JP2985891B1 - 電池ホルダ - Google Patents
電池ホルダInfo
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- JP2985891B1 JP2985891B1 JP11016285A JP1628599A JP2985891B1 JP 2985891 B1 JP2985891 B1 JP 2985891B1 JP 11016285 A JP11016285 A JP 11016285A JP 1628599 A JP1628599 A JP 1628599A JP 2985891 B1 JP2985891 B1 JP 2985891B1
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- Japan
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- battery
- opening
- closing lid
- holder
- terminal
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Abstract
【要約】
【解決課題】 実装基板の有効面積を大きくし、電池の
出し入れが容易で、衝撃によって電池が容易に飛び出す
ことのない電池ホルダを提供する。 【解決手段】 電子機器の本体に取り付けられるホルダ
本体2と、このホルダ本体2に形成され電池3の端面を
電子機器の実装基板面30aに対して垂直に収容する電
池収容部4と、電池3を前記端面を含む平面に沿って電
池収容部4に出し入れするようにホルダ本体2に形成さ
れた電池挿入口5と、この電池挿入口5を開閉する開閉
蓋7と、開閉蓋7に設けられ開閉蓋7を閉じたときに電
池3の負極端子と接触する一側端子8と、電池収容部4
内に設けられ電池3の正極端子と接触する他側端子13
と、電池3を開閉蓋7に向けて常時付勢する付勢手段1
2と、開閉蓋7を閉鎖状態に保持する開閉蓋のロック手
段10とを有する。
出し入れが容易で、衝撃によって電池が容易に飛び出す
ことのない電池ホルダを提供する。 【解決手段】 電子機器の本体に取り付けられるホルダ
本体2と、このホルダ本体2に形成され電池3の端面を
電子機器の実装基板面30aに対して垂直に収容する電
池収容部4と、電池3を前記端面を含む平面に沿って電
池収容部4に出し入れするようにホルダ本体2に形成さ
れた電池挿入口5と、この電池挿入口5を開閉する開閉
蓋7と、開閉蓋7に設けられ開閉蓋7を閉じたときに電
池3の負極端子と接触する一側端子8と、電池収容部4
内に設けられ電池3の正極端子と接触する他側端子13
と、電池3を開閉蓋7に向けて常時付勢する付勢手段1
2と、開閉蓋7を閉鎖状態に保持する開閉蓋のロック手
段10とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やカメラ
などの携帯用の電子機器において使用されるコイン形の
電池を収容し保持する電池ホルダに関し、特に、前記電
子機器の実装基板に対する電池の実装面積を小さくする
とともに電池の出し入れを容易にする電池ホルダに関す
る。
などの携帯用の電子機器において使用されるコイン形の
電池を収容し保持する電池ホルダに関し、特に、前記電
子機器の実装基板に対する電池の実装面積を小さくする
とともに電池の出し入れを容易にする電池ホルダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、電子技術の発達により携帯電
話やカメラなどの電子機器が急速に小型化してきてい
る。このような携帯用の電子機器に使用される電源も当
然のことながら小型のものが要求され、リチウム電池や
水銀電池などのコイン形の電池が一般的に使用されてい
る。これらコイン形の電池は、前記電子機器の本体や実
装基板に設けられた電池ホルダに収容されて保持される
が、電池ホルダはコイン形の電池の交換を容易に行うこ
とができるとともに、前記携帯用の電子機器を落とすな
どして衝撃が加えられた場合にも電池が容易に飛び出す
ことがないものでなければならない。このような課題を
解決する電池ホルダは、例えば特開平8−265181
号や特開平10−12208号などにより、従来より種
々のものが提案されている。
話やカメラなどの電子機器が急速に小型化してきてい
る。このような携帯用の電子機器に使用される電源も当
然のことながら小型のものが要求され、リチウム電池や
水銀電池などのコイン形の電池が一般的に使用されてい
る。これらコイン形の電池は、前記電子機器の本体や実
装基板に設けられた電池ホルダに収容されて保持される
が、電池ホルダはコイン形の電池の交換を容易に行うこ
とができるとともに、前記携帯用の電子機器を落とすな
どして衝撃が加えられた場合にも電池が容易に飛び出す
ことがないものでなければならない。このような課題を
解決する電池ホルダは、例えば特開平8−265181
号や特開平10−12208号などにより、従来より種
々のものが提案されている。
【0003】しかしながら、上記した従来の電池ホルダ
は、ICや抵抗などの各種の電子部品を実装する電子機
器の実装基板の平面(以下、実装基板面という)内に設
けられているため、実装基板の有効面積が小さくなり、
前記電子部品の実装の自由度が低下して携帯用の電子機
器の小型化を妨げる要因になっている。
は、ICや抵抗などの各種の電子部品を実装する電子機
器の実装基板の平面(以下、実装基板面という)内に設
けられているため、実装基板の有効面積が小さくなり、
前記電子部品の実装の自由度が低下して携帯用の電子機
器の小型化を妨げる要因になっている。
【0004】また、電池は実装基板面に対して垂直な方
向から電池ホルダに挿入されるため、前記電子機器に何
からの衝撃が加えられた場合などに、電池ホルダの蓋に
電池が衝突する機会も多くなり、開閉蓋が開いて電池が
飛び出す危険性も高い。さらに、上記した電池ホルダ
は、電池の挿入は容易であるが、電池を交換する際には
特殊な道具を必要とし、電池の交換が面倒であるという
欠点がある。
向から電池ホルダに挿入されるため、前記電子機器に何
からの衝撃が加えられた場合などに、電池ホルダの蓋に
電池が衝突する機会も多くなり、開閉蓋が開いて電池が
飛び出す危険性も高い。さらに、上記した電池ホルダ
は、電池の挿入は容易であるが、電池を交換する際には
特殊な道具を必要とし、電池の交換が面倒であるという
欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の問題
点にかんがみてなされたもので、実装基板の有効面積を
大きくして携帯用電子機器の小型化を促進することがで
き、かつ、電池の挿入のみならず電池の交換の際にも電
池の取り出しが極めて容易で、電子機器になんらかの衝
撃が加えられても電池ホルダから電池が容易に飛び出す
ことのない電子機器の電池ホルダを提供することを目的
とする。
点にかんがみてなされたもので、実装基板の有効面積を
大きくして携帯用電子機器の小型化を促進することがで
き、かつ、電池の挿入のみならず電池の交換の際にも電
池の取り出しが極めて容易で、電子機器になんらかの衝
撃が加えられても電池ホルダから電池が容易に飛び出す
ことのない電子機器の電池ホルダを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、電子機器の本体に取り付
けられ、前記電子機器の回路基板に電源を供給するため
のコイン形の電池を収容し保持する電池ホルダであっ
て、前記電子機器の本体に取り付けられるホルダ本体
と、このホルダ本体に形成され前記電池の端面を前記電
子機器の実装基板面に対して垂直に収容する電池収容部
と、前記電池を前記端面を含む平面に沿って前記電池収
容部に出し入れするように前記ホルダ本体に形成された
電池挿入口と、この電池挿入口の全部又は一部を開閉す
るように回動する開閉蓋と、この開閉蓋に設けられ前記
開閉蓋を閉鎖したときに前記電池の正極端子又は負極端
子と接触する一側端子と、前記電池収容部内に設けられ
前記電池の負極端子又は正極端子と接触する他側端子
と、前記電池収容部内に設けられ、収容された前記電池
を前記開閉蓋に向けて常時付勢する付勢手段と、この付
勢手段に抗して前記開閉蓋を閉鎖状態に保持する開閉蓋
のロック手段とを有することを特徴とする電池ホルダと
して構成してある。
に、請求項1に記載の発明は、電子機器の本体に取り付
けられ、前記電子機器の回路基板に電源を供給するため
のコイン形の電池を収容し保持する電池ホルダであっ
て、前記電子機器の本体に取り付けられるホルダ本体
と、このホルダ本体に形成され前記電池の端面を前記電
子機器の実装基板面に対して垂直に収容する電池収容部
と、前記電池を前記端面を含む平面に沿って前記電池収
容部に出し入れするように前記ホルダ本体に形成された
電池挿入口と、この電池挿入口の全部又は一部を開閉す
るように回動する開閉蓋と、この開閉蓋に設けられ前記
開閉蓋を閉鎖したときに前記電池の正極端子又は負極端
子と接触する一側端子と、前記電池収容部内に設けられ
前記電池の負極端子又は正極端子と接触する他側端子
と、前記電池収容部内に設けられ、収容された前記電池
を前記開閉蓋に向けて常時付勢する付勢手段と、この付
勢手段に抗して前記開閉蓋を閉鎖状態に保持する開閉蓋
のロック手段とを有することを特徴とする電池ホルダと
して構成してある。
【0007】この構成によれば、電池は電子機器の実装
基板に対して垂直に配置されるので、電池の実装面積を
減少させて実装基板の有効有効面積を大きくとることが
できる。また、電池の出し入れは実装基板に対して垂直
な方向から行われるので、実装基板に実装された各種電
子部品との干渉をなくすことができる。
基板に対して垂直に配置されるので、電池の実装面積を
減少させて実装基板の有効有効面積を大きくとることが
できる。また、電池の出し入れは実装基板に対して垂直
な方向から行われるので、実装基板に実装された各種電
子部品との干渉をなくすことができる。
【0008】また、開閉蓋を開くと、付勢手段により常
時付勢されている電池が電池挿入口から突出するので、
電池の交換も容易に行うことができる。さらに、コイン
形の電池をその端面を含む平面に沿ってスライドさせな
がら電池収容部に出し入れする構造であるので、電子機
器に衝撃が加えられた際に電池が開閉蓋に衝突する機会
を減少させることができ、前記端面に直交する方向に電
池を出し入れする従来の電池ホルダに比して電池が飛び
出す危険性を減少させることができる。
時付勢されている電池が電池挿入口から突出するので、
電池の交換も容易に行うことができる。さらに、コイン
形の電池をその端面を含む平面に沿ってスライドさせな
がら電池収容部に出し入れする構造であるので、電子機
器に衝撃が加えられた際に電池が開閉蓋に衝突する機会
を減少させることができ、前記端面に直交する方向に電
池を出し入れする従来の電池ホルダに比して電池が飛び
出す危険性を減少させることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記電池挿入口
は前記電池の断面形状に合わせて形成したことを特徴と
する電池ホルダとして構成してある。この構成によれ
ば、コイン形の電池の断面形状が正極側と負極側とで非
対称の場合には、電池の逆挿入を防止することができ
る。
は前記電池の断面形状に合わせて形成したことを特徴と
する電池ホルダとして構成してある。この構成によれ
ば、コイン形の電池の断面形状が正極側と負極側とで非
対称の場合には、電池の逆挿入を防止することができ
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記一側端子は
前記開閉蓋に設けられた端子支持部に設けられ、前記端
子支持部の一部を前記電池ホルダの外側に突出させて前
記開閉蓋を開放する際の摘み部を形成したことを特徴と
する電池ホルダとして構成してある。この構成により、
開閉蓋を開放するための摘み部を端子支持部と一体に形
成することができるので、別個に摘み部を形成する必要
がなくなり、電池ホルダの製造コストを安価にすること
ができる。
前記開閉蓋に設けられた端子支持部に設けられ、前記端
子支持部の一部を前記電池ホルダの外側に突出させて前
記開閉蓋を開放する際の摘み部を形成したことを特徴と
する電池ホルダとして構成してある。この構成により、
開閉蓋を開放するための摘み部を端子支持部と一体に形
成することができるので、別個に摘み部を形成する必要
がなくなり、電池ホルダの製造コストを安価にすること
ができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記電池の負極
端子又は正極端子と接触する他側端子を前記付勢手段に
設けたことを特徴とする電池ホルダとして構成してあ
る。この構成により、付勢手段と他側端子とを一体に形
成できるので、部品点数を減らして本発明の電池ホルダ
の構成を簡単なものにすることができる。
端子又は正極端子と接触する他側端子を前記付勢手段に
設けたことを特徴とする電池ホルダとして構成してあ
る。この構成により、付勢手段と他側端子とを一体に形
成できるので、部品点数を減らして本発明の電池ホルダ
の構成を簡単なものにすることができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記開閉蓋は前
記電池挿入口の開口周縁に接する前記電池収容部の底部
の一辺に沿って設けられた軸の回りに回動し、前記ロッ
ク手段は前記軸に取り付けられる前記開閉蓋の一辺から
前記底部に沿って前記電池収容部の内側に延ばして形成
され、前記一側端子は前記一辺に対向する前記開閉蓋の
他辺側から前記電池の正極側又は負極側の端面に接触す
るように前記電池収容部の内側に延長した位置に設けら
れ、前記電池を前記電池収容部に収容したときに前記電
池の負極側又は正極側の端面に前記ロック手段が当接し
て前記開閉蓋の回動を阻止することを特徴とする電池ホ
ルダとして構成してある。
記電池挿入口の開口周縁に接する前記電池収容部の底部
の一辺に沿って設けられた軸の回りに回動し、前記ロッ
ク手段は前記軸に取り付けられる前記開閉蓋の一辺から
前記底部に沿って前記電池収容部の内側に延ばして形成
され、前記一側端子は前記一辺に対向する前記開閉蓋の
他辺側から前記電池の正極側又は負極側の端面に接触す
るように前記電池収容部の内側に延長した位置に設けら
れ、前記電池を前記電池収容部に収容したときに前記電
池の負極側又は正極側の端面に前記ロック手段が当接し
て前記開閉蓋の回動を阻止することを特徴とする電池ホ
ルダとして構成してある。
【0013】この構成により、電池を電池収容部に収容
すると、ロック手段が前記電池の端面に当接して、開閉
蓋の回動を阻止する。一方、電池の他端面には一側端子
が当接する。電池は、付勢手段により常時開閉蓋側に付
勢されているので、電池はロック手段と一側端子との間
に挟持された状態になり、したがって電池収容部に強固
に保持される。
すると、ロック手段が前記電池の端面に当接して、開閉
蓋の回動を阻止する。一方、電池の他端面には一側端子
が当接する。電池は、付勢手段により常時開閉蓋側に付
勢されているので、電池はロック手段と一側端子との間
に挟持された状態になり、したがって電池収容部に強固
に保持される。
【0014】電池を取り出すため開閉蓋を開くと、てこ
の原理によって電池が電池収容部の底部から持ち上げら
れるとともに、開閉蓋の回動とともに一側端子が電池の
端面から離脱する。一側端子が電池の端面から離脱する
と、電池がいわゆるフリーの状態になるので、付勢手段
の付勢作用によって電池が電池が電池挿入口に押し出さ
れ、容易に電池を取り出すことができるようになる。
の原理によって電池が電池収容部の底部から持ち上げら
れるとともに、開閉蓋の回動とともに一側端子が電池の
端面から離脱する。一側端子が電池の端面から離脱する
と、電池がいわゆるフリーの状態になるので、付勢手段
の付勢作用によって電池が電池が電池挿入口に押し出さ
れ、容易に電池を取り出すことができるようになる。
【0015】請求項6に記載の発明は、前記ホルダ本体
の外側に前記電子機器の本体に形成された係合部と係合
する被係合部を形成したことを特徴とする電池ホルダと
して構成してある。
の外側に前記電子機器の本体に形成された係合部と係合
する被係合部を形成したことを特徴とする電池ホルダと
して構成してある。
【0016】電池ホルダは接着剤やボルトなどにより電
子機器の本体や実装基板に取り付けられる。しかし、電
子機器を長期間使用していると、ホルダ本体と実装基板
または前記電子機器の本体との接合部に緩みを生じ、接
触不良などの不都合を生じるおそれがある。請求項6の
ような構成とすることにより、電池ホルダに作用する負
荷の大部分を前記被係合部が負担するので、上記したよ
うな不都合を回避することができ、電子機器の寿命を延
ばすことができる。
子機器の本体や実装基板に取り付けられる。しかし、電
子機器を長期間使用していると、ホルダ本体と実装基板
または前記電子機器の本体との接合部に緩みを生じ、接
触不良などの不都合を生じるおそれがある。請求項6の
ような構成とすることにより、電池ホルダに作用する負
荷の大部分を前記被係合部が負担するので、上記したよ
うな不都合を回避することができ、電子機器の寿命を延
ばすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の電池ホルダを図
面にしたがって詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態にかかり、電池ホルダの全体構成を説明する一部破
断の斜視図である。
面にしたがって詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態にかかり、電池ホルダの全体構成を説明する一部破
断の斜視図である。
【0018】この実施形態において図示しない電子機器
に用いられるコイン形の電池3は、大円部とこれより若
干小さい径の小円部とからなる段付構造で、大円部側に
正極(+)の端子が、小円部側に負極(−)の端子が設
けられている。図示するように、電池ホルダ1は図示し
ない電子機器の本体又は実装基板30の面30aに垂直
に取り付けられる。円形状のコイン形の電池3を収容す
る電池収容部4は、ホルダ本体2の内部に形成される。
ホルダ本体2の一側には、電池収容部4に対して電池3
を出し入れするための電池挿入口5が開口形成されてい
る。この電池挿入口5は、電池3の断面形状に合わせた
段付形状に形成され、電池3の逆挿入を防止する。
に用いられるコイン形の電池3は、大円部とこれより若
干小さい径の小円部とからなる段付構造で、大円部側に
正極(+)の端子が、小円部側に負極(−)の端子が設
けられている。図示するように、電池ホルダ1は図示し
ない電子機器の本体又は実装基板30の面30aに垂直
に取り付けられる。円形状のコイン形の電池3を収容す
る電池収容部4は、ホルダ本体2の内部に形成される。
ホルダ本体2の一側には、電池収容部4に対して電池3
を出し入れするための電池挿入口5が開口形成されてい
る。この電池挿入口5は、電池3の断面形状に合わせた
段付形状に形成され、電池3の逆挿入を防止する。
【0019】電池挿入口5の開口周縁と接する電池収容
部4の底部4aの一辺に沿って軸6が設けられ、この軸
6を軸として開閉蓋7が開閉自在に取り付けられてい
る。軸6に取り付けられる開閉蓋7の一辺に対向する他
辺からは、電池収容部4の内側に向けて電池収容部4の
底部4aと平行方向に端子支持部7aが延出形成されて
いる。この端子支持部7aの先端側に、電池3の負極側
の端面3Aと接触する一側端子8が設けられている。ま
た、この端子支持部7aの一部をホルダ本体2の外側に
延長させて、開閉蓋7を開放するための摘み部9が形成
されている。
部4の底部4aの一辺に沿って軸6が設けられ、この軸
6を軸として開閉蓋7が開閉自在に取り付けられてい
る。軸6に取り付けられる開閉蓋7の一辺に対向する他
辺からは、電池収容部4の内側に向けて電池収容部4の
底部4aと平行方向に端子支持部7aが延出形成されて
いる。この端子支持部7aの先端側に、電池3の負極側
の端面3Aと接触する一側端子8が設けられている。ま
た、この端子支持部7aの一部をホルダ本体2の外側に
延長させて、開閉蓋7を開放するための摘み部9が形成
されている。
【0020】開閉蓋7の前記一辺には、電池収容部4の
底部4aに沿って電池収容部4の内側に延長されたロッ
ク手段としてのロック部10が形成されている。このロ
ック部10は、電池収容部4に電池3が収容された際
に、電池3の正極側の端面に当接して開閉蓋7の回動を
規制するものである。
底部4aに沿って電池収容部4の内側に延長されたロッ
ク手段としてのロック部10が形成されている。このロ
ック部10は、電池収容部4に電池3が収容された際
に、電池3の正極側の端面に当接して開閉蓋7の回動を
規制するものである。
【0021】開閉蓋7の両側のホルダ本体2には、開閉
蓋7を開いたときにも電池3を逆挿入することがないよ
うに、阻止板11が形成されている。したがって、この
阻止板11は、開閉蓋7を開いたときロック部10と電
池挿入口5の開口周縁との間の幅寸法が、電池3の厚み
に対して逆挿入することがない程度に十分小さいもので
ある場合には、特に設ける必要はない。
蓋7を開いたときにも電池3を逆挿入することがないよ
うに、阻止板11が形成されている。したがって、この
阻止板11は、開閉蓋7を開いたときロック部10と電
池挿入口5の開口周縁との間の幅寸法が、電池3の厚み
に対して逆挿入することがない程度に十分小さいもので
ある場合には、特に設ける必要はない。
【0022】電池収容部4の奥行き寸法L1及び幅寸法
L2は、コイン形の電池3の最大径に合わせて形成され
るのが一般的であるが、奥行き寸法L1は電池収容部4
に収容される電池3が後述のU字状部材12により付勢
されることを考慮して、電池3の最大径よりも若干大き
く形成することが望ましい。
L2は、コイン形の電池3の最大径に合わせて形成され
るのが一般的であるが、奥行き寸法L1は電池収容部4
に収容される電池3が後述のU字状部材12により付勢
されることを考慮して、電池3の最大径よりも若干大き
く形成することが望ましい。
【0023】上記したホルダ本体2、開閉蓋7、端子支
持部7a及びロック部10は、不慮の短絡を防止するた
めに、プラスチックなどの絶縁性材料で形成されるのが
好ましい。また、端子支持部7aは、端子8を電池3の
端面3Aに確実に当接させるように、ある程度のばね力
を有する材質のもので形成されるのが好ましい。
持部7a及びロック部10は、不慮の短絡を防止するた
めに、プラスチックなどの絶縁性材料で形成されるのが
好ましい。また、端子支持部7aは、端子8を電池3の
端面3Aに確実に当接させるように、ある程度のばね力
を有する材質のもので形成されるのが好ましい。
【0024】開閉蓋7に対向する電池収容部4の内壁に
は、付勢手段としてのU字状部材12が電池収容部4の
底部4aの近傍に取り付けられている。このU字状部材
12はばね性を有する2本の脚部12a,12bから構
成されていて、脚部12a,12bが電池収容部4に挿
入された電池3の正極側の外周面3Bと当接することに
より、電池3を電池挿入口5側に付勢する。脚部12
a,12bは、ステンレス鋼やばね鋼などのばね性を有
する金属やばね性を有するプラスチック材料から形成す
るのが好ましい。この実施形態においてU字状部材12
は、電池3の正極側の端子(この実施形態では外周面3
B)と接触する他側端子13を支持する端子支持部材と
しての機能を有していて、他側端子13は、脚部12
a,12bのいずれか一方又は両方の先端(図示の例に
おいては両方)に形成される。
は、付勢手段としてのU字状部材12が電池収容部4の
底部4aの近傍に取り付けられている。このU字状部材
12はばね性を有する2本の脚部12a,12bから構
成されていて、脚部12a,12bが電池収容部4に挿
入された電池3の正極側の外周面3Bと当接することに
より、電池3を電池挿入口5側に付勢する。脚部12
a,12bは、ステンレス鋼やばね鋼などのばね性を有
する金属やばね性を有するプラスチック材料から形成す
るのが好ましい。この実施形態においてU字状部材12
は、電池3の正極側の端子(この実施形態では外周面3
B)と接触する他側端子13を支持する端子支持部材と
しての機能を有していて、他側端子13は、脚部12
a,12bのいずれか一方又は両方の先端(図示の例に
おいては両方)に形成される。
【0025】電池ホルダ1のホルダ本体2は、プラスチ
ックなどの絶縁性材料で形成される。ホルダ本体2の外
側には、電池ホルダ1から実装基板30に電源を供給す
るための接続端子15,16が設けられている。正極側
の接続端子15と他側端子13とは、ホルダ本体2の外
壁に沿って延びる図示しないリード線によって接続さ
れ、負極側の接続端子16と一側端子8とは、電池ホル
ダ1の外壁から開閉蓋7の周縁に沿って延びる図示しな
いリード線によって接続される。
ックなどの絶縁性材料で形成される。ホルダ本体2の外
側には、電池ホルダ1から実装基板30に電源を供給す
るための接続端子15,16が設けられている。正極側
の接続端子15と他側端子13とは、ホルダ本体2の外
壁に沿って延びる図示しないリード線によって接続さ
れ、負極側の接続端子16と一側端子8とは、電池ホル
ダ1の外壁から開閉蓋7の周縁に沿って延びる図示しな
いリード線によって接続される。
【0026】ホルダ本体2は、接着剤やボルトなどによ
り実装基板30または図示しない電子機器の本体に取り
付けられる。しかし、電池ホルダ1に電池3を挿入する
際には、ホルダ本体2にある程度の負荷が作用するた
め、電子機器を長期間使用しているとホルダ本体2と実
装基板30又は前記電子機器の本体との接合部に緩みが
生じ、接触不良を起こしたり、最悪の場合には電池ホル
ダ1が実装基板30または前記電子機器の本体から外れ
てしまうことがある。
り実装基板30または図示しない電子機器の本体に取り
付けられる。しかし、電池ホルダ1に電池3を挿入する
際には、ホルダ本体2にある程度の負荷が作用するた
め、電子機器を長期間使用しているとホルダ本体2と実
装基板30又は前記電子機器の本体との接合部に緩みが
生じ、接触不良を起こしたり、最悪の場合には電池ホル
ダ1が実装基板30または前記電子機器の本体から外れ
てしまうことがある。
【0027】この実施形態では、ホルダ本体2の外壁に
被係合部としての突起20,21を形成していて、この
突起20,21を電子機器の本体又は実装基板30に形
成された係合部としての穴31,32に嵌め込むことに
より、前記負荷の大部分をこの突起20,21に負担さ
せ、前記電子機器を長期間使用しても電池ホルダ1が緩
んだり、外れてしまったりすることがないようにしてい
る。もちろん、同様の作用を奏するのであれば、実装基
板30又は前記電子機器の本体側に突起を形成し、この
突起に嵌合する穴をホルダ本体2側に形成するものとし
てもよい。
被係合部としての突起20,21を形成していて、この
突起20,21を電子機器の本体又は実装基板30に形
成された係合部としての穴31,32に嵌め込むことに
より、前記負荷の大部分をこの突起20,21に負担さ
せ、前記電子機器を長期間使用しても電池ホルダ1が緩
んだり、外れてしまったりすることがないようにしてい
る。もちろん、同様の作用を奏するのであれば、実装基
板30又は前記電子機器の本体側に突起を形成し、この
突起に嵌合する穴をホルダ本体2側に形成するものとし
てもよい。
【0028】次に上記構成の電池ホルダの作用を、図2
及び図3にしたがって説明する。図2(a)〜(c)は
電池を挿入する手順を説明する電池ホルダの概略断面
図、図3(a),(b)は電池ホルダから電池を取り出
す手順を説明する電池ホルダの概略断面図である。
及び図3にしたがって説明する。図2(a)〜(c)は
電池を挿入する手順を説明する電池ホルダの概略断面
図、図3(a),(b)は電池ホルダから電池を取り出
す手順を説明する電池ホルダの概略断面図である。
【0029】まず、電池ホルダ1に電池3を挿入する手
順について説明する。図2(a)に示すように、開閉蓋
7を開いた状態で、電池3を電池挿入口5に挿入する。
開閉蓋7を開くことによって電池挿入口5には電池3が
通過できるだけの幅の隙間が形成されるので、この隙間
を通して電池3を電池収容部4に挿入することができ
る。この際、電池挿入口5は電池3の断面形状に合わせ
て形成されているので、電池3を逆挿入するおそれがな
い。
順について説明する。図2(a)に示すように、開閉蓋
7を開いた状態で、電池3を電池挿入口5に挿入する。
開閉蓋7を開くことによって電池挿入口5には電池3が
通過できるだけの幅の隙間が形成されるので、この隙間
を通して電池3を電池収容部4に挿入することができ
る。この際、電池挿入口5は電池3の断面形状に合わせ
て形成されているので、電池3を逆挿入するおそれがな
い。
【0030】電池収容部4に挿入された電池3は、U字
状部材12に当接する。図2(b)に示すように、U字
状部材12の付勢力に抗して電池3を電池収容部4の内
壁側に押しつけるようにしながら電池3を電池収容部4
の底部4a側に押すと、電池3がロック部10の端縁に
当接し、開閉蓋7を閉鎖方向に回動させる(回動方向を
図中矢印で示す)。この回動動作とともに、電池3は電
池収容部4の底部4a側へと移動する。
状部材12に当接する。図2(b)に示すように、U字
状部材12の付勢力に抗して電池3を電池収容部4の内
壁側に押しつけるようにしながら電池3を電池収容部4
の底部4a側に押すと、電池3がロック部10の端縁に
当接し、開閉蓋7を閉鎖方向に回動させる(回動方向を
図中矢印で示す)。この回動動作とともに、電池3は電
池収容部4の底部4a側へと移動する。
【0031】電池3の正極側の端面が電池収容部4の底
部4aに当接すると、開閉蓋7が完全に閉じて一側端子
8が電池3の負極側の端面3Aに当接する。図2(c)
に示すように、U字状部材12は電池3を開閉蓋7に常
時付勢しているので、電池3はロック部10と一側端子
8との間で挟持された状態となり、電池収容部4に保持
される。
部4aに当接すると、開閉蓋7が完全に閉じて一側端子
8が電池3の負極側の端面3Aに当接する。図2(c)
に示すように、U字状部材12は電池3を開閉蓋7に常
時付勢しているので、電池3はロック部10と一側端子
8との間で挟持された状態となり、電池収容部4に保持
される。
【0032】次に、電池収容部4から電池3を取り出す
手順について説明する。図3(a)に示すように、摘み
部9を引っ張って図中の矢印方向に開閉蓋7を回動させ
ると、ロック部10がてこの原理により電池3の正極側
の端面を押し上げる。図3(b)に示すように、開閉蓋
7をさらに回動させると、一側端子8が電池3の負極側
の端面から離脱し、これによって電池3がいわゆるフリ
ーの状態となって、U字状部材12の付勢力により電池
挿入口5側に押し出される。
手順について説明する。図3(a)に示すように、摘み
部9を引っ張って図中の矢印方向に開閉蓋7を回動させ
ると、ロック部10がてこの原理により電池3の正極側
の端面を押し上げる。図3(b)に示すように、開閉蓋
7をさらに回動させると、一側端子8が電池3の負極側
の端面から離脱し、これによって電池3がいわゆるフリ
ーの状態となって、U字状部材12の付勢力により電池
挿入口5側に押し出される。
【0033】この発明の好適な実施形態について説明し
てきたが、この発明は上記の実施形態により何ら限定さ
れるものではない。例えば、上記の実施形態では、付勢
手段は他側端子13を有するU字状部材12であるとし
て説明したが、他側端子13とU字状部材12とは別体
に構成してもよく、またU字状部材12の形態に限らず
板ばねやコイルスプリング、その他の形態のばねで構成
してもよい。
てきたが、この発明は上記の実施形態により何ら限定さ
れるものではない。例えば、上記の実施形態では、付勢
手段は他側端子13を有するU字状部材12であるとし
て説明したが、他側端子13とU字状部材12とは別体
に構成してもよく、またU字状部材12の形態に限らず
板ばねやコイルスプリング、その他の形態のばねで構成
してもよい。
【0034】また、図4は本発明の電池ホルダの他の実
施形態を示す斜視図である。上記の実施形態では開閉蓋
7は電池挿入口5の一部を開閉するようになっている
が、この実施形態では、開閉蓋7’によって電池挿入口
5’のほぼ全体を開閉するように構成している。この実
施形態では、開閉蓋7’の端子支持部7a’の先端に一
側端子8’が形成されているとともに、ホルダ本体2’
の係合穴2a’と係脱できる係合爪7b’が端子支持部
7a’の先端に形成されている。この係合穴2a’と係
合爪7b’とでロック手段を構成する。符号2b’は、
開閉蓋7を閉じたときに、係合爪7b’と係合穴2a’
との係合をしやすくするホルダ本体2’に形成された切
欠である。
施形態を示す斜視図である。上記の実施形態では開閉蓋
7は電池挿入口5の一部を開閉するようになっている
が、この実施形態では、開閉蓋7’によって電池挿入口
5’のほぼ全体を開閉するように構成している。この実
施形態では、開閉蓋7’の端子支持部7a’の先端に一
側端子8’が形成されているとともに、ホルダ本体2’
の係合穴2a’と係脱できる係合爪7b’が端子支持部
7a’の先端に形成されている。この係合穴2a’と係
合爪7b’とでロック手段を構成する。符号2b’は、
開閉蓋7を閉じたときに、係合爪7b’と係合穴2a’
との係合をしやすくするホルダ本体2’に形成された切
欠である。
【0035】この実施形態においても、電池3を実装基
板30(図1参照)の面30aに対して垂直な方向から
挿入し、かつ、電池3を垂直な状態で保持するので、上
記の実施形態と同様の効果が得られる。また、この実施
形態は電池3の保持力という点では上記の実施形態より
も若干劣るものの、電池ホルダ1’を電池3の厚みとほ
ぼ同等の厚みまで薄くすることができるほか、部品点数
を減らして電池ホルダ1’の製造コストを安価なものに
することができるという利点がある。
板30(図1参照)の面30aに対して垂直な方向から
挿入し、かつ、電池3を垂直な状態で保持するので、上
記の実施形態と同様の効果が得られる。また、この実施
形態は電池3の保持力という点では上記の実施形態より
も若干劣るものの、電池ホルダ1’を電池3の厚みとほ
ぼ同等の厚みまで薄くすることができるほか、部品点数
を減らして電池ホルダ1’の製造コストを安価なものに
することができるという利点がある。
【0036】
【発明の効果】この発明の電池ホルダは、上記のように
構成されているので以下のような効果を奏する。電池は
電子機器の実装基板に対して垂直に配置されるので、電
池の実装面積を減少させて実装基板の有効面積を大きく
とることができ、携帯電子機器の小型化を促進すること
ができる。また、電池の出し入れを電池の端面に平行な
面内に沿って行うようにしているので、前記端面に垂直
に方向から電池を出し入れする従来の電池ホルダに比し
て、電子機器に加えられる衝撃に対する電池の保持力を
向上させることができる。また、電池は付勢手段により
常時電池挿入口側に付勢されているので、開閉蓋を開く
ことにより電池が電池挿入口から突出し、容易に電池を
取り出すことができる。
構成されているので以下のような効果を奏する。電池は
電子機器の実装基板に対して垂直に配置されるので、電
池の実装面積を減少させて実装基板の有効面積を大きく
とることができ、携帯電子機器の小型化を促進すること
ができる。また、電池の出し入れを電池の端面に平行な
面内に沿って行うようにしているので、前記端面に垂直
に方向から電池を出し入れする従来の電池ホルダに比し
て、電子機器に加えられる衝撃に対する電池の保持力を
向上させることができる。また、電池は付勢手段により
常時電池挿入口側に付勢されているので、開閉蓋を開く
ことにより電池が電池挿入口から突出し、容易に電池を
取り出すことができる。
【0037】特に請求項5に記載の発明のように、収容
時において電池を一側端子とロック手段との間で挟持さ
せることにより、付勢手段の付勢力と相俟って電池を強
固に保持することができるうえ、ロック手段が電池収容
部の底部で電池の端面に当接しているので、開閉蓋を開
くことによりてこの原理で電池が電池収容部の底部から
持ち上げられ、電池の取り出しを容易にする。
時において電池を一側端子とロック手段との間で挟持さ
せることにより、付勢手段の付勢力と相俟って電池を強
固に保持することができるうえ、ロック手段が電池収容
部の底部で電池の端面に当接しているので、開閉蓋を開
くことによりてこの原理で電池が電池収容部の底部から
持ち上げられ、電池の取り出しを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかり、電池ホルダの全
体構成を説明する一部破断の斜視図である。
体構成を説明する一部破断の斜視図である。
【図2】本発明の作用の説明図にかかり、図2(a)〜
(c)は電池を挿入する手順を説明する電池ホルダの概
略断面図である。
(c)は電池を挿入する手順を説明する電池ホルダの概
略断面図である。
【図3】本発明の作用の説明図にかかり、図3(a),
(b)は電池ホルダから電池を取り出す手順を説明する
電池ホルダの概略断面図である。
(b)は電池ホルダから電池を取り出す手順を説明する
電池ホルダの概略断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す電池ホルダの斜視
図である。
図である。
1 電池ホルダ 2 ホルダ本体 2a 係合穴 3 コイン形の電池 4 電池収容部 5 電池挿入口 6 軸 7 開閉蓋 7a 端子支持部 8 一側端子 9 摘み部 10 ロック部(ロック手段) 12 U字状部材(付勢手段) 13 他側端子 15,16 接続端子 20,21 突起(被係合部) 30 実装基板 30a 実装基板面 31,32 穴(係合部)
Claims (6)
- 【請求項1】 電子機器の本体に取り付けられ、前記電
子機器の実装基板に電源を供給するためのコイン形の電
池を収容し保持する電池ホルダであって、 前記電子機器の本体に取り付けられるホルダ本体と、 このホルダ本体に形成され前記電池の端面を前記電子機
器の実装基板面に対して垂直に収容する電池収容部と、 前記電池を前記端面を含む平面に沿って前記電池収容部
に出し入れするように前記ホルダ本体に形成された電池
挿入口と、 この電池挿入口の全部又は一部を開閉するように回動す
る開閉蓋と、 この開閉蓋に設けられ前記開閉蓋を閉鎖したときに前記
電池の正極端子又は負極端子と接触する一側端子と、 前記電池収容部内に設けられ前記電池の負極端子又は正
極端子と接触する他側端子と、 前記電池収容部内に設けられ、収容された前記電池を前
記開閉蓋に向けて常時付勢する付勢手段と、 この付勢手段に抗して前記開閉蓋を閉鎖状態に保持する
開閉蓋のロック手段と、 を有することを特徴とする電池ホルダ。 - 【請求項2】 前記電池挿入口は前記電池の断面形状に
合わせて形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の電池ホルダ。 - 【請求項3】 前記一側端子は前記開閉蓋に設けられた
端子支持部に設けられ、前記端子支持部の一部を前記電
池ホルダの外側に突出させて前記開閉蓋を開放する際の
摘み部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の電池ホルダ。 - 【請求項4】 前記電池の負極端子又は正極端子と接触
する他側端子を前記付勢手段に設けたことを特徴とする
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電池ホル
ダ。 - 【請求項5】 前記開閉蓋は、前記電池挿入口の開口周
縁に接する前記電池収容部の底部の一辺に沿って設けら
れた軸の回りに回動し、前記ロック手段は前記軸に取り
付けられる前記開閉蓋の一辺から前記底部に沿って前記
電池収容部の内側に延ばして形成され、前記一側端子は
前記一辺に対向する前記開閉蓋の他辺側から前記電池の
正極側又は負極側の端面に接触するように前記電池収容
部の内側に延長した位置に設けられ、前記電池を前記電
池収容部に収容したときに前記電池の負極側又は正極側
の端面に前記ロック手段が当接して前記開閉蓋の回動を
阻止することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
れかに記載の電池ホルダ。 - 【請求項6】 前記ホルダ本体の外側に前記電子機器の
本体に形成された係合部と係合する被係合部を形成した
ことを特徴とする請求項1項ないし請求項5のいずれか
に記載の電池ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016285A JP2985891B1 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電池ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016285A JP2985891B1 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電池ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2985891B1 true JP2985891B1 (ja) | 1999-12-06 |
JP2000215869A JP2000215869A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11912290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11016285A Expired - Fee Related JP2985891B1 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電池ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2985891B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006310083A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Gunze Ltd | ボタン電池取り付け構造、電子機器、及び血糖値計測表示器 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11016285A patent/JP2985891B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000215869A (ja) | 2000-08-04 |
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