JPH10213280A - 差込み管継手 - Google Patents

差込み管継手

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JPH10213280A
JPH10213280A JP9016830A JP1683097A JPH10213280A JP H10213280 A JPH10213280 A JP H10213280A JP 9016830 A JP9016830 A JP 9016830A JP 1683097 A JP1683097 A JP 1683097A JP H10213280 A JPH10213280 A JP H10213280A
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Japan
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retaining ring
circumferential groove
insertion port
ring
diameter
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JP9016830A
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Yoshimi Ono
芳美 小野
Akihiko Kato
昭彦 加藤
Masaki Yoshikawa
正樹 吉川
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は挿入準備に時間を要さず、小さな差
込み力で挿入ができ、大きな引抜き阻止力を得ることが
でき、安定して挿し口の損傷を防止できる管継手を提供
する。 【解決手段】 管継手は接続すべき管21の挿し口22
が挿入される継手本体23の受け口24と、受け口24
内に配置された抜止めリング33を有している。抜止め
リング33は周方向および半径方向に伸縮可能なばね機
構34で連結された分割セグメント35で構成されてい
る。ばね機構34はばね鋼板を用いて、分割セグメント
35を所定間隔で内側に接着材等によって取付け、その
背面の位置に突出部34bを形成して、半径方向への伸
縮可能な機能を付与している。また、分割セグメント3
5の間はばね鋼板を折りたたみ形状34bにして周方向
への伸縮可能な機能を付与している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属管、樹脂管、
複合材料管、複合構造管などの直管を接続する差込み管
継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管継手としてナットタイ
プの管継手(従来技術1)が一般に知られている。
【0003】図10はナットタイプの管継手の一例を示
す図である。図10において、ナットタイプの管継手は
継手本体1、管端シール部材2、継手シール3、抜止め
リング4、押込み用リング5及び押込み用ナット6(内
面テーパ付け)から構成されおり、接続する管7を管継
手に差込んだ後、継手端部に配置された押込み用ナット
6で締付けて接続する。7aは内面コーティングであ
る。しかし、従来技術1では、接続管を差込んだ後、ナ
ットで締付けることが必要であり、煩雑である。また、
抜止めリングを管体にくいこませる構造であるので充分
な引抜き阻止力が得られない。
【0004】その対策の一例として、実公平7−476
69号公報には以下に示す管継手構造が開示されている
(従来技術2)。
【0005】図11は管継手構造において、継手部に引
張り力が作用した場合の断面図である。
【0006】受け口8内に挿し口9が挿入されており、
継手部には矢印の方向に引張り力が作用している。受け
口8の内周面の中央部には突起10が形成されており、
挿し口9の先端外周面に形成されている溝11に嵌合さ
れた抜止めリング12が突起10に接触している。受け
口8の後部には抜止めリング12を係止する段部13が
設けられ、更に緩衝リング14を介して挿し口9を係止
する後端面15が設けられている。
【0007】ここでは挿し口9が引張られて移動してい
るので、後端面15に緩衝リング14のみが付着されて
いる。16はシール用のゴム輪である。
【0008】上記管継手構造によれば、挿し口を受け口
内に押込むだけで、容易に接続でき、抜止めリングの作
用により、挿し口が受け口から抜き出ることがなく、緩
衝リングの作用によって挿し口の損傷を防止できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術2は、それなりの効果が期待されるが、以下の
問題がある。
【0010】従来技術2に用いる緩衝リング14は、挿
し口9を受け口8に挿入する前に、受け口8の内面に張
付けるために、その取付け用の突片が必要であり、ま
た、受け口8内で抜止めリングに嵌込まれるので、嵌込
み用の外周面を有することが必要である。図12は緩衝
リングの一例を示す正面図であり、図13は側面図、図
14は図11のA−A線断面図、図15は図11のB−
B線断面図である。
【0011】図12〜図15において、緩衝リング14
は、その外周面に複数個の薄肉突片14aを有してい
る。
【0012】緩衝リング14は、図11による管継手構
造において、挿し口9を受け口8に挿入する前に、突片
14aを介して受け口8の内面に張付けられる。
【0013】緩衝リング14の内径寸法は、受け口8、
挿し口9の内径寸法と等しく、外径寸法は挿し口の外径
寸法に比べて大きい。緩衝リング14の内面には、緩衝
効果を高めるために凹部14bを形成している。
【0014】緩衝リング14の外周面14cは抜止めリ
ングを押し広げた状態で嵌め込まれる。
【0015】しかしながら、上記のような緩衝リング1
4を用いて、管継手の組立てを行う場合、緩衝リング1
4が連続した形状のリングであるために、狭い受け口内
部で抜止めリングを拡径させて嵌込まなければならな
い。また、抜止めリングが管径方向に動き易いためにそ
れとの芯合わせが困難で、操作が煩雑になり易い。その
ために、挿し口を受け口に挿入する前の準備に時間を要
する。
【0016】また、管継手の組立後に、地震等による地
盤変位等を生じた際に、図14、図15に示すような連
続した外周面14cの形状をしているので、挿し口との
芯ずれが生じた場合に円滑に接触できず、挿し口に損傷
を生じ易い。
【0017】本発明は前述の問題点の解決を図ったもの
であり、挿入準備に時間を要さず、小さな差込み力で挿
入ができ、大きな引抜き阻止力を得ることができ且つ、
安定して挿し口の損傷を防止できる管継手を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は接
続する管の挿し口を管継手本体の受け口に挿入させて接
続する差込み管継手であって、前記挿し口は先端近傍に
円周溝を設け、前記受け口は挿し口の外径よりも大きい
内径とし、入口側内面にゴム輪が設置されるシール用円
周溝を設け、中奥側内面に縮径および拡径可能な抜止め
リングが設置される広幅円周溝を設け、その広幅円周溝
の両端部を抜止めリングが前記挿し口の挿入に伴って移
動させられたときに抜止めリングを係止させる係止部と
し、前記抜止めリングは予め内面側にリリーストリガリ
ングを設置して拡径させておき、挿し口の挿入に伴って
抜止めリングからリリーストリガリングを離脱させ、挿
入された挿し口の円周溝の位置で抜止めリングを縮径さ
せて、前記挿し口の円周溝に密着させることを特徴とす
る差込み管継手である。
【0019】請求項2に係る発明は接続する管の挿し口
を管継手本体の受け口に挿入させて接続する差込み管継
手であって、前記挿し口は先端近傍に円周溝を設け、前
記受け口は挿し口の外径よりも大きい内径とし、入口側
内面にゴム輪が設置されるシール用円周溝を設け、中奥
側内面に縮径および拡径可能な抜止めリングが設置され
る広幅円周溝を設け、その広幅円周溝の両端部を抜止め
リングが前記挿し口の挿入に伴って移動させられたとき
に抜止めリングを係止させる係止部とし、前記抜止めリ
ングを周方向および半径方向に伸縮可能なばね機構で連
結させた分割セグメントで構成して、挿入された挿し口
の先端で拡径させ、挿し口の円周溝位置で縮径させて、
抜止めリングを前記挿し口の円周溝に密着させることを
特徴とする差込み管継手である。
【0020】以下に本発明の管継手の作用を説明する。
請求項1に係る発明の差込み管継手は、抜止めリングが
予め内面側にC形状のリリーストリガリングを設置して
拡径状態になっているので、挿し口は受け口から容易に
挿入される。そのために、挿し口は小さい差込み力で挿
入できる。
【0021】挿し口の挿入に伴って移動された抜止めリ
ングは広幅円周溝の奥側の端部を係止部として係止させ
られ、挿し口に押されてリリーストリガリングが抜止め
リングから離脱する。
【0022】挿入された挿し口の円周溝の位置がリリー
ストリガリングの離脱した抜止めリングの位置にかかる
と、抜止めリングが挿し口の円周溝に嵌合し、抜止めリ
ングは元の状態に縮径して挿し口の円周溝に密着する。
【0023】請求項1に係る発明の差込み管継手によれ
ば、周辺地盤の変位によって、管体に引張・圧縮変位や
曲げ変位が発生しても、差込み管継手側の広幅円周溝
に、抜止めリングが軸方向及び回転に対して移動可能な
間隙を設けているので、地震による繰返し変位や一方向
第変位を吸収できる。
【0024】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、周辺地盤により継手部の軸方向に圧縮力が作用した
場合、抜止めリングが広幅円周溝の奥側の端部と接触し
て係止されることにより、挿し口も係止する。
【0025】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、地震等により継手部の軸方向に引張力が作用した場
合、抜止めリングが広幅円周溝の入側の端部と接触して
係止されることにより、挿し口も係止する。即ち、抜止
めリングの作用によって、挿し口の抜出しが確実に防止
できる。
【0026】また、挿し口は円周溝の位置で抜止めリン
グに保持されて、広幅円周溝の両端部間で変位吸収がで
きるようにしており、挿し口の先端等は受け口内面と接
触しないので、衝突による損傷がない。
【0027】請求項2に係る発明の差込み管継手は、受
け口内に設置された抜止めリングが周方向および半径方
向に伸縮可能なばね機構で連結された分割セグメントで
構成されているので、受け口から挿入される挿し口によ
って容易に拡径する。そのために、管が小さい差込み力
で挿入できる。
【0028】挿し口の挿入に伴って移動された抜止めリ
ングは広幅円周溝の奥側の端部を係止部として係止させ
られる。
【0029】更に、挿し口が挿入され、挿し口の円周溝
の位置が抜止めリングの位置にかかると、抜止めリング
が挿し口の円周溝に嵌合し、抜止めリングは元の状態に
縮径して挿し口の円周溝に密着する。
【0030】抜止めリングはばね機構によって縮径し、
容易に挿し口の円周溝に密着して、挿し口を係止させ
る。
【0031】請求項2に係る発明の差込み管継手の場合
も、請求項1に係る発明の差込み管継手の場合と同様
に、周辺地盤の変位によって、管体に引張・圧縮変位や
曲げ変位が発生しても、差込み管継手側の広幅円周溝
に、抜止めリングが軸方向及び回転に対して移動可能な
間隙を設けているので、地震による繰返し変位や一方向
第変位を吸収できる。
【0032】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、周辺地盤により継手部の軸方向に圧縮力が作用した
場合、抜止めリングが広幅円周溝の奥側の端部と接触し
て係止されることにより、挿し口も係止する。
【0033】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、地震等により継手部の軸方向に引張力が作用した場
合、抜止めリングが広幅円周溝の入側の端部と接触して
係止されることにより、挿し口も係止する。即ち、抜止
めリングの作用によって、挿し口の抜出しが確実に防止
できる。
【0034】また、挿し口は円周溝の位置で抜止めリン
グに保持されて、広幅円周溝の両端部間で変位吸収がで
きるようにしており、挿し口の先端等は受け口内面と接
触しないので、衝突による損傷がない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。
【0036】図1は本発明の一実施の形態による管継手
組立て中の受け口及び挿し口の断面図であり、図2は管
継手組立て後の受け口及び挿し口の要部断面図である。
そして、図3は本発明に用いるリリーストリガリングを
抜止めリングの内側面へ挿入した状態を示す平面図であ
る。また、図4は本発明の管継手に引張り力が作用した
場合の受け口及び挿し口の状態を示す要部断面図であ
る。
【0037】管継手は一点鎖線を境界にして受け口が対
称に構成される。構造が同じなのでここでは省略して示
している。
【0038】図1、図2において、管継手は接続する管
21の挿し口22が挿入される継手本体23の受け口2
4と、受け口24内に設置された抜止めリング25と、
リリーストリガリング26と、シール用のゴム輪27を
有している。
【0039】抜止めリング25は、図3に示すようにリ
ング形の一部を切り取ったC形状であり、各種鉄鋼材料
(SS材、SC材、BC材等)や銅合金などの金属製材
料、あるいはMCナイロンなどの高分子系材料やFRP
などの複合材料、合成材料からなるもので、拘束がない
ときは、抜止めリングの内面は管の挿し口22先端部の
円周溝28(以下先端用円周溝という)の底面に充分に
密着する寸法としている。受け口内に設置した際に入口
に向かった面とその反対面をテフロン、コーティング、
テーピング(シールテイプ)等の保護材で被覆して、挿
し口22や後述する係止部や挿し口の先端用円周溝側面
との接触による衝撃を緩和することができる。
【0040】また、リリーストリガリング26も図3に
示すようにリング形の一部を切り取ったC形状で切口3
1aは抜止めリング25の切口31bと一致しないよう
に挿入されている。リリーストリガリング26の抜止め
リング25への拡径機能を発揮できるようにしたことに
よるものである。
【0041】リリーストリガリング26は拘束がないと
きの外径が拘束がないときの抜止めリング25の内径よ
りも大きく設定されているC型リングであり、抜止めリ
ングと同様の材料あるいは組立後の収縮、拡大量を考慮
してその断面寸法や材料の弾性係数が設定される。
【0042】受け口24は開口部24aを有し挿し口2
2の外径よりも大きい内径とし、入口側内面にはシール
用のゴム輪27が設置されるシール用円周溝29を設け
ている。シール用円周溝29に設置されたゴム輪27が
挿し口22により圧縮されて継手本体23との間をシー
ルする。シール用円周溝29の内面側はニトリルゴム等
のHs70クラスの硬質ゴムを内張りしている。
【0043】ゴム輪27はHs50クラスの軟質ゴム2
7bが硬質ゴム27aの内面側に加流あるいは接着等に
よって一体化され、管の挿し口が挿入された後には圧縮
率(初期外径に対するつぶし代の比)が10〜50%と
なるような寸法に設定する。
【0044】中奥側内面に抜止めリング25が設置され
る広幅円周溝30を設けている。広幅円周溝30には抜
止めリング25が嵌合される。
【0045】広幅円周溝30の奥側の端部24cは、抜
止めリング25が挿し口22の挿入に伴って移動させら
れたときに係止させる係止部とする。
【0046】一方、入側の端部24bは軸線方向の引張
り力に対する抜止めリングの防止をするための係止部と
しての機能を有している。
【0047】端部24bの内径は接触変形後の抜止めリ
ング25に対し充分なせん断力が伝達できるように、抜
止めリング25が半径方向の拘束を受けない状態での最
外径よりも小さく設定される。
【0048】広幅円周溝30は差込み管継手が組立てら
れた後に、地震による繰返し変位や一方向第変位を吸収
できる軸方向の間隙が必要であり、広幅円周溝30は抜
止めリング25が軸線方向に移動できる広幅の溝(平行
部)を形成している。
【0049】ここでは図2に示すように広幅円周溝30
の奥側の端部24c寄りに先端用円周溝28が位置し
て、抜止めリング25が先端用円周溝28に嵌合して、
その底部に密着している。
【0050】これは、抜止めリング25が受け口24に
挿入された挿し口22により奥に押されて、端部24c
で係止し、C形状のリリーストリガリング26が抜止め
リング25から離脱し、挿し口22の先端が更に奥側に
挿入され、挿し口22の先端用円周溝28が抜止めリン
グ25と対向した際に抜止めリング25が縮径して、先
端用円周溝28と嵌合し、底部に密着したものである。
【0051】上記によって、リング用円周溝30の端部
24cは、管継手の組立て時、または、管継手の組立て
後に継手部に圧縮力が作用した場合に、抜止めリング2
5を係止させる。
【0052】一方、管継手の組立後に、図4に示すよう
に、管継手に矢印方向に引張り力が作用した場合、抜止
めリング25は挿し口21の円周溝28と一体になって
広幅円周溝30内を移動し、変位吸収して、広幅円周溝
30の入口側の端部24bで係止する。
【0053】挿し口21は端部24bの位置で抜止めリ
ング25を介して係止させられ、抜止めリング25の作
用によって、挿し口21の抜出しが確実に防止できる。
【0054】リング用円周溝30の両端部24b、24
cは上記したように抜止めリング25が挿し口22の挿
入に伴って移動させられたときに抜止めリング25を係
止させる役割を持っている。
【0055】上記した両端部24b、24c間は抜止め
リング25の管継手一か所に要求される軸方向変位のお
よそ半分に相当する寸法即ち接続管の単管長の0.5〜
2%あるいは10〜100mmとする。但し、接続管の
管径等により、適宜設定する。
【0056】円周溝30の端部24cは階段状で最奥側
に連なる。本発明ではC形状のリリーストリガリング2
6を配置することが必要である。
【0057】C形状のリリーストリガリング26は抜止
めリング25を広幅円周溝30へ配置するときに、抜止
めリング25の前にまたは後に広幅円周溝30へ挿入
し、リリーストリガリング26を縮径して抜止めリング
25の内側面に挿入させる。
【0058】次に上記本発明の管継手の組立ての施工方
法を述べる。抜止めリング25が管継手本体23の受け
口24の広幅円周溝30に挿入される。抜止めリング2
5の挿入の前または後にリリーストリガリング26を広
幅円周溝30に挿入する。そこでリリーストリガリング
26は抜止めリング25の内面側に設置されて、抜止め
リング25が拡径される。
【0059】リリーストリガリング26を内面側に設置
した抜止めリング25は広幅円周溝30の所定の位置に
嵌合された状態になっている。
【0060】その後、入口側のシール用円周溝29にゴ
ム輪27が設置されて、管継手側の準備が終わる。
【0061】接続する管21の挿し口22が管継手本体
23の開口部24aに挿入するために芯合わせが行われ
る。挿し口22が管継手本体23に挿入されてリリース
トリガリング26を内面側に挿入した抜止めリング25
と接触する。
【0062】挿し口22の先端が広幅円周溝30の位置
において、リリーストリガリング26内に挿入され、挿
し口22が更に受け口24の奥側に押進められると、端
部24cの位置で抜止めリング25のみが係止されて、
挿し口22の押付けに伴ってリリーストリガリング26
が抜止めリング25から離脱し、最奥側内面を移動す
る。挿し口22の先端用円周溝28が抜止めリング25
と対向した位置になると、抜止めリング25は元の状態
に縮径して先端用円周溝28と嵌合し、先端用円周溝2
8の底部に密着する。
【0063】また、シール用円周溝29に設置したゴム
輪27によって、挿し口22と管継手本体23の受け口
24は完全にシールされている。
【0064】本発明によれば、簡単な管継手本体23の
受け口24の準備により、挿し口22を受け口24に差
込むだけて、管継手の組立てが完了する。
【0065】管継手の組立て後に、管継手に引張り力が
作用した場合、抜止めリング25は挿し口22の先端用
円周溝29に嵌合して底部に密着した状態であるので、
広幅円周溝30の軸線方向に移動し、変位吸収され、端
部24bで係止する。そのために、抜止めリング25の
作用によって、挿し口22の抜出しが確実に防止でき
る。
【0066】また、リリーストリガリング26はC形状
を必須として拡径、縮径ができるようにしているので、
挿し口22の押付けに順応できる。そのために、挿し口
に多少の芯ずれを生じても、挿し口22に損傷を与える
ことなく緩衝材の機能を発揮できる。
【0067】図5は本発明の他の実施の形態を示す断面
図であり、図6は本発明に用いる抜け止めリングの一実
施の形態を示す平面図であり、図7は図5の要部拡大図
である。図5、図6、図7において、管継手は接続すべ
き管21の挿し口22が挿入される継手本体23の受け
口24と、受け口24内に配置された抜止めリング33
を有している。
【0068】抜止めリング33は周方向および半径方向
に伸縮可能なばね機構34で連結された分割セグメント
35で構成されている。
【0069】抜止めリングの分割セグメント35は各種
鉄鋼材料や銅合金などの金属製、あるいはMCナイロン
などの高分子系材料やFRPなどの複合材料、合成材料
からなるもので、拘束がないときは、抜止めリングの内
面が管の挿し口先端部の円周溝の底面に密着する寸法と
している。
【0070】ばね機構34は図6に示すように、ばね鋼
板の内側へ分割セグメント35を所定間隔で接着材等に
よって取付け、各分割セグメント35の背面の位置に突
出部34bを形成して、半径方向への伸縮可能な機能を
付与している。そして、各分割セグメント35の間はば
ね鋼板を折りたたみ形状34aとして周方向への伸縮可
能な機能を付与している。
【0071】図7に示すように抜止めリング33は受け
口24内面に配置した際に入口に向かった面の内径側に
テーパ35aを形成している。挿し口22の挿入を容易
にするためである。
【0072】また、受け口24内に配置した際に、入口
に向かった面とその反対面にテフロン、コーティング、
テーピング(シールテイプ)等の保護材36を被覆し
て、挿し口22や後述する広幅円周溝30の端部24
b、24cや挿し口22の先端用円周溝28の側面との
接触による衝撃を緩和している。
【0073】図5に示すように、受け口24は開口部2
4aを有し挿し口22の外径よりも大きい内径とし、入
口側内面にはシール用のゴム輪27が配置されるシール
用円周溝29を設けている。
【0074】シール用円周溝29に設置されたゴム輪2
7が挿し口22により圧縮されて管継手本体23との間
をシールする。
【0075】中奥側内面にばね機構34を有する抜止め
リング33が広幅円周溝30に設けられている。
【0076】広幅円周溝30の奥側の端部24cは、抜
止めリング25が挿し口22の挿入に伴って移動させら
れたときに係止させる係止部とする。
【0077】一方、入側の端部24bは軸線方向の引張
り力に対する抜止めリングの防止をするための係止部と
しての機能を有している。
【0078】端部24bの内径は接触変形後の抜止めリ
ング25に対し充分なせん断力が伝達できるように、抜
止めリング25が半径方向の拘束を受けない状態での最
外径よりも小さく設定される。
【0079】広幅円周溝30は差込み管継手が組立てら
れた後に、地震による繰返し変位や一方向第変位を吸収
できる軸方向の間隙が必要であり、広幅円周溝30は抜
止めリング25が軸線方向に移動できる広幅の溝(平行
部)を形成している。
【0080】挿し口22が受け口24内に挿入され、そ
の先端が抜止めリング33に挿入されて、広幅円周溝3
0の端部24cまで押付けられると、抜止めリング33
は端部24cで係止する。挿し口22が更に受け口24
内の奥側に押進められ、挿し口22の先端用円周溝28
が抜止めリング33と対向する位置まで押進められる
と、抜止めリング33はばね機構34によって縮径し、
先端用円周溝28に嵌合し、その底部に密着する。
【0081】即ち、広幅円周溝30の端部24cは抜止
めリング33が挿し口22の挿入に伴って移動させられ
たときに、または管継手を組立てた後に、継手部に圧縮
力が作用した場合に抜止めリング33を係止させる役割
を持っている。
【0082】一方、管継手の組立て後に、管継手に引張
り力が作用した場合、抜止めリング25は挿し口22の
先端用円周溝29に嵌合して底部に密着した状態である
ので、広幅円周溝30の軸線方向に移動し、変位吸収し
て、端部24bで係止する。そのために、抜止めリング
25の作用によって、挿し口22の抜出しが確実に防止
できる。
【0083】図8、図9は本発明による管継手の組立て
の途中の状態を示す説明図である。図8は挿し口が管継
手本体に挿入する直前の状態を示している。
【0084】図8において、管継手本体23には抜止め
リング33が広幅円周溝30の所定の位置に設置され、
その後、入口側の円周溝29にゴム輪27が設置されて
いる。接続する管21の挿し口22が管継手本体23の
受け口24の開口部24aに挿入するために芯合わせさ
れている。
【0085】図9は挿し口22が管継手本体23に挿入
されて抜止めリング33と接触した状態を示している。
【0086】図9において、挿し口22が抜止め広幅円
周溝30の位置において、挿し口22の先端を抜止めリ
ング33内に挿入すると、抜止めリング33はばね機構
34の作用を受けて、拡径状態になる。
【0087】また、ゴム輪27は挿し口22の挿入によ
り圧縮した状態になり、シール機能を発揮している。
【0088】この後、挿し口22が最奥側に挿入される
と、挿し口22の先端用円周溝28と抜止めリング33
とが対向した位置になるので、抜止めリング33はばね
機構34の作用によって縮径し、前述した図5に示すよ
うに抜止めリング33が先端用円周溝28に嵌合して、
先端用円周溝28の底部に密着する。
【0089】本発明の管継手によれば、操作が容易で、
接続する管の挿し口が小さい差込み力で挿入できる。
【0090】また、周辺地盤の変位によって、管体に引
張・圧縮変位や曲げ変位が発生しても、差込み管継手側
の広幅円周溝に、抜止めリングが軸方向及び回転に対し
て移動可能な間隙を設けているので、地震による繰返し
変位や一方向第変位を吸収できる。
【0091】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、周辺地盤により継手部の軸方向に圧縮力が作用した
場合、抜止めリングが広幅円周溝の奥側の端部と接触し
て係止されることにより、挿し口も係止する。
【0092】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、地震等により継手部の軸方向に引張力が作用した場
合、抜止めリングが広幅円周溝の入側の端部と接触して
係止されることにより、挿し口も係止する。即ち、抜止
めリングの作用によって、挿し口の抜出しが確実に防止
できる。
【0093】また、リリーストリガリングはC形状を必
須として拡径、縮径ができるようにしているので、挿し
口の押付けに順応できる。そのために、挿し口に多少の
芯ずれを生じても、挿し口に損傷を与えることなく緩衝
材の機能を発揮できる。
【0094】また、挿し口は円周溝の位置で抜止めリン
グに保持されて、広幅円周溝の両端部間で変位吸収がで
きるようにしており、挿し口の先端等は受け口内面と接
触しないので、衝突による損傷がない。
【0095】また、管継手の組立て後に、管継手に引張
り力が作用した場合、抜止めリング25は挿し口22の
先端用円周溝29に嵌合して底部に密着した状態である
ので、広幅円周溝30の軸線方向に変位を吸収し、挿し
口22が変位吸収されて、端部24bで係止状態にな
る。そのために、抜止めリング25の作用によって、挿
し口22の抜出しが確実に防止できる。
【0096】本発明では抜止めリング33にばね機構3
6を設けることによって、抜止めリング33を挿し口2
2の先端用円周溝28に嵌合し、底部に密着させている
ので、挿し口22は受け口24の内面等に衝突すること
がなく、挿し口22先端の損傷を防止することができ
る。
【0097】以上のように、本発明によれば、管継手の
受け口内に広幅円周溝を設けて、抜止めリングを軸方向
および回転方向に対して移動できるな間隙を設けている
ので、地震による繰返し変位や一方向大変位を吸収でき
る。
【0098】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、周辺地盤により継手部の軸方向に圧縮力が作用した
場合、抜止めリングが広幅円周溝の奥側の端部と接触し
て係止されることにより、挿し口も係止する。
【0099】また、差込み管継手の組立て後に、抜止め
リングは挿し口の円周溝に嵌合して密着されているの
で、地震等により継手部の軸方向に引張力が作用した場
合、抜止めリングが広幅円周溝の入側の端部と接触して
係止されることにより、挿し口も係止する。即ち、抜止
めリングの作用によって、挿し口の抜出しが確実に防止
できる。
【0100】また、管継手の入口側内面にシール用のゴ
ム輪を装着しているので、ゴム輪の寸法と圧縮率を適切
に設定することにより、外力による管継手や接続する管
の変形時におけるシール性の維持が可能である。
【0101】また、管継手に接続する管を差込むだけで
の施工であり、高効率の配管が可能であり、施工専用機
や熟練者を要しないので、施工品質管理が容易である。
【0102】また、管継手の構成部品が管内面に突出し
たり、施工後に不要となる継手部品の断片などが残留す
ることがないので、配管系や流送条件に悪影響を及ぼさ
ない。
【0103】
【発明の効果】以上のように、本発明の管継手は簡単な
構造により、接続する管に対して、挿入準備に時間を要
さず、小さな差込み力で挿入ができ、大きな引抜き阻止
力を得ることができ且つ、安定して挿し口の損傷を防止
できる。
【0104】以下に本発明の具体的な効果を列挙する。 (1)繰返し変位吸収性能(引張、曲げ)を継手の長さ
で任意に設定可能である。 (2)周辺地盤による軸方向拘束力を上回る引抜き阻止
力が容易に得られる。 (3)内圧による軸方向引張力に対する引抜き阻止力が
充分である。 (4)外力による継手や管体の変形時におけるシール性
の維持が可能である。 (5)管継手の組立ての施工工程を少なくできる。 (6)施工品質管理が容易なである。 (7)施工専用機や熟練者を要しない。 (8)継手の構成部品や施工方法が配管系や流送条件に
悪影響を及ぼさない。 (9)部品コスト、施工コストの低減が可能な構造であ
る。 (10)管口径や管内流体などの配管条件によらず広く
一般に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による断面図である。
【図2】図1による管継手組立て後の受け口及び挿し口
の要部断面図である。
【図3】本発明に用いるリリーストリガリングを抜止め
リングの内側面へ挿入した状態を示す平面図である。
【図4】本発明の管継手に引張り力が作用した場合の受
け口及び挿し口の状態を示す要部断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】本発明に用いる抜け止めリングの一実施の形態
を示す平面図である。
【図7】図5に示す抜止めリングの要部拡大断面図であ
る。
【図8】図5による管継手の組立て直前の状態を示す説
明図である。
【図9】図5による管継手の組立て途中の状態を示す説
明図である。
【図10】従来のナットタイプの管継手の一例を示す図
である。
【図11】従来の管継手構造で、継手部に引張り力が作
用した場合の断面図である。
【図12】図11の管継手構造に用いる緩衝リングの一
例を示す正面図である。
【図13】図11の管継手構造に用いる緩衝リングの一
例を示す側面図である。
【図14】図12のA−A線断面図である。
【図15】図12のB−B線断面図である。
【符号の説明】
21 接続する管 22 挿し口 23 継手本体 24 受け口 25 抜止めリング 26 C形状のリリーストリガリング 27 ゴム輪 28 先端用円周溝 29 シール用円周溝 30 抜止めリング用円周溝 31、32 切口 33 抜止めリング(ばね機構を有する) 34 ばね機構 35 分割セグメント 36 保護材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続する管の挿し口を管継手本体の受け
    口に挿入させて接続する差込み管継手であって、前記挿
    し口は先端近傍に円周溝を設け、前記受け口は挿し口の
    外径よりも大きい内径とし、入口側内面にゴム輪が設置
    されるシール用円周溝を設け、中奥側内面に縮径および
    拡径可能な抜止めリングが設置される広幅円周溝を設
    け、その広幅円周溝の両端部を抜止めリングが前記挿し
    口の挿入に伴って移動させられたときに抜止めリングを
    係止させる係止部とし、前記抜止めリングは予め内面側
    にリリーストリガリングを設置して拡径させておき、挿
    し口の挿入に伴って抜止めリングからリリーストリガリ
    ングを離脱させ、挿入された挿し口の円周溝の位置で抜
    止めリングを縮径させて、前記挿し口の円周溝に密着さ
    せることを特徴とする差込み管継手。
  2. 【請求項2】 接続する管の挿し口を管継手本体の受け
    口に挿入させて接続する差込み管継手であって、前記挿
    し口は先端近傍に円周溝を設け、前記受け口は挿し口の
    外径よりも大きい内径とし、入口側内面にゴム輪が設置
    されるシール用円周溝を設け、中奥側内面に縮径および
    拡径可能な抜止めリングが設置される広幅円周溝を設
    け、その広幅円周溝の両端部を抜止めリングが前記挿し
    口の挿入に伴って移動させられたときに抜止めリングを
    係止させる係止部とし、前記抜止めリングを周方向およ
    び半径方向に伸縮可能なばね機構で連結させた分割セグ
    メントで構成して、挿入された挿し口の先端で拡径さ
    せ、挿し口の円周溝位置で縮径させて、抜止めリングを
    前記挿し口の円周溝に密着させることを特徴とする差込
    み管継手。
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