JP2011247486A - 換気口カバー構造体 - Google Patents

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太郎 井上
Takamasa Shinohara
隆昌 篠原
Takashi Higaki
高志 檜垣
Kazuhiko Matsuda
和彦 松田
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Abstract

【課題】 取り付け容易で壁面に取り付け痕が残らない換気口カバー構造体を提供する。
【解決手段】 換気口カバー構造体1は、カバー本体10と、取付手段20と、フィルター30と、換気口60とからなる。取付手段20は、カバー本体10の裏面に取り付けられる磁性素材のプレート21と、フランジ部62の表面に取り付けられる磁石22とからなる。フィルター30は、プレート21と磁石22との間に配置され、かつ、開口11を内方から覆える大きさに形成されている。換気口カバー構造体1は、磁石22を取り付けた換気口60の上にフィルター30を重ね、更にカバー本体10を換気口60に重ねて組み立てられる。このような換気口カバー構造体1は、壁面61に取り付け痕を残さず、かつ、取り付け容易である。更に、フィルター30は、プレート21と磁石22とで挟まれて保持されるため、取り付け状態が安定したものとなるとともに、交換容易である。
【選択図】 図4

Description

この発明は換気口カバー構造体に関し、特に住宅室内に設置される換気口に適用する換気口カバー構造体に関するものである。
現在、シックハウス対策のため、住宅の室内については、原則として換気口の設置が義務付けられている。しかし、この換気口を用いて換気すると、外気と一緒に虫や花粉、埃等の微細ごみが室内に入り込んでしまう場合がある。そこで、以下に示されているような、換気口の通気孔に貼り付けるフィルターが提案されている。
図16は、このようなフィルターの取付過程を示した模式図である。
まず、図16の(1)を参照して、換気口60が壁面61を貫通するように設置されている。
換気口60は、壁面61にフランジ部62を有し、その中心付近に外気を取り込むための通気孔63が形成されたものである。
次に、図16の(2)を参照して、フィルター70が通気孔63に貼り付けられている。
フィルター70は、不織布や布等の、虫や微細ごみの通過を防ぎつつ外気を通す素材よりなり、通気孔63を覆うような大きさに形成されたものである。尚、フィルター70の片面には粘着剤が塗られており、フィルター70は、換気口60の表面に直接貼り付けることができる。このようにすると、通気孔63から室内に入り込む外気は必ずフィルター70を通過するため、換気の際に虫や微細ごみが室内に入り込まない。
上記のようなフィルターは、換気口に簡単に取り付けられるが、フィルターそのものが室内側に剥き出しになり、見た目が悪いものとなっていた。
そこで、特許文献1に示されているような、フィルター装置が提案されている。
図17は、特許文献1に示されている、従来のフィルター装置のハウジング本体の外観形状を示した正面図であり、図18は、図17で示したハウジング本体の取付過程を示した模式図であって、従来のフィルターの図16に対応した図であり、図19は、図18の(2)で示したXIX−XIXラインの拡大端面図である。
まず、図18及び図19を参照して、フィルター装置80は、ハウジング本体81と、ベースフレーム85とからなる。
次に、図17及び図19を参照して、ハウジング本体81は、換気口60を覆うような大きさに形成され、開口82を有するものである。ハウジング本体81には、開口82をハウジング本体81の外側から覆うフィルター83と、フィルター83をハウジング本体81の外側から覆い隠すフィルターカバー84とが取り付けられている。フィルター83は、不織布や布等の、虫や微細ごみの通過を防ぎつつ外気を通せる素材よりなる。
更に、図18及び図19を参照して、ベースフレーム85は、その内周が換気口60のフランジ部62の外周より大きく、かつ、ハウジング本体81と嵌合可能となるように形成されている。ベースフレーム85には、取り付けの際に用いる釘打ち孔86が複数形成されている。尚、換気口60は、図16に示されたものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
フィルター装置80の取り付けに当たっては、まず、図18の(1)を参照して、換気口60のフランジ部62周りの壁面61に、上述した釘打ち孔86の各々を通して壁面61に釘87を打ち込んで、ベースフレーム85を壁面61に取り付ける。
次に、図18の(2)を参照して、ベースフレーム85に、ハウジング本体81を嵌合させて、換気口60の全体をハウジング本体81で覆う。このようにして、フィルター装置80の取り付けが完了する。
このようにすると、通気孔63から室内に入り込む外気は必ずフィルター83を通過するため、換気の際に虫や微細ごみが室内に入り込まない。又、フィルター83が室内に直接露出しないため、視覚上好ましいものとなる。
特開2009−74707号公報
上記のようなフィルター装置は、まずベースフレームを取り付けた後ハウジング本体を装着させる必要があるため取付作業に手間がかかる。又、ベースフレームの取り付けに釘を用いるため、壁面に取り付け痕が残ってしまうものとなっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、取り付けが容易で壁面に取り付け痕が残らない換気口カバー構造体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、換気口カバー構造体であって、壁面にフランジ部を有する換気口と、換気口を覆うような大きさに形成され、開口を有する平板状のカバー本体と、フランジ部の表面及びカバー本体の裏面の少なくとも一方に設けられ、カバー本体をフランジ部に着脱自在に取付けることができる取付手段とを備えたものである。
このように構成すると、フランジ部を利用してカバー本体が取付けられる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、カバー本体は、木製材料より構成され、取付手段は、カバー本体及びフランジ部の一方に取付けられた磁性材料よりなるプレート又は磁石と、カバー本体及びフランジ部の他方に取付けられた磁石又はプレートとを含むものである。
このように構成すると、カバー本体が非磁性材料であっても取り付け可能となる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、プレートと磁石との間に配置され、開口を内方から覆うように取付けられるフィルターを更に備えたものである。
このように構成すると、フィルターはプレートと磁石とで挟まれる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成において、磁石は、少なくとも対向位置に一対設置され、フィルターの内面に接するように、磁石の各々に架け渡す磁性材料よりなる補強材を更に備えたものである。
このように構成すると、フィルターは補強材を介してカバー本体側に移動する。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、カバー本体は木製材料より構成され、取付手段は、カバー本体及びフランジ部の各々に取付けられた一対の面ファスナーを含むものである。
このように構成すると、カバー本体が非磁性材料であっても取り付け可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の構成において、面ファスナーの各々の間に配置され、開口を内方から覆うように取付けられるフィルターを更に備えたものである。
このように構成すると、フィルターは面ファスナーの各々で挟まれる。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、カバー本体は、磁性材料より構成され、取付手段は、フランジ部に取付けられた磁石を含むものである。
このように構成すると、カバー本体は磁石に吸着される。
請求項8記載の発明は、換気口カバー構造体であって、壁面にフランジ部を有する換気口と、換気口を覆うような大きさに形成されると共にフランジ部から外方に延びる平坦部を有し、開口を有する平板状のカバー本体と、フランジ部周りの壁面及び平坦部の裏面の少なくとも一方に設けられ、カバー本体を壁面に着脱自在に取付けることができる取付手段とを備えたものである。
このように構成すると、平坦部を利用してカバー本体が取付けられる。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、フランジ部を利用してカバー本体が取付けられるので、壁面に取り付け痕が残らない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、カバー本体が非磁性材料であっても取り付け可能となるので、カバー本体の材質を問わない。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、フィルターはプレートと磁石とで挟まれるので、フィルターの取り付け状態が安定する。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の効果に加えて、フィルターは補強材を介してカバー本体側に移動するので、フィルターの取り付け状態がより安定する。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、カバー本体が非磁性材料であっても取り付け可能となるので、カバー本体の材質を問わない。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加えて、フィルターは面ファスナーの各々で挟まれるので、フィルターの取り付け状態が安定する。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、カバー本体は磁石に吸着されるので、効率的な取り付けとなる。
請求項8記載の発明は、平坦部を利用してカバー本体が取付けられるので、カバー本体だけで換気口を覆うことができる。
この発明の第1の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した正面図である。 図1で示したカバー本体の背面図である。 図1で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第2の従来技術の図18に対応する図である。 図3の(2)で示したIV−IVラインの拡大端面図である。 この発明の第2の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した背面図であって、第1の実施の形態の図2に対応する図である。 図5で示したカバー本体の組み立て過程を示した模式図である。 図5で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第1の実施の形態の図3に対応する図である。 図7の(2)で示したVIII−VIIIラインの拡大端面図である。 この発明の第3の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した正面図であって、第1の実施の形態の図1に対応する図である。 図9で示したカバー本体の背面図であって、第1の実施の形態の図2に対応する図である。 図9で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第1の実施の形態の図3に対応する図である。 図11の(2)で示したXII−XIIラインの拡大端面図であって、第1の実施の形態の図4に対応する図である。 この発明の第4の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した背面図であって、第1の実施の形態の図2に対応する図である。 図13で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第1の実施の形態の図3に対応する図である。 図14の(2)で示したXV−XVラインの拡大端面図であって、第1の実施の形態の図4に対応する図である。 従来のフィルターの取付過程を示した模式図である。 特許文献1に示されている、従来のフィルター装置のハウジング本体の外観形状を示した正面図である。 図17で示したハウジング本体の取付過程を示した模式図であって、第1の従来技術の図16に対応した図である。 図18の(2)で示したXIX−XIXラインの拡大端面図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した正面図であり、図2は、図1で示したカバー本体の背面図であり、図3は、図1で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、従来のフィルター装置の図18に対応する図であり、図4は、図3の(2)で示したIV−IVラインの拡大端面図である。
まず、図3及び図4を参照して、換気口カバー構造体1は、カバー本体10と、取付手段20と、フィルター30と、換気口60とからなる。尚、換気口60は、図18に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。このように構成すると、取り付けるための部品点数が少なく、コスト減となる。
次に、図1、図2及び図4を参照して、カバー本体10は、合板をプレス成型したものからなり、換気口60を覆うような大きさに形成され、その中心付近に開口11を有する平板状のものである。
更に、図4を参照して、取付手段20は、鉄製等の磁性素材よりなるプレート21と、ヨーク23付の磁石22とからなる。このように構成すると、取付手段20は着脱自在のものとなり、使い勝手が良い。尚、磁石22はヨーク23を使用しているため、吸着力が上がり、かつ取り付けやすいものとなっている。
更に、図2、図3及び図4を参照して、プレート21は、カバー本体10の裏面であって開口11より外方に、図示しない両面テープによって、計4枚取り付けられる。このプレート21は2枚で一対とし、対になったプレート21同士は対向位置に設置される。又、磁石22は、換気口60のフランジ部62の表面であって、カバー本体10を換気口60に重ねたときにプレート21の各々が重なる部分にそれぞれ1つずつ、つまり計4つ、ヨーク23の表面に貼り付けた図示しない両面テープによって取り付けられる。このように構成すると、カバー本体10が非磁性材料であっても取付手段20を用いることができるので、カバー本体10の材質を問わなくて良い。
更に、図3及び図4を参照して、フィルター30は、不織布や布等の、微細ごみの通過を防ぎつつ外気を通せる素材よりなり、プレート21と磁石22との間に配置され、かつ、カバー本体10の開口11を内方から覆うように取り付けられる大きさに形成されている。このように構成することによる効果は後述する。
換気口カバー構造体1を組み立てるに当たっては、まず、図3の(1)を参照して、換気口60のフランジ部62に磁石22を取り付け、その上からフィルター30を重ねる。尚、フィルター30の大きさは上述の通りであるから、フィルター30は通気孔63を覆い、4つの磁石22の各々に部分的に被さる。
次に、図3の(2)を参照して、カバー本体10を換気口60に重ねる。このようにすると、プレート21が磁石22に引き付けられることにより、カバー本体10が換気口60のフランジ部62に取り付けられる。このようにして、換気口カバー構造体1の組み立てが完了する。
ここで再度図4を参照して、カバー本体10は、換気口60のフランジ部62を利用して取り付けられている。よって、換気口カバー構造体1は、壁面61に取り付け痕を残すものにならない。又、簡単にカバー本体10を取り付けることができる。
更に、フィルター30は、プレート21と磁石22とで挟まれて保持されるため、取り付け状態が安定したものとなるとともに、交換容易なものとなる。
図5は、この発明の第2の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した背面図であって、第1の実施の形態の図2に対応する図であり、図6は、図5で示したカバー本体の組み立て過程を示した模式図である。
まず、図5を参照して、第1の実施の形態によるカバー本体10において、プレート21が取り付けられていた位置に磁石22が取り付けられ、フィルター30と、鉄製ワイヤー等の磁性素材よりなる補強材40a及び40bとを備えたものに置き換えられている。尚、他の部分は図2に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
カバー本体10の組み立てに当たっては、まず、図6の(1)を参照して、磁石22をカバー本体10に取り付ける。
次に、図6の(2)を参照して、フィルター30を、開口11を覆い、かつ磁石22の各々に部分的に被さるように配置する。
更に、再度図5を参照して、対向位置に設置された一対の磁石22の各々に、フィルター30の内面に接するようにして補強材40a及び40bを架け渡す。このようにして、フィルター30を磁石22と補強材40a及び40bとで挟んで、カバー本体10に固定して、カバー本体10の組み立てが完了する。尚、補強材40a及び40が磁石22に架け渡されることによる更なる効果は後述する。
図7は、図5で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第1の実施の形態の図3に対応する図である。
図を参照して、第1の実施の形態による換気口60において、磁石22が取り付けられていた位置にプレート21が取り付けられたものに、第1の実施の形態によるカバー本体10が、第2の実施の形態によるカバー本体10に置き換えられている。尚、他の部分は図3に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
図8は、図7の(2)で示したVIII−VIIIラインの拡大端面図である。
図を参照して、プレート21と磁石22とからなる取付手段20によりカバー本体10がフランジ部62に取り付けられると、補強材40a及び40bが、フィルター30と共にプレート21と磁石22に挟み込まれる。
尚、上述の通り、補強材40a及び40bはフィルター30の内面に接するように磁石22の各々に架け渡されているから、フィルター30は補強材40a及び40bを介してカバー本体10の側に移動し、カバー本体10に押し付けられる。よって、フィルター30の取り付け状態がより安定する。
図9は、この発明の第3の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した正面図であって、第1の実施の形態の図1に対応する図であり、図10は、図9で示したカバー本体の背面図であって、第1の実施の形態の図2に対応する図である。
これらの図を参照して、第1の実施の形態によるカバー本体10が、カバー本体10の外周縁から外方に延びる平坦部12を有し、平坦部12の裏面にプレート21が取り付けられたものに置き換えられている。尚、プレート21の枚数やプレート21同士の設置位置の関係等、その他の部分は、図1及び図2に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
図11は、図9で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第1の実施の形態の図3に対応する図であり、図12は、図11の(2)で示したXII−XIIラインの拡大端面図であって、第1の実施の形態の図4に対応する図である。
これらの図を参照して、第1の実施の形態ではフランジ部62の表面に取り付けられていた磁石22が、フランジ部62の周りの壁面61に取り付けられている。又、第1の実施の形態によるカバー本体10が、第3の実施の形態によるカバー本体10に置き換えられている。更に、第1の実施の形態によるフィルター30が、カバー本体10の外縁からはみ出ないように、角を丸みを帯びるようにカットされたものに置き換えられている。尚、磁石22の個数やプレート21との設置位置の関係等、その他の部分は、図3及び図4に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
このように構成すると、平坦部12を利用してカバー本体10が取り付けられるから、カバー本体10だけで換気口60を覆うことができる。又、フランジ部62の表面と、カバー本体10の裏面との距離が近くなり、より安定したものとなる。
図13は、この発明の第4の実施の形態による換気口カバー構造体のカバー本体の外観形状を示した背面図であって、第1の実施の形態の図2に対応する図である。
図13を参照して、第1の実施の形態によるカバー本体10において、プレート21が取り付けられていた位置に面ファスナー26が取り付けられ、フィルター30を備えたものに置き換えられている。尚、第4の実施の形態では、フィルター30は不織布で形成されている。よって、フィルター30は面ファスナー26の各々と係合することで、カバー本体10に固定されている。尚、他の部分は図2に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
図14は、図13で示したカバー本体の取付過程を示した模式図であって、第1の実施の形態の図3に対応する図であり、図15は、図14の(2)で示したXV−XVラインの拡大端面図であって、第1の実施の形態の図4に対応する図である。
これらの図を参照して、第1の実施の形態による換気口60において、磁石22が取り付けられていた位置に面ファスナー27が取り付けられたものに、第1の実施の形態によるカバー本体10が、第4の実施の形態によるカバー本体10に置き換えられている。取付手段20は、面ファスナー26及び27からなる。尚、他の部分は図3及び図4に示したものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
このように構成すると、カバー本体10が非磁性材料であっても取り付け可能であるため、カバー本体10の材質が問われない。又、フィルター30が面ファスナー26及び27の各々で挟まれるため、フィルター30の取り付け状態が安定する。更に、取付手段20の厚みが薄くなるため、フランジ部62の表面とカバー本体10の裏面との距離が近くなり、より安定したものとなる。
尚、上記の各実施の形態では、換気口カバー構造体はフィルターを有するものであったが、フィルターを有さないものであっても良い。
又、上記の各実施の形態では、カバー本体は合板をプレス成型したものからなるものであったが、樹脂、金属、非金属、その他の素材よりなるものであっても良い。特に、取付手段として換気口側に磁石を設置する場合は、カバー本体の一部又は全部を磁性素材で構成すると、カバー本体自体が磁石に吸着されるため、効率的な取り付けとなり望ましい。又、カバー本体の意匠性を重視する場合は、カバー本体を天然材料の木材を3層構造以上にしたものをプレス成型すると、耐久性及び意匠性が高まり望ましい。
更に、上記の各実施の形態では、取付手段に挟んでフィルターを保持していたが、吸着剤、粘着剤、面ファスナー等を用いて保持しても良い。
更に、上記の各実施の形態では、取付手段の取り付けに両面テープを用いていたが、その他の吸着剤や粘着剤を用いても良い。
更に、上記の第1の実施の形態から第3の実施の形態では、磁石はヨークを使用するものとなっていたが、ヨークは無くても良い。
更に、上記の第1の実施の形態及び第3の実施の形態では、カバー本体の裏面にプレートを取り付けていたが、カバー本体の中にプレートをインサートした樹脂成型品を用いても良い。
更に、上記の第1の実施の形態及び第3の実施の形態では、カバー本体にプレートを、フランジ部に磁石を取り付けていたが、これらは入れ替えても良い。
更に、上記の第2の実施の形態では、カバー本体に磁石を、フランジ部にプレートを取り付けていたが、これらは入れ替えても良い。
更に、上記の第1の実施の形態、第3の実施の形態及び第4の実施の形態では、取付手段が4組設けられていたが、少なくとも1組設けられていれば良い。
更に、上記の第2の実施の形態では、4組の取付手段と、2つの補強材とを備えるものであったが、対向位置に設置される少なくとも一対の取付手段と、これに架け渡す少なくとも1つの補強材とが備えられていれば良い。
更に、上記の第2の実施の形態では、補強材はワイヤーとしていたが、磁性素材からなるものであれば、細幅の板等であっても良い。
1…換気口カバー構造体
10…カバー本体
11…開口
12…平坦部
20…取付手段
21…プレート
22…磁石
26…面ファスナー
27…面ファスナー
30…フィルター
40a、40b…補強材
60…換気口
61…壁面
62…フランジ部
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (8)

  1. 換気口カバー構造体であって、
    壁面にフランジ部を有する換気口と、
    前記換気口を覆うような大きさに形成され、開口を有する平板状のカバー本体と、
    前記フランジ部の表面及び前記カバー本体の裏面の少なくとも一方に設けられ、前記カバー本体を前記フランジ部に着脱自在に取付けることができる取付手段とを備えた、換気口カバー構造体。
  2. 前記カバー本体は、木製材料より構成され、
    前記取付手段は、前記カバー本体及び前記フランジ部の一方に取付けられた磁性材料よりなるプレート又は磁石と、前記カバー本体及び前記フランジ部の他方に取付けられた前記磁石又は前記プレートとを含む、請求項1記載の換気口カバー構造体。
  3. 前記プレートと前記磁石との間に配置され、前記開口を内方から覆うように取付けられるフィルターを更に備えた、請求項2記載の換気口カバー構造体。
  4. 前記磁石は、少なくとも対向位置に一対設置され、
    前記フィルターの内面に接するように、前記磁石の各々に架け渡す磁性材料よりなる補強材を更に備えた、請求項3記載の換気口カバー構造体。
  5. 前記カバー本体は木製材料より構成され、
    前記取付手段は、前記カバー本体及び前記フランジ部の各々に取付けられた一対の面ファスナーを含む、請求項1記載の換気口カバー構造体。
  6. 前記面ファスナーの各々の間に配置され、前記開口を内方から覆うように取付けられるフィルターを更に備えた、請求項5記載の換気口カバー構造体。
  7. 前記カバー本体は、磁性材料より構成され、
    前記取付手段は、前記フランジ部に取付けられた磁石を含む、請求項1記載の換気口カバー構造体。
  8. 換気口カバー構造体であって、
    壁面にフランジ部を有する換気口と、
    前記換気口を覆うような大きさに形成されると共に前記フランジ部から外方に延びる平坦部を有し、開口を有する平板状のカバー本体と、
    前記フランジ部周りの前記壁面及び前記平坦部の裏面の少なくとも一方に設けられ、前記カバー本体を前記壁面に着脱自在に取付けることができる取付手段とを備えた、換気口カバー構造体。
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