JPH10198006A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH10198006A
JPH10198006A JP9000291A JP29197A JPH10198006A JP H10198006 A JPH10198006 A JP H10198006A JP 9000291 A JP9000291 A JP 9000291A JP 29197 A JP29197 A JP 29197A JP H10198006 A JPH10198006 A JP H10198006A
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processing
water
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fixing
tank
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JP9000291A
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Takuji Hasegawa
拓治 長谷川
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体処理剤を用いて低補充ランニングを行っ
ても、処理ムラや、保存中における色調の変色等の劣化
がなく、安定した処理性能を与えるハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法の提供。 【解決手段】 下記一般式(1)で表される化合物を含
有する現像処理液および/または定着処理液によるハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法において、現像処理槽
および/または定着処理槽における処理液の比重の変化
に応じて該処理槽に水を補充することを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法。 一般式(1) R−(O)XYZM 式中、Rは脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、X
は0または1、Yは1または2、Zは2〜8、Mはカチ
オンを示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀写真
感光材料の処理方法に関し、更に詳しくは固体処理剤に
よる低補充化ランニング処理によるハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、迅速処理化並びに処理補充液の低
減が急速に進んできている。現像処理の迅速化では自動
現像機による高温迅速処理が行われ、短時間で処理され
るために現像性、定着性に優れかつ水洗後短時間で乾燥
する感材が要求される。また環境保全の問題からは、補
充液の低減や処理廃液が環境上好ましくない成分を含ま
ない処理液の開発が急がれている。
【0003】また従来から処理剤は濃縮液キットを水で
希釈して補充剤として使用されているが、キット重量や
保管場所スペース、使用済み容器の廃棄処理等の問題か
ら処理剤キットは固体処理剤であることが好ましい。
【0004】写真処理剤を固体化する手段としては、特
開平4−29136号、同4−85533号、同4−8
5534号、同4−85535号、同4−85536
号、同4−172341号などに記載のように粒状の写
真処理剤用添加物と水溶性結着剤を混練成形化し、成形
化の際の生産性をあげるために界面活性剤を添加し滑沢
性を付与する手段が知られている。
【0005】ところが、低補充化ランニング(特にX−
レイ感材用処理用で200cc/m2以下)処理を行う
と、感材から溶出物の蓄積、処理剤成分の感材への吸着
による持ち出し、などで処理剤含有成分の種類、組成、
含有量が変動する。このとき滑沢性を付与する界面活性
剤を用いた固体処理剤による低補充化ランニングを行う
と、現像および/または定着処理中に処理ムラが発生し
たり、また処理済みの試料の銀色調が保存中に黄変色化
してしまうことがわかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、固体処理剤を用いて低補充ランニングを行っても、
処理ムラや、保存中における色調の変色等の劣化がな
く、安定した処理性能が得られることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成された。
【0008】(1) 下記一般式(1)で表される化合
物を含有する現像処理液および/または定着処理液によ
るハロゲン化銀写真感光材料の処理方法において、現像
処理槽および/または定着処理槽における処理液の比重
の変化に応じて該処理槽に水を補充することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0009】一般式(1) R−(O)XYZM 〔式中、Rは脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、
Xは0または1、Yは1または2、Zは2〜8、Mはカ
チオンを示す。〕 (2) 上記一般式(1)で表される化合物を含有する
現像処理液および/または定着処理液によるハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法において、該現像処理液およ
び/または該定着処理液が固体処理剤を水で溶解した液
であり、かつ、現像処理槽および/または定着処理槽に
おける処理液の比重の変化に応じて該処理槽に水を補充
することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明の一般式(1)で表される化合物について述べる。
一般式(1)において、Rで表される脂肪族基として
は、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基などがあ
り、アルキル基としては、例えばメチル、エチル、i−
プロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロペン
チル、ヘキシル、シクロヘキシル、オクチル、ドデシル
等の各基が挙げられる。これらのアルキル基は、更にハ
ロゲン原子(例えば塩素、臭素、フッ素等)、アルコキ
シ基(例えばメトキシ、エトキシ、1,1−ジメチルエ
トキシ、ヘキシルオキシ、ドデシルオキシ等)、アリー
ルオキシ基(例えばフェノキシ、ナフチルオキシ)、ア
リール基(例えばフェニル、ナフチル等)、アルコキシ
カルボニル基(例えばメトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、ブトキシカルボニル、2−エチルヘキシルカ
ルボニル等)、アリールオキシカルボニル基(例えばフ
ェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル等)、
アルケニル基(例えばビニル、アリル等)、複素環基
(例えば2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、
モルホリル、ピペリジン、ピペラジル、ピリミジン、ピ
ラゾリン、フリル等)、アルキニル基(例えばプロパル
ギル)、アミノ基(例えばアミノ、N,N−ジメチルア
ミノ、アニリノ)、シアノ基、スルホアミド基(例えば
メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ、ブ
チルスルホニルアミノ、オクチルスルホニルアミノ、フ
ェニルスルホニルアミノ等)によって置換されてもよ
い。
【0011】アルケニル基としては、例えばビニル、ア
リル等が挙げられ、アルキニル基としては例えばプロパ
ルギルが挙げられる。
【0012】Rで表される芳香族基としては、例えばフ
ェニル、ナフチル等が挙げられる。
【0013】Rで表される複素環基としては、例えばピ
リジル基(2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル
等)、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル
基、フリル基、チェニル基、ピロリル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル
基、スルホラニル基、ピペジリニル基、ピラゾリル基、
テトラゾリル基等が挙げられる。
【0014】上記、アルケニル基、アルキニル基、芳香
族基、複素環基は、いずれもRで表されるアルキル基及
びアルキル基の置換基として示した基と同様な基によっ
て置換することができる。
【0015】Mで表される基は、好ましくは金属イオン
又は有機カチオンである。金属イオンとしては、例えば
リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン等
が挙げられ、有機カチオンとしては、例えばアンモニウ
ムイオン(アンモニウム、テトラメチルアンモニウム、
テトラブチルアンモニウム等)、ホスホニウムイオン
(テトラフェニルホスホニウム)、グアニジル等が挙げ
られる。
【0016】以下に一般式(1)で表される化合物の具
体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0017】1−1 C25SO3Na 1−2 CH3(CH26SO3Na 1−3 CH3(CH27SO3Na 1−4 CH3(CH25OSO3Na 1−5 CH3(CH26OSO3Na 1−6 CH3(CH27OSO3Na 1−7 CH3O(CH22SO3Na
【0018】
【化1】
【0019】次に、本発明の写真処理剤を固体化した固
体処理剤について説明する。写真処理剤を固体化するに
は、濃厚液又は微粉ないし粒状写真処理剤と水溶性結着
剤を混練し成型するか、仮成型した写真処理剤の表面に
水溶性結着剤を噴霧したりすることで被覆層を形成する
等、任意の手段が採用できる(特開平4−29136
号、同4−85535号、同4−85536号、同4−
85533号、同4−85534号、同4−17234
1号参照)。
【0020】好ましい錠剤の製造法としては粉末状の固
体処理剤を造粒した後打錠工程を行い形成する方法であ
る。単に固体処理剤成分を混合し打錠工程により形成さ
れた固体処理剤より溶解性や保存性が改良され結果とし
て写真性能も安定になるという利点がある。
【0021】錠剤形成のための造粒方法は転動造粒、押
し出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、攪拌造粒、流動層造
粒、噴霧乾燥造粒等公知の方法を用いることが出来る。
錠剤形成のためには、得られた造粒物の平均粒径は造粒
物を混合し、加圧圧縮する際、成分の不均一化、いわゆ
る偏析が起こりにくいという点で、100〜800μm
のものを用いることが好ましく、より好ましくは200
〜750μmである。
【0022】更に粒度分布は造粒物粒子の60%以上が
±100〜150μmの偏差内にあるものが好ましい。
次に得られた造粒物を加圧圧縮する際には公知の圧縮
機、例えば油圧プレス機、単発式打錠機、ロータリー式
打錠機、ブリケッテングマシンを用いることが出来る。
加圧圧縮されて得られる固体処理剤は任意の形状を取る
ことが可能であるが、生産性、取扱い性の観点から又は
ユーザーサイドで使用する場合の粉塵の問題からは円筒
型、いわゆる錠剤が好ましい。
【0023】更に好ましくは造粒時、各成分毎、例えば
アルカリ剤、還元剤、保恒剤等を分別造粒することによ
って更に上記効果が顕著になる。
【0024】錠剤処理剤の製造方法は、例えば、特開昭
51−61837号、同54−155038号、同52
−88025号、英国特許1,213,808号等の明
細書に記載される一般的な方法で製造でき、更に顆粒処
理剤は、例えば、特開平2−109042号、同2−1
09043号、同3−39735号及び同3−3973
9号等の明細書に記載される一般的な方法で製造でき
る。更にまた粉末処理剤は、例えば、特開昭54−13
3332号、英国特許725,892号、同729,8
62号及びドイツ特許3,733,861号等の明細書
に記載されるが如き一般的な方法で製造できる。
【0025】上記の固体処理剤の嵩密度は、その溶解性
の観点と、本発明の目的の効果の点から錠剤である場合
1.0g/cm3〜2.5g/cm3が好ましく1.0g
/cm3より大きいと得られる固形物の強度の点で、
2.5g/cm3より小さいと得られる固形物の溶解性
の点でより好ましい。固体処理剤が顆粒又は粉末である
場合嵩密度は0.40〜0.95g/cm3のものが好
ましい。
【0026】更に、本発明に用いられる固体処理剤はあ
る処理剤の1部の成分のみ固形化することもあるが、好
ましくは該処理剤の全成分が固形化されていることであ
る。各成分は別々の固体処理剤として成型され、同一包
装されていることが望ましい。又別々の成分が定期的に
くり返し投入される順番に包装されていることも望まし
い。
【0027】本発明に用いられる現像剤中には、現像主
薬として特開平6−138591号(19〜20頁)記
載のジヒドロキシベンゼン類、アミノフェノール類、ピ
ラゾリドン類の他に特開平5−165161号記載のレ
ダクトン類も好ましく用いられる。使用されるピラゾリ
ドン類のうち特に4位が置換されたもの(ジメゾン、ジ
メゾンS等)は水溶性や固体処理剤自身の経時による変
化が少なく特に好ましい。
【0028】保恒剤として特開平6−138591号記
載の亜硫酸塩の他、有機還元剤を保恒剤として用いるこ
とができる。その他、同号(20頁)記載のキレート剤
や同(21頁)記載の硬膜剤の重亜硫酸塩付加物を用い
ることができる。また銀スラッジ防止剤として特開平5
−289255号、特開平6−308680号記載の化
合物(一般式[4−a][4−b])を添加することも
好ましい。シクロデキストリン化合物の添加も好まし
く、特開平1−124853号記載の化合物が特に好ま
しい。
【0029】本発明の現像剤にアミン化合物を添加する
こともでき、米国特許4,269,929号記載の化合
物が特に好ましい。
【0030】本発明に用いられる現像剤には、緩衝剤を
用いることが必要で、緩衝剤としては、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二
カリウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、四ホウ
酸ナトリウム(ホウ酸)、四ホウ酸カリウム、o−ヒド
ロキシ安息香酸ナトリウム(サリチル酸ナトリウム)、
o−ヒドロキシ安息香酸カリウム、5−スルホ−2−ヒ
ドロキシ安息香酸ナトリウム(5−スルホサリチル酸ナ
トリウム)、5−スルホ−2−ヒドロキシ安息香酸カリ
ウム(5−スルホサリチル酸カリウム)等を挙げること
ができる。
【0031】現像促進剤としては、チオエーテル系化合
物、p−フェニレンジアミン系化合物、4級アンモニウ
ム塩類、p−アミノフェノール類、ポリアルキレンオキ
サイド、その他1−フェニル−3−ピラゾリドン類、ヒ
ドラジン類、メソイオン型化合物、イオン型化合物、イ
ミダゾール類、等を必要に応じて添加することができ
る。
【0032】カブリ防止剤としては、沃化カリウムの如
きアルカリ金属ハロゲン化物及び有機カブリ防止剤が使
用できる。有機カブリ防止剤としては、例えば、ベンゾ
トリアゾール、6−ニトロベンズイミダゾール、5−ニ
トロイソインダゾール、5−メチルベンゾトリアゾー
ル、5−ニトロベンゾトリアゾール、5−クロロ−ベン
ゾトリアゾール、2−チアゾリル−ベンズイミダゾー
ル、2−チアゾリルメチル−ベンズイミダゾール、イン
ダゾール、ヒドロキシアザインドリジン、アデニンの如
き含窒素ヘテロ環化合物を代表例1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾールを例として挙げることができる。
【0033】更に、本発明に用いられる現像剤組成物に
は、必要に応じて、メチルセロソルブ、メタノール、ア
セトン、ジメチルホルムアミド、シクロデキストリン化
合物、その他特公昭47−33378号、同44−95
09号各公報記載の化合物を現像主薬の溶解度を上げる
ための有機溶剤として使用することができる。
【0034】更にまた、その他ステイン防止剤、スラッ
ジ防止剤、重層効果促進剤等各種添加剤を用いることが
できる。
【0035】本発明に使用される定着剤としては公知の
化合物を添加できる。定着主薬やキレート剤、pH緩衝
剤、硬膜剤、保恒剤などが添加でき、これらは、例えば
特開平4−242246号(4頁)や特開平5−113
632号(2〜4頁)記載のものが使用できる。その
他、公知の定着促進剤も用いることができる。
【0036】処理に先立ち、スターターを添加すること
も好ましく、スターターを固形化して添加することも好
ましい。スターターとしてはポリカルボン酸化合物の如
き有機酸の他にKBrの如きアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物や有機抑制剤、現像促進剤が用いられる。
【0037】本発明に係る現像処理液および/または定
着処理液を調製するための固体処理剤は前記一般式
(1)で表される化合物を総重量の0.01%以上3.
0%以下含有することが好ましく、更に好ましくは0.
1%以上、2.5%以下、特に0.5%以上2.0%以
下が好ましい。
【0038】本発明に係る処理中の補充量は現像液、定
着液共に200cc/m2以下のとき廃液量低減の面か
ら好ましく、本発明の効果も顕著に現れ、特に一日当た
りの処理量が少ない時(4ツ切り30枚以下)に、より
効果が発揮される。
【0039】本発明に用いられる自動現像機としては、
ローラー搬送型、ベルト搬送型等種々の形式のものを用
いることができるが、ローラー搬送型の自現機が好まし
い。また、自現機の現像タンクの開口率を小さくするこ
とで空気酸化や蒸発をおさえることができる。
【0040】本発明において、現像時間とは処理する感
光材料の先端が現像タンク液に浸漬してから次の定着液
に浸漬するまでの時間、定着時間とは定着タンク液に浸
漬してから次の水洗タンク液に浸漬するまでの時間、水
洗時間とは水洗タンクに浸漬している時間をいう。また
乾燥時間とは水洗後のフィルムの水洗水を絞りきるスク
イズローラーを経た後で、熱風が吹き付けられる乾燥ゾ
ーンに入っている時間をいう。
【0041】本発明における現像処理では、現像時間が
5〜60秒、好ましくは5〜30秒、現像温度は20〜
50℃、好ましくは25〜40℃である。
【0042】定着時間は5〜60秒、好ましくは5〜3
0秒、定着温度は20〜50℃、好ましくは25〜40
℃である。
【0043】水洗における温度および時間は10〜40
℃で5〜50秒が好ましい。また水洗工程は防菌剤、防
ばい剤、界面活性剤などを添加しても良い。
【0044】本発明の処理方法における全処理時間(D
ry to dry)は100秒以下が好ましく、特に
好ましくは70秒以下である。
【0045】本発明は、処理槽における処理液の比重を
測定し、その測定結果を比重信号として出力する比重測
定器と、前記比重信号が示す比重に応じて、水を前記処
理槽内に供給する水補充手段を有する処理槽を使用す
る。また、補充用処理剤の溶解時の希釈率を変えて溶解
した液の補充を行ってもよい。
【0046】処理槽における比重の測定手段は、装置に
固定されたケースと、前記ケース内に収納され、磁石片
を含む上方端を水面上に突出させつつ比重に応じて上下
するフロートと、前記ケースの前記上方端近傍に互いの
位置を上下に等間隔で異ならせつつ複数個配置された磁
気センサー群と、前記ケースに互いの位置を上下に異な
らせつつ、等間隔で複数個配置された水位センサー群
と、前記磁気センサーの検出値と前記水位センサー群の
検出値とから比重演算を行う比重演算回路を有する。
【0047】図1に、本発明に係る処理槽における比重
の測定手段の具体的な構造を図示する。処理槽の壁面に
は2つの固定アーム1及び2を介して下ケース3が固定
され、その下ケース3には上ケース4がねじ止めされ
る。すなわち、下ケース3と上ケース4とは分離可能に
されており、上ケース4を外すことによって、以下に説
明するフロート5の交換などを行うことができる。
【0048】ケース内に収納されたフロート5は、処理
液6の比重に応じて上下するものであり、その下端には
おもり7が設けられている。
【0049】フロート5の上部はその径が細く形成さ
れ、上端には磁気片8が設けられている。
【0050】一方、上ケース4には、磁気片8の磁気を
検出する複数の磁気センサ9が配置されており、これら
の磁気センサ9は、上下に等間隔で例えば20個、2m
m間隔で配置される。なお、本実施例においてはフロー
ト5の上端を取り囲んで螺旋状に各磁気センサ9が配置
されている。
【0051】他方、下ケースの水面近傍には、抵抗など
で構成される水位センサ10が配置されている。具体的
には、前記磁気センサ9の配置構造と同様に、上下に互
いに等間隔で例えば2mmで20個配置されている。こ
こで、この水位センサ10もそれぞれ螺旋状に配置され
ている。なお、図において11はオーバーフローする処
理液を排出するための開口であり、下ケース3には側壁
及び下壁に開口が形成されている。
【0052】以上のような構成により、処理液6の比準
に応じてフロート5が上下動し、磁気片8の磁気がいず
れかの磁気センサ9によって検出される。すなわちその
中で最も検出値が大きい磁気センサ9の位置がフロート
の上下位置を示すことになる。
【0053】しかしながら、比重計のケース自体は固定
されているため、水位の高さを判断することが必要であ
り、このため上述した複数の水位センサ10が配置され
ている。ここで、一連の水位センサ10が示す抵抗値が
急峻変化した時点が水位の高さであると判定できる。ち
なみに、この比重計は各槽毎に配置されている。
【0054】本発明に用いられるハロゲン化銀写真感光
材料は特に制限はないが、以下に好ましく用いられるも
のを記す。
【0055】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に使用
される乳剤は、公知の方法で製造できる。
【0056】好ましく用いられるハロゲン化銀乳剤とし
ては、例えば特開昭59−177535号、同61−8
02237号、同61−132943号、同63−49
751号及び特開平2−85846号などに開示されて
いる内部高沃度型単分散粒子が挙げられる。結晶の晶癖
は立方体、14面体、8面体及びその中間の(111)
面と(100)面が任意に混在していてもよい。
【0057】ハロゲン化銀の結晶構造は、内部と外部が
異なったハロゲン化銀組成からなっていてもよい。好ま
しい態様としての乳剤は、高ヨウ素のコア部分に低ヨウ
素のシェル層からなる二層構造を有したコア/シェル型
単分散乳剤である。高ヨウ素部のヨウ化銀含量は20〜
40モル%で特に好ましくは20〜30モル%である。
【0058】本発明に好ましく用いられるもう1つのハ
ロゲン化銀乳剤は、平均アスペクト比が1より大きい平
板状粒子である。かかる平板状粒子の利点は、分光増感
効率の向上、画像の粒状性及び鮮鋭性の改良などが得ら
れる。
【0059】本発明に用いられる感光材料の乳剤は、物
理熟成または化学熟成前後の工程において、各種の写真
用添加剤を用いることができる。公知の添加剤として
は、例えばリサーチ・ディスクロージャーNo.176
43(1978年12月)、同No.18716(19
79年11月)及び同No.308119(1989年
12月)に記載された化合物が挙げられる。これら三つ
のリサーチ・ディスクロージャーに示されている化合物
種類と記載箇所を以下に掲載した。
【0060】 添加剤 RD−17643 RD−18716 RD−308119 頁 分類 頁 分類 頁 分類 化学増感剤 23 III 648 右上 996 III 増感色素 23 IV 648〜649 996〜8 IV 減感色素 23 IV 998 B 染料 25〜26 VIII 649〜650 1003 VIII 現像促進剤 29 XXI 648 右上 カブリ抑制剤・安定剤 24 IV 649 右上 1006〜7 VI 増白剤 24 V 998 V 硬膜剤 26 X 651 左 1004〜5 X 界面活性剤 26〜7 XI 650 右 1005〜6 XI 帯電防止剤 27 XII 650 右 1006〜7 XIII 可塑剤 27 XII 650 右 1006 XII スベリ剤 27 XII マット剤 28 XVI 650 右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 IX 支持体 28 XVII 1009 XVII 本発明に係る感光材料に用いることのできる支持体とし
ては、例えば前述のRD−17643の28頁及びRD
−308119の1009頁に記載されているものが挙
げられる。
【0061】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0062】実施例1 <固形現像剤の作成> 現像造粒物(A) 1−フェニル−3−ピラゾリドン500g、N−アセチ
ル−D,L−ペニシラミン10g、グルタルアルデヒド
重亜硫酸ナトリウム500gをそれぞれ市販のバンダム
ミル中で平均10μmになるまで粉砕する。この微粉に
エリソルビン酸ナトリウムを4500g、メタ重亜硫酸
ナトリウム2000g、結合剤マンニトール(造粒物の
総量が10kgとなるように調整)を加えミル中で30
分混合して市販の撹拌造粒機中で室温にて約10分間、
30mlの水を添加することにより造粒した後、造粒物
を流動層乾燥機で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水
分をほぼ完全に除去する。
【0063】現像造粒物(B) DTPA・5Na(ジエチレン−トリアミン−ペンタ酢
酸・5ナトリウム塩)300g、炭酸カリウム7500
g、3−(5−メルカプトテトラゾリル)ベンゼンスル
ホン酸ナトリウム10gをそれぞれ市販のバンダムミル
中で平均10μに成る迄粉砕する。各々の微粉に結合剤
マンニトール700gを加え、ミル中で30分混合して
市販の撹拌造粒機中で室温にて約15分間、30mlの
水を添加することにより造粒した後、造粒物を流動乾燥
機で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全
に除去する。
【0064】このようにして得られた現像造粒物(A)
と(B)それぞれに、フマール酸又は本発明の一般式
(1)で表される化合物を表1に示す量を添加し、25
℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合し、菊水製
作所(株)製タフプレストコレクト1527HUを改造
した打錠機により1錠当たり充填量を10gにして圧縮
打錠を行い各現像錠剤(A1)、(B1)及び(A
2)、(B2)を作成した。これを、それぞれ(A)剤
25個、(B)剤28個(溶解後の容量が3.0L量分
になる量)を防湿のためにアルミを含有させたピロー袋
に封入包装した。
【0065】<固形定着剤の作成> 定着造粒物(A) チオ硫酸アンモニウム/チオ硫酸ナトリウム(90/1
0重量比)15000g、β−アラニン1500g、酢
酸ナトリウム4000gを市販のバンダムミル中で平均
10μに成るまで粉砕する。
【0066】この微粉に亜硫酸ナトリウム500g、結
合剤マンニトール1300gを加え水添加量を50mL
にして撹拌造粒を行い、造粒物を流動層乾燥機で40℃
で乾燥して水分をほぼ完全に除去する。
【0067】定着造粒物(B) ホウ酸700g、硫酸アルミ・8水塩2000g、琥珀
酸1200gを定着造粒物(A)と同様に粉砕する。こ
の微粉にポリエチレングリコール(分子量4000)2
00gを加え水添加量30mlにして撹拌造粒を行い造
粒物を流動層乾燥機で40℃で乾燥して水分を完全に除
去する。
【0068】このようにして得られた造粒物(A)と
(B)それぞれに、フマール酸又は本発明の一般式
(1)で表される化合物を表1に示す量を添加し、25
℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合し、菊水製
作所(株)製タフプレストコレクト1527HUを改造
した打錠機により1錠当たり充填量を10gにして圧縮
打錠を行い各定着錠剤(A1)、(B1)及び(A
2)、(B2)を作成した。これを、それぞれ(A)剤
64個、(B)剤10個(溶解後の容量が3.0L量分
になる量)を防湿のためにアルミを含有させたピロー袋
に封入包装した。
【0069】<滑沢性の評価>上記現像、定着用各造粒
混合物について、市販の油圧プレス機および直径30m
mの金型を用いて1錠当たりの充填量を10g、圧縮圧
力7000kg/cm2にて圧縮成型し、このときの金
型からの抜き出しに必要な圧力を排出圧力としてロード
セルを用いて測定した。この操作を5回繰り返しその平
均値を排出圧力とした。排出圧力値が小さいほど滑沢性
は優れることを示す。
【0070】
【表1】
【0071】表1から、本発明の一般式(1)で表され
る化合物を含有する現像及び定着処理剤は滑沢性に優
れ、固体処理剤が容易に成型できることがわかる。
【0072】 <現像スターターの作成>(現像液1Lに対する添加量) 酢酸90% 6.5g KBr 5.5g 純水で仕上げ 20cc スタート時の現像タンク内の現像液は現像錠剤を溶解し
た現像液7.8lをTCX−201((コニカ(株)
製)に入れ、スターターを加えてスタート液として現像
槽を満たして処理を開始した。スターター添加量は20
cc/1Lで現像槽容量7.8lに合う量を添加した。
【0073】定着液も同様に作成した定着液7.0lを
定着処理タンクに入れてスタート液とした。
【0074】現像、定着ともに各々の固体処理剤の投入
口にそれぞれの包装袋を手で開封したものをセットし内
蔵ケミカルミキサーに錠剤を落とすと同時に温水(25
〜30℃)を注水し撹拌溶解しながら溶解時間25分で
3.0Lに調液する。これを現像・定着補充液として用
いた。(使用した固体現像剤と固体定着剤は表2に示
す。) 現像液を溶解した時のpHはpH10.20、スタータ
ーを添加したときのpHは9.90であった。定着液の
溶解pHは4.60であった。
【0075】内蔵ケミカルミキサーは調液槽と予備タン
ク槽に分かれており調液槽容量は3.0L、予備タンク
容量も3.0Lでありフィルムをランニング処理中に調
液槽で作成された補充液が無くなっても、又撹拌溶解時
間(約25分)中に無補充状態に成らない様に補充液が
供給されるように予備タンクを設けた。
【0076】自現機はTCX−201(コニカ(株)
製)を改造し、現像槽および定着槽には前記比重計とそ
の演算信号から処理槽に水を補充する水補充装置を設け
た。
【0077】なお、水補充装置は、現像液、定着液の比
重がそれぞれ1.130を越えると水補充機構を作動さ
せるように制御した。表2において、水補充機構を作動
させた現像槽の水補充は○、作動させない水補充は−で
示す。
【0078】現像温度34℃、(補充量は180cc/
2)、定着温度34℃、(補充量は180cc/
2)、水18℃(3L/min)乾燥温度55℃で処
理時間60秒で下記条件でランニングを行い評価を行っ
た。
【0079】<処理性の評価>コニカ((株)製)LP
670フィルムの処理後の濃度が1.5となるように露
光し、表2に記載の各処理にて(半切)で1日10枚ラ
ンニングし、30日後に下記項目について評価を行っ
た。なお、自動現像機は電源スイッチON後、8時間稼
働させた後に電源OFFとした。
【0080】(処理ムラの評価)上記のランニングフィ
ルムについて、シャーカステン上で透過光による処理ム
ラ、および反射光でのムラを目視により評価した。
【0081】評価 1.透過、反射いずれもムラの発生がない 2.反射によるムラのみ発生 3.透過によるムラのみ発生 4.透過、反射いずれにおいてもムラが発生している。
【0082】(銀色調の保存劣化の評価)上記の現像済
み試料を、密閉可能な耐圧容器中に塩化コバルト飽和水
溶液(CoCl2・6H2Oを60g入れ、純水14mL
を加える)を入れたシャーレを置き、網板の上に現像済
みの試料を置いた。蓋を閉めて内部を酸素置換し容器内
の圧力を2.3kgw/cm2とし、55℃に加温して
1ヶ月間密閉保存した。保存した試料をシャーカステン
上で観察し、透過光による銀色調を目視により評価し
た。
【0083】評価 1.変色が認められない 2.変色がわずかに認められる 3.変色がはっきり認められる 4.かなり変色している。
【0084】
【表2】
【0085】表2の結果から、本発明の化合物を含有す
る現像剤、定着剤の固形錠剤は滑沢性に優れている。し
かしこれらの現像剤および定着剤を用いてランニング処
理を行うと処理ムラが劣化したり、色調が保存で劣化し
ている。ところが本発明の処理方法では、処理ムラや保
存による色調劣化もなく、しかも錠剤滑沢性に優れた錠
剤処理剤となっている。
【0086】
【発明の効果】本発明により、固体処理剤を用いて低補
充ランニングを行っても、処理ムラや、保存中における
色調の変色等の劣化がなく、安定した処理性能を与える
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理槽における比重の測定手段の
具体的な構造を示す図である。
【符号の説明】
1 固定アーム 2 固定アーム 3 下ケース 4 上ケース 5 フロート 6 処理液 7 おもり 8 磁気片 9 磁気センサ 10 水位センサ 11 処理液を排出するための開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される化合物を含
    有する現像処理液および/または定着処理液によるハロ
    ゲン化銀写真感光材料の処理方法において、現像処理槽
    および/または定着処理槽における処理液の比重の変化
    に応じて該処理槽に水を補充することを特徴とするハロ
    ゲン化銀写真感光材料の処理方法。 一般式(1) R−(O)XYZM 〔式中、Rは脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、
    Xは0または1、Yは1または2、Zは2〜8、Mはカ
    チオンを示す。〕
  2. 【請求項2】 上記一般式(1)で表される化合物を含
    有する現像処理液および/または定着処理液によるハロ
    ゲン化銀写真感光材料の処理方法において、該現像処理
    液および/または該定着処理液が固体処理剤を水で溶解
    した液であり、かつ、現像処理槽および/または定着処
    理槽における処理液の比重の変化に応じて該処理槽に水
    を補充することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
    の処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246009A1 (en) * 2001-03-30 2002-10-02 Konica Corporation Photographic processor

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