JPH10202422A - ブローチ - Google Patents
ブローチInfo
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- JPH10202422A JPH10202422A JP352497A JP352497A JPH10202422A JP H10202422 A JPH10202422 A JP H10202422A JP 352497 A JP352497 A JP 352497A JP 352497 A JP352497 A JP 352497A JP H10202422 A JPH10202422 A JP H10202422A
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- blade
- tooth
- workpiece
- main body
- rear support
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Abstract
るブローチを提供する。 【解決手段】 ワークに歯溝を加工する歯溝加工刃13
を引張部11と後方支持部12との間の当該引張部11
寄りに有する棒状の本体10と、本体10の引張部11
と後方支持部12との間の当該後方支持部12寄りに組
み付けられ且つワークに歯面を加工する歯面加工刃21
a,21bを外周面に有すると共にワークに歯先面を加
工する歯先面加工刃22を外周面に有する円筒型をなす
シェル刃20とを備えてなり、ワークに歯面を加工する
シェル刃20で歯先面を加工できるようにしたことによ
り、歯先面と歯面とを略同時に加工することができるよ
うにして、ワークに対する本体10の芯ずれ等のような
悪影響をできるだけ小さくできるようにした。
Description
特に、ヘリカル内歯車やヘリカル内スプライン溝などを
加工する内面ブローチ削りの際に適用すると有効なもの
である。
溝などを加工する内面ブローチ削りの際に用いられる従
来のブローチの構造を図7,8に示す。
一端には、引張部51が形成されている。本体50の他
端には、後方支持部52が形成されている。本体50の
引張部51と後方支持部52との間の引張部51寄りに
は、外縁端に周方向に沿って複数の刃部を形成されて当
該本体50と同軸をなす皿状の歯溝加工刃53が当該本
体50の軸心方向に沿って複数形成されている。前記後
方支持部52寄りの上記歯溝形成刃53同士の間には、
外縁端に丸刃状の刃部を形成されて当該本体50と同軸
をなす皿状の歯先面加工刃54が各々形成されている。
上記引張部51寄りに位置する上記歯溝加工刃53は、
上記後方支持部52側に位置するものほど刃高が高くな
るように設定されている。
52との間の後方支持部52寄りには、図7,8に示す
ように、外縁端に所定の間隔で複数の刃部を形成されて
らせん状にねじれた歯面加工刃61を有する円筒状のシ
ェル刃60が同軸をなして嵌合している。
52と上記シェル刃60との間には、ロックナット63
が螺合しており、当該ロックナット63は、歯面加工精
度を向上させるように本体50とシェル刃60との間に
わずかな隙間を形成させながら当該シェル刃60を本体
50に組み付けることができるようになっている。
ブローチ削りを施すと、図9に示すように、ワーク10
0に対して、前記歯溝加工刃53が歯溝101を切削加
工すると共に、前記歯先面加工刃54が段部102およ
び歯先面(小径面)103を切削加工した後、前記歯面
加工刃61が歯面104を切削仕上加工し、ワーク10
0にヘリカル内歯車やヘリカル内スプライン溝などを形
成することができる。
チでは、ワーク歯面加工精度を向上させるために、本体
50とシェル刃60との間にわずかな隙間を形成させる
ようにして当該シェル刃60を本体50に組み付けてい
ることから、ワーク100に加工を施している際に、本
体50に対してシェル刃60がガタつきや芯ずれ等を起
こしてしまい、歯先面103と歯面104とを高い同心
度精度でワーク100に加工することが難しかった。
ための、本発明によるブローチは、ワークに歯溝を加工
する歯溝加工刃を引張部と後方支持部との間の当該引張
部寄りに有する棒状の本体と、前記本体の前記引張部と
前記後方支持部との間の当該後方支持部寄りに組み付け
られ、前記ワークに歯面を加工する歯面加工刃を外周面
に有すると共に、上記ワークに歯先面を加工する歯先面
加工刃を外周面に有する円筒型をなすシェル刃とを備え
てなることを特徴とする。
態を図1,2を用いて説明する。なお、図1は、その全
体概略構造を表す側面図、図2は、図1のシェル刃の拡
大側面図である。
一端には、引張部11が形成されている。本体10の他
端には、後方支持部12が形成されている。本体10の
引張部11と後方支持部12との間の引張部11寄りに
は、外縁端に周方向に沿って複数の刃部を形成されて当
該本体10と同軸をなす皿状の歯溝加工刃13が当該本
体10の軸心方向に沿って複数形成されている。前記後
方支持部12寄りの上記歯溝形成刃13同士の間には、
外縁端に周方向に沿って複数の刃部を形成されて当該本
体10と同軸をなす皿状の段部加工刃14が各々形成さ
れている。上記引張部11寄りに位置する上記歯溝加工
刃13は、上記後方支持部12側に位置するものほど刃
高が高くなるように設定されている。
12との間の後方支持部12寄りには、図1,2に示す
ように、外縁端に所定の間隔で複数の刃部を形成されて
らせん状にねじれた歯面加工刃21a,21bと外縁端
に丸刃状の刃部を形成されてらせん状にねじれた歯先面
(小径面)加工刃22とを外周面に有する円筒状のシェ
ル刃20が嵌合している。
12と上記シェル刃20との間には、ロックナット23
が螺合しており、当該ロックナット23は、歯面加工精
度を向上させるように本体10とシェル刃20との間に
わずかな所定の隙間を形成させながら当該シェル刃20
を本体10に組み付けることができるようになってい
る。
ブローチ削りを施すと、図3に示すように、ワーク10
0に対して、前記歯溝加工刃13が歯溝101を切削加
工すると共に、前記段部加工刃14が段部102を切削
加工した後、前記歯面加工刃21a,21bが歯面10
4を切削仕上加工すると共に、前記歯先面加工刃22が
歯先面(小径面)103を切削仕上加工することによ
り、ワーク100にヘリカル内歯車やヘリカル内スプラ
イン溝などが形成される。
刃20で歯先面103を仕上加工できるようにしたので
ある。
0の歯面加工刃21a,21bで当該シェル刃20をワ
ーク100に噛ませながら当該シェル刃20の歯先面加
工刃22で歯先面103がワーク100に仕上加工でき
るようになる。
ル刃20が本体10に対してわずかながらもガタついた
り芯ずれを起こしてしまっても、歯先面103と歯面1
04とを高い同心度精度でワーク100に形成すること
ができる。
時に仕上加工することができるので、ワーク100に対
する本体10の芯ずれ等のような仕上加工にかかる悪影
響を小さくすることができ、同心度精度をさらに高める
ことができる。
3との同心度を求めたところ、従来技術で説明したブロ
ーチを用いた場合には0.060であるのに対し、本実
施の形態に基づいたブローチを用いた場合には0.01
0であった。このことから、本実施の形態に基づいたブ
ローチによればワーク100を高い同心度精度で加工で
きることが確認できた。
うに、歯面加工刃21a,21bと歯先面加工刃22と
を交互に有するシェル刃20を適用したが、例えば、図
5に示すように、歯先面(小径面)加工刃35を外周面
に形成した円筒状のねじれ丸刃34をさらに組み付けま
たは一体的に設けたシェル刃30や、図6に示すよう
に、上記シェル刃30から前記歯先面加工刃22を除い
た形状をなすシェル刃40などを用いるようにしてもよ
い。
工中にシェル刃が本体に対してわずかながらもガタつい
たり芯ずれを起こしてしまっても、歯先面と歯面とを高
い同心度精度でワークに加工することができる。
構造を表す側面図である。
の他の例の側面図である。
のさらに他の例の側面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークに歯溝を加工する歯溝加工刃を引
張部と後方支持部との間の当該引張部寄りに有する棒状
の本体と、 前記本体の前記引張部と前記後方支持部との間の当該後
方支持部寄りに組み付けられ、前記ワークに歯面を加工
する歯面加工刃を外周面に有すると共に、上記ワークに
歯先面を加工する歯先面加工刃を外周面に有する円筒型
をなすシェル刃とを備えてなることを特徴とするブロー
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1997
- 1997-01-13 JP JP00352497A patent/JP3377713B2/ja not_active Expired - Fee Related
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