JPH10209253A - 基板支持装置 - Google Patents

基板支持装置

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JPH10209253A
JPH10209253A JP1794197A JP1794197A JPH10209253A JP H10209253 A JPH10209253 A JP H10209253A JP 1794197 A JP1794197 A JP 1794197A JP 1794197 A JP1794197 A JP 1794197A JP H10209253 A JPH10209253 A JP H10209253A
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JP
Japan
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wafer
sections
substrate
support
supporting
Prior art date
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Pending
Application number
JP1794197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sato
崇之 佐藤
Toru Harada
徹 原田
Takeshi Yasui
毅 保井
Kazuhiro Shino
和弘 示野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体製造装置に於ける被処理基板の支持に於
いて、ウェーハの支持部に応力の集中が発生するのを防
止すると共にウェーハとウェーハ支持部との間で摩擦の
発生を防止する。 【解決手段】基板6を支持する支持部31の基板と接触
する部分を曲面とし、接触部が曲面であるので集中応力
の発生が抑止され、スリップが防止でき、又基板が撓ん
だ場合でも支持部と基板間で滑りが防止でき、パーティ
クルの発生が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置に於
いてウェーハ、ガラス基板等の基板に薄膜の生成、エッ
チング等の処理を行う場合に反応室内で基板を支持する
基板支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13に於いて、縦型半導体製造装置の
反応炉の概略を説明する。
【0003】立設された中空のヒータ1内に均熱管2が
設けられ、該均熱管2内には反応管3が同心に設けられ
ている。該反応管3の天井面に反応ガス供給ノズル4が
連通され、前記反応管2の下端部には排気管5が連通さ
れている。
【0004】前記反応管3内には多数のウェーハ6がボ
ート7に水平姿勢で多段に保持された状態で装入される
様になっており、該ボート7はボートキャップ8を介し
てシールフランジ9に立設され、該シールフランジ9は
図示しないボートエレベータに支持され、前記ボート7
はボートエレベータにより前記反応管3内に挿脱される
様になっている。
【0005】前記ボート7は、底板10に支柱11が立
設され、該支柱11の上端に天板12が固着された構造
を有し、前記支柱11には図14に示される様にウェー
ハ6保持用の溝13が刻設され、ウェーハ6は周縁が前
記溝13に挿入され、該溝13を画成する支持爪14に
保持される。前記支柱11は断面形状が円、或は多角形
等種々の形状をしており、断面形状が円の場合は図15
に示され、断面形状が5角形の場合は図16に示されて
いる。
【0006】ウェーハ6の処理は前記ヒータ1により炉
内が所定温度に加熱された状態で前記排気管5より反応
管3内が排気された後、前記反応ガス供給ノズル4より
反応ガスが導入されて行われる。
【0007】又、図18は枚葉式の半導体製造装置の反
応炉を示しており、偏平な反応管15内にはウェーハホ
ルダ16がホルダ脚17を介して立設されている。前記
反応管15の周囲はヒータ18により覆われており、反
応管15の一端上部にはガス導入管19が連通され、又
前記反応管15の他端下部には排気管20が連通されて
いる。
【0008】前記ウェーハホルダ16はウェーハ6の形
状に合わせた孔が穿設されており、図19に示される様
に孔21の内周縁部21aでウェーハ6の外周縁部6a
を支持する様になっている。
【0009】ウェーハ6の処理は前記ヒータ18により
反応管15内が所定温度に加熱された状態で、前記排気
管20より反応管15内が排気された後、前記ガス導入
管19より反応ガスが導入されて行われる。
【0010】図21はウェーハホルダ16がウェーハ6
を2段に保持し、ウェーハ6の周縁部をウェーハ支持爪
24により支持する様にしたものである。下ウェーハ保
持板25にポスト26を介して上ウェーハ保持板27が
支持されている。前記下ウェーハ保持板25、上ウェー
ハ保持板27にはウェーハ6よりやや大径の孔21が穿
設され、該孔21の周辺より前記ウェーハ支持爪24が
中心側に向かって突設されている。ウェーハ6は該ウェ
ーハ支持爪24に乗置される。
【0011】ウェーハの移載は図示しない搬送機により
行われ、該搬送機の搬送アームと前記下ウェーハ保持板
25、上ウェーハ保持板27と干渉しない様に、凹部2
8が形成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】近年、ウェーハ等被処
理基板が増々大型化しており、被処理基板が12インチ
の大口径ウェーハも処理される様になっている。斯かる
12インチ大口径ウェーハを反応室に装入後、昇温させ
ると昇温過程でウェーハ周縁部と中心部とでは300℃
の温度差が生じると予想されており、熱膨張差からウェ
ーハには反りが生じ、その反りは5mm以上と予想されて
いる。ウェーハに反りを生じた場合の上記従来の半導体
製造装置の基板支持の状態を、図14、図15及び図1
6に対応して図17に、図19、図21に対して図20
にそれぞれ示している。
【0013】従来の基板支持では基板支持装置側の基板
支持部は面積の大小の違いはあるものの、図14、図1
9、図21に示される様に支持部、即ち支持爪14、内
周縁部21a、ウェーハ支持爪24のウェーハ受載面は
全て平面である。この為、ウェーハ6が反った場合は図
17、図20、図22に示される様にウェーハ6には支
持部、即ち支持爪14、内周縁部21a、ウェーハ支持
爪24の角が当接することとなり、支持部とウェーハと
の接触状態は点接触、線接触となる。この為、接触部に
大きな応力集中が生じ、ウェーハ結晶間のスリップ発生
の原因となり、製品の性能不良、歩留まりの低下を招
く。更に、ウェーハ6の反りの進行と共にウェーハとウ
ェーハ支持部との間で摩擦を生じ、図22に示す様に摩
擦によるパーティクル30の発生があり、下段のウェー
ハ6がパーティクル30により汚染され、処理品質が低
下するという問題がある。
【0014】本発明は斯かる実情に鑑み、大径ウェーハ
を支持する場合に、支持部に応力の集中が発生するのを
防止すると共にウェーハとウェーハ支持部との間で摩擦
の発生を防止しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板を支持す
る支持部の基板と接触する部分を曲面とした基板支持装
置に係るものであり、又支持部が円弧、リング状であ
り、支持部の少なくとも内縁部上面を曲面とした基板支
持装置に係るものであり、又支持部が突起であり、該突
起の上端が曲面である基板支持装置に係るものであり、
又更に支持部が基板の周縁部より中心側で基板を支持す
る基板支持装置に係るものである。
【0016】支持部の接触面が曲面であるので局部的に
応力が集中することなく、スリップが防止でき、又基板
が撓んだ場合でも支持部と基板間で滑りが防止でき、パ
ーティクルの発生が防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0018】図1、図2に於いて第1の実施の形態を説
明する。
【0019】ウェーハ6の周辺より中心側に位置して支
持部31を突設し、該支持部31の上端を球面としてい
る。該実施の形態でウェーハ6が撓んだ状態は図3に示
してあり、前記支持部31の上端面が球面であることか
らウェーハ6の撓みと共に接触点が中心側に移動する
が、前記支持部31の上端面が球面であるのでウェーハ
6に対して相対的に転動する如く作用し、前記支持部3
1とウェーハ6間で滑りが生じなくパーティクルの発生
が防止される。更に、ウェーハ6に対して球面で接触す
るので従来の角で接触することに比較し、大幅に面圧が
低下し、応力の集中が避けられ、スリップの発生が抑止
できる。又、ウェーハ6の周辺より中心側で支持してい
るのでウェーハの撓み量が少なくなり、スリップの発生
を更に抑制できる。
【0020】図4、図5は上記実施の形態をボート7に
具体化したものである。
【0021】支柱11に設けられる支持爪14を中心側
に延出させ、該支持爪14の先端に前記支持部31を突
設する。而して、ウェーハを周辺ではなく中心側で支
持、即ち面内支持ができ、撓みの抑制、接触部の集中応
力の発生の防止ができ、又支持部31とウェーハ間での
滑りを抑止してパーティクルの発生を防止できる。従っ
て、ウェーハのスリップ発生の防止、パーティクルによ
る汚染を防止できる。
【0022】図6、図7はウェーハ6をリング状の支持
部32により支持した第2の実施の形態を示すものであ
り、該支持部32は周辺より中心側に位置し、ウェーハ
を面内支持している。前記支持部32の断面は図7に示
され、支持部32の上端面は上方に突出した凸曲面とな
っている。図8はウェーハ6が撓んだ状態を示してお
り、該実施の形態でもウェーハ6の撓みと共に接触点が
中心側に移動し、前記支持部32の上端面が球面である
のでウェーハ6に対して相対的に転動する如く作用し、
前記支持部32とウェーハ6間で滑りが生じなくパーテ
ィクルの発生が防止される。更に、ウェーハ6に対して
曲面で接触するので大幅に面圧が低下する。
【0023】図9、図10は図21に対応する第3の実
施の形態を示しており、図9、図10中図21中で示し
たものと同一のものには同符号を付し、その説明を省略
する。
【0024】孔21の中心側に向かって突出するウェー
ハ支持爪24の上面に支持部33を突設する。該支持部
33の上端部は球状、又は凸曲面となっている。ウェー
ハが撓んだ状態は図11に示してあり、該実施の形態で
ウェーハ6の撓みと共に接触点が中心側に移動し、前記
支持部33の上端面が球面であるのでウェーハ6に対し
て相対的に転動する如く作用し、前記支持部33とウェ
ーハ6間で滑りが生じなくパーティクルの発生が防止さ
れる。更に、ウェーハ6に対して曲面で接触するので大
幅に面圧が低下することは前述した実施の形態と同様で
ある。
【0025】図12は図14の支持爪14、図21のウ
ェーハ支持爪24に本発明を実施したものであり、爪の
先端部34の上面を凸曲面としたものである。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、支持部
が被処理基板に接触する部分の応力集中を防止し、集中
応力による被処理基板のスリップの発生を抑止すると共
に支持部と被処理基板との接触点の摩擦を防止するので
パーティクルの発生を抑制し、基板処理の品質を向上す
るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図2】同前第1の実施の形態の側面図である。
【図3】同前第1の実施の形態での作用説明図である。
【図4】同前本発明をボートに実施した場合の側面図で
ある。
【図5】図4のA−A矢視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図7】同前第2の実施の形態の側面図である。
【図8】同前第2の実施の形態の作用説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図10】図9のB部詳細図である。
【図11】同前第3の実施の形態の作用を示す部分説明
図である。
【図12】本発明の他の態様の作用を示す部分説明図で
ある。
【図13】縦型反応炉の概略構成図である。
【図14】該縦型反応炉に於ける従来例のウェーハ支持
部の拡大図である。
【図15】該従来例のウェーハ支持を示す平面図であ
る。
【図16】他の従来例のウェーハ支持を示す平面図であ
る。
【図17】従来例のウェーハ支持形態の作用説明図であ
る。
【図18】枚葉式反応炉の概略構成図である。
【図19】該枚葉式反応炉に於ける従来例のウェーハ支
持形態を示す断面図である。
【図20】該従来例のウェーハ支持形態の作用説明図で
ある。
【図21】枚葉式反応炉の他の従来例のウェーハ支持形
態を示す斜視図である。
【図22】該他の従来例のウェーハ支持形態の作用を示
す部分説明図である。
【符号の説明】
6 ウェーハ 7 ボート 11 支柱 16 ウェーハホルダ 24 ウェーハ支持爪 25 下ウェーハ保持板 27 上ウェーハ保持板 31 支持部 33 支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 示野 和弘 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を支持する支持部の基板と接触する
    部分を曲面としたことを特徴とする基板支持装置。
  2. 【請求項2】 支持部が円弧、リング状であり、支持部
    の少なくとも内縁部上面を曲面とした請求項1の基板支
    持装置。
  3. 【請求項3】 支持部が突起であり、該突起の上端が曲
    面である請求項1の基板支持装置。
  4. 【請求項4】 支持部が基板の周縁部より中心側で基板
    を支持する請求項1〜請求項3の基板支持装置。
JP1794197A 1997-01-16 1997-01-16 基板支持装置 Pending JPH10209253A (ja)

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JP1794197A JPH10209253A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 基板支持装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003525524A (ja) * 2000-01-28 2003-08-26 シュテアク エルテーペー システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング サブストレートの熱処理のための装置
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JP2018129317A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 三菱電機株式会社 サセプタ

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