JP3973186B2 - 絞り駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ付きフイルムユニットや安価なカメラ等に組み込まれ、絞り開口を設けた絞り板を移動させる絞り駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
予め写真フイルムが装填された1回使用型の簡易型カメラとして、レンズ付きフイルムユニットが知られている。このレンズ付きフイルムユニットは、1回使用型であることから、徹底した構造の簡単化、低コスト化が図られている。他方で、画質向上の要求から、被写体光量に応じて自動的に絞り切り換えを行い、これにより露光制御を行う自動露光制御装置を備えたものが検討されている。
【0003】
この自動露光制御装置は、例えば、特開平9−5817号公報に示すように、絞り開口が設けられた絞り板と、この絞り板を移動させて、絞り開口の切り替えを行う絞り制御回路とからなる。この絞り制御回路は、コイルへの通電によって生じる電磁力で可動鉄心を移動させ、これに連動させて絞り板を小絞り位置と大絞り位置との間で移動させる絞り駆動装置と、シャッタ半押し操作によって前記絞り駆動装置への給電経路をオン/オフするメインスイッチと、被写体光量を検出しその光量信号を出力する測光部と、この光量信号を受けて、それが所定値に達した時に前記絞り駆動装置を作動させるスイッチングトランジスタとを備えている。これによれば、シャッタ半押し操作によって前記制御部が作動し、被写体光量に応じて自動的に露光制御が行われるので、誰でも簡単に適正な露出量で撮影することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の自動露光制御装置では、絞り駆動装置が作動して絞り板を移動させた後、その絞り板を保持するためにコイルに通電し続けなくてはならない。このため、長時間通電されたコイルが焼き切れてしまうということが考えられる。また、瞬間的に絞り駆動装置を作動させて、切り替えた後はトグルバネの付勢によって切替後の位置に保持することも可能であるが、この場合、トグルバネの付勢が強過ぎると、その付勢に抗する力を発生させるためにコイルの大型化や、電源の出力を上げること等が必要となり、コスト上好ましくない。また、トグルバネの付勢が弱過ぎると、落下による衝撃等で簡単に絞り板が移動してしまう。
【0005】
本発明は上記問題点を考慮してなされたもので、短時間の給電で絞り板を移動させ、給電を停止した後は、メカ機構で絞り板を保持することが可能な絞り駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記記目的を達成するために、本発明の絞り駆動装置では、写真フイルムが予め装填され、撮影レンズ、シャッタ機構、及び絞り開口を形成した絞り板を有するレンズ付きフイルムユニットに組み込まれ、2つのコイルのいずれかに通電することで発生する電磁力によって可動部材を第1又は第2の位置に選択的に移動させ、これに連動して絞り板を小絞り位置と大絞り位置との間で移動させる絞り駆動装置において、前記可動部材の移動経路に入り込み、前記第1又は第2の位置に前記可動部材を係止するロック位置と、このロック位置から退避して前記可動部材の係止を解除するロック解除位置との間で移動可能に設けられ、前記第1又は第2のコイルへの通電時に発生する電磁力によって前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動し、前記可動部材が前記第1の位置及び第2の位置の間を移動した後、前記コイルへの通電が断たれたときに前記ロック位置に移動するロック部材を備えている。
【0007】
請求項2記載の絞り駆動装置では、写真フイルムが予め装填され、撮影レンズ、シャッタ機構、及び絞り開口を形成した絞り板を有するレンズ付きフイルムユニットに組み込まれ、1つのコイルに通電する電流の向きを変化させて可動部材を吸引又は反発させることにより第1又は第2の位置に選択的に移動させ、これに連動して絞り板を小絞り位置と大絞り位置との間で移動させる絞り駆動装置において、前記可動部材の移動経路に入り込み、前記第1又は第2の位置に前記可動部材を係止するロック位置と、このロック位置から退避して前記可動部材の係止を解除するロック解除位置との間で移動可能に設けられ、前記コイルへの通電時に発生する電磁力によって前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動し、前記可動部材が前記第1の位置及び第2の位置の間を移動した後、前記コイルへの通電が断たれたときに前記ロック位置に移動するロック部材を備えたことを特徴とする。また、前記ロック部材をロック位置に向けて付勢するバネを設け、コイルへの通電により前記バネの付勢に抗してロック部材がロック解除位置に移動し、前記コイルへの通電が断たれたときに前記バネの付勢によって前記ロック位置に復帰することが好ましい。なお、前記ロック部材の移動方向を可動部材の移動方向に対して略直交させていると更によい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の絞り駆動装置が内蔵されたレンズ付きフイルムユニット11の外観及び内部構造の概略を示す図2及び図3において、レンズ付きフイルムユニット11は、中央に露光部12が設けられ、その横にストロボ装置13が組み付けられた本体基部14と、その前後に被せられる前カバー16及び後カバー17とから構成されるユニット本体と、カートリッジ18及びカートリッジ18から引き出してロール形態にした写真フイルム19とからなる。カートリッジ18及び写真フイルム19は、本体基部14に形成されたカートリッジ収納室14a,フイルム収納室14bにそれぞれレンズ付きフイルムユニットの製造時点で予め組み込まれる。
【0009】
前カバー16には、その前面に、撮影レンズ20を露呈する撮影窓21,ファインダ対物窓22,ストロボ発光窓23、及び測光窓26が形成されており、その上面にはシャッタボタン28,フイルムカウンタ窓29が形成されている。測光窓26からは、CdS30が露呈している。CdS30は、自動露光制御装置の測光手段であり、周知のように、受光する輝度に応じてその抵抗値が変化する光導電素子である。この抵抗値の変化を検出することにより自動的に絞りが切り換えられて露光制御が行われる。自動露光制御装置は回路基板37(図1参照)に形成されている絞り制御回路、及び絞り板47から構成される。
【0010】
撮影レンズ8の横には電源スイッチ27が取り付けられる。電源スイッチ27は、ストロボの充電、及び絞り制御回路の作動を開始させるためのもので、電源スイッチ27は、前カバー16に設けられたスリット部40から摘み部27aが露呈するように取り付けられ、撮影者は、この摘み部27aを上下方向にスライド移動させることにより操作する。図1に示すように摘み部27aの横には、突起状の押圧部27bが形成されている。この押圧部27bは絞り板47の一端に形成される被押圧部47cの上方に位置している。電源スイッチ27を下方にスライドさせ、ストロボの充電、及び絞り制御回路をオフにしたとき、押圧部27bが被押圧部47cを押すことにより、軸57を中心にして絞り板47を図中時計方向に回動させ、後述する第1の位置(図8参照)に移動させる。
【0011】
後カバー17にはファインダ接眼窓31、上面に、ライトガイド25を露呈する充電完了確認窓32が形成され、さらにカートリッジ収納室14a,フイルム収納室14bの底部開口を光密に覆う底蓋17a,17bが一体に形成されている。底蓋17aは、撮影済みの写真フイルムが巻き込まれたカートリッジ18を取り出すときに開放される。
【0012】
カートリッジ収納室14aの上部には、巻上げノブ33が設けられ、その下面に一体に形成された巻上げ軸がカートリッジ18のスプールに係合する。撮影ごとに巻上げノブ33を回動操作することによって、撮影済みの写真フイルムは1コマ分ずつカートリッジ18に巻き込まれる。このフイルム1コマ巻上げに連動して露光部12に組み込まれたシャッタ機構が次回の撮影のためにチャージされ、またフイルム1コマ給送が完了すると露光部12に組み込まれたロックレバーによって巻上げノブ33の回動がロックされる。
【0013】
ストロボ装置13は、メインコンデンサ34,シンクロスイッチ36,昇圧コイル、Cds30、及び絞り駆動装置35などの回路部品を取り付けた回路基板37と、ストロボ放電管やリフレクタ等を含む発光部38と、電源電池39とからなる。回路基板37には、回路パターンがプリントされるとともに、各種回路部品が取り付けられて、ストロボ回路及び絞り制御回路が形成されている。回路基板37の前面には、スイッチ接片41と、その前方に電源スイッチ27を支持する支持板42が取り付けられる。スイッチ接片41は、電源スイッチ27のスライドによりオン/オフが行われる。
【0014】
露光部12は、前方に向かって角筒状に突出した暗箱基部46をベースにして、これにシャッタ機構,フイルム巻止め機構の他、ファインダ機構やフイルムカウンタ板等を組み付けたものである。さらに、この露光部12は、ファインダ光学系を構成する対物及び接眼レンズを保持する。暗箱基部46の背面には、露光枠が形成されており、撮影位置に送られてきた写真フイルム19の前面で1コマ分の露光範囲を制限する。
【0015】
図1に示すように、暗箱基部46の前面には、シャッタ開口46aが形成されており、その前方に、絞り板47と、シャッタ羽根48と、これらを覆うシャッタカバー49とが取り付けられる。暗箱基部46の右隣には、絞り駆動装置35が配置される。シャッタカバー49には、撮影レンズ20が組み込まれている。
【0016】
シャッタ羽根48は、周知の蹴飛ばし式のもので、羽根部48aとその上方に延びた取付部48bとからなる。取付部48bが暗箱基部46の前面に形成されたピン53と係合し、このピン53を中心軸として、シャッタ開口46aを閉じる閉じ位置と該開口46aを開放する開き位置との間で、回動自在に取り付けられる。取付部48bと暗箱基部46との間には、コイルバネ54がかけられており、シャッタ羽根48は、このコイルバネ54によって閉じ位置方向に付勢される。シャッタボタン28が押下されると、シャッタ機構が作動し、蹴飛ばしレバー56が取付部48bの頭部を蹴飛ばす。これにより、羽根部48aが回動し、シャッタ開口46aが開閉される。シャッタスピードは設計時に設定された所定値に固定される。
【0017】
また、取付部48bには、押圧部48cが設けられている。この押圧部48cは、シャッタ開閉に連動してストロボ発光させるためのもので、シャッタボタン28が押下されてシャッタ羽根48が全開位置にきた時に、シンクロスイッチ36を押圧して、これをオンする。
【0018】
絞り板47には、大絞り開口47a及び小絞り開口47bが形成されている。絞り板47は、その開口47dが、暗箱基部46に設けられた軸57に取り付けられ、この軸57を中心軸として、撮影光路上に小絞り開口47bが挿入される第1の位置(図8参照)と、撮影光路上に大絞り開口47aが挿入される第2の位置(図9参照)との間で回動自在とされる。小絞り開口47bは通常時の絞り径であり、大絞り開口47aはそれよりも大径に設定されている。この絞り板47は絞り駆動装置35によって駆動される。
【0019】
本発明の絞り駆動装置35は、第1、第2コイル51、52と、それらのコイル51、52内に挿入され、直進自在に保持されている可動鉄心58と、コイル51、52への通電により磁気的吸引力を発生する継鉄(ヨーク)磁気枠60と、ロック部材61と、板バネ62とから構成されている。第1、第2コイル51、52は、継鉄磁気枠60に固定され、第1コイル51が下方に、第2コイル52が上方に配置されている。絞り駆動装置35は、絞り制御回路から第1、第2コイル51、52への通電を受けて駆動される。
【0020】
可動鉄心58は、それが上下方向に移動するように、その長手方向がほぼ垂直になるように配置される。第2コイル52に通電されると、可動鉄心58がそれに引きつけられて上方に移動し、第1コイル51に通電されると、可動鉄心58がそれに引きつけられて下方に移動する。
【0021】
この可動鉄心58の一部は、継鉄磁気枠60の外部に露呈されており、この露呈部分に、ピン58aが形成されている。このピン58aと絞り板47に設けられた開口47eとが係合する。この係合により、可動鉄心58が、第1コイル51、及び第2コイル52の間をスライド移動すると、絞り板47が第1の位置と第2の位置との間で回動する。
【0022】
ロック部材61は、金属板を折り曲げ形成したものであり、平面部61aと、その平面部61aから突出する腕部61bとから構成される。平面部61aの一端は板バネ62を介して継鉄磁気枠60に取り付けられている。この板バネ62は、ロック部材61を、可動鉄心58の移動経路に入り込むように付勢している。板バネ62は非磁性材料であるリン青銅板を折り曲げ形成したものである。このため、板バネ62は、コイル51、52及び継鉄磁気枠60による磁気的吸引力の影響を受けることはない。板バネ62の、ロック部材61及び継鉄磁気枠60への取り付けは、スポット溶接により行われている。
【0023】
腕部61bは中間部から、鍵形に折れ曲がり、さらにその先でも鍵形に折れ曲がって、先端部61cが平面部61aの方に向かって突出している。絞り制御回路の電源がオフになっているとき、可動鉄心58は、図4(A)で示す第1コイル51側の位置に係止されている。板バネ62の付勢により先端部61cがピン58aの移動経路に入り込んでいるため、可動鉄心58はスライド移動がロックされた状態となっている。このとき、ピン58aに係合している絞り板47は図8で示す第1の位置となっている。
【0024】
絞り制御回路の電源がオンになり、被写体輝度が低輝度の場合、第2コイル52に短時間の通電が行われ、磁気的吸引により、平面部61aが板バネ62の付勢に抗して継鉄磁気枠60に吸着する(図4(B))。このとき、平面部61aと一体になって移動した先端部61cはピン58aの移動経路から退避する。これにより、可動鉄心58はスライド移動が自由になり、第2コイル52側に移動する。
【0025】
可動鉄心58の移動の後、すぐに、第2コイル52への通電が停止して、継鉄磁気枠60に吸着していたロック部材61は、板バネ62の付勢によりもとの位置に戻る。可動鉄心58は図4(C)に示す第2コイル52側の位置に係止されている。板バネ62の付勢により、先端部61cがピン58aの移動経路に入り込んでいるため可動鉄心58はスライド移動がロックされた状態となっている。このとき、ピン58aに係合している絞り板47は図9で示す第2の位置となっている。
【0026】
また、可動鉄心58が第2コイル52側へ移動し(図4(C))、その後、被写体輝度が変化して高輝度になった場合、第1コイル51に短時間の通電が行われ、磁気的吸引により、平面部61aが板バネ62の付勢に抗して継鉄磁気枠60に吸着する(図4(B))。このとき、平面部61aと一体になって移動した先端部61cはピン58aの移動経路から退避する。これにより、可動鉄心58はスライド移動が自由になり、第1コイル51側に移動する。可動鉄心58の移動の後、すぐに、第1コイル51への通電が停止して、継鉄磁気枠60に吸着していたロック部材61は、板バネ62の付勢によりもとの位置に戻る。先端部61cはピン58aの移動経路に入り込み、図4(A)の状態に戻る。
【0027】
このようにして、短時間のコイルへの通電で絞り板47を移動させ、コイルへの通電が断たれたとき、絞り板47を保持するメカ機構を簡単な構造で実現している。
【0028】
なお、ロック部材61は、継鉄磁気枠60の周りであれば、どの部分に設けてもよい。また、腕部61b、及び可動鉄心58の形状は図示したものに限らず、例えば腕部61bの先端部をキー形状とし、そのキーに合わせた複数のキー溝を可動鉄心に設けたものでもよい。このような形状とした場合、第1及び第2コイル51、52のどちらにも通電されていないときには、前記キーが前記キー溝に係合して可動鉄心58の移動を係止する。また、第1及び第2コイル51、52のどちらかに通電されているときには、前記キーを前記キー溝から退避させ、可動鉄心58の移動を自由にすることができる。
【0029】
ストロボ回路の例を示す図6において、ストロボ回路は、電源スイッチ27がオンすると(図5参照)、発振トランジスタ66が導通して昇圧コイル67が作動する。昇圧コイル67から得られる二次電流によってメインコンデンサ34とトリガコンデンサ68に充電が行われ、メインコンデンサ34が規定の充電レベルに達するとネオン管69が点灯する。この光がライトガイド25を通って撮影者に確認される。シャッタ羽根48の開放によりシンクロスイッチ36がオンすると、トリガコンデンサ68の放電によりトリガコイル71の一次側に電流が流れ、その二次側に接続されたトリガ電極72に高電圧が発生する。これによりメインコンデンサ34に蓄えられていた電荷がストロボ放電管73を通して放電され、ストロボ発光する。
【0030】
他方、絞り制御回路の例を示す図5及びその回路のタイミングチャートを示す図7において、絞り制御回路は、CdS30,コンパレータ76,インバータ77,ANDゲート78,NORゲート79,第1及び第2コイル51、52を備えている。この絞り制御回路の電源電池39及び電源スイッチ27は、ストロボ回路と共通である。第1コイル51は、可動鉄心58を下方に吸引して、絞り板47を第1の位置に回動する。第2コイル52は、可動鉄心58を上方に吸引して、絞り板47を第2の位置に回動する。
【0031】
コンパレータ76は、基準電圧Vref と、CdS30と抵抗84とで分圧された入力電圧Vinとを比較して、ハイ(H)レベル又はロー(L)レベルの信号を出力するためのものである。被写体輝度が高輝度の時、CdS30の抵抗値は低いので、入力電圧Vinが低い。他方、被写体輝度が低輝度の時、CdS30の抵抗値は高く、入力電圧Vinは高い。
【0032】
コンパレータ76は、入力電圧Vinが基準電圧Vref よりも低い時(被写体輝度が高輝度の時)には、H信号を出力しつづける。被写体輝度が減少して、入力電圧Vinが徐々に増加して基準電圧Vref に近づき、基準電圧Vref を上回ったときに、出力信号がH信号からL信号に変化する。その後、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回っている間、L信号を出力しつづける。そして、被写体輝度が増加して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を下回ると、H信号に変化する。
【0033】
コンパレータ76から出力された信号は、ANDゲート78,NORゲート79の各々の一方の入力端子78a,79aにそれぞれ入力される。また、この出力信号は、インバータ77にも入力される。このインバータ77によって反転されて出力された信号が、コンデンサ86によって遅延されて、ANDゲート78,NORゲート78の各々の他方の入力端子78b,79bに入力される。
【0034】
まず、入力電圧Vinが基準電圧Vref よりも低い時(被写体輝度が高輝度の時)、コンパレータ77からH信号が出力される。この時、入力端子78a,79aにはH信号が、入力端子78b,79bにはインバータ77を経由してL信号が入力される。このため、ANDゲート78,NORゲート79ともに、L信号を出力するので、トランジスタ87,88は作動せず、したがって、第1及び第2コイル51、52に通電しない。
【0035】
また、この反対に、入力電圧Vinが基準電圧Vref よりも高い時(被写体輝度が低輝度の時)、コンパレータ77からL信号が出力される。この時、入力端子78a,79aにはL信号が、入力端子78b,79bにはインバータ77を経由してH信号が入力される。このため、ANDゲート78,NORゲート79ともに、L信号を出力するので、第1、第2コイル51、52に通電しない。このように、入力電圧Vinが基準電圧Vref の上下で、ある程度定常状態にある時には、第1及び第2コイル51、52に通電しない。
【0036】
これに対して、入力電圧Vinが変化して基準電圧Vref を横切る時には、ANDゲート78からトランジスタ87を作動させる通電パルス、又は、NORゲート79からトランジスタ88を作動させる通電パルスが選択的に発生して、第1又は第2コイル51、52に通電させる。
【0037】
まず、入力電圧Vinが増加して基準電圧Vref を上回ると(被写体輝度が減少)、コンパレータ77からの出力信号がH信号からL信号に変化する。このL信号が入力端子78a,79aに入力される。この時、NORゲート79は、その入力端子79a,79bに、ともにL信号が入力されるので、H信号を出力する。このNORゲート79のH信号の出力は、その入力端子79bにインバータ77からH信号が入力されるまでの間、すなわち、コンデンサ86によって入力が遅延される間、つづく。これが通電パルスとなり、一定時間、第2コイル52に通電し、絞り板47を第2の位置に回動する。
【0038】
次に、入力電圧Vinが減少して基準電圧Vref を下回ると(被写体輝度が増加)、コンパレータ77からの出力信号がL信号からH信号に変化する。このH信号が入力端子78a,79aに入力される。この時、ANDゲート78は、その入力端子79a,79bに、ともにH信号が入力されるので、H信号を出力する。このANDゲート78のH信号の出力は、その入力端子78bにインバータ77からL信号が入力されるまでの間、すなわち、コンデンサ86によって入力が遅延される間、つづく。これが通電パルスとなり、一定時間、第1コイル51に通電し、絞り板47を第1の位置に回動する。
【0039】
このように、予め設定された基準電圧Vref を入力電圧Vinが上回る時と、下回る時に絞り板47の切り換えが行われる。基準電圧Vref は、抵抗91と抵抗92との分圧値となる。しかし、その値は、入力電圧Vinが増加していく時と、それが減少していく時とでは、微妙に変化する。
【0040】
これは、いわゆるヒステリシスと呼ばれる現象で、入力電圧Vinが増加する時の基準電圧Vref と、入力電圧Vinが減少する時の基準電圧Vref との間に差が生じる。この差の大きさがヒステリシスの幅となり、これは抵抗91と抵抗92との大きさで決まる。ヒステリシスの幅が小さいと、ノイズによる影響を受けやすくなる。すなわち、入力電圧Vinが基準電圧Vref 付近にある時に、ノイズの影響を受けて駆動パルスの発生が繰り返されるという誤作動が生じやすくなる。また、このヒステリシス幅が大きいと、ノイズによる誤作動が生じにくくなる一方、入力電圧Vinが増加する時の基準電圧Vref と、それが減少する時の基準電圧Vref との差が大きくなってしまう。ヒステリシス幅は、これらを勘案して適宜選択される。
【0041】
また、コンデンサ89は、電源スイッチ27をオンした時に、入力電圧Vinがコンパレータ76に入力するのを遅らせて、コンパレータ76の出力を初期化するためのものである。電源スイッチ27をオンした時、絞り板47は、常に第1の位置に設定されている。このため、コンパレータ76の出力も、絞り板47が第1の位置にある時に出力されるべきH信号に設定する必要がある。入力電圧Vinの入力を遅らせることで、被写体輝度の状態に関わらず、電源スイッチ27をオンした直後は、基準電圧Vref が入力電圧Vinを常に上回ることになる。したがって、電源スイッチ27をオンした直後はコンパレータ出力がH信号に設定される。
【0042】
以下、上記構成の作用について説明する。電源スイッチ27がオフ側に位置しているとき、絞り制御回路はオフになっており、絞り板47は第1の位置に係止されている(図8(A)参照)。電源スイッチ27をオンすると、ストロボ充電が開始され、絞り制御回路も作動を開始する。同時に、電源スイッチ27の押圧部27bが、絞り板47の被押圧部47cの移動経路上から退避して、絞り板47が回動可能な状態になる。
【0043】
電源スイッチ27をオンした直後、入力電圧Vinのコンパレータ76への入力がコンデンサ89によって遅延されるから、その間、被写体輝度に関わらず、コンパレータ76はH信号を出力する。被写体輝度が低輝度の場合には、入力電圧Vinが増加して基準電圧Vref を上回るから、コンパレータ出力がL信号に変化する。これにより、第2コイル52に通電させる通電パルスが発生し、絞り板47が第2の位置に回動する。この絞り板47の回動の後、第2コイル52への通電が停止すると、板バネ62の付勢によりロック部材61が可動鉄心58の移動経路に入り込む。このため、通電パルスによる第2コイル52への通電が終了しても、絞り板47はロック部材61により第2の位置に保持される(図9(A)参照)。
【0044】
他方、被写体輝度が高輝度の場合には、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回らないから、通電パルスは発生せず、絞り板47は回動しない。この時、第1コイル51への通電は断たれているが、ロック部材61によって絞り板47は第1の位置に係止された状態を保つ(図8(A)参照)。
【0045】
巻き上げノブ33を回動すると、フイルムが1コマ巻き上げられるとともに、シャッタチャージが行われる。フレーミングの後、シャッタボタン28を押下すると、シャッタ羽根48が開閉して撮影が行われる。シャッタ羽根48が全開位置にきた時に、シンクロスイッチ36がオンしてストロボ発光する。被写体輝度が低い場合には、大絞り開口47aがセットされているから、撮影光は、撮影レンズ20,大絞り開口47aを通って写真フイルム19に露光する(図8(B)参照)。他方、被写体輝度が高い場合には、小絞り開口47bを通って写真フイルム19に露光する(図9(B)参照)。被写体輝度に応じた絞りがセットされているので、適正な露光量で撮影が行われる。
【0046】
また、被写体輝度が高輝度の状態から減少して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回ると、第2コイル52に通電させる通電パルスが発生し、絞り板47が第2の位置に回動し、大絞り開口47aがセットされる。他方、被写体輝度が増加して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を下回ると、第1コイル51に通電させる通電パルスが発生し、絞り板47が第1の位置に回動し、小絞り開口47bがセットされる。このように、日中にストロボ撮影を行う場合など被写体輝度が高い場合には、小絞り開口47bに設定され、他方、夜間や室内など被写体輝度が低い場合には、大絞り開口47aに設定されるというように、被写体輝度に応じて絞り板が自動的に切り換えられるので、適正な露光量での撮影が可能となる。
【0047】
また、絞り切り換えは、絞り制御回路が作動している間、輝度の変化に応じて即座に行われるので、撮影時にシャッタボタン28を半押し操作して絞り切り換えを行う等特別な操作が不要となる。このため、絞り制御回路を作動させている間は、常に輝度に応じた絞りが設定されているので、適正な露光での撮影が即座に可能となり、シャッタチャンスを逃してしまうようなことはない。
【0048】
また、通電パルスを発生させて絞り板47を駆動するので、電源電池39の消耗が抑えられる。そして、絞り板47をロック部材61によって各位置に係止するので、それを係止するために電源電池39を消耗する必要がない。
【0049】
撮影が終了し、電源スイッチ27をオフにする。このオフ時に、絞り板47が第2の位置にセットされている場合には、押圧部27bが絞り板47の被押圧部47cと当接し、被押圧部47cを下方に押し下げて絞り板47を第1の位置にセットする。ストロボを使用しないで撮影する場合、一般に、被写体輝度は高いと考えられるので、小絞り開口47bをセットすることにより、適正な露光量で撮影が行われる。
【0050】
上記例では、1つの可動鉄心と2つのコイルとで、絞り駆動装置を構成し、一方のコイルを選択的に通電させることにより可動鉄心を上下方向に移動して、絞り板を切り替える例で説明したが、図10及び図11に示すように、1つの可動鉄心と1つのコイルとで、絞り駆動装置を構成し、コイルに流す電流の向きを変化させることにより可動鉄心を上下方向に移動して、絞り板を切り替えるようにしてもよい。
【0051】
図10に示す絞り駆動装置96は、1つのコイル97と、そのコイル97内に挿入され、直進自在に保持されている可動鉄心98と、コイル97への通電により磁気的吸引力を発生する継鉄磁気枠60と、ロック部材61と板バネ62とから構成されている。可動鉄心98には、ピン98aが形成されており、このピン98aと開口47eとが係合することにより、可動鉄心98の上下動に連動して絞り板47が回動する。この可動鉄心98には永久磁石が使用されており、その極性とコイルに流れる電流の向きによってできる極性とにより、吸引、反発させて可動鉄心98を上下動させる。
【0052】
この例の絞り制御回路には、図11に示すようにANDゲート78の出力側にトランジスタ101,102が、NORゲート79の出力側にトランジスタ103,104がそれぞれ接続される。これらのトランジスタ101〜104はコイル97に接続される。
【0053】
絞り制御回路の電源がオフになっているとき、可動鉄心98は、コイル97の下方に係止されている。板バネ62の付勢により先端部61cがピン98aの移動経路に入り込んでいるため、可動鉄心98はスライド移動がロックされた状態となっている。このとき、ピン98aに係合している絞り板47は第1の位置となっている。
【0054】
被写体輝度が増加して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を下回ると、ANDゲート78から通電パルスが出力され、トランジスタ101,102が作動する。これにより、コイル97にA方向の電流が流れる。コイル97への通電により、先端部61cがピン98aの移動経路から退避するとともに、A方向に通電されているコイル97は可動鉄心98を吸引する力を発生し、この吸引力により可動鉄心98が上方に移動して絞り板47が第2の位置に回動する。可動鉄心98の移動の後、すぐに、コイル97への通電が停止して、継鉄磁気枠60に吸着していたロック部材61は、板バネ62の付勢によりもとの位置に戻る。先端部61cがピン98aの移動経路に入り込んで、可動鉄心98はスライド移動がロックされた状態となる。
【0055】
他方、被写体輝度が減少して、入力電圧Vinが基準電圧Vref を上回ると、NORゲート79から通電パルスが出力され、トランジスタ103,104が作動する。これにより、コイル97にB方向の電流が流れる。コイル97への通電により、先端部61cがピン98aの移動経路から退避するとともに、B方向に通電されているコイル97は可動鉄心98を反発する力を発生し、この反発力により可動鉄心98が下方に移動して絞り板47が第1の位置に回動する。可動鉄心98の移動の後、すぐに、コイル97への通電が停止して、継鉄磁気枠60に吸着していたロック部材61は、板バネ62の付勢によりもとの位置に戻る。先端部61cがピン98aの移動経路に入り込んで、可動鉄心98はスライド移動がロックされた状態となる。
【0056】
なお、上記例では、いずれも、ストロボ内蔵型のレンズ付きフイルムユニットに実施した例で説明しているが、ストロボ非内蔵型のものでもよいし、また、レンズ付きフイルムユニットでなくてもよく、コンパクトカメラに実施してもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の絞り駆動装置は、コイルへの通電により可動部材の移動経路から退避して可動部材の第1又は第2の位置への移動を許容するロック解除位置に移動し、前記コイルへの通電を断つことにより可動部材の移動経路内に入り込んで可動部材を第1又は第2の位置に係止するロック位置に移動するロック部材を備えたことにより、コイルに通電されているときには、絞り板を第1又は第2の位置に回動させ、コイルへの通電が断たれているときには、絞り板を係止する。この絞り駆動装置を安価なカメラやレンズ付きフイルムユニットに用いることにより、簡単な構造で、確実に絞り径の制御を行う自動露光制御装置を組み込むことができる。特に、コイルへの短い通電時間で絞り板を駆動できることから、容量が小さい電池を内蔵するレンズ付きフイルムユニット等には好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絞り駆動装置が組み込まれた露光部の分解斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの全体斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの分解斜視図である。
【図4】本発明の絞り駆動装置を作動させたときの状態を示す説明図である。
【図5】絞り制御回路を示す回路図である。
【図6】ストロボ回路を示す回路図である。
【図7】通電パルスの発生タイミングを示すタイミングチャートである。
【図8】被写体輝度が高い場合における、絞り駆動装置及び絞り板の動作を示す説明図である。
【図9】被写体輝度が低い場合における、絞り駆動装置及び絞り板の動作を示す説明図である。
【図10】1個のコイルで駆動する絞り駆動装置が組み込まれた露光部の分解斜視図である。
【図11】図10の例の絞り制御回路を示す回路図である。
【符号の説明】
26 測光窓
27 電源スイッチ
30 Cds
35、96 絞り駆動装置
39 電源電池
47 絞り板
51 第1コイル
52 第2コイル
58、98 可動鉄心
58a、98a ピン
60 継鉄磁気枠
61 接片
62 板バネ
76 コンパレータ
77 インバータ
78 ANDゲート
79 NORゲート
81,82,98 ソレノイド
97 コイル

Claims (4)

  1. 写真フイルムが予め装填され、撮影レンズ、シャッタ機構、及び絞り開口を形成した絞り板を有するレンズ付きフイルムユニットに組み込まれ、2つのコイルのいずれかに通電することで発生する電磁力によって可動部材を第1又は第2の位置に選択的に移動させ、これに連動して絞り板を小絞り位置と大絞り位置との間で移動させる絞り駆動装置において、
    前記可動部材の移動経路に入り込み、前記第1又は第2の位置に前記可動部材を係止するロック位置と、このロック位置から退避して前記可動部材の係止を解除するロック解除位置との間で移動可能に設けられ、前記第1又は第2のコイルへの通電時に発生する電磁力によって前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動し、前記可動部材が前記第1の位置及び第2の位置の間を移動した後、前記コイルへの通電が断たれたときに前記ロック位置に移動するロック部材を備えたことを特徴とする絞り駆動装置。
  2. 写真フイルムが予め装填され、撮影レンズ、シャッタ機構、及び絞り開口を形成した絞り板を有するレンズ付きフイルムユニットに組み込まれ、1つのコイルに通電する電流の向きを変化させて可動部材を吸引又は反発させることにより第1又は第2の位置に選択的に移動させ、これに連動して絞り板を小絞り位置と大絞り位置との間で移動させる絞り駆動装置において、
    前記可動部材の移動経路に入り込み、前記第1又は第2の位置に前記可動部材を係止するロック位置と、このロック位置から退避して前記可動部材の係止を解除するロック解除位置との間で移動可能に設けられ、前記コイルへの通電時に発生する電磁力によって前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動し、前記可動部材が前記第1の位置及び第2の位置の間を移動した後、前記コイルへの通電が断たれたときに前記ロック位置に移動するロック部材を備えたことを特徴とする絞り駆動装置。
  3. 前記ロック部材を前記ロック位置に向けて付勢するバネを設け、コイルへの通電により前記バネの付勢に抗してロック部材が前記ロック解除位置に移動し、前記コイルへの通電が断たれたときに前記バネの付勢によって前記ロック位置に復帰することを特徴とする請求項1又は2記載の絞り駆動装置。
  4. 前記ロック部材の移動方向を可動部材の移動方向に対して略直交させたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の絞り駆動装置。
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