JPH1120707A - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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JPH1120707A
JPH1120707A JP17872997A JP17872997A JPH1120707A JP H1120707 A JPH1120707 A JP H1120707A JP 17872997 A JP17872997 A JP 17872997A JP 17872997 A JP17872997 A JP 17872997A JP H1120707 A JPH1120707 A JP H1120707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬車の操作ハンドルの使い勝手を良くする
こと。 【解決手段】 複数個の車輪2L,3Lを備えた荷台5
の後部から操作ハンドル9Lを延ばした運搬車におい
て、この運搬車1は、足踏みで操作可能なハンドルチル
ト機構60を介して操作ハンドル9Lを備え、随時地面
から操作ハンドルのグリップまでの高さを調整すること
ができることを特徴とする。 【効果】 操作ハンドルを両手で握ったままで、操作ハ
ンドルのグリップの地上高を自由に変更できるので、操
作ハンドルを使い易い状態に直すことができ、運搬車の
使い勝手が良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運搬車、特に操作ハ
ンドルに改良を施した運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】ビニールハウスの普及により、寒冷地で
もメロンの栽培が盛んに行なわれるようになってきた。
大型のビニールハウスは、大収穫を見込むために50m
〜100mの長大なものとなり、肥料、苗、作物の移動
には機械力が必要となる。作業者の負担を軽くするため
に、例えば実公昭51−31502号公報の「電動運搬
機」を用いることを検討した。
【0003】この電動運搬機は、同公報の第1図に示さ
れるとおりに、下部フレーム2及び縦枠3,3’からな
る荷台フレーム1に、電動機4,4’、前輪11’及び
後輪17を取付けたものである。そして、第2図に示さ
れるとおり、前の左輪11をチェーン及びスプロケット
を介して電動機4で駆動し、前の右輪11’をチェーン
及びスプロケットを介して電動機4’で駆動し、後の左
右輪17,17’を備え、前後輪間にバッテリ15,1
5’を備えた電動車両である。前記電動機4,4’はハ
ンドル18上のスイッチ箱16(同公報の第1図)を操
作することで、左右独立して制御し、機体を旋回させる
ことができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の電動運搬車
は、機体の旋回を人手に頼らず電動機で行なうため、ハ
ンドル18を単に荷台フレーム1に垂直に起立させただ
けの物である。一方、近年の作業者不足から、この種の
運搬車は壮年男子が使用するだけでなく、高齢者や婦女
子もが取扱うようになってきた。この結果、作業者の体
格が多様化し、従来の運搬車に付随している操作ハンド
ルでは極めて使い勝手が悪いことが分かった。そこで、
本発明の目的は運搬車の操作ハンドルの使い勝手を良く
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、複数個の車輪を備えた荷台の後部から左
右一対の操作ハンドルを延ばした運搬車において、この
運搬車は、足踏みで操作可能なハンドルチルト機構を介
して操作ハンドルを備え、随時地面から操作ハンドルの
グリップまでの高さを調整することができることを特徴
とする。
【0006】足踏み操作でハンドルロックを解除し、地
面から操作ハンドルのグリップまでの高さを好みに応じ
て変更し、足踏み操作を開放して操作ハンドルをロック
状態にする。操作ハンドルを両手で握ったままで、操作
ハンドルのグリップの地上高を自由に変更できるので、
操作ハンドルを使い易い状態に直すことができ、運搬車
の使い勝手が良くなる。
【0007】請求項2では、ハンドルチルト機構は、左
右一対の操作ハンドルに複数個の孔の開いた孔開きプレ
ートを一体的に取付け、これらの孔開きプレートに沿っ
て左右一対のハンドル支持ブラケットを荷台の後部に取
付け、これらのブラケットの内側面にボスを設けるとと
もにボスに螺旋溝を設け、これらのボスに内側からシャ
フトの先端を通すとともにシャフトに直角に突起させた
ピンを螺旋溝に嵌め込み、これらのシャフトに略L字の
アームを連続的に形成してこれらアームの一端部同士を
対向させ、これらアームの一端部同士間に圧縮ばねを介
在させるとともにアームの一端部同士並びに圧縮ばねに
ステップパイプを被せ、このステップパイプを踏むこと
によってピンを螺旋溝に沿ってスライドさせることでシ
ャフトを後退させて孔開きプレートから外して操作ハン
ドルの上下チルトを可能にし、ステップパイプを上げる
ことでシャフトを孔開きプレートに挿入して操作ハンド
ルをロックすることができるようにしたものであること
を特徴とする。
【0008】ステップパイプを足で踏込むことで、荷台
に対するロックを開放して操作ハンドルを上下に動かす
ことができる。ステップパイプから足を外せば操作ハン
ドルを荷台側にロックすることができる。ハンドルチル
ト機構を、孔開きプレート、螺旋溝付きボス、シャフ
ト、アーム、圧縮ばね及びステップパイプとで構成した
ため、各部品は容易に製造でき、全体構造もごく簡単で
あるため、価格高騰を招く心配は無く、運搬車の価格を
抑えることができる。
【0009】請求項3は、車輪の駆動源が電動モータで
あることを特徴とする。電動モータは磁石やコイルを主
要素としているため重い。このような電動モータ及びバ
ッテリを備えると運搬車は全体に重くなる。しかし、操
作ハンドルの使い勝手が良いので、この操作ハンドルで
重い運搬車を良好に操作することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。「左」「右」は作業者から見た方向、
「前」は前進側、「後」はその逆側をいい、左の部材に
はL、右の部材にはRを付す。
【0011】図1は本発明に係る電動運搬車の斜視図で
あり、運搬車としての電動運搬車1は左右の前輪2L,
2R、左右の後輪3L,3R(3Rは不図示)を備えた
4輪車であり、前後輪間にバッテリ4L,4R(右のバ
ッテリ4Rは不図示)を備え、前後に延びた荷台5の前
部に枠フレーム6をボルト7・・・(・・・は複数個を示す。
以下同様。)で固定し、この枠フレーム6と荷台5の後
面とに柵8,8を取付け、後輪3L,3Rから後斜め上
へ操作ハンドル9L,9Rを延ばし、これらの操作ハン
ドル9L,9Rを後述のハンドルチルト機構60を介し
て車体側に上下動可能に取付けるとともに左のハンドル
9Lにブレーキレバー11、右のハンドル9Rに変速レ
バー12を取付けたものである。
【0012】図2は本発明に係る電動運搬車の下部構造
の分解斜視図であり、車体フレーム20はメインフレー
ム21の前部に、上から下にモータマウントベース2
2、外筒23、ギヤケースマウントベース24を一体的
に備え、中央にバッテリ支持ピース25,26を備え、
後部に鳥居型の後部フレーム27を備えたものである。
この後部フレーム27は後輪車軸28を支える左右一対
の縦フレーム29L,29Rと荷台を直接受ける横フレ
ーム31とからなる。
【0013】前記後輪車軸28は非回転軸であり、操作
ハンドル9L,9Rの基部32,32を差込んだ後、座
金33,33及びボルト34,34で後輪3L,3Rを
取付けることができる。後輪3L,3Rは自由回転輪で
ある。
【0014】バッテリ支持ピース25に孔25a,25
bを開け、同様にバッテリ支持ピース26に孔26a,
26bを開け、前側の孔25aと孔26aとにバッテリ
ケージ37の一端を差込み、バッテリケージ37を孔2
5a,孔26aを支点に傾動できるようにした。孔25
bと孔26bには右のバッテリケージ(不図示)を取付
けることができる。
【0015】次に前輪駆動系統の説明をする。本発明の
電動運搬車は電動モータ38で軸直結駆動系40を介し
て前輪2L,2Rを駆動することを特徴とする。チェー
ンやベルトを使用しないので、始動ショックがなく、大
きなトルクを前輪2L,2Rへ伝えることができ、滑ら
かで且つ強力な走行が図れる。そのための軸直結駆動系
40は、出力軸38aを差込むことのできる中継軸41
と、この軸41の下端に取付けたピニオンベベルギヤ4
2と、このピニオンベベルギヤ42に噛み合う大径ベベ
ルギヤ43と、この大径ベベルギヤ43にスプライン結
合した前輪車軸44と、車輪連結金具45,45とから
なる。
【0016】車輪連結金具45はパイプ46に角フラン
ジ47を取付け、この角フランジ47に前輪2L又は2
Rをボルト48・・・にて取付け、前記パイプ46を前輪
車軸44の一端に嵌合してボルト49で固定するアタッ
チメントであり、例えばパイプ46に複数のボルト孔4
6a・・・を開けておくことにより、パイプ46の差込み
深さを変更して、前輪2L,2R間隔(前輪トレッド)
を変更することができる。なお、図では軸受、オイルシ
ールは省略した。
【0017】図3は本発明に係る電動運搬車の側面図で
あり、荷台5を前上りに緩やかに傾斜させたこと、荷台
5を直接的に電動モータ38のモータケース38bで受
けることで車体フレーム20の一部を兼ねさせたこと、
前輪車軸44を通る鉛直線L上に概ねモータ軸L2を配
置したこと、バッテリケージ37の自由端を掛けるため
のハンガボルト51を荷台5に取付けたこと、操作ハン
ドル9L,9R(9Rは不図示)をハンドルチルト機構
60を介して車体側即ち荷台5にロックしたことを示
す。
【0018】図4は本発明に係るハンドルチルト機構の
側面図であり、ハンドルチルト機構60は、操作ハンド
ル9L,9R(9Rは不図示)に複数個の孔61a,6
1b,61cの開いた孔開きプレート62を一体的に取
付け、一方、これらの孔開きプレート62に沿って左右
一対のハンドル支持ブラケット63,63(奥の63は
不図示)を荷台5の後部に取付け、これらのブラケット
63,63の内側面にボス64,64(奥の64は不図
示)を設け、これらのボス64,64に内側からシャフ
ト65,65(奥の65は不図示)の先端を通し、これ
らのシャフト65,65にアーム66,66(奥の66
は不図示)を連続的に形成してアーム66,66の一端
部同士を対向させ(後述の図5で説明する。)、これら
アーム66,66の一端部同士間をステップパイプ67
で囲ったものである。
【0019】図5は図4の5矢視図であり、図4では述
べなかったがボス64は螺旋溝71を備え、シャフト6
5は螺旋溝71に嵌合するピン72を備え、また、略L
字のアーム66,66の一端部同士間に圧縮ばね73を
備え、この圧縮ばね73とアーム66,66の一端部と
をまとめて前記ステップパイプ67で囲ったことを示
す。
【0020】図6は図5の作用図であり、作業者がステ
ップパイプ67を踏むと、アーム66,66がボス6
4,64を中心に回り、ピン72,72が螺旋溝71,
71に沿って矢印,の如く移動する。この結果、シ
ャフト65,65の先端が孔61b,61bから外れ
る。また、前記,の移動に連れてアーム66,66
が矢印,の如く中心に寄って圧縮ばね73を縮め
る。この状態で、作業者が操作ハンドル9L,9Rを上
げ下げすることができる。
【0021】その後、足を外すか、ステップパイプ67
を蹴り上げれば、図5に戻る。すなわち、シャフト6
5,65の先端を孔開きプレート62の任意の孔(図4
の孔61a〜61c)に差込むことができ、この差込み
により操作ハンドルのロックが完了する。
【0022】図7は本発明に係る電動運搬車の平面図で
あり、荷台5は、ほぼ前輪2L,2R、バッテリ4L,
4R及び後輪3L,3Rをカバーする細長い平板であ
り、枠フレーム6及び柵8,8で積載可能面積を拡大し
たものであり、底付きケースや箱を載せるのに適した形
態である。積載可能面積に対して荷台5の面積を大幅に
小さくしたので荷台5の重量を小さくすることができ
る。しかし、荷台5を柵8,8で囲う面積まで拡大する
ことは差支えないので、荷台5、枠フレーム6及び柵
8,8の取合いは用途に応じて任意に決定すればよい。
【0023】そして、荷台5の後部に設けたハンドルチ
ルト機構60の要部をカバーする様に、荷台5の後縁に
作業者に臨む計器板75を取付け、この計器板75にメ
インスイッチ76、前後進切換スイッチ77、バッテリ
残量メータ78を取付けたことを示す。79・・・は荷台
を電動モータに固定するボルトである。
【0024】図7から明らかなように、ハンドルチルト
機構60の要部が上から見えず、ステップパイプ67及
びアーム66が見えるのみであるから、見栄えがよい。
詳しくは図5に示す通り、螺旋溝71,71を計器板7
5でカバーしたため、螺旋溝71,71に上から雨水や
泥が掛る心配はなく、ハンドルチルト機構60を安定的
に使うことができる。
【0025】以上の構成からなる電動運搬車の作用を次
に述べる。図8(a),(b)は本発明に係るハンドル
チルト機構の作用図である。(a)において、シャフト
65の先端を孔開きプレート62の一番下の孔61cに
挿通すれば、地面から操作ハンドルのグリップまでの高
さH1は十分に大きくなり、背の高い作業者向きにな
る。
【0026】(b)において、シャフト65の先端を孔
開きプレート62の一番上の孔61aに挿通すれば、地
面から操作ハンドルのグリップまでの高さH2は十分に
小さくなり、背の低い作業者向きになる。従って、作業
者の好みによって、孔61a〜61cを任意に選択する
ことにより、地面から操作ハンドルのグリップまでの高
さを簡単に変えることができ、しかも変更に際しては運
搬作業を中断する必要はない。なお、孔開きプレート6
2の孔61a〜61cの数は変更可能である。
【0027】上記実施例では、電動運搬車にハンドルチ
ルト機構を付けたものであった。電動運搬車は、ガソリ
ンエンジン駆動の運搬車に比較して、電動モータ及びバ
ッテリが重量物となり、車体が重くなる。車体が極めて
重いため従来は操作ハンドルにさほどの期待をしていな
かった。しかし、本発明によれば操作ハンドルをごく使
いやすくしたので、操作ハンドルで進行方向を変更する
ことが出来るようになった。
【0028】本発明のハンドルチルト機構は操作ハンド
ルの使い勝手をよくするためのものであるから、電動運
搬車に限らず、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン
を搭載した内燃エンジン駆動運搬車やエンジンなしの手
押し運搬車に適用してもよい。また、荷台を支える車輪
の数は、4輪又は3輪が適当であるが、それ以上又はそ
れ以下の2輪、1輪であってもよい。
【0029】尚、請求項1におけるハンドルチルト機構
は、足踏みによりロックを解除し、足を離す若しくは蹴
上ることで操作ハンドルを荷台側にロックできる機構で
あれば、構造は実施例に限るものではない。また、請求
項2において、ステップパイプは丸パイプ、角パイプ、
楕円パイプの何れでもよく、圧縮ばねはコイルばね、弾
性ゴムのいづれでもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、複数個の車輪を備えた荷台の後部か
ら左右一対の操作ハンドルを延ばした運搬車において、
この運搬車は、足踏みで操作可能なハンドルチルト機構
を介して操作ハンドルを備え、随時地面から操作ハンド
ルのグリップまでの高さを調整することができることを
特徴とする。
【0031】足踏み操作でハンドルロックを解除し、地
面から操作ハンドルのグリップまでの高さを好みに応じ
て変更し、足踏み操作を開放して操作ハンドルをロック
状態にする。操作ハンドルを両手で握ったままで、操作
ハンドルのグリップの地上高を自由に変更できるので、
操作ハンドルを使い易い状態に直すことができ、運搬車
の使い勝手が良くなる。
【0032】請求項2では、ハンドルチルト機構は、左
右一対の操作ハンドルに複数個の孔の開いた孔開きプレ
ートを一体的に取付け、これらの孔開きプレートに沿っ
て左右一対のハンドル支持ブラケットを荷台の後部に取
付け、これらのブラケットの内側面にボスを設けるとと
もにボスに螺旋溝を設け、これらのボスに内側からシャ
フトの先端を通すとともにシャフトに直角に突起させた
ピンを螺旋溝に嵌め込み、これらのシャフトに略L字の
アームを連続的に形成してこれらアームの一端部同士を
対向させ、これらアームの一端部同士間に圧縮ばねを介
在させるとともにアームの一端部同士並びに圧縮ばねに
ステップパイプを被せ、このステップパイプを踏むこと
によってピンを螺旋溝に沿ってスライドさせることでシ
ャフトを後退させて孔開きプレートから外して操作ハン
ドルの上下チルトを可能にし、ステップパイプを上げる
ことでシャフトを孔開きプレートに挿入して操作ハンド
ルをロックすることができるようにしたものであること
を特徴とする。
【0033】ハンドルチルト機構を、孔開きプレート、
螺旋溝付きボス、シャフト、アーム、圧縮ばね及びステ
ップパイプとで構成したため、各部品は容易に製造で
き、全体構造もごく簡単であるため、価格高騰を招く心
配は無く、運搬車の価格を抑えることができる。
【0034】請求項3は、車輪の駆動源が電動モータで
あることを特徴とする。電動モータは磁石やコイルを主
要素としているため重い。このような電動モータ及びバ
ッテリを備えると運搬車は全体に重くなる。しかし、操
作ハンドルの使い勝手が良いので、この操作ハンドルで
重い運搬車を良好に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動運搬車の斜視図
【図2】本発明に係る電動運搬車の下部構造の分解斜視
【図3】本発明に係る電動運搬車の側面図
【図4】本発明に係るハンドルチルト機構の側面図
【図5】図4の5矢視図
【図6】図5の作用図
【図7】本発明に係る電動運搬車の平面図
【図8】本発明に係るハンドルチルト機構の作用図
【符号の説明】
1…運搬車(電動運搬車)、2L,2R…車輪(前
輪)、3L,3R…車輪(後輪)、4L,4R…バッテ
リ、5…荷台、9L,9R…操作ハンドル、38…電動
モータ、60…ハンドルチルト機構、61a〜61c…
孔、62…孔開きプレート、63…ハンドル支持ブラケ
ット、64…ボス、65…シャフト、66…アーム、6
7…ステップパイプ、71…螺旋溝、72…ピン、73
…圧縮ばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の車輪を備えた荷台の後部から左
    右一対の操作ハンドルを延ばした運搬車において、この
    運搬車は、足踏みで操作可能なハンドルチルト機構を介
    して操作ハンドルを備え、随時地面から操作ハンドルの
    グリップまでの高さを調整することができることを特徴
    とした運搬車。
  2. 【請求項2】 前記ハンドルチルト機構は、左右一対の
    操作ハンドルに複数個の孔の開いた孔開きプレートを一
    体的に取付け、これらの孔開きプレートに沿って左右一
    対のハンドル支持ブラケットを前記荷台の後部に取付
    け、これらのブラケットの内側面にボスを設けるととも
    にボスに螺旋溝を設け、これらのボスに内側からシャフ
    トの先端を通すとともにシャフトに直角に突起させたピ
    ンを前記螺旋溝に嵌め込み、これらのシャフトに略L字
    のアームを連続的に形成してこれらアームの一端部同士
    を対向させ、これらアームの一端部同士間に圧縮ばねを
    介在させるとともにアームの一端部同士並びに圧縮ばね
    にステップパイプを被せ、このステップパイプを踏むこ
    とによって前記ピンを螺旋溝に沿ってスライドさせるこ
    とでシャフトを後退させて孔開きプレートから外して操
    作ハンドルの上下チルトを可能にし、ステップパイプを
    上げることでシャフトを孔開きプレートに挿入して操作
    ハンドルをロックすることができるようにしたものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の運搬車。
  3. 【請求項3】 前記車輪の駆動源が電動モータであるこ
    とを特徴とした請求項1又は請求項2記載の運搬車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012110619A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 車椅子のフットレスト取付構造
CN112572567A (zh) * 2020-12-24 2021-03-30 齐罕华 一种桥梁排水渠格栅板收集设备

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