JP2001321590A - 自動返し縫い機能付ミシン - Google Patents

自動返し縫い機能付ミシン

Info

Publication number
JP2001321590A
JP2001321590A JP2000144777A JP2000144777A JP2001321590A JP 2001321590 A JP2001321590 A JP 2001321590A JP 2000144777 A JP2000144777 A JP 2000144777A JP 2000144777 A JP2000144777 A JP 2000144777A JP 2001321590 A JP2001321590 A JP 2001321590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse
automatic
stitching
sewing
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000144777A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Tauchi
司 田内
Yoshihiko Kubota
義彦 窪田
Yoshikatsu Hattori
好克 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2000144777A priority Critical patent/JP2001321590A/ja
Publication of JP2001321590A publication Critical patent/JP2001321590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動始め返し縫いと自動終り返し縫いのいず
れの機能も使用しない縫製物が混在している場合でも、
生産性を向上できるようにする。 【解決手段】 始め返し縫い及び終り返し縫いを自動的
に行って、縫い始め及び縫い終りにそれぞれ返し縫い目
を形成する制御を行う制御ボックス(自動返し縫い手
段)18と、前記自動返し縫い手段による始め返し縫い
及び終り返し縫いの実行の有無をそれぞれ個別に切替設
定する操作パネル24とを備えた自動返し縫い機能付ミ
シンにおいて、前記始め及び終り双方の返し縫いの実行
を同時に禁止する機能スイッチ30と、該スイッチ30
により前記双方の返し縫いが禁止された場合は、前記始
め及び終りの両止め縫い設定手段の設定の如何に拘らず
前記双方の返し縫いの実行を禁止する制御手段とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動返し縫い機能
付ミシン、特に縫い始めと縫い終りにほつれ止めのため
に自動的に返し縫いをする機能を有する自動返し縫い機
能付ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の工業用の自動返し縫い機
能付ミシンを正面から見た外観の概略を示し、符号10
で示すミシン本体が、ミシンテーブル12の上に設置さ
れていると共に、該テーブル12の下にはベルト14を
介してミシン主軸を回転させるミシンモータ16が設置
されている。又、上記テーブル12の下方には制御ボッ
クス18、該制御ボックス18に対して商用電源の接
続、切断を行うための電源スイッチ20、縫製時に使用
するペダル22が設置され、更にミシン本体10には操
作パネル24、その顎部にはタッチバックスイッチ26
がそれぞれ設置されている。
【0003】上記ミシンについて詳述すると、近年の工
業用自動返し縫い機能付ミシンでは、ミシン本体10に
電磁ソレノイド、エアシリンダ等からなるアクチュエー
タが装備され、該アクチュエータにより糸切りや返し縫
い等の縫製動作の自動化が実現されている。
【0004】このようなミシンにおいては、前記ミシン
モータ16によりミシンの針棒位置制御やミシンの回転
速度制御が行われるようになっており、このようなモー
タとして近年はメンテナンスフリー、高寿命、快適な作
業環境に対する要請から、インバータモータやACサー
ボモータ等が一般的に使用されている。
【0005】又、前記制御ボックス18は、商用電源か
ら前記ミシンモータ16に対して電力供給を行う回路
や、前記ミシン本体10に内蔵されているアクチュエー
タを駆動させる回路を有していると共に、これらを制御
するマイクロコンピュータ等により構成されている。
【0006】又、前記ペダル22は、縫製者(オペレー
タ)が、縫製時にミシンをコントロールするためのもの
で、該ペダル22を踏み付けると制御ボックス18に取
り付けられているセンサ28により、その動きが電気信
号に変換されると共に、該制御ボックス18によりペダ
ル22の踏込み量に応じた制御が実行され、ミシンモー
タ16やミシン本体10に装備されているアクチュエー
タを駆動することにより、オペレータが指示する制御動
作が実現されるようになっている。
【0007】又、前記操作パネル24は、オペレータが
各種縫製パターンを始めとする縫製条件等を設定する際
に使用され、ここで設定されるこれら縫製条件等の情報
は制御ボックス18に送られるようになっている。又、
前記タッチバックスイッチ26は、手動で返し縫いを実
行する場合に使用するものであり、このスイッチ26を
押すことにより、ミシン本体10に内蔵されている電磁
ソレノイド等のアクチュエータを動作させて逆送りがで
きるようになっている。即ち、オペレータは、縫製時に
このスイッチ26を押す操作を続けることにより、その
間布を逆送りすることができ、その操作を止めることに
より正送りに戻すことができることから、任意位置にお
いて返し縫いを行うことができるようになっている。
【0008】ここで、従来のミシンが有している自動返
し縫いの機能について具体的に説明する。図6は、自動
始め返し縫いを実行させた場合に形成される縫い目のイ
メージを示したものである。
【0009】この自動始め返し縫い機能は、操作パネル
24等により所定の針数(ここでは4針の例を示す)を
設定することにより、前記制御ボックス18において縫
い始めに針数をカウントし、自動で返し縫い用のアクチ
ュエータをON/OFFしてその針数分だけ布を逆送り
することにより、オペレータが前記タッチバックスイッ
チ26を操作することなく、美しい縫い目の止め縫いを
実現することができる機能である。
【0010】図7は、自動終り返し縫いを実行させた場
合に形成される縫い目のイメージを示したものである。
この自動終り返し縫い機能は、糸切り動作に連動して実
行されるものであり、ミシン糸切り時に針数をカウント
し、操作パネル24により設定された針数分を自動で返
し縫い用のアクチュエータをON/OFFすることによ
り、同様に止め縫いを行う機能である。
【0011】上述した自動始め返し縫い、自動終り返し
縫いは、それぞれ縫い始めや縫い終りの糸のほつれを防
止するために有効であるが、縫製物によっては止め縫い
をしてはいけないものがあり、このような縫製物の場合
には、オペレータはその都度これらの機能を操作パネル
24上で切替えて選択使用している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
縫製作業は、小ロット多品種となり、一人のオペレータ
が複数の縫製工程を受け持つことも多くなっている。そ
の結果、縫製物によっては、止め縫いが必要なものや不
必要なものが混在する事態が生じており、このような場
合にはオペレータはその都度、自動始め返し縫い、自動
終り返し縫いの機能をON/OFFする必要があること
から、生産性を損なう要因となっている。
【0013】又、一般に自動始め返し縫い、自動終り返
し縫いの機能のON/OFFは、各々独立した切替スイ
ッチを操作することにより個別に切替えるようになって
いる。これは、縫い始めだけに止め縫い(返し縫い)を
行う場合や、縫い終りのみにそれを行う場合があるため
である。
【0014】ところが、縫い始め、縫い終りの両方を止
め縫いする場合と、両方とも止め縫いをしない場合とを
切替えるには、上記のように各スイッチが独立している
ために、両方のスイッチをそれぞれ操作する、即ち2回
の操作が必要であることから、この点でも生産性を損な
うという問題があった。
【0015】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、自動始め返し縫いと自動終り返し縫
いの両方の機能を有するミシンで、いずれの機能をも使
用しない縫製物が混在している場合でも、機能の切替設
定が容易であることから、生産性を向上することができ
る自動返し縫い機能付ミシンを提供することを課題とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、始め返し縫い
及び終り返し縫いを自動的に行って、縫い始め及び縫い
終りにそれぞれ返し縫い目を形成する自動返し縫い手段
と、前記自動返し縫い手段による始め返し縫い及び終り
返し縫いの実行の有無をそれぞれ個別に切替設定する、
始め止め縫い設定手段及び終り止め縫い設定手段とを備
えた自動返し縫い機能付ミシンにおいて、前記始め及び
終り双方の返し縫いの実行を同時に禁止する自動返し縫
いの禁止操作手段と、前記禁止操作手段により前記双方
の返し縫いが禁止された場合は、前記始め及び終りの両
止め縫い設定手段の設定の如何に拘らず記双方の返し縫
いの実行を禁止する制御手段とを備えたことにより、前
記課題を解決したものである。
【0017】即ち、本発明においては、縫い始めと縫い
終りの双方の自動返し縫いが設定されている場合でも、
これらの返し縫いを同時に禁止する禁止操作手段を設け
たので、該手段の1回の操作により、双方の返し縫いを
実行できないようにできるため、この両返し縫いを実行
しない縫製物が混在している場合には、生産性を向上す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る一実施形態の自動返
し縫い機能付ミシンの外観を示す、前記図5に相当する
概略正面図である。
【0020】本実施形態のミシンは、外観的には針元近
傍であるミシン本体10の顎部に機能スイッチ30を追
加装備するようにした以外は、前記図5の従来の工業用
ミシンと実質的に同一であるので、同一符号を用いて詳
細な説明は省略する。
【0021】図2は、本実施形態のミシンが備えている
制御ボックス18を中心とする制御系の概要を示すブロ
ック図である。この制御ボックス18は、CPU(中央
演算処理装置)32と、電源回路34、モータドライバ
36、ソレノイドドライバ38、機能設定部40、メモ
リ42等が含まれて構成されている。
【0022】上記CPU32には、前記ペダル22がセ
ンサ28を介して接続されていると共に、前記操作パネ
ル24、タッチバックスイッチ26、機能スイッチ30
がそれぞれ接続されている。又、このCPU32には、
内部的には電源回路34、モータドライバ36、ソレノ
イドドライバ38、機能設定部40、メモリ42にそれ
ぞれ接続されている。又、上記電源回路34には、前記
電源スイッチ20が接続されていると共に、モータドラ
イバ36が接続され、該ドライバ36により前記ミシン
モータ16が回転駆動されるようになっており、又、ソ
レノイドドライバ38は、CPU32から入力される制
御信号により、前記ミシン本体10に内蔵されている返
し縫い、糸切り、押え上げ等の機能を実行するミシンソ
レノイド10Aを適切に駆動するようになっている。
【0023】本実施形態では、始め返し縫い及び終り返
し縫いを自動的に行って、縫い始め及び縫い終りにそれ
ぞれ返し縫い目を形成する自動返し縫い手段が、主とし
て前記CPU32においてソフトウェアにより実現され
ていると共に、前記自動返し縫い手段による始め返し縫
い及び終り返し縫いの実行の有無をそれぞれ個別に切替
設定する、始め止め縫い設定手段及び終り止め縫い設定
手段が、前記操作パネル24上のスイッチ等により構成
されている。
【0024】又、本実施形態では、前記始め及び終り双
方の返し縫いの実行を同時に禁止する自動返し縫いの禁
止手段が、前記機能スイッチ30により構成されてお
り、この機能スイッチ(禁止操作手段)30の操作によ
り、前記双方の返し縫いが禁止された場合は、前記始め
及び終りの両止め縫い設定手段の設定の如何に拘らず、
前記双方の返し縫いの実行を禁止する制御手段が、同じ
く前記CPU32においてソフトウェアにより実現され
ている。
【0025】上記機能スイッチ30は押ボタン式のスイ
ッチで形成され、該スイッチ30を押す(操作する)度
に前記双方の返し縫いの同時禁止と、該禁止の解除とが
交互に切替設定されるようになっている。又、この機能
スイッチ30に対しては、前記禁止操作手段による始め
及び終り双方の返し縫いの実行を同時に禁止する機能以
外に、後に詳述する補正縫い、糸切り及び押え上げの各
機能がそれぞれ切替設定可能になっている。
【0026】本実施形態のミシンでは、制御系が以上の
ような構成になっていることから、オペレータからの各
種ミシン操作指令に基づいて、最適なモータ駆動及びソ
レノイド駆動を行うことにより、ミシンの縫製動作を自
動で実行できるようになっている。又、その際に、前記
機能スイッチ30の操作信号も前記CPU32に入力さ
れることから、前記自動返し縫いの同時禁止機能を始め
として、前記各種の機能が実現されるようになってい
る。
【0027】次に、本実施形態の作用を説明する。但
し、理解を容易にするために、前記図5に示した従来の
ミシンが有する自動始め返し縫い(以下、SBTとも記
す)と、自動終り返し縫い(以下、EBTとも記す)の
機能を設定する場合のミシンの制御動作を、図3に示す
フローチャートに従って説明する。
【0028】まず、前記電源スイッチ20をON状態に
することにより、ミシン待機中となり(ステップ2)、
自動始め返し縫いが操作パネル24上で設定(パネル設
定ともいう)されていない場合は(ステップ4でN)、
ミシンの回転指令に当るペダル22の踏込みが実行され
るのを待ち(ステップ6)、それが前踏みされたらミシ
ンを回転させ、縫製動作に移る(ステップ8)。逆に、
自動始め返し縫いのパネル設定が行われている場合は
(ステップ4でY)、ペダル22の前踏みを待ち(ステ
ップ10)、前踏みされたならばSBTを実行しながら
(ステップ12)、ミシンを回転させ、縫製動作に移る
(ステップ8)。
【0029】次いで、ペダル前踏み中は縫製動作を継続
し(ステップ14でY)、ペダル前踏みが終了したら
(ステップ14でN)、糸切り指令に当るペダル22の
踏み返しが行われるまでミシンを一時停止し(ステップ
16でN、ステップ18)、踏み返しが行われ(ステッ
プ16でY)、自動終り返し縫い(EBT)がパネル設
定されている場合は(ステップ20でY)、EBTを実
行した後、ミシン糸切りを実行し(ステップ22、2
4)、設定されていない場合は(ステップ20でN)、
そのままステップ24の糸切りを実行する。
【0030】図4は、本実施形態における自動始め返し
縫いと自動終り返し縫いを設定する場合のミシンの動作
を示すフローチャートである。このフローチャートは、
前記図3に示したものに、ステップ3とステップ19に
前記機能スイッチ30によるSBT及びEBTの同時禁
止(キャンセル)の設定が行われているか否かを判定す
る動作を追加した以外は、実質的に図3と同一である。
【0031】従って、本実施形態においては、オペレー
タは、縫製中(ミシン待機中)に機能スイッチ30を押
すと(ステップ3及び19でY)、現在設定されている
自動始め返し縫い(SBT)、自動終わり返し縫い(E
BT)の機能が全て一時的にOFF状態になる。即ち、
このとき、“SBT、EBT同時キャンセル中”とな
り、操作パネル24等で設定されていたステップ4の自
動始め返し縫いやステップ20の自動終り返し縫いを行
わないようにすることができる。
【0032】そして、再度機能スイッチ30を押すと、
“SBT、EBT同時キャンセル中”が解除され、前回
まで設定されていた自動始め返し縫い、自動終り返し縫
いの機能の状態に復帰することができる。それ以外の動
作は前記図3の場合と実質的に同一である。
【0033】又、本実施形態においては、前述した如
く、前記機能スイッチ30を押した時に実行するミシン
の動作は、上述した“自動始め返し縫い、自動終り返し
縫いの両機能を同時に一時的にOFFにする機能の外
に、“補正縫い機能”、“糸切り機能”、“押さえ上げ
機能”の各機能も選択可能で、その内容は制御ボックス
18に含まれているメモリ42に記憶されている。これ
により、機能スイッチ30を押した時のミシンの動作
は、オペレータの作業工程に合わせて上記いずれかの機
能を自由に選定できるようになっており、該機能スイッ
チ30に対してこれらの中のいずれの機能を実行させる
かの選択は、前記機能設定部40において、例えばデッ
プスイッチ等の切替手段により容易に切替えることがで
きるようになっている。但し、この切替手段は、前記操
作パネル24に設けてもよい。
【0034】ここで、選択可能な上記各機能について簡
単に説明すると、補正縫いは、機能スイッチ30を押す
毎に、1針又は半針分運針させる機能であり、糸切り機
能は、機能スイッチ30を押すことにより、糸切りを実
行させる機能であり、押さえ上げ機能は、機能スイッチ
30を押している間、布押さえを上昇させておく機能で
ある。
【0035】以上詳述した本実施形態によれば、自動始
め返し縫いと自動終り返し縫いの両方の機能を有するミ
シンで、いずれの機能をも使用しない縫製物が混在して
いる場合でも、両機能を使用しない状態に容易に設定で
きるため、生産性を向上することができる。
【0036】又、機能スイッチ30を、針元近傍の前記
ミシン本体10の顎部に設置したので、制御ボックス1
8や操作パネル24等に上記各機能のON/OFF手段
を設置する場合には、オペレータはその都度視線を移さ
なければならないのに対し、本実施形態によれば、針元
を見ながら容易に機能の切替え設定を行うことができる
ため、この点においても作業性を向上することができる
利点もある。
【0037】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0038】例えば、本発明の自動返し縫い機能付ミシ
ンの具体的構成は、前記実施形態に示したものに限定さ
れない。
【0039】又、自動返し縫いの禁止操作手段は、ミシ
ン本体の顎部に設置する場合に限らず、前記操作パネル
24等のような他の部分に設けてもよい。あるいは、操
作パネル等に自動返し縫い禁止手段により自動返し縫い
の実行が禁止されている旨の表示手段を設けても良い。
【0040】更に、前記機能スイッチ30に切替設定可
能な機能としては、前記補正縫い等の3つの機能に限定
されず、例えば従来より一般的に使用されている機能等
の任意の機能であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
自動始め返し縫いと自動終り返し縫いの機能を有するミ
シンで縫製する際、いずれの機能をも使用しない縫製物
が混在している場合でも、該縫製物の縫製モードに容易
に設定することができるため、生産性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の自動返し縫い機能付
ミシンの外観を示す概略正面図
【図2】本実施形態の制御系の概要を示すブロック図
【図3】従来例によるミシンの縫製動作の特徴を示すフ
ローチャート
【図4】本実施形態のミシンの縫製動作の特徴を示すフ
ローチャート
【図5】従来の自動返し縫い機能付ミシンの外観を示す
概略正面図
【図6】自動始め返し縫いにより形成される縫い目のイ
メージを示す説明図
【図7】自動終わり返し縫いにより形成される縫い目の
イメージを示す説明図
【符号の説明】
10…ミシン本体 12…ミシンテーブル 14…ベルト 16…ミシンモータ 18…制御ボックス 20…電源スイッチ 22…ペダル 24…操作パネル 26…タッチバックスイッチ 28…センサ 30…機能スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 好克 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA01 CB15 CE01 CE03 CE07 CE09 CE23 DE06 DE10 GE03 GE12 JA02 JA11 LA10 LA53 LA84 LA89 LB02 NA09 NA11 NA48 NA71 NA76 NB05 NB16 NB18 NC02 NC11 QA02 QA06 QA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始め返し縫い及び終り返し縫いを自動的に
    行って、縫い始め及び縫い終りにそれぞれ返し縫い目を
    形成する自動返し縫い手段と、 前記自動返し縫い手段による始め返し縫い及び終り返し
    縫いの実行の有無をそれぞれ個別に切替設定する、始め
    止め縫い設定手段及び終り止め縫い設定手段とを備えた
    自動返し縫い機能付ミシンにおいて、 前記始め及び終り双方の返し縫いの実行を同時に禁止す
    る自動返し縫いの禁止操作手段と、 前記禁止操作手段により前記双方の返し縫いが禁止され
    た場合は、前記始め及び終りの両止め縫い設定手段の設
    定の如何に拘らず前記双方の返し縫いの実行を禁止する
    制御手段とを備えていることを特徴とする自動返し縫い
    機能付ミシン。
  2. 【請求項2】前記禁止操作手段が単独の押ボタンスイッ
    チによって構成され、該スイッチを操作する度に前記双
    方の返し縫いの同時禁止と、該禁止の解除とが交互に切
    替設定されることを特徴とする請求項1記載の自動返し
    縫い機能付ミシン。
  3. 【請求項3】前記押ボタンスイッチに対し、前記禁止操
    作手段以外の機能を切替設定する手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項2記載の自動返し縫い機能付ミ
    シン。
  4. 【請求項4】前記禁止操作手段以外の機能に、補正縫
    い、糸切り及び押え上げの各機能の少なくとも1つが含
    まれることを特徴とする請求項3記載の自動返し縫い機
    能付ミシン。
JP2000144777A 2000-05-17 2000-05-17 自動返し縫い機能付ミシン Pending JP2001321590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000144777A JP2001321590A (ja) 2000-05-17 2000-05-17 自動返し縫い機能付ミシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000144777A JP2001321590A (ja) 2000-05-17 2000-05-17 自動返し縫い機能付ミシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001321590A true JP2001321590A (ja) 2001-11-20

Family

ID=18651380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000144777A Pending JP2001321590A (ja) 2000-05-17 2000-05-17 自動返し縫い機能付ミシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001321590A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111379097A (zh) * 2018-12-30 2020-07-07 浙江中捷缝纫科技有限公司 倒缝触发机构及具有其的缝纫机
CN112251922A (zh) * 2020-10-13 2021-01-22 琦星智能科技股份有限公司 一种缝纫机的缝纫方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111379097A (zh) * 2018-12-30 2020-07-07 浙江中捷缝纫科技有限公司 倒缝触发机构及具有其的缝纫机
CN112251922A (zh) * 2020-10-13 2021-01-22 琦星智能科技股份有限公司 一种缝纫机的缝纫方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7460925B2 (en) Embroidery sewing machine
JPS6055148B2 (ja) 工業用模様縫いミシン
JPS6351717B2 (ja)
KR890001860B1 (ko) 2개 바늘 봉제 장치
JP2001321590A (ja) 自動返し縫い機能付ミシン
JPH0357479A (ja) 模様縫いミシン
US5211120A (en) Programmable sewing machine
JPH06312077A (ja) ミシン
US5943973A (en) Programmable electronic sewing machine
JPH07148377A (ja) ミシンの制御装置
JP2002113279A (ja) 自動止め縫い機能付ミシン
JP2008295734A (ja) パターン縫いミシン
JP4809538B2 (ja) ミシン
JP3970416B2 (ja) ボタン付機能を有するミシン
JPH026937Y2 (ja)
JP2687460B2 (ja) ミシン駆動装置
JPS5913232B2 (ja) 縫製装置
JP3525424B2 (ja) オプション出力プログラム可能な電子制御ミシン
JPH0467883A (ja) 糸供給装置を備えた縁かがり縫いミシンの縁縫い模様形成装置
JPH1094689A (ja) 根巻きボタン付けミシン
JP2602930B2 (ja) ミシン
JP3842871B2 (ja) オプション出力プログラム可能な電子制御ミシン
JPS6223596B2 (ja)
JP2001162072A (ja) ミシン
JPS63277092A (ja) ミシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020