JPH1020372A - オートストロボの調節装置 - Google Patents

オートストロボの調節装置

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Publication number
JPH1020372A
JPH1020372A JP17625096A JP17625096A JPH1020372A JP H1020372 A JPH1020372 A JP H1020372A JP 17625096 A JP17625096 A JP 17625096A JP 17625096 A JP17625096 A JP 17625096A JP H1020372 A JPH1020372 A JP H1020372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strobe
camera
adjusting
hole
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP17625096A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Naruse
睦己 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP17625096A priority Critical patent/JPH1020372A/ja
Priority to CN97118054.7A priority patent/CN1133098C/zh
Publication of JPH1020372A publication Critical patent/JPH1020372A/ja
Priority to HK98109289A priority patent/HK1008247A1/xx
Priority to HK04108638A priority patent/HK1065859A1/xx
Pending legal-status Critical Current

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの組み立て後にオートストロボの調光
レベルの調節を行うことを可能にし、かつ、カメラの美
観を保持するために、調節部材を外部に露出させないよ
うにしたオートストロボの調節装置を提供する。 【解決手段】 本体部5の背面側には、フイルムパック
収納部23が設けられ、このフイルムパック収納部23
の露光側には、フイルムパック収納部23を受け止める
内部壁面24が設けられている。この内部壁面24の上
部には、調節装置40を構成する可変抵抗18をフイル
ムパック収納部23から操作可能にする貫通穴24bが
設けられる。可変抵抗18は、この貫通穴24bに面す
るように、ストロボ回路基盤16に取り付けられてお
り、貫通穴24bから、例えばドライバ34を差し込む
ことにより、インスタントカメラ2の組み立て後でもオ
ートストロボの調光レベルを調節する可変抵抗18を操
作することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートストロボに
関するものであり、更に詳しくは、調光レベルの調節装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトカメラやインスタントカメラ
など、各種カメラに幅広く搭載されているオートストロ
ボは、周知のとおり、ストロボ発光部から照射され被写
体に反射したストロボ光を、受光部で受光し、最適な露
光に必要な光量に達した時に、ストロボ光の照射を停止
させるものである。
【0003】オートストロボ装置を組み込んだカメラ
は、最も良いタイミングでストロボ光の発光が停止する
ように、カメラ製造時に、ストロボ光の調光レベルの調
節を行う必要がある。このような調光レベルの調節を行
う装置の調節部材は、オートストロボの回路基盤に直接
取り付けられているのが通常である。従って、ストロボ
光の調光レベルの調節は、カメラの組み立て途中にオー
トストロボをテスト動作させ、最適なタイミングでスト
ロボ光の発光が停止するように、回路基盤上の調節部材
を操作して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストロ
ボ光の調光レベルの調節のために、カメラの組み立て途
中にオートストロボをテスト動作させることは、連続し
た組み立て工程の中断を伴うので、組み立て効率を大き
く低下させる原因となり、作業性の面からも問題であっ
た。
【0005】このため、カメラの組み立て完了後に、上
述したようなオートストロボの調光レベルの調節を行う
ことも考えられるが、オートストロボの調節部材は、製
造時にオートストロボの調節のために操作した後は、通
常、操作することはないので、このような調節部材をカ
メラの外面に露出させると、撮影者が誤って調節部材に
触れて、オートストロボの誤動作の原因にもなる。ま
た、不必要に部材を外面に露出させることは、カメラの
外観が見苦しくなり、商品性の低下にもつながる。
【0006】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、カメラの組み立て後にオートストロボの調
光レベルの調節を行うことを可能にし、かつ、カメラの
美観を保持するために、調節部材を外部に露出させない
ようにしたオートストロボの調節装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の調節装置においては、カメラのフイルム装
填時に開閉される蓋部材を閉じたときに、この蓋部材に
よって覆われるフイルム装填室の壁面に貫通穴を形成
し、蓋部材の開放時に貫通穴を通してオートストロボの
調光レベル調節用の部材を操作できるようにしたもので
ある。また、請求項2においては、前記カメラは、イン
スタントカメラであり、前記貫通穴は、フイム装填室に
装填されたフイルムパックで覆われる位置に設けたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、オー
トストロボ内蔵のインスタントカメラを例に説明する。
図2は、本発明を実施したオートストロボの調整装置が
内蔵されたインスタントカメラを示す外観斜視図であ
り、図3は、その分解斜視図である。インスタントカメ
ラ2は、鏡胴3、オートストロボ4などが設けられた本
体部5と、この本体部5を前後から覆う前カバー6、後
カバー7とからなる。
【0009】前カバー6には、撮影レンズ11、ファイ
ンダー12、ストロボ発光部13等を露出させる開口が
設けられている。また、左側にはインスタントカメラ2
を握持するグリップ部14が形成され、この上面にはレ
リーズボタン15が設けられている。そして、前カバー
6の前面には、後ほど詳述するオートストロボ4の受光
部19が設けられている。
【0010】本体部5の中央には、周知の撮影機構(図
示せず)や、撮影レンズ11を保持する鏡胴3が設けら
れ、右上方には、ファインダー12が設けられている。
そして、本体部5の上部には、インスタントフイルム3
2を外部に排出するための排出口25が設けられ、ま
た、その近傍には、オートストロボ4が設けられてい
る。オートストロボ4は、閃光放電管13aやリフレク
タ13b等からなるストロボ発光部13と、ストロボ回
路基盤16、及び被写体に反射したストロボ光を受光す
る受光部19とからなる。
【0011】ストロボ回路基盤16上には、メインコン
デンサ17などオートストロボ回路に必要な部材が載置
されている。また、ストロボ回路基盤16には、オート
ストロボ4の調光レベルを調節する調節装置40を構成
する、調節用の部材の一例である可変抵抗18が設けら
れている。
【0012】図4に示すように、オートストロボ4を構
成する回路は、電源41、メインコンデンサ17、昇圧
回路42、閃光放電管13a、逆バイアス回路43、及
び、ストロボ調光用の受光回路44等から構成される。
逆バイアス回路43は、受光回路44からの信号により
閃光放電管13aの発光を停止させる回路である。受光
回路44は、フォトトランジスタからなる受光部19、
シャッタ動作完了に連動するリセットスイッチ53、コ
ンパレータ47等から構成される。
【0013】このような回路構成により、撮影機構(図
示せず)に連動しているスイッチ48が、シャッタ羽根
の動作によりオンすると、サイリスタ49のゲートG1
にトリガパルスが入力される。そして、予め昇圧回路4
2を介してメインコンデンサ17に充電されていた電荷
が閃光放電管13aに流れてストロボ発光する。同時
に、トランジスタ51のベースG2にハイレベル信号が
入力され、受光回路44が動作を開始する。
【0014】被写体に照射され反射したストロボ光が受
光部19に入射すると、入射した光量に比例してコンデ
ンサ52が光量積分を行う。コンデンサ52の端子電圧
が可変抵抗18の抵抗値で決まる基準電圧に達すると、
コンパレータ47の出力が反転して逆バイアス回路43
を動作させ、サイリスタ49を逆バイアスする。これに
より、サイリスタ49がオフして閃光放電管13aの発
光が停止する。そして、シャッタ動作完了に連動してリ
セットスイッチ53が一定時間オンし、コンデンサ52
を放電させる。また、トランジスタ51のベースG2の
信号をローレベルにして受光回路44をオフにする。
【0015】可変抵抗18を操作して抵抗値を変更し、
基準電圧を調節することにより、コンパレータ47が反
転出力する電圧レベルが変わるため、オートストロボ4
の調光レベルを調節することができる。なお、可変抵抗
18は、例えばマイナスドライバ34等の治具を差し込
んで回すことにより、抵抗値を変化させる。
【0016】図1に示すように、本体部5の背面側に
は、インスタントフイルム32が積層された写真フイル
ムパック31を収納するためのフイルムパック収納部2
3が設けられている。このフイルムパック収納部23の
露光側には、フイルムパック収納部23を受け止める内
部壁面24が設けられている。この内部壁面24には、
インスタントフイルム32を露光させるためのアパーチ
ャ25に面して設けられた露光開口24aが設けられて
いる。そして、この露光開口24aの上部には、前述し
た可変抵抗18をフイルムパック収納部23から操作可
能にする、調節装置40を構成する貫通穴24bが設け
られる。
【0017】調節装置40の可変抵抗18は、この貫通
穴24bに面するように、ストロボ回路基盤16に取り
付けられており、貫通穴24bから、例えばドライバ3
4を差し込むことにより、インスタントカメラ2の組み
立て後でも、オートストロボ4の調光レベルを調節する
可変抵抗18を操作することが可能になる。
【0018】後カバー7には、フイルムパック収納部2
3を露出、閉鎖するための裏蓋27が回動自在に設けら
れる。この裏蓋27の内側には、フイルムパック収納部
23に入り込んで、収納されているインスタントフイル
ム32を露光開口24a側に押し付けるための押圧バネ
28が設けられている。この裏蓋27を閉じることによ
り、フイルムパック収納部23は光密に閉鎖され、貫通
穴24bも外部に露出せずに覆われる。
【0019】このような構成のインスタントカメラの作
用について説明する。本発明のインスタントカメラ2を
組み立てる際には、予め鏡胴3が取り付けられた本体部
5の上部に、オートストロボ4を取り付ける。そして、
この本体部5の前後に前カバー6,及び後カバー7を各
々取り付けて、インスタントカメラ2の組み立てが完了
する。
【0020】次に、組み立てが完了したインスタントカ
メラ2のオートストロボ4の調節を行う。オートストロ
ボ4は、ストロボ発光部13が適正な光量を被写体に照
射した時に、正確に発光が停止するように、個々の装置
毎に発光停止タイミングを調節する。この調節は、裏蓋
27を開けてフイルムパック収納部23を露出させ、内
部壁面24の貫通穴24bにドライバ34を差し込む。
【0021】オートストロボ4の調光レベルを調節する
ための可変抵抗18は、ストロボ回路基盤16上の貫通
穴24bに面した位置に取り付けられているので、貫通
穴24bにドライバ34を差し込むことにより、インス
タントカメラ2の組み立て完了後でも、この可変抵抗1
8を容易に操作することが可能である。
【0022】この調節は、一定距離離れたテスト用の被
写体に向かって、オートストロボ4のストロボ発光部1
3を発光させながら可変抵抗18を操作し、予め定めら
れた調光レベルでストロボ発光が停止するまで調節を行
う。このようにして調節されたオートストロボ4は、被
写体距離に応じて常に適正なタイミングでストロボ発光
が停止するので、最適な露光状態でストロボ撮影を行う
ことが出来る。
【0023】そして、調節後に裏蓋27を閉じれば、こ
の調節装置40の貫通穴24bは覆い隠され、外部に露
出することはないので、インスタントカメラ2の良好な
外観を損ねることもない。
【0024】本発明のインスタントカメラ2を使用する
際には、先ず、フイルムパック収納部23に写真フイル
ムパック31を収納する。そして、グリップ部14を握
ってインスタントカメラ2を保持し、撮影を行う被写体
の撮影範囲をファインダー12で確認する。撮影範囲が
決まったらレリーズボタン15を押圧すると、撮影機構
が動作して撮影が行われる。
【0025】この時、被写体からの光量が不足している
場合、自動的にオートストロボ4が動作する。レリーズ
ボタン15の押圧と同時にストロボ発光部13からスト
ロボ光が被写体に照射される。被写体で反射したストロ
ボ光が適正露光に必要な光量だけ受光部19に入射する
と、コンパレータ47の出力が反転して逆バイアス回路
43を動作させ、サイリスタ49を逆バイアスし、閃光
放電管13aの発光が停止する。これにより、ストロボ
光が適正な光量だけ被写体に照射され、鮮明な被写体像
がインスタントフイルム32に記録される。
【0026】なお、上述した実施形態においては、カメ
ラの例としてインスタントカメラを取り上げているが、
勿論、これに限定されるものではなく、コンパクトカメ
ラや一眼レフカメラなど、各種カメラに搭載されるオー
トストロボに適用可能である。
【0027】また、上述した実施形態においては、オー
トストロボの調光レベルを調節するための調節部材を操
作する貫通穴を、フイルムパック収納室の内部壁面に設
けているが、これ以外にも、例えば、貫通穴を電池室の
内部壁面に設け、この貫通穴に相対する位置に調節部材
を設けるようにしてもよく、貫通穴の位置を限定するも
のではない。
【0028】さらに、上述した実施形態においては、オ
ートストロボの調光レベルを調節するための調節部材を
可変抵抗としているが、もちろん、これに限定されるも
のではなく、オートストロボ回路の構成に応じて各種調
節部材が選択される。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のオートストロボ
の調節装置によれば、カメラのフイルム装填時に開閉さ
れる蓋部材を閉じたときに、この蓋部材によって覆われ
るフイルム装填室の壁面に貫通穴を形成し、蓋部材の開
放時に貫通穴を通してオートストロボの調光レベル調節
用の部材を操作できるようにしたので、カメラの組み立
て後にオートストロボの調光レベルの調節を行うことを
可能にし、かつ、カメラの美観を保持するために、調節
部材を外部に露出させないようにしたオートストロボの
調節装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したオートストロボの調節装置を
搭載したインスタントカメラを背面から見たときの説明
図である。
【図2】本発明を実施したオートストロボの調節装置を
搭載したインスタントカメラの外観斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】オートストロボの回路例を示す回路図である。
【符号の説明】
2 インスタントカメラ 4 オートストロボ 16 ストロボ回路基盤 18 可変抵抗 23 フイルムパック収納室 24 内部壁面 24b 貫通穴 40 調節装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートストロボを内蔵したカメラにおい
    て、フイルム装填時に開閉される蓋部材を閉じたとき
    に、この蓋部材によって覆われるフイルム装填室の壁面
    に貫通穴を形成し、前記蓋部材の開放時に前記貫通穴を
    通して前記オートストロボの調光レベル調節用の部材を
    操作できるようにしたことを特徴とするオートストロボ
    の調節装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラは、インスタントカメラであ
    り、前記貫通穴は、フイム装填室に装填されたフイルム
    パックで覆われる位置に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のオートストロボの調節装置。
JP17625096A 1996-07-04 1996-07-05 オートストロボの調節装置 Pending JPH1020372A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17625096A JPH1020372A (ja) 1996-07-05 1996-07-05 オートストロボの調節装置
CN97118054.7A CN1133098C (zh) 1996-07-04 1997-07-04 照相机
HK98109289A HK1008247A1 (en) 1996-07-04 1998-07-20 Photographic camera
HK04108638A HK1065859A1 (en) 1996-07-04 2004-11-03 Photographic camera

Applications Claiming Priority (1)

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JP17625096A JPH1020372A (ja) 1996-07-05 1996-07-05 オートストロボの調節装置

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JPH1020372A true JPH1020372A (ja) 1998-01-23

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ID=16010287

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JP17625096A Pending JPH1020372A (ja) 1996-07-04 1996-07-05 オートストロボの調節装置

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