JP2001083562A - カメラの自動露光制御装置 - Google Patents
カメラの自動露光制御装置Info
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- JP2001083562A JP2001083562A JP25948099A JP25948099A JP2001083562A JP 2001083562 A JP2001083562 A JP 2001083562A JP 25948099 A JP25948099 A JP 25948099A JP 25948099 A JP25948099 A JP 25948099A JP 2001083562 A JP2001083562 A JP 2001083562A
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- plate
- diaphragm
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絞り切り換えに必要な電池の消耗を抑える。
【解決手段】 絞り板37を回動自在に取り付ける。絞
り板37と、ソレノイドの可動鉄心53とを連動させ
る。可動鉄心53に、絞り板37を復帰バネ54で時計
方向に付勢する。ガイド板56をコイルバネ58によっ
て反時計方向に付勢し、ガイドピン37dと係合させ
る。ガイド板56は、復帰バネ54とガイドピン37d
との共同によりトグル動作する。ガイド板56は、その
第1又は第2の保持面61,62をガイドピン37dに
押しつけて、絞り板37を小絞り位置又は大絞り位置で
保持する。ソレノイドが作動して可動鉄心53が吸引さ
れると、絞り板37が回動する。これよりガイド板56
がトグル動作して、ガイドピン37dが往動経路面63
又は復動経路面64に案内されて、絞り板37が他方の
位置に移動する。
り板37と、ソレノイドの可動鉄心53とを連動させ
る。可動鉄心53に、絞り板37を復帰バネ54で時計
方向に付勢する。ガイド板56をコイルバネ58によっ
て反時計方向に付勢し、ガイドピン37dと係合させ
る。ガイド板56は、復帰バネ54とガイドピン37d
との共同によりトグル動作する。ガイド板56は、その
第1又は第2の保持面61,62をガイドピン37dに
押しつけて、絞り板37を小絞り位置又は大絞り位置で
保持する。ソレノイドが作動して可動鉄心53が吸引さ
れると、絞り板37が回動する。これよりガイド板56
がトグル動作して、ガイドピン37dが往動経路面63
又は復動経路面64に案内されて、絞り板37が他方の
位置に移動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体輝度に応じ
て絞り板を移動させて露光制御を行うカメラの自動露光
制御装置に関するものである。
て絞り板を移動させて露光制御を行うカメラの自動露光
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】予め写真フイルムが装填された1回使用
型の簡易型カメラとして、レンズ付きフイルムユニット
が知られている。このレンズ付きフイルムユニットは、
1回使用型であることから、徹底した構造の簡単化、低
コスト化が図られている。他方で、画質向上の要請か
ら、被写体輝度に応じて自動的に絞り切り換えを行って
露光制御を行う自動露光制御装置を備えたものが検討さ
れている。
型の簡易型カメラとして、レンズ付きフイルムユニット
が知られている。このレンズ付きフイルムユニットは、
1回使用型であることから、徹底した構造の簡単化、低
コスト化が図られている。他方で、画質向上の要請か
ら、被写体輝度に応じて自動的に絞り切り換えを行って
露光制御を行う自動露光制御装置を備えたものが検討さ
れている。
【0003】この自動露光制御装置は、例えば、特開平
9−5817号公報に示すように、絞り開口が設けられ
た絞り板と、この絞り板を駆動する電磁石と、この電磁
石をオン/オフすることで絞り開口を切り換える絞り制
御回路とからなる。この絞り制御回路は、シャッタ半押
し操作によって絞り制御回路をオンする作動スイッチ
と、被写体輝度に応じた輝度信号を出力する測光部と、
この輝度信号を受けて、それが所定値に達した時に前記
電磁石を作動させるスイッチングトランジスタとを備え
ている。これによれば、シャッタ半押し操作によって前
記絞り制御回路が作動し、被写体輝度に応じて自動的に
露光制御が行われるので、誰でも簡単に適正な露出量で
撮影することができる。
9−5817号公報に示すように、絞り開口が設けられ
た絞り板と、この絞り板を駆動する電磁石と、この電磁
石をオン/オフすることで絞り開口を切り換える絞り制
御回路とからなる。この絞り制御回路は、シャッタ半押
し操作によって絞り制御回路をオンする作動スイッチ
と、被写体輝度に応じた輝度信号を出力する測光部と、
この輝度信号を受けて、それが所定値に達した時に前記
電磁石を作動させるスイッチングトランジスタとを備え
ている。これによれば、シャッタ半押し操作によって前
記絞り制御回路が作動し、被写体輝度に応じて自動的に
露光制御が行われるので、誰でも簡単に適正な露出量で
撮影することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
自動露光制御装置では、被写体輝度が所定値に達した時
に電磁石の駆動を開始して絞り板を切り換え、被写体輝
度が前記所定値を越えている間、電磁石を駆動しつづけ
ることにより、絞り板を所定位置に保持している。この
ため、絞り板を保持するためには電磁石に給電しつづけ
なければならず、電池の消耗が激しいという問題があ
る。
自動露光制御装置では、被写体輝度が所定値に達した時
に電磁石の駆動を開始して絞り板を切り換え、被写体輝
度が前記所定値を越えている間、電磁石を駆動しつづけ
ることにより、絞り板を所定位置に保持している。この
ため、絞り板を保持するためには電磁石に給電しつづけ
なければならず、電池の消耗が激しいという問題があ
る。
【0005】前述した課題を解決するために、本発明
は、電池の消耗が少ないカメラの自動露光制御装置を提
供することを目的とする。
は、電池の消耗が少ないカメラの自動露光制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のカメラの自動露光制御装置は、少なくとも
1つの絞り開口が形成され、この絞り開口が撮影光路上
に位置して絞り径を小さくする小絞り位置と、前記絞り
開口が撮影光路上から退避して絞り径を大きくする大絞
り位置との間で移動自在に設けられた絞り板と、絞り板
が前記小絞り位置及び大絞り位置に移動するように絞り
板を一方向に付勢するバネと、このバネで付勢された絞
り板を小絞り又は大絞りのいずれか一方の位置まで移動
させる第1位置と、前記バネの付勢に抗して絞り板を他
方の位置に保持する第2位置との間でトグル動作する絞
り板保持手段と、被写体輝度に応じた光電信号を出力す
る測光手段と、前記光電信号のレベルが予め設定された
閾値を上回るように、又は下回るように変化したことを
検知してそれぞれ切り換え信号を出力し、かつ電源投入
時に前記測光手段から得られる光電信号のレベルを前記
閾値と比較し、前記小絞り位置又は大絞り位置のいずれ
かに決められた絞り板の初期セット位置が被写体輝度に
適合していない場合に切り換え信号を出力する絞り制御
回路と、前記切り換え信号の入力ごとに一定時間駆動さ
れ、前記絞り保持手段をトグル動作させて絞り板を大絞
り位置と小絞り位置との間で交互に切り換える電磁駆動
手段とを備えたことを特徴とするものである。
に、本発明のカメラの自動露光制御装置は、少なくとも
1つの絞り開口が形成され、この絞り開口が撮影光路上
に位置して絞り径を小さくする小絞り位置と、前記絞り
開口が撮影光路上から退避して絞り径を大きくする大絞
り位置との間で移動自在に設けられた絞り板と、絞り板
が前記小絞り位置及び大絞り位置に移動するように絞り
板を一方向に付勢するバネと、このバネで付勢された絞
り板を小絞り又は大絞りのいずれか一方の位置まで移動
させる第1位置と、前記バネの付勢に抗して絞り板を他
方の位置に保持する第2位置との間でトグル動作する絞
り板保持手段と、被写体輝度に応じた光電信号を出力す
る測光手段と、前記光電信号のレベルが予め設定された
閾値を上回るように、又は下回るように変化したことを
検知してそれぞれ切り換え信号を出力し、かつ電源投入
時に前記測光手段から得られる光電信号のレベルを前記
閾値と比較し、前記小絞り位置又は大絞り位置のいずれ
かに決められた絞り板の初期セット位置が被写体輝度に
適合していない場合に切り換え信号を出力する絞り制御
回路と、前記切り換え信号の入力ごとに一定時間駆動さ
れ、前記絞り保持手段をトグル動作させて絞り板を大絞
り位置と小絞り位置との間で交互に切り換える電磁駆動
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】なお、前記電磁駆動手段を一定ストローク
往復移動するソレノイドで構成することが好ましい。ま
た、前記絞り制御回路に給電を行うオン位置とその給電
を断つオフ位置との間で移動自在なスイッチを備え、こ
のスイッチをオフ位置に移動することに連動して前記絞
り板を前記初期セット位置に移動させることが好まし
い。さらに、カメラにストロボ装置を内蔵した場合に
は、前記スイッチをストロボスイッチと連動させること
が好ましい。
往復移動するソレノイドで構成することが好ましい。ま
た、前記絞り制御回路に給電を行うオン位置とその給電
を断つオフ位置との間で移動自在なスイッチを備え、こ
のスイッチをオフ位置に移動することに連動して前記絞
り板を前記初期セット位置に移動させることが好まし
い。さらに、カメラにストロボ装置を内蔵した場合に
は、前記スイッチをストロボスイッチと連動させること
が好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のカメラの自動露光制御装
置が内蔵されたレンズ付きフイルムユニット11の外観
及び内部構造の概略を示す図2及び図3において、レン
ズ付きフイルムユニット11は、中央に露光部12が設
けられ、その横にストロボ装置13が組み付けられた本
体基部14と、その前後に被せられる前カバー16及び
後カバー17とから構成されるユニット本体と、カート
リッジ18及びカートリッジ18から引き出してロール
形態にした写真フイルム19とからなる。カートリッジ
18及び写真フイルム19は、本体基部14に形成され
たカートリッジ収納室14a,フイルム収納室14bに
それぞれレンズ付きフイルムユニットの製造時点で予め
組み込まれる。
置が内蔵されたレンズ付きフイルムユニット11の外観
及び内部構造の概略を示す図2及び図3において、レン
ズ付きフイルムユニット11は、中央に露光部12が設
けられ、その横にストロボ装置13が組み付けられた本
体基部14と、その前後に被せられる前カバー16及び
後カバー17とから構成されるユニット本体と、カート
リッジ18及びカートリッジ18から引き出してロール
形態にした写真フイルム19とからなる。カートリッジ
18及び写真フイルム19は、本体基部14に形成され
たカートリッジ収納室14a,フイルム収納室14bに
それぞれレンズ付きフイルムユニットの製造時点で予め
組み込まれる。
【0009】前カバー16には、その前面に、撮影レン
ズ20を露呈する撮影窓21,ファインダ対物窓22,
ストロボ発光窓23が形成されており、その上面にはシ
ャッタボタン24を露呈する開口,フイルムカウンタ窓
25が形成されている。撮影窓21の横にはCdS26
が、その横にはストロボスイッチ27が取り付けられ
る。CdS26は、自動露光制御装置の測光手段であ
り、周知のように、受光する輝度に応じてその抵抗値が
変化する光導電素子である。自動露光制御装置は、この
抵抗値の変化を利用して、自動的に絞りを切り換える。
ズ20を露呈する撮影窓21,ファインダ対物窓22,
ストロボ発光窓23が形成されており、その上面にはシ
ャッタボタン24を露呈する開口,フイルムカウンタ窓
25が形成されている。撮影窓21の横にはCdS26
が、その横にはストロボスイッチ27が取り付けられ
る。CdS26は、自動露光制御装置の測光手段であ
り、周知のように、受光する輝度に応じてその抵抗値が
変化する光導電素子である。自動露光制御装置は、この
抵抗値の変化を利用して、自動的に絞りを切り換える。
【0010】ストロボスイッチ27は、ストロボ充電を
開始させるためのもので、上下方向にスライド自在に設
けられている。ストロボの充電が完了すると、充電完了
ランプが点灯し、この光がライトガイド29を通って撮
影者に確認される。また、ストロボスイッチ27は、絞
り制御回路を作動させるスイッチと連動しており、前記
スイッチ27をオンすると、絞り制御回路が作動し、C
dS26の測光が開始される。
開始させるためのもので、上下方向にスライド自在に設
けられている。ストロボの充電が完了すると、充電完了
ランプが点灯し、この光がライトガイド29を通って撮
影者に確認される。また、ストロボスイッチ27は、絞
り制御回路を作動させるスイッチと連動しており、前記
スイッチ27をオンすると、絞り制御回路が作動し、C
dS26の測光が開始される。
【0011】後カバー17にはファインダ接眼窓31、
上面に、ライトガイド29を露呈する充電完了確認窓3
2が形成され、さらにカートリッジ収納室14a,フイ
ルム収納室14bの底部開口を光密に覆う底蓋17a,
17bが一体に形成されている。底蓋17aは、撮影済
みの写真フイルムが巻き込まれたカートリッジ18を取
り出すときに開放される。
上面に、ライトガイド29を露呈する充電完了確認窓3
2が形成され、さらにカートリッジ収納室14a,フイ
ルム収納室14bの底部開口を光密に覆う底蓋17a,
17bが一体に形成されている。底蓋17aは、撮影済
みの写真フイルムが巻き込まれたカートリッジ18を取
り出すときに開放される。
【0012】カートリッジ収納室14aの上部には、巻
上げノブ33が設けられ、その下面に一体に形成された
巻上げ軸がカートリッジ18のスプールに係合する。撮
影ごとに巻上げノブ33を回動操作することによって、
撮影済みの写真フイルム19は1コマ分ずつカートリッ
ジ18に巻き込まれる。このフイルム1コマ巻上げに連
動して露光部12に組み込まれたシャッタ機構が次回の
撮影のためにチャージされ、またフイルム1コマ給送が
完了すると露光部12に組み込まれたロックレバーによ
って巻上げノブ33の回動がロックされる。
上げノブ33が設けられ、その下面に一体に形成された
巻上げ軸がカートリッジ18のスプールに係合する。撮
影ごとに巻上げノブ33を回動操作することによって、
撮影済みの写真フイルム19は1コマ分ずつカートリッ
ジ18に巻き込まれる。このフイルム1コマ巻上げに連
動して露光部12に組み込まれたシャッタ機構が次回の
撮影のためにチャージされ、またフイルム1コマ給送が
完了すると露光部12に組み込まれたロックレバーによ
って巻上げノブ33の回動がロックされる。
【0013】露光部12は、前方に向かって角筒状に突
出した暗箱基部36をベースにして、これにシャッタ機
構,フイルム巻止め機構の他、ファインダ機構やフイル
ムカウンタ板等を組み付けたものである。さらに、この
露光部12は、ファインダ光学系を構成する対物及び接
眼レンズを保持する。暗箱基部36の背面には、露光枠
が形成されており、撮影位置に送られてきた写真フイル
ム19の前面で1コマ分の露光範囲を制限する。
出した暗箱基部36をベースにして、これにシャッタ機
構,フイルム巻止め機構の他、ファインダ機構やフイル
ムカウンタ板等を組み付けたものである。さらに、この
露光部12は、ファインダ光学系を構成する対物及び接
眼レンズを保持する。暗箱基部36の背面には、露光枠
が形成されており、撮影位置に送られてきた写真フイル
ム19の前面で1コマ分の露光範囲を制限する。
【0014】図4に示すように、暗箱基部36の前面に
は、シャッタ開口36aが形成されており、その前方
に、シャッタ羽根38と、絞り板37と、これらを覆う
シャッタカバー39とが取り付けられる。シャッタカバ
ー39には、撮影レンズ20が組み込まれており、撮影
レンズ20の後方に、通常の絞り開口(図5の符号40
参照)が形成されている。
は、シャッタ開口36aが形成されており、その前方
に、シャッタ羽根38と、絞り板37と、これらを覆う
シャッタカバー39とが取り付けられる。シャッタカバ
ー39には、撮影レンズ20が組み込まれており、撮影
レンズ20の後方に、通常の絞り開口(図5の符号40
参照)が形成されている。
【0015】シャッタ羽根38は、周知の蹴飛ばし式の
もので、羽根部38aとその上方に延びた取付部38b
とからなる。シャッタ羽根39は、取付部38bが暗箱
基部36の前面に形成されたピン41と係合し、このピ
ン41を中心軸として回動自在に取り付けられる。
もので、羽根部38aとその上方に延びた取付部38b
とからなる。シャッタ羽根39は、取付部38bが暗箱
基部36の前面に形成されたピン41と係合し、このピ
ン41を中心軸として回動自在に取り付けられる。
【0016】取付部38bと暗箱基部36との間には、
バネ42がかけられており、シャッタ羽根38は、この
バネ42によって閉じ位置方向に付勢される。シャッタ
ボタン24が押下されると、シャッタ機構が作動し、蹴
飛ばしレバー43が取付部38bの頭部を蹴飛ばす。取
付部38bが蹴飛ばされると、羽根部38aが第1のバ
ネ42の付勢に抗しながら開き方向に回動し、それが全
開位置に達すると前記バネ42の付勢によって閉じ位置
方向に回動する。これにより、シャッタ開口36aが開
閉される。シャッタスピードは設計時に所定値に設定さ
れる。
バネ42がかけられており、シャッタ羽根38は、この
バネ42によって閉じ位置方向に付勢される。シャッタ
ボタン24が押下されると、シャッタ機構が作動し、蹴
飛ばしレバー43が取付部38bの頭部を蹴飛ばす。取
付部38bが蹴飛ばされると、羽根部38aが第1のバ
ネ42の付勢に抗しながら開き方向に回動し、それが全
開位置に達すると前記バネ42の付勢によって閉じ位置
方向に回動する。これにより、シャッタ開口36aが開
閉される。シャッタスピードは設計時に所定値に設定さ
れる。
【0017】また、取付部38bには、押圧部38cが
設けられている。この押圧部38cは、シャッタ開閉に
連動してストロボ発光させるためのもので、シャッタボ
タン24が押下されてシャッタ羽根38が全開位置にき
た時に、シンクロスイッチ46を押圧して、これをオン
する。
設けられている。この押圧部38cは、シャッタ開閉に
連動してストロボ発光させるためのもので、シャッタボ
タン24が押下されてシャッタ羽根38が全開位置にき
た時に、シンクロスイッチ46を押圧して、これをオン
する。
【0018】絞り板37には、通常の絞り開口よりも小
さい口径を持つ小絞り開口37aが形成されている。絞
り板37は、その開口37bが、ストロボ装置13に設
けられた軸47に取り付けられ、この軸47を中心軸と
して、撮影光路上に小絞り開口37aが位置して絞り径
を小さくする小絞り位置と、この小絞り開口37aが撮
影光路上から退避して絞り径を大きくする大絞り位置と
の間で回動自在とされる。なお、図示しないが、シャッ
タ羽根38と絞り板37との間にはガイド板が設けられ
ており、このガイド板によって、シャッタ羽根38と絞
り板37とがその動作時に互いに干渉することがないよ
うに規制される。
さい口径を持つ小絞り開口37aが形成されている。絞
り板37は、その開口37bが、ストロボ装置13に設
けられた軸47に取り付けられ、この軸47を中心軸と
して、撮影光路上に小絞り開口37aが位置して絞り径
を小さくする小絞り位置と、この小絞り開口37aが撮
影光路上から退避して絞り径を大きくする大絞り位置と
の間で回動自在とされる。なお、図示しないが、シャッ
タ羽根38と絞り板37との間にはガイド板が設けられ
ており、このガイド板によって、シャッタ羽根38と絞
り板37とがその動作時に互いに干渉することがないよ
うに規制される。
【0019】この絞り板37は、駆動部51によって駆
動される。駆動部51は、可動鉄心53とコイル(図示
せず)とからなるソレノイドと、これらを保持する本体
52とから構成される。この可動鉄心53の上部は、本
体52の外部に露呈されており、この露呈部分に溝53
aが形成されている。この溝53aと絞り板37に設け
られた駆動ピン37cとが係合する。この係合により、
可動鉄心51の移動に連動して駆動ピン37cが移動し
絞り板37が回動する。
動される。駆動部51は、可動鉄心53とコイル(図示
せず)とからなるソレノイドと、これらを保持する本体
52とから構成される。この可動鉄心53の上部は、本
体52の外部に露呈されており、この露呈部分に溝53
aが形成されている。この溝53aと絞り板37に設け
られた駆動ピン37cとが係合する。この係合により、
可動鉄心51の移動に連動して駆動ピン37cが移動し
絞り板37が回動する。
【0020】また、可動鉄心53には、それを上方に付
勢する復帰バネ54が取り付けられている。この復帰バ
ネ54は、可動鉄心53を上方に付勢することにより
それと係合した絞り板37を小絞り位置に向けて付勢す
るためのものである。この復帰バネ54によって、ソレ
ノイドは、その可動鉄心53を一定ストローク往復移動
させる。すなわち、絞り制御回路から切り換え信号(パ
ルス信号)を受けると一定時間作動し、その間、可動鉄
心53を復帰バネ54の付勢に抗して本体52内部に吸
引する。この吸引に連動して、絞り板37は大絞り位置
に向けて回動する。切り換え信号が断たれると、復帰バ
ネ54の付勢により初期位置に復帰する。
勢する復帰バネ54が取り付けられている。この復帰バ
ネ54は、可動鉄心53を上方に付勢することにより
それと係合した絞り板37を小絞り位置に向けて付勢す
るためのものである。この復帰バネ54によって、ソレ
ノイドは、その可動鉄心53を一定ストローク往復移動
させる。すなわち、絞り制御回路から切り換え信号(パ
ルス信号)を受けると一定時間作動し、その間、可動鉄
心53を復帰バネ54の付勢に抗して本体52内部に吸
引する。この吸引に連動して、絞り板37は大絞り位置
に向けて回動する。切り換え信号が断たれると、復帰バ
ネ54の付勢により初期位置に復帰する。
【0021】シャッタカバー39の背面にはストッパ4
8が設けられている。このストッパ48は、絞り板37
の回動を規制して、絞り板37を小絞り位置に確実にセ
ットするためのものである。
8が設けられている。このストッパ48は、絞り板37
の回動を規制して、絞り板37を小絞り位置に確実にセ
ットするためのものである。
【0022】図1に示すように、絞り板37の端部の背
面側には、ガイド板56と係合するガイドピン37dが
設けられている。ガイド板56は、ガイドピン37dと
の係合により絞り板37を小絞り位置又は大絞り位置に
保持するとともに、絞り板37の小絞り位置と大絞り位
置との間での循環移動を案内するためのものである。ス
トロボ装置13の回路基板69の前面には軸57が設け
られており、ガイド板56は、この軸57に回動自在に
取り付けられる。また、軸57にはコイルバネ58が取
り付けられており、このコイルバネ58とガイドピン3
7dとによって、ガイド板56は、バネ付勢された絞り
板37を小絞り又は大絞りのいずれか一方の位置まで移
動させる位置(死点)と、絞り板37を他方の位置に保
持する位置との間でトグル動作する。
面側には、ガイド板56と係合するガイドピン37dが
設けられている。ガイド板56は、ガイドピン37dと
の係合により絞り板37を小絞り位置又は大絞り位置に
保持するとともに、絞り板37の小絞り位置と大絞り位
置との間での循環移動を案内するためのものである。ス
トロボ装置13の回路基板69の前面には軸57が設け
られており、ガイド板56は、この軸57に回動自在に
取り付けられる。また、軸57にはコイルバネ58が取
り付けられており、このコイルバネ58とガイドピン3
7dとによって、ガイド板56は、バネ付勢された絞り
板37を小絞り又は大絞りのいずれか一方の位置まで移
動させる位置(死点)と、絞り板37を他方の位置に保
持する位置との間でトグル動作する。
【0023】このコイルバネ58は、その一方の端部が
回路基板69に設けられたピン69aと、他方の端部が
ガイド板56に設けられたピン56aと係合することに
より、ガイド板56を反時計方向に付勢する。この付勢
により、ガイド板56がガイドピン37dに押しつけら
れて、絞り板37とガイド板56との係合が維持され
る。また、コイルバネ58は、軸57方向にも付勢力を
有しているので、ガイド板56の姿勢変化を補正する機
能を併せ持っている。これにより、ガイド板56とスト
ロボ装置13との距離が一定に保たれる。
回路基板69に設けられたピン69aと、他方の端部が
ガイド板56に設けられたピン56aと係合することに
より、ガイド板56を反時計方向に付勢する。この付勢
により、ガイド板56がガイドピン37dに押しつけら
れて、絞り板37とガイド板56との係合が維持され
る。また、コイルバネ58は、軸57方向にも付勢力を
有しているので、ガイド板56の姿勢変化を補正する機
能を併せ持っている。これにより、ガイド板56とスト
ロボ装置13との距離が一定に保たれる。
【0024】ガイド板56には、絞り板37を小絞り位
置に保持する第1の保持面61と、それを大絞り位置に
保持する第2の保持面62と、絞り板37を小絞り位置
から大絞り位置まで案内する往動経路面63と、それを
大絞り位置から小絞り位置まで案内する復動経路面64
とが形成されている。また、第2の保持面62及び往動
経路面63の一部63aが形成される突出片66には、
その上部に斜面66aが形成されている。この斜面66
aは、ガイドピン37dが第2の保持面62に保持され
た状態からそれが復動経路面64に案内されて移動する
時に、ガイドピン37dの先端が突出片56aに引っか
からないようにするためのものである。また、ガイドピ
ン37dの先端をテーパ状に形成して、斜面66aがガ
イドピン37dを案内しやすいようにしている。
置に保持する第1の保持面61と、それを大絞り位置に
保持する第2の保持面62と、絞り板37を小絞り位置
から大絞り位置まで案内する往動経路面63と、それを
大絞り位置から小絞り位置まで案内する復動経路面64
とが形成されている。また、第2の保持面62及び往動
経路面63の一部63aが形成される突出片66には、
その上部に斜面66aが形成されている。この斜面66
aは、ガイドピン37dが第2の保持面62に保持され
た状態からそれが復動経路面64に案内されて移動する
時に、ガイドピン37dの先端が突出片56aに引っか
からないようにするためのものである。また、ガイドピ
ン37dの先端をテーパ状に形成して、斜面66aがガ
イドピン37dを案内しやすいようにしている。
【0025】図5に絞り板37とガイド板56との動作
を示す。図5(A)は、絞り板37が小絞り位置に保持
された状態を示す。この状態では、絞り板37は、復帰
バネ54により時計方向に付勢されている。他方、ガイ
ド板56はコイルバネ58により反時計方向に付勢され
ており、これらによって、ガイドピン37dと第1の保
持面61とが当接して、絞り板37が小絞り位置に保持
される。
を示す。図5(A)は、絞り板37が小絞り位置に保持
された状態を示す。この状態では、絞り板37は、復帰
バネ54により時計方向に付勢されている。他方、ガイ
ド板56はコイルバネ58により反時計方向に付勢され
ており、これらによって、ガイドピン37dと第1の保
持面61とが当接して、絞り板37が小絞り位置に保持
される。
【0026】この状態でソレノイドが作動すると、図5
(B)に示すように、復帰バネ54の付勢に抗して可動
鉄心53が下方(矢印A方向)に移動する。この移動に
より絞り板37は反時計方向に回動する。絞り板37が
回動すると、ガイドピン37dが往動経路面63の一部
63aを押し上げる。これにより、コイルバネ58の付
勢に抗してガイド板56が時計方向に回動し、第1の保
持面61によるガイドピン37dの保持状態が解除され
る。さらに絞り板37が回動すると、図5(B)に示す
ように、ガイドピン37dは、往動経路面63に案内さ
れて第2の保持面62に向かう。
(B)に示すように、復帰バネ54の付勢に抗して可動
鉄心53が下方(矢印A方向)に移動する。この移動に
より絞り板37は反時計方向に回動する。絞り板37が
回動すると、ガイドピン37dが往動経路面63の一部
63aを押し上げる。これにより、コイルバネ58の付
勢に抗してガイド板56が時計方向に回動し、第1の保
持面61によるガイドピン37dの保持状態が解除され
る。さらに絞り板37が回動すると、図5(B)に示す
ように、ガイドピン37dは、往動経路面63に案内さ
れて第2の保持面62に向かう。
【0027】ガイドピン37dが往動経路面63の一部
63cの位置までくると、往動経路面63の一部63a
との当接が終了する。この位置がガイド板56の第1の
死点となり、図5(C)に示すように、コイルバネ58
の付勢によりガイド板56が反時計方向に回動する。こ
の回動によって、ガイドピン37dに第2の保持面62
が押し当てられる。この状態で、ソレノイドの作動が停
止する。ソレノイドが停止すると、復帰バネ54による
付勢とコイルバネ58の付勢とにより、ガイドピン37
dと第2の保持面62とが確実に当接して、絞り板37
が大絞り位置に保持される。
63cの位置までくると、往動経路面63の一部63a
との当接が終了する。この位置がガイド板56の第1の
死点となり、図5(C)に示すように、コイルバネ58
の付勢によりガイド板56が反時計方向に回動する。こ
の回動によって、ガイドピン37dに第2の保持面62
が押し当てられる。この状態で、ソレノイドの作動が停
止する。ソレノイドが停止すると、復帰バネ54による
付勢とコイルバネ58の付勢とにより、ガイドピン37
dと第2の保持面62とが確実に当接して、絞り板37
が大絞り位置に保持される。
【0028】さらに、この状態で、ソレノイドが作動す
ると、図5(D)に示すように、復帰バネ54の付勢に
抗して可動鉄心53が下方(矢印A方向)に吸引され、
絞り板37が反時計方向に回動する。この回動により、
ガイドピン37dが第2の保持面を押圧して、ガイド板
56を時計方向に回動させる。これにより、ガイドピン
37dと第2の保持面62との当接が外れて、第2の保
持面62による絞り板37の保持状態が解除される。さ
らに、ガイドピン37dが復動経路面64の一部64a
と当接する位置までくると、前記ピン37dと第2の保
持面62との当接が終了する。図5(E)に示すよう
に、この位置がガイド板56の第2の死点となり、コイ
ルバネ58の付勢によりガイド板56が反時計方向に回
動して、復動経路面64の一部64bとガイドピン37
dとが当接する。
ると、図5(D)に示すように、復帰バネ54の付勢に
抗して可動鉄心53が下方(矢印A方向)に吸引され、
絞り板37が反時計方向に回動する。この回動により、
ガイドピン37dが第2の保持面を押圧して、ガイド板
56を時計方向に回動させる。これにより、ガイドピン
37dと第2の保持面62との当接が外れて、第2の保
持面62による絞り板37の保持状態が解除される。さ
らに、ガイドピン37dが復動経路面64の一部64a
と当接する位置までくると、前記ピン37dと第2の保
持面62との当接が終了する。図5(E)に示すよう
に、この位置がガイド板56の第2の死点となり、コイ
ルバネ58の付勢によりガイド板56が反時計方向に回
動して、復動経路面64の一部64bとガイドピン37
dとが当接する。
【0029】この状態で、ソレノイドが作動を停止す
る。ソレノイドが停止すると、復帰バネ54の付勢によ
り絞り板37が時計方向に回動する。この回動により、
図5(F)に示すように、ガイドピン37dが復動経路
面64の一部64bに案内されて第1の保持面61にセ
ットされる。ガイドピン37dが往動経路面64の一部
64bに案内される間、ガイドピン37dの先端が突出
片66を押圧するので、ガイド板56が回路基板69に
向けて傾く。しかし、ガイドピン37dが第1の保持面
61にセットされて、ガイドピン37dの先端と突出片
66との当接が終了すると、コイルバネ58の付勢によ
り、ガイド板56の姿勢は補正される。
る。ソレノイドが停止すると、復帰バネ54の付勢によ
り絞り板37が時計方向に回動する。この回動により、
図5(F)に示すように、ガイドピン37dが復動経路
面64の一部64bに案内されて第1の保持面61にセ
ットされる。ガイドピン37dが往動経路面64の一部
64bに案内される間、ガイドピン37dの先端が突出
片66を押圧するので、ガイド板56が回路基板69に
向けて傾く。しかし、ガイドピン37dが第1の保持面
61にセットされて、ガイドピン37dの先端と突出片
66との当接が終了すると、コイルバネ58の付勢によ
り、ガイド板56の姿勢は補正される。
【0030】さらに、ソレノイドが作動すると、上記の
工程を繰り返して、絞り板37の回動が行われる。以上
のように、絞り板37は、ソレノイドの作動により、小
絞り位置と大絞り位置との間を循環的に移動する。この
循環移動により絞り切り換えが行われる。
工程を繰り返して、絞り板37の回動が行われる。以上
のように、絞り板37は、ソレノイドの作動により、小
絞り位置と大絞り位置との間を循環的に移動する。この
循環移動により絞り切り換えが行われる。
【0031】ストロボ装置13(図4)は、メインコン
デンサ68,シンクロスイッチ46,昇圧コイルなどの
回路部品を取り付けた回路基板69と、ストロボ放電管
やリフレクタ等を含む発光部71と、電源電池72(図
3参照)とからなる。CdS26もこの回路基板69に
接続される。回路基板69には、回路パターンがプリン
トされるとともに、各種回路素子が取り付けられてスト
ロボ回路及び絞り制御回路が形成されている。回路基板
69の前面には、軸47,57等の他、一対の接片73
が設けられている。
デンサ68,シンクロスイッチ46,昇圧コイルなどの
回路部品を取り付けた回路基板69と、ストロボ放電管
やリフレクタ等を含む発光部71と、電源電池72(図
3参照)とからなる。CdS26もこの回路基板69に
接続される。回路基板69には、回路パターンがプリン
トされるとともに、各種回路素子が取り付けられてスト
ロボ回路及び絞り制御回路が形成されている。回路基板
69の前面には、軸47,57等の他、一対の接片73
が設けられている。
【0032】また、回路基板69の前面には、受け板7
4を介してストロボスイッチ27がスライド自在に取り
付けられる。ストロボスイッチ27の背面には、ストロ
ボ充電を開始するとともに、絞り制御回路を作動させる
ための作動スイッチ76が取り付けられている。ストロ
ボスイッチ27をオン位置にスライドすると、この作動
スイッチ76が各接片73間を導通させると各回路に給
電が開始される。
4を介してストロボスイッチ27がスライド自在に取り
付けられる。ストロボスイッチ27の背面には、ストロ
ボ充電を開始するとともに、絞り制御回路を作動させる
ための作動スイッチ76が取り付けられている。ストロ
ボスイッチ27をオン位置にスライドすると、この作動
スイッチ76が各接片73間を導通させると各回路に給
電が開始される。
【0033】また、ストロボスイッチ27には、これを
オフする時に、連動レバー77を回動させるための押圧
レバー27aが設けられている。この連動レバー77
は、その回動により絞り板37の前面に設けられたピン
37eと当接してピン37eを押し上げるためのもので
ある。連動レバー77は、バネを介して回路基板69に
取り付けられている。このバネにより、連動レバー77
は、それが回動した場合でも所定位置に復帰するように
付勢される。
オフする時に、連動レバー77を回動させるための押圧
レバー27aが設けられている。この連動レバー77
は、その回動により絞り板37の前面に設けられたピン
37eと当接してピン37eを押し上げるためのもので
ある。連動レバー77は、バネを介して回路基板69に
取り付けられている。このバネにより、連動レバー77
は、それが回動した場合でも所定位置に復帰するように
付勢される。
【0034】図6に示すように、ストロボスイッチ27
をオフすると、連動レバー77は、その端部77bが押
圧レバー27aによる押圧を受けて時計方向に回動す
る。連動レバー77は、絞り板37が大絞り位置にある
時にのみ、そのピン押圧部77aがピン37eと当接し
てそれを押し上げることができるように配置される。
をオフすると、連動レバー77は、その端部77bが押
圧レバー27aによる押圧を受けて時計方向に回動す
る。連動レバー77は、絞り板37が大絞り位置にある
時にのみ、そのピン押圧部77aがピン37eと当接し
てそれを押し上げることができるように配置される。
【0035】図6(B)に示すように、絞り板37が大
絞り位置にセットされている時に、ストロボスイッチ2
7がオフされると、ピン押圧部77aによってピン37
eが押し上げられる。これにより絞り板37が反時計方
向に回動して、第2の保持面62による絞り板37の保
持状態が解除され、解除されたガイドピン37dが復動
経路面64に案内される。絞り板37は、ガイド板56
のトグル動作により、小絞り位置にセットされる。この
小絞り位置が絞り板37の初期セット位置となる。
絞り位置にセットされている時に、ストロボスイッチ2
7がオフされると、ピン押圧部77aによってピン37
eが押し上げられる。これにより絞り板37が反時計方
向に回動して、第2の保持面62による絞り板37の保
持状態が解除され、解除されたガイドピン37dが復動
経路面64に案内される。絞り板37は、ガイド板56
のトグル動作により、小絞り位置にセットされる。この
小絞り位置が絞り板37の初期セット位置となる。
【0036】他方、図6(A)に示すように、絞り板3
7が小絞り位置にセットされている時に、ストロボスイ
ッチ27をオフすると、連動レバー77は回動するが、
ピン押圧部77aの移動経路上にピン37eが無いの
で、連動レバー77とピン37eとの当接はなく、絞り
板37は移動しない。また、ストロボスイッチ27をオ
ンする時、連動レバー77はその端部77bが押圧レバ
ー27aによる押圧を受けて反時計方向に回動するが、
バネにより所定位置に復帰する。
7が小絞り位置にセットされている時に、ストロボスイ
ッチ27をオフすると、連動レバー77は回動するが、
ピン押圧部77aの移動経路上にピン37eが無いの
で、連動レバー77とピン37eとの当接はなく、絞り
板37は移動しない。また、ストロボスイッチ27をオ
ンする時、連動レバー77はその端部77bが押圧レバ
ー27aによる押圧を受けて反時計方向に回動するが、
バネにより所定位置に復帰する。
【0037】このように、ストロボスイッチ27をオフ
すると、その時の被写体輝度に関わらず、絞り板37が
強制的に小絞り位置にセットされる。こうすることで、
ストロボスイッチ27がオフしている時には、絞りが小
絞りにセットされるようにするとともに、絞り制御回路
の作動を開始する時には、常に絞り板37が小絞り位置
にセットされるようにしている。
すると、その時の被写体輝度に関わらず、絞り板37が
強制的に小絞り位置にセットされる。こうすることで、
ストロボスイッチ27がオフしている時には、絞りが小
絞りにセットされるようにするとともに、絞り制御回路
の作動を開始する時には、常に絞り板37が小絞り位置
にセットされるようにしている。
【0038】ストロボ回路の例を示す図7において、ス
トロボ回路は、作動スイッチ76をオンすると、発振ト
ランジスタ79が導通して昇圧コイル80が作動する。
昇圧コイル80から得られる二次電流によってメインコ
ンデンサ68とトリガコンデンサ81に充電が行われ、
メインコンデンサ68が規定の充電レベルに達するとネ
オン管82が点灯する。シャッタ羽根38の開放により
シンクロスイッチ46がONすると、トリガコンデンサ
81の放電によりトリガコイル83の一次側に電流が流
れ、その二次側に接続されたトリガ電極84に高電圧が
発生する。これによりメインコンデンサ68に蓄えられ
ていた電荷がストロボ放電管85を通して放電され、ス
トロボ発光する。
トロボ回路は、作動スイッチ76をオンすると、発振ト
ランジスタ79が導通して昇圧コイル80が作動する。
昇圧コイル80から得られる二次電流によってメインコ
ンデンサ68とトリガコンデンサ81に充電が行われ、
メインコンデンサ68が規定の充電レベルに達するとネ
オン管82が点灯する。シャッタ羽根38の開放により
シンクロスイッチ46がONすると、トリガコンデンサ
81の放電によりトリガコイル83の一次側に電流が流
れ、その二次側に接続されたトリガ電極84に高電圧が
発生する。これによりメインコンデンサ68に蓄えられ
ていた電荷がストロボ放電管85を通して放電され、ス
トロボ発光する。
【0039】他方、絞り制御回路の例を示す図8及びそ
の回路のタイミングチャートを示す図9において、絞り
制御回路は、CdS26,コンパレータ86,インバー
タ87,ANDゲート88,NORゲート89,ソレノ
イド91を備えている。この絞り制御回路の電源電池7
2及び作動スイッチ76は、ストロボ回路と共通であ
る。
の回路のタイミングチャートを示す図9において、絞り
制御回路は、CdS26,コンパレータ86,インバー
タ87,ANDゲート88,NORゲート89,ソレノ
イド91を備えている。この絞り制御回路の電源電池7
2及び作動スイッチ76は、ストロボ回路と共通であ
る。
【0040】コンパレータ86は、基準電圧Vref と、
CdS26と抵抗94とで分圧された入力電圧Vinとを
比較して、ハイ(H)レベル又はロー(L)レベルの信
号を出力するためのものである。被写体輝度が高輝度の
時、CdS26の抵抗値は低いので、入力電圧Vinが低
い。他方、被写体輝度が低輝度の時、CdS26の抵抗
値は高く、入力電圧Vinは高い。
CdS26と抵抗94とで分圧された入力電圧Vinとを
比較して、ハイ(H)レベル又はロー(L)レベルの信
号を出力するためのものである。被写体輝度が高輝度の
時、CdS26の抵抗値は低いので、入力電圧Vinが低
い。他方、被写体輝度が低輝度の時、CdS26の抵抗
値は高く、入力電圧Vinは高い。
【0041】コンパレータ86は、入力電圧Vinが基準
電圧Vref よりも低い時(被写体輝度が高輝度の時)に
は、H信号を出力しつづける。被写体輝度が減少して、
入力電圧Vinが徐々に増加して基準電圧Vref に近づ
き、基準電圧Vref を上回ったときに、出力信号がH信
号からL信号に変化する。その後、入力電圧Vinが基準
電圧Vref を上回っている間、L信号を出力しつづけ
る。この反対に、被写体輝度が増加して、入力電圧Vin
が基準電圧Vref を下回ると、H信号に変化する。
電圧Vref よりも低い時(被写体輝度が高輝度の時)に
は、H信号を出力しつづける。被写体輝度が減少して、
入力電圧Vinが徐々に増加して基準電圧Vref に近づ
き、基準電圧Vref を上回ったときに、出力信号がH信
号からL信号に変化する。その後、入力電圧Vinが基準
電圧Vref を上回っている間、L信号を出力しつづけ
る。この反対に、被写体輝度が増加して、入力電圧Vin
が基準電圧Vref を下回ると、H信号に変化する。
【0042】コンパレータ86から出力された信号は、
ANDゲート88,NORゲート89の各々の一方の入
力端子88a,89aにそれぞれ入力される。また、こ
の出力信号は、インバータ87にも入力される。このイ
ンバータ87によって反転されて出力された信号が、コ
ンデンサ96と抵抗95とによって遅延されて、AND
ゲート88,NORゲート88の各々の他方の入力端子
88b,89bに入力される。
ANDゲート88,NORゲート89の各々の一方の入
力端子88a,89aにそれぞれ入力される。また、こ
の出力信号は、インバータ87にも入力される。このイ
ンバータ87によって反転されて出力された信号が、コ
ンデンサ96と抵抗95とによって遅延されて、AND
ゲート88,NORゲート88の各々の他方の入力端子
88b,89bに入力される。
【0043】まず、入力電圧Vinが基準電圧Vref より
も低い時(被写体輝度が高輝度の時)、コンパレータ8
7からH信号が出力される。この時、入力端子88a,
89aにはH信号が、入力端子88b,89bにはイン
バータ87を経由してL信号が入力される。このため、
ANDゲート88,NORゲート89ともに、L信号を
出力するので、トランジスタ97は作動せず、したがっ
て、ソレノイド91も作動しない。
も低い時(被写体輝度が高輝度の時)、コンパレータ8
7からH信号が出力される。この時、入力端子88a,
89aにはH信号が、入力端子88b,89bにはイン
バータ87を経由してL信号が入力される。このため、
ANDゲート88,NORゲート89ともに、L信号を
出力するので、トランジスタ97は作動せず、したがっ
て、ソレノイド91も作動しない。
【0044】また、この反対に、入力電圧Vinが基準電
圧Vref よりも高い時(被写体輝度が低輝度の時)、コ
ンパレータ87からL信号が出力される。この時、入力
端子88a,89aにはL信号が、入力端子88b,8
9bにはインバータ87を経由してH信号が入力され
る。このため、ANDゲート88,NORゲート89と
もに、L信号を出力するので、ソレノイド91は作動し
ない。このように、入力電圧Vinが基準電圧Vref の上
下で、ある程度定常状態にある時には、ソレノイド91
は作動しない。
圧Vref よりも高い時(被写体輝度が低輝度の時)、コ
ンパレータ87からL信号が出力される。この時、入力
端子88a,89aにはL信号が、入力端子88b,8
9bにはインバータ87を経由してH信号が入力され
る。このため、ANDゲート88,NORゲート89と
もに、L信号を出力するので、ソレノイド91は作動し
ない。このように、入力電圧Vinが基準電圧Vref の上
下で、ある程度定常状態にある時には、ソレノイド91
は作動しない。
【0045】これに対して、入力電圧Vinが変化して基
準電圧Vref を横切る時には、ANDゲート88又はN
ORゲート89からトランジスタ97を作動させる駆動
パルスが選択的に発生して、ソレノイド91を作動させ
る。
準電圧Vref を横切る時には、ANDゲート88又はN
ORゲート89からトランジスタ97を作動させる駆動
パルスが選択的に発生して、ソレノイド91を作動させ
る。
【0046】まず、入力電圧Vinが増加して基準電圧V
ref を上回ると(被写体輝度が減少)、コンパレータ8
7からの出力信号がH信号からL信号に変化する。この
L信号が入力端子88a,89aに入力される。この
時、NORゲート79は、その入力端子89a,89b
に、ともにL信号が入力されるので、H信号を出力す
る。このNORゲート89のH信号の出力は、その入力
端子89bにインバータ87からH信号が入力されるま
での間、すなわち、コンデンサ96と抵抗95とによっ
て入力が遅延される間、つづく。これが駆動パルスとな
り、一定時間、ソレノイド81を作動させる。
ref を上回ると(被写体輝度が減少)、コンパレータ8
7からの出力信号がH信号からL信号に変化する。この
L信号が入力端子88a,89aに入力される。この
時、NORゲート79は、その入力端子89a,89b
に、ともにL信号が入力されるので、H信号を出力す
る。このNORゲート89のH信号の出力は、その入力
端子89bにインバータ87からH信号が入力されるま
での間、すなわち、コンデンサ96と抵抗95とによっ
て入力が遅延される間、つづく。これが駆動パルスとな
り、一定時間、ソレノイド81を作動させる。
【0047】次に、入力電圧Vinが減少して基準電圧V
ref を下回ると(被写体輝度が増加)、コンパレータ8
7の出力がL信号からH信号に変化する。このH信号が
入力端子88a,89aに入力される。この時、AND
ゲート88は、その入力端子89a,89bにともにH
信号が入力されるので、H信号を出力し、トランジスタ
97を作動させる駆動パルスを発生する。この駆動パル
スによって、一定時間、ソレノイド91が作動する。
ref を下回ると(被写体輝度が増加)、コンパレータ8
7の出力がL信号からH信号に変化する。このH信号が
入力端子88a,89aに入力される。この時、AND
ゲート88は、その入力端子89a,89bにともにH
信号が入力されるので、H信号を出力し、トランジスタ
97を作動させる駆動パルスを発生する。この駆動パル
スによって、一定時間、ソレノイド91が作動する。
【0048】このように、基準電圧Vref を入力電圧V
inが上回る時と、下回る時にソレノイド91が作動し、
絞り切り換えが行われる。基準電圧Vref は、抵抗10
0と抵抗104との分圧値となる。しかし、その値は、
入力電圧Vinが増加していく時と、それが減少していく
時とでは、微妙に変化する。
inが上回る時と、下回る時にソレノイド91が作動し、
絞り切り換えが行われる。基準電圧Vref は、抵抗10
0と抵抗104との分圧値となる。しかし、その値は、
入力電圧Vinが増加していく時と、それが減少していく
時とでは、微妙に変化する。
【0049】これは、いわゆるヒステリシスと呼ばれる
現象で、入力電圧Vinが増加する時のしきい値と、入力
電圧Vinが減少する時のしきい値との間に差が生じる。
この差の大きさがヒステリシスの幅となり、これは抵抗
101と抵抗102との大きさで決まる。ヒステリシス
の幅が小さいと、ノイズによる影響を受けやすくなる。
すなわち、入力電圧Vinがしきい値付近にある時に、ノ
イズの影響を受けて駆動パルスの発生が繰り返されると
いう誤作動が生じやすくなる。また、このヒステリシス
幅が大きいと、ノイズによる誤作動が生じにくくなる一
方、入力電圧Vinが増加する時のしきい値と、それが減
少する時のしきい値との差が大きくなってしまう。ヒス
テリシス幅は、これらを勘案して適宜選択される。
現象で、入力電圧Vinが増加する時のしきい値と、入力
電圧Vinが減少する時のしきい値との間に差が生じる。
この差の大きさがヒステリシスの幅となり、これは抵抗
101と抵抗102との大きさで決まる。ヒステリシス
の幅が小さいと、ノイズによる影響を受けやすくなる。
すなわち、入力電圧Vinがしきい値付近にある時に、ノ
イズの影響を受けて駆動パルスの発生が繰り返されると
いう誤作動が生じやすくなる。また、このヒステリシス
幅が大きいと、ノイズによる誤作動が生じにくくなる一
方、入力電圧Vinが増加する時のしきい値と、それが減
少する時のしきい値との差が大きくなってしまう。ヒス
テリシス幅は、これらを勘案して適宜選択される。
【0050】また、コンデンサ99と抵抗94とは、作
動スイッチ76をオンした時に、入力電圧Vinがコンパ
レータ86に入力するのを遅らせて、コンパレータ86
の出力を初期化するためのものである。作動スイッチ7
6をオンした時、絞り板37は、常に小絞り位置に設定
されているので、コンパレータ86の出力も、絞り板3
7が小絞り位置にある時に出力されるべきH信号に設定
する必要がある。入力電圧Vinの入力を遅らせること
で、被写体輝度の状態に関わらず、作動スイッチ76を
オンした直後は、基準電圧Vref が入力電圧Vinを常に
上回ることになる。したがって、作動スイッチ76をオ
ンした直後はコンパレータ86の出力がH信号に設定さ
れる。
動スイッチ76をオンした時に、入力電圧Vinがコンパ
レータ86に入力するのを遅らせて、コンパレータ86
の出力を初期化するためのものである。作動スイッチ7
6をオンした時、絞り板37は、常に小絞り位置に設定
されているので、コンパレータ86の出力も、絞り板3
7が小絞り位置にある時に出力されるべきH信号に設定
する必要がある。入力電圧Vinの入力を遅らせること
で、被写体輝度の状態に関わらず、作動スイッチ76を
オンした直後は、基準電圧Vref が入力電圧Vinを常に
上回ることになる。したがって、作動スイッチ76をオ
ンした直後はコンパレータ86の出力がH信号に設定さ
れる。
【0051】以下、上記構成の作用について説明する。
ストロボスイッチ27をオンすると、作動スイッチ76
がオンする。作動スイッチ76がオンされると、ストロ
ボ充電が開始され、絞り制御回路も作動を開始してCd
S26による測光が開始される。
ストロボスイッチ27をオンすると、作動スイッチ76
がオンする。作動スイッチ76がオンされると、ストロ
ボ充電が開始され、絞り制御回路も作動を開始してCd
S26による測光が開始される。
【0052】作動スイッチ76をオンした直後、入力電
圧Vinのコンパレータ86への入力がコンデンサ99と
抵抗94とによって遅延されるから、その間、被写体輝
度に関わらず、コンパレータ86はH信号を出力する。
被写体輝度が低輝度の場合には、入力電圧Vinが増加し
て基準電圧Vref を上回るから、コンパレータ出力がL
信号に変化する。これにより、NORゲート89から駆
動パルスが発生し、ソレノイド91が所定時間作動す
る。ソレノイド91が作動すると、絞り板37が反時計
方向に回動して、ガイド板56のトグル動作により、大
絞り位置にセットされる。これにより、小絞り開口37
aが撮影光路上から退避して、絞りが通常の絞り開口4
0に設定される。他方、被写体輝度が高輝度の場合に
は、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回らないから、
駆動パルスは発生せず、絞り板37は回動せず、小絞り
位置に保持された状態を保つ。
圧Vinのコンパレータ86への入力がコンデンサ99と
抵抗94とによって遅延されるから、その間、被写体輝
度に関わらず、コンパレータ86はH信号を出力する。
被写体輝度が低輝度の場合には、入力電圧Vinが増加し
て基準電圧Vref を上回るから、コンパレータ出力がL
信号に変化する。これにより、NORゲート89から駆
動パルスが発生し、ソレノイド91が所定時間作動す
る。ソレノイド91が作動すると、絞り板37が反時計
方向に回動して、ガイド板56のトグル動作により、大
絞り位置にセットされる。これにより、小絞り開口37
aが撮影光路上から退避して、絞りが通常の絞り開口4
0に設定される。他方、被写体輝度が高輝度の場合に
は、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回らないから、
駆動パルスは発生せず、絞り板37は回動せず、小絞り
位置に保持された状態を保つ。
【0053】巻き上げノブ33を回動すると、フイルム
が1コマ巻き上げられるとともに、シャッタチャージが
行われる。フレーミングの後、シャッタボタン24を押
下すると、シャッタ羽根38が開閉して撮影が行われ
る。シャッタ羽根38が全開位置にくると、シンクロス
イッチ46がオンしてストロボ発光する。被写体輝度が
低い場合には、通常の絞り開口40がセットされている
から、撮影光は、撮影レンズ20,通常の絞り開口40
を通って写真フイルム19に露光する。他方、被写体輝
度が高い場合には、小絞り開口37aを通って写真フイ
ルム19に露光する。被写体輝度に応じた絞りがセット
されているので、適正な露光量で撮影が行われる。
が1コマ巻き上げられるとともに、シャッタチャージが
行われる。フレーミングの後、シャッタボタン24を押
下すると、シャッタ羽根38が開閉して撮影が行われ
る。シャッタ羽根38が全開位置にくると、シンクロス
イッチ46がオンしてストロボ発光する。被写体輝度が
低い場合には、通常の絞り開口40がセットされている
から、撮影光は、撮影レンズ20,通常の絞り開口40
を通って写真フイルム19に露光する。他方、被写体輝
度が高い場合には、小絞り開口37aを通って写真フイ
ルム19に露光する。被写体輝度に応じた絞りがセット
されているので、適正な露光量で撮影が行われる。
【0054】また、被写体輝度が高輝度の状態から減少
して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回ると、NO
Rゲート89から駆動パルスが発生し、ソレノイド91
が所定時間作動する。これにより、絞り板37が反時計
方向に回動し、ガイド板56のトグル動作により、大絞
り位置にセットされ、絞りが通常の絞り開口40に切り
換えられる。
して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回ると、NO
Rゲート89から駆動パルスが発生し、ソレノイド91
が所定時間作動する。これにより、絞り板37が反時計
方向に回動し、ガイド板56のトグル動作により、大絞
り位置にセットされ、絞りが通常の絞り開口40に切り
換えられる。
【0055】他方、被写体輝度が増加して、入力電圧V
inが基準電圧Vref を下回ると、ANDゲート91から
駆動パルスが発生し、ソレノイド91が所定時間作動す
る。これにより、絞り板37が反時計方向に回動し、ガ
イド板56のトグル動作により、小絞り開口37aがセ
ットされる。
inが基準電圧Vref を下回ると、ANDゲート91から
駆動パルスが発生し、ソレノイド91が所定時間作動す
る。これにより、絞り板37が反時計方向に回動し、ガ
イド板56のトグル動作により、小絞り開口37aがセ
ットされる。
【0056】このように、日中にストロボ撮影を行う場
合など被写体輝度が高い場合には、小絞り開口37aに
設定され、他方、夜間や室内など被写体輝度が低い場合
には、通常の絞り開口40に設定されるというように、
被写体輝度に応じて絞り板が自動的に切り換えられるの
で、適正な露光量での撮影が可能となる。
合など被写体輝度が高い場合には、小絞り開口37aに
設定され、他方、夜間や室内など被写体輝度が低い場合
には、通常の絞り開口40に設定されるというように、
被写体輝度に応じて絞り板が自動的に切り換えられるの
で、適正な露光量での撮影が可能となる。
【0057】また、絞り切り換えは、絞り制御回路が作
動している間、輝度の変化に応じて即座に行われるの
で、撮影時にシャッタボタン24を半押し操作して絞り
切り換えを行う等特別な操作が不要となる。このため、
絞り制御回路を作動させている間は、常に輝度に応じた
絞りが設定されているので、適正な露光での撮影が即座
に可能となり、シャッタチャンスを逃してしまうような
ことはない。また、駆動パルスを発生させて絞り板37
を駆動するので、電源電池72の消耗が抑えられる。
動している間、輝度の変化に応じて即座に行われるの
で、撮影時にシャッタボタン24を半押し操作して絞り
切り換えを行う等特別な操作が不要となる。このため、
絞り制御回路を作動させている間は、常に輝度に応じた
絞りが設定されているので、適正な露光での撮影が即座
に可能となり、シャッタチャンスを逃してしまうような
ことはない。また、駆動パルスを発生させて絞り板37
を駆動するので、電源電池72の消耗が抑えられる。
【0058】撮影が終了し、ストロボスイッチ27をオ
フすると、作動スイッチ63もオフされる。このオフ時
に、絞り板37が大絞り位置にセットされている場合に
は、押圧レバー27aが連動レバー77と当接しこれを
回動させる。この回動により、連動レバー77がピン3
7eを上方に押し上げて絞り板37を反時計方向に回動
させる。これにより、ガイド板56がトグル動作して、
絞り板37が小絞り位置に移動し、小絞り開口37aが
セットされる。ストロボを使用しないで撮影する場合、
一般に、被写体輝度は高いと考えられるので、小絞りに
セットされることにより、適正な露光量で撮影が行われ
る。
フすると、作動スイッチ63もオフされる。このオフ時
に、絞り板37が大絞り位置にセットされている場合に
は、押圧レバー27aが連動レバー77と当接しこれを
回動させる。この回動により、連動レバー77がピン3
7eを上方に押し上げて絞り板37を反時計方向に回動
させる。これにより、ガイド板56がトグル動作して、
絞り板37が小絞り位置に移動し、小絞り開口37aが
セットされる。ストロボを使用しないで撮影する場合、
一般に、被写体輝度は高いと考えられるので、小絞りに
セットされることにより、適正な露光量で撮影が行われ
る。
【0059】上記例では、作動スイッチとストロボスイ
ッチとを連動させて、ストロボスイッチがオンしている
時に絞り制御回路が作動するようにしているが、図10
に示すように、作動スイッチ105をレンズカバーと連
動させるようにしてもよい。レンズ付きフイルムユニッ
ト106は、レンズカバー107を備えている。このレ
ンズカバー107は、使用時に撮影レンズ20を露呈す
る開き位置(図示)と、不使用時に撮影レンズ20を覆
う閉じ位置との間で開閉自在に取り付けられている。フ
ァインダ物窓108の横には、一対の金属接片からなる
作動スイッチ105が一部露呈されている。作動スイッ
チ105は、使用時には、両接片が接触してオンする。
レンズカバー107には、この両接片を絶縁し、作動ス
イッチ105をオフするための絶縁片109が設けられ
ている。レンズカバー107が閉じられると、絶縁片1
09が両接片間に差し込まれて、作動スイッチ105が
オフされる。
ッチとを連動させて、ストロボスイッチがオンしている
時に絞り制御回路が作動するようにしているが、図10
に示すように、作動スイッチ105をレンズカバーと連
動させるようにしてもよい。レンズ付きフイルムユニッ
ト106は、レンズカバー107を備えている。このレ
ンズカバー107は、使用時に撮影レンズ20を露呈す
る開き位置(図示)と、不使用時に撮影レンズ20を覆
う閉じ位置との間で開閉自在に取り付けられている。フ
ァインダ物窓108の横には、一対の金属接片からなる
作動スイッチ105が一部露呈されている。作動スイッ
チ105は、使用時には、両接片が接触してオンする。
レンズカバー107には、この両接片を絶縁し、作動ス
イッチ105をオフするための絶縁片109が設けられ
ている。レンズカバー107が閉じられると、絶縁片1
09が両接片間に差し込まれて、作動スイッチ105が
オフされる。
【0060】これにより、レンズカバー107が開いた
時だけ、絞り制御回路が作動するので、電源電池の無駄
な消耗が防止される。また、ストロボスイッチ27と連
動させていないので、ストロボ撮影を行わない場合で
も、絞り制御回路を作動させることができる。
時だけ、絞り制御回路が作動するので、電源電池の無駄
な消耗が防止される。また、ストロボスイッチ27と連
動させていないので、ストロボ撮影を行わない場合で
も、絞り制御回路を作動させることができる。
【0061】なお、この例では、レンズカバー107が
下方のヒンジ111に支持されて、レンズカバー107
が前方側に倒れ込むように開く例で説明してるが、横方
向にスライド自在に設けられたレンズカバーでもよい。
また、この例では、レンズカバー107の裏面に、Cd
S112が設けられている。このため、仮に作動スイッ
チ105を設けなかったとしても、レンズカバー107
が閉じ位置にある時には、CdS112の受光面に光が
入ることはなく、輝度変化を検出しないので、絞り板3
7の切り換えが行われてしまうようなことはない。ま
た、もちろん、作動スイッチ105を設けた場合には、
CdS112をレンズカバー107の表面に設けてもよ
いし、また、レンズカバー107ではなく、本体側に設
けてもよい。
下方のヒンジ111に支持されて、レンズカバー107
が前方側に倒れ込むように開く例で説明してるが、横方
向にスライド自在に設けられたレンズカバーでもよい。
また、この例では、レンズカバー107の裏面に、Cd
S112が設けられている。このため、仮に作動スイッ
チ105を設けなかったとしても、レンズカバー107
が閉じ位置にある時には、CdS112の受光面に光が
入ることはなく、輝度変化を検出しないので、絞り板3
7の切り換えが行われてしまうようなことはない。ま
た、もちろん、作動スイッチ105を設けた場合には、
CdS112をレンズカバー107の表面に設けてもよ
いし、また、レンズカバー107ではなく、本体側に設
けてもよい。
【0062】また、図11に示すレンズ付きフイルムユ
ニット116のように、撮影時に本体を保持するグリッ
プ部117に操作ボタン118を設け、この操作ボタン
118に作動スイッチを連動させてもよい。これによれ
ば、グリップ部117で作動スイッチのオン/オフを行
えるので、操作がしやすい。
ニット116のように、撮影時に本体を保持するグリッ
プ部117に操作ボタン118を設け、この操作ボタン
118に作動スイッチを連動させてもよい。これによれ
ば、グリップ部117で作動スイッチのオン/オフを行
えるので、操作がしやすい。
【0063】また、絞り制御回路の作動スイッチを設け
ずに、常に絞り制御回路をオンするようにしてもよい。
これによれば、レンズ付きフイルムユニットをその包装
袋から取り出した時から、CdSによる輝度変化の検出
が開始される。
ずに、常に絞り制御回路をオンするようにしてもよい。
これによれば、レンズ付きフイルムユニットをその包装
袋から取り出した時から、CdSによる輝度変化の検出
が開始される。
【0064】また、上記例では、絞り制御回路がオンし
ている間、常時測光するようにしているが、例えば、測
光間隔を監視する内部タイマを設け、この内部タイマに
より一定間隔(例えば、1秒間隔)で測光し、その時の
輝度状態に応じた電気信号を前記一定間隔で出力するよ
うにしてもよい。
ている間、常時測光するようにしているが、例えば、測
光間隔を監視する内部タイマを設け、この内部タイマに
より一定間隔(例えば、1秒間隔)で測光し、その時の
輝度状態に応じた電気信号を前記一定間隔で出力するよ
うにしてもよい。
【0065】なお、上記例では、いずれも、ストロボ内
蔵型のレンズ付きフイルムユニットに実施した例で説明
しているが、ストロボ非内蔵型のものでもよいし、ま
た、レンズ付きフイルムユニットでなくてもよく、コン
パクトカメラに実施してもよい。
蔵型のレンズ付きフイルムユニットに実施した例で説明
しているが、ストロボ非内蔵型のものでもよいし、ま
た、レンズ付きフイルムユニットでなくてもよく、コン
パクトカメラに実施してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のカ
メラの自動露光制御装置は、少なくとも1つの絞り開口
が形成され、この絞り開口が撮影光路上に位置して絞り
径を小さくする小絞り位置と、前記絞り開口が撮影光路
上から退避して絞り径を大きくする大絞り位置との間で
移動自在に設けられた絞り板と、絞り板が前記小絞り位
置及び大絞り位置に移動するように絞り板を一方向に付
勢するバネと、このバネで付勢された絞り板を小絞り又
は大絞りのいずれか一方の位置まで移動させる第1位置
と、前記バネの付勢に抗して絞り板を他方の位置に保持
する第2位置との間でトグル動作する絞り板保持手段
と、被写体輝度に応じた光電信号を出力する測光手段
と、前記光電信号のレベルが予め設定された閾値を上回
るように、又は下回るように変化したことを検知してそ
れぞれ切り換え信号を出力し、かつ電源投入時に前記測
光手段から得られる光電信号のレベルを前記閾値と比較
し、前記小絞り位置又は大絞り位置のいずれかに決めら
れた絞り板の初期セット位置が被写体輝度に適合してい
ない場合に切り換え信号を出力する絞り制御回路と、前
記切り換え信号の入力ごとに一定時間駆動され、前記絞
り保持手段をトグル動作させて絞り板を大絞り位置と小
絞り位置との間で交互に切り換える電磁駆動手段とを備
えたから、電池の消耗を抑えることができる。また、前
記絞り板保持手段を設けたことにより、前記電磁駆動手
段は、絞り板を一方向に移動させれば済むので、絞り制
御回路を簡単化することができる。このため、容量が小
さい電池を内蔵するレンズ付きフイルムユニット等には
好適である。
メラの自動露光制御装置は、少なくとも1つの絞り開口
が形成され、この絞り開口が撮影光路上に位置して絞り
径を小さくする小絞り位置と、前記絞り開口が撮影光路
上から退避して絞り径を大きくする大絞り位置との間で
移動自在に設けられた絞り板と、絞り板が前記小絞り位
置及び大絞り位置に移動するように絞り板を一方向に付
勢するバネと、このバネで付勢された絞り板を小絞り又
は大絞りのいずれか一方の位置まで移動させる第1位置
と、前記バネの付勢に抗して絞り板を他方の位置に保持
する第2位置との間でトグル動作する絞り板保持手段
と、被写体輝度に応じた光電信号を出力する測光手段
と、前記光電信号のレベルが予め設定された閾値を上回
るように、又は下回るように変化したことを検知してそ
れぞれ切り換え信号を出力し、かつ電源投入時に前記測
光手段から得られる光電信号のレベルを前記閾値と比較
し、前記小絞り位置又は大絞り位置のいずれかに決めら
れた絞り板の初期セット位置が被写体輝度に適合してい
ない場合に切り換え信号を出力する絞り制御回路と、前
記切り換え信号の入力ごとに一定時間駆動され、前記絞
り保持手段をトグル動作させて絞り板を大絞り位置と小
絞り位置との間で交互に切り換える電磁駆動手段とを備
えたから、電池の消耗を抑えることができる。また、前
記絞り板保持手段を設けたことにより、前記電磁駆動手
段は、絞り板を一方向に移動させれば済むので、絞り制
御回路を簡単化することができる。このため、容量が小
さい電池を内蔵するレンズ付きフイルムユニット等には
好適である。
【図1】ガイド板の構成を示す斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの全体斜視図であ
る。
る。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの分解斜視図であ
る。
る。
【図4】露光部の分解斜視図である。
【図5】絞り板及びガイド板の動作を示す正面図であ
る。
る。
【図6】絞り板のセット位置を示す正面図である。
【図7】ストロボの回路を示す回路図である。
【図8】絞り制御回路を示す回路図である。
【図9】駆動パルスの発生タイミングを示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図10】作動スイッチとレンズカバーとを連動させた
レンズ付きフイルムユニットの全体斜視図である。
レンズ付きフイルムユニットの全体斜視図である。
【図11】グリップ部に設けた操作ボタンと作動スイッ
チとを連動させたレンズ付きフイルムユニットの全体斜
視図である。
チとを連動させたレンズ付きフイルムユニットの全体斜
視図である。
26 CdS 27 ストロボスイッチ 37 絞り板 37a 小絞り開口 37d ガイドピン 51 駆動部 56 ガイド板 61 第1の保持面 62 第2の保持面 63 往動経路面 64 復動経路面 72 電源電池 91 ソレノイド
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 575 G03C 3/00 575B (72)発明者 畑 幸次 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H002 BC11 BC12 CC26 HA03 HA06 JA05 2H053 AA01 AC22 CA33 CA41 DA00 2H080 AA18 AA30 AA46 AA55 AA64 AA67 CC11 CC13
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1つの絞り開口が形成され、
この絞り開口が撮影光路上に位置して絞り径を小さくす
る小絞り位置と、前記絞り開口が撮影光路上から退避し
て絞り径を大きくする大絞り位置との間で移動自在に設
けられた絞り板と、 絞り板が前記小絞り位置及び大絞り位置に移動するよう
に絞り板を一方向に付勢するバネと、 このバネで付勢された絞り板を小絞り又は大絞りのいず
れか一方の位置まで移動させる第1位置と、前記バネの
付勢に抗して絞り板を他方の位置に保持する第2位置と
の間でトグル動作する絞り板保持手段と、 被写体輝度に応じた光電信号を出力する測光手段と、 前記光電信号のレベルが予め設定された閾値を上回るよ
うに、又は下回るように変化したことを検知してそれぞ
れ切り換え信号を出力し、かつ電源投入時に前記測光手
段から得られる光電信号のレベルを前記閾値と比較し、
前記小絞り位置又は大絞り位置のいずれかに決められた
絞り板の初期セット位置が被写体輝度に適合していない
場合に切り換え信号を出力する絞り制御回路と、 前記切り換え信号の入力ごとに一定時間駆動され、前記
絞り保持手段をトグル動作させて絞り板を大絞り位置と
小絞り位置との間で交互に切り換える電磁駆動手段とを
備えたことを特徴とするカメラの自動露光制御装置。 - 【請求項2】 前記電磁駆動手段は一定ストローク往復
移動するソレノイドであることを特徴とする請求項1記
載のカメラの自動露光制御装置。 - 【請求項3】 前記絞り制御回路に給電を行うオン位置
とその給電を断つオフ位置との間で移動自在なスイッチ
を備え、このスイッチをオフ位置に移動することに連動
して前記絞り板を前記初期セット位置に移動させること
を特徴とする請求項1又は2記載のカメラの自動露光制
御装置。 - 【請求項4】 前記スイッチは、オン位置で内蔵ストロ
ボへの給電を行い、オフ位置でその給電を断つことを特
徴とする請求項3記載のカメラの自動露光制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25948099A JP2001083562A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | カメラの自動露光制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25948099A JP2001083562A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | カメラの自動露光制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001083562A true JP2001083562A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17334672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25948099A Pending JP2001083562A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | カメラの自動露光制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001083562A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1260854A3 (en) * | 2001-05-11 | 2003-03-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Lens-fitted photo film unit with electronic flash device |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25948099A patent/JP2001083562A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1260854A3 (en) * | 2001-05-11 | 2003-03-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Lens-fitted photo film unit with electronic flash device |
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