JPH0950271A - 文字処理装置及びその方法 - Google Patents

文字処理装置及びその方法

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JPH0950271A
JPH0950271A JP7200844A JP20084495A JPH0950271A JP H0950271 A JPH0950271 A JP H0950271A JP 7200844 A JP7200844 A JP 7200844A JP 20084495 A JP20084495 A JP 20084495A JP H0950271 A JPH0950271 A JP H0950271A
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JP
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JP7200844A
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Inventor
Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の書体を要する場合において、書体データ
の規模を削減する。 【解決手段】文字入力部13は、文字及び文字サイズを
入力する。また、書体選択部14は、入力した文字の書
体を選択する。文字展開部15は、基本文字データ記憶
部16から、展開する文字の基本文字データを取得し、
これを文字変形情報記憶部17から得た文字変形情報に
基づいて変形し、所望の書体の文字形状を発生する。文
字変形情報記憶部には種々の書体の文字形状を生成する
ための文字変形情報が格納されており、これにより種々
の書体の文字形状を得ることができる。また、文字変形
情報は、基本文字データに係る文字形状を変形するため
の情報であり、完全な文字形状を構成する情報に比して
データ規模が小さいため、結果として書体データの規模
を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字処理装置及び
その方法に係り、特に複数の書体の文字を扱う文字処理
装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、明朝体やゴシック体など
の書体データは、書体毎に全文字の文字形状をアウトラ
イン形式やビットマップ形式で有していた。そして、ワ
ードプロセッサ等の情報処理装置や、文字展開機能を備
えた印刷装置は、これらの書体データを参照し、入力さ
れた文字を展開してディスプレイ装置や記録紙に出力し
ていた。また、この展開に際しては、必要に応じて参照
した文字パターンデータに係る文字を変倍したり、例え
ば斜体等の所定の形状に変形したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、複数の書体に対応可能にするために
は、各書体について全文字分の文字パターンデータを備
える必要があったため、膨大な記憶容量を必要としてい
た。
【0004】また、上記従来例においては、必要が生じ
る都度、参照した文字パターンデータに係る文字の形状
を変倍若しくは変形しており、そのための余分な処理が
発生する。すなわち、文字パターンの変形等の処理は処
理速度の観点からは好ましくはない。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、複数の書体を要する場合において、書体データ
の規模を削減することを課題とする。
【0006】また、本発明の副次的な課題は、全体とし
ての処理速度の低下を抑制しつつ上記の課題を解決する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る文字処理装置は、複数の書体の文字を
扱う文字処理装置であって、文字及び書体名を入力する
文字入力手段と、入力した文字を構成する基本となる基
本文字形状を取得する基本文字形状取得手段と、取得し
た基本文字形状を用いて、入力した書体名に対応する文
字形状を発生する文字形状発生手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】本発明の好適な実施態様に従えば、例え
ば、前記文字形状発生手段は、前記基本文字形状を変形
する変形情報に基づいて、入力した書体名に対応する文
字形状を発生することができる。
【0009】また、例えば、前記文字形状発生手段は、
前記基本文字形状を変形する変形情報に基づいて、前記
基本文字形状を変形する基本文字形状変形手段と、変形
して得た文字形状に対して部品を付加して、入力した書
体名に対応する文字形状を形成する部品付加手段とを有
することが望ましい。
【0010】また、例えば、発生した文字形状をキャッ
シュするキャッシュ手段を更に備えることが望ましい。
【0011】また、例えば、前記基本文字形状を保持す
る基本文字形状保持手段を更に備えることが望ましい。
【0012】また、例えば、前記変形情報を保持する変
形情報保持手段を更に備えることが望ましい。
【0013】また、例えば、前記変形情報を保持する変
形情報保持手段と、前記部品を保持する部品保持手段と
を更に備えることが望ましい。
【0014】また、本発明に係る文字処理装置は、メモ
リ媒体上のプログラムに基づいて動作し、複数の書体の
文字を扱う文字処理装置であって、前記メモリ媒体は、
文字及び書体名を入力する文字入力工程の手順コード
と、入力した文字を構成する基本となる基本文字形状を
取得する基本文字形状取得工程の手順コードと、取得し
た基本文字形状を用いて、入力した書体名に対応する文
字形状を発生する文字形状発生工程の手順コードとを備
えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
[発明の第1の実施の形態]以下、図面を参照しながら
本発明の好適な第1の実施の形態を説明する。図1は、
本発明の機能を実現するシステムの一構成例を示すブロ
ック図である。本システムは、例えばワードプロセッサ
の形態であっても良いし、ワークステーションやパーソ
ナルコンピュータ等のコンピュータシステムの形態であ
っても良いし、文字展開機能を有するプリンタの形態で
あっても良い。
【0016】図1において、CPU1は、システム全体
の制御や演算処理等を司るCPUであり、ROM2、F
D9a、HD9b等からプログラムコードを提供するこ
とにより、種々の機能を実現することができる。ROM
2は、読み出し専用のメモリであり、システム起動プロ
グラム、文字パターンデータ、文字コード情報等の記憶
領域である。ROM2に格納された文字パターンデータ
は、通常システムフォントデータとして使用され、CR
T7に表示し、各種メニューの選択に供するメニューバ
ー用の文字表示等に利用される。また、文字コード情報
としては、システムフォントの文字コード体系(新JI
S、旧JIS等)等の情報が格納されている場合があ
る。なお、システムフォントデータはROM2上の書体
データであっても、予めユーザが指定した、例えばHD
9b上の書体データであってもかまわない。
【0017】RAM3は、CPU1のワークエリアを提
供するランダムアクセスメモリであり、例えば、後述の
文字生成処理に係るプログラムコードや各種データを読
込み、その処理のために使用される。
【0018】KBC4は、キーボード5の制御部を司る
キーボードコントローラである。本システムのユーザ
は、キーボード5を介してデータを入力したり、システ
ムに各種命令を与えることができる。なお、ポインティ
ングデバイスやタッチスクリーン等のユーザインターフ
ェース手段を付加しても良い。
【0019】CRTC6は、CRT7の制御を司るCR
Tコントローラである。CRT7は、表示装置として機
能するCRTであり、CRTC6から供給されるデータ
に基づいて画像を画面に出力する。
【0020】FD9aは、フロッピーディスク装置であ
り、例えば後述の文字生成処理の処理手順を記述したプ
ログラムコードを格納しておき、本システムに供給する
ことによって、本システムに所定の動作を行わしめるこ
とが可能である。HD9bは、ハードディスク装置であ
り、例えば、文書処理やユーザインターフェース等に供
するアプリケーション・プログラムや、オペレーティン
グシステムや、書体データ等のデータファイルを格納し
ておき、それを本システムに供給する他、後述の文字生
成処理の処理手順を記述したプログラムコードを格納し
ておき、本システムに供給することによって、本システ
ムに所定の動作を行わしめることが可能である。また、
HD9bには、実施の態様に応じてシステムの起動プロ
グラムが格納される場合もある。
【0021】DKC8は、FD9aやHD9bに対する
CPU1のアクセスを制御するディスクコントローラで
ある。FD9aまたはHD9bに格納されたプログラム
やデータは、必要に応じてDKC8を介してCPU1の
ワークメモリであるRAM3上に読込まれる。
【0022】PRTC10は、プリンタ装置11に印刷
データや制御情報を供給する他、プリンタ装置11から
ステータス情報等を受け取るプリンタコントローラであ
る。システムバス12は、上記のCPU1の周辺デバイ
スを接続するシステムバスである。
【0023】次に、文字生成処理における本システムの
論理的な構成について説明する。図2は、本システムの
論理的な構成例を示すブロック図である。
【0024】文字入力部13は、文字の入力(キーボー
ドからの入力、メモリ媒体からの文書データの読込み、
かな漢字変換等を含む)を行い、文字に関する情報を文
字展開部15に供給する論理ブロックであり、キーボー
ド5や、ユーザインターフェースを制御するプログラム
の他、文書データ等を格納したメモリ媒体(例えば、H
D9b)等によって構成される。
【0025】書体選択部14は、例えば、明朝体やゴシ
ック体などのように文書内で使用する各文字の書体や文
字のサイズなどを選択する論理ブロックであり、キーボ
ード5や、ユーザインターフェースを制御するプログラ
ム等によって構成される。
【0026】文字展開部15は、文字入力部13により
入力された文字に対応する基本文字データ、および書体
選択部14により選択された書体に対応する文字変形情
報を夫々基本文字データ記憶部16、文字変形情報記憶
部17から取得し、取得した情報を基に文字をパターン
展開する。これらの基本文字データ記憶部16及び文字
変形情報記憶部17は、この例においてはFD9a若し
くはHD9bの所定の領域に確保され、種々の書体の文
字形状を生成するための文字変形情報を有する。
【0027】文字変形情報は、例えば書体毎にブロック
化した構造とすることにより、書体の変更、追加等の管
理を容易にすることができる。また、文字変形情報は、
基本文字データに係る文字形状を変形して固有の書体を
生成する情報であるため、変形部分に関する情報を含ん
でいれば十分であり、各文字パターンデータが完全な文
字の情報を有する必要がある従来技術に比べ、書体デー
タのデータ規模が小さくなる。すなわち、従来は書体毎
に大規模な書体データを必要としていたが、この実施の
形態によれば、基本文字データと、各書体の文字変形情
報から各書体の所望の文字形状を発生することができる
ため、複数の書体を要する場合に全体としてデータ規模
を削減することができる。
【0028】文字展開部15において展開された文字
は、文字出力部18によって出力される。文字出力部1
8には、CRT7、プリンタ11、外部記憶装置9やそ
れらの制御プログラム等が含まれ、それぞれ表示、印
刷、ファイルの形態で出力することができる。
【0029】図3は、文字展開処理の一例を概念的に示
すブロック図である。文字入力部13により例えば文字
「A」のコードが入力され、書体選択部14により書体
が選択されると、文字展開部15は、文字[A]の基本
文字データ300を参照し、文字「A」の文字変形情報
であって書体選択部14によって選択された書体に関す
る文字変形情報310を基に、例えば基本文字データ3
00を構成する各点を移動/分割して書体を作成する。
例えば、図中a点を例にすると、文字変形情報310を
基に、基本文字データ300内のa点をa1点、a2
点、a3点の3点に分割して輪郭データを生成し、選択
されている書体の文字に展開する。なお、ここで示した
座標変換は一例に過ぎず、座標変換方法はこれに限定さ
れるものではない。また、基本文字データは、アウトラ
イン形式のデータであっても良いし、ビットマップ形式
のデータであっても良いし、その他の形式のデータであ
っても良い。
【0030】次に、文字生成処理の流れをフローチャー
トに従って説明する。図4は、文字生成処理の一例を示
すフローチャートである。先ずステップS401では、
文字入力部13により文字が入力され、書体選択部14
により書体及び文字サイズが選択される。ステップS4
02では、文字展開部15は、ステップS401におい
て入力された文字に対応する基本文字データを基本文字
データ記憶部16から取得する。ステップS403で
は、文字展開部15は、書体選択部14で選択されてい
る書体に対応する文字変形情報を文字変形情報記憶部1
7から取得する。ステップS404では、文字展開部1
5は、ステップS402において取得した基本文字デー
タと、ステップS403において取得した文字変形情報
と、書体選択部14で選択された文字サイズに基づいて
文字の展開を行う。ステップS405では、文字出力部
18は、ステップS404において展開した文字を、C
RT7やプリンタ11等に出力する。なお、この出力
は、ファイルとしてHD9b等に出力しても良い。ステ
ップS406では、文字の入力が終了したか否かを判別
し、終了していない場合はS401に戻り、一連の処理
を繰り返す。文字入力終了の場合は処理を終了する。
【0031】次に、本実施の形態の機能を実現するソフ
トウェアを提供するメモリ媒体の構成について説明す
る。図5はメモリ媒体の構成例を示す図である。図示の
メモリ媒体は、実施の態様によりFD9aであっても良
いし、HD9bであっても良いし、ROM2であっても
良い。また、それらの複数のメモリ媒体に跨って各構成
要素(501〜507)が存在する構成であっても良
い。
【0032】要素501〜505は、それぞれステップ
S401〜S405に対応する手順コードであり、CP
U1はこれらの手順コードを読込むことによって前述の
動作をする。また、506は基本文字データ、507は
文字変形情報である。
【0033】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、基本文字データと、文字変形情報から所望の書体の
文字形状を発生することができるため、書体データの規
模を削減することができる。
【0034】[発明の第2の実施の形態]以下、本発明
の好適な第2の実施の形態について説明する。図6は、
本実施の形態におけるシステムの論理的な構成例を示す
ブロック図である。なお、物理的構成(図1)は、第1
の実施の形態と同様である。また、第1の実施の形態と
同様の論理ブロックについては同一の符号を付し、説明
を省略する。文字部品データ記憶部19は、書体特有の
「はね」や「はらい」などの、文字の部品データを格納
したブロックであり、その実体はFD9a、HD9b等
に確保された所定の領域である。この文字部品データ
は、アウトライン形式のデータであっても良いし、ビッ
トマップ形式のデータであっても良いし、その他の形式
のデータであっても良い。
【0035】図7は、本実施の形態における文字展開処
理の一例を概念的に示す図である。文字入力部13によ
り例えば文字「A」のコードが入力され、書体選択部1
4により書体が選択されると、文字展開部15は、文字
[A]の基本文字データ600を参照し、これを文字
「A」の文字変形情報であって書体選択部14によって
選択された書体に関する文字変形情報610を基に、基
本文字データ600内の各点を移動して、基本文字パタ
ーン630の輪郭を作成する。また、生成すべき書体に
特有の「はね」や「はらい」等の部品を必要とする場合
は、部品データ記憶部19に格納された部品データ62
0を参照し、「はね」や「はらい」等の部品621を作
成する。そして、基本文字パターン630と部品621
を合成して1つの完全な書体の文字パターンを生成し、
文字出力部18に出力する。
【0036】次に、文字生成処理の流れをフローチャー
トに従って説明する。図8は、本実施の形態における文
字生成処理の一例を示すフローチャートである。先ずス
テップS701では、文字入力部13により文字が入力
され、書体選択部14により書体及び文字サイズが選択
される。ステップS702では、文字展開部15は、ス
テップS701において入力された文字に対応する基本
文字データを基本文字データ記憶部16から取得する。
ステップS703では、文字展開部15は、書体選択部
14で選択されている書体に対応する文字変形情報を文
字変形情報記憶部17から取得する。ステップS704
では、文字展開部15は、ステップS702において取
得した基本文字データと、ステップS703において取
得した文字変形情報と、書体選択部14で選択された文
字サイズに基づいて文字の展開を行う。
【0037】ステップS705では、生成する文字に特
有の「はね」や「はらい」等の書体特有の部品が必要で
あるか否かを判別する。そして、「はね」や「はらい」
などの書体特有の部品を必要とする場合にはステップS
706に進み、必要でない場合は、ステップS708に
進む。
【0038】ステップS706では、文字展開部15
は、必要な部品データを文字部品データ記憶部19から
取得し、取得した部品データを展開し部品のパターンを
生成する。ステップS707では、文字展開部15は、
ステップS704において展開した基本文字パターン
と、ステップS706において展開した部品のパターン
とを合成して、選択された書体の完全な文字パターンを
生成する。
【0039】ステップS708では、文字出力部18
は、ステップS707において生成した文字パターン
を、CRT7やプリンタ11等に出力する。なお、この
出力は、ファイルとしてHD9b等に出力しても良い。
ステップS709では、文字の入力が終了したか否かを
判別し、終了していない場合はS701に戻り、一連の
処理を繰り返す。文字入力終了の場合は処理を終了す
る。
【0040】以上説明したように、書体特有の部分につ
いては部品化し、その部品を用いて所望の文字の完全な
文字形状を生成する構成とすることにより、文字の変形
する処理の負担を緩和することができ、複雑な書体にも
容易に対応することが可能になる。
【0041】[発明の第3の実施の形態]以下、本発明
の好適な第3の実施の形態について説明する。図9は、
本実施の形態におけるシステムの論理的な構成例を示す
ブロック図である。なお、物理的構成(図1)は、第1
の実施の形態と同様である。また、第1の実施の形態と
同様の論理ブロックについては同一の符号を付し、説明
を省略する。展開文字データ記憶部20は、選択した書
体の完全な文字形状を一時的に保持しておき、再度同一
の文字形状を必要とする場合に参照するキャッシュメモ
リとして機能するブロックであり、その実体は一時記憶
装置であるRAM3上に確保するのが望ましい。これに
より、同一の文字パターンを再度生成する必要から開放
され処理を高速化することができる。これにより、上記
の実施の形態における、文字の変形、或は部品の合成に
よる処理時間の遅延の影響を緩和することができる。な
お、展開文字データ記憶部20は、第1の実施の形態に
対して付加する構成であっても良いし、第2の実施の形
態に対して付加する構成であっても良いが、ここでは第
1の実施の形態に対して付加した例について説明する。
【0042】次に、文字生成処理の流れをフローチャー
トに従って説明する。図10は、本実施の形態における
文字生成処理の一例を示すフローチャートである。先ず
ステップS901では、文字入力部13により文字が入
力され、書体選択部14により書体及び文字サイズが選
択される。
【0043】ステップS902では、ステップS901
において入力された情報によって特定される文字の文字
形状が、展開文字データ記憶部20に存在するか否かを
判定する。この判定は、例えば展開文字データ記憶部2
0に格納されている文字形状のインデックス情報等を、
例えば展開文字データ記憶部20に保持しておき、それ
を検索することによって実行することができる。判定の
結果、所望の文字形状が展開文字データ記憶部20内に
存在する場合には、ステップS906において、その文
字形状を取得する。一方、所望の文字形状が存在しない
場合には、ステップS903に進む。
【0044】ステップS903では、文字展開部15
は、ステップS901において入力された文字に対応す
る基本文字データを基本文字データ記憶部16から取得
する。ステップS904では、文字展開部15は、書体
選択部14で選択されている書体に対応する文字変形情
報を文字変形情報記憶部17から取得する。ステップS
905では、文字展開部15は、ステップS903にお
いて取得した基本文字データと、ステップS904にお
いて取得した文字変形情報と、書体選択部14で選択さ
れた文字サイズに基づいて文字の展開を行う。ステップ
S907では、文字出力部18は、ステップS905に
おいて展開した文字を、CRT7やプリンタ11等に出
力する。なお、この出力は、ファイルとしてHD9b等
に出力しても良い。ステップS908では、文字の入力
が終了したか否かを判別し、終了していない場合はS9
01に戻り、一連の処理を繰り返す。文字入力終了の場
合は処理を終了する。
【0045】以上説明したように、生成した完全な文字
形状をキャッシュする機能を備えることにより、基本文
字データを用いて、それを変形したり、それに部品を付
加する文字生成処理により完全な文字形状を得るための
処理の回数を低減することができ、全体として文字生成
処理による処理速度の低下を緩和することができる。
【0046】また、本発明は、ホストコンピュータ、イ
ンタフェース、プリンタ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、ワードプロセッサ等の単体の装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウェアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体から、該プログラムを該システ
ム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は
装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の書体を要する場合において、基本文字形状を用い
て、入力した書体名に対応する文字形状を発生すること
により、書体データの規模を削減することができる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能を実現するシステムの一構成例を
示すブロック図である。
【図2】システムの論理的な構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】文字展開処理の一例を概念的に示すブロック図
である。
【図4】文字生成処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】メモリ媒体の構成例を示す図である。
【図6】第2の実施の形態におけるシステムの論理的な
構成例を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態における文字展開処理の一例
を概念的に示す図である。
【図8】第2の実施の形態における文字生成処理の一例
を示すフローチャートである。
【図9】第3の実施の形態におけるシステムの論理的な
構成例を示すブロック図である。
【図10】第3の実施の形態における文字生成処理の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 キーボードコントローラ 6 CRTコントローラ 7 CRTディスプレイ 8 ディスクコントローラ 9a フロッピーディスク 9b ハードディスク 10 プリンタコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/21 9288−5L G06F 15/20 562M G06T 11/60 15/62 322N

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の書体の文字を扱う文字処理装置で
    あって、 文字及び書体名を入力する文字入力手段と、 入力した文字を構成する基本となる基本文字形状を取得
    する基本文字形状取得手段と、 取得した基本文字形状を用いて、入力した書体名に対応
    する文字形状を発生する文字形状発生手段と、 を備えることを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記文字形状発生手段は、前記基本文字
    形状を変形する変形情報に基づいて、入力した書体名に
    対応する文字形状を発生することを特徴とする請求項1
    記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 前記文字形状発生手段は、 前記基本文字形状を変形する変形情報に基づいて、前記
    基本文字形状を変形する基本文字形状変形手段と、 変形して得た文字形状に対して部品を付加して、入力し
    た書体名に対応する文字形状を形成する部品付加手段
    と、 を有することを特徴とする請求項1記載の文字処理装
    置。
  4. 【請求項4】 発生した文字形状をキャッシュするキャ
    ッシュ手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載の文字処理装置。
  5. 【請求項5】 前記基本文字形状を保持する基本文字形
    状保持手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれか1項に記載の文字処理装置。
  6. 【請求項6】 前記変形情報を保持する変形情報保持手
    段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の文字処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記変形情報を保持する変形情報保持手
    段と、前記部品を保持する部品保持手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項3記載の文字処理装置。
  8. 【請求項8】 発生した文字形状を出力する出力手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1記載の文字処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、発生した文字形状を画
    面に表示することを特徴とする請求項8記載の文字処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記出力手段は、発生した文字形状を
    記録媒体に印刷することを特徴とする請求項8記載の文
    字処理装置。
  11. 【請求項11】 メモリ媒体上のプログラムに基づいて
    動作し、複数の書体の文字を扱う文字処理装置であっ
    て、前記メモリ媒体は、 文字及び書体名を入力する文字入力工程の手順コード
    と、 入力した文字を構成する基本となる基本文字形状を取得
    する基本文字形状取得工程の手順コードと、 取得した基本文字形状を用いて、入力した書体名に対応
    する文字形状を発生する文字形状発生工程の手順コード
    と、 を備えることを特徴とする文字処理装置。
  12. 【請求項12】 複数の書体の文字を扱う文字処理方法
    であって、 文字及び書体名を入力する文字入力工程と、 入力した文字を構成する基本となる基本文字形状を取得
    する基本文字形状取得工程と、 取得した基本文字形状を用いて、入力した書体名に対応
    する文字形状を発生する文字形状発生工程と、 を備えることを特徴とする文字処理方法。
  13. 【請求項13】 前記文字形状発生工程は、前記基本文
    字形状を変形する変形情報に基づいて、入力した書体名
    に対応する文字形状を発生することを特徴とする請求項
    12記載の文字処理方法。
  14. 【請求項14】 前記文字形状発生工程は、 前記基本文字形状を変形する変形情報に基づいて、前記
    基本文字形状を変形する基本文字形状変形工程と、 変形して得た文字形状に対して部品を付加して、入力し
    た書体名に対応する文字形状を形成する部品付加工程
    と、 を有することを特徴とする請求項12記載の文字処理方
    法。
  15. 【請求項15】 発生した文字形状をキャッシュするキ
    ャッシュ工程を更に備えることを特徴とする請求項12
    乃至請求項14のいずれか1項に記載の文字処理方法。
  16. 【請求項16】 発生した文字形状を出力する出力工程
    を更に備えることを特徴とする請求項12記載の文字処
    理方法。
  17. 【請求項17】 前記出力工程は、発生した文字形状を
    画面に表示することを特徴とする請求項16記載の文字
    処理方法。
  18. 【請求項18】 前記出力工程は、発生した文字形状を
    記録媒体に印刷することを特徴とする請求項16記載の
    文字処理方法。
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