JPH10208717A - ボタン電池の保持構造 - Google Patents
ボタン電池の保持構造Info
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- JPH10208717A JPH10208717A JP9013527A JP1352797A JPH10208717A JP H10208717 A JPH10208717 A JP H10208717A JP 9013527 A JP9013527 A JP 9013527A JP 1352797 A JP1352797 A JP 1352797A JP H10208717 A JPH10208717 A JP H10208717A
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/204—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
- H01M50/207—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
- H01M50/216—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/182—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】部品管理が容易であって、落下時等の衝撃に強
い電池保持構造。 【解決手段】電池ケース１内で保持され、陰極切片２１
と陽極切片３５を取り付けて、収納穴２１と対向する位
置に貫通穴５ｆを設け、その周縁には蓋体７０の回転に
より、その係合部と係合する被係合部を設けた回路基板
５を備えた、上ケース１Ａと下ケース１Ｂの結合により
構成された電池ケース１と、その内に設けた収納穴２１
に収納されるボタン電池を蓋体７０側へ付勢押圧する陰
極切片２１と、該ボタン電池を該収納穴２１の側方へ付
勢押圧する陽極切片３５とを備えたボタン電池の保持構
造。
い電池保持構造。 【解決手段】電池ケース１内で保持され、陰極切片２１
と陽極切片３５を取り付けて、収納穴２１と対向する位
置に貫通穴５ｆを設け、その周縁には蓋体７０の回転に
より、その係合部と係合する被係合部を設けた回路基板
５を備えた、上ケース１Ａと下ケース１Ｂの結合により
構成された電池ケース１と、その内に設けた収納穴２１
に収納されるボタン電池を蓋体７０側へ付勢押圧する陰
極切片２１と、該ボタン電池を該収納穴２１の側方へ付
勢押圧する陽極切片３５とを備えたボタン電池の保持構
造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はボタン電池と称される円
筒形薄型の電池を収納保持する電池保持構造に関するも
のである。
筒形薄型の電池を収納保持する電池保持構造に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】今日、一般にボタン電池と称される偏平
型水銀電池などは、小型で電気容量が大きいため、家電
製品その他各種電子機器の主電源として、又、商用電源
を用いている機器の補助電源として多用されている。こ
のボタン電池は、図４に示すように、薄型の円柱形状に
近い形状であって、外周ケースとなる側壁部１１及び底
板部分を金属板で一体成形し、内部に電解液吸収材や電
極用混合物を封入し、封口電極板１５で密封した構造と
されている。そして、外周の側壁部１１及び底板をプラ
ス電極とし、封口電極板１５をマイナス電極として直径
が７ｍｍ乃至１０ｍｍ程度にして、厚みを４ｍｍ程度と
するものが多く、大型のボタン電池１０では、直径が２
０ｍｍ前後にして厚みが８ｍｍ前後とされるものが使用
されている。このように、ボタン電池１０は、直径に対
して厚みが薄く形成されているも、外周である側壁部１
１が底部電極と一体とされているため、このボタン電池
１０を収納する電池ケースでは、上ケース１Ａと下ケー
ス１Ｂの結合により構成され、電池ケース１に設けられ
電池１０を収納する収納穴２１の底部２３と側部２５と
に弾性を備えた電極接点を位置させることが多く行われ
ている。
型水銀電池などは、小型で電気容量が大きいため、家電
製品その他各種電子機器の主電源として、又、商用電源
を用いている機器の補助電源として多用されている。こ
のボタン電池は、図４に示すように、薄型の円柱形状に
近い形状であって、外周ケースとなる側壁部１１及び底
板部分を金属板で一体成形し、内部に電解液吸収材や電
極用混合物を封入し、封口電極板１５で密封した構造と
されている。そして、外周の側壁部１１及び底板をプラ
ス電極とし、封口電極板１５をマイナス電極として直径
が７ｍｍ乃至１０ｍｍ程度にして、厚みを４ｍｍ程度と
するものが多く、大型のボタン電池１０では、直径が２
０ｍｍ前後にして厚みが８ｍｍ前後とされるものが使用
されている。このように、ボタン電池１０は、直径に対
して厚みが薄く形成されているも、外周である側壁部１
１が底部電極と一体とされているため、このボタン電池
１０を収納する電池ケースでは、上ケース１Ａと下ケー
ス１Ｂの結合により構成され、電池ケース１に設けられ
電池１０を収納する収納穴２１の底部２３と側部２５と
に弾性を備えた電極接点を位置させることが多く行われ
ている。
【０００３】即ち、図６乃至図８に示すように、挿入す
る電池１０の直径よりも僅かに大きな収納穴２１の底部
２３に弾性を有する板状体の一端を回路基板５に取り付
けて固定部３２として陰極切片３１を設け、又、収納穴
２１の側部２５には弾性腕３６の一端を回路基板５に取
り付け、弾性腕３６の他端を収納穴２１の内部に突出さ
せる板状の陽極切片３５を取り付けることにより電池受
けを形成し、この電池受けよりも直径の大きな蓋穴２９
を収納穴の入口部分に形成し、この蓋穴２９に蓋体７０
を取り付けるものである。
る電池１０の直径よりも僅かに大きな収納穴２１の底部
２３に弾性を有する板状体の一端を回路基板５に取り付
けて固定部３２として陰極切片３１を設け、又、収納穴
２１の側部２５には弾性腕３６の一端を回路基板５に取
り付け、弾性腕３６の他端を収納穴２１の内部に突出さ
せる板状の陽極切片３５を取り付けることにより電池受
けを形成し、この電池受けよりも直径の大きな蓋穴２９
を収納穴の入口部分に形成し、この蓋穴２９に蓋体７０
を取り付けるものである。
【０００４】電池ケース１には、ボタン電池１０を収納
するための蓋穴２９が形成され、該蓋穴の円周上から内
部に突出している短突片１ａ，１ａ及び該短突片から多
少の隙間１ｅ，１ｅを介して突出している長突片１ｂ，
１ｂ及びボタン電池を収納穴内に案内する案内突起１
ｄ，１ｄが設けられている。一方、蓋体７０には、蓋穴
２９と略等しい形状を有する蓋本体７０ａ、蓋本体の背
面側より延出する円筒形状の円筒体７０ｂ、該円筒体７
０ｂから外周側から突出する係合突片７０ｃ，７０ｃ、
係合突片７０ｃ，７０ｃ上に設けられた係合突部７０
ｄ，７０ｄ、が設けられている。
するための蓋穴２９が形成され、該蓋穴の円周上から内
部に突出している短突片１ａ，１ａ及び該短突片から多
少の隙間１ｅ，１ｅを介して突出している長突片１ｂ，
１ｂ及びボタン電池を収納穴内に案内する案内突起１
ｄ，１ｄが設けられている。一方、蓋体７０には、蓋穴
２９と略等しい形状を有する蓋本体７０ａ、蓋本体の背
面側より延出する円筒形状の円筒体７０ｂ、該円筒体７
０ｂから外周側から突出する係合突片７０ｃ，７０ｃ、
係合突片７０ｃ，７０ｃ上に設けられた係合突部７０
ｄ，７０ｄ、が設けられている。
【０００５】この蓋穴２９に蓋体７０を取り付けるため
には、まず蓋体の係合突片７０ｃ，７０ｃを蓋穴の短突
片と長突片が存しない箇所から挿入する。この状態で蓋
本体７０ａの表面に設けたスリット７０ｅにマイナスド
ライバやコイン等の治具により蓋体７０を図５（ａ）に
示すＣＬＯＳＥの方向へ回転させると、短突片１ａ，１
ａ及び長突片１ｂ，１ｂの上下を蓋本体７０ａと係合突
片７０ｃ，７０ｃが包み込むように移動する。電池ケー
ス表面に設けた目印１ｃと蓋本体の表面に設けた目印７
０ｆが一致するまで蓋体を回転させると、係合突部７０
ｄ，７０ｄが隙間１ｅ，１ｅに落ち込み蓋穴２９と蓋体
７０との取り付けが完了する。
には、まず蓋体の係合突片７０ｃ，７０ｃを蓋穴の短突
片と長突片が存しない箇所から挿入する。この状態で蓋
本体７０ａの表面に設けたスリット７０ｅにマイナスド
ライバやコイン等の治具により蓋体７０を図５（ａ）に
示すＣＬＯＳＥの方向へ回転させると、短突片１ａ，１
ａ及び長突片１ｂ，１ｂの上下を蓋本体７０ａと係合突
片７０ｃ，７０ｃが包み込むように移動する。電池ケー
ス表面に設けた目印１ｃと蓋本体の表面に設けた目印７
０ｆが一致するまで蓋体を回転させると、係合突部７０
ｄ，７０ｄが隙間１ｅ，１ｅに落ち込み蓋穴２９と蓋体
７０との取り付けが完了する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の保持構造で
は、電池１０と陰極切片３１との接触圧は、電池ケース
１の下ケースと上ケース，陰極切片３１，回路基板５，
蓋体７０の５部品で決定されるものであって、この５部
品を精度良く製作管理しないと接触圧が変化して電池か
らの電力の供給に支障をきたすという欠点があった。ま
た、製品として出荷した後であっても上ケースに設けた
短突片や長突片は外力による衝撃等（例え落下時等）に
より変形或いは損傷を被ることがあり電池からの電力の
供給に支障をきたすという欠点があった。さらに、電池
ケースの上ケースと下ケースがうまく結合していない
と、電池からの電力の供給に支障をきたすという欠点が
あった。
は、電池１０と陰極切片３１との接触圧は、電池ケース
１の下ケースと上ケース，陰極切片３１，回路基板５，
蓋体７０の５部品で決定されるものであって、この５部
品を精度良く製作管理しないと接触圧が変化して電池か
らの電力の供給に支障をきたすという欠点があった。ま
た、製品として出荷した後であっても上ケースに設けた
短突片や長突片は外力による衝撃等（例え落下時等）に
より変形或いは損傷を被ることがあり電池からの電力の
供給に支障をきたすという欠点があった。さらに、電池
ケースの上ケースと下ケースがうまく結合していない
と、電池からの電力の供給に支障をきたすという欠点が
あった。
【０００７】そこで本発明はかかる従来の問題に鑑みて
なされたものであり、部品管理が容易であって、落下時
等の衝撃に強い電池保持構造を提供することにある。
なされたものであり、部品管理が容易であって、落下時
等の衝撃に強い電池保持構造を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、上ケースと下ケースの結合により構成された電池ケ
ースと、電池ケース内に設けた収納穴に収納されるボタ
ン電池を蓋体側へ付勢押圧する陰極切片と、ボタン電池
を収納穴の側方へ付勢押圧する陽極切片とを備えたボタ
ン電池の保持構造において、 電池ケース内で保持さ
れ、陰極切片と陽極切片を取り付けて、収納穴と対向す
る位置に貫通穴を設け、貫通穴の周縁には蓋体の回転に
より蓋体の係合部と係合する被係合部を設けた回路基板
を備えた。
に、上ケースと下ケースの結合により構成された電池ケ
ースと、電池ケース内に設けた収納穴に収納されるボタ
ン電池を蓋体側へ付勢押圧する陰極切片と、ボタン電池
を収納穴の側方へ付勢押圧する陽極切片とを備えたボタ
ン電池の保持構造において、 電池ケース内で保持さ
れ、陰極切片と陽極切片を取り付けて、収納穴と対向す
る位置に貫通穴を設け、貫通穴の周縁には蓋体の回転に
より蓋体の係合部と係合する被係合部を設けた回路基板
を備えた。
【０００９】即ち、電池ケースの内部に配置される回路
基板に蓋体の係合部と係合する被係合部を設けたので、
電池と陰極切片との接触圧は、電池ケースの下ケース，
陰極切片，回路基板，蓋体の４部品で決定することとな
り、従来の５部品と比較して部品管理が容易となり電池
からの電力の供給に支障をきたすことが少なくなる。ま
た回路基板と蓋体とが電池を挟んで結合されているの
で、振動等により蓋体或いは回路基板が微動しても接触
圧は一定に保つことができ電池からの電力の供給に支障
をきたすことがない。さらに外力の受けやすい上ケース
が外部からの衝撃等により変形或いは損傷を受けても接
触圧を一定に保ったまま電池を保持することが可能とな
る。
基板に蓋体の係合部と係合する被係合部を設けたので、
電池と陰極切片との接触圧は、電池ケースの下ケース，
陰極切片，回路基板，蓋体の４部品で決定することとな
り、従来の５部品と比較して部品管理が容易となり電池
からの電力の供給に支障をきたすことが少なくなる。ま
た回路基板と蓋体とが電池を挟んで結合されているの
で、振動等により蓋体或いは回路基板が微動しても接触
圧は一定に保つことができ電池からの電力の供給に支障
をきたすことがない。さらに外力の受けやすい上ケース
が外部からの衝撃等により変形或いは損傷を受けても接
触圧を一定に保ったまま電池を保持することが可能とな
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図１から図３に基
づいて詳細に説明する。図１は本発明による電池保持構
造を示す断面図、図２は本発明の回路基板の構造を示す
平面図、図３は本発明の蓋体の構造を示し（ａ）は平面
図，（ｂ）は正面図，（ｃ）は背面図である。なお、前
記従来例で示した構成要素と共通のものには同一の符号
を付与している。
づいて詳細に説明する。図１は本発明による電池保持構
造を示す断面図、図２は本発明の回路基板の構造を示す
平面図、図３は本発明の蓋体の構造を示し（ａ）は平面
図，（ｂ）は正面図，（ｃ）は背面図である。なお、前
記従来例で示した構成要素と共通のものには同一の符号
を付与している。
【００１１】電池ケース１は上ケース１Ａと下ケース１
Ｂの結合により構成され、上ケースの表面には挿入する
ボタン電池１０と蓋体７０を収納するための蓋穴２９が
設けられ、該蓋体はボタン電池の直径よりも僅かに大き
く設定されている。電池ケース１は内部に回路基板５を
収納しており、上ケースと下ケースの結合により保持さ
れている。下ケースの内側に設けた浅溝状の底部２３に
配置される弾性を有する板状体の一端を回路基板５に取
り付けて固定部３２として陰極切片３１を設け、又、収
納穴２１の側部２５には弾性腕３６の一端を回路基板５
に取り付け、弾性腕３６の他端を収納穴２１の内部に突
出させる板状の陽極切片３５を取り付けることにより電
池受けを形成している。
Ｂの結合により構成され、上ケースの表面には挿入する
ボタン電池１０と蓋体７０を収納するための蓋穴２９が
設けられ、該蓋体はボタン電池の直径よりも僅かに大き
く設定されている。電池ケース１は内部に回路基板５を
収納しており、上ケースと下ケースの結合により保持さ
れている。下ケースの内側に設けた浅溝状の底部２３に
配置される弾性を有する板状体の一端を回路基板５に取
り付けて固定部３２として陰極切片３１を設け、又、収
納穴２１の側部２５には弾性腕３６の一端を回路基板５
に取り付け、弾性腕３６の他端を収納穴２１の内部に突
出させる板状の陽極切片３５を取り付けることにより電
池受けを形成している。
【００１２】ケース内部に配置される回路基板５には、
図１に示すように蓋穴２９と対向する位置に貫通穴５ｆ
が設けられ、該貫通穴５ｆの周縁には図２に示すように
回路基板の内部に突出している被係合部、即ち、短突片
５ａ，５ａ及び該短突片から多少の隙間５ｅ，５ｅを介
して突出している長突片５ｂ，５ｂが陽極切片３５を避
けた位置に設けてある。
図１に示すように蓋穴２９と対向する位置に貫通穴５ｆ
が設けられ、該貫通穴５ｆの周縁には図２に示すように
回路基板の内部に突出している被係合部、即ち、短突片
５ａ，５ａ及び該短突片から多少の隙間５ｅ，５ｅを介
して突出している長突片５ｂ，５ｂが陽極切片３５を避
けた位置に設けてある。
【００１３】一方、蓋体７０には、蓋穴２９と略等しい
形状を有する蓋本体７０ａ、蓋本体の背面側より延出す
る円筒形状の円筒体７０ｂ、係合部即ち、該円筒体７０
ｂの先端から下方向に突出する腕７０ｇ，７０ｇ、該腕
の外周側に設けられた溝７０ｈ，７０ｈ、溝上に設けら
れた係合突部７０ｄ，７０ｄ、より構成されている。
形状を有する蓋本体７０ａ、蓋本体の背面側より延出す
る円筒形状の円筒体７０ｂ、係合部即ち、該円筒体７０
ｂの先端から下方向に突出する腕７０ｇ，７０ｇ、該腕
の外周側に設けられた溝７０ｈ，７０ｈ、溝上に設けら
れた係合突部７０ｄ，７０ｄ、より構成されている。
【００１４】回路基板５に蓋体７０を取り付けるために
は、まず蓋体の腕７０ｇ，７０ｇを陽極切片３５に衝突
させないように、しかも短突片５ａ，５ａと長突片５
ｂ，５ｂが存しない箇所から挿入する。この状態で蓋本
体７０ａの表面に設けたスリット７０ｅにマイナスドラ
イバやコイン等の治具により蓋体７０を図３（ａ）に示
すＣＬＯＳＥの方向へ回転させると、短突片５ａ，５ａ
及び長突片５ｂ，５ｂに溝７０ｈ，７０ｈが入り込み、
短突片に係合突部がしゅう動する。電池ケース表面に設
けた目印１ｃと蓋本体の表面に設けた目印７０ｆが一致
するまで蓋体を回転させると、係合突部７０ｄ，７０ｄ
が隙間５ｅ，５ｅに落ち込み回路基板５と蓋体７０との
取り付けが完了する。
は、まず蓋体の腕７０ｇ，７０ｇを陽極切片３５に衝突
させないように、しかも短突片５ａ，５ａと長突片５
ｂ，５ｂが存しない箇所から挿入する。この状態で蓋本
体７０ａの表面に設けたスリット７０ｅにマイナスドラ
イバやコイン等の治具により蓋体７０を図３（ａ）に示
すＣＬＯＳＥの方向へ回転させると、短突片５ａ，５ａ
及び長突片５ｂ，５ｂに溝７０ｈ，７０ｈが入り込み、
短突片に係合突部がしゅう動する。電池ケース表面に設
けた目印１ｃと蓋本体の表面に設けた目印７０ｆが一致
するまで蓋体を回転させると、係合突部７０ｄ，７０ｄ
が隙間５ｅ，５ｅに落ち込み回路基板５と蓋体７０との
取り付けが完了する。
【００１５】なお、電池交換等で蓋体７０を回路基板５
から取り外したいときは、蓋体７０を図３（ａ）に示す
ＯＰＥＮの方向へ回転させると、係合突部７０ｄ，７０
ｄが隙間５ｅ，５ｅから短突片５ａ，５ａを乗り越えて
取り外しが可能となる。
から取り外したいときは、蓋体７０を図３（ａ）に示す
ＯＰＥＮの方向へ回転させると、係合突部７０ｄ，７０
ｄが隙間５ｅ，５ｅから短突片５ａ，５ａを乗り越えて
取り外しが可能となる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上ケース
と下ケースの結合により構成された電池ケースと、電池
ケース内に設けた収納穴に収納されるボタン電池を蓋体
側へ付勢押圧する陰極切片と、ボタン電池を収納穴の側
方へ付勢押圧する陽極切片とを備えたボタン電池の保持
構造において、電池ケース内で保持され、陰極切片と陽
極切片を取り付けて、収納穴と対向する位置に貫通穴を
設け、貫通穴の周縁には蓋体の回転により蓋体の係合部
と係合する被係合部を設けた回路基板を備えたので、電
池と陰極切片との接触圧は、電池ケースの下ケース，陰
極切片，回路基板，蓋体の４部品で決定することとな
り、従来の５部品と比較して部品管理が容易となり電池
からの電力の供給に支障をきたすことが少なくなる。ま
た回路基板と蓋体とが電池を挟んで結合されているの
で、振動等により蓋体或いは回路基板が微動しても接触
圧は一定に保つことができ電池からの電力の供給に支障
をきたすことがない。さらに外力の受けやすい上ケース
が外部からの衝撃等により変形或いは損傷を受けても電
池と陰極切片との接触圧を一定に保ったまま電池を保持
することが可能となる。
と下ケースの結合により構成された電池ケースと、電池
ケース内に設けた収納穴に収納されるボタン電池を蓋体
側へ付勢押圧する陰極切片と、ボタン電池を収納穴の側
方へ付勢押圧する陽極切片とを備えたボタン電池の保持
構造において、電池ケース内で保持され、陰極切片と陽
極切片を取り付けて、収納穴と対向する位置に貫通穴を
設け、貫通穴の周縁には蓋体の回転により蓋体の係合部
と係合する被係合部を設けた回路基板を備えたので、電
池と陰極切片との接触圧は、電池ケースの下ケース，陰
極切片，回路基板，蓋体の４部品で決定することとな
り、従来の５部品と比較して部品管理が容易となり電池
からの電力の供給に支障をきたすことが少なくなる。ま
た回路基板と蓋体とが電池を挟んで結合されているの
で、振動等により蓋体或いは回路基板が微動しても接触
圧は一定に保つことができ電池からの電力の供給に支障
をきたすことがない。さらに外力の受けやすい上ケース
が外部からの衝撃等により変形或いは損傷を受けても電
池と陰極切片との接触圧を一定に保ったまま電池を保持
することが可能となる。
【図１】本実施の形態による電池保持構造を示す断面
図。
図。
【図２】本実施の形態による回路基板の構造を示す平面
図。
図。
【図３】（ａ）本実施の形態による蓋体の構造を示す平
面図。 （ｂ）本実施の形態による蓋体の構造を示す正面図。 （ｃ）本実施の形態による蓋体の構造を示す背面図。
面図。 （ｂ）本実施の形態による蓋体の構造を示す正面図。 （ｃ）本実施の形態による蓋体の構造を示す背面図。
【図４】ボタン電池の一例を示す斜視図。
【図５】（ａ）従来の蓋体の構造を示す平面図。 （ｂ）従来の蓋体の構造を示す正面図。 （ｃ）従来の蓋体の構造を示す背面図。
【図６】従来の電池保持構造を示す平面図。
【図７】図６に示す従来の電池保持構造のＡ−Ａ矢視断
面図。
面図。
【図８】図６の従来の電池保持構造にボタン電池と蓋体
を取り付けた後、図６に示すＢ−Ｂ矢視方向から見た断
面図。
を取り付けた後、図６に示すＢ−Ｂ矢視方向から見た断
面図。
１ 電池ケース １Ａ 上ケース １Ｂ 下ケース １ａ、５ａ 短突片 １ｂ、５ｂ 長突片 １ｅ、５ｅ 隙間 ５ 回路基板 ５ｆ 貫通穴 ２１ 収納穴 ３１ 陰極切片 ３５ 陽極切片 ７０ 蓋体 ７０ａ 蓋本体 ７０ｂ 円筒体 ７０ｄ 係合突部 ７０ｅ スリット ７０ｆ 目印 ７０ｇ 腕 ７０ｈ 溝
Claims (1)
- 【請求項１】 上ケースと下ケースの結合により構成さ
れた電池ケースと、該電池ケース内に設けた収納穴に収
納されるボタン電池を蓋体側へ付勢押圧する陰極切片
と、該ボタン電池を該収納穴の側方へ付勢押圧する陽極
切片とを備えたボタン電池の保持構造において、 前記電池ケース内で保持され、前記陰極切片と前記陽極
切片を取り付けて、前記収納穴と対向する位置に貫通穴
を設け、該貫通穴の周縁には前記蓋体の回転により該蓋
体の係合部と係合する被係合部を設けた回路基板を備え
たことを特徴とするボタン電池の保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013527A JPH10208717A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | ボタン電池の保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013527A JPH10208717A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | ボタン電池の保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208717A true JPH10208717A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11835637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9013527A Pending JPH10208717A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | ボタン電池の保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10208717A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8594597B2 (en) | 2010-07-23 | 2013-11-26 | Denso Corporation | Portable transmitter powered by button battery |
| EP4312306A1 (en) * | 2022-07-27 | 2024-01-31 | Fujitsu Component Limited | Electronic product |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP9013527A patent/JPH10208717A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8594597B2 (en) | 2010-07-23 | 2013-11-26 | Denso Corporation | Portable transmitter powered by button battery |
| EP4312306A1 (en) * | 2022-07-27 | 2024-01-31 | Fujitsu Component Limited | Electronic product |
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