JPH10209243A - 基板搬送装置およびそれを用いた基板搬送方法ならびに基板姿勢変換装置 - Google Patents

基板搬送装置およびそれを用いた基板搬送方法ならびに基板姿勢変換装置

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JPH10209243A
JPH10209243A JP1033797A JP1033797A JPH10209243A JP H10209243 A JPH10209243 A JP H10209243A JP 1033797 A JP1033797 A JP 1033797A JP 1033797 A JP1033797 A JP 1033797A JP H10209243 A JPH10209243 A JP H10209243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の姿勢を変更することが可能で、かつ製
造コストが少なくて済み、パーティクルの発生を抑える
ことができる基板搬送装置を提供する。 【解決手段】 一方のカセットの基板Wを基板載置部4
10aに搬送する場合には、ハンド260は基板Wを水
平姿勢(XY面内方向)で取り出した後、ハンド回動部
の回動A3により基板Wを把持した状態で90゜の正回
動を行い基板Wを第1の鉛直姿勢(Z方向)にする。次
に開閉チャック264bを開き、基板載置部410aの
溝に基板Wを位置させてハンド260がさらに降下した
後、わずかにY軸の負方向に移動し、基板Wの間から支
持板265a〜265eを抜取る。逆に、他方のカセッ
トの基板Wを基板載置部410bに搬送する場合には、
基板Wを把持したハンドが90゜の逆回動を行って基板
Wを第2の鉛直姿勢にし、開閉チャック264aを開
き、基板載置部410aの溝に基板Wを位置させて降下
した後、支持板265a〜265eを抜取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は第1ポジションに
配置された半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基板、
液晶表示用ガラス基板、光ディスク用基板等の基板(以
下「基板」という。)を搬送して、その基板を第2ポジ
ションに配置する基板搬送装置およびそれを用いた基板
搬送方法ならびに基板姿勢変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種基板処理を行う場合に、カセ
ットに水平姿勢で収納された基板をカセットから搬出
し、水平姿勢のまま基板処理を行ったり、カセット鉛直
姿勢で収納された基板をカセットから搬出し、鉛直姿勢
のまま基板処理を行ったりする方法がある。
【0003】また、諸般の事情から収納された基板が鉛
直姿勢であるようにカセットを基板処理装置に投入した
場合や、水平に基板を収納したカセットを基板処理装置
に投入した場合に、カセットごと90゜の横転をさせて
基板の姿勢を変換して処理する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の技術
の場合、実際には水平姿勢で行った方が有利な処理と鉛
直姿勢で行った方が有利な処理とを含む複数の処理を行
う場合でも、いずれかの姿勢のままで処理を行わなけれ
ばならなかった。
【0005】また、後者の技術の場合、基板を搬送する
ロボット以外にカセット内に基板が収納された状態でカ
セットを横転させる装置が余分に必要となり、装置の製
造コストが高くなっていた。
【0006】また、カセットの姿勢変換の際にカセット
の基板支持部分と基板との間に摩擦が生じてパーティク
ル等が発生するといった問題が生じていた。
【0007】この発明は、従来技術における上述の問題
の克服を意図しており、基板の姿勢を変更することが可
能で、かつ製造コストが少なくて済み、パーティクルの
発生を抑えることができる基板搬送装置およびそれを用
いた基板搬送方法ならびに基板姿勢変換装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1の装置は、第1ポジションに配
置された基板を搬送して第2ポジションに配置する基板
搬送装置であって、支持板と、前記支持板に設けられ、
基板を支持する複数のピンと、基板を収容可能な収容溝
を有するチャックとを備える基板保持手段と、前記基板
保持手段を、ほぼ前記支持板の基部と先端部とを結ぶ軸
線を中心に回動させることにより、前記基板保持手段に
よって保持された基板を、少なくとも、水平姿勢、第1
の鉛直姿勢、および前記第1の鉛直姿勢に対して上下反
転の関係にある第2の鉛直姿勢、のうちのいずれかの姿
勢とすることを許容する第1駆動手段と、前記第1ポジ
ションおよび前記第2ポジションの間で前記基板保持手
段を移動させる第2駆動手段と、を備える。
【0009】また、この発明の請求項2の装置は、請求
項1の基板搬送装置であって、前記チャックが、前記先
端部に固定された固定チャックと、前記基部に近い側に
おいて、前記軸線に関してほぼ対称に配置され、独立し
て開閉可能な複数の開閉チャックと、を備える。
【0010】また、この発明の請求項3の装置は、請求
項1または請求項2の基板搬送装置であって、複数の前
記基板保持手段を多段に積層したことを特徴とする。
【0011】また、この発明の請求項4の装置は、請求
項1ないし請求項3のうちのいずれかの基板搬送装置に
おいて、前記収容溝の奥側が狭まっているとともに、そ
の底部が少なくとも基板の厚さより大きな幅のフラット
部分を備える。
【0012】また、この発明の請求項5の方法は、請求
項1ないし請求項4のうちのいずれかの基板搬送装置を
用いて、前記第1ポジションに配置された基板を搬送し
て前記第2ポジションに配置する基板搬送方法であっ
て、前記第1ポジションにおいて水平姿勢で配置された
基板を前記基板保持手段によって保持しつつ、基板を水
平姿勢で前記第1ポジションから搬出する工程と、基板
を保持した前記基板保持手段を前記第2駆動手段によっ
て前記第2ポジションへと移動させるとともに、前記第
1ポジションから搬出された後、前記第2ポジションに
前記基板を搬入する前までの期間に前記第1駆動手段に
よって前記基板保持手段を回動させることにより、第1
と第2の鉛直姿勢のうちあらかじめ決定された鉛直姿勢
へと基板の姿勢を変換する工程と、基板の姿勢の変換後
に基板を前記第2ポジションへ搬入して前記基板保持手
段による基板の保持を解放する工程と、を備える。
【0013】また、この発明の請求項6の方法は、請求
項5の基板搬送方法であって、前記第2ポジションは基
板を載置する第1および第2の基板載置部を有してお
り、前記第1ポジションに配置されている所定枚数の基
板を前記基板保持手段によって搬出し、前記基板保持手
段の一方向への回動によって前記第1の鉛直姿勢に変換
して前記第1の基板載置部に配置し、前記第1ポジショ
ンに配置されている残りの基板を前記基板保持手段によ
って搬出し、前記基板保持手段の他方向への回動によっ
て前記第2の鉛直姿勢に変換して前記第2の基板載置部
に配置することを特徴とする。
【0014】また、この発明の請求項7の方法は、請求
項1ないし請求項4のうちのいずれかの基板搬送装置を
用いて、前記第1ポジションに配置された基板を搬送し
て前記第2ポジションに配置する基板搬送方法であっ
て、前記第1ポジションにおいて鉛直姿勢で配置された
基板を前記基板保持手段によって前記基板を保持しつ
つ、前記基板を鉛直姿勢で前記第1ポジションから搬出
する工程と、基板を保持した前記基板保持手段を前記第
2駆動手段によって前記第2ポジションへと移動させる
とともに、前記第1ポジションから搬出された後、前記
第2ポジションに前記基板を搬入する前までの期間に前
記第1駆動手段によって前記基板保持手段を回動させる
ことにより、水平姿勢へと基板の姿勢を変換する工程
と、基板の姿勢の変換後に基板を前記第2ポジションへ
搬入して前記基板保持手段による基板の保持を解放する
工程と、を備える。
【0015】また、この発明の請求項8の方法は、請求
項7の基板搬送方法であって、前記第1ポジションが、
第1の鉛直姿勢で基板を載置する第1の基板載置部と、
第2の鉛直姿勢で基板を載置する第2の基板載置部を有
しており、前記第1の基板載置部から前記第1の鉛直姿
勢で前記基板保持手段によって搬出された基板を、前記
基板保持手段の一方向への回動によって前記水平姿勢に
変換して前記第1ポジションに搬送し、前記第2の基板
載置部から前記第2の鉛直姿勢で前記基板保持手段によ
って搬出された基板を、前記基板保持手段の他方向への
回動によって水平姿勢に変換して前記第2ポジションに
搬送することを特徴とする。
【0016】また、この発明の請求項9の装置は、基板
を水平姿勢から鉛直姿勢へと姿勢変換する基板姿勢変換
装置であって、支持板と、前記支持板に設けられ、基板
を支持する複数のピンと、基板を収容可能な収容溝を有
するチャックとを備える基板保持手段と、前記基板保持
手段を、ほぼ前記支持板の基部と先端部とを結ぶ軸線を
中心に回動させることにより、前記基板保持手段によっ
て保持された基板を、少なくとも、水平姿勢、第1の鉛
直姿勢、および前記第1の鉛直姿勢に対して上下反転の
関係にある第2の鉛直姿勢、のうちのいずれかの姿勢と
することを許容する回動駆動手段と、を備える。
【0017】また、この発明の請求項10の装置は、請
求項9の基板姿勢変換装置であって、前記チャックが、
前記先端部に固定された固定チャックと、前記基部に近
い側において、前記軸線に関してほぼ対称に配置され、
独立して開閉可能な複数の開閉チャックと、を備える。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】
【1.実施の形態における機構的構成および動作】図1
および図2はこの実施の形態の基板搬送装置を含む基板
配列変換装置における側面図および平面図である。これ
らの図および以下の図において、水平面をX−Y面と
し、鉛直方向をZ方向とする3次元座標系X−Y−Zが
定義されている。以下、図1および図2を用いてこの実
施の形態の基板配列変換装置1の概略構成について説明
していく。
【0020】基板配列変換装置1は、カセット載置台1
0、搬送部としての基板搬送装置20、収納部30、基
板載置台40とを備えている。
【0021】基板搬送装置20は第1ポジションとして
の後述するカセット載置台10に載置されたカセットC
S1,CS2から基板Wを取り出し、基板載置台40に基
板Wを搬送する。
【0022】カセット載置台10にはその上面に作業者
の手により12インチの基板Wを最大25枚収納するこ
とができるカセットCS1,CS2がセットされる。な
お、ここでカセットCS1,CS2は内部に収納された基
板Wが水平になるようにセットされる。
【0023】収納部30の内部底面には図示しない駆動
機構が設けられており、基板搬送装置20を支持しつつ
開口30aの長手方向すなわちY軸の正負方向に並進移
動する。
【0024】第2ポジションとしての基板載置台40の
上面には基板載置部410a,410bが設けられてお
り、その上部に刻まれた基板枚数(25枚)と同数の溝
に基板Wを嵌入させて支持する。
【0025】つぎに、要部についてさらに詳細に説明し
ていく。
【0026】基板搬送装置20は基台210、水平回動
部220、第1鉛直回動部230、第2鉛直回動部24
0、ハンド回動部245、第3鉛直回動部250、ハン
ド260を備えている。なお、この基板搬送装置20の
各部のうち、ハンド260およびハンド回動部245を
併せたものが基板姿勢変換装置に相当する。
【0027】基台210は図2に示した開口30aに沿
って図示しない制御部の制御に基づいて前述の収納部3
0内の駆動機構によりY軸の正負方向に並進移動され
る。
【0028】基台210の上面に設けられた水平回動部
220は制御部の制御に基づいて基台210内の図示し
ない回動機構により鉛直方向(Z軸方向)を中心として
任意の角度で回動される。
【0029】第1鉛直回動部230は水平回動部220
の上方に連結され、矢符A1のように回動する。同様に
第1鉛直回動部230の上方には第2鉛直回動部240
が連結され、矢符A2のように回動する。
【0030】さらに、第2鉛直回動部240の一端には
ハンド回動部245が連結され、第2鉛直回動部240
内部の図示しない回動駆動機構により中心軸CAを中心
に矢符A3のように任意の角度で回動可能となってい
る。
【0031】また、ハンド回動部245の一端には第3
鉛直回動部250が連結され、矢符A4のように回動す
る。なお、このハンド回動部245の回動によるハンド
260の回動の詳細は後述する。
【0032】このような機構によりハンド260はカセ
ット載置台10、収納部30、基板載置台40上方の任
意位置にハンド260を移動できると共に、基板搬送装
置20から見たハンド260の水平面内の中心を軸とし
て回動することができる。
【0033】図3はハンド260の斜視図である。以
下、この図に基づいてハンド260の構成を説明してい
く。
【0034】基部である固定板261にはエアシリンダ
262a,262bの一端が固定されており、さらにそ
の他端は回動腕263a,263bに連結されている。
そして、回動腕263a,263bの先端には開閉チャ
ック264a,264bが設けられている。開閉チャッ
ク264a,264bは固定板261の中心から後述の
固定チャック266a〜266eの中心に到る仮想的な
軸線ALに関して線対称に設けられている。なお、この
軸線ALが前述の第2鉛直回動部240の中心軸CAと
平行であり、近接するようにハンド260は第3鉛直回
動部250に取り付けられている。
【0035】そして、開閉チャック264a,264b
にはそれぞれ5本の収容溝GA1〜GA5が設けられてい
る。そして、収容溝GA1〜GA5のうちの隣接するもの
同士の間隔は支持板265a〜265eの間隔と同じに
なるように等間隔に形成されている。
【0036】また、このハンド260ではエアシリンダ
262a,262bそれぞれの駆動により、回動腕26
3a,263bがそれぞれ独立に回動し、それにより開
閉チャック264a,264bがそれぞれ独立に開閉す
る。
【0037】また、固定板261には5枚の支持板26
5a〜265eがカセットCS1,CS2内に収納された
基板Wの間隔と同じ間隔に設けられているが、図4に示
すように収容溝GA1〜GA5のそれぞれは支持板265
a〜265eのそれぞれの支持ピン267a〜267e
(支持ピン267b〜267eは図示せず)の上端より
わずかに高い位置になるように設けられている。
【0038】また、これらの収容溝GA1〜GA5はその
断面が奥に向けて2段の角度で次第に狭くなったY字形
の溝になっており、収容溝GA1〜GA5のフラット部分
である底部BAはその幅WAが基板Wの厚さよりわずか
に広く構成されている。すなわち、この実施の形態では
基板Wの厚さを775±25μmとして、これに対する
収容溝GA1〜GA5の底部BAの幅WAを800μmと
している。
【0039】また、支持板265a〜265eの固定板
261に接続されない先端部には固定チャック266a
〜266eが設けられている。これら固定チャック26
6a〜266eにはそれぞれに収容溝GB1〜GB5が設
けられており、固定チャック266a〜266eの収容
溝GA1〜GA5と同様に、それぞれの底部BBは基板W
の厚さよりわずかにその幅WBが広いフラット部分とな
っており、その幅WBも収容溝GA1〜GA5の底部BA
の幅WAと同様となっている。
【0040】また、収容溝GB1〜GB5の上部スロープ
USと下部スロープLSとはその水平面となす角度およ
び水平方向の長さが異なっている。すなわち、下部スロ
ープLSは上部スロープUSと比べてその水平面となす
角度が小さく、その長さは長くなっている。また、底部
BBはそれぞれの支持板265a〜265eからの高さ
が支持ピン267a〜267eの高さより高くなってい
る。
【0041】なお、以上において、開閉チャック264
a,264bの収容溝GA1〜GA5、支持板265a〜
265e、固定チャック266a〜266eおよびそれ
らの嵌入溝GB1〜GB5ならびに支持ピン267a〜2
67eの互いに対応するものがそれぞれ単独の基板保持
手段に相当し、この実施の形態の装置ではそれら基板保
持手段を多段に積層した状態で備えているものである。
【0042】つぎに、このように構成されたハンド26
0により基板Wを把持する際の動作について説明する。
【0043】基板搬送装置20の各回動部の動きによっ
てハンド260の支持板265a〜265eのそれぞれ
がカセットCS1またはCS2内の互いに隣接する基板W
の間に挿入され、支持板265a〜265eがカセット
CS1またはCS2内の所定位置に位置したところでハン
ド260を上昇させて各基板Wを支持板265a〜26
5eに載置する。
【0044】図4は開閉チャック264bが開いている
状態での支持板265cによる基板Wの支持の様子を示
す図である。なお、図4および後述の図5、図6では支
持板265cのみを図示したが、その他の支持板等も同
様の構成である。
【0045】載置された状態では基板Wは図4のような
位置に載置される。この段階では開閉チャック264
a,264bは開いた状態である。
【0046】このように開閉チャック264bが開いた
状態では基板Wは支持ピン267cと固定チャックLS
とによって支持されている。なお、このときの基板Wの
高さは収容溝GA3の底部BAより低く、収容溝GA3の
水平面とのなす角度が大きいスロープ部ASの中程の高
さになっている。
【0047】図5は開閉チャック264bが閉じた状態
での基板の様子を示す図である。
【0048】開閉チャック264bが閉じられると図5
のように基板Wは第1スロープ、第2スロープを乗り越
えて、基板Wの側面が収容溝GA3の底部BAに当接す
るようになる。そしてその際には基板Wを支持する支持
ピン267cから離れている。
【0049】図6は固定チャック266cにおける基板
の様子を示す図であり、図6(a)および図6(b)は
それぞれ開閉チャック264a,264bが開いた状態
および閉じた状態を表わしている。
【0050】図6(a)のように、開閉チャック264
a,264bが開いた状態では基板Wは支持ピン267
a〜267eおよび下部スロープLSにより支持されて
いる。すなわち、収容溝GB3の底部BBの高さは支持
ピン267a〜267eより高くなっている。また、ハ
ンド260がカセットCS1,CS2内において基板を支
持する際に基板Wが下部スロープLSに載置されるよう
に上部スロープUSの張出し長さULは短く設定されて
いる。
【0051】そして、開閉チャック264a,264b
が閉じると図6(b)のように基板Wは開閉チャック2
64a,264bによって固定チャック266a〜26
6e方向へ押されて下部スロープLS上を上方に滑り、
固定チャック266cの収容溝GA3の底部BBに当接
される。またそれにより基板Wは支持ピン267cから
離れる。このようにしてハンド260は最大5枚の基板
Wを1度に把持することができる。
【0052】つぎに、このようにして把持した基板Wを
基板載置部410a,410bに渡す際のハンド260
の動作について説明する。
【0053】図7は第1の鉛直姿勢での基板の受渡しの
状況を示す図である。この場合の受渡しでは、まず、基
板Wをその鏡面を上にして水平姿勢で把持したハンド2
60がハンド回動部245の回動により基板搬送装置2
0から見て時計回りに90゜の回動(以下「正回動」と
いう。)を行い、基板Wを第1鉛直姿勢にする。このと
き、基板Wの鏡面はY軸の正側を向いている。なお、こ
の時には開閉チャック264a,264bは閉じた状態
(実線で示した開閉チャック264aと一点鎖線で示し
た開閉チャック264b)にある。
【0054】つぎに、上側の開閉チャック264bを開
く(実線で示した開閉チャック264b)。
【0055】つぎに、基板搬送装置20がハンド260
を移動させて基板載置部410aの図示しない溝の上方
に、把持された基板Wを位置させた後に降下させる。そ
の際、基板Wが完全に基板載置部410aの溝に当接し
た(図7はこのときの状態を示している。)後もハンド
260をわずかに下方に移動させることによって、固定
チャック266a〜266eおよび開閉チャック264
aから基板Wがわずかに離間する。
【0056】つぎに、下側の開閉チャック264aを開
く(一点鎖線で示した開閉チャック264a)。
【0057】つぎに、ハンド260をわずかにY軸の負
方向に移動させた後、基板Wの間から支持板265a〜
265eを抜き取るようにハンド260を後退させる。
これにより、第1の鉛直姿勢での基板Wの基板載置部4
10aへの搬送が終了する。
【0058】図8は第2の鉛直姿勢での基板Wの受渡し
の状況を示す図である。この場合の基板Wの受渡しで
は、まず、基板Wをその鏡面を上にして水平姿勢で把持
したハンド260がハンド回動部245の回動により基
板搬送装置20から見て反時計回りに90゜の回動(以
下「逆回動」という。)を行って基板Wを第2の鉛直姿
勢にする。このとき、基板Wの鏡面はY軸の負方向を向
いている。
【0059】そして、上記の第1の鉛直姿勢での受渡し
とほぼ同様にして基板Wを基板載置部410bに載置す
るが、先に開閉チャック264aを開き、基板Wを基板
載置部410bに載置する点が異なる。
【0060】このように、開閉チャック264a,26
4bのうち、上側のもののみを先に開いて上記のように
基板Wを受け渡すことができるので、開閉チャック26
4a,264bを両方同時に開く場合と比べて、容易で
確実な基板の受渡しを行うことができる。
【0061】また、この実施の形態の基板搬送装置20
のハンド260では固定チャック266a〜266eの
収容溝GA1〜GA5の底部BAおよび開閉チャック26
4a,264bの収容溝GB1〜GB5の底部BBが基板
Wの厚さより幅の広いフラット部になっているため、上
記のように基板Wを受け渡す際に、基板Wが収容溝GA
1〜GA5や収容溝GB1〜GB5に挟まってハンド260
から離間せず、その後退とともに基板Wが後退するとい
った不都合が生じない。
【0062】
【2.実施の形態における処理手順】図9および図10
は基板配列変換処理の手順を示す図である。以下、これ
らの図に基づいて基板配列変換処理について説明してい
く。
【0063】処理に当たり、予め基板搬送装置20は基
板搬送位置PS1に位置しているとともに、そのハンド
260はその支持板265a〜265eが水平になって
いる。
【0064】まず、カセットCS1内の基板W(第1基
板列に相当)の間にハンド260の支持板265a〜2
65eを挿入し、最大5枚の基板Wを水平姿勢で把持し
て取り出す(ステップS1)。
【0065】つぎに、基板搬送装置20が180゜の水
平回動を行い、振り返る(ステップS2)。
【0066】つぎにハンド260が90゜の正回動を行
い、基板Wを第1鉛直姿勢にする(ステップS3)。
【0067】つぎに、把持していた基板Wを基板載置部
410aに載置する(ステップS4)。
【0068】つぎに、ハンド260が90゜の逆回動を
行った(ステップS5)後、基板搬送装置20が再度1
80゜の水平回動をおこない、振り返る(ステップS
6)。
【0069】そして、以上の処理をカセットCS1内の
全基板Wについて行ったかどうかを判定して(ステップ
S7)、完了していなければステップS1に戻り、完了
していれば基板配列変換処理を終了することで、上記の
ステップS1〜ステップS6の処理をカセットCS1内
の全基板W(この実施の形態では最大25枚となってい
る。)について行う。
【0070】つぎに基板搬送装置20はY軸の正方向に
水平移動して、基板搬送位置PS2に位置する(図10
のステップS8)。
【0071】つぎに、カセットCS2内の基板W(第2
基板列に相当)の間にハンド260の支持板265a〜
265eを挿入し、最大5枚の基板Wを水平姿勢で把持
して取り出す(ステップS9)。
【0072】つぎに、基板搬送装置20が180゜の水
平回動を行い振り返る(ステップS10)。
【0073】つぎにハンド260が90゜の逆回動を行
い、基板Wを第2鉛直姿勢にする(ステップS11)。
【0074】つぎに、把持していた基板Wを基板載置部
410bに載置する(ステップS12)。
【0075】つぎに、ハンド260が90゜の正回動を
行った(ステップS13)後、基板搬送装置20が再度
180゜の水平回動を行い、振り返る(ステップS1
4)。
【0076】そして、以上の処理をカセットCS2内の
全基板Wについて行ったかどうかを判定して(ステップ
S15)、完了していなければステップS9に戻り、完
了していれば基板配列変換処理を終了することで、上記
のステップS9〜ステップS14の処理をカセットCS
2内の全基板W(この実施の形態では最大25枚となっ
ている。)について行う。
【0077】以上説明したように、この実施の形態の基
板搬送装置20ではハンド回動部245の回動によりハ
ンド260が基板Wを把持した状態で正逆回動すること
により、基板Wを第1の鉛直姿勢および第2の鉛直姿勢
のそれぞれと水平姿勢とで姿勢変更させることができる
ため、基板Wをカセットごと横転させる必要がないの
で、その際のカセットと基板Wとの摩擦によるパーティ
クルの発生がなく、また、カセットを横転させるための
装置が不要であるので装置の製造コストを抑えることが
できる。
【0078】また、この実施の形態の基板搬送装置20
では、ハンド260が複数の基板Wを把持できるように
構成されているため、一度に複数枚の基板搬送および水
平姿勢と第1の鉛直姿勢および第2の鉛直姿勢との間で
基板Wの姿勢変換を行うことができる。
【0079】さらに、この実施の形態の基板搬送装置2
0ではカセットCS1内の基板Wを第1の鉛直姿勢にし
て基板載置部410aに載置し、カセットCS2内の基
板Wを第2の鉛直姿勢にして基板載置部410bに載置
する構成であるため、互いに鏡面の向きの異なる2つの
基板列を形成することができる。
【0080】
【3.変形例】上記実施の形態ではカセットCS1,C
S2から取り出した基板Wを基板載置部410a,41
0bに搬送するのみの構成としたが、逆の手順により基
板載置部410a,410bから取り出した基板Wをカ
セットCS1,CS2に戻すことを行う構成としてもよ
い。
【0081】また、上記実施の形態では、カセットCS
1,CS2に水平に収納された基板Wを第1および第2の
鉛直姿勢に変換して基板載置部410a,410bに載
置する構成としたが、この発明はこれに限られず逆に鉛
直姿勢でカセット内に収納された基板を水平姿勢に変換
して基板載置部に載置する等の構成でもよい。
【0082】また、上記実施の形態では開閉チャック2
64a,264bを独立に開閉可能な構成としたが、こ
の発明はこれに限られず、両開閉チャック264a,2
64bを同時に開閉する構成として、把持した基板Wが
基板載置部410a,410bに当接した後に両開閉チ
ャック264a,264bが開くようにしてもよい。
【0083】また、上記実施の形態では支持板、固定チ
ャック、開閉チャック264a,264bの収容溝のそ
れぞれを5つずつ設けて一度に把持できる基板Wを最大
5枚としたが、この発明はこれに限られず、その他の枚
数、例えば1枚のみとしたり、10枚等としてもよい。
【0084】また、上記実施の形態では回動腕263
a,263bを回動駆動する機構としてエアシリンダ2
62a,262bを用いたが、この発明はこれに限られ
ずモータとボールネジを用いた機構等でもよい。
【0085】また、上記実施の形態では開閉チャック2
64a,264bの収容溝GA1〜GA5や、固定チャッ
ク266a〜266eの収容溝GB1〜GB5を図4〜図
6に示す形状としたが、この発明はこれに限られず、V
字形等の形状でもよい。
【0086】さらに、上記実施の形態では支持ピン26
7a〜267eを支持板265a〜265eのそれぞれ
に2つずつ設ける構成としたが、この発明はこれに限ら
れず、3つ設ける等の構成でもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4、請求項9および請求項10の発明では第1駆動手段
により基板保持手段を、ほぼ支持板の基部と先端部とを
結ぶ軸線のまわりに回動させることにより、それによっ
て保持された基板を、少なくとも、水平姿勢、第1の鉛
直姿勢、および第1の鉛直姿勢に対して上下反転の関係
にある第2の鉛直姿勢、のうちの任意の姿勢とすること
を許容することができるため、基板の姿勢を変換する際
に基板をカセットごと横転させたりする必要がないの
で、その際のカセットと基板との摩擦によるパーティク
ルの発生がなく、また、カセットを横転させるための装
置が不要であるので装置の製造コストを抑えることがで
きる。
【0088】また、請求項5および請求項6の発明で
は、基板を水平姿勢で第1ポジションから搬出した後、
第1駆動手段によって基板保持手段を回動させることに
より、第1と第2の鉛直姿勢のうちあらかじめ決定され
た鉛直姿勢へと基板の姿勢を変換して第2ポジションへ
搬入する構成であるため、また、請求項7および請求項
8の発明では基板を鉛直姿勢で第1ポジションから搬出
した後、第1駆動手段によって基板保持手段を回動させ
ることにより、水平姿勢へと基板の姿勢を変換し、第2
ポジションへ搬入する構成であるため、上記の請求項1
〜請求項4、請求項9および請求項10の発明と同様の
効果を有する。
【0089】また、請求項2および請求項10の発明で
は基板保持手段が独立して開閉可能な複数の開閉チャッ
クを備えるため、基板が第1の鉛直姿勢および第2の鉛
直姿勢にある状態で、それら複数の開閉チャックのう
ち、相対的に高く位置する開閉チャックのみを開いた状
態で基板を第2ポジションに配置させた後に、残りの開
閉チャックを開くことにより基板を搬送することができ
るので、複数の開閉チャックを両方同時に開く場合と比
べて、確実な基板の搬送を行うことができる。
【0090】また、請求項3の発明では複数の基板保持
手段を多段に積層した状態で備えるため、一度に複数枚
の基板搬送および上記のような基板の姿勢変換を行うこ
とができる。
【0091】また、請求項4の発明では、基板保持手段
の収容溝の奥側が狭まっているとともに、その底部が少
なくとも基板の厚さより大きな幅のフラット部分を備え
るため、基板の搬送時の基板保持手段が退去する際に基
板が収容溝から抜けないで基板保持手段とともに移動し
てしまい、搬送に失敗するといったことがなく、確実な
基板の搬送を行うことができる。
【0092】また、請求項6の発明では、水平姿勢で第
1ポジションに配置された基板を搬送して、第2ポジシ
ョンにおいて第1の鉛直姿勢とこの鉛直姿勢と上下反転
の関係にある第2の鉛直姿勢で第1の基板載置部および
第2の基板載置部に基板を配置しているので、第2ポジ
ション配置後の処理工程において、基板の向きを反転さ
せて処理する必要がある場合でも、基板の向きを反転さ
せる回転機構を設ける必要がないという効果がある。
【0093】また、請求項8の発明では、第1ポジショ
ンにおいて第1の鉛直姿勢とこの鉛直姿勢と上下反転の
関係にある第2の鉛直姿勢で第1の基板載置部および第
2の基板載置部に配置された基板を搬送して、水平姿勢
で第2ポジションに基板を配置しているので、第1ポジ
ション配置前の処理工程により第1ポジションで異なる
鉛直姿勢に配置されている基板を搬送して、第2ポジシ
ョンで基板を水平姿勢に整列配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の基板配列変換装置における側面図
である。
【図2】実施の形態の基板配列変換装置における平面図
である。
【図3】ハンドの斜視図である。
【図4】開閉チャックが開いている状態での基板の様子
を示す図である。
【図5】開閉チャックが閉じた状態での基板の様子を示
す図である。
【図6】開閉チャックが開閉した状態での固定チャック
における基板の様子を示す図である。
【図7】第1の鉛直姿勢での基板の受渡しの状況を示す
図である。
【図8】第2の鉛直姿勢での基板の受渡しの状況を示す
図である。
【図9】基板配列変換処理の手順を示す図である。
【図10】基板配列変換処理の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 基板配列変換装置 20 基板搬送装置 10 カセット載置台 40 基板載置台 245 ハンド回動部 260 ハンド 262a,262b エアシリンダ 264a,264b 開閉チャック 265a〜265e 支持板 266a〜266e 固定チャック 267a〜267e 支持ピン 410a,410b 基板載置部 BA,BB 底部 GA1〜GA5,GB1〜GB5 収容溝 W 基板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ポジションに配置された基板を搬送
    して第2ポジションに配置する基板搬送装置であって、 支持板と、前記支持板に設けられ、基板を支持する複数
    のピンと、基板を収容可能な収容溝を有するチャックと
    を備える基板保持手段と、 前記基板保持手段を、ほぼ前記支持板の基部と先端部と
    を結ぶ軸線を中心に回動させることにより、前記基保持
    手段によって保持された基板を、少なくとも、水平姿
    勢、第1の鉛直姿勢、および前記第1の鉛直姿勢に対し
    て上下反転の関係にある第2の鉛直姿勢、のうちのいず
    れかの姿勢とすることを許容する第1駆動手段と、 前記第1ポジションおよび前記第2ポジションの間で前
    記基板保持手段を移動させる第2駆動手段と、を備える
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の基板搬送装置であって、 前記チャックが、 前記先端部に固定された固定チャックと、 前記基部に近い側において、前記軸線に関してほぼ対称
    に配置され、独立して開閉可能な複数の開閉チャック
    と、を備えることを特徴とする基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の基板搬送装置
    であって、 複数の前記基板保持手段を多段に積層したことを特徴と
    する基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のうちのいずれ
    かの基板搬送装置において、 前記収容溝の奥側が狭まっているとともに、その底部が
    少なくとも基板の厚さより大きな幅のフラット部分を備
    えることを特徴とする基板搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のうちのいずれ
    かの基板搬送装置を用いて、前記第1ポジションに配置
    された基板を搬送して前記第2ポジションに配置する基
    板搬送方法であって、 前記第1ポジションにおいて水平姿勢で配置された基板
    を前記基板保持手段によって保持しつつ、基板を水平姿
    勢で前記第1ポジションから搬出する工程と、 基板を保持した前記基板保持手段を前記第2駆動手段に
    よって前記第2ポジションへと移動させるとともに、前
    記第1ポジションから搬出された後、前記第2ポジショ
    ンに前記基板を搬入する前までの期間に前記第1駆動手
    段によって前記基板保持手段を回動させることにより、
    第1と第2の鉛直姿勢のうちあらかじめ決定された鉛直
    姿勢へと基板の姿勢を変換する工程と、 基板の姿勢の変換後に基板を前記第2ポジションへ搬入
    して前記基板保持手段による基板の保持を解放する工程
    と、を備えることを特徴とする基板搬送方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の基板搬送方法であって、 前記第2ポジションは基板を載置する第1および第2の
    基板載置部を有しており、 前記第1ポジションに配置されている所定枚数の基板を
    前記基板保持手段によって搬出し、前記基板保持手段の
    一方向への回動によって前記第1の鉛直姿勢に変換して
    前記第1の基板載置部に配置し、 前記第1ポジションに配置されている残りの基板を前記
    基板保持手段によって搬出し、前記基板保持手段の他方
    向への回動によって前記第2の鉛直姿勢に変換して前記
    第2の基板載置部に配置することを特徴とする基板搬送
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項4のうちのいずれ
    かの基板搬送装置を用いて、前記第1ポジションに配置
    された基板を搬送して前記第2ポジションに配置する基
    板搬送方法であって、 前記第1ポジションにおいて鉛直姿勢で配置された基板
    を前記基板保持手段によって前記基板を保持しつつ、前
    記基板を鉛直姿勢で前記第1ポジションから搬出する工
    程と、 基板を保持した前記基板保持手段を前記第2駆動手段に
    よって前記第2ポジションへと移動させるとともに、前
    記第1ポジションから搬出された後、前記第2ポジショ
    ンに前記基板を搬入する前までの期間に前記第1駆動手
    段によって前記基板保持手段を回動させることにより、
    水平姿勢へと基板の姿勢を変換する工程と、 基板の姿勢の変換後に基板を前記第2ポジションへ搬入
    して前記基板保持手段による基板の保持を解放する工程
    と、を備えることを特徴とする基板搬送方法。
  8. 【請求項8】 請求項7の基板搬送方法であって、 前記第1ポジションが、第1の鉛直姿勢で基板を載置す
    る第1の基板載置部と、第2の鉛直姿勢で基板を載置す
    る第2の基板載置部を有しており、 前記第1の基板載置部から前記第1の鉛直姿勢で前記基
    板保持手段によって搬出された基板を、前記基板保持手
    段の一方向への回動によって前記水平姿勢に変換して前
    記第1ポジションに搬送し、 前記第2の基板載置部から前記第2の鉛直姿勢で前記基
    板保持手段によって搬出された基板を、前記基板保持手
    段の他方向への回動によって水平姿勢に変換して前記第
    2ポジションに搬送することを特徴とする基板搬送方
    法。
  9. 【請求項9】 基板を水平姿勢から鉛直姿勢へと姿勢変
    換する基板姿勢変換装置であって、 支持板と、前記支持板に設けられ、基板を支持する複数
    のピンと、基板を収容可能な収容溝を有するチャックと
    を備える基板保持手段と、 前記基板保持手段を、ほぼ前記支持板の基部と先端部と
    を結ぶ軸線を中心に回動させることにより、前記基板保
    持手段によって保持された基板を、少なくとも、水平姿
    勢、第1の鉛直姿勢、および前記第1の鉛直姿勢に対し
    て上下反転の関係にある第2の鉛直姿勢、のうちのいず
    れかの姿勢とすることを許容する回動駆動手段と、を備
    えることを特徴とする基板姿勢変換装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の基板姿勢変換装置であっ
    て、 前記チャックが、 前記先端部に固定された固定チャックと、 前記基部に近い側において、前記軸線に関してほぼ対称
    に配置され、独立して開閉可能な複数の開閉チャック
    と、を備えることを特徴とする基板姿勢変換装置。
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