JP2015095599A - 化合物半導体薄膜成長装置 - Google Patents

化合物半導体薄膜成長装置 Download PDF

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学 遠崎
舞 岡崎
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舞 岡崎
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Nobuyuki Ito
伸之 伊藤
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Abstract

【課題】基板表面を流れる原料ガスの流量を均一にし、化合物半導体薄膜の結晶成長の均一性の低下を防止する。
【解決手段】反応容器と、上記反応容器の反応室内に回転可能に設置されて、複数の化合物半導体基板(14)を支持する支持体と、上記支持体上に、上記支持体の回転中心を中心とする円周上に配置されると共に、上記化合物半導体基板(14)を保持する複数の基板保持体(12)とを備え、上記基板保持体(12)は、上記化合物半導体基板(14)を着脱自在に保持する凹部(13)と、上記凹部(13)の底面(13a)に上記基板保持体12と同一素材で形成されると共に、側部に下方に向かって広がる傾斜部を有して、上記化合物半導体基板(14)を支持するリム(20)とを含んでいる。
【選択図】図4

Description

この発明は、化合物半導体薄膜成長装置に関する。
近年、III族窒化物に代表される化合物半導体薄膜を用いた半導体素子が広く用いられるようになってきている。この化合物半導体薄膜を用いた半導体素子は、例えば発光ダイオード等の発光素子や太陽電池等の受光素子に応用されている。
そして、化合物半導体結晶を成長させる方法として有機金属気相成長法(MetalOrganic Chemical Vapor Deposition:以下、MOCVD法と言う)が知られている。MOCVD法では、例えば有機金属原料ガスおよび窒素原料ガスを、高純度水素キャリアガスとの混合ガスとして反応室内に供給し、上記反応室内において加熱された基板の付近で原料を熱分解し、上記基板上に半導体結晶をエピタキシャル成長させることによって、化合物半導体薄膜を得ている。
MOCVD法を用いたMOCVD装置として、特表2003‐518199号公報(特許文献1)に開示された「化学気相成膜反応室」がある。この化学気相成膜反応室では、反応ガス(原料ガス)が供給される反応室の内部において、化合物半導体薄膜の成長対象となる複数のウェハを、基板ホルダ上に、夫々の結晶の成長面が上方になるように配置するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の化学気相成膜反応室においては、以下のような問題がある。
すなわち、上記反応室の内部には、回転する上記基板ホルダ上に配置されて公転するようにシリコンウェハが設置される。そして、上記反応室内に導入された原料ガスが反応することによって生成された結晶を、基板ホルダを介して加熱されたシリコンウェハ上にエピタキャシタル成長させている。
この場合、上記基板ホルダ上のシリコンウェハの反りが結晶の成長に応じて変化する。そのため、シリコンウェハが基板ホルダ内部で偏心することになり、化合物半導体薄膜の結晶をエピタキャシタル成長させるための原料ガスの流量が、シリコンウェハの表面で不均一になる。そのために、成長される化合物半導体薄膜の膜厚分布が不均一となり、化合物半導体薄膜の結晶成長の均一性が低下するという問題がある。
尚、上記化合物半導体薄膜の結晶成長が不均一な部位については、最終的な製品である半導体素子を形成できなくなってしまうため、半導体素子の製造における歩留まりの低下を招くことになる。
さらに、上記基板ホルダ上にウェハを装着するための凹部を複数形成し、この凹部内にウェハを装着する場合がある。ここで、上記基板ホルダ上のシリコンウェハの反りが結晶の成長に応じて変化する。そのため、シリコンウェハが基板ホルダの上記凹部内で偏心することになり、シリコンウェハが基板ホルダの部材(ホルダ部材)と接触し、上記ホルダ部材の表面に接触による傷が発生してしまい、ホルダ部材の寿命を縮めてしまうと言う問題もある。
特表2003‐518199号公報
そこで、この発明の課題は、化合物半導体薄膜の結晶成長時における基板の偏心を抑制して基板表面を流れる原料ガスの流量を均一にし、化合物半導体薄膜の結晶成長の均一性の低下を防止できる化合物半導体薄膜成長装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の化合物半導体薄膜成長装置は、
反応室を有する反応容器と、
上記反応室内に回転可能に設置されて、複数の化合物半導体基板を支持する支持体と、
上記支持体上に、上記支持体の回転中心を中心とする円周上に配置されると共に、上記化合物半導体基板を保持する複数の基板保持体と
を備え、
上記基板保持体は、
上記化合物半導体基板を着脱自在に保持する凹部と、
上記凹部の底面に上記基板保持体と同一素材で形成されると共に、側部に下方に向かって広がる傾斜部を有して、上記化合物半導体基板を支持するリムと
を含んでいる
ことを特徴としている。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記基板保持体の上記リムは、上記凹部の底面において、保持される上記化合物半導体基板の有効チップ部分の外側に位置する無効チップ部分を支持可能な位置に形成されている。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記リムは、上記化合物半導体基板の底面を上記凹部の底面と平行に最小面積で支持でき、且つ上記傾斜部を有する、円錐および三角錐を含む立体形状に形成されている。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記リムにおける上記凹部の内周面からの距離が、0.5mm〜5.0mmに設定されている。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記リムは、石英,カーボン,SiC,AlN,アルミナ,サファイア,ボロンナイトライド,ジルコニア,モリブデンおよびタングステンから選択された材料で構成されている。
以上より明らかなように、この発明の化合物半導体薄膜成長装置は、上記基板保持体に設けられた凹部の底面に、上記化合物半導体基板を支持するリムを設けている。その場合に、上記リムは、上記基板保持体と同一素材で形成されると共に、側部に下方に向かって広がる傾斜部を有している。したがって、上記化合物半導体基板上に化合物半導体薄膜をエピタキシャル成長させる際に、熱によって上記化合物半導体基板に凹状や凸状の反りが発生した場合に、上記化合物半導体基板の底面と上記基板保持体の凹部の底面との間隔が大きくなるのを、上記リムの上記傾斜部の存在によって抑制することができる。
すなわち、この発明によれば、化合物半導体薄膜の結晶成長時に生ずる上記化合物半導体基板の温度変化に起因する反りの変化を抑制することができる。したがって、基板の偏心を抑制して基板表面を流れる原料ガスの流量を均一にし、化合物半導体薄膜の結晶成長の均一性の低下を防止することができるのである。
この発明の化合物半導体薄膜成長装置の一例としてのMOCVD装置の概略縦断面図である。 図1に示すMOCVD装置を上から見た図である。 図1および図2における基板保持体の平面図である。 図3におけるC‐O‐C’矢視断面図およびリムの拡大図である。 製造される発光素子チップの縦断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。尚、本実施の形態においては、化合物半導体としてIII族窒化物半導体を用いた半導体素子を基板上に形成する場合を例に挙げて化合物半導体薄膜成長装置を説明する。
上記III族窒化物半導体は、例えば発光ダイオード,レーザダイオード等の発光素子や、例えば太陽電池等の受光素子の電子材料として用いられる。以下においては、上記半導体素子として、III族窒化物半導体を用いた発光素子チップの製造方法を例にして説明を行う。
図1は、本実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置の一例としてのMOCVD装置の概略縦断面図である。また、図2は、図1に示すMOCVD装置を上から見た図である。
図1および図2において、MOCVD装置1は、内部に反応室2aが形成される反応容器2と、反応容器2の反応室2a内に配置される支持体3とを備えている。そのうち、反応容器2は、収容部4と蓋部5とを有している。尚、図2は、収容部4の蓋部5を取り外した状態で上方から見た図である。
上記収容部4は、有底の円筒状の形状を有し、上方に開口が形成されると共にその内部には支持体3を収容している。また、蓋部5は、円板状の形状を有し、収容部4の上部に開閉自在に取り付けられて上記開口を開閉する。そして、蓋部5は、収容部4の上記開口を閉じた場合には、収容部4と共に反応室2aを形成する。
上記蓋部5の中央には、外部に設けられたガス供給機構(図示せず)から反応室2aの内部に原料ガス6を供給するための貫通孔が設置されている。そして、この貫通孔には原料ガス6の供給管7が挿通されている。さらに、蓋部5の中央から偏倚した位置には、外部から反応室2a内を観察するための観察孔8が形成されている。
一方、上記収容部4の底面4aには、反応室2a内に供給された原料ガス6を反応室2aの外部に排出するための複数の排気管9が貫通して形成されている。さらに、収容部4の底面4aの中央には、後述する軸10を通すための貫通孔が形成されている。
ここで、上記MOCVD装置1において使用する原料ガス6について説明する。
本実施の形態においては、MOCVD装置1を用いて基板上に任意の組成の化合物半導体層を形成した化合物半導体基板上に、さらにIII族窒化物半導体層を形成する。そのために、原料として、III族の元素を含む有機金属と窒素を含むアンモニアNHとを使用する。但し、有機金属は主として液体原料であるため、液体状の有機金属に窒素Nおよび水素Hによってバブリングを行い、得られた窒素Nと水素Hと有機金属とを混合してなる有機金属ガスを原料ガス6として供給する。本実施の形態においては、供給管7から有機金属ガスおよびアンモニアNHの供給を行う。
尚、上記有機金属としては、例えばIII族のGaを含むトリメチルガリウム(TMG)あるいはトリエチルガリウム(TEG)、例えばIII族のAlを含むトリメチルアルミニウム(TMA)あるいはトリエチルアルミニウム(TEA)、例えばIII族のInを含むトリメチルインジウム(TMI)あるいはトリエチルインジウム(TEI)が挙げられる。
また、n型のドーパントとしては、モノシラン(SiH)やジシラン(Si)をSi原料として用いてもよい。あるいは、ゲルマンガス(GeH)やテトラメチルゲルマニウム((CH)Ge)やテトラエチルゲルマニウム((C)Ge)をGe原料として用いてもよい。一方、p型のドーパントとしては、例えばビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CpMg)あるいはビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウム(EtCpMg)をMg原料として用いてもよい。
上記支持体3は、カーボン(C)で形成された基材の外側にSiCのコーティングを施して、円板状に形成されている。そして、支持体3は、一方の面(表面)が上方を向き、且つ他方の面(裏面)が下方を向くように、収容部4内に配置されている。ここで、支持体3の表面側には、夫々が円形状を有する8個の凹部11が、円周方向に等間隔に形成されている。一方、支持体3における裏面側の中央には、下方に向かって延在する石英製の軸10が取り付けられている。この軸10は、収容部4の底面4a中央に設けられた貫通孔を介して反応容器2の外部に突出している。そして、支持体3は、反応容器2の外部から軸10に駆動力を与えることによって、図2において矢印Aで示す方向に回転するようになっている。
また、上記支持体3の表面に設けられた8個の凹部11内には、夫々が円板状の基板保持体12が嵌合されて収納されている。また、各基板保持体12の上面には円形の凹部13が形成されており、各凹部13内には化合物半導体基板14が収容される。尚、基板保持体12も、カーボンで形成された基材の外側にSiCのコーティングを施して構成されている。また、支持体3に設けられた凹部11と基板保持体12との間には隙間が形成されており、8個の基板保持体12は、支持体3に対して着脱・回転自在となっている。
ここで、上記化合物半導体基板14は、その結晶成長面(つまり結晶の被形成面)が外部に露出するように基板保持体12の凹部13内に保持されている。尚、化合物半導体基板14は、基板保持体12に対して着脱自在となっている。
そして、各基板保持体12は、化合物半導体基板14を保持した状態で、軸10および支持体3を通って凹部11の底面に至る貫通孔30a,30bを介して供給される窒素Nの流れによって、図2において矢印Bで示す方向に回転するようになっている。
このように、上記支持体3が矢印Aの方向に回転するのに伴って、各基板保持体12内に保持された各化合物半導体基板14は矢印Aの方向に(左回りに)公転する。それと同時に、各基板保持体12が矢印Bの方向に回転するのに伴って、各化合物半導体基板14は矢印Bの方向に(左回りに)自転する。こうして、各化合物半導体基板14を公転させることによって、供給管7から供給される原料ガス6の流れに偏流が生じても、原料ガス6の流れを均一に各化合物半導体基板14の表面に当てることが可能になる。
さらに、上記各化合物半導体基板14を各基板保持体12と同一に、上記公転の方向と同じ左回りに自転させることによって、反応室2a内における原料ガス6の流れを、均一にすることができる。この場合、各化合物半導体基板14自転の方向が上記公転の方向とは逆の右回りになるように、上記窒素Nの流れの方向を設定した場合には、原料ガス6の流れに乱流が生じて、均一な流れにすることができないのである。
上記MOCVD装置1における支持体3の裏面側と収容部4の底面4aとの間には、支持体3および基板保持体12を介して化合物半導体基板14を加熱する加熱部15が設けられている。この加熱部15は、軸10を貫通させる穴15aを有するリング状に形成されており、内部にはコイル(図示せず)が収容されている。そして、加熱部15は、上記コイルに高周波電力が供給されることによって、支持体3を構成するカーボンを高周波誘導加熱するようになっている。
さらに、このMOCVD装置1においては、蓋部5の下方であり、且つ支持体3の上方(本実施の形態においては蓋部5の裏面)には、反応室2a内に供給される原料ガス6の反応によって生成される生成物(図示せず)が、蓋部5の内壁に付着して堆積するのを防止して、蓋部5を保護するための上部プレート16が設けられている。ここで、上部プレート16は円板状を成しており、蓋部5と同様に、中央に外部から反応室2aの内部に原料ガス6を供給する供給管7が挿通される貫通孔が形成されている。さらに、上部プレート16には、蓋部5の観察孔8と連通して、外部から反応室2a内部を観察するための観察孔17が形成されている。
上記上部プレート16は、取付部材(図示せず)によって、蓋部5の裏面に取り付けられている。ここで、上記取付部材は、蓋部5に対して着脱自在となっており、これに伴って上部プレート16も蓋部5に対して取り付け取り外しが可能になっている。また、上部プレート16は、上記取付部材によって蓋部5に取り付けられることにより、固定されるようになっている。
尚、図2に破線で示すように、上部プレート16は、平面視において支持体3の全面を覆うように配置されている。したがって、各基板保持体12を介して支持体3で保持される8枚の化合物半導体基板14は、上部プレート16の下方に位置している。
また、このMOCVD装置1においては、上記支持体3と収容部4の底面4aとの間には、反応室2a内に供給されて結晶のエピタキシャル成長に使用された原料ガス6等を、底面4aに設けられた排気管9側へ導く排気部材18が設けられている。この排気部材18は、円筒状の形状を有している。さらに、排気部材18の内壁は、支持体3に設けられた8つの凹部11よりも外側に位置している。そして、排気部材18の外壁には、使用後の原料ガス6等を取り込むための複数の貫通孔(図示せず)が形成されている。さらに、排気部材18は、支持体3の外周縁端との対向部において、支持体3の回転を妨げないように構成されている。
さらに、上記MOCVD装置1における蓋部5の上面には、観察孔8の箇所に、監視装置19が取り付けられている。この監視装置19は、蓋部5および上部プレート16に設けられた貫通孔8,17を介して、反応室2aの内部の状態、より具体的には、基板保持体12を介して支持体3で保持された化合物半導体基板14上にエピタキシャル成長される結晶の状態、および、化合物半導体基板14の反りや表面温度の状態等を監視するために用いられる。
上記上部プレート16には、不純物濃度が低く、耐久性が高いことから、石英製の部材が用いられている。この上部プレート16の表面、すなわち化合物半導体基板14との対向面は、一定の温度に制御することが望ましい。例えば、支持体3における凹部11の底面からの化合物半導体基板14自転用のNガス等によって急激な温度変化が発生した場合、上部プレート16の表面温度は低温で不安定となり、上部プレート16の表面により多く生成された反応性生物が剥がれて、化合物半導体基板14上へ落下してしまう恐れがある。
本実施の形態においては、上部プレート16の表面温度を約5度〜50度ほど蓋部5の温度よりも上昇させることによって、上部プレート16の表面に付着したIII族窒化物半導体の剥がれを抑制するようにしている。さらに、成膜の過程においても、化合物半導体基板14上に異物が付着して堆積することを抑制する。
次に、この発明の特徴である上記基板保持体12について詳細に説明する。図3は、基板保持体12の平面図である。また、図4は、基板保持体12の断面図である。
図3において、上記基板保持体12の円形の凹部13内における破線で描かれた円は、収容される化合物半導体基板14の輪郭を表している。そして、凹部13の底面13aにおける化合物半導体基板14の輪郭の近傍には、化合物半導体基板14の輪郭に沿って上記輪郭を3等分する位置に、円錐形のリム20が形成されている。したがって、図4は、図3における底面13aの中心Oを通るC‐O‐C’矢視断面図である。
ここで、上記リム20は円錐形の形状を有しており、基板保持体12と同じカーボンで形成されている。このように、リム20の側部に傾斜部を設けることによって、化合物半導体基板14上に化合物半導体結晶を成長させる場合に、熱によって化合物半導体基板14が凹凸状の反りが発生しても、化合物半導体基板14の底面と基板保持体12の凹部13との間隔が大きくなるのを抑制することができる。
例えば、図4(a)において、上記基板保持体12の凹部13内に収容された化合物半導体基板14に、凹状の反りが発生した場合を考える。その場合、化合物半導体基板14は円錐形のリム20の頂部20aで支持されている。ここで、上記リムが、図4(b)に示すように、円錐形のリム20の底面と同じ底面を有する円柱状のリム20’であるとする。そうすると、化合物半導体基板14の底面の支持点が、リム20の頂部20aよりも凹部13の底面13aの中心O寄りの角部20bとなる。その結果、化合物半導体基板14の底面14aが「14a’」の位置まで「H」だけ上昇する。このことは、凸状の反りが発生した場合も同様であり、化合物半導体基板14の底面の支持点がリム20の頂部20aよりも中心Oから離れた角部20cとなる。そのために、化合物半導体基板14の底面14aが上昇することになる。したがって、化合物半導体基板14の底面14a’と基板保持体12の凹部13との間隔が大きくなるのである。
以上のことより、上記リム20の側部に傾斜部を設けることによって、化合物半導体基板14の底面14aの支持点をリム20の軸上にすることができ、熱によって化合物半導体基板14が凹凸状の反りが発生しても、化合物半導体基板14の底面14aと基板保持体12の凹部13との間隔が大きくなるのを抑制することができるのである。
このように、上記化合物半導体基板14の底面14aと基板保持体12の凹部13との間隔が大きくなるのを抑制することによって、化合物半導体基板14表面の温度変化に起因する反りの変化を抑制することができる。したがって、化合物半導体基板14の偏心を抑制して化合物半導体基板14表面を流れる原料ガスの流量を均一にし、化合物半導体薄膜の結晶成長の均一性の低下を防止することができるのである。
また、上記リム20は、基板保持体12の凹部13内において、化合物半導体基板14における後に半導体素子が形成される有効チップ部分に影響を与えない部分(無効チップ部分)に形成されている。さらに、リム20は、上記円錐形に限らず、三角錘形等の化合物半導体基板14の底面14aを凹部13の底面13aと平行に最小面積で支持でき、且つ上記傾斜部を有する立体形状に形成されている。こうして、できるだけ基板保持体12の化合物半導体基板14への接触面積を減らして、化合物半導体基板14、特に上記有効チップ部分への熱的影響を減少させて、化合物半導体基板14の温度の安定化を図るようにしている。
さらに、上記リム20における凹部13の内周面からの距離が、0.5mm〜5.0mmに設定されている。通常、基板保持体12の外周部は底部(本体部)よりも温度が低い。そこで、温度の低い凹部13の内周面から離れた位置にリム20を配置することによって、リム20の温度斑、延いては化合物半導体基板14の温度斑を無くして、化合物半導体基板14の熱的均一性を保つようにしている。
尚、本実施の形態においては、上記リム20をカーボンで形成しているが、これに限定されるものではなく、耐熱性を有する材料であればよい。例えば、石英,カーボン,SiC,AlN,アルミナ,サファイア,ボロンナイトライド,ジルコニア,モリブデンおよびタングステン等であればよい。そのうち、基板保持体12と同じ材料であれば、基板保持体12の形成時に形成できるので、さらに望ましい。
以下、上記MOCVD装置1を用いた化合物半導体薄膜の製造方法の一例として、III族窒化物半導体を用いた発光素子チップの製造方法について説明する。図5は、上記発光素子チップの製造方法によって製造される発光素子チップの縦断面図である。
先ず、初めに、上記化合物半導体基板14を準備する。この化合物半導体基板14は、上述したMOCVD装置1における支持体3の凹部11内に収納された基板保持体12の凹部13内に収容される。
上記化合物半導体基板14は、所定の直径および厚さを有するサファイア製の基板21を、スパッタリング装置(図示せず)にセットする。そして、基板21上に、V族元素を含むガスと金属材料とを、プラズマで活性化して反応させることによって、III族窒化物からなる中間層22を形成する。
次いで、上記中間層22が形成された基板21を、図1に示すMOCVD装置1の支持体3上の基板保持体12にセットする。具体的には、中間層22が上方に向かうように、基板21を8個の基板保持体12に収容する。そして、基板21が収容された8個の基板保持体12を、支持体3に設けられた8個の各凹部11の夫々に、中間層22が上方を向くようにセットする。そして、MOCVD装置1によって、中間層22上に下地層23を形成して、化合物半導体基板14を得る。
次に、上記MOCVD装置1を用いて、化合物半導体基板14上にIII族窒化物半導体層を成膜する成膜プロセスに移行する。
先ず、8個の上記基板保持体12の凹部13の夫々に、1枚ずつ化合物半導体基板14を収容する。その際に、化合物半導体基板14の下地層23を外部に露出させる(上方を向く)ようにする。続いて、反応容器2の蓋部5を開け、化合物半導体基板14が収容された8個の基板保持体12を、支持体3に設けられた8個の凹部13にセットする。その際に、化合物半導体基板14の下地層23が上方を向くようにする。
その後、上記上部プレート16が取り付けられた蓋部5で収容部4の開口を閉じて、収容部4と蓋部5とを密着させる。そして、支持体3が、軸10によって矢印Aの方向に回転される一方、各基板保持体12が、上記窒素Nの流れによって矢印Bの方向に回転される。
その後、上記MOCVD装置1において、上記加熱部15のコイルに対する給電が開始され、加熱部15に流れる電流によって支持体3が電磁誘導加熱される。さらに、支持体3が電磁誘導加熱されることによって、支持体3に保持された8個の基板保持体12および各基板保持体12に保持された化合物半導体基板14が、所定の温度に加熱される。そして、供給管7から反応室2a内に向けてパージガスの供給が開始される。
そうした後、上記MOCVD装置1は、上記ガス供給機構から反応室2aに対して、供給管7を介して、n型コンタクト層24a用の有機金属ガス(原料ガス6)およびアンモニアNH(原料ガス6)を供給する。それに伴って、反応室2a内では、加熱された化合物半導体基板14の近傍において、上記n型コンタクト層24a用の有機金属とアンモニアNHとが反応して、n型コンタクト層24a用のIII族窒化物化合物が化合物半導体基板14上に成長する。その場合、化合物半導体基板14は所定の温度に加熱されているために、n型コンタクト層24a用のIII族窒化物化合物は、化合物半導体基板14における下地層23上に、エピタキシャル成長する。
尚、上記反応室2aに原料ガス6が供給されるに伴って、既に反応室2a内に存在するガスの一部は、排気部材18に設けられた上記貫通孔を介して取り込まれ、排気管9を通って反応容器2の外部に排出される。
こうして、上記n型コンタクト層24aの形成が終了すると、上記ガス供給機構によって、MOCVD装置1の反応室2a内に、供給管7を介して、n型コンタクト層24a用の有機金属ガスに代えてn型クラッド層24b用の有機金属ガスが供給される。その場合、アンモニアNHの供給は引き続いて行われる。
そうすると、上記反応室2a内では、加熱された化合物半導体基板14の近傍において有機金属とアンモニアNHとが反応し、n型クラッド層24b用のIII族窒化物化合物が化合物半導体基板14上に成長する。その場合、化合物半導体基板14は所定の温度に加熱されているため、n型クラッド層24b用のIII族窒化物化合物は、化合物半導体基板14におけるn型コンタクト層24a上に、エピタキシャル成長する。
こうして、上記化合物半導体基板14上に、n型コンタクト層24aとn型クラッド層24bとで成るn型半導体層24が形成される。
以後、上記ガス供給機構によって反応室2aに供給する有機金属ガスを順次変更することによって、化合物半導体基板14上に形成されたn型クラッド層24b上には、複数の障壁層25aと複数の井戸層25bとが交互に積層されると共に最上に障壁層25aが形成されて成る発光層25が、エピタキシャル成長される。
さらに、上記発光層25上に、p型クラッド層26aおよびp型コンタクト層26bが順次形成されてp型半導体層26が形成される。
以上のような手順を経て、III族窒化物半導体エピタキシャルウェハが得られる。
こうして、上記MOCVD装置1を用いた成膜プロセスが終了すると、MOCVD装置1における反応容器2の蓋部5を開け、得られたIII族窒化物半導体エピタキシャルウェハが収容部4から取り出される。
その後、上記III族窒化物半導体エピタキシャルウェハにおける個々のIII族窒化物半導体素子の間にn型コンタクト層24aに達する溝が形成されて、n型コンタクト層24aに露出領域24cが形成される。さらに、p型半導体層26のp型コンタクト層26b上に、透明正極27が積層され、透明正極27上に正極ボンディングパッド28が形成される。また、n型半導体層24のn型コンタクト層24aに形成された露出領域24cに、負極ボンディングパッド29が形成される。
ここで、上記透明正極27,正極ボンディングパッド28および負極ボンディングパッド29の構造は特に限定するものではなく、公知の構造を採用することができる。
ところで、上述したMOCVD装置1を用いた成膜プロセスにおいては、反応室2a内で生成されたIII族窒化物半導体は、化合物半導体基板14にだけでなく、その一部は例えば上部プレート16の表面にも付着する。ここで、化合物半導体基板14は、上述したように支持体3を介して所定の温度に加熱された状態でIII族窒化物半導体層が成膜される。したがって、化合物半導体基板14には、エピタキシャルに成長したIII族窒化物半導体層が形成される。これに対して、上部プレート16は、III族窒化物半導体層が形成される対象ではなく、化合物半導体基板14のように所定の温度に加熱されてもいない。そのため、上部プレート16に付着するIII族窒化物半導体は、エピタキシャルに成長していない不安定な反応生成物である。
こうして、上記上部プレート16に付着したIII族窒化物半導体(不安定な反応生成物)は、成膜プロセスが終了した後に、蓋部5から上部プレート16を取り外すことによって除去される。
以上のごとく、この発明の化合物半導体薄膜成長装置は、
反応室2aを有する反応容器2と、
上記反応室2a内に回転可能に設置されて、複数の化合物半導体基板14を支持する支持体3と、
上記支持体3上に、上記支持体3の回転中心を中心とする円周上に配置されると共に、上記化合物半導体基板14を保持する複数の基板保持体12と
を備え、
上記基板保持体12は、
上記化合物半導体基板14を着脱自在に保持する凹部13と、
上記凹部13の底面13aに上記基板保持体12と同一素材で形成されると共に、側部に下方に向かって広がる傾斜部を有して、上記化合物半導体基板14を支持するリム20と
を含んでいる
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記基板保持体12に設けられた凹部13の底面13aに、上記化合物半導体基板14を支持するリム20を設けている。その場合に、上記リム20は、上記基板保持体12と同一素材で形成されると共に、側部に下方に向かって広がる傾斜部を有している。したがって、上記化合物半導体基板14上に化合物半導体薄膜をエピタキシャル成長させる際に、上記化合物半導体基板14を上記リム20の軸上の頂部で支持することができる。そのため、熱によって上記化合物半導体基板14に凹凸状の反りが発生した場合に、上記化合物半導体基板14の底面14aと上記基板保持体12の凹部13の底面13aとの間隔が大きくなるのを、上記リム20の上記傾斜部の存在によって抑制することができる。
したがって、上記化合物半導体薄膜を成長させる場合に生ずる反りの変化を抑制することができ、基板の偏心を抑制して基板表面を流れる原料ガスの流量を均一にすることができる。したがって、化合物半導体薄膜の結晶成長の均一性の低下を防止することができるのである。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記基板保持体12の上記リム20は、上記凹部13の底面13aにおいて、保持される上記化合物半導体基板14の有効チップ部分の外側に位置する無効チップ部分を支持可能な位置に形成されている。
この実施の形態によれば、上記リム20は、保持される上記化合物半導体基板14の無効チップ部分を支持する位置に形成されているので、上記化合物半導体基板14の上記有効チップ部分への熱的影響を減少させて、上記化合物半導体基板14の温度の安定化を図ることができる。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記リム20は、上記化合物半導体基板14の底面を上記凹部13の底面13aと平行に最小面積で支持でき、且つ上記傾斜部を有する、円錐および三角錐を含む立体形状に形成されている。
この実施の形態によれば、上記リム20は、円錐および三角錐を含む、上記化合物半導体基板14の底面を上記凹部13の底面13aと平行に最小面積で支持でき、且つ上記傾斜部を有する立体形状を有している。したがって、上記基板保持体12の上記化合物半導体基板14への接触面積をできるだけ減らし、上記化合物半導体基板14への熱的影響を減少させて、上記化合物半導体基板14の温度の安定化を図ることができる。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記リム20における上記凹部13の内周面からの距離が、0.5mm〜5.0mmに設定されている。
通常、上記基板保持体12の外周部は、底部よりも温度が低い。この実施の形態によれば、温度の低い上記凹部13の内周面から離れた位置に上記リム20を配置している。したがって、上記リム20の温度斑、延いては上記化合物半導体基板14の温度斑を無くして、上記化合物半導体基板14の熱的均一性を保つことができる。
また、一実施の形態の化合物半導体薄膜成長装置では、
上記リム20は、石英,カーボン,SiC,AlN,アルミナ,サファイア,ボロンナイトライド,ジルコニア,モリブデンおよびタングステンから選択された材料で構成されている。
この実施の形態によれば、上記リム20を耐熱性を有する材料で形成することができ、上記リム20の熱的安定性を向上できる。さらに、上記基板保持体12と同じ材料を選択することによって、上記基板保持体12の形成時に形成することが可能になる。
1…MOCVD装置、
2…反応容器、
2a…反応室、
3…支持体、
4…収容部、
5…蓋部、
6…原料ガス、
7…供給管、
9…排気管、
10…軸、
11…支持体の凹部、
12…基板保持体、
13…基板保持体の凹部、
14…化合物半導体基板、
15…加熱部、
16…上部プレート、
18…排気部材、
19…監視装置、
20…リム、
20a…リムの頂部、
21…基板、
22…中間層、
23…下地層、
24…n型半導体層、
24a…n型コンタクト層、
24b…n型クラッド層、
25…発光層、
25a…障壁層、
25b…井戸層、
26…p型半導体層、
26a…p型クラッド層、
26b…p型コンタクト層、
27…透明正極、
28…正極ボンディングパッド、
29…負極ボンディングパッド。

Claims (5)

  1. 反応室を有する反応容器と、
    上記反応室内に回転可能に設置されて、複数の化合物半導体基板を支持する支持体と、
    上記支持体上に、上記支持体の回転中心を中心とする円周上に配置されると共に、上記化合物半導体基板を保持する複数の基板保持体と
    を備え、
    上記基板保持体は、
    上記化合物半導体基板を着脱自在に保持する凹部と、
    上記凹部の底面に上記基板保持体と同一素材で形成されると共に、側部に下方に向かって広がる傾斜部を有して、上記化合物半導体基板を支持するリムと
    を含んでいる
    ことを特徴とする化合物半導体薄膜成長装置。
  2. 請求項1に記載の化合物半導体薄膜成長装置において、
    上記基板保持体の上記リムは、上記凹部の底面において、保持される上記化合物半導体基板の有効チップ部分の外側に位置する無効チップ部分を支持可能な位置に形成されている
    ことを特徴とする化合物半導体薄膜成長装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の化合物半導体薄膜成長装置において、
    上記リムは、上記化合物半導体基板の底面を上記凹部の底面と平行に最小面積で支持でき、且つ上記傾斜部を有する、円錐および三角錐を含む立体形状に形成されている
    ことを特徴とする化合物半導体薄膜成長装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一つに記載の化合物半導体薄膜成長装置において、
    上記リムにおける上記凹部の内周面からの距離が、0.5mm〜5.0mmに設定されている
    ことを特徴とする化合物半導体薄膜成長装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一つに記載の化合物半導体薄膜成長装置において、
    上記リムは、石英,カーボン,SiC,AlN,アルミナ,サファイア,ボロンナイトライド,ジルコニア,モリブデンおよびタングステンから選択された材料で構成されている
    ことを特徴とする化合物半導体薄膜成長装置。
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