、アクリル酸、アクリル酸メチルやアクリル酸
エチルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸エス
テル類、スチレン、無水マレイン酸、N−イソプロピル
マレイミドなどのマレイミド類などが挙げられる。これ
らのうち、クラッド材の機械特性改良のためには、アク
リル酸エチルを共重合することが好ましく、0.1〜1
0モル%で含むことがさらに好ましい。
【0024】第1クラッドを構成する共重合体のガラス
転移点温度(Tg)は、85℃未満であるとPOFの耐
熱性が悪化して実用上の問題が生じ易いので85℃以上
が好ましい。
転移点温度(Tg)は、85℃未満であるとPOFの耐
熱性が悪化して実用上の問題が生じ易いので85℃以上
が好ましい。
【0025】一方、第2クラッドを構成する樹脂として
は、フッ化ビニリデン単位を含む(共)重合体を使用す
る。
は、フッ化ビニリデン単位を含む(共)重合体を使用す
る。
【0026】第2クラッドは、第1クラッドの屈折率を
コアの屈折率に近づけたために生じるPOFの曲げ損失
の増加を抑制することを主目的とするものであって、一
般的には第1クラッドよりも屈折率の低い樹脂を用いれ
ばよい。特にフッ化ビニリデン単位を含む(共)重合体
が、機械特性や他のポリマとの密着性の点で優れている
ので、前記した第1クラッドと組み合わせる第2クラッ
ドとして最適であり、機械特性の優れたPOFとするこ
とができる。
コアの屈折率に近づけたために生じるPOFの曲げ損失
の増加を抑制することを主目的とするものであって、一
般的には第1クラッドよりも屈折率の低い樹脂を用いれ
ばよい。特にフッ化ビニリデン単位を含む(共)重合体
が、機械特性や他のポリマとの密着性の点で優れている
ので、前記した第1クラッドと組み合わせる第2クラッ
ドとして最適であり、機械特性の優れたPOFとするこ
とができる。
【0027】フッ化ビニリデン単位を含む(共)重合体
の例としては、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フ
ッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレン(TFE)及
び/又はヘキサフルオロプロピレン(HFP)との2元
又は3元共重合体があげられるが、PMMAとPVdF
とのポリマ混合物として用いてもよい。特に透明性や機
械特性の点で優れたVdF/TFE2元共重合体やVd
F/TFE/HFP3元共重合体の使用が好ましい。
の例としては、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フ
ッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレン(TFE)及
び/又はヘキサフルオロプロピレン(HFP)との2元
又は3元共重合体があげられるが、PMMAとPVdF
とのポリマ混合物として用いてもよい。特に透明性や機
械特性の点で優れたVdF/TFE2元共重合体やVd
F/TFE/HFP3元共重合体の使用が好ましい。
【0028】又、VdF/TFE2元共重合体の場合に
は透明性の点からTFEの含有量は17〜19モル%で
あることが好ましい。
は透明性の点からTFEの含有量は17〜19モル%で
あることが好ましい。
【0029】本発明のプラスチック光ファイバは一般的
な製造法と同様にして製造すればよい。例えば、コア材
と第1、第2クラッド材とを加熱溶融状態下で、同心円
状複合用の複合口金から吐出してコア/第1クラッド/
第2クラッドの3層芯鞘構造を形成させる複合紡糸法が
好ましく用いられる。続いて、機械特性を向上させる目
的で1.2〜3倍程度の延伸処理が一般的に行なわれ、
プラスチック光ファイバとなる。このプラスチック光フ
ァイバの外径は通常0.1〜3mm程度であり、目的に
応じて適宜選択すればよいが、取扱性などの面から0.
5〜1.5mmのものが好ましい。
な製造法と同様にして製造すればよい。例えば、コア材
と第1、第2クラッド材とを加熱溶融状態下で、同心円
状複合用の複合口金から吐出してコア/第1クラッド/
第2クラッドの3層芯鞘構造を形成させる複合紡糸法が
好ましく用いられる。続いて、機械特性を向上させる目
的で1.2〜3倍程度の延伸処理が一般的に行なわれ、
プラスチック光ファイバとなる。このプラスチック光フ
ァイバの外径は通常0.1〜3mm程度であり、目的に
応じて適宜選択すればよいが、取扱性などの面から0.
5〜1.5mmのものが好ましい。
【0030】更にこのプラスチック光ファイバの外側に
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、架橋
ポリエチレン、熱可塑性エラストマー、ポリウレタン、
ポリアミド等の公知の樹脂をクロスヘッドダイを使用し
た溶融押出し成形法等の通常の方法により被覆してもよ
い。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、架橋
ポリエチレン、熱可塑性エラストマー、ポリウレタン、
ポリアミド等の公知の樹脂をクロスヘッドダイを使用し
た溶融押出し成形法等の通常の方法により被覆してもよ
い。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に詳細に説
明する。
明する。
【0032】伝送損失: ハロゲン平行光(波長650
nm、入射NA=0.25)を使用して30/2mカット
バック法により測定した。
nm、入射NA=0.25)を使用して30/2mカット
バック法により測定した。
【0033】伝送帯域: 測定装置として浜松ホトニク
ス社製光サンプリングオシロスコープを用い、光源とし
て浜松ホトニクス社製レーザダイオード(波長650n
m)を用い、100m長のファイバで−3dB帯域をイ
ンパルス応答法にて測定した。
ス社製光サンプリングオシロスコープを用い、光源とし
て浜松ホトニクス社製レーザダイオード(波長650n
m)を用い、100m長のファイバで−3dB帯域をイ
ンパルス応答法にて測定した。
【0034】曲げ損失: 3m長のファイバの一端に波
長650nmのハロゲン平行光(入射NA=0.1)を
入射して直径30mmφのマンドレルへの1回(360
°)巻き付け前後の出射光量を測定し、その光量差を算
出した。
長650nmのハロゲン平行光(入射NA=0.1)を
入射して直径30mmφのマンドレルへの1回(360
°)巻き付け前後の出射光量を測定し、その光量差を算
出した。
【0035】連続屈曲破断回数: ファイバの一端に5
00gの荷重をかけ、直径30mmφのマンドレルで支
持し、その支持点を中心にファイバの他端を角度90°
で連続的に回転させて、ファイバが切断するまでの回数
を測定した。
00gの荷重をかけ、直径30mmφのマンドレルで支
持し、その支持点を中心にファイバの他端を角度90°
で連続的に回転させて、ファイバが切断するまでの回数
を測定した。
【0036】耐熱性: 高温オーブン(タバイエスペッ
ク社製PHH−200)内に試長28mのファイバ(両
末端各1mはオーブン外)を85℃、1000時間投入
し、試験前後の光量を測定してその変化量を指標とした
(マイナスは光量ダウンを示す)。
ク社製PHH−200)内に試長28mのファイバ(両
末端各1mはオーブン外)を85℃、1000時間投入
し、試験前後の光量を測定してその変化量を指標とした
(マイナスは光量ダウンを示す)。
【0037】ガラス転移点: 測定装置としてPerk
in−Elmer社製DSC−2C型を使用し、昇温速
度10℃/min 、2nd.RUN 法にてガラス転移中心温度を
測定した。
in−Elmer社製DSC−2C型を使用し、昇温速
度10℃/min 、2nd.RUN 法にてガラス転移中心温度を
測定した。
【0038】屈折率: 測定装置としてアッベ屈折率計
を使用して室温25℃雰囲気にて測定した。
を使用して室温25℃雰囲気にて測定した。
【0039】[実施例1]第1クラッド材として表1の
8FMA/MMA共重合体(屈折率n1-clad=1.45
8)、第2クラッド材として表1のVdF/TFE共重
合体(屈折率n2- clad=1.406)をそれぞれ複合紡
糸機に供給した。さらに、連続魂状重合によって製造し
たPMMA((屈折率ncore=1.492)をコア材と
して複合紡糸機に供給して、コア、第1クラッド及び第
2クラッドを3層芯鞘複合溶融紡糸し、ファイバ径10
00μm(コア径980μm、第1/第2クラッド厚
5.0/5.0μm)のベアファイバを得た。さらに、
ポリエチレンを被覆して2.2μのコードとした。
8FMA/MMA共重合体(屈折率n1-clad=1.45
8)、第2クラッド材として表1のVdF/TFE共重
合体(屈折率n2- clad=1.406)をそれぞれ複合紡
糸機に供給した。さらに、連続魂状重合によって製造し
たPMMA((屈折率ncore=1.492)をコア材と
して複合紡糸機に供給して、コア、第1クラッド及び第
2クラッドを3層芯鞘複合溶融紡糸し、ファイバ径10
00μm(コア径980μm、第1/第2クラッド厚
5.0/5.0μm)のベアファイバを得た。さらに、
ポリエチレンを被覆して2.2μのコードとした。
【0040】こうして得られた光ファイバを前記の評価
方法により評価し、その結果を表2に示した。表2から
わかるように、160MHzと高帯域であり、曲げ損失
が小さく、且つ繰り返し屈曲性も良好であり、光信号伝
送用として好適なものであった。
方法により評価し、その結果を表2に示した。表2から
わかるように、160MHzと高帯域であり、曲げ損失
が小さく、且つ繰り返し屈曲性も良好であり、光信号伝
送用として好適なものであった。
【0041】[実施例2〜5及び比較例1〜4]第1ク
ラッド材及び第2クラッド材の共重合体を表1のとおり
に変更した以外は実施例1と同様にして光ファイバを得
た。また、第2クラッドを設けない光ファイバも同様に
して得た(比較例1)。これらの光ファイバを使用して
実施例1と同じ評価を行い、その結果を表2に示した。
ラッド材及び第2クラッド材の共重合体を表1のとおり
に変更した以外は実施例1と同様にして光ファイバを得
た。また、第2クラッドを設けない光ファイバも同様に
して得た(比較例1)。これらの光ファイバを使用して
実施例1と同じ評価を行い、その結果を表2に示した。
【0042】本発明の実施例2〜5は伝送帯域が高く、
曲げ損失、耐熱性、繰り返し屈曲特性のいずれも優れて
いた。これに対し、比較例1のようにコア−第1クラッ
ドのファイバ開口数が本発明範囲内でも第2クラッドの
ないものは曲げ損失が悪かった。また、コア−第1クラ
ッドのファイバ開口数が低すぎる場合は比較例2のよう
に伝送帯域は高いが曲げ損失特性が悪く、逆に、開口数
が高すぎる場合は比較例3のように曲げ損失特性は良好
であるが伝送帯域が悪かった。さらに、比較例3、4の
ように長鎖FMAを用いたものは、透光性、耐熱性が劣
っていた。
曲げ損失、耐熱性、繰り返し屈曲特性のいずれも優れて
いた。これに対し、比較例1のようにコア−第1クラッ
ドのファイバ開口数が本発明範囲内でも第2クラッドの
ないものは曲げ損失が悪かった。また、コア−第1クラ
ッドのファイバ開口数が低すぎる場合は比較例2のよう
に伝送帯域は高いが曲げ損失特性が悪く、逆に、開口数
が高すぎる場合は比較例3のように曲げ損失特性は良好
であるが伝送帯域が悪かった。さらに、比較例3、4の
ように長鎖FMAを用いたものは、透光性、耐熱性が劣
っていた。
【0043】なお、表1に示した第1クラッド材及び第
2クラッド材の共重合体のモノマ組成を示すモノマ成分
の略記号は、次のとおりである。 PMMA:ポリメチルメタクリレート、 MMA:メチ
ルメタクリレート、 EA:エチルアクリレート、 M
AA:メタクリル酸、 VdF:フッ化ビニリデン、
TFE:テトラフルオロエチレン、 HFP:ヘキサフ
ルオロプロピレン、 4FMA:2,2,3,3−テト
ラフルオロプロピルメタクリレート、 5FMA:2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルメタクリレー
ト、 8FMA:2,2,3,3,4,4,5,5−オ
クタフルオロペンチルメタクリレート、 17FMA:
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−ペンタデカフ
ロムデシルメタクリレート
2クラッド材の共重合体のモノマ組成を示すモノマ成分
の略記号は、次のとおりである。 PMMA:ポリメチルメタクリレート、 MMA:メチ
ルメタクリレート、 EA:エチルアクリレート、 M
AA:メタクリル酸、 VdF:フッ化ビニリデン、
TFE:テトラフルオロエチレン、 HFP:ヘキサフ
ルオロプロピレン、 4FMA:2,2,3,3−テト
ラフルオロプロピルメタクリレート、 5FMA:2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルメタクリレー
ト、 8FMA:2,2,3,3,4,4,5,5−オ
クタフルオロペンチルメタクリレート、 17FMA:
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−ペンタデカフ
ロムデシルメタクリレート
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明の光ファイバは伝送帯域が高いこ
とに加え、曲げ損失、繰り返し屈曲特性及び耐熱性も良
好であるので、光信号伝送用として好適である。
とに加え、曲げ損失、繰り返し屈曲特性及び耐熱性も良
好であるので、光信号伝送用として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08F 214/22 214:26) (C08F 220/14 220:22) (C08F 220/14 220:22 220:18)
Claims (6)
- 【請求項1】 コア、第1クラッド及び第2クラッド
からなるプラスチック光ファイバにおいて、有機重合体
からなるコア、第1クラッド及び第2クラッドの屈折率
(それぞれ、ncore、n1-clad、及び、n2-clad)が、
次式 0.25≦(ncore 2 −n1-clad 2 )1/2 ≦0.38 (ncore 2 −n2-clad 2 )1/2 ≧0.45 を同時に満足し、第1クラッドが下記一般式 【化1】 (式中、nは1〜5の整数、Xは水素原子または弗素原
子を表わす)で表される1種以上のフルオロアルキルメ
タクリレート10〜40モル%と、メチルメタクリレー
ト60〜90モル%とをモノマ成分として含むメタクリ
レート系共重合体からなり、かつ、第2クラッドがフッ
化ビニリデン単位を含む(共)重合体からなることを特
徴とする高帯域プラスチック光ファイバ。 - 【請求項2】 第1クラッドを構成するメタクリレー
ト系共重合体が、実質的に、前記一般式〔I〕で表され
る1種以上のフルオロアルキルメタクリレート10〜4
0モル%とメチルメタクリレート60〜90モル%のみ
からなる共重合体であることを特徴とする請求項1記載
の高帯域プラスチック光ファイバ。 - 【請求項3】 第1クラッドを構成するメタクリレー
ト系共重合体が、前記一般式〔I〕で表される1種以上
のフルオロアルキルメタクリレート10〜40モル%と
メチルメタクリレート60〜90モル%とエチルアクリ
レート0.1〜10モル%との共重合体であることを特
徴とする請求項1記載の高帯域プラスチック光ファイ
バ。 - 【請求項4】 第1クラッドを構成するメタクリレー
ト系共重合体のガラス転移点温度(Tg)が85℃以上
であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の高帯
域プラスチック光ファイバ。 - 【請求項5】 第2クラッドが、フッ化ビニリデンと
テトラフルオロエチレンとの共重合体、又はフッ素化ビ
ニリデンとテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプ
ロピレンとの共重合体からなることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1項に記載の高帯域プラスチック光フ
ァイバ。 - 【請求項6】 第2クラッドが、テトラフルオロエチ
レン含有量が17〜19モル%である、フッ化ビニリデ
ンとテトラフルオロエチレンとの共重合体からなること
を特徴とする請求項5記載の高帯域プラスチック光ファ
イバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9028180A JPH10221543A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 高帯域プラスチック光ファイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9028180A JPH10221543A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 高帯域プラスチック光ファイバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10221543A true JPH10221543A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12241530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9028180A Pending JPH10221543A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 高帯域プラスチック光ファイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10221543A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11101915A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | プラスチック光ファイバ裸線、素線及びケーブル |
JP2002148451A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-22 | Toray Ind Inc | プラスチック光ファイバ |
JP2002156533A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-31 | Toray Ind Inc | プラスチック光ファイバコード |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP9028180A patent/JPH10221543A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11101915A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | プラスチック光ファイバ裸線、素線及びケーブル |
JP2002148451A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-22 | Toray Ind Inc | プラスチック光ファイバ |
JP4556365B2 (ja) * | 2000-08-30 | 2010-10-06 | 東レ株式会社 | プラスチック光ファイバおよびプラスチック光ファイバコード |
JP2002156533A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-31 | Toray Ind Inc | プラスチック光ファイバコード |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050208 |