JPH10198658A - 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Info

Publication number
JPH10198658A
JPH10198658A JP8358429A JP35842996A JPH10198658A JP H10198658 A JPH10198658 A JP H10198658A JP 8358429 A JP8358429 A JP 8358429A JP 35842996 A JP35842996 A JP 35842996A JP H10198658 A JPH10198658 A JP H10198658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
table data
data
color information
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8358429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3750244B2 (ja
Inventor
Ryoichi Miyagawa
良一 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP35842996A priority Critical patent/JP3750244B2/ja
Publication of JPH10198658A publication Critical patent/JPH10198658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3750244B2 publication Critical patent/JP3750244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータに特別な操作を要求せず、識別性
の高い各種の色を用いて表全体をブロック別にカラー化
して出力する。 【解決手段】 CPU1はRAM2内の色テーブルを参
照し、表の各行に色テーブル内の各色情報を予め決めら
れている順序にしたがって読み出し、1行ずつ順次割り
当てる。そして、表出力時に表の各行に割り当てられて
いる色情報に基づいて各行にその色を付加して出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表データに色を
付加して出力する表データ処理装置およびそのプログラ
ム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサやパーソナル
コンピュータ等の文書処理装置には表計算用のアプリケ
ーションソフトが備えられており、表データの一部を強
調したり、表全体を視覚的に分かり易くするためには、
予め反転、網かけ、拡大文字、強調文字等の修飾をレコ
ード毎あるいは項目毎に指定するようにしていた。例え
ば、表データを1レコード間隔毎に網かけを付加した
り、反転させれば表全体が視覚的に分かり易くなり、視
読ミスを防止することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな強調の仕方では、オペレータに大きな負担をかける
と共に、表全体として単調な印象を与え、識別性に乏し
いという欠点があった。この発明の課題は、オペレータ
に特別な操作を要求せず、識別性の高い各種の色を用い
て表全体をブロック別にカラー化して出力できるように
することである。また、この発明の課題は、表データを
構成するレコード内の任意の項目を着色条件の判定対象
項目として指定するだけで、判定対象項目のデータ内容
に応じて各レコードに着色される色を動的に変化させて
出力できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、予め定義されている
複数の色情報を記憶する色記憶手段と、表データを複数
ブロックに分割した各ブロック毎に、前記色記憶手段に
記憶されている各色情報を予め決められている順序にし
たがって読み出して1ブロックずつ順次割り当てる色割
り当て手段と、前記表データを出力する際に、前記色割
り当て手段によって割り当てられた色情報に基づいた色
を対応するブロックのデータ領域に付加して表データを
出力する表データ出力手段とを具備するものである。な
お、表データの全体を単色で出力させるか多色で出力さ
せるかを任意に選択する選択手段を設け、この選択手段
によって単色出力が選択された場合に、前記色割り当て
手段は、前記色記憶手段に記憶されている各色情報のう
ち、所定の同一色情報を表データを構成する各ブロック
にそれぞれ割り当て、また多色出力が選択された場合に
は、各色情報を予め決められている順序にしたがって1
ブロックずつ順次割り当てるようにしてもよい。また、
前記表データを解析してグラフを生成出力する際に、表
データを構成する各ブロック毎に前記色割り当て手段に
よって割り当てられた色情報に基づいた色を当該ブロッ
クに対応するグラフのデータ部分にそれぞれ付加してグ
ラフを生成出力するグラフ出力手段を設け、このグラフ
生成手段によって出力されたグラフと前記表データ出力
手段によって出力された表データとを色によって対応付
けるようにしてもよい。請求項1記載の発明によれば、
表データを複数ブロックに分割した各ブロック毎に、色
記憶手段に記憶されている各色情報が予め決められてい
る順序にしたがって1ブロックずつ順次割り当てられる
と共に、割り当てられた色情報に基づいた色が対応する
ブロックのデータ領域に付加されて表データが出力され
る。したがって、オペレータに特別な操作を要求せず、
識別性の高い各種の色を用いて表全体をブロック別にカ
ラー化して出力することができる。
【0005】請求項5記載の発明は、予め定義されてい
る複数の色情報を記憶する色記憶手段と、行列形式の表
データとして、複数項目から成るレコードを複数記憶す
る表データ記憶手段と、前記レコードを構成する各項目
のうち任意の項目を着色条件の判定対象項目として指定
する項目指定手段と、この項目指定手段によって指定さ
れた判定対象項目に対応する各レコード毎の項目データ
と、予め決められている基準データとを比較する比較手
段と、この比較手段による各レコード毎の比較結果に基
づいて、前記色記憶手段に記憶されている各色情報の中
から所定の色情報を選択して対応するレコードに割り当
てる色割り当て手段と、前記表データを出力する際に、
前記色割り当て手段によって割り当てられた色情報に基
づいた色を対応するレコードに付加して表データを出力
する表データ出力手段とを具備するものである。請求項
5記載の発明によれば、表データを構成するレコードの
各項目のうち任意の項目を、着色条件を判定する対象項
目として指定すると、この対象項目に対応する各レコー
ドの項目データと、予め決められている基準データとが
比較され、この比較結果に基づいて、前記色記憶手段に
記憶されている各色情報の中から所定の色情報が選択さ
れて対応するレコードに割り当てられると共に、割り当
てられた色情報に基づいた色が対応するレコードに付加
されて表データが出力される。したがって、表データを
構成するレコード内の任意の項目を着色条件の判定対象
項目として指定するだけで、判定対象項目のデータ内容
に応じて各レコードに着色される色を動的に変化させて
出力することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図1〜図10を参照してこの発
明の第1実施形態を説明する。図1は表データ処理装置
の全体構成を示したブロック図である。CPU1はRA
M2内にロードされている各種プログラムにしたがって
この表データ処理装置の全体動作を制御する中央演算処
理である。記憶装置3はオペレーティングシステムや各
種アプリケーションプログラム、データファイル、文字
フォントデータ等が予め格納されている記憶媒体4やそ
の駆動系を有している。この記憶媒体4は固定的に設け
たもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フ
ロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、RA
Mカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリに
よって構成されている。また、記憶媒体4内のプログラ
ムやデータは、必要に応じてCPU1の制御により、R
AM2にロードされる。更に、CPU1は通信回線等を
介して他の機器側から送信されて来たプログラム、デー
タを受信して記憶媒体4に格納したり、他の機器側に設
けられている記憶媒体に格納されているプログラム、デ
ータを通信回線等を介して使用することもできる。そし
て、CPU1にはその入出力周辺デバイスである入力装
置5、表示装置6、印刷装置7が接続されており、入出
力プログラムにしたがってそれらの動作を制御する。
【0007】入力装置5は表データや各種コマンドを入
力するキーボード、マウス等のポインティングデバイス
を有し、入力装置5から入力された表データはCPU1
に取り込まれて表示装置6のワークシート上に表示出力
されると共に、RAM2に格納される。このような表作
成時において、表全体を単色で出力させるか多色で出力
させるかを示す単色/多色選択が入力装置5から入力指
定されると、CPU1はその選択内容に応じて表の各行
に所定の色情報を割り当てる。また、入力装置5から表
データの印刷指令が入力されると、CPU1は表データ
を印字イメージに変換して印刷装置7に送り、印刷出力
させるが、その際、表の各行に割り当てられている色情
報にしたがって当該行データに色が付加される。また、
入力装置5からグラフ作成が指定されると、CPU1は
表データを解析してグラフを生成すると共に、表の各行
に割り当てられている色情報を参照することにより各行
データに対応するグラフのデータ部分に同一色を付加し
てグラフを表示/印刷出力させる。
【0008】図2はRAM2の主要構成を示したもの
で、RAM2はワークメモリ2−1、表データ記憶部2
−2、色テーブル記憶部2−3を有している。ワークメ
モリ2−1は各種プログラムやデータを一時記憶し、ま
た、表データ記憶部2−2は表データを記憶する。色テ
ーブル記憶部2−3は予め定義されている複数の色情報
を記憶するもので、図3に示すように構成されている。
すなわち、色テーブル記憶部2−3は複数の色情報に対
応して表の行番号を固定的に記憶するもので、表の各行
と色情報とは1:1に対応付けられている。
【0009】次に、図4、図6、図7に示すフローチャ
ートにしたがってこの表データ処理装置の動作を説明す
る。なお、これらのフローチャートに記述されている各
機能を実現するためのプログラムは、CPU1が読み取
り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体4に記憶さ
れており、その内容がRAM2内のワークメモリ2−1
にロードされている。図4は表作成時において、単色/
多色選択が入力指定された際に実行開始されるフローチ
ャートである。いま、行列形式の表データが入力作成さ
れているものとする。この状態において、先ず、表の先
頭行を指定しておく(ステップA1)。そして、単色/
多色の何れが選択指定されたかを調べる(ステップA
2)。ここで、単色選択が指定された場合には、ステッ
プA3に進み、色テーブル記憶部2−3内の色情報をア
ドレス指定するための行番号としてワークメモリ2−1
内のAレジスタに“1”をセットしておき、このAレジ
スタ内の行番号を表データ記憶部2−2において表の指
定行(最初は先頭行)における行番号エリアにセットす
る(ステップA4)。
【0010】そして、表の次の行を指定し(ステップA
5)、表データの終了か、つまり、表の最終行を指定し
終ったかを調べるが(ステップA6)、いま、表の2行
目を指定した場合であるからステップA4に戻り、Aレ
ジスタ内の行番号“1”を表の2行目における行番号エ
リアに書き込む。以下、表の次の行を指定しながら上述
の動作を表データ終了まで繰り返される結果、図5
(A)に示すように、表の各行においてその行番号エリ
アには色テーブル記憶部2−3内の色情報を指定するた
めの行番号としてそれぞれ“1”がセットされる。この
場合、色テーブル記憶部2−3内には、行番号“1”に
対応する色情報として“黒”が定義されているため、表
の各行を黒色で出力すべきことが示される。なお、ステ
ップA3の初期化処理において、Aレジスタに行番号
“3”をセットするようにすれば、表全体を黄色で出力
すべきことが示される。なお、単色選択時において、任
意の色が入力指定された際に、ステップA3の処理にお
いて、指定された色に対応する行番号をAレジスタにセ
ットするようにすれば、単色出力される表全体の色を任
意に指定することができるようになる。
【0011】一方、多色選択が指定された場合には、ス
テップA7に進み、色テーブル記憶部2−3内の色情報
をアドレス指定する行番号としてAレジスタに“1”を
セットしておき、このAレジスタ内の行番号を表データ
記憶部2−2において表の指定行(最初は先頭行)にお
ける行番号エリアにセットする(ステップA8)。そし
て、次の行を指定し(ステップA9)、表データの終了
かを調べ(ステップA10)、終了でなければ、Aレジ
スタの値に「1」を加算して行番号の更新を行う(ステ
ップA11)。これによってAレジスタの値は“2”と
なり、表の2行目における行番号エリアにセットされる
(ステップA8)。そして、表の3行目が指定されると
共に(ステップA9)、Aレジスタ内の行番号が“3”
に更新されるので、表の3行目における行番号エリアに
は“3”がセットされる。以下、同様の動作が表データ
の終了まで繰り返される結果、図5(B)に示すように
表の各行には、一連の行番号“1”、“2”、“3”…
…がセットされる。これによって表の1行目に黒色、2
行目には茶色、3行目には黄色で出力すべきことが示さ
れる。
【0012】図6は上述のようにして作成された表デー
タを出力する際の動作を示したフローチャートである。
先ず、表の先頭行を指定し(ステップB1)、指定行に
対応する行データを表データ記憶部2−2から読み込み
(ステップB2)、この行データ内の行番号を参照し
(ステップB3)、この行番号をキーとして色テーブル
記憶部2−3から対応する色情報を検索する(ステップ
B4)。そして、検索した色情報により当該行データの
全体を修飾し(ステップB5)、この行データを展開メ
モリ(図示せず)に描画する(ステップB6)。これに
よって表の先頭行には、その行番号に対応する色が付加
されるが、行データ内の行番号は色情報を指定するため
の色指定情報であり、行番号を除く実データが出力対象
となる。そして、表の次の行を指定し(ステップB
7)、行の終了かを調べ(ステップB8)、終了でなけ
ればステップB2に戻り、表データ記憶部2−2から2
行目の行データを読み込み、以下、同様の動作を行う。
このようにして表データ記憶部2−2内の行データを1
行ずつ読み出しながら、当該行データに色を付加してゆ
く。そして、全行分の処理が終了するとステップB9に
進み、展開メモリ内に展開配置された各行データを出力
すると共に、罫線や表題など表に必要な付加情報も出力
する。
【0013】図7はこの表データを元にグラフを生成出
力する際の動作を示したフローチャートである。先ず、
表の先頭行を指定し(ステップC1)、指定行に対応す
る行データを表データ記憶部2−2から読み込み(ステ
ップC2)、この行データ内の行番号を参照し(ステッ
プC3)、この行番号をキーとして色テーブル記憶部2
−3から対応する色情報を検索する(ステップC4)。
そして、次のステップC5ではその行データに基づいて
対応するグラフデータおよび項目軸データを生成すると
共に、検索した色情報によりグラフデータおよび項目軸
データをそれぞれ修飾し、このグラフデータおよび項目
軸データを展開メモリに描画する(ステップC6)。そ
して、次の行を指定し(ステップC7)、行の終了かを
(ステップC8)、終了でなければ、ステップC2に戻
り、表データ記憶部2−2から2行目の行データを読み
込み、以下、同様の動作を行う。このようにして表デー
タ記憶部2−2内の行データを1行ずつ読み出しながら
その行データに基づいてグラフデータおよび項目軸デー
タを生成すると共に、生成したグラフデータおよび項目
軸データに色を付加してゆく。そして、全行分の処理が
終了すると、ステップC9に進み、展開メモリ内に展開
配置されたグラフを出力すると共に、グラフに必要な付
加情報も出力する。
【0014】図8〜図10はグラフの生成を具体的に示
したもので、図8に示すような表データ(担当者別売上
一覧表)が生成されている状態において、図9はその2
行目のグラフの生成過程を示している。すなわち、表の
2行目において、その行番号「2」をキーとして色テー
ブル記憶部2−3が検索されるため、色テーブル記憶部
2−3から色情報(茶色)が読み出される。そして行デ
ータ内の担当者名が項目軸データとなり、その売上金額
がグラフデータとなり、それらに茶色が付加される。な
お、グラフデータのみを指定色(茶色)で出力し、項目
軸データを黒で出力するようにしてもよい。図10は図
8に示した表を元にグラフを展開出力した様子を示し、
担当者別にそれぞれ異なる色が付加される。
【0015】以上のようにこの表データ処理装置によれ
ば、表作成時において、多色出力が選択されると、表の
各行データには、色テーブル記憶部2−3内に定義され
ている色情報を指定するための行番号が1行ずつ順次割
り当てられ、またこの状態において、表データの印刷/
表示が指示されると、表の各行に割り当てられている行
番号に基づいて色テーブル記憶部2−3から色情報が検
索され、その色に着色されて行データが出力されるの
で、識別性の高い各種の色を用いて表全体を行別にカラ
ー化して出力することが可能となる。また表全体を単色
出力させるか、上述のように行別に異なる色を用いてカ
ラー出力するかを任意に選択することもできる。更に、
多色の表データを元にグラフを生成する際、表データで
使用されていた色と同じ色をグラフに付加するようにし
たので、表とグラフとの間におけるデータの対応関係を
色によって関連付けることができ、その対応関係を直感
的に把握することが可能となる。
【0016】(第2実施形態)以下、図11〜図14を
参照してこの発明の第2実施形態を説明する。この第2
実施形態においては、表データを構成するレコード内の
任意を項目を着色条件の判定対象項目として指定すると
共に、その判定基準値を入力設定しておくと、判定対象
項目に対応する各レコード毎の項目データと判定基準値
とを比較してその大小を判断し、この判断結果を色指定
情報として対応するレコードに割り当てるようにしたも
のである。なお、この第2実施形態における表データ処
理装置の構成要素は、上述した図1と基本的に同様であ
るため、それを図示省略し、以下、図1を併用して第2
実施形態を説明するものとする。図11は第2実施形態
における色テーブル記憶部2−10を示した図で、上述
の判断結果に対応して色情報を記憶する構成となってい
る。ここで、「−」、「0」、「+」は判断結果を示
し、判定対象項目に対応する項目データと判定基準値と
を比較した結果、「0」は等しい場合、「−」は項目デ
ータの方が判定基準値よりも小さい場合、「+」は項目
データの方が判定基準値よりも大きい場合を示してい
る。
【0017】以下、図12に示すフローチャートにした
がってこの表データ処理装置の動作を説明する。なお、
このフローチャートに記述されている各機能を実現する
ためのプログラムは、CPU1が読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で記憶媒体4に記憶されており、その
内容がRAM2内のワークメモリ2−1にロードされて
いる。図12は表データ生成時における色割り当て処理
を示したフローチャートである。先ず、判定対象項目を
入力指定すると共に(ステップD1)、その判定基準値
を入力する(ステップD2)。例えば、図13に示す表
データにおいて、任意の項目D「金額」を着色条件の判
定対象項目として指定すると共に、その判定基準値とし
て「金額350」を入力する。すると、表の先頭行が指
定され(ステップD3)、そのレコード内において判定
対象項目に対応する項目データを「A」とすると、この
項目データAと判定基準値とを比較する処理が行われる
(ステップD4〜D6)。この結果、項目データAが基
準値と等しければ、その判断結果として「0」が先頭レ
コードに割り当てられる(ステップD7)。また、項目
データAの方が基準値よりも小さければ、判断結果
「−」が割り当てられ(ステップD8)、更に、大きけ
れば「+」が割り当てられる(ステップD9)。このよ
うにして先頭レコードについての処理が終ると、表の次
の行が指定され(ステップD10)、行の終了かを調べ
(ステップD11)、終了でなければ、ステップD4に
戻り、以下、同様の処理が1レコードずつ繰り返され
る。
【0018】この結果、図13に示す具体例において
は、その判断結果としてその1レコード目に「+」、2
レコード目に「0」、3レコード目に「+」……が割り
当てられる。図14は他の具体例を示したもので、判定
対象項目として項目F(申告達成率)が指定され、その
判定基準値として「100%」を入力した場合である。
このようにして作成された表データを出力する際には、
上述した図6のフローチャートと基本的に同様の動作が
実行されるが、この場合、各レコードに割り当てられて
いる判定結果をキーとして色テーブル記憶部2−10を
検索し、検索された色情報により対応するレコードに色
が付加されて出力される。
【0019】以上のようにこの表データ処理装置によれ
ば、表データを構成するレコード内の任意の項目を着色
条件の判定対象項目として指定すると共に、その判定基
準値を入力設定しておくと、判定対象項目に対応する各
レコード毎の項目値と判定基準値とが比較され、その判
断結果をキーとして色テーブル記憶部2−10を検索
し、各行のレコードを検索された色情報に基づいて着色
するようにしたから、識別性の高い各種の色を用いて表
全体を行別にカラー化できる他、表内の判定対象項目の
値に応じて各行に着色される色を動的に変化させること
が可能となり、その色を確認するだけで、表全体のデー
タ内容を直感的に把握することが可能となる。
【0020】なお、上述した各実施形態においては色テ
ーブル記憶部2−3、2−10の内容を固定的に設定し
ておいたが、ユーザーがその内容を任意に設定できるよ
うにすれば、ユーザの好みにあった着色が可能となる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、オペレー
タに特別な操作を要求せず、識別性の高い各種の色を用
いて表全体をブロック別にカラー化して出力することが
できるので、視覚的に分かり易い表を容易に得ることが
可能となる。また、請求項5記載の発明によれば、表デ
ータを構成するレコード内の任意の項目を着色条件の判
定対象項目として指定するだけで、判定対象項目のデー
タ内容に応じて各レコードに着色される色を動的に変化
させて出力することができるので、その色を確認するだ
けで表全体のデータ内容を直感的に把握することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表データ処理装置の全体構成を示したブロック
図。
【図2】RAM2の主要構成を示した図。
【図3】色テーブル記憶部2−3の内容を示した図。
【図4】表作成時に実行される色割り当て処理を示した
フローチャート。
【図5】表の各行に色情報を指定するための行番号が割
り当てられた状態を示し、(A)は単色出力が選択され
た場合、(B)は多色出力が指定された場合の図。
【図6】表出力時の動作を示したフローチャート。
【図7】表データを元にグラフを生成出力する際の動作
を示したフローチャート。
【図8】グラフの生成元である表データを具体的に示し
た図。
【図9】グラフの生成過程を説明するための図。
【図10】図8の表データを元に生成出力されたグラフ
を示した図。
【図11】第2実施形態における色テーブル記憶部2−
10の内容を示した図。
【図12】第2実施形態における色割り当て処理を示し
たフローチャート。
【図13】第2実施形態において、表内の任意の項目
「金額」が判定対象項目として指定された場合における
着色条件の判断結果を例示した図。
【図14】他の着色条件の判断結果を例示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 ワークメモリ 2−2 表データ記憶部 2−3、2−10 色テーブル記憶部 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 7 印刷装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定義されている複数の色情報を記憶す
    る色記憶手段と、 表データを複数ブロックに分割した各ブロック毎に、前
    記色記憶手段に記憶されている各色情報を予め決められ
    ている順序にしたがって読み出して1ブロックずつ順次
    割り当てる色割り当て手段と、 前記表データを出力する際に、前記色割り当て手段によ
    って割り当てられた色情報に基づいた色を対応するブロ
    ックのデータ領域に付加して表データを出力する表デー
    タ出力手段とを具備したことを特徴とする表データ処理
    装置。
  2. 【請求項2】表データの全体を単色で出力させるか多色
    で出力させるかを任意に選択する選択手段を設け、 この選択手段によって単色出力が選択された場合に、前
    記色割り当て手段は、前記色記憶手段に記憶されている
    各色情報のうち、所定の同一色情報を表データを構成す
    る各ブロックにそれぞれ割り当て、また多色出力が選択
    された場合には、各色情報を予め決められている順序に
    したがって1ブロックずつ順次割り当てるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の表データ処理装置。
  3. 【請求項3】前記表データを解析してグラフを生成出力
    する際に、表データを構成する各ブロック毎に前記色割
    り当て手段によって割り当てられた色情報に基づいた色
    を当該ブロックに対応するグラフのデータ部分にそれぞ
    れ付加してグラフを生成出力するグラフ出力手段を設
    け、 このグラフ生成手段によって出力されたグラフと前記表
    データ出力手段によって出力された表データとを色によ
    って対応付けるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の表データ処理装置。
  4. 【請求項4】表データを複数ブロックに分割した各ブロ
    ック毎に、所定の各色情報を予め決められている順序に
    したがって読み出して1ブロックずつ順次割り当てる機
    能と、 前記表データを出力する際に、前記割り当てられている
    色情報に基づいた色を対応するブロックのデータ領域に
    付加して表データを出力させる機能を実現させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】予め定義されている複数の色情報を記憶す
    る色記憶手段と、 行列形式の表データとして、複数項目から成るレコード
    を複数記憶する表データ記憶手段と、 前記レコードを構成する各項目のうち任意の項目を着色
    条件の判定対象項目として指定する項目指定手段と、 この項目指定手段によって指定された判定対象項目に対
    応する各レコード毎の項目データと、予め決められてい
    る基準データとを比較する比較手段と、 この比較手段による各レコード毎の比較結果に基づい
    て、前記色記憶手段に記憶されている各色情報の中から
    所定の色情報を選択して対応するレコードに割り当てる
    色割り当て手段と、 前記表データを出力する際に、前記色割り当て手段によ
    って割り当てられた色情報に基づいた色を対応するレコ
    ードに付加して表データを出力する表データ出力手段と
    を具備したことを特徴とする表データ処理装置。
  6. 【請求項6】表のレコードを構成する各項目のうち任意
    の項目が着色条件の判定対象項目として指定された際
    に、この指定された判定対象項目に対応する各レコード
    毎の項目データと、予め決められている基準データとを
    比較する機能と、 各レコード毎の比較結果に基づいて、前記各色情報の中
    から所定の色情報を選択して対応するレコードに割り当
    てる機能と、 前記表データを出力する際に、前記割り当てられている
    色情報に基づいた色を対応するレコードに付加して表デ
    ータを出力させる機能を実現させるためのプログラムを
    記録した記録媒体。
JP35842996A 1996-12-28 1996-12-28 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 Expired - Fee Related JP3750244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35842996A JP3750244B2 (ja) 1996-12-28 1996-12-28 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35842996A JP3750244B2 (ja) 1996-12-28 1996-12-28 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10198658A true JPH10198658A (ja) 1998-07-31
JP3750244B2 JP3750244B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=18459260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35842996A Expired - Fee Related JP3750244B2 (ja) 1996-12-28 1996-12-28 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3750244B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8781751B2 (en) 2002-08-27 2014-07-15 Nihon Kohden Corporation Biological information trend display device and method thereof
CN109582941A (zh) * 2018-11-29 2019-04-05 杭州迪普科技股份有限公司 一种表格数据显示方法、装置、设备及存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8781751B2 (en) 2002-08-27 2014-07-15 Nihon Kohden Corporation Biological information trend display device and method thereof
CN109582941A (zh) * 2018-11-29 2019-04-05 杭州迪普科技股份有限公司 一种表格数据显示方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3750244B2 (ja) 2006-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6326974B1 (en) Method and apparatus for coloring support
US20020184261A1 (en) Process of inputting and outputting a display table derived from a worksheet and data storage media programmed to perform the same
JPH10198658A (ja) 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
JP3489365B2 (ja) 表データ処理装置
US5381555A (en) Method for designation of data in a data bank and extraction of data for use in a computer program
US5539904A (en) Method for designation of data in a data bank and extraction
JP2644778B2 (ja) 文字発生装置
JP2005250690A (ja) 情報表示システム、情報表示装置及び識別情報割当装置
JPH1049324A (ja) 帳票処理装置
JPH06259426A (ja) 文字処理方法及び装置
JPH09190313A (ja) プリンタ制御装置及び方法
JP3910681B2 (ja) デジタルデータとして用意された素材の割付装置
JP3817871B2 (ja) 文書処理装置およびそのプログラム記録媒体
JPH11110444A (ja) データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
JPH0754513B2 (ja) 文書管理装置
JPH11219359A (ja) 文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
JP3598733B2 (ja) データ管理装置及び記憶媒体
JP2535059B2 (ja) 文字処理装置
JP2813814B2 (ja) チラシ・カタログ類の割付装置
JPH02289368A (ja) 印刷方法
JP2965429B2 (ja) 文字出力装置
JP3139955B2 (ja) 情報処理方法とその装置
JPS62211720A (ja) 印刷方式
JPH07106653B2 (ja) 情報処理方法
JPH09305352A (ja) 帳票出力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees