JPH10216380A - 取り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシン - Google Patents
取り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシンInfo
- Publication number
- JPH10216380A JPH10216380A JP3857197A JP3857197A JPH10216380A JP H10216380 A JPH10216380 A JP H10216380A JP 3857197 A JP3857197 A JP 3857197A JP 3857197 A JP3857197 A JP 3857197A JP H10216380 A JPH10216380 A JP H10216380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- embroidery
- speed
- mode
- sewing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 88
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
様を切り換えることが可能であり、第1仕様において
は、速度コントローラ3の接続の有無により通常縫いに
おける始動停止スイッチ4の有効無効が決定される。第
2仕様においては、速度コントローラ3の接続の有無に
関係なく、通常縫いにおいては始動停止スイッチ4が無
効化される。刺繍縫いにおいては、第1仕様と第2仕様
共に始動停止スイッチ4が有効化される。
Description
り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備え、且つ刺
繍縫いが可能なミシンに関する。
おり、その中に刺繍縫いを可能にしたミシンが知られて
いる。この刺繍縫い可能なミシンはX−Y方向に移動可
能な刺繍枠を備え、該刺繍枠を移動させることにより刺
繍を行おうとするものである。このような刺繍縫いにお
いては、通常定速で縫いが行われ、そのためにミシン本
体Xに始動停止スイッチを備え、足踏み式の速度コント
ローラは用いずにこの始動停止スイッチにより運転をお
こなうのが普通である。また、日本のように座りながら
ミシンを操作する国においては、通常の縫いも始動停止
スイッチにより行われることがあり、そのため足踏み式
の速度コントローラを脱着可能にしておくのが普通であ
る。
方法はそれぞれの国や地方により様々であり、始動停止
スイッチによる操作を通常縫いの時に使用するのを非常
に不安に感じる国もあり、そのため従来は仕向地毎にミ
シンの仕様を変え、特に始動停止スイッチを通常縫いで
は稼働しないようにする等の措置を講じて製品の出荷を
行っており、製造や出荷の手間が大きい問題があった。
本発明は上記従来技術の欠点を改善することを目的とす
る。
に、本発明は通常縫いに加えて刺繍縫いが可能であり、
通常縫いモードと刺繍縫いモードとの選択が可能なミシ
ンにおいて、ミシン本体に設けられ、ミシンを始動停止
させるための手段と、ミシン本体に取り外し可能に接続
され、ミシンを始動停止させ且つミシンの速度を制御す
るための手段と、前記速度を制御するための手段がミシ
ン本体に接続されている場合、ミシンが刺繍モードの時
には、該速度を制御するための手段が無効となり、且つ
前記始動停止させるための手段が有効となる第1の仕様
モードとするための手段と、前記速度を制御するための
手段の接続の有無に関係なく、通常縫いモードの場合に
は始動停止させるための手段が無効となり、速度を制御
するための手段が有効となる第2の仕様モードとするた
めの手段と、前記前記第1と第2の仕様モードを切り換
えるための手段と、を備えたことを特徴とする。以上の
ように第1と第2の仕様を切り換えることが可能である
から、従来のように仕向け地毎に製品の仕様を変える必
要がなく、極めて効率的な製造が可能になる。前記第1
の仕様モードとするための手段は、ミシンが刺繍モード
でない場合には、前記速度を制御するための手段を有効
化し、これを使用できるようにする。また前記第2の仕
様モードとするための手段は、ミシンが刺繍モードの場
合には、前記速度を制御するための手段を無効化し、前
記始動停止させるための手段を有効化して始動停止させ
るための手段による操作を行うようにする。
基づいて説明する。図1において、ミシン本体X内には
マイクロコンピュータを主体に構成されたCPU1がミ
シン全体の種々の制御を行っている。CPU1はまず、
ミシンモータ駆動回路30を介してミシンモータ31を
制御し、縫い目形成機構32により縫いを実行させるよ
うになっている。縫い目形成機構32には図2に示すよ
うに針33が装着され、縫いを実行する。またCPU1
はX−Yモータ駆動回路40を介してX−Yモータ41
を制御し、X−Y移動機構42をX−Y方向に移動させ
て刺繍縫いを実行させるように構成されている。X−Y
移動機構42には図2に示すようにキャリッジ43と刺
繍枠44が装着され、この刺繍枠44に布を装着してX
−Y方向に移動させることにより刺繍縫いを行うように
なっている。通常縫いと刺繍縫いは刺繍モード選択釦6
の操作により切り換えられるようになっており、刺繍縫
いを行う際には縫い目データ21に格納された刺繍模様
を読み出して、一時記憶装置22に一時記憶し、プログ
ラム記憶装置20に格納された刺繍縫いプログラムに従
って実行させるように構成されている。CPU1はまた
表示制御装置23を介して表示装置24に種々の表示を
行わせるようになっている。この表示装置24は図2に
示すようにミシン本体Xの前面に装着されている。
タ2が設けられており、ここに速度コントローラ3を接
続するように構成されている。速度コントローラ3は足
踏み式になっており、始動停止と縫い速度の制御を行え
るようになっている。一方、ミシン本体Xの前面には図
2に示すように始動停止スイッチ4が設けられており、
始動停止スイッチ4をオンオフすることにより、ミシン
の縫いの開始及び停止を行えるように構成されている。
またこの実施形態では、ミシン本体X前面に速度調整器
7が設けられており、始動停止スイッチ4により始動停
止を行う場合、この速度調整器7により縫い速度を設定
調整出来るようになっている。
の優先順位等に関し、この実施形態では第1仕様と第2
仕様を用意しており、仕様切換装置5によりこの仕様の
切り換えを行えるように構成されている。仕様切換装置
5は機械的なスイッチ等であっても良いし、或いはソフ
トスイッチ等であっても良い。
ントローラ3と始動停止スイッチ4の有効無効を示す。
丸印が有効モードを示し、×印が無効モードを示してい
る。第1仕様においては、速度コントローラ3が接続さ
れている状態では、通常縫いの時に速度コントローラ3
が有効、始動停止スイッチ4が無効になり、刺繍モード
選択釦6により刺繍縫いが選択された時には速度コント
ローラ3が無効、始動停止スイッチ4が有効になるよう
になっている。一方、速度コントローラ3が接続されて
いない時には、当然に始動停止スイッチ4のみが有効に
なるようになっている。
いには全く使用しない国等を仕向け地とする場合のもの
で、通常縫いに関しては速度コントローラ3が接続され
ていてもまた接続されていなくても始動停止スイッチ4
が無効となる。従って通常縫いは速度コントローラ3に
のみ制御されるようになっている。一方刺繍縫いの場合
には、始動停止スイッチ4が有効モードとなり、速度コ
ントローラ3は無効モードとなるようになっている。
切換装置5による仕様の切り換え状態をチェックし(ス
テップS1)、第1仕様であれば、コネクタ2に速度コ
ントローラ3が接続されているか否か判別する(ステッ
プS2)。接続されていなければ、始動停止スイッチ4
有効モードになる(ステップS5)。接続されている場
合には、刺繍モード選択釦6により刺繍モードが選択さ
れているか否か判断し(ステップS3)、刺繍モードの
場合には速度コントローラ3を無効モードとし(ステッ
プS4)、始動停止スイッチ4を有効モードとして(ス
テップS5)、始動停止スイッチ4による操作を行う。
一方刺繍モードでなく通常縫いの場合には、速度コント
ローラ3を有効モードとし(ステップS6)、始動停止
スイッチ4を無効モードとして(ステップS7)、速度
コントローラ3による操作を行う。
第2仕様であると判断し、始動停止スイッチ4を無効モ
ードとして(ステップS10)、速度コントローラ3に
よる操作とする(ステップS11)。そして、刺繍モー
ド選択釦6により刺繍モードが選択されたか否か判断し
(ステップS12)、選択されたら速度コントローラ3
を無効モードとし(ステップS13)、始動停止スイッ
チ4を有効モードとして、始動停止スイッチ4による刺
繍縫いの操作を実行させる(ステップS14)。
装置5により簡単に第1仕様と第2仕様を選択できるか
ら、同一の製品であっても仕様の異なる仕向け地向けに
簡単に適合させることが可能になる。
れば、第1の仕様モードと第2の仕様モードに切り換え
ることにより、製品を簡単に仕向け地に適合させること
が可能になる効果がある。
の説明図。
ト図。
4:始動停止スイッチ、5:仕様切換装置、6:刺繍モ
ード選択釦、7:速度調整器、20:プログラム記憶装
置、21:縫い目データ、22:一時記憶装置、23:
表示制御装置、24:表示装置、30:ミシンモータ駆
動回路、31:ミシンモータ、32:縫い目形成機構、
33:針、40:X−Yモータ駆動回路、41:X−Y
モータ、42:X−Y移動機構、43:キャリッジ、4
4:刺繍枠。
Claims (4)
- 【請求項1】 通常縫いに加えて刺繍縫いが可能であ
り、通常縫いモードと刺繍縫いモードとの選択が可能な
ミシンにおいて、 ミシン本体に設けられ、ミシンを始動停止させるための
手段と、 ミシン本体に取り外し可能に接続され、ミシンを始動停
止させ且つミシンの速度を制御するための手段と、 前記速度を制御するための手段がミシン本体に接続され
ている場合、ミシンが刺繍モードの時には、該速度を制
御するための手段が無効となり、且つ前記始動停止させ
るための手段が有効となる第1の仕様モードとするため
の手段と、 前記速度を制御するための手段の接続の有無に関係な
く、通常縫いモードの場合には始動停止させるための手
段が無効となり、速度を制御するための手段が有効とな
る第2の仕様モードとするための手段と、 前記前記第1と第2の仕様モードを切り換えるための手
段と、 を備えたことを特徴とする取り外し可能な始動停止及び
速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシン。 - 【請求項2】 前記第1の仕様モードとするための手段
は、ミシンが刺繍モードでない場合には、前記速度を制
御するための手段を有効化する、 請求項1に記載の取り外し可能な始動停止及び速度制御
手段を備えた刺繍縫い可能なミシン。 - 【請求項3】 前記第2の仕様モードとするための手段
は、ミシンが刺繍モードの場合には、前記速度を制御す
るための手段を無効化し、前記始動停止させるための手
段を有効化する、 請求項1に記載の取り外し可能な始動停止及び速度制御
手段を備えた刺繍縫い可能なミシン。 - 【請求項4】 通常縫いに加えて刺繍縫いが可能であ
り、ミシンに本体に設けられたミシンを始動停止させる
ための始動停止スイッチと、前記ミシンに取り外し可能
に接続され、前記ミシンを始動停止させ且つミシンの速
度を制御するための速度コントローラと、を備えたミシ
ンにおいて;前記速度コントローラが接続されている場
合に、刺繍縫い時は前記速度コントローラを無効化し且
つ前記始動停止スイッチを有効化し、通常縫い時には前
記速度コントローラを有効化する第1の操作環境と、 前記速度コントローラの接続の有無に関係なく、前記始
動停止スイッチを無効化し、刺繍縫い時にのみ該始動停
止スイッチを有効化する第2の操作環境と、を選択可能
とした;ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03857197A JP3672694B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 取り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03857197A JP3672694B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 取り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10216380A true JPH10216380A (ja) | 1998-08-18 |
JP3672694B2 JP3672694B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=12528990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03857197A Expired - Fee Related JP3672694B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 取り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3672694B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102995313B (zh) * | 2012-12-14 | 2014-04-02 | 张家港伸兴机电有限公司 | 一种缝纫机连接装置 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP03857197A patent/JP3672694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3672694B2 (ja) | 2005-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009189626A (ja) | ミシン | |
US7963239B2 (en) | Zigzag sewing machine | |
TWI534319B (zh) | Automatic sewing machine | |
JPH10216380A (ja) | 取り外し可能な始動停止及び速度制御手段を備えた刺繍縫い可能なミシン | |
JP2879275B2 (ja) | 模様縫いにおける自動糸切りミシン | |
JP3811931B2 (ja) | 糸調子開放機能付きミシン | |
JP3970416B2 (ja) | ボタン付機能を有するミシン | |
JP3525424B2 (ja) | オプション出力プログラム可能な電子制御ミシン | |
JP4281176B2 (ja) | ミシン | |
JPH0691085A (ja) | ミシン | |
JP2008295734A (ja) | パターン縫いミシン | |
JP2879274B2 (ja) | 模様縫いにおける自動糸切りミシン | |
JP3839070B2 (ja) | ミシンのフリーアーム長さ切換装置 | |
JP3842871B2 (ja) | オプション出力プログラム可能な電子制御ミシン | |
JP2984453B2 (ja) | 模様縫いにおける自動ブロック縫いミシン | |
JP2002045584A (ja) | 電子制御ミシン | |
JP4699048B2 (ja) | 差動送りミシン | |
JP2002253888A (ja) | ミシンの止め縫い制御装置 | |
JP2001321590A (ja) | 自動返し縫い機能付ミシン | |
JPH0496793A (ja) | ミシン | |
JPH01299589A (ja) | 2本針角縫いミシン | |
JPH08299650A (ja) | ミシンの運転制御装置 | |
JPH11104381A (ja) | 縫製装置 | |
JPH0479990A (ja) | パターン縫いミシンにおける返し縫い制御装置 | |
JPH10127971A (ja) | 返し縫いが可能なミシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |