JPH10203270A - 電動運搬車のハーネス取付構造 - Google Patents
電動運搬車のハーネス取付構造Info
- Publication number
- JPH10203270A JPH10203270A JP9011641A JP1164197A JPH10203270A JP H10203270 A JPH10203270 A JP H10203270A JP 9011641 A JP9011641 A JP 9011641A JP 1164197 A JP1164197 A JP 1164197A JP H10203270 A JPH10203270 A JP H10203270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- trunk
- body frame
- electric motor
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハーネスを地面から出来るだけ離すこと、及
び保守点検を考慮したハーネスの配置構造を提供する。 【解決手段】 荷台5の下面に、幹ハーネス60を這わ
せた状態で取付け、この幹ハーネス60から延ばした枝
ハーネスを各種電気部品にケーブルカプラを介して連結
したことを特徴とする。 【効果】 車体フレームにではなく、上方の荷台に幹ハ
ーネスを取付けたので、幹ハーネスは十分に地面から離
れ、地面からの跳ね水や跳ね石の被害を免れることが出
来る。車体フレームと荷台との間に十分な隙間があり、
この隙間を通じて幹ハーネスを点検することが出来る。
幹ハーネスから分岐した枝ハーネスを、ケーブルカップ
ラを介してバッテリなどに連結するようにしたので、ハ
ーネスの取付けが容易になる。
び保守点検を考慮したハーネスの配置構造を提供する。 【解決手段】 荷台5の下面に、幹ハーネス60を這わ
せた状態で取付け、この幹ハーネス60から延ばした枝
ハーネスを各種電気部品にケーブルカプラを介して連結
したことを特徴とする。 【効果】 車体フレームにではなく、上方の荷台に幹ハ
ーネスを取付けたので、幹ハーネスは十分に地面から離
れ、地面からの跳ね水や跳ね石の被害を免れることが出
来る。車体フレームと荷台との間に十分な隙間があり、
この隙間を通じて幹ハーネスを点検することが出来る。
幹ハーネスから分岐した枝ハーネスを、ケーブルカップ
ラを介してバッテリなどに連結するようにしたので、ハ
ーネスの取付けが容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動運搬車のハーネ
ス(電気配線)の取付構造に関する。
ス(電気配線)の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ビニールハウスの普及により、寒冷地で
もメロンの栽培が盛んに行なわれるようになってきた。
大型のビニールハウスは、大収穫を見込むために50m
〜100mの長大なものとなり、肥料、苗、作物の移動
には機械力が必要となる。従来は、トラクター、耕運機
を用いていたが、原動機が内燃機関(ガソリンエンジ
ン、ジーゼルエンジン)であるため、排気ガスがハウス
内にこもり、作業環境衛生上好ましいとはいえなかっ
た。
もメロンの栽培が盛んに行なわれるようになってきた。
大型のビニールハウスは、大収穫を見込むために50m
〜100mの長大なものとなり、肥料、苗、作物の移動
には機械力が必要となる。従来は、トラクター、耕運機
を用いていたが、原動機が内燃機関(ガソリンエンジ
ン、ジーゼルエンジン)であるため、排気ガスがハウス
内にこもり、作業環境衛生上好ましいとはいえなかっ
た。
【0003】そこで、例えば実公昭53−4294号公
報の「道路状態に適応させた農業用運搬車」を用いるこ
とを検討した。この電動運搬機は、同公報の第3図に示
されるとおりに、荷台4と左右の側板1,1’とからな
る車体フレーム内部に前から後へモーター15、減速機
16、バッテリー14を順に配置したものである。バッ
テリー14からモーター15に至るハーネスは図示され
ていないが、前記車体フレーム内に収納される。
報の「道路状態に適応させた農業用運搬車」を用いるこ
とを検討した。この電動運搬機は、同公報の第3図に示
されるとおりに、荷台4と左右の側板1,1’とからな
る車体フレーム内部に前から後へモーター15、減速機
16、バッテリー14を順に配置したものである。バッ
テリー14からモーター15に至るハーネスは図示され
ていないが、前記車体フレーム内に収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の電動運搬車
は、排気ガスを出さないという特長はあるが、電気配線
(ハーネス)の取付け位置には色々な問題がある。上記
公報ではハーネスが図示されていない。この様に従来は
ハーネスの配置に対する配慮が乏しかった。しかし、現
実にはハーネスはかなり太い多芯ケーブルとなり、ハー
ネスの配置は軽視できないものである。
は、排気ガスを出さないという特長はあるが、電気配線
(ハーネス)の取付け位置には色々な問題がある。上記
公報ではハーネスが図示されていない。この様に従来は
ハーネスの配置に対する配慮が乏しかった。しかし、現
実にはハーネスはかなり太い多芯ケーブルとなり、ハー
ネスの配置は軽視できないものである。
【0005】例えば、上記公報では太いハーネスが箱
(車体フレーム)の中に納めれているので、点検修理が
難しい。また、一般に車体フレームにハーネスを這わせ
るために、ハーネスと地面との距離は小さくなり、溜ま
り水の跳ね上がりがハーネスに付着するという不具合が
ある。そこで、本発明の目的は、ハーネスを地面から出
来るだけ離すこと、及び保守点検を考慮したハーネスの
配置構造を提供することにある。
(車体フレーム)の中に納めれているので、点検修理が
難しい。また、一般に車体フレームにハーネスを這わせ
るために、ハーネスと地面との距離は小さくなり、溜ま
り水の跳ね上がりがハーネスに付着するという不具合が
ある。そこで、本発明の目的は、ハーネスを地面から出
来るだけ離すこと、及び保守点検を考慮したハーネスの
配置構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体フレームに前輪、後輪及び前輪を駆
動する電動モータを取付け、前記車体フレーム上に、所
定の間隔を保って荷台を取付け、この荷台の後部に電動
モータを制御するための制御盤を取付け、荷台の下方で
且つ車体フレームの左右側方にバッテリを配置した電動
運搬車において、荷台の下面に、幹ハーネスを這わせた
状態で取付け、この幹ハーネスから延ばした枝ハーネス
をスイッチなどの電気部品、一対のバッテリ、電動モー
タにケーブルカプラを介して連結したことを特徴とす
る。
に請求項1は、車体フレームに前輪、後輪及び前輪を駆
動する電動モータを取付け、前記車体フレーム上に、所
定の間隔を保って荷台を取付け、この荷台の後部に電動
モータを制御するための制御盤を取付け、荷台の下方で
且つ車体フレームの左右側方にバッテリを配置した電動
運搬車において、荷台の下面に、幹ハーネスを這わせた
状態で取付け、この幹ハーネスから延ばした枝ハーネス
をスイッチなどの電気部品、一対のバッテリ、電動モー
タにケーブルカプラを介して連結したことを特徴とす
る。
【0007】車体フレームにではなく、上方の荷台に幹
ハーネスを取付けたので、幹ハーネスは十分に地面から
離れ、地面からの跳ね水や跳ね石の被害を免れることが
出来る。車体フレームと荷台との間に十分な隙間があ
り、この隙間を通じて幹ハーネスを点検することが出来
る。幹ハーネスから分岐した枝ハーネスを、ケーブルカ
ップラを介してバッテリなどに連結するようにしたの
で、ハーネスの取付けが容易になる。
ハーネスを取付けたので、幹ハーネスは十分に地面から
離れ、地面からの跳ね水や跳ね石の被害を免れることが
出来る。車体フレームと荷台との間に十分な隙間があ
り、この隙間を通じて幹ハーネスを点検することが出来
る。幹ハーネスから分岐した枝ハーネスを、ケーブルカ
ップラを介してバッテリなどに連結するようにしたの
で、ハーネスの取付けが容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。「左」「右」は作業者から見た方向、
「前」は前進側、「後」はその逆側をいい、左の部材に
はL、右の部材にはRを付す。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。「左」「右」は作業者から見た方向、
「前」は前進側、「後」はその逆側をいい、左の部材に
はL、右の部材にはRを付す。
【0009】図1は本発明に係る電動運搬車の斜視図で
あり、電動運搬車1は左右の前輪2L,2R、左右の後
輪3L,3R(3Rは不図示)を備えた4輪車であり、
前後輪間にバッテリ4L,4R(右のバッテリ4Rは不
図示)を備え、前後に延びた荷台5の前部に枠フレーム
6をボルト7・・・(・・・は複数個を示す。以下同様。)で
固定し、この枠フレーム6と荷台5の後面とに柵8,8
を取付け、後輪3,3から後斜め上へ把持ハンドル9
L,9Rを延ばし、左のハンドル9Lにブレーキレバー
11、右のハンドル9Rに変速レバー12を取付けたも
のである。
あり、電動運搬車1は左右の前輪2L,2R、左右の後
輪3L,3R(3Rは不図示)を備えた4輪車であり、
前後輪間にバッテリ4L,4R(右のバッテリ4Rは不
図示)を備え、前後に延びた荷台5の前部に枠フレーム
6をボルト7・・・(・・・は複数個を示す。以下同様。)で
固定し、この枠フレーム6と荷台5の後面とに柵8,8
を取付け、後輪3,3から後斜め上へ把持ハンドル9
L,9Rを延ばし、左のハンドル9Lにブレーキレバー
11、右のハンドル9Rに変速レバー12を取付けたも
のである。
【0010】図2は本発明に係る電動運搬車の下部構造
の分解斜視図(ハーネスは不図示)であり、車体フレー
ム20はメインフレーム21の前部に、上から下にモー
タマウントベース22、外筒23、ギヤケースマウント
ベース24を一体的に備え、中央にバッテリ支持ピース
25,26を備え、後部に鳥居型の後部フレーム27を
備えたものである。この後部フレーム27は後輪車軸2
8を支える左右一対の縦フレーム29L,29Rと荷台
を直接受ける横フレーム31とからなる。
の分解斜視図(ハーネスは不図示)であり、車体フレー
ム20はメインフレーム21の前部に、上から下にモー
タマウントベース22、外筒23、ギヤケースマウント
ベース24を一体的に備え、中央にバッテリ支持ピース
25,26を備え、後部に鳥居型の後部フレーム27を
備えたものである。この後部フレーム27は後輪車軸2
8を支える左右一対の縦フレーム29L,29Rと荷台
を直接受ける横フレーム31とからなる。
【0011】前記後輪車軸28は非回転軸であり、把持
ハンドル9L,9Rの基部32,32を差込んだ後、座
金33,33及びボルト34,34で後輪3L,3Rを
取付けることができる。後輪3L,3Rは自由回転輪で
ある。ハンドル9L,9Rは後輪車軸28を回転中心に
傾動可能であり、途中のピース35,35(一方は不図
示)を図示せぬ荷台にボルト固定するようにした一種の
チルトハンドルである。
ハンドル9L,9Rの基部32,32を差込んだ後、座
金33,33及びボルト34,34で後輪3L,3Rを
取付けることができる。後輪3L,3Rは自由回転輪で
ある。ハンドル9L,9Rは後輪車軸28を回転中心に
傾動可能であり、途中のピース35,35(一方は不図
示)を図示せぬ荷台にボルト固定するようにした一種の
チルトハンドルである。
【0012】バッテリ支持ピース25に孔25a,25
bを開け、同様にバッテリ支持ピース26に孔26a,
26bを開け、前側の孔25aと孔26aとにバッテリ
ケージ37の一端を差込み、バッテリケージ37を孔2
5a,孔26aを支点に傾動できるようにした。孔25
bと孔26bには右のバッテリケージ(不図示)を取付
けることができる。
bを開け、同様にバッテリ支持ピース26に孔26a,
26bを開け、前側の孔25aと孔26aとにバッテリ
ケージ37の一端を差込み、バッテリケージ37を孔2
5a,孔26aを支点に傾動できるようにした。孔25
bと孔26bには右のバッテリケージ(不図示)を取付
けることができる。
【0013】次に前輪駆動系統の説明をする。本発明の
電動運搬車は電動モータ38で軸直結駆動系40を介し
て前輪2L,2Rを駆動することを特徴とする。チェー
ンやベルトを使用しないので、始動ショックがなく、大
きなトルクを前輪前輪2L,2Rへ伝えることができ、
滑らかで且つ強力な走行が図れる。そのための軸直結駆
動系40は、詳しい説明は省力するが、出力軸38aを
差込むことのできる中継軸41と、この軸41の下端に
取付けたピニオンベベルギヤ42と、このピニオンベベ
ルギヤ42に噛み合う大径ベベルギヤ43と、この大径
ベベルギヤ43にスプライン結合した前輪車軸44と、
車輪連結金具45,45とからなる。
電動運搬車は電動モータ38で軸直結駆動系40を介し
て前輪2L,2Rを駆動することを特徴とする。チェー
ンやベルトを使用しないので、始動ショックがなく、大
きなトルクを前輪前輪2L,2Rへ伝えることができ、
滑らかで且つ強力な走行が図れる。そのための軸直結駆
動系40は、詳しい説明は省力するが、出力軸38aを
差込むことのできる中継軸41と、この軸41の下端に
取付けたピニオンベベルギヤ42と、このピニオンベベ
ルギヤ42に噛み合う大径ベベルギヤ43と、この大径
ベベルギヤ43にスプライン結合した前輪車軸44と、
車輪連結金具45,45とからなる。
【0014】車輪連結金具45はパイプ46に角フラン
ジ47を取付け、この角フランジ47に前輪2L又は2
Rをボルト48・・・にて取付け、前記パイプ46を前輪
車軸44の一端に嵌合してボルト49で固定するアタッ
チメントであり、例えばパイプ46に複数のボルト孔4
6a・・・を開けておくことにより、パイプ46の差込み
深さを変更して、前輪2L,2R間隔(前輪トレッド)
を変更することができる。なお、図では軸受、オイルシ
ールは省略した。
ジ47を取付け、この角フランジ47に前輪2L又は2
Rをボルト48・・・にて取付け、前記パイプ46を前輪
車軸44の一端に嵌合してボルト49で固定するアタッ
チメントであり、例えばパイプ46に複数のボルト孔4
6a・・・を開けておくことにより、パイプ46の差込み
深さを変更して、前輪2L,2R間隔(前輪トレッド)
を変更することができる。なお、図では軸受、オイルシ
ールは省略した。
【0015】図3は本発明に係る電動運搬車の中央断面
図であり、車体フレーム20に前輪2R(2Lは不図
示)、後輪3R(3Lは不図示)及び前輪2R(2L)
を駆動する電動モータ38を取付け、車体フレーム20
のメインフレーム21上に、所定の間隔DLを保って荷
台5を取付け、この荷台5の後部に電動モータ38を制
御するための制御盤50を取付け、荷台5の下方で且つ
メインフレーム21の左右側方にバッテリ4R(4Lは
不図示)を配置し、荷台5の下面に、幹ハーネス60を
這わせた状態で取付け、この幹ハーネス60から延ばし
た枝ハーネス(図4で詳述)を各種電気部品(図4で詳
述)にケーブルカプラを介して連結したことを特徴とす
る。12は把持ハンドル9Rに設けた変速レバー、13
はワイヤである。
図であり、車体フレーム20に前輪2R(2Lは不図
示)、後輪3R(3Lは不図示)及び前輪2R(2L)
を駆動する電動モータ38を取付け、車体フレーム20
のメインフレーム21上に、所定の間隔DLを保って荷
台5を取付け、この荷台5の後部に電動モータ38を制
御するための制御盤50を取付け、荷台5の下方で且つ
メインフレーム21の左右側方にバッテリ4R(4Lは
不図示)を配置し、荷台5の下面に、幹ハーネス60を
這わせた状態で取付け、この幹ハーネス60から延ばし
た枝ハーネス(図4で詳述)を各種電気部品(図4で詳
述)にケーブルカプラを介して連結したことを特徴とす
る。12は把持ハンドル9Rに設けた変速レバー、13
はワイヤである。
【0016】図4は本発明に係る幹ハーネス、枝ハーネ
ス及び各種電気部品の配置を示す分解図である。幹ハー
ネス60は多芯ケーブルであり、一端(図右端)にメイ
ンスイッチ51に連結する枝ハーネス61、前後進切換
スイッチ52に連結する枝ハーネス62、リレーボック
ス53に連結する枝ハーネス63、電動モータ38の印
加電圧を調整するためのポテンショメータ54に連結す
る枝ハーネス64、ヒューズボックス55に連結する枝
ハーネス65、中央にバッテリ4L,4Rに連結する枝
ハーネス66,67、他端に電動モータ38に連結する
枝ハーネス68,69,71、ブレーキスイッチ57に
連結する枝ハーネス72を分岐したものである。
ス及び各種電気部品の配置を示す分解図である。幹ハー
ネス60は多芯ケーブルであり、一端(図右端)にメイ
ンスイッチ51に連結する枝ハーネス61、前後進切換
スイッチ52に連結する枝ハーネス62、リレーボック
ス53に連結する枝ハーネス63、電動モータ38の印
加電圧を調整するためのポテンショメータ54に連結す
る枝ハーネス64、ヒューズボックス55に連結する枝
ハーネス65、中央にバッテリ4L,4Rに連結する枝
ハーネス66,67、他端に電動モータ38に連結する
枝ハーネス68,69,71、ブレーキスイッチ57に
連結する枝ハーネス72を分岐したものである。
【0017】枝ハーネス61はケーブルカプラ80のプ
ラグ81を、メインスイッチ51側のコードコネクタ8
2に差込みことで電気的に連結することができる。枝ハ
ーネス61側にコードコネクタ82、メインスイッチ5
1側にプラグ81を配置してもよく、要はケーブルカプ
ラ80を介して枝ハーネス61にメインスイッチ51を
着脱自在に連結できればよい。他の枝ハーネス62〜7
2も同様であるから符号を流用して詳しい説明は省略す
る。なお、ケーブルカプラ80は防水又は防滴仕様カプ
ラを採用する。
ラグ81を、メインスイッチ51側のコードコネクタ8
2に差込みことで電気的に連結することができる。枝ハ
ーネス61側にコードコネクタ82、メインスイッチ5
1側にプラグ81を配置してもよく、要はケーブルカプ
ラ80を介して枝ハーネス61にメインスイッチ51を
着脱自在に連結できればよい。他の枝ハーネス62〜7
2も同様であるから符号を流用して詳しい説明は省略す
る。なお、ケーブルカプラ80は防水又は防滴仕様カプ
ラを採用する。
【0018】以上の構成からなる幹ハーネスの取付け要
領を次に説明する。図5は本発明の荷台を天地逆にした
姿を示す図である。先ず、柵8を下にして荷台5を図の
様に置く。上に向いた荷台5下面に幹ハーネス60を車
幅中央に長手方向へ延ばして添わせ、ケーブルクランプ
83,83,83で止める。次に、荷台5を反転し、図
2の要領で組立てた後の横フレーム31並びに電動モー
タ38に荷台5を載せてボルトで止める。図4に述べた
バッテリ4L,4R、メインスイッチ51、前後進切換
スイッチ52、リレーボックス53、ポテンショメータ
54、ヒューズボックス55(以上は図3も参照)及び
ブレーキスイッチ57を所定の箇所に取付け、ケーブル
カプラ80・・・を連結することにより、図1の電動運搬
車1が完成する。
領を次に説明する。図5は本発明の荷台を天地逆にした
姿を示す図である。先ず、柵8を下にして荷台5を図の
様に置く。上に向いた荷台5下面に幹ハーネス60を車
幅中央に長手方向へ延ばして添わせ、ケーブルクランプ
83,83,83で止める。次に、荷台5を反転し、図
2の要領で組立てた後の横フレーム31並びに電動モー
タ38に荷台5を載せてボルトで止める。図4に述べた
バッテリ4L,4R、メインスイッチ51、前後進切換
スイッチ52、リレーボックス53、ポテンショメータ
54、ヒューズボックス55(以上は図3も参照)及び
ブレーキスイッチ57を所定の箇所に取付け、ケーブル
カプラ80・・・を連結することにより、図1の電動運搬
車1が完成する。
【0019】なお、図3においてメインフレーム21の
真上に幹ハーネス60を配置したことで、地面から跳ね
上がる水や小石の大部分をガードさせることができる。
すなわち、メインフレーム21で幹ハーネス60を保護
することができる。
真上に幹ハーネス60を配置したことで、地面から跳ね
上がる水や小石の大部分をガードさせることができる。
すなわち、メインフレーム21で幹ハーネス60を保護
することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、車体フレームに前輪、後輪及び前輪
を駆動する電動モータを取付け、前記車体フレーム上
に、所定の間隔を保って荷台を取付け、この荷台の後部
に電動モータを制御するための制御盤を取付け、荷台の
下方で且つ車体フレームの左右側方にバッテリを配置し
た電動運搬車において、荷台の下面に、幹ハーネスを這
わせた状態で取付け、この幹ハーネスから延ばした枝ハ
ーネスをスイッチなどの電気部品、一対のバッテリ、電
動モータにケーブルカプラを介して連結したことを特徴
とする。
する。請求項1は、車体フレームに前輪、後輪及び前輪
を駆動する電動モータを取付け、前記車体フレーム上
に、所定の間隔を保って荷台を取付け、この荷台の後部
に電動モータを制御するための制御盤を取付け、荷台の
下方で且つ車体フレームの左右側方にバッテリを配置し
た電動運搬車において、荷台の下面に、幹ハーネスを這
わせた状態で取付け、この幹ハーネスから延ばした枝ハ
ーネスをスイッチなどの電気部品、一対のバッテリ、電
動モータにケーブルカプラを介して連結したことを特徴
とする。
【0021】車体フレームにではなく、上方の荷台に幹
ハーネスを取付けたので、幹ハーネスは十分に地面から
離れ、地面からの跳ね水や跳ね石の被害が免れることが
出来る。車体フレームと荷台との間に十分な隙間があ
り、この隙間を通じて幹ハーネスを点検することが出来
る。幹ハーネスから分岐した枝ハーネスを、ケーブルカ
ップラを介してバッテリなどに連結するようにしたの
で、ハーネスの取付けが容易になる。
ハーネスを取付けたので、幹ハーネスは十分に地面から
離れ、地面からの跳ね水や跳ね石の被害が免れることが
出来る。車体フレームと荷台との間に十分な隙間があ
り、この隙間を通じて幹ハーネスを点検することが出来
る。幹ハーネスから分岐した枝ハーネスを、ケーブルカ
ップラを介してバッテリなどに連結するようにしたの
で、ハーネスの取付けが容易になる。
【図1】本発明に係る電動運搬車の斜視図
【図2】本発明に係る電動運搬車の下部構造の分解斜視
図
図
【図3】本発明に係る電動運搬車の中央断面図
【図4】本発明に係る幹ハーネス、枝ハーネス及び各種
電気部品の配置を示す分解図
電気部品の配置を示す分解図
【図5】本発明の荷台を天地逆にした姿を示す図
1…電動運搬車、2L,2R…前輪、3L,3R…後
輪、4L,4R…バッテリ、5…荷台、9L,9R…把
持ハンドル、20…車体フレーム、21…メインフレー
ム、38…電動モータ、50…制御盤、51…電気部品
(メインスイッチ)、52…電気部品(前後進切換スイ
ッチ)、53…電気部品(リレーボックス)、54…電
気部品(ポテンショメータ)、55…電気部品(ヒュー
ズボックス)、57…電気部品(ブレーキスイッチ)、
60…幹ハーネス、61〜72…枝ハーネス、80…ケ
ーブルカプラ、81…プラグ、82…コードコネクタ、
83…コードクランプ、DL…車体フレームと荷台との
間の距離。
輪、4L,4R…バッテリ、5…荷台、9L,9R…把
持ハンドル、20…車体フレーム、21…メインフレー
ム、38…電動モータ、50…制御盤、51…電気部品
(メインスイッチ)、52…電気部品(前後進切換スイ
ッチ)、53…電気部品(リレーボックス)、54…電
気部品(ポテンショメータ)、55…電気部品(ヒュー
ズボックス)、57…電気部品(ブレーキスイッチ)、
60…幹ハーネス、61〜72…枝ハーネス、80…ケ
ーブルカプラ、81…プラグ、82…コードコネクタ、
83…コードクランプ、DL…車体フレームと荷台との
間の距離。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体フレームに前輪、後輪及び前輪を駆
動する電動モータを取付け、前記車体フレーム上に、所
定の間隔を保って荷台を取付け、この荷台の後部に電動
モータを制御するための制御盤を取付け、荷台の下方で
且つ車体フレームの左右側方にバッテリを配置した電動
運搬車において、前記荷台の下面に、幹ハーネスを這わ
せた状態で取付け、この幹ハーネスから延ばした枝ハー
ネスをスイッチなどの電気部品、一対のバッテリ、電動
モータにケーブルカプラを介して連結したことを特徴と
する電動運搬車のハーネス取付構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9011641A JPH10203270A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 電動運搬車のハーネス取付構造 |
US08/957,659 US6129166A (en) | 1996-11-06 | 1997-10-24 | Electromotive cart |
DK97308633T DK0841235T3 (da) | 1996-11-06 | 1997-10-29 | Elektromotorisk ladvogn |
DE69734811T DE69734811T2 (de) | 1996-11-06 | 1997-10-29 | Elektrisch angetriebene Handkarre |
EP97308633A EP0841235B1 (en) | 1996-11-06 | 1997-10-29 | Electromotive cart |
ES97308633T ES2255098T3 (es) | 1996-11-06 | 1997-10-29 | Carro electromotor. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9011641A JPH10203270A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 電動運搬車のハーネス取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10203270A true JPH10203270A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11783587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9011641A Pending JPH10203270A (ja) | 1996-11-06 | 1997-01-24 | 電動運搬車のハーネス取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10203270A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013021921A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Yanmar Co Ltd | 電動作業機 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP9011641A patent/JPH10203270A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013021921A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Yanmar Co Ltd | 電動作業機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0841235B1 (en) | Electromotive cart | |
US7493711B2 (en) | Ride-on snow blower | |
US11465501B2 (en) | Work vehicle | |
JPH10203270A (ja) | 電動運搬車のハーネス取付構造 | |
JP3469041B2 (ja) | 電動運搬車 | |
WO2024009817A1 (ja) | 作業車両 | |
JP3328519B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JP2000006815A (ja) | 電動運搬車 | |
JP6980604B2 (ja) | 作業車 | |
JPH10129491A (ja) | 電動運搬車のバッテリ収納構造 | |
JP3328520B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JP3224995B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JP3810503B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JP3853874B2 (ja) | 小型乗用作業車 | |
JPH10309950A (ja) | 運搬車 | |
JP3340638B2 (ja) | 電動運搬車 | |
US20240116359A1 (en) | Working machine with modularized electric accessories | |
JP3869047B2 (ja) | 小型乗用作業車のフレーム構造 | |
JP3810504B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JPH1035548A (ja) | クローラ式乗用管理機 | |
JPH1120704A (ja) | 電動三輪運搬車 | |
JP3004144B2 (ja) | 作業車両 | |
JPH1120707A (ja) | 運搬車 | |
SK9514Y1 (sk) | Lesný pásový pracovný stroj | |
US9121340B2 (en) | Hydraulic power system for a utility vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060124 |