JP2562458B2 - コンピュータシステム用文字発生方法 - Google Patents

コンピュータシステム用文字発生方法

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JP2562458B2
JP2562458B2 JP62206215A JP20621587A JP2562458B2 JP 2562458 B2 JP2562458 B2 JP 2562458B2 JP 62206215 A JP62206215 A JP 62206215A JP 20621587 A JP20621587 A JP 20621587A JP 2562458 B2 JP2562458 B2 JP 2562458B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンピュータシステム用文字発生方法及びそ
の装置に関し、特に文字を図形のように画像処理して所
定の書体や文字パターンを拡大したし縮小したりまたは
構成筆画をやせさせたりふとらせたり、文字を上下方向
に伸ばしたり縮めたりし、所定文字の造形を変化させる
ことができる文字発生方法に関する。
従来の技術 従来の個人用コンピュータはドットマトリクス方式で
漢字を表示する。このような方式において、文字がメモ
リー内をためる容量はドットマトリクスのサイズに限定
され、即ちn2/8の式で計算することができる。例えば、
n=16の場合、一字毎に32バイトを占め、n=24の場
合、一字毎に72バイトを占める。前記例示の二つのサイ
ズ、即ち(16×16)と(24×24)は時下もっとも汎用さ
れている文字のドットマトリクスのサイズである。文字
を引伸ばしたり変形ができるためにはその占めるメモリ
ーの容量を驚くほど大きく取らなければならないのみ
か、形成される輪郭も鋸歯状をして円滑さを失い見掛け
がよくなく、また発生する時間も長いので、サイズや形
状の変化はごく限られている。このような次第で目下業
界がパーソナルコンピュータに文字を拡大したり変形し
たりする機能を付与する意欲が薄い要因と思われる。そ
の上、例えば植字・活版印刷やワード処理などの場合、
このような低解像度の文字を高解像度の図形と共に同一
システムで処理しようとするとなると、さらにソフトウ
ェアやハードウェアを加えなければならないので、その
複雑性と不便さは言うまでもない。故に、従来の方式に
おいて、コンピュータの文字記憶容量が限定され、漢字
などの変化性が乏しく、汎用性を欠き、迅速且つコスト
安を目指す現代情報処理の情勢に適用されないと思われ
る。
発明が解決しようとする問題点 上記に鑑み、本発明はコンピュータシステムにおいて
文字を図形と同様に高解像度処理でき、書体も含めた文
字パターンを指定しうるのみならず、更にそのまま自由
に拡大したり縮小したりまたはやせさせたりふとらせた
り上下方向に伸ばしたり縮めたりして変形することがで
きるようにさせることを目的とする。
又、本発明は上記文字を変形しうるための一字毎にた
めるメモリーの容量をそれほど拡大する必要がなくてす
み、従来システムにおける容量のメモリーでもそのまま
適用可能にさせることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明のコンピュータ
システム用文字発生方法は文字を構成する各筆画要素に
ついて、漢字書体などの文字パターン別及び各文字パタ
ーンによって異にする筆画形状にもとづいた文字パター
ン別筆画別記号を付与する筆画表を作製し、筆画表メモ
リーに書きこむステップと、前記文字における例えば漢
字であれば偏や旁・冠・脚などの部首や単体などの異な
る構成成分に分解でき、その中の、各出現頻度の高い成
分を字素とし、前記筆画表にしたがって各文字パターン
及び字素別筆画別記号を付与した字素表を作製し、字素
表メモリーに書きこむステップと、前記文字パターンに
かかわりなく全文字毎にアドレスを付与し、かつ、前記
字素表にしたがって各文字を構成する前記字素の集り、
すなわち文字毎の字素グループに字素別筆画別記号を付
与すると共に、字素をなさない筆画に対し、前記筆画別
記号を付与してなる筆画グループとし、各文字の字素グ
ループ別筆画グループ別文字パターン表に作製して文字
パターン表メモリーのそれぞれ前記対応アドレスに書き
こむステップと、文字の造形選択のための助変数に識別
記号を指定し、それらを助変数メモリーに書きこむステ
ップと、各文字に対応するコードを指定するコード表を
作製し、それをコードメモリーに書きこむステップと、
各筆画に対応するそれぞれの輪郭ドット座標を演算する
プログラムを作製し、筆画演算装置に書きこむステップ
と、文字選択のための文字信号と文字造形選択のための
助変数とを入力し、該文字信号を前記コードメモリーを
経由させ、該当文字コードを呼び出して、前記文字パタ
ーン表メモリーの入力とさせ、該当文字のアドレスから
対応字素グループや筆画のグループを呼び出し、前記助
変数入力と共に前記筆画演算装置への入力となし、筆画
演算装置によって字素表メモリー・筆画表メモリーにあ
るそれぞれ該当文字の各筆画の筆画記号にもとづいて、
対応文字の演算プログラムを呼び出し、それによって各
筆画のドット座標を演算して出力し、この出力信号を受
けてビデオ信号発生装置はそれぞれに対応するベクトル
信号を発生し、ベクトル信号をそれぞれの対応文字の所
定の文字パターン信号に転換させることからなることを
特徴とする。
文字パターンの種類あるいは文字本体の線形性質によ
れば、例えば漢字の草書,日本語の仮名,表音文字,又
は所定の符号・図形など、筆画要素が明瞭に判別できな
い場合、需要に応じ、それらを別に集めて特殊符号と
し、それぞれに特殊符号別記号を指定して特殊符号表を
作製し、更にこの特殊符号表を上記プログラムに呼び出
されて該当の特殊符号のドット座標を演算し出力するこ
とができるように特殊符号メモリーに書きこみ、コンピ
ュータシステム文字処理能力を拡大するようにしてなる
ことも特徴とする。
また、ここで言う文字パターン信号とは、高解像度の
作図装置を介して文字や特殊符号を作図されたものやド
ットマトリクス演算装置を経由して文字や特殊符号の輪
郭の範囲内にドットを充満させることができるよう、ド
ットマトリクス信号に転換させ、そしてこのドットマト
リクス信号を高解像度のアウトプット装置、例として映
像管・磁気テープ・磁気ディスクなどを経由して出力さ
れた映像あるいはレコードとする。
作用 上記方法によれば、文字選択のための文字信号と文字
造形選択のための助変数を入力するのみで、メモリーの
中にためている文字や符号や図形などを、コンピュータ
の働きによってコードメモリーのコードや特殊符号メモ
リーの特殊符号別記号からベクトル信号を発生するまで
の内部操作を介して任意に拡大したり縮小したりまたは
やせさせたりふとらせたり上下方向に伸ばしたり縮めた
りして文字パターン信号に転換することができる。
実施例 以下、実施例を介して本発明を説明する。
まず、第2図を参照しながら説明する。
第3図〜第22図に示すのは本発明の実施例の漢字宋朝
体の筆画表である。宋朝体のほかに細明体,細黒体,細
円体,粗明体,粗黒体,粗円体,楷書,隷書などもこの
ように筆画構成を分解してそれぞれの筆画要素ごとに筆
画別記号を付与することによって文字パターン別記号付
の筆画表を作製することができる。例として、宋朝体の
文字パターン別記号は0であり(下記識別記号説明参
照)、その筆画要素の筆画別記号は0から78の79種類が
ある。本発明の筆画は、第3図〜第22図に示すように、
筆画の厚みのキーポイントA−A′と、筆画の上下長さ
のキーポイントB−B′と、筆画の各曲率を決める転向
点とからなる。もし、筆画の厚み(太さ)が均一ではな
い場合、その厚みのキーポイントA−A′も実際の変化
に応じて、プログラムの演算で複数組により組合せる。
筆画の上下長さのキーポイントB−B′は、各筆画の高
さを表わす基準相対座標であり、文字サイズの助変数
と、文字長さの助変数によって、その基準相対座標を調
整することができる。筆画表は筆画表メモリ17(第1図
参照)に書き込む。
第23図〜第32図に示すのは本発明の一実施例として漢
字宋朝体の字素表である漢字を一々画毎に分解して行け
ばすべて筆画要素になしうるが、漢字の構成においては
出現または使用頻度の比較的高い偏,旁,冠,脚の部分
があるので、これらを字素と定義し、それぞれ筆画数順
に分類して番号を付ければ文字パターン別字素表を作製
することができる。例示のように、字素表毎に文字パタ
ーン別記号が付されており、字素毎に字素別記号が付与
されている。例示の表では省いたが、前記のように、該
各字素を、更に上記筆画表にもとづいて分解させ、筆画
毎に筆画別記号を付与する。字素表は字素表メモリー21
(第1図参照)に書きこむ。
第33図に示すのは本発明の実施例の文字パターン表で
ある。この表は宋朝体である細明体であれ楷書であれ隷
書であれ、下記特殊記号を除く、いずれの文字パターン
にも拘らず、一字毎にアドレスを付与し、又、上記字素
表にもとづき、該当文字の構成中に含有される各字素を
取り出して上記字素別筆画別記号付の字素グループを作
製し、そして、上記筆画表にもとづき、残りの他の構成
部分を筆画別に分類記号を付けて上記筆画別記号付の筆
画グループを作製する。文字パターン表は文字パターン
表メモリー(第1図参照)に書きこむ。例として、筆画
の識別記号としては0〜240を指定できるが、宋朝体に
あっては0〜78しか使わない。字素の識別記号は254以
上を指定できるが、上限がないので自由に拡大増加する
ことができる。例えば『之』の字素別記号は18(第23図
〜第32図参照)であるが、その実際の信号は(254+18
=272)になる。
第39図に示すように、筆画要素を明確に判別すること
ができない場合、例えば漢字の草書,日本語の仮名,表
音文字,あるいは★『等の特定符号・図形などは特殊符
号として記号を付与し、又、上記筆画表方式のように下
記の該当符号に対応する輪郭の各ドットの座標を演算す
るためのプログラムの助変数としてそれらの厚みのキー
ポイントと、上下の長さのキーポイントと、転向点を示
すように特殊符号表を作製する。この特殊符号表は特殊
符号表メモリー31(第1図参照)に書きこむ。
そして、文字の造形を選択するための助変数に助変数
記号を割り当て助変数メモリー15(第1図参照)に書き
こむ。また、下記のドットの座標を演算するためのプロ
グラムの助変数としては又下記のいくつかに分けられ、
それぞれ助変数メモリー15(第1図参照)を介し、後述
する筆画演算装置16(第1図参照)に入力して文字の書
体や造形を選択させることができる。
(A)文字の長さ(活字の大きさを表わす呼称に相当) 文字の長さは文字の縦方向の長さを指し、16ドットか
ら1024ドットまでと限定されている。即ち、ドットマト
リクス(16×16)から(1024×1024)範囲である。文字
の長さを選択しようとする場合、先に例えば241を識別
記号として入力しなければならない。この識別記号241
は、「次に続く記号は文字の長さを指定する記号であ
る」ということを示すための記号である。そしてこの識
別記号の次に、実際の文字の長さを指定する記号を入力
する。これらの一連の記号は文字の長さを指定するため
の助変数記号である。
(B)文字パターンの種類 漢字の書体や造形を区別するために など0から256まで記号を付与することができる。漢字
文字パターンの種類を指定しようとする場合、先に例え
ば242を識別記号として入力しなければならない。この
識別記号242は、「次に続く記号は書体を指定する記号
である」ということを示すための記号である。そしてこ
の識別記号の次に、実際の書体を指定する記号を入力す
る。これらの一連の記号は書体を指定するための助変数
記号である。
(C)筆画の厚み(幅) 筆画の厚みの助変数とは上記筆画表にあげた筆画の基
準厚み(A−A′)の加重値(Weighted Value)を指
す。筆画の厚みを指定しようとする場合、先に例えば24
3を識別記号として入力しなければならない。この識別
記号243は、「次に続く記号は筆画の厚みを指定する記
号である」ということを示すための記号である。そして
この識別記号の次に、実際の筆画の厚みを指定する記号
を入力する。これらの一連の記号は筆画の厚みを指定す
るための助変数記号である。
(D)文字の長さ(縦)と幅(横)との割合 文字の長さと幅との割合の助変数は文字の幅を文字の
長さに対する倍数で表示し、識別記号は例として244と
指定している。この識別記号244は、「次に続く記号は
文字の縦と横との割合を指定する記号である」というこ
とを示すための記号である。そしてこの識別記号の次
に、実際の文字の縦と横との割合を指定する記号を入力
する。これら一連の記号は文字の縦と横との割合を指定
するための助変数記号である。
(E)特殊符号 特殊符号として例えば などそれぞれの記号を付与することができる。識別記号
は例として245と指定している。この識別記号245は、
「次に続く記号は特殊符号を指定する記号である」とい
うことを示すための記号である。そしてこの識別記号の
次に、実際の特殊符号を指定する記号を入力する。これ
らの一連の記号は特殊符号を指定するための助変数記号
である。
次に、普通のコード集のように文字毎に対応するコー
ドを指定してコード表を作製してコードメモリー11(第
1図参照)に書きこむ。
次に、上記筆画毎や特殊符号毎に対応する輪郭の各ド
ットの座標を演算するためのプログラムを作製し、これ
らのプログラムを筆画演算装置16(第1図参照)に書き
こむ。
上記のように、本発明の実施例はコードメモリー11、
文字パターン表メモリー12、助変数識別記号メモリー1
5、筆画演算装置16、字素表メモリー21、筆画表メモリ
ー17、特殊符号メモリー31などを利用する。第1図に示
すように、本発明のこの実施例は更にビデオ信号発生装
置23と高解像度の作図装置25とドットマトリクス演算装
置27と高解像度のアウトプット装置28を利用する。
第1図に示すように上記のメモリーや装置・設備など
を後述するように合わせると、本実施例は第2図に示す
文字パターン発生装置1になる。
次に第1図を参照しながら本実施例の作動や構成関係
を説明する。
第1図が示すごとく、文字選択のための文字信号と文
字造形選択のための助変数を入力すると、文字入力10は
上記コードメモリー11を経由し、該コードメモリー11よ
り該当する文字のコードを呼び出して上記文字パターン
表メモリー12にはいらせ、そして該文字パターン表メモ
リー12の中にある該当文字に対応するアドレスよりその
字素グループや筆画グループを呼び出して字素別記号13
と筆画別記号14を出力して前記助変数と共に上記筆画演
算装置16に入力し、該筆画演算装置16により、上記字素
表メモリー21や筆画表メモリー17・特殊符号メモリー31
に書きこまれた該当文字の各筆画別記号や該当特殊符号
の特殊符号別記号にもとづいて該当文字や該当特殊符号
の上記プログラムを呼び出し、そして該プログラムによ
り該当の文字や該当の符号に対応する各ドットの座標22
を演算してビデオ信号発生装置23に入力し、該ビデオ信
号発生装置23によってベクトル信号24を発生し、更にこ
れらのベクトル信号24を所定の文字パターン信号、即ち
文字26,26′あるいは特殊符号26″,26″に転換させる。
漢字の草書,日本語の仮名,表音文字または所定の符
号・図形など筆画構成や要素が不明瞭で判別が困難ある
いは全然できない場合、本発明はこれらを特殊符号とし
て扱うこととしている。第1図に示すように、特殊符号
の識別記号29、助変数30、特殊符号別記号31を筆画演算
装置16に入力すれば、特殊符号メモリー32から特殊符号
別記号31に対応する特殊符号のデータ、すなわち、特殊
符号の厚みのキーポイントと、上下長さのキーポイント
と、転向点との座標値を取り出し、上記文字を発生させ
るべく、ほかの助変数も交えて該符号に対応する各輪郭
ドットの座標22を演算する。そしてビデオ信号発生装置
23を経由してベクトル信号24に転換させ、更にこれらの
ベクトル信号24を所定の文字パターン信号26,26′,2
6″,26″に転換させる。第35図〜第38図は参照のための
一例である。
なお、第1図に示すように、上記ベクトル信号24を所
定の文字パターン信号に転換させるには、高解像度の作
図装置を介して文字や特殊符号を作図することができ、
又、ドットマトリクス演算装置27を経由して文字や特殊
符号の輪郭の範囲内にドットを充満させることができる
ようドットマトリクス信号32を転換させ、そしてこのド
ットマトリクス信号32に高解像度のアウトプット装置2
8、例えばブラウン管などの映像管,磁気テープ・磁気
ディスクなどの記録装置を経由して現出したりあるいは
レコードしたりすることもできる。
次に文字『通』を例として説明する。
『通』の宋朝体文字を通常のサイズ(40×40)に表現
しようとする場合、文字パターン別記号150は(0)で
あり(宋朝体)、文字の長さと幅との割合は(1)であ
る(通常のサイズ)。
第1図と第33図を参照しながら説明する。文字選択の
ための文字信号10をコードメモリー11に入力させると、
該コードメモリー11より該当文字のコード(1096)を呼
び出して文字パターン表メモリー12に入力し、そして該
文字パターン表メモリー12の中にある該当文字に対応す
るアドレス(6639)より、『通』の字素グループ と筆画グループ にもとづき、字素 の字素別記号(245+18=272)と筆画の筆画別記号(5
3,47,2,10,17,17,4)を取り出して筆画演算装置16に送
らせる。
次に、文字の長さを選択するには助変数として241
(文字の長さの識別記号)と40(文字の長さの値)を入
力しなければならない。また、文字パターンの種類を選
択するために242(文字パターン別の識別記号)と0
(宋朝体の文字パターン別記号)を入力しなければなら
ない。この際、もし普通のサイズで文字を造るのであれ
ば、ほかの助変数は入力しなくても良い。
上記の字素別記号(272)と筆画別記号(53,47,2,10,
17,17,4)と文字の長さの助変数(24140)と文字パター
ンの種類の助変数(2420)とを共に筆画演算装置16に入
力させると、筆画表メモリー17から筆画別記号(53,47,
2,10,17,17,4)に該当する文字パターン(宋朝体)の筆
画のキーポイントを取り出し、そして筆画演算装置16の
中に書きこまれた該当筆画に対応するプログラムを呼び
出して各筆画の輪郭のドットの座標を演算する。同時
に、字素数メモリー21から字素別記号(18)に該当する
字素が含まれている筆画の筆画別記号(45,56,57,77)
を取り出して文字パターン別記号(0)と合わせ、共に
筆画表メモリー17に送らせ、上記のように筆画表メモリ
ー17から筆画別記号(45,56,54,77)に該当する文字パ
ターン0(宋朝体)の筆画のキーポイントを取り出し、
そして筆画演算装置16の中に書きこまれた該当の筆画に
該当するプログラムを呼び出して各筆画の輪郭のドット
座標を演算する。このように各筆画を同時に演算し、プ
ログラムの働きによって文字の長さなどの指定を助変数
として取り入れ、文字全体のドット信号を算出する。そ
して上記のようにビデオ信号発生装置23に送らせてベク
トル信号に変換させる。
次に、第1a図を参照して、本発明の文字発生装置の回
路につき説明する。
第1a図において、本発明の文字発生装置(1)は(カ
ッコ数字は第1図中の符号を示す。以下同じ)、メモリ
ーコントロール装置を構成する第1CPU2と、コードメモ
リー(11)と文字パターン表メモリー(12)と助変数メ
モリーとを構成する第1ROM3と、筆画表メモリー(17)
と字素表メモリー(21)と特殊符号メモリー(31)とを
構成する第2ROM4と、前記第1CPU2により第1ROM3から呼
び出されたデータが一時保存される第1データラッチ5
と、筆画演算装置(16)を構成する第2CPU6と、ビデオ
信号発生装置(23)を構成するカーブゼネレータ(CG)
7と、ドットマトリックス演算装置(27)を構成するフ
ィラー(Filler)8とを主要な構成要素としている。
はじめに、回路を構成する各要素の機能と役割を説明
する。
第1CPU2は、メモリーをコントロールするためのもの
で、文字選択のための文字入力(10)を入力手段2Aによ
り行って、第1ROM3を利用してなるコードメモリー(1
1)から該当文字コードを呼び出して、第1データラッ
チ5に一時保存させるとともに第2CPU6に読み取らせ、
文字パターン造形選択のための助変数(15)を同じく入
力手段2Aから入力して、文字パターン別(29)、サイズ
(30)、特殊符号(31)及び字素別記号(13)、筆画別
記号(14)に対応するアドレスコードを前記第1ROM3よ
り順番に呼び出して前記第1データラッチ5に一時保存
させながら、第2CPU6へ次々と渡していく。
第2CPU6は、前記第1データラッチ5から読み取った
アドレスコードに基づいて、第2ROM4の筆画表メモリー
(17)、字素表メモリー(21)内及び特殊符号メモリー
(31)から対応するデータを呼び出すと共に、筆画輪郭
のドット座標(22)を演算するプログラムに基づいて該
当文字の筆画輪郭のドット座標(22)を演算する。
カーブゼネレータ(CG)7は、第2CPU6から送られて
きた筆画輪郭のドット座標(22)の変化値又はパラメー
タに基づき、筆画輪郭のドットベクトル値を演算してベ
クトル信号(24)を発生させる。
フィラー(Filler)8は、カーブゼネレータ(CG)7
から筆画輪郭のドットベクトル値を示すベクトル信号
(24)を受け取ると共に、筆画輪郭内をドットにより充
満させるドットマトリックス信号(32)に変換させた
後、一時記憶装置を構成する一時記憶用RAM(ランダム
アクセスメモリー)9へ送り込む。
一時記憶用RAM9は、フィラー8で形成されたドットマ
トリックス信号(32)を一時保存すると共に、カーブゼ
ネレータ7で演算されたベクトル信号(24)が、特殊文
字パターンの形状などの必要に応じて第2CPU6により読
み取られた後、後述のマルチプレクサ9A及びマルチプレ
クサコントロール9Bを介して、この一時記憶用RAM9中に
保存される。
ポートデコーダ2Cは、第1CPU2から送られてきたアド
レスを、第2CPU6と一時記憶用RAM9とがデータ交換を行
うためのコントロール信号L1,L2,L3)に変換する。
第1データラッチ5は、CPU−1データバス上のデー
タを取り込んで一時保存し、第2CPU6からの読み取りに
備える。
I/Oポートデコーダ6Aは、第2CPU6から送られてきたア
ドレスに基づき、各コントロール信号(R1,R2,R3,W1,W
2,W3,W4,W5)を発信する。
第2データラッチ5Aは、第2CPU6から送られてきた設
定パラメータを一時保存することで、カーブゼネレータ
7の作動状況を監視する。
マルチプレクサ9Aは、一時記憶用RAM9に保存される各
種データが、第1CPU2または第2CPU6あるいはフィラー8
から保存または取り出してできるようにするためのもの
で、マルチプレクサAラインとマルチプレクサBライン
とにより、いずれから一時記憶用RAM9に対して、保存ま
たは取り出しができるかを決定する。
マルチプレクサコントロール9Bは、第2CPU6がI/Oポー
トデコーダ6AのW3を介して選択信号を送ってくることに
より、マルチプレクサA信号とマルチプレクサB信号と
を出して、マルチプレクサ9Aをコントロールする。
なお、図中、8A,8Bはバッファで、インタフェースの
役目を果たし、図中9Cは、ANDゲートである。
さて、以上の各要素に基づきながら、本発明の文字発
生装置の動作につき、第1図と第1a図に従って説明す
る。「一般動作」と特殊字体などを演算する「ベクトル
演算」とに分けて説明すると共に、分りやすいようにス
テップ別に説明する。
《一般動作》 ステップ1 キイボード,マウスまたはデジタイザなど
の入力手段2Aにより特定な一文字の文字入力(10)が行
なわれると、メモリーコントロール装置をなす第1CPU2
によって、コードメモリー(11)と文字パターン表メモ
リー(12)と助変数メモリーとをなす第1ROM3から該当
文字コードが呼び出される。
第1CPU2は、ポートデコータ2CのL1ラインを介して第
1データラッチ5に該当文字コードを取り込ませると共
に、第1データラッチ5からはINTラインを通じて第2CP
U6に文字コードが入力されたことを知らせる。
第1CPU2は文字コードを送り出す前に、ポートデコー
ダ2CのL2ラインを介して、第3データラッチ5Bから第1
データラッチ5のシステム状態を知らせるフラッグを読
み取る。このフラッグは、例えば、第3データラッチ5B
の▲▼端子が1の値を示している時は、第1データ
ラッチ5が何も保存していないと設定し、この場合にの
み第1CPU2が第1データラッチ5にデータの書き込みを
行い、前記▲▼端子が0の値を示す時は、前に書き
込まれたデータがまだ存在していると設定するなら、第
1CPU2はフラッグの値が1になるまで待って、次の文字
コードを第1データラッチ5に書き込むというようにで
きる。その他のコード、例えば、文字パターンの種類、
文字の長さ、筆画の厚み、文字の縦・横の長さの割合も
しくは特殊符号などの助変数(15)も、同じように第1C
PU2により該当コードを第1ROM3から順番に呼び出し、か
つ上述のフラッグを読み取ることによって、データどお
しが重なることのないように次々と第1データラッチ5
に送り込まれる。
ステップ2 第2CPU6は、前記第1データラッチ5との
間にあるINTラインにより第1データラッチ5に文字コ
ードが書込まれたという通知を受けた時、I/Oポートデ
コーダ6AのR2ラインを介して、第1データラッチ5に保
存されている次コードを一つずつ読み取っていく。ま
た、第2CPU6は、第1データラッチ5から一つのデータ
を読み取る毎に、第3データラッチ5Bに信号を送って、
第1データラッチから既にデータが読み取られたことを
示すフラッグを出させる。このようにして、第1CPU2
は、該当文字に関するコードを一つずつ重なることがな
いように第2CPU6に提供する。
ステップ3 第2CPU6が一組の文字コードを完全に読み
取った後は、それぞれのコード(又はアドレス)に従っ
て、第2ROM4中の字素表,筆画表または特殊符号表から
該当する字素、筆画または特殊符号の各データを呼び出
すと共に、助変数(15)に対応するコードとプログラム
に従って、筆画輪郭のドット座標22の変化値又はパラメ
ータを演算する。演算終了後は、I/Oポートデコーダ6A
のW1ラインを介して、この筆画輪郭のドット座標(22)
の変化値を、カーブゼネレータ(CG)7のインプットバ
ッファ(INPUT BUFFER)へ送りこむ。
第2CPU6は、この筆画輪郭のドット座標(22)の変化
値を出力する前に、カーブゼネレータ7のインプットバ
ッファが空いているかを確認し、空であるときにのみデ
ータを送り込む。もし、このインプットバッファにまだ
前データがある時次のデータを送り込むとデータが消失
してしまうので、第2CPU6は、該インプットバッファが
空になるまで待って次のデータを送り込む。
ステップ4 カーブゼネレータ7は前記筆画輪郭のドッ
ト座標(22)の変化値を受け取った後、直ちにインプッ
トバスにデータ入力中のフラッグを出して、第2CPU6か
らのデータ送り込みを阻止する。
カーブゼネレータ7は、次に、前一組の演算が完了し
ているかをチェックして、もし演算完了であるなら、こ
の新しい一組の演算を開始する。演算完了後は、VALID
端子を1として、筆画輪郭のドット座標に関するベクト
ル信号(24)がアウトプットバッファ(OUTPUT BUFFE
R)から出力できることをフラッグすると共に、内部の
演算を、フィラー8または第2CPU6により前記ベクトル
信号(24)が読み取られるまで一時中断する。ベクトル
信号(24)が読み取られた後は、カーブゼネレータ7は
直ちにVALID端子のフラッグの値を0として出力できな
いことを表示するとともに、内部の演算を再開する。
ステップ5 フィラー8は、カーブゼネレータ7のVALI
D端子が1となっていることを確認した場合、REQ端子よ
り信号を出して、カーブゼネレータ7が演算を完了した
ベクトル信号(24)を読み取ると共に、そのベクトル信
号(24)に従って筆画輪郭内部がドットで充満されるド
ットマトリックス信号(32)に変換する。このドットマ
トリックス信号(32)は、マルチプレクサ9Aを通じて一
時記憶用RAM9へ送られて保存される。
また、第1CPU2または第2CPU6が、一時記憶用RAM9に対
して書き込み、あるいは読み出しを行う必要がある時に
は、第2CPU6は必ずI/Oポートデコーダ6AのW3端子を通じ
てマルチプレクサコントロール9BのCP端子へ信号を送っ
て、マルチプレクサA及びマルチプレクサBを制御して
マルチプレクサ9をコントロールし、第2CPU6がマルチ
プレクサ9Aを介して一時記憶用RAM9に出入力できるよう
にすると共に、第2データラッチ5Aを介してホールド信
号をフィラー8に送り、フィラー8の一切の動作を停止
させて、データの紛失を防止する。
ステップ6 ステップ5を何度も繰り返すことによっ
て、一筆画ずつ筆画輪郭内がドットにより充満されるよ
うにさせて、完全な文字パターン処理を完了する。
ステップ7 第2CPU6は、筆画輪郭のドット座標(22)
の変化値又はパラメータを全てカーブゼネレータ7に入
力した後は、ベクトル信号(24)の演算が完了したかど
うか、更にフィラー8によりドットマトリックス信号
(32)への変換が完了したかどうか絶えず監視してい
る。
ドットマトリックス信号(32)が完成した後は、第1
データラッチ5を介してその完成信号が第1CPU2に伝え
られて、一時記憶用RAM9に一時保存されているドットマ
トリックス信号(32)が読み取れることを通知する。
第1CPU2が一時記憶用RAM9からデータを読み出せるよ
うになった時は、第2CPU6からリリース信号がデータバ
スとアドレスバスを通じて第1CPU2へ送られると共に、
第2CPU6は、第2データラッチ5Aからホールド信号を出
させて、データの紛失防止のためにフィラー8の一切の
動作を停止させる。
ステップ8 第1CPU2が一時記憶用RAMから完成されたド
ットマトリックス信号(32)を読み出すことで、一つの
文字発生過程が完了したことになる。
第1CPU2により読み取られたドットマトリックス信号
(32)は、高解像度のアウトプット装置(28)などを利
用する出力手段2Bを介して出力され、文字(26)または
特殊符号(26″)として、ブラウン管などの映像管(CR
T)または高解像度プリンタなどにより現出される。
《ベクトル演算》 文字を斜めに拡大したりする特殊文字パターンを発生
させるには、特別なベクトル演算をする必要があるの
で、第2CPU6は、I/Oポートデコーダ6AのW2ラインを介し
て、当該文字パターンの演算プログラムを第2データラ
ッチ5Aに送りこんでカーブゼネレータ7に読み取らせ、
該プログラム合ったベクトル信号(24)を演算させる。
以下、このベクトル演算の過程につき、ステップ別に説
明する。
ステップ1 「一般動作」のステップ1からステップ4
を行う。
ステップ2 第2CPU6は、筆画輪郭のドット座標(22)
の変化値又はパラメータをカーブゼネレータ7へ送った
後、カーブゼネレータ7のVALID端子が1となた時、ベ
クトル信号(24)がカーブゼネレータ7のアウトプット
バッファにいつでも出力できる状態で保存されているこ
とを示すので、第2CPU6はI/Oポートデコーダ6AのR1ライ
ンを介して、そのベクトル信号24を読み取る。カーブゼ
ネレータ7は該ベクトル信号24が第2CPU6により読み取
られた後、直ちにVALID端子のフラッグの値を0とし
て、出力できないことを標識すると共に、引続き内部の
演算を行う。
ステップ3 「一般動作」のステップ5を繰り返して、
フィラー8がドットマトリックス信号(32)を完成する
と共に、一時記憶用RAM9へ送り、第2CPU6により該ドッ
トマトリックス信号(32)を読み出す。
ステップ4 第2CPU6は該ドットマトリックス信号(3
2)を読み取った後、第1CPU2から送られてきた文字コー
ドに基づきプログラムに従い、該ドットマトリックス信
号(32)の筆画輪郭のドット座標を適当に調整する。
ステップ5 第2CPU6は、I/Oポートデコーダ6A及びマル
チプレクサコントロール9Bを介して、マルチプレクサA
とマルチプレクサBとを経て、マルチプレクサ9Aをコン
トロールして、一時記憶用RAM9に対する出入力権を確保
すると共に、I/Oポートデコーダ6AのW5ライン及びANDゲ
ート9Cを利用して、特殊な字体に調整された該ドットマ
トリックス信号(32)を一時記憶用RAM9に書きこむ。
ステップ6 「一般動作」のステップ7とステップ8と
を行って、特殊文字パターンを有する文字の発生が完了
すると共に、高解像度のアウトプット装置(28)などを
利用する出力手段2Bを介して出力される。
発明の効果 上記のように、本発明の方法によって文字に図形同様
な高解像度を与えることができ、また、第34図に示すよ
うに書体や文字パターンを指定したまま、そのサイズを
拡大したり縮小したりまたはやせさせたりふとらせたり
上下方向に伸ばしたり縮めたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明コンピュータシステム用文字発生方法の
装置関係図、第1a図は本発明の文字発生方法を適用した
文字発生装置の全体構成図、第2図は本発明コンピュー
タシステム用文字発生方法の略示フローチャート、第3
図〜第22図は本発明の実施例の漢字宋朝体の筆画表の
図、第23図〜第32図は本発明一実施例の漢字宋朝体字素
表の図、第33図は本発明実施例の文字パターン表の図、
第34図は漢字の拡大・縮小・伸縮等を示す図、第35図〜
第38図は参照のための漢字のその他の例を示す図、第39
図は特殊符号の例を示す図である。 1……文字パターン発生装置、2……第1CPU、2A……入
力手段、2B……出力手段、2C……ポートデコーダ、3…
…第1ROM、4……第2ROM、5……第1データラッチ、5A
……第2データラッチ、5B……第3データラッチ、6…
…第2CPU、6A……I/Oポートデコーダ、7……カーブゼ
ネレータ、8……フィラー、8A,8B……バッファ、9…
…一時記憶用RAM、9A……マルチプレクサ、9B……マル
チプレクサコントロール、9C……ANDゲート、10……文
字選択のための文字信号入力、11……コードメモリー、
12……文字パターンメモリー、15……助変数識別記号メ
モリーや助変数入力、16……筆画演算装置、17……筆画
表メモリー、21……字素表メモリー、23……ビデオ信号
発生装置、25……高解像度の作図装置、26,26′……文
字信号、26″,26″……特殊符号記号、27……ドットマ
トリックス演算装置、28……高解像度のアウトプット装
置、31……特殊符号表メモリー、32……ドットマトリッ
クス信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−50581(JP,A) 特開 昭58−151251(JP,A) 特開 昭59−125778(JP,A) 特開 昭61−147288(JP,A) 特開 昭59−69787(JP,A) 特開 昭59−229642(JP,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漢字を構成する各筆画について筆画のキー
    ポイントを指定する情報を含み、各筆画毎に筆画記号を
    付した筆画表を作成して書き込んだ筆画表メモリーと、 漢字の偏、旁、冠、脚などの部首のうち出現頻度の高い
    もの、及び前記以外の部分で使用頻度の高いものを字素
    とし、これに字素記号及び前記筆画表にしたがった筆画
    記号を付して字素表を作成して書き込んだ字素表メモリ
    ーと、 漢字毎にアドレスを付し、漢字を構成する字素に字素記
    号を付し更にそれを構成する筆画毎の筆画記号を付した
    字素グループと、漢字を構成する字素以外の筆画に筆画
    記号を付した筆画グループとを含む文字パターン表を作
    成して該当漢字における各筆画の相対位置を演算するた
    めの情報と共に対応アドレスに書き込んだ文字パターン
    表メモリーと、 文字の形状選択のための助変数を選択する助変数記号を
    書き込んだ助変数メモリーと、 各筆画に対応する輪郭を表現するドット座標を演算する
    プログラム及び各筆画の相対位置を演算するプログラム
    を作成して書き込んだ筆画演算装置とを使用し、 文字を指定するための文字情報と文字形状選択のための
    助変数を指定するための助変数情報とを入力し、前記文
    字パターン表メモリーの該当する文字のアドレスから対
    応字素グループ、筆画グループ及び各筆画の相対位置を
    演算するための情報を呼び出し、前記助変数メモリーか
    ら該当する助変数記号を呼び出し、これらを前記筆画演
    算装置へ入力し、筆画演算装置によって字素表メモリ
    ー、筆画表メモリーの該当文字の各筆画の筆画記号、助
    変数記号及び各筆画の相対位置を演算するための情報に
    もとづいて対応筆画及び筆画相対位置の演算プログラム
    を呼び出し、それによって各筆画の曲率を演算すると共
    に対応するドット座標を演算して出力し、それぞれの対
    応文字の所定の文字パターン信号を得るステップからな
    り、 所定の助変数情報の入力によって漢字を構成する筆画の
    キーポイントの相対位置を任意に変えることが可能であ
    り、もって任意の形状の筆画を発生し得ることを特徴と
    するコンピュータシステム用文字発生方法。
  2. 【請求項2】漢字を構成する各筆画について筆画のキー
    ポイントを指定する情報を含み、各書体毎に、各筆画毎
    に筆画記号を付した筆画表を作成して書き込んだ筆画表
    メモリーと、 漢字の偏、旁、冠、脚などの部首のうち出現頻度の高い
    もの、及び前記以外の部分で使用頻度の高いものを字素
    とし、各書体別に、字素記号及び前記筆画表にしたがっ
    た筆画記号を付して字素表を作成して書き込んだ字素表
    メモリーと、 筆画が明確に判別できない文字や符号、キーポイントよ
    りなる符号を書体に関わりない特殊符号とし、それぞれ
    に特殊符号記号を付して特殊符号表を作成し書き込んだ
    特殊符号メモリーと、 書体に関わりなく、漢字毎にアドレスを付し、漢字を構
    成する字素に字素記号を付し更にそれを構成する筆画毎
    の筆画記号を付した字素グループと、漢字を構成する字
    素以外の筆画に筆画記号を付した筆画グループとを含む
    文字パターン表を作成して該当漢字における各筆画の相
    対位置を演算するための情報と共に対応アドレスに書き
    込んだ文字パターン表メモリーと、 文字の形状選択のための助変数を指定する助変数記号を
    書き込んだ助変数メモリーと、 各文字に対応するコードを指定するコード表を作成して
    書き込んだコードメモリーと、 各筆画或いは特殊符号に対応する輪郭を表現するドット
    座標を演算するプログラム及び各筆画の相対位置を演算
    するプログラムを作成して書き込んだ筆画演算装置とを
    使用し、 文字を指定するための文字情報と文字形状選択のための
    助変数を指定するための助変数情報とを入力し、該文字
    情報を前記コードメモリーを経由させ、該当文字コード
    を呼び出して、前記文字パターン表メモリーの該当する
    文字のアドレスから対応字素グループ、筆画グループ及
    び筆画の相対位置を演算するための情報を呼び出し、前
    記助変数メモリーから対応する助変数記号を呼び出し、
    これらを前記筆画演算装置へ入力し、筆画演算装置によ
    って字素表メモリー、筆画表メモリー、特殊符号メモリ
    ーにあるそれぞれ該当文字の各筆画の筆画記号、各特殊
    符号の特殊符号記号、助変数記号及び筆画の相対位置を
    演算するための情報にもとづいて対応筆画及び筆画相対
    位置の演算プログラムを呼び出し、それによって各筆画
    の曲率を演算すると共に対応するドット座標を演算して
    出力し、この出力信号を受けてビデオ信号発生装置によ
    ってそれぞれに対応するベクトル信号を発生し、ベクト
    ル信号をそれぞれの対応文字の所定の文字パターン信号
    を得るステップからなり、 所定の助変数情報の入力によって、漢字を構成する筆画
    のキーポイントの相対位置を任意に変えることができ、
    もって任意の形状の筆画を発生し得ることを特徴とする
    コンピュータシステム用文字発生方法。
  3. 【請求項3】更にドット座標の出力信号を受けてビデオ
    信号発生装置によってそれぞれに対応するベクトル信号
    を発生するステップよりなり、上記ベクトル信号を文字
    パターン信号に転換させるステップを高解像度の作図装
    置を介して文字や特殊符号を作図するようにすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコンピュータ
    システム用文字発生方法。
  4. 【請求項4】更にドット座標の出力信号を受けてビデオ
    信号発生装置によってそれぞれに対応するベクトル信号
    を発生するステップよりなり、上記ベクトル信号を文字
    パターン信号に転換させるステップを、ドットマトリク
    ス演算装置により、文字や特殊符号の輪郭内全体がドッ
    トによって充満されるようなドットマトリクス信号に転
    換させると共に、高解像度アウトプット装置を経由して
    出力させるようにしてなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のコンピュータシステム用文字発生方
    法。
  5. 【請求項5】上記文字の形状選択のための助変数は、文
    字の長さ、書体、筆画の厚み、文字の縦・横の長さの割
    合及び特殊符号を指定する情報よりなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のコンピュータシステム
    用文字発生方法。
  6. 【請求項6】上記文字の長さは字の縦方向の長さを指し
    て16ドットから1024ドットまで限定されることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項に記載のコンピュータシステ
    ム用文字発生方法。
  7. 【請求項7】上記書体を特に宋朝体,細明体,細黒体,
    細円体,粗明体,粗黒体,粗円体,楷書,隷書,行書な
    ど漢字の書体とすることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項に記載のコンピュータシステム用文字発生方法。
  8. 【請求項8】上記ベクトル信号を文字パターン信号に転
    換させるステップを高解像度の作図装置を介して文字や
    特殊符号を作図するようにすることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項に記載のコンピュータシステム用文字発
    生方法。
  9. 【請求項9】上記ベクトル信号を文字パターン信号に転
    換させるステップを、ドットマトリクス演算装置によ
    り、文字や特殊符号の輪郭内全体がドットによって充満
    されるようなドットマトリクス信号に転換させると共
    に、高解像度アウトプット装置を経由して出力させるよ
    うにしてなることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載のコンピュータシステム用文字発生方法。
  10. 【請求項10】上記文字の形状選択のための助変数は、
    文字の長さ,書体,筆画の厚み,文字の縦・横の長さの
    割合及び特殊符号を指定する情報よりなることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のコンピュータシステ
    ム用文字発生方法。
  11. 【請求項11】上記文字の長さは字の縦方向の長さを指
    して16ドットから1024ドットまで限定されることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項に記載のコンピュータシス
    テム用文字発生方法。
  12. 【請求項12】上記書体を特に宋朝体,細明体,細黒
    体,細円体,粗明体,粗黒体,粗円体,楷書,隷書,行
    書など漢字の書体とすることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項に記載のコンピュータシステム用文字発生方
    法。
  13. 【請求項13】上記特殊符号を、漢字の草書、日本語の
    仮名、表音文字または所定の符号・図形などとしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のコンピュー
    タシステム用文字発生方法。
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