JPH10205844A - 金属箔成形品用固定具 - Google Patents

金属箔成形品用固定具

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JPH10205844A
JPH10205844A JP9006860A JP686097A JPH10205844A JP H10205844 A JPH10205844 A JP H10205844A JP 9006860 A JP9006860 A JP 9006860A JP 686097 A JP686097 A JP 686097A JP H10205844 A JPH10205844 A JP H10205844A
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metal foil
engaging member
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fixing
hood
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JP9006860A
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Keiichi Nakagawa
圭一 中川
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Toyo Aluminum Foil Products KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁巻部を有する金属箔成形品を所定箇所に固
定する金属箔成形品用固定具において、縁巻部との係合
を確実にし且つ脱着操作を容易にすること。 【解決手段】 前記縁巻部(12)に対して弾性変形により
脱着自在に係合する係合部材(2a)と、前記係合部材(2a)
に接続され且つ前記所定箇所(3) に対して脱着自在に固
定される固定部材(2b)と、を具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属箔成形品用
固定具、特に、縁巻部を有する金属箔成形品を所定箇所
に固定する金属箔成形品用固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、レンジフード用のフードカバ
ー(8) に装着された従来の固定具(9)(9)の正面図であ
り、図12は、図11の固定具(9) の拡大正面図であ
り、図13は、他の従来の固定具(9) の斜視図である。
前記のフードカバー(8) は、矩形シート状のフィルター
(8b)の周縁部が固着された金属箔(例えば、アルミ箔)
製の枠体(8a)を具備する構成であり、この枠体(8a)に
は、その外周縁の全周に亙って形成された縁巻部(80)
と、この縁巻部(80)の内周側近傍に形成された開口(81)
と、が備えられている。
【0003】図11及び図12に示す固定具(9) は、金
属板製の片部(9a)と、この片部(9a)に対して一体的に設
けられた磁石(9b)と、を具備する構成である。このもの
では、前記の開口(81)に貫通させた片部(9a)を枠体(8a)
の外周側に折り曲げて塑性変形させることによって、図
12に示すように、片部(9a)によって縁巻部(80)が包囲
されている。この包囲によって、縁巻部(80)に対して固
定具(9) が係合する。
【0004】そして、前記の磁石(9b)が前記レンジフー
ドの構成壁に対して吸着されることによって、前記レン
ジフードに対してフードカバー(8) が装着される。図1
3に示す固定具(9) は、L字状断面に屈曲形成された屈
曲片部(9c)と、この屈曲片部(9c)に対して一体的に設け
られた磁石(9d)と、が備えられている。このものでは、
屈曲片部(9c)の一部が上記の開口(81)に挿通した状態で
縁巻部(80)に対して係合される。そして、磁石(9d)によ
って屈曲片部(9c)が前記レンジフードに対して固定され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図11及び
図12に示すものでは、フードカバー(8) に対して固定
具(9)(9)が一体的に装着されているから、フードカバー
(8) の取替時にフードカバー(8) のみを交換できず、固
定具(9) が多数必要となる。従って、コスト面で問題が
ある。
【0006】図13に示すものでは、縁巻部(80)は、屈
曲片部(9c)に対して引っ掛けられているだけであるか
ら、前記取替時にフードカバー(8) のみを交換できる
が、縁巻部(80)が屈曲片部(9c)により包囲されていない
から、固定具(9) の取付け条件によっては縁巻部(80)が
屈曲片部(9c)から脱落し易い。請求項1の発明は、これ
らの点に鑑み、縁巻部との係合を確実にし且つコストを
抑えた金属箔成形品用固定具を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は、『縁巻部を有する金属箔成形品を所定箇所に
固定する金属箔成形品用固定具であって、前記縁巻部に
対して弾性変形により脱着自在に係合する係合部材と、
前記係合部材に接続され且つ前記所定箇所に対して脱着
自在に固定される固定部材と、を具備する』ことを特徴
とする。
【0008】前記金属箔成形品を前記所定箇所に固定す
る際には、前記係合部材の弾性変形によって、前記係合
部材に対して前記縁巻部を係合させる。そして、前記係
合した状態で、前記固定部材を前記所定箇所に固定す
る。前記金属箔成形品を交換する際には、前記固定部材
の固定を解除すると共に、前記係合部材の弾性変形によ
って前記係合部材の前記縁巻部に対する係合を解除させ
る。
【0009】ここで、請求項2の発明のように、『前記
金属箔成形品は、前記縁巻部の内周側近傍に形成された
開口を含み、前記係合部材は、前記開口を貫通して前記
縁巻部の外周側に開放するように前記縁巻部の断面を包
囲する包囲部と、前記包囲部に於ける前記開放側の一端
から前記外周側に延びる延長部と、を含み、前記固定部
材は、前記延長部に一体化される』ものでもよい。
【0010】このものでは、前記包囲部によって、前記
係合部材が前記縁巻部に対して弾性変形により脱着自在
に包囲状に係合したものとなる。請求項3の発明のよう
に、『前記係合部材は、板バネ製である』ものでもよ
い。請求項4の発明のように、『前記固定部材は、前記
係合部材と一体的に形成される基板と、前記基板に固着
される磁石と、を含む』ものでもよい。
【0011】請求項5の発明のように、『前記係合部材
は、前記延長部にて表裏に貫通する孔部を含む』もので
もよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、上記係合部材が上記縁巻部に対して脱着自在に係合
するから、上記金属箔成形品の取替に際して、前記金属
箔成形品のみを交換できる。従って、既述した図11及
び図12の固定具のように前記金属箔成形品のみを交換
できないものに比べて、コストが抑えられる。
【0013】又、前記縁巻部に対する前記係合部材の係
合が解除される際に、前記係合部材を弾性変形させる力
が必要であるから、既述した図13の固定具のように前
記解除に際して前記力が不要であるものに比べて、前記
係合が確実となる。更に、前記係合部材の弾性変形によ
って、前記係合、及び、前記係合の解除が行われるか
ら、塑性変形によるものに比べて、前記係合及び前記解
除の操作が容易となる。又、前記操作を繰り返しても前
記係合部材が損傷せず、耐久性能が向上する。
【0014】請求項2の発明では、上記包囲部が前記縁
巻部の外周側に開放するから、前記金属箔成形品が前記
係合部材から離れるように引っ張られても、前記係合部
材から前記縁巻部が不用意に脱出しない。従って、前記
縁巻部と前記係合部材との係合が更に確実となる。請求
項5の発明では、前記延長部にて表裏に貫通する孔部が
設けられているから、前記延長部が前記孔部の配置位置
で屈曲され易い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於けるフードカバー(1) 及びその固定具(2)(2)の正
面図であり、図2は、図1のIIーII断面図である。
そして、図3は、図1及び図2の固定具(2) の正面図で
あり、図4は、図3の固定具(2) の側面図である。更
に、図5は、図1のフードカバー(1) のレンジフード
(3) への装着状態の説明図であり、図6は、図1のフー
ドカバー(1) のレンジフード(3) への他の装着状態の説
明図であり、図7は、図6の装着状態での固定具(2) の
要部斜視図である。
【0016】[フードカバー(1) について]図1及び図
2に示すように、フードカバー(1) は、矩形皿状に形成
された金属箔(例えば、アルミ箔)製の枠体(1a)と、こ
の枠体(1a)の底壁(15)に並設された一対の矩形開口(11)
(11)の両方を覆うように底壁(15)に固着された矩形状の
フィルター(1b)と、からなる。前記のフィルター(1b)
は、不織布製である。
【0017】前記の枠体(1a)の周壁(16)の上端には、全
周に亙って外周側に張り出す環状のフランジ部(10)が連
設されている。このフランジ部(10)の外周縁部には、全
周に亙って連続する円形断面で且つ中空状の縁巻部(12)
が形成されている。又、このフランジ部(10)には、縁巻
部(12)より内周側の位置で且つ縁巻部(12)に近接するよ
うに形成された矩形状の開口(13)が形成されている。こ
の開口(13)は、枠体(1a)の一対の長辺の各々の中程に位
置するように、一対、設けられている。
【0018】[固定具(2) について]図1〜図4に示す
ように、固定具(2) は、上記の縁巻部(12)に対して脱着
自在に係合する係合部材(2a)と、この係合部材(2a)を後
述のレンジフード(3) に対して固定する為の固定部材(2
b)と、からなる。前記の係合部材(2a)は、上記の開口(1
3)に貫通し且つ上記の縁巻部(12)より外周側に開放する
ように縁巻部(12)の断面を包囲する略C字状断面の包囲
部(21)と、この包囲部(21)の開放側の一端から前記外周
側に延びる延長部(22)と、からなる。前記の包囲部(21)
に於ける前記開放側の他端には、延長部(22)から離反す
る方向に屈曲された屈曲片部(210) が形成されている。
又、前記の延長部(22)には、延長部(22)の幅方向に延び
るように形成され且つ表裏に貫通する長孔(27)が備えら
れている。尚、前記の包囲部(21)と延長部(22)とは、同
一幅に設定されている。
【0019】前記の固定部材(2b)は、前記の延長部(22)
の前記外周側の端縁に一体化された矩形状の基板(23)
と、この基板(23)の一面の略全域に亙って固着された直
方体状の磁石(24)と、を具備する構成である。前記の基
板(23)は、延長部(22)と同一平面上に位置し且つ延長部
(22)よりも広幅となる大きさに形成されている。又、基
板(23)に於ける延長部(22)との連結部は、基板(23)の前
記幅方向の中央域に位置し、この基板(23)に於ける前記
連結部の外側の端縁の各々には、基板(23)に対して直立
する一対の第2片部(26)(26)が形成されている。
【0020】又、基板(23)に於ける延長部(22)とは反対
側の端縁には、その全域から直立する第1片部(25)が形
成されている。これら第1・第2片部(25)(26)は、基板
(23)に対して屈曲片部(210) 側にあり、これら第1・第
2片部(25)(26)の間に上記の磁石(24)が位置している。
これら第1・第2片部(25)(26)の基板(23)からの突出高
さは、磁石(24)の厚さよりも僅かに大きくなるように設
定されている。従って、磁石(24)によって磁化された第
1・第2片部(25)(26)が後述のレンジフード(3) に当接
すると、この固定部材(2b)がレンジフード(3) に吸着さ
れる。
【0021】そして、上記した包囲部(21)、延長部(2
2)、基板(23)、及び、第1・第2片部(25)(26)は、一枚
の金属板から打抜き加工及び曲げ加工等によって一体的
に成形されており、前記の包囲部(21)及び延長部(22)
は、板バネとなるように加工されている。尚、この固定
具(2) は、一つのフードカバー(1) に対して、一対、用
いられている。
【0022】[フードカバー(1) の装着について]上記
したフードカバー(1) をレンジフード(3) に装着するに
は、フードカバー(1) の開口(13)に対して固定具(2) の
係合部材(2a)を挿通させた状態で、包囲部(21)に対して
その開放部から縁巻部(12)を嵌入させる。この嵌入に際
しては、縁巻部(12)によって包囲部(21)が拡大するよう
に弾性変形された後、縁巻部(12)が包囲部(21)の内部に
入り込んだ時点で、包囲部(21)が縮小するように弾性変
形される。前記嵌入によって、図2に示すように、縁巻
部(12)に対して係合部材(2a)が係合した状態となる。
尚、図1に示すように、上記の開口(13)(13)の各々に対
応するように縁巻部(12)に対して一対の(2)(2)が装着さ
れる。又、固定具(2)(2)の各々は、図2に示すように、
磁石(24)(24)の各々がフードカバー(1) の開放側(図2
に於ける上方側)を向くように前記装着される。
【0023】そして、前記のフードカバー(1) をレンジ
フード(3) の吸入口(30)に被せ、この状態で、レンジフ
ード(3) に於ける吸入口(30)の周囲の磁性材料よりなる
金属製の構成壁(31)に対して、固定具(2)(2)の固定部材
(2b)(2b)の各々を当接させると、各固定部材(2b)の第1
・第2片部(25)(26)が磁石(24)の磁力によって構成壁(3
1)に対して吸着される。この吸着によって、フードカバ
ー(1) がレンジフード(3) に対して固定されたものとな
る(図5の状態)。
【0024】フードカバー(1) の交換時には、固定具
(2)(2)の各々をその吸着力に抗して強制的に構成壁(31)
から取り外す。これによって、フードカバー(1) がレン
ジフード(3) から取り外される。そして、この状態で、
各包囲部(21)から縁巻部(12)を脱出させる。このとき、
縁巻部(12)によって包囲部(21)が拡大するように弾性変
形された後、縁巻部(12)が包囲部(21)の外部に脱出した
時点で、包囲部(21)が縮小するように弾性変形される。
前記脱出した後、係合部材(2a)(2a)の各々を開口(13)(1
3)の各々から脱出させると、フードカバー(1) から固定
具(2)(2)の各々が取り外されたものとなる。
【0025】そして、新しいフードカバー(1) に対し
て、再び、上記と同様の操作によって、フードカバー
(1) に固定具(2)(2)の各々を装着し、更に、固定具(2)
(2)の各々を構成壁(31)に吸着させると、フードカバー
(1) がレンジフード(3) に装着されたものとなる。これ
によって、フードカバー(1) の交換が完了する。このも
のでは、上記したように、固定具(2)(2)の各々が縁巻部
(12)に対して脱着自在に係合するから、フードカバー
(1) の取替時にフードカバー(1) のみを交換できる。従
って、既述した図11及び図12の固定具のようにフー
ドカバーのみを交換できないものに比べて、コストが抑
えられている。
【0026】又、包囲部(21)から縁巻部(12)が脱出する
には、包囲部(21)を弾性変形させる力が必要であるか
ら、既述した図13の固定具のように前記脱出に際して
前記力が不要であるものに比べて、包囲部(21)と縁巻部
(12)との係合が確実となっている。そして、包囲部(21)
の弾性変形によって、縁巻部(12)に対する包囲部(21)の
係合、及び、前記係合の解除が行われるから、塑性変形
によるものに比べて、前記係合及び前記解除の操作が容
易となっている。又、前記操作を繰り返しても包囲部(2
1)、即ち、係合部材(2a)が損傷せず、耐久性能が向上し
ている。
【0027】更に、包囲部(21)が縁巻部(12)の外周側に
開放する構成であるから、フードカバー(1) が係合部材
(2a)から離れる方向に引っ張られても、包囲部(21)から
縁巻部(12)が不用意に脱出しない。従って、縁巻部(12)
と包囲部(21)との係合が更に確実となっている。以上で
は、上記のフードカバー(1) を、所謂、浅型のレンジフ
ード(3) に対して固定したが、これを、所謂、深型のレ
ンジフード(3) に対して固定してもよい。この場合、図
6に示すように、レンジフード(3) に於ける吸入口(30)
を挟むように位置する一対の対向側壁(33)(33)に対して
固定するものでもよい。
【0028】前記の対向側壁(33)(33)への固定に際して
は、係合部材(2a)(2a)の各々を、長孔(27)(27)の配設位
置で屈曲させておく。これら長孔(27)(27)によって、係
合部材(2a)(2a)の各々が屈曲され易くなっている。この
ものでは、上記のフードカバー(1) が既述特許請求の範
囲に記載の「金属箔成形品」に相当し、上記の縁巻部(1
2)が既述特許請求の範囲に記載の「縁巻部」に相当し、
上記の開口(13)が既述特許請求の範囲に記載の「開口」
に相当する。又、上記のレンジフード(3) が既述特許請
求の範囲に記載の「所定箇所」に相当する。
【0029】そして、上記の係合部材(2a)が既述特許請
求の範囲に記載の「係合部材」に相当し、上記の包囲部
(21)が既述特許請求の範囲に記載の「包囲部」に相当
し、上記の延長部(22)が既述特許請求の範囲に記載の
「延長部」に相当し、上記の長孔(27)が既述特許請求の
範囲に記載の「孔部」に相当する。又、上記の固定部材
(2b)が既述特許請求の範囲に記載の「固定部材」に相当
し、上記の基板(23)が既述特許請求の範囲に記載の「基
板」に相当し、上記の磁石(24)が既述特許請求の範囲に
記載の「磁石」に相当する。 [他の実施の形態] .図8は、本願発明に於ける他の実施の形態の固定具
(2) の側面図であり、図9は、図8のIXーIX断面図
である。
【0030】同図に示すものでは、上記の実施の形態の
係合部材(2a)の姿勢が変更されている。具体的には、係
合部材(2a)の延長部(22)が逆L字状断面に形成されると
共に、包囲部(21)は、屈曲片部(210) がレンジフード
(3) への吸着側とは反対側に位置する姿勢に配置されて
いる。尚、他の構成は、上記の実施の形態と同様であ
る。
【0031】.図10は、本願発明に於ける更に他の
実施の形態の固定具(2) の斜視図である。上記の実施の
形態では、開口(13)に貫通して縁巻部(12)より外周側に
開放する包囲部(21)を採用したが、これを、前記貫通せ
ず且つ縁巻部(12)より内周側に開放する包囲部(28)を採
用してもよい。この包囲部(28)として、板バネ製のもの
を採用できる。
【0032】同図に示す包囲部(28)は、延長部(22)の幅
方向の中央部に一体化され且つフードカバー(1) の一面
側に位置する円弧状断面の第1係合片(281) と、この第
1係合片(281) の前記幅方向の両外側に一体化され且つ
フードカバー(1) の他面側に位置する円弧状断面の一対
の第2係合片(282)(282)と、からなる。これら第1・第
2係合片(281)(282)によって、縁巻部(12)に対して係合
部材(2a)が脱着自在に係合するものとなる。
【0033】.上記の実施の形態では、フードカバー
(1) 用の固定具に本願発明を実施したが、縁巻部を有す
る金属箔成形品であるかぎり、他の物品にも使用でき
る。 .既述の「固定部材」としては、上記した磁石を利用
したものの他、脱着自在に固定できるかぎり、例えば、
平面ファスナー等の固着力を利用したものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於けるフードカバー
(1) 及びその固定具(2)(2)の正面図
【図2】図1のIIーII断面図
【図3】図1及び図2の固定具(2) の正面図
【図4】図3の固定具(2) の側面図
【図5】図1のフードカバー(1) のレンジフード(3) へ
の装着状態の説明図
【図6】図1のフードカバー(1) のレンジフード(3) へ
の他の装着状態の説明図
【図7】図6の装着状態での固定具(2) の要部斜視図
【図8】本願発明に於ける他の実施の形態の固定具(2)
の側面図
【図9】図8のIXーIX断面図
【図10】本願発明に於ける更に他の実施の形態の固定
具(2) の側面図
【図11】フードカバー(8) に装着された従来の固定具
(9)(9)の正面図
【図12】図11の固定具(9) をフードカバー(8) に装
着する際の斜視図
【図13】他の従来の固定具(9) の斜視図
【符号の説明】
(1) ・・・フードカバー (12)・・・縁巻部 (13)・・・開口 (3) ・・・レンジフード (2a)・・・係合部材 (2b)・・・固定部材 (24)・・・磁石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁巻部を有する金属箔成形品を所定箇所
    に固定する金属箔成形品用固定具であって、 前記縁巻部に対して弾性変形により脱着自在に係合する
    係合部材と、 前記係合部材に接続され且つ前記所定箇所に対して脱着
    自在に固定される固定部材と、 を具備する金属箔成形品用固定具。
  2. 【請求項2】 前記金属箔成形品は、前記縁巻部の内周
    側近傍に形成された開口を含み、 前記係合部材は、前記開口を貫通して前記縁巻部の外周
    側に開放するように前記縁巻部の断面を包囲する包囲部
    と、前記包囲部に於ける前記開放側の一端から前記外周
    側に延びる延長部と、を含み、前記固定部材は、前記延
    長部に一体化される請求項1に記載の金属箔成形品用固
    定具。
  3. 【請求項3】 前記係合部材は、板バネ製である請求項
    2に記載の金属箔成形品用固定具。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は、前記係合部材と一体的
    に形成される基板と、前記基板に固着される磁石と、を
    含む請求項3に記載の金属箔成形品用固定具。
  5. 【請求項5】 前記係合部材は、前記延長部にて表裏に
    貫通する孔部を含む請求項4に記載の金属箔成形品用固
    定具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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