JPH06259426A - 文字処理方法及び装置 - Google Patents

文字処理方法及び装置

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JPH06259426A
JPH06259426A JP5049042A JP4904293A JPH06259426A JP H06259426 A JPH06259426 A JP H06259426A JP 5049042 A JP5049042 A JP 5049042A JP 4904293 A JP4904293 A JP 4904293A JP H06259426 A JPH06259426 A JP H06259426A
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JP
Japan
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character
typeface
external
external character
identification code
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Application number
JP5049042A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Yamaguchi
裕成 山口
Tetsuo Sakai
哲夫 酒井
Kenji Ishiguro
健二 石黒
Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
Hiroshi Matsuki
浩 松木
Yasuhiko Sasaki
安彦 佐々木
Mamoru Osada
守 長田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】書体の概念が存在する外字について、異なる書
体の間の同種の外字に対して同一のコードを割り付けて
管理することを可能とし、書体間における外字のコード
の整合性を保つ。 【構成】相対テーブル41には、外字を特定する外字フ
ァイル内番号に対して書体名称、文字コードが登録され
ている。従って、相対テーブル41により、外字ファイ
ル21内の各外字は各書体ファイル(明朝体ファイル3
1、ゴシック体ファイル32、外字書体ファイル34)
に従属して管理される。外字取得に際しては、書体名称
及び文字コードを指定することにより、外字ファイル2
1より外字データを取得する。例えば、明朝体の「う
゛」とゴシック体の「う゛」は同種の外字であり、同一
の文字コード「2147」が割り当てられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字や記号等のパターン
出力を行う文字処理方法及び装置に関し、特にユーザが
デザインした外字の登録及び利用が可能な文字処理方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下パ
ソコンと称する)、ワードプロセッサ(以下ワープロと
称する)、ディスクトップパブリッシング装置(以下D
TP装置と称する)等における文字処理装置は、使用者
が独自に作成した文字パターンやイメージパターン(以
降これらを外字と称する)を登録するとともに、これを
必要に応じて呼び出して利用することができるという、
外字機能を有している。外字の取り扱いが可能な従来の
文字処理装置においては、人名や地名等に使用される文
字パターンと、記号,シンボル,干支等のイラストに類
するイメージパターンとが、区別なく一律に「外字」と
して管理されている。
【0003】例えば、「ウ」に濁点を付けた「ヴ」とい
う文字は、JISによる規格ではカタカナにのみ存在
し、ひらがなには存在しない。従ってひらがなの「ヴ
(う゛)」を使う場合には、独自に外字として作成する
必要が有る。そして従来の文字処理装置においては、
「う゛」のように文字として扱うべき外字と、簡単なイ
ラストのようにイメージパターンとして扱うべき外字と
を、区別なく一律に外字、又は外字集,外字書体として
管理していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文字処理装置における外字の管理、利用方式におい
ては以下に示すような問題がある。
【0005】文字として扱うべき外字には、明朝体,
ゴシック体,毛筆体と言った書体の概念が存在する。こ
のため、同じ文字パターンでも、そのデザインの種類が
複数存在する場合がある。そして従来の文字処理装置に
おいては、例えば明朝体の「う゛」、ゴシック体の「う
゛」、毛筆体の「う゛」に対しては、同じ文字であるに
も関わらず、別々の文字コードを割り付ける必要があ
る。このため、実際に使用する際に不便であるという問
題がある。
【0006】例えばワードプロセッサやコンピュータ
上にて動作するワープロソフトやDTPソフト等を用い
て文章を作成する場合、文章の特定の範囲を選択して、
その範囲の書体を変更するという操作がある。この様な
操作の指定範囲内に外字が存在する場合、外字として作
成した文字が書体毎に異なる文字コードに割付けられて
いるため、外字の部分だけが意図した文字とは異なる文
字になってしまったり、或いは空白になってしまう。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、書体の概念が存在する外字について、異なる
書体の間の同一の外字に対して同種のコードを割り付け
て管理することを可能とし、書体間における外字のコー
ドの整合性を保つと共に、操作性を向上する文字処理方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めの本発明による文字処理装置は以下の構成を備えてい
る。即ち、ユーザがデザインした外字の登録及び利用が
可能な文字処理装置であって、登録された外字と該外字
が所属する書体とを対応づける対応情報を登録する登録
手段と、前記所属する書体を異にする同種の外字に対し
て同一の識別コードを付与するコード付与手段と、前記
所属する書体及び前記識別コードを用いて所望の外字を
取得する取得手段と、を備える。
【0009】又、上記の目的を解決するための本発明の
文字処理方法は以下の工程を備える。即ち、ユーザがデ
ザインした外字の登録及び利用が可能な文字処理方法で
あって、登録された外字と該外字が所属する書体とを対
応づける対応情報を登録する登録工程と、前記所属する
書体を異にする同種の外字に対して同一の識別コードを
付与するコード付与工程と、前記所属する書体及び前記
識別コードを用いて所望の外字を取得する取得工程と、
を備える。
【0010】
【作用】上記の構成により、ユーザにより作成された外
字は、その外字の属する書体とを対応づける対応情報が
登録され、更に、書体の異なる同種の外字に対しては同
一の識別コードが付与される。そして、書体及び識別コ
ードを用いて取得すべき外字を指定することにより、所
望の外字を獲得する。
【0011】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明の好適
な実施例について説明する。
【0012】<実施例1>図1は本実施例における文字
処理装置の基本的な構成を示すブロック図である。尚、
本装置は、例えば、ワードプロセッサであっても良い
し、パーソナルコンピュータ,ワークステーション或は
コンピュータシステムであっても良い。
【0013】図1において、1は中央処理装置(CP
U)であり、本装置全体の制御及び演算処理等を行な
う。2は読み出し専用メモリ(ROM)であり、システ
ム起動プログラム及び文字パターンデータ、文字コード
情報等の記憶領域である。通常、ROM2に格納されて
いる文字パターンは、システムフォントとしてメニュー
の文字表示等に利用される。文字コード情報はシステム
フォントのコード体系の情報であり、新JIS,旧JI
S等の情報を有する場合もある。尚、システムフォント
はROM2上の書体データでも、予めユーザが指定した
書体であってもかまわない。3はランダムアクセスメモ
リ(RAM)であり、使用制限のないデータ記憶領域で
ある。即ち、RAM3には様々な処理毎に各々のプログ
ラム及びデータがロードされる。
【0014】4はキーボード制御部(KBC)であり、
キーボード5より入力データを受け取り、CPU1へ伝
達する。6はディスプレイ制御部(CRTC)であり、
CRT7に対して表示データを出力する。7はディスプ
レイ装置(CRT)であり、CRTC6よりデータを受
け取りこれを表示する。8はディスク制御部(DKC)
であり、外部記憶装置とデータの伝送を行う。9は外部
記憶装置であり、フロッピーディスク装置(FD)或い
はハードディスク装置(HD)等を備える。外部記憶装
置9は、プログラム及びデータを格納しており、これら
はCPU1による各種処理の実行時に、必要に応じて参
照されるか、又はRAM3へロードされる。例えば、基
本システムが必要な処理を要求すると、この外部記憶装
置9からその処理を行なうシステム又はプログラムがR
AM3上にロードされ、CPU1により起動される。C
PU1はシステム又はプログラムを実行する間に、必要
に応じて外部記録装置9に格納されたデータや情報をR
AM3上にロードする。又、後述のフローチャートで表
される制御プログラムもRAM3上にロードされ、CP
U1により実行される。
【0015】10はプリンタ制御部(PRTC)であ
り、プリンタ11に対して記録データを出力する。11
はプリンタであり、PRTC10より受信した記録デー
タに基づいて記録媒体上に可視画像を形成する。12は
システムバスであり、上述の構成要素間のデータの通路
となるべきものである。
【0016】図2は、RAM3のデータ構成を表す図で
ある。201はウインドウシステム領域であり、ウイン
ドウシステムプログラムがロードされる領域である。2
02はウインドウシステムワーク領域であり、ウインド
ウシステムが種々の処理の実行時において使用するワー
ク領域である。203は管理領域であり、本ウインドウ
システムで用いるプリンタドライバやCRTドライバ等
の各種デバイスドライバに関する管理情報や、フォント
ドライバ等に関する管理情報を格納する。204はフォ
ント管理情報テーブル領域であり、各フォントドライバ
が扱う書体やシステムフォント等、フォントに関連する
情報を登録するフォント管理情報テーブルを格納する領
域である。205はウインドウシステムキャッシュ領域
であり、ウインドウシステムが管理する文字データのキ
ャッシュ領域である。206はフォントドライバ領域で
あり、ウインドウシステムが用いるフォントドライバを
格納する。207は相対テーブル領域であり、後述する
相対テーブルを格納する領域である。
【0017】図3はウインドウシステムの基本的な構成
を示すブロック図である。301はウインドウシステム
(OSを含んでもよい)であり、RAM3のウインドウ
システム領域201上にロードされ、CPU1によって
起動される。302はフォント管理情報テーブルであ
り、ウインドウシステム301が統括するフォントドラ
イバの有する書体に関する情報や、アプリケーションよ
り取得要求のあった文字に関する情報等を有し、RAM
3のフォント管理情報テーブル領域204に格納され
る。又、303及び304はウインドウシステム301
より起動されるアプリケーションであり、それぞれアプ
リケーションA、アプリケーションBとする。
【0018】各種デバイスドライバ305〜309は本
システムを構成する各デバイスを制御するプログラムで
ある。即ち、プリンタドライバA305,プリンタドラ
イバB306はプリンタを制御するプログラムである。
又、CRTドライバ307はCRTを、キーボードドラ
イバ308はキーボードを、マウスドライバ309はマ
ウスをそれぞれ制御するプログラムである。これら各種
デバイスドライバ305〜309はRAM3上にロード
されて、管理領域203に格納された管理情報を基にウ
インドウシステム301に管理されている。
【0019】また310及び311はそれぞれフォント
ドライバA及びBであり、要求された文字を作成して提
供する為の手段であり、装置として提供されても、プロ
グラムにて提供されてもよい。プログラムにて提供され
た場合は、例えばRAM3上にロードされた後実行され
る。また、フォントドライバ310,311は直接ウイ
ンドウシステム301に管理されても、プリンタドライ
バ305、306やディスプレイドライバ307等の各
種デバイスドライバに管理されても、包含されても良
い。
【0020】図4及び図5は、ウインドウシステムの起
動手順、及びアプリケーションからの文字取得要求に対
する処理手順を示すフローチャートである。
【0021】ステップS11において、ウインドウシス
テム301がRAM3のウインドウシステム領域201
にロードされ、CPU1によりウインドウシステムが起
動される。このとき、RAM3上にウインドウシステム
ワーク領域202が確保されると共に、ウインドウシス
テムが統括すべき各種デバイスドライバ及びフォントド
ライバの数量や状態に基づいて管理領域203が確保さ
れる。更に、フォント管理情報テーブル領域204とウ
インドウキャッシュ領域205がRAM3上に確保さ
れ、その内容が初期化される。
【0022】次に、ステップS12において、各フォン
トドライバ(310〜311)がRAM3のフォントド
ライバ領域206上にロードされるとともに起動され
る。そして、ステップS13において、ウインドウシス
テムの初期画面をCRT7に表示する。ステップS14
において、各フォントドライバ(310〜311)に対
して書体情報の要求が行われる。ステップS15におい
ては、ステップS14で各フォントドライバ(310〜
311)より提供された情報を基に書体の情報テーブル
(フォント管理情報テーブル302の一部)を作成し、
RAM3上のフォント管理情報テーブル領域204に格
納する。以上のようにしてウインドウシステムは初期画
面の表示を含む初期動作を完了する。そして、ステップ
S16において、キーボードやマウス等の入力デバイス
5からの各種イベント待ち、即ち、アプリケーションの
起動イベント待ち状態となる。
【0023】アプリケーション(303、304等、一
つ或いは複数)が起動されるとステップS17へ進み、
文字の取得要求や書体、サイズの設定要求等のイベント
待ち状態となる。そして、アプリケーションのイベント
が発生するとステップS18へ進む。ステップS18以
降の処理は、アプリケーションのイベント発生に対する
処理であり、ここでは、ウインドウシステムが管理する
複数のアプリケーションのうちの1つのアプリケーショ
ン(ここではアプリケーションA303)の処理動作に
限定して説明する。尚、複数のアプリケーションが起動
している状態では、ステップS18以降の処理が、各ア
プリケーション毎に独立して存在し、ウインドウシステ
ムはそれぞれを管理している。
【0024】ステップS18では、アプリケーションA
303内の処理として発生したイベントが、フォントド
ライバ(310、311等一つ或いは複数)に対する書
体情報の要求であるか否かを判断する。ここで、書体情
報の要求である場合は、制御はステップS22へ移行す
る。ステップS22において、ウインドウシステム30
1は、本ウインドウシステム301が管理する全てのフ
ォントドライバ(310、311)に対して、フォント
ドライバが所有する全書体の情報要求を発行する。各フ
ォントドライバは、ウインドウシステムからの情報要求
に応え、所有する全書体の情報(書体情報)をウインド
ウシステムに転送する。各フォントドライバからの書体
情報を受け取ったウインドウシステムは、その全ての書
体情報を、アプリケーションA303に転送する。これ
ら一連の処理が、ステップS22における、書体情報を
アプリケーションに転送する処理であり、ステップS2
2の処理を実行後、アプリケーションのイベント待ちで
あるステップS17に戻る。
【0025】ステップS18において、発生したイベン
トが書体情報の要求以外であったときは、次の処理であ
るステップS19へ進む。
【0026】ステップS19は、発生したイベントが文
字の取得要求(ウインドウシステムに対する文字要求)
であるか否かを判断する。文字の取得要求でない場合は
ステップS23に移行し、発生したイベントに対応した
各種の処理を実行し、アプリケーションのイベント待ち
であるステップS17に戻る。又、ステップS19にて
文字の取得要求(ウインドウシステムに対する文字提
供)のイベントが発生していた場合は、次の処理である
ステップS20に進み、文字の取得処理を実行する。
【0027】ステップS20において、アプリケーショ
ンA303が要求した文字データ(サイズ指定、書体選
択を含む、諸情報の要求)が、ウインドウシステム30
1が管理するウインドウシステムキャッシュ領域205
内に存在するか否かを判断しする。これはフォント管理
情報テーブル302を検索することで実施する。そし
て、文字データがキャッシュ領域内に存在する場合はス
テップS21に進み、ウインドウシステム301はウイ
ンドウシステムキャッシュ領域205内に存在する文字
をCRTドライバ307等に渡し、出力要求を行う。一
方、指定された文字データがウインドウシステムキャッ
シュ領域205内に存在しない場合は、ステップS20
からステップS24に移行する。
【0028】ステップS24において、指定された書体
の名称、サイズから、どのフォントドライバに対して文
字の出力要求を行うべきであるかを決定する。そして、
ステップS25において、アプリケーションから要求さ
れた「書体」及び「サイズ」を単位として、文字の出力
要求を行ったフォントドライバからの情報をフォント情
報管理テーブル302に登録する。フォント管理情報テ
ーブル302は、「書体」と「サイズ」を単位として、
ウインドウシステムが管理する全てのアプリケーション
から要求があった文字について管理する。ステップS2
6では、ステップS24にて決定したフォントドライバ
に対して文字の出力要求を行う。ここで、出力要求を受
けたフォントドライバは、要求に従った文字をウインド
ウシステム301に提供する。ステップS27では、ス
テップS26にてフォントドライバより提供された文字
パターンを、ウインドウシステム301が管理するウイ
ンドウシステムキャッシュ領域205内に格納する。
【0029】その後、ステップS21に進み、ディスプ
レイ等に文字を出力し、アプリケーションのイベント待
ちのステップS17に戻る。このステップS17からス
テップS21までの処理が、アプリケーションが終了す
るまでの間継続される。
【0030】次に、ウインドウシステム301より起動
されたアプリケーションの文字取得に関わる基本的な動
作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
尚、ここでは、1例として、アプリケーションA303
が起動されたものとして説明する。
【0031】ウインドウシステム301より、アプリケ
ーションA303の起動要求イベントが発行されると、
ステップS31において、初期画面の表示が行われる。
この初期画面により、アプリケーションA303が使用
可能状態にあることがユーザに告知される。その後ステ
ップS32において、アプリケーションA303は、現
状にて使用可能な書体に関する全ての情報を取得するた
め、ウインドウシステムが管理する全ての出力デバイス
のドライバ(プリンタドライバ305,306、ディス
プレイドライバ307等)に対し、ウインドウシステム
301を介して問い合わせを行う。そして、アプリケー
ションA303は得られた使用可能な書体名を一覧表示
した書体リスト(図7)を作成し、表示する。
【0032】ステップS33では、ユーザに書体リスト
(図7)の中から所望の書体を選択させるとともに、文
字に対するあらゆるパラメータを設定させる。ここで文
字に対するパラメータとは、文字のサイズや文字の間隔
(ピッチ)、行間角(ラインピッチ、行ピッチ)、修飾
や文字の太さ等の情報をユーザに指定させる。
【0033】ステップS34において、キーボード5等
から文字(ひらがな、カタカナ、漢字、英数字や記号
等)が入力されると、ステップS35へ進む。ステップ
S35では、ステップS33で設定された書体及びパラ
メータに従って、ステップS34にて入力された文字を
取得するため、ウインドウシステム301に文字の出力
要求を行う。いわゆる文字取得(出力)処理とは、ステ
ップS34からステップS35であり、アプリケーショ
ンが実行されている間、通常この処理が繰り返し実行さ
れる。
【0034】次に、本実施例1が行う文字の管理方法の
概要について説明する。本実施例1では、ユーザが独自
に作成したパターン(以降、外字と称する)を格納する
外字ファイル(図8)が、複数の通常の書体ファイル
(図9)と合わせて存在する場合を例に挙げて説明す
る。本実施例1においては、外字ファイル(図8)内の
各文字を、通常の書体ファイル(図9)に関連付けるた
めの相対テーブル(図10)が用いられる。即ち、本実
施例1における文字及び書体の管理方法とは、相対テー
ブルを用いて、外字ファイル21内の各外字を通常の書
体に従属させて管理する手法である。
【0035】図8は、ユーザが作成した文字(外字)を
を格納する外字ファイルの内容を説明する図である。2
1は外字ファイル全体を示している。又、外字ファイル
21の上段に付された番号は、文字コードとは無縁の外
字管理番号21aであり、この外字ファイル21内での
みユニークな番号である。そして、各外字管理番号21
aに対応して外字パターン21bが1つずつ登録され
る。
【0036】図9は、通常の書体ファイルのデータ構造
を示す図であり、文字コード31aに対応して各文字デ
ータ31bが格納されている。書体ファイルとしては、
明朝体ファイル31、ゴシック体ファイル32、毛筆体
ファイル33がある。
【0037】図10は、外字ファイル内の各外字と通常
の書体ファイルとを関連づけるための相対テーブルのデ
ータ構造を表す図である。相対テーブル41は、外字フ
ァイル21に登録されている各外字をいかなる書体に従
属させ、かつ、如何なる文字コードに対応させるかを管
理する為のテーブルである。図10において、41aは
相対テーブルにおける順番を表すシーケンス番号であ
る。41dは外字ファイル内番号であり、外字ファイル
21における外字管理番号21aと対応している。41
bは書体名称であり、外字ファイル内番号41dが示す
外字を従属させる書体を識別するための情報である。4
1cは文字コードであり、外字ファイル内番号41dが
示す外字に割り当てられた文字コードを登録する。
【0038】例えば、図8の外字ファイル21におい
て、外字管理番号21aが1番の「う゛」は明朝体、5
番の「う゛」はゴシック体、16番の「う゛」は毛筆体
であるとし、文字コードをJISコードの「2147」
に割り付けたとする。この場合、明朝体の「う゛」につ
いての情報が、相対テーブル41の1番の欄の如く登録
される。同様に、外字ファイル21の5番のゴシック体
の「う゛」は相対テーブル41の5番の欄、外字ファイ
ル21の16番の毛筆体の「う゛」は相対テーブル41
の16番の欄のように、それぞれ所定の情報が登録され
る。
【0039】本実施例1の文字処理装置では、例えばゴ
シック体の文字コード「2147」の文字に対する取得
要求が発行された場合、相対テーブル41に該当する書
体の文字が有るか否かを検索する。即ち、書体名称41
bが「ゴシック対」であり、文字コード41cが「21
47」である外字を検索する。そして、相対テーブル内
に該当する外字が存在した場合には外字ファイル21よ
り文字情報を取りだして文字パターンに展開する。この
ようにして、ゴシック体による「う゛」という文字が取
得される。
【0040】又、外字ファイル21中の6番から15番
のような、書体としての概念を伴わず、記号や図形とし
て扱うべき外字については、「外字書体」のように単独
の独立した書体として定義し、ユーザに識別可能な別書
体として管理する。
【0041】図11は、図8に示す外部ファイル21
と、図9に示す通常の書体ファイル31、図10に示す
相対テーブル41との関連を簡単に表した概念図であ
る。こうした関連性を付けた管理を実現することが、本
実施例1の文字処理装置の根幹を成す概念であり、処
理,管理方法そのものである。
【0042】次に、上述の構成を備える本実施例1の文
字処理装置における、外字の登録及び取得処理について
更に説明する。
【0043】まず、図12のフローチャートを基に、作
成した外字の登録処理について説明する。図12は、実
施例1の文字処理装置における登録処理の処理手順を表
すフローチャートである。本フローチャートは、ユーザ
が外字を作成した後に、当該文字処理装置に対して登録
要求を発行することにより実行される。尚、登録要求に
おいて、登録すべき外字とその書体及び文字コードが指
定される。
【0044】まず、ステップS41においては、既に1
つ以上の外字が登録されているか否かを判断し、登録さ
れた外字が存在しない場合はステップS42へ進む。ス
テップS42では、外字を管理するための相対テーブル
41を作成するための領域を、RAM3上に確保すると
共に初期状態にセットし、ステップS45へ進む。
【0045】一方、ステップS41において何らかの外
字が既に登録されている場合はステップS43へ進む。
ステップS43では、指定された書体及び文字コードに
より相対テーブル41を検索する。そして、ステップS
44では、先のステップS43にて検索した結果を基
に、該当する外字が既に存在しているか否かを判断し、
存在しない場合はステップS45へ、存在している場合
はステップS47へそれぞれ進む。
【0046】ステップS45では、作成した外字の新規
登録を行なう。ここでは、登録すべく指定された外字
を、外字ファイル21の末尾に追加する。尚、ここで
は、作成された外字を、外字ファイル21の末尾に追加
しているがこれに限られるものではい。例えば外字ファ
イル21の先頭に挿入したり、出現頻度や文字コードの
昇順降順等に基づく適切な位置に挿入するようにしたり
してもよい。ステップS46では、ステップS45で登
録した外字の書体及び文字コード等の情報を相対テーブ
ル41に登録し、本処理を終了する。
【0047】一方、ステップS44において、該当する
外字が存在する場合はステップS47へ進む。ステップ
S47以降の処理は、以前に作成、登録された外字の更
新処理にあたる。ステップS47では、外字ファイル2
1内の該当する外字を一旦削除し、新たに作成された外
字を登録する。そして、ステップS48では、相対テー
ブル41上の該当する箇所を、新たに登録された外字に
関する情報(書体、文字コード等)で更新する。即ち、
相対テーブル内の該当箇所に存在していた外字に関する
相対情報を一旦削除し、今回新たに登録した外字に関す
る相対情報を登録する。
【0048】尚、図12のフローチャートには記載され
ていないが、作成した外字を削除する場合は、指定され
た外字について、外字ファイル21より文字を削除する
と共に相対テーブル41からも対応する相対情報を削除
する処理を、同様な手続きで行なうことが可能であるこ
とは明かである。
【0049】こうした処理を繰り返す事で、外字の新規
作成,更新/変更/修正,削除に対応し、常に最新の状
況を把握,管理する事が可能となる。
【0050】次に、図13のフローチャートを参照し
て、文字イメージを取得する際の処理手順について説明
する。図13は、本実施例1の文字処理装置における文
字パターンを生成するための処理手順を表すフローチャ
ートである。尚、本処理は、文字パターンの取得要求が
発行された時点から実行される。
【0051】ステップS51において、指定された書体
及び文字コードにて相対テーブル41を検索する。ステ
ップS52では、ステップS51における検索結果によ
り、指定された文字が外字であるか否かを判断する。即
ち、指定された文字が相対テーブル41内に存在すれば
外字であると判断し、存在しなければ通常の文字である
と判断する。ステップS52における判断の結果、外字
であればステップS54へ、外字でなければステップS
53へそれぞれ進む。
【0052】ステップS53では、通常の書体ファイル
31より文字データを取得し、文字パターンを生成し出
力する。
【0053】ステップS54では、ステップS51にお
ける相対テーブル41の検索結果より、指定された書体
及び文字コードを有する外字のパターンデータの外字フ
ァイル21内の格納場所を特定する。そして、ステップ
S55にて、外字フィル21より該当する外字のパター
ンデータを取得し、文字パターンを生成し、出力する。
【0054】以上のようにして、外字ファイル21、通
常の書体ファイル31、相対テーブル41の各データを
用いることにより、通常の書体に従属させる外字と、外
字のみの集合体である外字書体を区別して管理すること
が可能となる。
【0055】以上説明したように、実施例1によれば、
文字として扱うべき外字は書体別に通常の書体に従属さ
せ、簡単なイラストや記号等の文字として扱わない外字
のみを独立した単独の書体として扱うことが可能とな
る。そして、文字として扱う外字については書体間で同
一の文字コードが付与されるので、書体間の外字の整合
性を保つことが可能となる。又、取得すべき文字パター
ンとその文字コードとの関連をユーザの記憶に頼ること
なく、文字処理装置内で管理することが可能となるので
操作性が向上する。
【0056】<実施例2>上記実施例1では、外字ファ
イル内に格納されている各外字を、相対テーブルによ
り、通常の書体(明朝体、ゴシック対等)と、外字書体
(イメージパターンとして扱う外字)とに区別して管理
している。実施例1の文字処理装置においては、文字パ
ターンの取得及び登録時に相対テーブル41を検索する
ため、外字の登録数が多くなると検索時間がかかり、処
理速度の低下が起きる。
【0057】本実施例2では、実施例1と同様に外字を
各書体に従属させて管理すると共に、目的とする文字の
取得を高速に行い処理のスループットを向上する文字処
理装置について説明する。尚、実施例2の文字処理装置
の構成及びウインドウシステムの基本的な動作について
は実施例1と同様であるのでここではその説明を省略す
る。
【0058】図14は実施例2における文字処理装置の
RAM3のデータ構成を表す図である。実施例1と比べ
て、インデックステーブル領域208が追加されてい
る。インデックステーブル領域208にはインデックス
テーブルが格納される。
【0059】インデックステーブルとは、文字データの
格納場所をサーチする際の検索処理を高速に行うために
用いられるテーブルである。このインデックステーブル
は、相対テーブル内に格納されている各種の情報につい
て、その各種項目をキーに検索するための、独立した個
別のテーブル群である。例えば書体名をキーに検索する
場合は、図15の(A)〜(C)に示す書体別インデッ
クステーブルを用いる。又、文字コードをキーに検索す
る場合は図16に示す文字コード別インデックステーブ
ルを用いる。このようにインデックステーブルを検索す
ることにより、相対テーブルのどこに必要とする文字デ
ータの情報が格納されているかを取得する。その後、相
対テーブルの情報を読み出して、外字ファイルの該当す
る文字データを取得して文字パターンを生成する。
【0060】尚、図15の(A)は明朝体に割り付ける
外字の情報のみを集めたインデックステーブル51であ
り、(B)はゴシック体に割り付ける外字の情報のみを
集めたインデックステーブル52であり、(C)は外字
書体に割り付ける外字の情報のみを集めたインデックス
テーブル53である。各インデックステーブルにおける
相対テーブル内番号とは、相対テーブル41のシーケン
ス番号41aに対応しており、相対テーブル41内の参
照すべき位置を示すものである。
【0061】尚、図15は、各書体別に独立したインデ
ックステーブルを作成した場合を示すが、これらをまと
めて一体とした形式でも実現可能である。本実施例2で
は、外字の文字データを格納した外字ファイルが1つで
あるケースを想定したものであるが、複数の外字ファイ
ル21が存在してもよい。この場合、相対テーブル41
に登録する項目として外字ファイルを識別するための番
号を追加することで実現可能である。
【0062】次に実施例2の文字処理装置の動作につい
て説明する。
【0063】まず、図17のフローチャートを参照し、
作成した外字の登録処理について説明する。図17は、
実施例2の文字処理装置における登録処理の処理手順を
表すフローチャートである。本フローチャートは、ユー
ザが外字を作成した後に、当該文字処理装置に対して登
録要求を発行することにより実行される。尚、登録要求
において、登録すべき外字とその書体及び文字コードが
指定される。
【0064】まず、ステップS61においては、既に1
つ以上の外字が登録されているか否かを判断し、登録さ
れた外字が存在しない場合はステップS62へ進む。ス
テップS62では、外字を管理するための相対テーブル
41及びインデックステーブルを作成するための領域
を、RAM3上に確保すると共に初期状態にセットし、
ステップS65へ進む。
【0065】一方、ステップS61において何らかの外
字が既に登録されている場合はステップS63へ進む。
ステップS63では、指定された書体及び文字コードに
よりインデックステーブルを検索し、指定された書体及
び文字コードで既に登録された外字が存在するか否かを
調べる。ここで、使用するインデックステーブルは書体
別インデックステーブルでも文字コード別インデックス
テーブルでもよい。ステップS64では、先のステップ
S63にて検索した結果を基に、該当する外字が既に存
在しているかを判断し、存在しない場合はステップS6
5へ、存在している場合はステップS67へそれぞれ進
む。
【0066】ステップS65では、作成した外字の新規
登録を行なうために、登録すべく指定された外字を、外
字ファイル21の末尾に追加する。尚、ここでは、作成
された外字を、外字ファイル21の末尾に追加している
がこれに限られるものではい。例えば外字ファイル21
の先頭に挿入したり、出現頻度や文字コードの昇順、降
順等に基づく適切な位置に挿入もしくは並べ替え(ソー
ト処理)するようにしてもよい。ステップS66では、
ステップS65で登録した外字の書体及び文字コード等
の情報を相対テーブル41に登録すると共に、インデッ
クステーブルにも登録し、本処理を終了する。尚、イン
デックステーブルは、検索効率の向上を目的とした情報
テーブルであるため、新たに外字が追加された場合に
は、キーとなる「書体名称」や「文字コード」等による
昇順、降順等の規則に従ったデータの並び替え(ソート
処理)を行ってもよい。
【0067】一方、ステップS64において、該当する
外字が存在する場合はステップS67へ進む。ステップ
S67以降の処理は、以前に作成、登録された外字の更
新処理にあたる。ステップS67では、外字ファイル2
1内の該当する外字を一旦削除し、新たに作成された外
字を登録する。そして、ステップS68では、相対テー
ブル41及びインデックステーブル上の該当する箇所
を、新たに登録された外字に関する情報(書体、文字コ
ード等)で更新する。即ち、相対テーブル及びインデッ
クステーブル内の該当箇所に存在していた外字に関する
情報を新たに登録した外字に関する情報に更新する。
又、ここで、インデックステーブルに対してソート処理
等を行ってもよいことは言うまでもない。
【0068】次に、図18のフローチャートを参照し
て、文字イメージを取得する際の処理手順について説明
する。図18は、本実施例2の文字処理装置における文
字パターンを取得するための処理手順を表すフローチャ
ートである。尚、本処理は、文字パターンの取得要求が
発行された時点から実行される。
【0069】ステップS71において、指定された書体
及び文字コードにて文字コード別インデックステーブル
を検索する。ステップS72では、ステップS71にお
ける検索結果により、指定された文字が外字であるか否
かを判断する。即ち、指定された文字が文字コード別イ
ンデックステーブル内に存在すれば外字であると判断
し、存在しなければ通常の文字であると判断する。ステ
ップS72における判断の結果、外字であればステップ
S74へ、外字でなければステップS73へそれぞれ進
む。
【0070】ステップS73では、通常の書体ファイル
31より文字データを取得し、文字パターンを生成し出
力する。
【0071】ステップS74では、ステップS71にお
ける検索結果を基に、相対テーブル41内の指定された
外字に関する情報の格納場所を特定する。そしてステッ
プS75にて、相対テーブル41より目的とする外字の
情報を取得し、パターンデータが、外字ファイル21内
の何処に格納されているかを特定する。そして、ステッ
プS76にて、該当する外字のパターンデータを取得
し、文字パターンを生成し、出力する。
【0072】以上説明したように実施例2の文字処理装
置によれば、文字コードと文字パターンの整合性を実現
することが可能となると共に、所得したい文字パターン
とその文字コードとの関連を操作者の記憶に頼ることな
く、文字処理装置内にて効率よく管理することが可能と
なる。更に、管理した各外字の文字パターン展開処理
を、インデックステーブルを作成、活用することで、よ
り高速に実行することが可能となる。
【0073】尚、備えるべきインデックステーブルは書
体別インデックステーブル、文字コード別インデックス
テーブルのどちらか一方のみでもよい。
【0074】<実施例3>上記実施例1及び2において
は、例えば明朝体のデザインによる「う゛」のみを作成
して、明朝体に従属登録した状態で、ゴシック体の「う
゛」を用いようとすると、ゴシック体の「う゛」が未作
成であるため、文字の出力ができない。即ち、外字とし
て作成した「う゛」を含む明朝体で入力した文章を、そ
っくりゴシック体に変更した場合、外字の「う゛」のみ
が抜けてしまう。
【0075】従って、本実施例3では、同じ文字コード
に割り振られた外字が他の書体に存在する場合、未作成
の書体の外字を現存する他の書体の文字で代用すること
で、書体間の整合を保ち、書体を変更しても、未作成文
字の空白表示や異なる文字が出力されることを防止す
る。
【0076】本実施例3においても上述の実施例2と同
様に、外字ファイル21内の各外字を、相対テーブルを
用いて通常の書体に従属させて管理する。但し、本実施
例3の相対テーブルには代用情報が含まれる。図19は
実施例3の相対テーブルのデータ構成を表す図である。
同図において、相対テーブル内の2、3、4、20番目
に示す如く(代用)と記述された欄は、相当する書体用
の外字が未作成であるため、既存の外字で代用している
ことを示す代用情報である。このように、ユーザが作成
した外字を書体に従属させる際に、作成された外字と、
他の書体の対応する(同一文字コードに該当する)未作
成の文字を対応させる。
【0077】本実施例3では書体の概念が存在する、文
字として扱う外字について、使用可能な全書体(本例で
は、明朝体、ゴシック体、毛筆)について同一文字コー
ドを有する外字が作成されていることが理想的であると
して、未作成の書体の外字について代用する文字を割り
付ける機能を有する。
【0078】図20は実施例3における相対テーブルと
各書体間の関連を表す図である。
【0079】更に、実施例2と同様に、上位より発行さ
れた文字パターンの取得要求に応じて文字パターンを展
開する処理において、その処理速度を向上させるために
各種のインデックステーブルを設ける。実施例2と同様
に書体名別インデックステーブル、文字コード別インデ
ックステーブルを備える。図21は図19に示された相
対テーブルについてのインデックステーブルであり、
(A)は明朝体に割り付ける外字の情報のみを集めたイ
ンデックステーブルであり、(B)はゴシック体に割り
付ける外字の情報のみを集めたインデックステーブルで
あり、(C)は外字書体に割り付ける外字の情報のみを
集めたインデックステーブルである。(B)のゴシック
体用のインデックステーブルにおいて、2、7、8番が
ゴシック体として作成された外字が存在しないため、明
朝体として作成された外字で代用するための情報を格納
した状態を表す。
【0080】又、図22は実施例3における文字コード
別インデックステーブルである。(代用)が記されてい
る欄が代用情報を表している。図23は、代用文字別イ
ンデックステーブルのデータ構成を表す図である。代用
の対象となる文字をキーに検索する場合は代用文字別イ
ンデックステーブルを用いる。
【0081】尚、本例では各書体別に独立したインデッ
クステーブルを作成した場合を例としているが、それら
をまとめて一体とした形式でも実現可能である。更に、
本実施例では、外字の文字データを格納した外字ファイ
ルが1つであるケースを想定しているが複数のファイル
が存在した場合においも、相対テーブル内に格納する項
目に文字ファイル番号を追加する等、各インデックステ
ーブルにも相当する情報項目を追加することで実現可能
である。
【0082】次に実施例3における文字処理装置の動作
について説明する。図24及び図25は実施例3の文字
処理装置における外字登録の手順を表すフローチャート
である。
【0083】まず、ステップS101においては、既に
1つ以上の外字が登録されているか否かを判断し、登録
された外字が存在しない場合はステップS102へ進
む。ステップS102では、外字を管理するための相対
テーブル及び各種インデックステーブルを作成するため
の領域を、RAM3上に確保すると共に初期状態にセッ
トしステップS111へ進む。
【0084】まず最初に、登録したい書体の書体別イン
デックステーブルを指定された文字コードで検索する。
そして、ステップS104において、ステップS103
の検索の結果から指定された文字コードに該当する外字
が既に存在するか否かを判断し、存在する場合はステッ
プS105へ、存在しない場合はステップS111へそ
れぞれ進む。
【0085】ステップS111では、外字ファイルへ新
たな外字を追加登録し、ステップS112では、相対テ
ーブルへ新たな外字に関する情報を追加登録する。更
に、ステップS113で、指定された書体に対応する書
体別インデックステーブルへ新たな外字に関する情報を
追加登録する。又、ステップS114では、文字コード
別インデックステーブルへ新たな外字に関する情報を追
加登録する。ステップS115では、新規に登録された
新たな外字を他の書体で代用するか否かを判断する。こ
こで、代用するか否かは、ユーザの指定により判断して
も、自動的に判断してもよい。又、無条件に代用を実行
するようにしてもよい。
【0086】ステップS115において、代用すると判
断された場合は、ステップS116へ進み、相対テーブ
ル及び各種インデックステーブルに代用情報を追加登録
する。即ち、相対テーブルに代用する書体の名称及び外
字ファイル内の番号等、代用情報として必要な情報を付
加する。続いて、各インデックステーブルについて必要
な情報を追加する。
【0087】例えば、各書体別インデックステーブルに
ついて、オリジナルの書体別インデックステーブルに作
成した外字に関する情報を追加する。例えば、ゴシック
体用にデザインした外字を登録する場合は、オリジナル
の書体別インデックステーブルはゴシック体の書体別イ
ンデックステーブルとなる。そして、作成した外字を他
の書体で代用して使用する場合には、各書体(明朝体、
毛筆体)の書体別インデックステーブルに、今回作成し
た外字を代用して使うための情報を追加登録する。同様
にして、文字コード別インデックステーブルや代用別イ
ンデックステーブルにも必要な情報を追加する。
【0088】一方、ステップS104で、重複する外字
があると判断された場合は、ステップS105へ進む。
ステップS105では、検索された外字がオリジナルで
あるか代用であるかを判断し、オリジナルであればステ
ップS108へ、そうでなければステップS106へそ
れぞれ進む。
【0089】ステップS108では、現存する外字を破
棄し、新たに作成した外字に更新する否かを判断する。
この更新の可否は、変更してよいかどうかをユーザに指
定させる操作を促してユーザに判断させても、自動的に
判断してもよい。又、指定された書体の指定された文字
コードに既に作成された外字が登録されていることを告
知し、新たな文字コードに(外字が存在していない領
域)変更して、登録するか否かをユーザに判断させる処
理を付加してもよい。
【0090】ステップS108で更新すると判断された
場合はステップS109へ進み、更新しないと判断され
た場合は本処理を終了する。ステップS109では、書
体別インデックステーブルを検索した結果に基づいて相
対テーブルを参照し、外字ファイル内の該当する外字を
削除し、新たな外字を格納する。続いてステップS11
0において、相対テーブルの内容及び各種インデックス
テーブルの対応する部分について、必要な情報の修正を
行う。
【0091】次に、ステップS105において、重複す
る外字が代用の外字であった場合について説明する。こ
の場合処理はステップS106へ進む。
【0092】この場合、重複する外字は代用の外字であ
るため、外字ファイル内には、新たな外字にともなって
削除される外字は存在しない。従って、まずステップS
106にて外字ファイルの末尾に、今回作成した外字を
格納する。そして、ステップS107へ進み各種テーブ
ルの更新を実行する。例えば、相対テーブルについて
は、代用情報を抹消して、今回追加した外字に関する情
報を登録する。各種インデックステーブルについても同
様に、代用の情報を抹消し、新たに作成した文字を使用
するように更新する。
【0093】こうした処理を繰り返すことで、外字の新
規作成、更新/変更/修正、削除に関して、常に最新の
状況を把握、管理することが可能となる。
【0094】尚、外字の取得手順に付いては上述の実施
例2と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0095】<実施例4>上記各実施例では、文字とし
て扱うべき外字と、イメージとして扱うべき外字とを、
区別なく一律に展開してパターン情報を得ている。
【0096】特に、文字サイズを自由に設定し、いかな
る大きさの文字パターンを取得することが可能なスケー
ラブルフォントの場合は、取得したいサイズによって文
字がつぶれたように変形してしまうため、文字パターン
を構成する部首等には線分等の間隔や太さを均一にし、
バランスや可読性を保つための修正情報(ヒント情報)
が文字データに付加される場合が多い。この情報は、展
開するパターンが文字であることを前提とした情報であ
るため、書体の概念が伴う文字として扱う外字には適用
させることが可能であるが、イラストなどのイメージと
して扱う適用が不可能な情報である。
【0097】従って外字として作成した文字には、ヒン
ト情報を一切付加せずに文字データを作成するケースが
最も多く、可読性や文字のバランスが悪いパターンを展
開している。
【0098】又、絵文字のように、図形や記号、干支や
イラスト等、イメージとして扱う文字について通常の書
体の概念が伴う文字と同様なヒント情報に類する修正、
補正情報の付加は極めて困難である。その理由として、
イメージ全体のバランスを損ない、オリジナルのイメー
ジを忠実に再現できないケースがあるためである。
【0099】本実施例4では、文字として扱うべき外字
と、イメージとして扱うべき外字とを区別して管理し、
文字として扱うべき外字については通常の文字と同様な
ヒント情報を用いて、バランスのよい可読性の高い高品
位の文字パターンを展開する。又、イメージとして扱う
べき外字については、オリジナルのイメージに忠実なパ
ターンを展開するため、ヒント情報を用いずにパターン
への展開を行う。尚、イメージデータの展開において
は、通常の文字と異なる絵文字用のヒント情報を用いる
ようにしてもよい。
【0100】次に、実施例4の文字処理装置における外
字管理の手順に付いて説明する。尚、外字の登録手順は
上記実施例2と同様であり、ここでは説明を省略する。
従って、以下に外字を取得するための手順について説明
する。図26は実施例4の文字処理装置の外字取得手順
を表すフローチャートである。
【0101】ステップS121において、指定された書
体及び文字コードにより文字コード別インデックステー
ブルを検索する。ステップS122では、ステップS1
21における検索の結果を基に、指定された文字が、外
字であるか通常の文字であるかを判断する。そして、外
字であればステップS124へ、そうでなければステッ
プS123へそれぞれ進む。ステップS123では、通
常の書体ファイルより文字データを取得し、文字パター
ンを生成し出力する。
【0102】ステップS124では、文字コード別イン
デックステーブルの検索結果に基づいて相対テーブル4
1を検索し、指定された書体の指定された外字のデータ
が、外字ファイル内の何処に格納されているかを探す。
そして、ステップS125で、該当する外字を外字ファ
イルより読み出し、展開用のワーク領域をRAM3上に
確保する等、パターンの展開に必要な準備を行う。尚、
ワーク領域は、RAM3上の領域の一部を新規に確保し
てもよいし、予め確保された固定の領域を設けるように
してもよい。
【0103】次にステップS126において、指定され
た外字が書体の概念を有する外字であるか、イメージと
して扱うべき外字であるかを判断する。ここでは、指定
された書体名が明朝体、ゴシック体、毛筆のいずれかで
あれば、文字として扱うべき外字であると判断し、外字
書体であればイメージとして扱うべき外字であると判断
する。文字として扱うべき外字であると判断された場合
はステップS127へ進み、先のステップS125で読
みだしたデータを通常の文字の展開時に使用するヒント
情報を用いてパターンを生成する。一方、イメージとし
て扱うべき外字である場合はステップS128へ進み、
先のステップS125で読みだしたデータに対して、ヒ
ント情報は使用せずにパターンの展開を行う。尚、ここ
で絵文字専用のヒント情報を用いるようにしてもよい。
【0104】以上説明したように本実施例4によれば、
通常の書体に従属させる外字と、外字のみの集合体であ
る外字書体を区別して管理することが可能となると共
に、文字として扱うべき外字に関しては、ヒント情報を
用いてパターン展開することが可能となる。このため、
バランスのよい、可読性の高い、高品位の文字パターン
に外字を展開することが可能となる。そして、イメージ
として扱うべき外字(即ち外字書体に従属する外字)に
ついては、イメージ専用のヒント情報、もしくはヒント
情報無しでパターンへの展開を実行することで、オリジ
ナルのイメージに忠実なパターンを展開することが可能
となる。
【0105】上記各実施例において、外字ファイル2
1、書体ファイル31、相対テーブル41等は、RA
M、ハードディスク、或いはROM等のいかなるメモリ
上にあってもよい。又、ネットワークにて接続された他
のシステム上に存在しても良い。さらに、対応する書体
や、割り付ける文字コードの領域は任意の設定が可能で
あることは言うまでもなく、又、その設定については、
ユーザが指定しても、システムが自動的に行なっても良
い。
【0106】又、本発明はインテリジェント化されたデ
バイスも、システムが自動的に行なっても良い。又、本
発明はインテリジェント化されたデバイス上(例えばプ
リンタやプロッタ)での実現も可能であることは言うま
でもない。
【0107】この様に、本発明は、文字コードと文字パ
ターンの整合性を実現することが可能となると共に、所
得したい文字パターンとその文字コードとの関連を操作
者の記憶に頼ることなく、文字処理装置内にて効率よく
管理することが可能となる。
【0108】特に、パソコン,ワープロ,DTP装置等
において、作成した文章の特定な範囲について書体を変
更するケースが、頻繁に発生するシステムの場合、各書
体における文字コードと出力される文字の整合性を実現
させるためにも重要な技術となることは明かであり、こ
うした状況下において、本発明を使用した場合にこそ絶
大な効果を発揮する。
【0109】更に、上述の様な効果を実現するための相
対テーブルの構造や構成等について、他の手法や組合せ
でも実現が可能であるため、そのバリエーションについ
て以下に説明する。
【0110】上述の実施例では、作成した外字の文字デ
ータを格納する「外字ファイル」に対して、1つの相対
テーブルを作成することで外字の管理を行なっている
が、各書体毎に相対テーブルを作成しても、同様な管理
を行なうことが可能である。
【0111】即ち、図3における「明朝体」に従属する
外字群は、図2における外字ファイル内の1番目と2番
目,3番目,4番目,20番目,21番目,22番目,
23番目,…であり、図3における「ゴシック体」に従
属する外字群は、図2における外字ファイル内の5番目
と20番目,24番目,25番目,26場面,…書体の
概念の存在しない記号集とでも言うべき「外字書体」と
して扱う外字群は図2における外字ファイル内の6番目
と7番目,8番目,9番目,10番目,11番目,12
番目,13番目,14番目,15番目,…と言った帰属
する又は従属する書体別に相対テーブルを作成し管理す
る方法でも本発明を実現させることが可能である。
【0112】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字処理
方法及び装置によれば、書体の概念が存在する外字につ
いて、異なる書体の間の同種の外字に対して同一のコー
ドを割り付けて管理することが可能となり、書体間にお
ける外字のコードの整合性を保つと共に、操作性を向上
することが可能である。
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における文字処理装置の基本的な構成
を示すブロック図である。
【図2】実施例1の文字処理装置におけるRAM上のデ
ータ構成を表す図である。
【図3】ウインドウシステムの基本的な構成を示すブロ
ック図である。
【図4】ウインドウシステムの起動処理及び文字取得要
求に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図5】ウインドウシステムの起動処理及び文字取得要
求に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図6】アプリケーションの文字取得に関わる基本的な
動作を表すフローチャートである。
【図7】アプリケーションの使用可能な書体を表す書体
リストを示す図である。
【図8】外字ファイルのデータ構成を表す図である。
【図9】通常の書体ファイルのデータ構成を表す図であ
る。
【図10】相対テーブルのデータ構成を表す図である。
【図11】外字ファイル、書体ファイル及び相対テーブ
ルの関連を説明する図である。
【図12】実施例1の文字処理装置における登録処理の
処理手順を表すフローチャートである。
【図13】本実施例1の文字処理装置における文字パタ
ーンを生成するための処理手順を表すフローチャートで
ある。
【図14】実施例2における文字処理装置のRAMのデ
ータ構成を表す図である。
【図15】書体別インデックステーブルのデータ構成を
表す図である。
【図16】文字コード別インデックステーブルのデータ
構成を表す図である。
【図17】実施例2の文字処理装置における登録処理の
処理手順を表すフローチャートである。
【図18】本実施例2の文字処理装置における文字パタ
ーンを取得するための処理手順を表すフローチャートで
ある。
【図19】実施例3の相対テーブルのデータ構成を表す
図である。
【図20】実施例3における相対テーブルと各書体ファ
イル間の関連を表す図である。
【図21】実施例3における書体別インデックステーブ
ルのデータ構成を表す図である。
【図22】実施例3における文字コード別インデックス
テーブルのデータ構成を表す図である。
【図23】実施例3における代用文字別インデックステ
ーブルのデータ構成を表す図である。
【図24】実施例3の文字処理装置における外字登録の
手順を表すフローチャートである。
【図25】実施例3の文字処理装置における外字登録の
手順を表すフローチャートである。
【図26】実施例4の文字処理装置の外字取得手順を表
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード制御部(KBC) 5 キーボード 6 ディスプレイ制御部(CRTC) 7 ディスプレイ装置(CRT) 8 ディスク制御部(DCK) 9 外部記憶装置 10 プリンタ制御部(PRTC) 11 プリンタ 21 外字ファイル 31 明朝体ファイル 32 ゴシック体ファイル 33 毛筆体ファイル 41 相対テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏木 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松木 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐々木 安彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長田 守 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがデザインした外字の登録及び利
    用が可能な文字処理装置であって、 登録された外字と該外字が所属する書体とを対応づける
    対応情報を登録する登録手段と、 前記所属する書体を異にする同種の外字に対して同一の
    識別コードを付与するコード付与手段と、 前記所属する書体及び前記識別コードを用いて所望の外
    字を取得する取得手段と、 を備えることを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記登録手段により登録される対応情
    報、及び前記コード付与手段に付与される識別コードを
    記憶するための情報テーブルを更に備え、 前記取得手段は、前記所属する書体及び前記識別コード
    により前記情報テーブルを検索することにより所望の文
    字を取得する、 ことを特徴とする請求項1に記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 書体もしくは前記識別コードを単位とし
    て前記情報テーブルを検索するためのインデックステー
    ブルを更に備え、 前記取得手段は、前記所属する書体及び前記識別コード
    により前記インデックステーブルを用いて前記情報テー
    ブルを検索することにより所望の文字を取得する、 ことを特徴とする請求項2に記載の文字処理装置。
  4. 【請求項4】 前記取得手段において前記所属する書体
    及び前記識別コードで指定された外字が未登録のとき、
    他の書体で同一識別コードを有する外字でもって代用す
    る代用外字取得手段を更に備えることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の文字処理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザがデザインした外字をベクトルデ
    ータで登録し、これを展開して利用することが可能な文
    字処理装置であって、 登録された外字と該外字が所属する書体とを対応づける
    対応情報を登録する登録手段と、 前記所属する書体を異にする同種の外字に対して同一の
    識別コードを付与するコード付与手段と、 前記所属する書体及び前記識別コードを用いて所望の外
    字のベクトルデータをを取得する取得手段と、 前記所属する書体に基づいてヒント情報の適用を変更し
    て前記取得手段で取得されたベクトルデータの展開を行
    う展開手段と、 を備えることを特徴とする文字処理装置。
  6. 【請求項6】 ユーザがデザインした外字の登録及び利
    用が可能な文字処理方法であって、 登録された外字と該外字が所属する書体とを対応づける
    対応情報を登録する登録工程と、 前記所属する書体を異にする同種の外字に対して同一の
    識別コードを付与するコード付与工程と、 前記所属する書体及び前記識別コードを用いて所望の外
    字を取得する取得工程と、 を備えることを特徴とする文字処理方法。
  7. 【請求項7】 前記登録工程により登録される対応情
    報、及び前記コード付与工程に付与される識別コードを
    記憶するための情報テーブルを更に備え、 前記取得工程は、前記所属する書体及び前記識別コード
    により前記情報テーブルを検索することにより所望の文
    字を取得する、 ことを特徴とする請求項6に記載の文字処理方法。
  8. 【請求項8】 書体もしくは前記識別コードを単位とし
    て前記情報テーブルを検索するためのインデックステー
    ブルを更に備え、 前記取得工程は、前記所属する書体及び前記識別コード
    により前記インデックステーブルを用いて前記情報テー
    ブルを検索することにより所望の文字を取得する、 ことを特徴とする請求項7に記載の文字処理方法。
  9. 【請求項9】 前記取得工程において前記所属する書体
    及び前記識別コードで指定された外字が未登録のとき、
    他の書体で同一識別コードを有する外字でもって代用す
    る代用外字取得工程を更に備えることを特徴とする請求
    項6乃至8のいずれかに記載の文字処理方法。
  10. 【請求項10】 ユーザがデザインした外字をベクトル
    データで登録し、これを展開して利用することが可能な
    文字処理方法であって、 登録された外字と該外字が所属する書体とを対応づける
    対応情報を登録する登録工程と、 前記所属する書体を異にする同種の外字に対して同一の
    識別コードを付与するコード付与工程と、 前記所属する書体及び前記識別コードを用いて所望の外
    字のベクトルデータをを取得する取得工程と、 前記所属する書体に基づいてヒント情報の適用を変更し
    て前記取得工程で取得されたベクトルデータの展開を行
    う展開工程と、 を備えることを特徴とする文字処理方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4333563C1 (de) * 1993-10-01 1994-07-21 Fraunhofer Ges Forschung Drahtlose Datenübertragungsvorrichtung
JP2002140320A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Dainippon Printing Co Ltd 文字書体変更方法及びフォントセット
WO2004114146A1 (ja) * 2003-05-30 2004-12-29 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. 外字登録情報提供システム及び外字同定支援システム
US6950992B2 (en) 2000-11-15 2005-09-27 Fujitsu Limited External-character font creation system and program recording medium therefor
JP2012163589A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Yokogawa Electric Corp ビットマップフォント表示装置

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