JP3520671B2 - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP3520671B2 JP17006896A JP17006896A JP3520671B2 JP 3520671 B2 JP3520671 B2 JP 3520671B2 JP 17006896 A JP17006896 A JP 17006896A JP 17006896 A JP17006896 A JP 17006896A JP 3520671 B2 JP3520671 B2 JP 3520671B2
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伸三 武川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピーカ装置に関す
る。詳しくは、スピーカ取付面に枠体を係合するための
リブを設けると共に、このリブの上面又は枠体の裏面に
多数の突起を設け、ネットの端部をこのリブと枠体との
係合によって挟持することによって、簡単にネットを取
り付けられるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なスピーカ装置では図8に
示すようにスピーカボックス3の前面に取り付けられて
いる単一または複数のスピーカ(この例では単一のスピ
ーカ2)を保護するためのネットパネル9が装着されて
いるのが普通である。このネットパネル9はスピーカ2
の取付面に対応した略矩形の枠体5に薄い布状のネット
4を貼り付けたものである。
【0003】スピーカ2の取付面の4隅には孔7が設け
られ、ここに枠体5の下側4隅に突設されたピン6が圧
入されて、ネットパネル9が取り付けられている。この
ネットパネル9はスピーカ2に塵埃などが付着するのを
防ぐと共に、スピーカ装置1に意匠的効果をもたせてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスピ
ーカ装置に取り付けられるネットパネル9は図9に示す
ようにネット4を枠体5に覆いかぶせ、その縁部を枠体
5の下端部に折り込んだ状態で貼付部13aが熱溶着や
接着剤などによって貼り付けられている。
【0005】このため、ネット4を枠体5に貼り付ける
工程が必要となり、組立作業が手間のかかるものとなっ
ていた。また、ネット4の貼り付けに接着剤を使用する
場合には接着剤が完全に乾くまで待たなければならず、
作業時間が長くなる。従って、作業効率が悪く、生産コ
ストの増大につながるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上述した問題を解決し
たものであって、ネットの貼り付け作業をなくして、簡
単な作業でネットをスピーカ装置に取り付けることがで
きるスピーカ装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るスピーカ装置では、スピーカが取り付
けられるスピーカボックスと、スピーカの取付面を覆う
ネットと、ネットを取り付けるためスピーカの取付面に
装着される枠体と、を備え、枠体の裏面に係合するリブ
をスピーカの取付面に設けると共に、リブの上面又は枠
体の裏面に滑り止め用の多数の突起を設け、ネットの端
部がリブと枠体との係合によって挟持され、かつ突起に
よってネットの架張状態が保持されることによって、ネ
ットが取り付けられていることを特徴とするものであ
る。
【0008】このスピーカ装置を組み立てるときは、ネ
ットをスピーカの取付面に載置して、その上から枠体を
装着する。このとき枠体の圧入リブが溝部に圧入され、
ネットの縁部が溝部に押し込まれて挟持される。また、
ネットは外側方向に引っ張られるので全体として張りが
与えられると共に、突起がネットに深く刺さって保持さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係るスピーカ装
置の第1の実施の形態について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0010】図1にこの発明に係るスピーカ装置10の
構成を示す。スピーカ装置10はスピーカボックス11
と、スピーカ14a,14bを保護するためのネット1
3と、このネット13を挟んで固定するための枠体12
とから構成されている。
【0011】スピーカボックス11は略直方体の箱体で
あり、図2に示すようにその前面(スピーカ取付面)1
5には略矩形の突出面22が形成され、その略中央に2
個のスピーカ取付孔21a,21bが設けられる。この
スピーカ取付孔21a,21bには内側から大小2個の
スピーカ14a,14bが取付固定される。
【0012】突出面22の周囲には壁状のリブ17が設
けられており、図3に示すように突出面22とリブ17
との間は枠体12が係合する一定幅の溝部16となって
いる。リブ17の上面にはネット13(図1)に対する
滑り止め用の針状の突起18が所定間隔をもって多数形
成されている。
【0013】図2に示すようにスピーカ取付面15の4
隅には枠体12(図1)のピン(図示しない)が圧入さ
れる固定用の孔19が4個穿設される。また、スピーカ
取付面15であって突出面22の範囲外に音響効果を高
めるためのダクト20,20が2個穿設されている。
【0014】枠体12は図1に示すように溝部16に係
合するようにその内周側に圧入リブ12aが突出して設
けられ、断面U字状の枠体の一部をなしている。圧入リ
ブ12aは溝部16に圧入されるため、その幅は溝部1
6の幅に略一致するように設定される。また、枠体12
は、その裏面4隅に孔19(図3)に圧入されるピン
(図示しない)が設けられると共に、ダクト20,20
(図1)に対応するダクト孔23,23が穿設されてい
る。
【0015】ネット13はその縁部がリブ17の外側縁
端部より僅かにはみ出すようにやや大きめのものが使用
される。ネット13の端部はリブ17と枠体12との係
合によって挟持され、かつ突起18が刺さることによっ
て保持されている。
【0016】以上のように構成されたスピーカ装置の組
立手順について説明する。まず、図4および図5に示す
ようにネット13をスピーカ取付面15に載置する。こ
のときネット13の縁部がリブ17にかかるようにする
ことによって、ネット13の縁部に突起18が軽く刺さ
り所定位置で保持される。
【0017】次に、図6に示すように枠体12をスピー
カ取付面15に装着する。このとき、圧入リブ12aが
溝部16に圧入され、ネット13の縁部が溝部16に押
し込まれる。これによってネット13は外側方向に引っ
張られ、全体として張りが与えられた状態で圧入リブ1
2aと溝部16との係合によって挟持されると共に、ネ
ット13が突起18に深く刺さって架張状態が保持され
る。そして、枠体12のピン(図示しない)が孔19
(図1)に圧入されて、枠体12が装着固定される。
【0018】このようにネット13を載置し、その上か
ら枠体12を装着するだけで、ネット13をスピーカボ
ックス11に取り付けることができる。したがって、図
8に示す従来のスピーカ装置のようにネット4を枠体5
に貼り付ける必要がないので、簡単な作業で組み立てる
ことができる。
【0019】図7にこの発明に係る第2の実施の形態を
示す。この第2の実施の形態ではネット13に対する滑
り止め用の突起31を圧入リブ12aの下端面であって
外側の角部に設けたものである。
【0020】枠体12をスピーカ取付面15に装着し、
圧入リブ12aが溝部16に圧入されると、ネット13
の縁部が溝部16に押し込まれる。これによってネット
13は外側方向に引っ張られ、全体として張りが与えら
れた状態で圧入リブ12aと溝部16との係合によって
挟持される。ここで引っ張られるネット13は圧入リブ
12aの角部に強く圧着されるので、突起31に深く刺
さって架張状態が保持される。
【0021】このように第2の実施の形態においても、
ネット13を載置して枠体12を装着するだけで、ネッ
ト13をスピーカボックス11に取り付けることがで
き、簡単な作業で組み立てることができる。。
【0022】なお、この実施の形態では2個のスピーカ
14a,14bが取り付けられていたが、これに限定さ
れず単数又は3個以上であってもよい。また、枠体12
をスピーカボックス11に圧入し、接着などの手段によ
り固定してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、枠体を
スピーカボックスに装着するだけでネットを取り付ける
ことができるようにしたものである。
【0024】これによれば、接着剤や熱溶着等によりネ
ットを枠体に貼り付ける作業が不要になる。したがっ
て、スピーカ装置を短時間で組み立てることができるの
で作業効率が上がり、生産コストを低減できる。また、
枠体をスピーカボックスに圧入のみで固定した場合に
は、ネットが何らかの原因で破れた場合でも枠体を外し
てネットのみの交換が可能であるから、簡単な作業で安
価に修理を行うことができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるスピーカ装置10の
斜視図である。
【図2】スピーカボックス11の斜視図である。
【図3】突起18が形成されているリブ17周辺の拡大
図である。
【図4】スピーカボックス11上にネット13が載置さ
れた場合の斜視図である。
【図5】ネット13を載置した状態の断面図である。
【図6】枠体12を装着した状態の断面図である。
【図7】本発明に係る第2の実施の形態の構成を示す断
面図である。
【図8】従来のスピーカ装置1の一例を示す斜視図であ
る。
【図9】枠体5の断面図である。
【符号の説明】
1,10 スピーカ装置 4,13 ネット 5,12 枠体 3,11 スピーカボックス 2,14a,14b スピーカ 12a 圧入リブ 15 スピーカ取付面 16 溝部 17 リブ 18,31 突起 22 突出面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカが取り付けられるスピーカボッ
    クスと、 上記スピーカの取付面を覆うネットと、 上記ネットを取り付けるため上記スピーカの取付面に装
    着される枠体と、を備え、 上記枠体の裏面に係合するリブを上記スピーカの取付面
    に設けると共に、 上記リブの上面に滑り止め用の多数の突起を設け、 上記ネットの端部が上記リブと上記枠体との係合によっ
    て挟持され、 かつ上記突起によって上記ネットの架張状態が保持され
    ることによって、上記ネットが取り付けられていること
    を特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 スピーカが取り付けられるスピーカボッ
    クスと、 上記スピーカの取付面を覆うネットと、 上記ネットを取り付けるため上記スピーカの取付面に装
    着される枠体と、を備え、 上記枠体の裏面に係合するリブを上記スピーカの取付面
    に設けると共に、 上記枠体の裏面に滑り止め用の多数の突起を設け、 上記ネットの端部が上記リブと上記枠体との係合によっ
    て挟持され、 かつ上記突起によって上記ネットの架張状態が保持され
    ることによって、上記ネットが取り付けられていること
    を特徴とするスピーカ装置。
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