JPH10217917A - 自動車のタイヤブラシ - Google Patents

自動車のタイヤブラシ

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JPH10217917A
JPH10217917A JP9033367A JP3336797A JPH10217917A JP H10217917 A JPH10217917 A JP H10217917A JP 9033367 A JP9033367 A JP 9033367A JP 3336797 A JP3336797 A JP 3336797A JP H10217917 A JPH10217917 A JP H10217917A
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JP
Japan
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tire
brush
brush body
rubber plate
side wall
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正行 ▲原▼田
Masayuki Harada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤについた汚れを、走行中に落とすため
の自動車のタイヤブラシを提供する。 【解決手段】 自動車のタイヤブラシを、自動車の車体
又は車輪に、その一端を揺動可能に吊り下げられるよう
になっている吊り下げ部と、前記吊り下げ部の他端に回
転可能に取り付けた支持部と、前記支持部に固定したブ
ラシ体と、を含み、前記ブラシ体が走行中のタイヤの側
壁と接触して前記支持部とともに回転するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車タイヤに付
いた汚れを、走行中に自動的に落とすためのタイヤブラ
シに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は、単に交通手段の一つというだ
けではなく、ファッションの一部と捉える人が多い。自
分が乗る自動車は、常に綺麗にしておきたいと誰もが願
う。特に、タイヤが汚れていると、自動車全体に対して
悪印象を持たれがちである。タイヤは、常に路面と接し
ているので、道がぬかっていたり、そこに水たまりがあ
ったりするので、すぐに汚れてしまう。洗車した後、よ
い気分でドライブを楽しんでいたのに、道路にあった水
たまりの泥水のせいでタイヤを汚してしまった、という
苦い経験は誰もが持っている。
【0003】このような汚れを落とすためには、ブラシ
等を使ってタイヤを水洗いする必要がある。洗剤や溶剤
を併せて使用する場合もある。しかし、走行中にタイヤ
を洗うことはできないので、しばらくの間は、汚れたま
まのタイヤで我慢しなければならない。また、洗うにも
手間と時間がかかるし、汚れた水で衣類を汚してしまう
こともある。タイヤ洗いをしないで済めば、これに超し
たことはない。
【0004】一方、近年における交通事故の増加は、目
を覆いたくなるような状況である。これを防ぐために
は、何より運転者が安全運転を心がけることであるが、
このようなソフト面だけではなく、自動車自体に加えら
れるハード面の工夫も必要である。自動車のリアライト
等に取り付けてある反射板などが、その例である。しか
し、自動車の側面には、このような反射板が取り付けら
れることがほとんどない。このため、自動車の左右の側
面は、その前後に比べて、危険の度合いが高いといえ
る。何らかの方法により、側面にも反射板又はこれに類
するものを設けることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の技術的課題は、前述したような煩わしいタイ
ヤ洗い(磨き)を自動車の走行中に行うことにある。つ
まり、わざわざ水洗いなどをしなくても、いつもタイヤ
を綺麗にしておくための、自動車のタイヤブラシを提供
することにある。また、第2の技術的課題は、自動車の
側面を第三者に認知させるための反射板又はこれに類す
るものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述したような課題を解
決するために発明者は色々な実験を行った。当初は、自
動車のフェンダ(泥除け)に取付具を介してブラシを固
定し、このブラシをタイヤの側面に押し付けるようにし
たが、これはうまくいかなかった。後輪の場合はその回
転方向が決まっているので比較的よかったのではある
が、めまぐるしく方向が変わる前輪の場合に問題があっ
た。すなわち、前輪の位置変化にブラシが対応できなか
ったので、効率よく汚れを落とすことができなかった。
さらなる試行錯誤を重ねた発明者は、以下に説明するよ
うな構成を採用することにより、走行中にタイヤを綺麗
にすることができることを突き止めた。そして、反射板
に代わる働きを持たせることにも成功した。詳しい構成
については、項を改めて説明する。
【0007】請求項1に記載した発明に係る自動車のタ
イヤブラシは、自動車の車体又は車輪に、その一端を揺
動可能に吊り下げられるようになっている吊り下げ部
と、前記吊り下げ部の他端に回転可能に取り付けた支持
部と、前記支持部に固定したブラシ体と、を含み、前記
ブラシ体が走行中のタイヤの側壁と接触して前記支持部
とともに回転するように構成した。
【0008】すなわち、吊り下げ部が自動車の車体又は
車輪に対して揺動(揺れ動く)ように吊り下げられるよ
うになっているので、固定した場合と異なりタイヤの回
転方向や位置変化に十分に対応することができる。した
がって、後輪だけではなく、前輪等にも適用することが
できる。また、支持部とブラシ体が、接触するタイヤの
回転力により回転するようになっているので、この接触
によりブラシ体が弾き飛ばされることが少ない。これ
は、接触によりブラシ体が受ける衝撃を、それらの回転
により吸収するので、タイヤに対する反作用を生じさせ
ないからである。弾き飛ばされずらいということは、ブ
ラシ体がタイヤ側面と接触する時間が長くなるというこ
とであるから、それだけ効率よく汚れを落とすことがで
きる。なお、このタイヤブラシを取り付ける位置は、走
行中にブラシ体がタイヤの側壁と接触するような位置で
あれば、自動車の車体又は車輪のどこでもよい。
【0009】なお、本明細書における「自動車」とは、
内燃機関や電動モータ等の動力により車輪(タイヤ)を
回転して路上を走る車のすべてを含み、そのようなもの
として、自家用自動車やバス、トラック、バイク等の
他、フォークリフトや清掃作業者のように特殊な用途の
車をも含む概念である。また、「吊り下げ部が揺動可
能」とは、吊り下げ部が車体又は車輪に対して揺れ動く
ようになっていることと、吊り下げ部自体が変形して揺
れ動くことの双方をいう。このようなものである限り、
吊り下げ部を取り付ける方法及びその材質形状に何らの
制限もない。また、「支持部が回転可能」とは、ブラシ
体がタイヤ側壁と接触したときに回転するようにできて
いる、の意であり、たとえば、取付部と支持部との取付
箇所が回転できるようになっていたり、取付部(支持
部)自体が回転するような構造を持っている場合等が該
当する。さらに本明細書における「ブラシ体」とは、タ
イヤに付いた汚れを落とせるものであればその形状や材
質等を問わないが、重力の働きにより支持部から垂れ下
がるようなものがよい。
【0010】請求項2に記載した自動車のタイヤブラシ
は、請求項1に記載した構成に加え、前記ブラシ体を、
複数の帯状ゴム板により構成した。
【0011】このように構成することにより、支持部の
回転によりブラシ体である帯状の(天然又は合成の)ゴ
ム板に遠心力が働くので各ゴム板が外側へ広がる。広が
った状態で回転すると、ゴム板がタイヤ側壁を鞭のよう
に叩くと同時にその広がろうとする力により側壁の表面
に押し付けられた状態で磨くので、汚れを効率よく落と
すことができる。また、ゴムを使うことにより、タイヤ
の側壁に傷を付けることもない。なお、「帯状のゴム
板」は、細長いゴム板であればどのようなものでもよ
く、タイヤの側壁を磨けるものであれば、各ゴム板の長
さや幅等はどのようなものでもよい。さらに、各ゴム板
の長さや形状、形態が違っていてもよい。なお、ゴム板
がところどころ括れていたり、捻れていたりするもの、
また、ひも状ものもの、ここでいう「帯状のゴム板」に
該当する。
【0012】請求項3に記載した発明に係るタイヤブラ
シは、請求項1又は2に記載した構成に加え、前記支持
部に走行時の空気抵抗を軽減するための空気通過孔を設
けたものである。
【0013】このように空気通過孔を設けたのは、走行
時に支持部が受ける風圧(空気抵抗)を軽減することに
より、支持部(ブラシ体)が不規則な移動をしないよう
にするためである。すなわち、空気通過孔がないとする
と走行時に受ける風圧により、支持部が不規則な方向に
押しのけられてしまう。ほどんどの場合は、ブラシ体が
タイヤの側壁から離れる方向に押しのけられる。これで
は、汚れを落とす効率を悪くしてしまう。そこで、支持
部が受ける風(空気抵抗)を、空気孔から逃がしてや
り、ブラシ体と側壁面との密着時間をできるだけ長くす
ることにより効率を高めた。雨水等から受ける抵抗につ
いても、上述した空気の場合と同様な効果を得られる。
【0014】請求項4に記載した発明に係る自動車のタ
イヤブラシは、請求項1又は2に記載した構成に加え、
前記支持部の上端を円錐形状に構成し、その頂部を前記
取付部の他端に取り付けた。
【0015】このように構成した理由は、上記の空気孔
と同様に、ブラシ体が不規則な方向に押しのけられるの
を防止することにより効率よく汚れを落とすようにする
ためである。このようにすれば、円錐形状の支持部の頂
部方向から風や雨水等が当たるようになるので、その風
や雨水等は円錐面に沿って末広がりに流れる。このた
め、ブラシ体が風等の影響を受けることはほとんどなく
なる。その結果、ブラシ体とタイヤ側壁面の密着時間を
長くして汚れを落とす効率を高められる。
【0016】請求項5に記載した発明に係る自動車のタ
イヤブラシは、請求項1乃至4の何れかに記載した構成
に加え、前記ブラシ体の一部又は全部に、光を反射する
反射部材を設けたものである。
【0017】このように反射部材を設けることにより、
自動車の左右方向から来る光を反射させることができ
る。このため、左右方向から来る自転車に乗っている人
や他の車の運転手に、自分の自動車の存在を知らせるこ
とができるので、事故を未然に防げる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、各図を参照しながら、本発
明の実施の形態(以下「本実施形態」という)について
説明する。図1は、タイヤブラシの構造を示す斜視図で
あり、図2は、図1のBーB線を含む断面を、矢印方向
から見た図である。図3は、ブラシ体の展開図であり、
図4は、ブラシ体の上面図である。図5及び6は、何れ
もブラシ体の変形例を示す図である。図7及び8は、タ
イヤブラシを自動車の車体に取り付けた様子を示す図で
ある。
【0019】まず、図1及び2参照しながら、タイヤブ
ラシ1の構造について説明する。タイヤブラシ1は、吊
り下げ部2と、この吊り下げ部2の下端に取り付けた円
柱状の支持部3と、この支持部3の外周に接着固定した
ブラシ体4から概ねできている。吊り下げ部2は、取付
金具21と、この取付金具21に開けた孔に取り付け取
り外しできるように引っかけた連結アーム24と、この
連結アーム24の下端に連結した連結ピン25からでき
ている。取付金具21は、L字形をしており、一方の辺
を自動車の車体(たとえば、フェンダ)にネジ固定し、
他方の辺に開けた吊り下げ孔22に連結アーム24を引
っかけて揺動可能に吊り下げるようになっている。
【0020】連結ピン25は、図2に示すように、支持
部3の頂部から貫通する貫通孔に通し、その下端をワッ
シャ27を介してかしめ固定する。これらにより、連結
ピン25に対して支持部3が自由に回転し(請求項
1)、かつ、前者から後者が抜け落ちないようにする。
合成樹脂を成形して作った支持部3は、円柱状をしてい
て、その上端は円錐形状になっている(請求項4)。こ
れは、すでに説明したように、風等から受ける抵抗を円
錐面31の働きによりできるだけ小さくするためであ
る。さらに、この抵抗を少なくするために、円錐面31
を貫通する空気通過孔34..を必要に応じて設けると
よい(請求項3)。空気通過孔34の働きについては、
本実施形態の変形例の項で改めて説明する。
【0021】次に、ブラシ体4について、図1、3及び
4を参照しながら説明する。ブラシ体4は、複数の細長
い帯状のゴム板からできている。このゴム板の長さL
は、磨こうとするタイヤの側壁の幅に応じて定め、幅W
は、支持部3の外周32の長さに合わせて定める。この
ゴム板は、ブラシとして使える弾力を持つものであれ
ば、天然ゴムでも合成ゴムでもよい。本実施形態におい
ては、タイヤチューブを切り開いて長方形のゴム板を作
り、これに縦方向の切れ目を、図3に示すように適当な
間隔をとって入れ、縄のれんの形状にしたものを用いて
いる。中古や不良のタイヤチューブを用いれば、資源を
再利用できるとともに、コストも下げることができるの
で、好都合である。
【0022】本実施形態においては、図3に示すよう
に、複数本ある帯状のゴム板を、一本置きに短く切り取
って、短いものはタイヤの外周側を、長いものはその内
周側をそれぞれ磨けるようにするためである。すなわ
ち、図8に示すようにタイヤの側壁は外周側から内周側
にかけて曲面になっており、その上には文字や図形など
が刻まれている。このため、全部のゴム板が長いままだ
と、タイヤの外周側や文字と文字の間の窪み等の上で各
ゴム板がブリッジしてしまうため綺麗に磨けない場合が
ある。これを、補うために、切り取った。同じ理由か
ら、各ゴム板を、階段状に切り取るようにしてもよい。
【0023】このようにして作った縄のれん状のゴム板
を、図4に示すように支持部3の外周32に巻き付けて
抜けないように接着し、図1に示すように下方に垂らす
(請求項1、2)。帯状のゴム板が長すぎる場合は、余
分な部分を切り落として調整する。接着面の外側に光を
反射する反射テープ(蛍光テープ)33等を、補強用に
巻き付けておくのもよい(請求項5)。このようにすれ
ば、美観を整えることもできるし、先に説明したように
交通安全のためにも好ましい。同様の理由から、ブラシ
体の一部又は全部に、蛍光塗料を塗ったり、反射テープ
を貼り付ける等して、光を反射させるようにしてもよい
(請求項5)。
【0024】次に、本実施形態の変形例について、図5
及び6を参照しながら説明する。図5は、支持部3を変
形したものであり、円錐面31の代わりに、走行時の空
気抵抗を軽減するための空気通過孔34...を設けた
点が本実施形態と異なる(請求項3)。これは、先に説
明したように、支持部3が受ける風圧を軽減するためで
ある。具体的には、支持リング35とその中心にある連
結ピン25に向かって延びる3本の支持アーム36..
と、から支持部3を構成した。各支持アーム36には捻
りを持たせ、これにより、受ける風により支持部3(ブ
ラシ体4)がタイヤの回転方向と同じ方向に回転するよ
うにした。なお、この変形例においては、連結アーム2
4は連結ピン25に対しては回転しないが、自動車の車
体50(図示せず)に対して自由に回転するようにし
た。
【0025】一方、図6は、ブラシ体4の変形例を示し
ている(請求項2)。ここでは、帯状のゴム板4
2...を、複数枚束ね、これらの上端をコの字形金具
43を介してネジ44により固定している。発明者の行
った実験によれば、このような構造にした場合も、本実
施形態のそれと同様な作用効果を得られた。なお、この
変形例においても、連結アーム24は連結ピン25に対
しては回転しないが、自動車の車体50(図示せず)に
対して自由に回転するようにした。
【0026】本実施形態で用いているゴム板の代わりに
吸湿性のある繊維材等を用いて、これにタイヤの汚れを
落とすための水や洗浄液剤等を含ませたり、タイヤ表面
に光沢を持たせるための光沢材等を含ませたりしてもよ
い。さらに、これらと先のゴム板とを併用するようにし
てもよい。また、フロントガラスを洗浄するときのよう
に、洗浄液等を外部から供給することによりブラッシン
グ効果を高めるようしてもよい。本実施形態において
は、支持部3とブラシ体4を別々の部材で構成している
が、これらを単一の部材で構成してもよい。別々の部材
で構成した場合は、ブラシ体4が磨耗した場合にこれだ
け交換することができる等の利点がある。一方、単一部
材で構成した場合、たとえば、支持部3とブラシ体4を
ゴム材で一体に構成した場合は、組み立てる手間を省け
る等の利点がある。
【0027】ここで、図7及び8に基づいて、タイヤブ
ラシ1の取付方法及びその位置について説明する。タイ
ヤブラシ1は、走行時にブラシ体1がタイヤ52の側壁
53と接触する位置(図中に実線で示す)に取り付け
る。タイヤ52の幅方向(図8の左右方向)の位置関係
は、図8に示すように、タイヤの側壁53の表面とブラ
シ体4の表面とが僅かに重なり合うようにする。なお、
タイヤブラシ1を、図7に仮想線で示すように、自動車
の車体50の代わりに車輪(ホイール)55に取り付け
てもよい。
【0028】タイヤブラシ1の取り付け方法を、図7及
び8に基づいて説明する。まず、L字形の取付金具を、
フェンダ51にネジ固定し、その吊り下げ孔22に連結
アーム24の上端フックを引っかけて揺動可能に吊り下
げる。次に、連結アーム24の下端を連結ピン25に固
定して、支持部3とともにブラシ体4を吊り下げる。こ
れで、取り付けを完了する。
【0029】この状態で自動車が走行すると、ブラシ体
4に働く慣性力と、これが受ける風圧により仮想線で示
す位置まで浮き上がってタイヤの側壁53と接触する。
接触すると、タイヤの回転力を受けてブラシ体4(支持
部3)が回転し、ブラシ体4の各ゴム板11....に
遠心力が働く。すると、各ゴム板11..は、図7に仮
想線で示すように外側へ広がる。広がった各ゴム板1
1...は、その後の回転によりタイヤの側壁53に叩
きつけられ、そこに付いている汚れを落とす。タイヤブ
ラシ1を前輪に取り付けた場合も、慣性力と風圧の作用
により前輪の回転方向(進行方向)の変化に応じて揺動
する方向が変わるので、その変化に対応しながらタイヤ
の側壁53を磨く。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るタイヤブラシを使用する
と、わざわざ水洗いなどをしなくても、いつもタイヤを
綺麗にしておくことができる。また、反射部材を使用す
ると、自動車の側面を第三者に認知させられるので、交
通事故を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タイヤブラシの構造を示す斜視図である。
【図2】 図1のBーB線を含む断面を、矢印方向から
見た図である。
【図3】 ブラシ体の展開図である。
【図4】 ブラシ体の上面図である。
【図5】 ブラシ体の変形例を示す図である。
【図6】 ブラシ体の変形例を示す図である。
【図7】 タイヤブラシを自動車の車体に取り付けた正
面の様子を示す図である。
【図8】 タイヤブラシを自動車の車体に取り付けた側
面の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 タイヤブラシ 2 吊り下げ部 3 支持部 4 ブラシ体 11 ゴム板 21 取付金具 24 連結アーム 25 連結ピン 26 上端フック 31 円錐面 34 空気通過孔 35 支持リング 36 支持アーム 41 反射テープ 53 タイヤ側壁 55 車輪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 なお、本明細書における「自動車」と
は、内燃機関や電動モータ等の動力により車輪(タイ
ヤ)を回転して路上を走る車のすべてを含み、そのよう
なものとして、自家用自動車やバス、トラック、バイク
等の他、フォークリフトや清掃作業のように特殊な用
途の車をも含む概念である。また、「吊り下げ部が揺動
可能」とは、吊り下げ部が車体又は車輪に対して揺れ動
くようになっていることと、吊り下げ部自体が変形して
揺れ動くことの双方をいう。このようなものである限
り、吊り下げ部を取り付ける方法及びその材質形状に何
らの制限もない。また、「支持部が回転可能」とは、ブ
ラシ体がタイヤ側壁と接触したときに回転するようにで
きている、の意であり、たとえば、取付部と支持部との
取付箇所が回転できるようになっていたり、取付部(支
持部)自体が回転するような構造を持っている場合等が
該当する。さらに本明細書における「ブラシ体」とは、
タイヤに付いた汚れを落とせるものであればその形状や
材質等を問わないが、重力の働きにより支持部から垂れ
下がるようなものがよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 このように構成することにより、支持部
の回転によりブラシ体である帯状の(天然又は合成の)
ゴム板に遠心力が働くので各ゴム板が外側へ広がる。広
がった状態で回転すると、ゴム板がタイヤ側壁を鞭のよ
うに叩くと同時にその広がろうとする力により側壁の表
面に押し付けられた状態で磨くので、汚れを効率よく落
とすことができる。また、ゴムを使うことにより、タイ
ヤの側壁に傷を付けることもない。なお、「帯状のゴム
板」は、細長いゴム板であればどのようなものでもよ
く、タイヤの側壁を磨けるものであれば、各ゴム板の長
さや幅等はどのようなものでもよい。さらに、各ゴム板
の長さや形状、形態が違っていてもよい。なお、ゴム板
がところどころ括れていたり、捻れていたりするもの、
また、ひも状ものも、ここでいう「帯状のゴム板」に
該当する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 まず、図1及び2参照しながら、タイ
ヤブラシ1の構造について説明する。タイヤブラシ1
は、吊り下げ部2と、この吊り下げ部2の下端に取り付
けた円柱状の支持部3と、この支持部3の外周に接着固
定したブラシ体4から概ねできている。吊り下げ部2
は、取付金具21と、この取付金具21に開けた孔に取
り付け取り外しできるように引っかけた連結アーム24
と、この連結アーム24の下端に連結した連結ピン25
からできている。取付金具21は、L字形をしており、
一方の辺を自動車の車体(たとえば、フェンダ)にネジ
固定し、他方の辺に開けた吊り下げ孔22に連結アーム
24を引っかけて揺動可能に吊り下げるようになってい
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体又は車輪に、その一端を揺
    動可能に吊り下げられるようになっている吊り下げ部
    と、 前記吊り下げ部の他端に回転可能に取り付けた支持部
    と、 前記支持部に固定したブラシ体と、を含み、 前記ブラシ体が走行中のタイヤの側壁と接触して前記支
    持部とともに回転するように構成したことを特徴とする
    自動車のタイヤブラシ。
  2. 【請求項2】 前記ブラシ体を、複数の帯状ゴム板によ
    り構成したことを特徴とする請求項1に記載した自動車
    のタイヤブラシ。
  3. 【請求項3】 前記支持部に、走行時の空気抵抗を軽減
    するための空気通過孔を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載した自動車のタイヤブラシ。
  4. 【請求項4】 前記支持部の上端を円錐形状に形成し、
    その頂部を前記取付部の他端に取り付けたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載した自動車のタイヤブラシ。
  5. 【請求項5】 前記ブラシ体の一部又は全部に、光を反
    射するための反射部材を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載した自動車のタイヤブラシ。
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Cited By (5)

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