JP2002162722A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JP2002162722A
JP2002162722A JP2000359052A JP2000359052A JP2002162722A JP 2002162722 A JP2002162722 A JP 2002162722A JP 2000359052 A JP2000359052 A JP 2000359052A JP 2000359052 A JP2000359052 A JP 2000359052A JP 2002162722 A JP2002162722 A JP 2002162722A
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哲 久世
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低補充処理時にも、安定液中での硫化や表面
汚れが改良され、処理後の感光材料表面へのゴミ付着性
が改良され、且つ、低補充化により優れた環境適性を有
するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供する。 【解決手段】 前記一般式[1]で表される化合物を含
有する安定補充液を、ハロゲン化銀写真感光材料1m2
当たり800ml以下で安定処理槽に補充することを特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理の安定性が改良
され、廃液量が少なく環境適性に優れ、かつ処理後のゴ
ミ付着性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料(以下、簡単
化のため感光材料とも称する)は、通常、黒白現像液、
定着液、発色現像液、漂白液、漂白定着液、安定液等の
処理液を使って現像処理が行われ、イメージワイズな画
像が得られる。
【0003】近年、地球環境保護の観点から写真処理廃
液を極限まで低減する努力が行われてきており、前記各
処理液についてその努力が行われてきている。安定液の
処理廃液低減に関する技術についても、例えば特開平5
−232660号公報や特開2000−75456号明
細書等に安定液の低補充化技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】安定液の低補充処理を
行った場合、直前槽である定着液槽の処理液成分である
定着剤や、処理される感光材料から溶出した染料や増感
色素の蓄積量が増加し、処理される感光材料に付着しス
テインや表面汚れの原因となるばかりか、安定液の更新
率が悪化し硫化することさえある。また、冬季等の湿度
が低下する時期には、処理後の感光材料表面にゴミ等が
付着し易く、特にカラーネガフィルム等にゴミが付着し
た場合には再プリントを行うことが必要となり、生産効
率が非常に悪化する。特に、ゴミ付着のあるカラーネガ
フィルムをフィルムスキャナー等でデジタル情報に変換
し、デジタルプリンターを用いてプリントを行う際には
この問題はより強調され大きな問題となる。これらの問
題は、前記特開平5−232660号公報や特開200
0−75456号明細書等に記載の技術では解決出来な
い問題であった。
【0005】そこで本発明の目的は、第1に低補充処理
した際にも安定液中での硫化や表面汚れが改良されたハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法の提供にあり、第2
に処理後の感光材料表面へのゴミ付着性の改良されたハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法の提供にあり、さら
に第3に低補充化によって廃液量を低減し、環境適性の
優れたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法の提供にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の諸目的は、以下の
構成により解決できる。
【0007】1.前記一般式[1]で表される化合物を
含有する安定補充液を、ハロゲン化銀写真感光材料1m
2当たり800ml以下で安定処理槽に補充することを
特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0008】2.前記安定処理槽の処理液の一部または
全てを、直前の定着能を有する処理槽に流入させること
を特徴とする1.に記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法。
【0009】3.前記一般式[1]で表される化合物を
含有する固体安定処理剤を安定処理槽に直接に投入し、
かつ前記安定処理槽に補充水をハロゲン化銀写真感光材
料1m2当たり800ml以下で補給することを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0010】4.前記安定処理槽の処理液の一部または
全てを、直前の定着能を有する処理槽に流入させること
を特徴とする3.に記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法。
【0011】以下、本発明について詳述する。前記一般
式[1]において、Rfは少なくとも1つのフッ素原子
を含有する飽和または不飽和の脂肪族基(例えばアルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基)を表し、好ましく
は炭素数2〜12の脂肪族基であり、さらに好ましくは
炭素数4〜9のアルキル基である。Aは−SO3M、−
OSO3M、−COOM、−OPO312、−PO31
2等の親水基または水素原子を表し、好ましくは−S
3Mまたは水素原子である。また、M、M1、M2はそ
れぞれLi、K、NaまたはNH4を表し、好ましくは
Liである。さらに、mは0または1〜5の整数、nは
0または1〜40の整数を表す。
【0012】以下に、一般式[1]で表される代表的な
例示化合物を示すが本発明はこれらに限定されない。
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】これらの化合物は通常の方法で合成でき、
市販品としても入手出来る。例えば、DU PONT
(デュポン)社製商品名Zonyl FSP、Zony
l 9361、Zonyl FSE、Zonyl FS
J、Zonyl TBS、Zonyl FS−62、Z
onyl FSA、Zonyl UR、Zonyl F
SO、Zonyl FSN、Zonyl FSH、Zo
nyl FS−300、Zonyl FSN−100、
Zonyl FSO−100、3M社製商品名Fluo
rad FC−95、Fluorad FC−120、
FluoradFC−143、Fluorad FC−
170C、American Hoechest(アメ
リカンヘキスト)社製商品名Fluorad FC−4
30、Fluowet OT、大日本インキ(株)製商
品名メガファックF116等が挙げられる。
【0016】前記一般式[1]で表される化合物の添加
量は、安定液1L当たり0.01〜1.0gの範囲が好
ましく、さらに好ましくは0.03〜0.5gの範囲で
ある。固体安定処理剤として用いる場合は、固体安定処
理剤当たりの含有率が0.1〜50質量%が好ましく、
さらに好ましくは0.3〜30質量%の範囲である。
【0017】本発明において、安定補充液は感光材料1
2当たり800ml以下で前記本発明の効果を奏する
が、とりわけ100ml〜650mlの範囲が好まし
く、最も好ましくは200ml〜500mlの範囲であ
る。さらに、本発明において固体安定処理剤を用いる際
の、補充水は感光材料1m2当たり800ml以下で前
記本発明の効果を奏するが、とりわけ100ml〜65
0mlの範囲が好ましく、最も好ましくは200ml〜
500mlの範囲である。
【0018】本発明においては、安定処理槽の処理液の
一部または全てを、直前の定着能を有する処理槽に流入
させることが本発明の効果の点から好ましいが、「安定
処理槽の処理液の一部または全てを、直前の定着能を有
する処理槽に流入させる」方法としては、各種の方法が
挙げられ、例えば、(1)安定処理槽からのオーバーフ
ロー液を直接に直前の処理槽である定着能を有する処理
槽に流し込む方法、(2)安定処理槽からのオーバーフ
ロー液を一端小型容器に溜め、そこからポンプ等を介し
て直前の処理槽である定着能を有する処理槽に補給する
方法、(3)安定処理槽から直接にポンプ等を介して直
前の処理槽である定着能を有する処理槽に補給する方法
等が挙げられる。
【0019】本発明において、定着能を有する処理槽液
中の全成分のカチオンに対するアンモニウムイオンの比
率が50モル%以下であることが本発明の効果の点から
好ましいが、より好ましくは30モル%以下である。
【0020】本発明においては、安定処理剤中にホルム
アルデヒドを含有しないことが本発明の目的からみて好
ましい。ホルムアルデヒドは、処理される感光材料中に
含有される未反応のマゼンタカプラーの反応活性点を封
鎖して長時間保存後の色汚れ(ステイン)を防止し、色
素画像の退色性を改善するために安定補充剤中に含有さ
れる場合があるが、該ホルムアルデヒドは定着液からチ
オ硫酸塩と共に持ち込まれた亜硫酸塩と反応して沈殿を
生じたり硫化を促進する場合があるので、処理される感
光材料の裏面汚れや硫化の問題が改善されるという点及
び臭気の観点からホルムアルデヒドを含有しないことが
好ましい。
【0021】さらに、本発明の化合物の効果をより顕著
にし、未反応マゼンタカプラーを封鎖する目的から、安
定処理剤、安定補充剤中に下記一般式(F−1)〜(F
−3)で表される化合物のうち少なくとも1つを含有す
ることが好ましい。
【0022】
【化5】
【0023】〔式中、A1〜A4は水素原子、各々置換又
は無置換のアルキル基、アルケニル基、ピリジル基を表
す。lは0又は1を表す。〕
【0024】
【化6】
【0025】〔式中、Z4は各々置換又は無置換の炭化
水素環又はヘテロ環を形成するのに必要な原子群を表
し、X1はアルデヒド基、
【0026】
【化7】
【0027】(式中R41及びR42は各々置換又は無置換
の低級アルキル基を表す。)を表し、nは1〜4の整数
を表す。〕
【0028】
【化8】
【0029】〔式中、X2、X3、X4及びX5は各々、−
NR60−、=N−、−O−、−S−、−C(R61)R62
−、=CR63−、−CO−又は−C(=NR64)−を表
し、R60、R61、R62、R63及びR64は各々水素原子又
は置換基を表す。Z5及びZ6は各々4〜8員環を形成す
るのに必要な非金属原子群を表す。〕 一般式(F−1)で表される化合物の塩としては、塩酸
塩、硫酸塩、硝酸塩の如き無機酸塩、フェノール塩の如
き有機酸塩、金属塩との複塩又は錯塩、含水塩、分子内
塩等が挙げられる。
【0030】一般式(F−1)で表される化合物は、具
体的には、バイルシュタインズ:ハンドブッヒ・デア・
オルガニッシェン・ヘミー(Beilsteins H
andbuch der Organishen Ch
emie)の第II増補編の26巻、200〜212頁に
記載の化合物を挙げることができる。それらのうち本発
明では水に可溶なものが好ましい。以下に、その代表例
を挙げる。
【0031】
【化9】
【0032】
【化10】
【0033】
【化11】
【0034】
【化12】
【0035】
【化13】
【0036】
【化14】
【0037】
【化15】
【0038】一般式(F−1)で表される化合物の添加
量は処理液1リットル当たり0.1〜20gが好まし
い。
【0039】一般式(F−2)において、Z4は置換も
しくは無置換の炭素環又は置換もしくは無置換のヘテロ
環を形成するに必要な原子群を表し、上記炭素環及びヘ
テロ環は単環であっても縮合環であってもよく、好まし
くはZ4が置換基を有する芳香族炭素環又はヘテロ環で
あることである。前記Z4の置換基が、アルデヒド基、
水酸基、アルキル基(例えば、メチル、エチル、メトキ
シエチル、ベンジル、カルボキシメチル、スルホプロピ
ル等)、アラルキル基、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、エトキシ、メトキシエトキシ等)、ハロゲン原子、
ニトロ基、スルホ基、カルボキシ基、アミノ基(例え
ば、N,N−ジメチルアミノ、N−エチルアミノ、N−
フェニルアミノ等)、ヒドロキシアルキル基、アリール
基(例えば、フェニル、p−メトキシフェニル等)、シ
アノ基、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ、p−
カルボキフェニル等)、アシルオキシ基、アシルアミノ
基、スルホンアミド基、スルファモイル基(例えば、N
−エチルスルファモイル、N,N−ジメチルスルファモ
イル等)、カルバモイル基(例えば、カルバモイル、N
−メチルカルバモイル、N,N−テトラメチレンカルバ
モイル等)又はスルホニル基(例えば、メタンスルホニ
ル、エタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、p−トル
エンスルホニル等)であることが好ましい。
【0040】Z4が表す炭素環としては好ましくはベン
ゼン環であり、またZ4が表すヘテロ環としては好まし
くは5員もしくは6員のヘテロ環であり、例えば5員環
としてはチオフェン、ピロール、フラン、チアゾール、
イミダゾール、ピラゾール、スクシンイミド、トリアゾ
ール、テトラゾール等であり、また6員環としては、ピ
リジン、ピリミジン、トリアジン、チアジアジン等がそ
れぞれ挙げられる。
【0041】縮合環としてはナフタレン、ベンゾフラ
ン、インドール、チオナフタレン、ベンズイミダゾー
ル、ベンゾトリアゾール、キノリン等が挙げられる。
【0042】以下に一般式(F−2)で示される化合物
の好ましい例示化合物を挙げる。
【0043】
【化16】
【0044】例示化合物(F−2−1)〜(F−2−7
7)は以下のように上式における1〜6に各種置換基を
挿入して得られる。
【0045】
【化17】
【0046】
【化18】
【0047】
【化19】
【0048】
【化20】
【0049】
【化21】
【0050】これら一般式(F−2)で示される化合物
の具体例のうち、より好ましい化合物としては(F−2
−2)、(F−2−3)、(F−2−4)、(F−2−
6)、(F−2−23)、(F−2−24)、(F−2
−52)が挙げられるが、最も好ましくは(F−2−
3)である。
【0051】一般式(F−2)で示される化合物は市販
品としても容易に入手できる。一般式(F−2)で示さ
れる化合物の添加量は安定液1リットル当たり0.05
〜20gが好ましく、より好ましくは0.1〜15gの
範囲であり、特に好ましくは0.5〜10gの範囲であ
る。
【0052】一般式(F−3)において、Z5及びZ6
少なくとも一方が一般式(F−3)中の窒素原子、X2
及びX3又は窒素原子、X4及びX5と共に芳香環又は互
変異性体として形式上芳香環が形成できる環を形成する
のに必要な非金属原子群であることが好ましい。Z5
一般式(F−3)中の窒素原子、X2及びX3と共に芳香
環又は互変異性体として形式上芳香環が形成できる環を
形成するのに必要な非金属原子群であり、且つZ6が窒
素原子、X4及びX5と共に非芳香族環を形成するのに必
要な非金属原子群であることがより好ましい。Z5で形
成される芳香環又は互変異性体としては形式上芳香環が
形成できる環としては5員環が好ましく、より好ましく
はピラゾール環、トリアゾール環(1,2,4−トリア
ゾール環及び1,2,3−トリアゾール環)、ウラゾー
ル環である。Z6で形成される芳香族環としては、ピロ
リジン環、ピペリジン環、モルホリン環及びピペラジン
環が好ましい。
【0053】以下一般式(F−3)で表される化合物の
具体例を挙げる。
【0054】
【化22】
【0055】
【化23】
【0056】
【化24】
【0057】
【化25】
【0058】
【化26】
【0059】
【化27】
【0060】本発明では処理装置の安定処理槽は、1槽
でも良いが、2〜10槽程度までは槽の数を増やすこと
ができ、槽の数の増加により安定工程の補充量を減少さ
せることができるが、自動現像機のコンパクト化を考え
ると2〜6槽程度が好ましい。補充剤は何カ所かに分け
て補充しても良いが、好ましくはなるべく感光材料の流
れから見て後の槽へ補充し、そのオーバーフロー(槽間
を液面下に位置する管で連結させた場合、該管を溶液が
通る場合も含む)を該槽の前槽に流入する形式すなわち
カウンターカレント方式(多段向流方式)にするのが好
ましくカスケードフロー方式もその1つに含まれる。さ
らに好ましくは2槽以上の安定化槽で最後の該安定化槽
へ補充剤を補充して、オーバーフロー液を順次前の槽へ
移入し流し込むことである。
【0061】さらに、本発明において、安定処理槽から
汲み出した安定処理液の全部または一部を直前の工程の
処理槽へ導入することが、総廃液量の低減、処理後の感
光材料の画像保存性の観点から好ましい。
【0062】本発明における安定処理液のpHは3から
10の範囲が好ましく、6から9の範囲がより好まし
い。
【0063】本発明に係る固体安定処理剤または安定液
には鉄イオンに対するキレート安定度定数が8以上であ
るキレート剤を含有することが好ましい。ここにキレー
ト安定度定数とは、L.G.Sillen・A.E.M
artell 著、”Stability Const
ants of Metal−ion Complex
es”,The Chemical Sociery,
London(1964)、S.Chaberek.
A.E.Martell 著、”Organic Se
questering Agents”,Willey
(1959)等により一般に知られた定数を意味する。
【0064】鉄イオンに対するキレート安定度定数が8
以上であるキレート剤としては、有機カルボン酸キレー
ト剤、有機リン酸キレート剤、無機リン酸キレート剤、
ポリヒドロキシ化合物等が挙げられる。なお、上記鉄イ
オンとは、第2鉄イオン(Fe3+)を意味する。
【0065】第2鉄イオンとのキレート安定度定数が8
以上であるキレート剤の具体的化合物例としては、下記
化合物が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。即ち、エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニ
ル酢酸、ジアミノプロパン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒ
ドロキシエチレンジアミン三酢酸、ジヒドロキシエチル
グリシン、エチレンジアミン二酢酸、エチレンジアミン
二プロピオン酸、イミノ二酢酸、ジエチレントリアミン
五酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ジアミノプロ
パノール四酢酸、トランスシクロヘキサンジアミン四酢
酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジア
ミンテトラキスメチレンホスホン酸、ニトリロトリメチ
レンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−
ジホスホン酸、1,1−ジホスホノエタン−2−カルボ
ン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン
酸、1−ヒドロキシ−1−ホスホノプロパン−1,2,
3−トリカルボン酸、カテコール−3,5−ジホスホン
酸、ピロリン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウムが挙げられ、特に好ま
しくはジエチレントリアミン五酢酸、ニトリロ三酢酸、
ニトリロトリメチレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチ
リデン−1,1−ジホスホン酸等であり、中でも1−ヒ
ドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸が最も好ま
しく用いられる。
【0066】上記キレート剤の使用量は安定液1l当り
0.01〜50gが好ましく、より好ましくは0.05
〜20gの範囲で良好な結果が得られる。
【0067】また、本発明に係る安定処理剤または安定
液に添加する好ましい化合物としては、アンモニウム化
合物が挙げられる。これらは各種の無機化合物のアンモ
ニウム塩によって供給されるが、具体的には臭化アンモ
ニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸
アンモニウム等である。これらは単用でも2以上の併用
でもよい。アンモニウム化合物の添加量は、安定液1l
当り0.001〜1.0モルの範囲が好ましく、より好
ましくは0.002〜2.0モルの範囲である。
【0068】更に、本発明に係る安定処理剤または安定
液には、亜硫酸塩を含有させることが好ましい。該亜硫
酸塩は亜硫酸イオンを放出するものであれば、有機物、
無機物を問わずいかなるものでもよいが、好ましくは無
機塩である。好ましい具体的化合物としては、亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、重亜
硫酸アンモニウム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウ
ム、メタ重亜硫酸アンモニウム及びハイドロサルファイ
トが挙げられる。
【0069】上記亜硫酸塩は本発明に係る安定処理剤ま
たは安定液に少なくとも1×10-3モル/lになるよう
な量が添加されることが好ましく、更に好ましくは5×
10 -3〜10-1モル/lになるような量が添加されるこ
とであり、特にステインに対して防止効果がある。
【0070】本発明に係る安定処理剤または安定液は前
記キレート剤と併用して金属塩を含有することが好まし
い。かかる金属塩としては、Ba,Ca,Ce,Co,
In,La,Mn,Ni,Bi,Pb,Sn,Zn,T
i,Zr,Mg,Al又はSrの金属塩があり、ハロゲ
ン化物、水酸化物、硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩、酢酸塩
等の無機塩又は水溶性キレート剤として供給できる。使
用量としては安定液1l当り1×10-4〜1×10-1
ルの範囲が好ましく、より好ましくは、4×10-4〜2
×10-2モルの範囲である。
【0071】本発明に係る安定処理剤または安定液に
は、有機酸塩(クエン酸塩、酢酸塩、コハク酸塩、シュ
ウ酸塩、安息香酸塩等)、pH調整剤(リン酸塩、ホウ
酸塩、塩酸、硫酸塩等)等を添加することができる。こ
れらの化合物の添加量は安定浴のpHを維持するに必要
でかつカラー写真画像の保存時の安定性と沈澱の発生に
対し悪影響を及ぼさない範囲の量をどのような組合せで
使用してもさしつかえない。
【0072】なお、本発明においては公知の防黴剤、例
えば5−クロロ−2−メチルイソチアゾリン−3−オ
ン、ベンズイソチアゾリンを本発明の効果を損なわない
範囲で併用することが好ましい。
【0073】本発明の安定処理剤を用いた処理方法にお
ける好ましい処理工程としては、 発色現像→漂白定着→安定 発色現像→漂白→定着→安定 発色現像→漂白→漂白定着→安定 発色現像→漂白定着→定着→安定 発色現像→漂白定着→漂白定着→安定 発色現像→漂白→漂白定着→定着→安定 が挙げられるが、好ましくは,及びの工程であ
り、特にの工程である。即ち、本発明において定着能
を有する処理液という場合には、上記のように処理工程
によって漂白定着液、漂白液と定着液、漂白液と漂白定
着液、漂白定着液と定着液、漂白定着液と漂白定着液の
ような種々の処理液ないしそれらの組合せが挙げられる
が、本発明においては定着能を有する処理液は好ましく
は定着液である。
【0074】安定処理剤を固体化するには、濃厚液また
は微粉ないし粒状写真処理剤と水溶性結着剤を混練し成
形化するか、仮成形した写真処理剤の表面に水溶性結着
剤を噴霧したりすることで被覆層を形成する等、任意の
手段が採用できる(特開平4−29136号、同4−8
5533号、同4−85534号、同4−85535
号、同4−85536号、同4−172341号参
照)。
【0075】本発明に係る固体安定処理剤は、粉末状、
顆粒状、丸薬状、錠剤状いずれであってもよいが、好ま
しくは顆粒状及び錠剤状である。
【0076】好ましい錠剤の製造法としては粉末状の固
体処理剤を造粒した後、打錠工程を行い形成する方法で
ある。単に固体処理剤成分を混合し打錠工程により形成
された固体処理剤より溶解性や保存性が改良され、結果
として写真性能も安定になるという利点がある。
【0077】錠剤形成のための造粒方法は転動造粒、押
し出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、攪拌造粒、流動層造
粒、噴霧乾燥造粒等公知の方法を用いることができる。
【0078】得られた造粒物の平均粒径は100〜80
0μmのものを用いることが好ましく、より好ましくは
200〜750μmである。平均粒径が100μmより
小さかったり、あるいは800μmより大きい場合に
は、上記の造粒物を混合し、加圧圧縮する際、成分の不
均一化、いわゆる偏析が起こり好ましくない。
【0079】さらに粒度分布は造粒物粒子の60%以上
が平均粒径の±100〜150μmの偏差内にあるもの
が好ましい。
【0080】次に得られた造粒物を加圧圧縮する際に
は、公知の圧縮機、例えば油圧プレス機、単発式打錠
機、ロータリー式打錠機、ブリケッティングマシンを用
いることができる。
【0081】本発明において、造粒時の水添加や乾燥条
件によって設定される固体処理剤の含水率は0.1〜1
5質量%の範囲であればよいが、好ましくは0.3〜1
0質量%である。ここに含水率は、市販の電子式水分計
を用い、105℃で恒量になるまで加熱し、減少した質
量を求め、これを含有水分量として算出した水分含有率
をいう。
【0082】本発明に係る固体安定処理剤の嵩密度は、
その溶解性の観点と、本発明の目的の効果の点から固体
処理剤が錠剤である場合1.0g/cm3〜2.5g/
cm3が好ましく、更に好ましくは1.5g/cm3
2.0g/cm3である。1.0g/cm3より大きいと
得られる固体物の強度の点で2.5g/cm3より小さ
いと得られる固体物の溶解性の点で好ましい。固体安定
処理剤が顆粒または粉末である場合、嵩密度は0.4〜
1.7g/cm3のものが好ましく、更に好ましくは
0.7〜1.25g/cm3である。ここに嵩密度は、
顆粒状の場合、市販の25ml用メスシリンダーに試料
10gを静かに注入して容積を測定した質量/容積と
し、錠剤状の場合は、その質量/容積とする。
【0083】本発明に係る錠剤状固体安定処理剤の物理
的強度Zは0.8以上4以下であり、好ましくは1.5
以上3.5以下である。上記強度が0.8未満となると
得られる固体安定処理剤は極めて脆く、実用に供し得な
い。尚、ここでいう物理強度Zは以下の式によって定義
される。
【0084】Z=錠剤の圧縮破壊強度(kg)/錠剤の
長形方向の長さ(mm) 錠剤の圧縮破壊強度は錠剤の長形方向に対して圧力を加
えて時の破壊強度であり、モンサント型硬度計、ストー
ク型硬度計、スピードチェッカー(岡田精工(株)製)
等、市販されている機器等を用いて測定することが可能
である。
【0085】本発明の錠剤は、任意の形状を取ることが
可能であるが、生産性、取扱い性の観点から円板状の錠
剤が好ましい。前記円板状の錠剤の場合、錠剤の長形方
向の長さとは錠剤の直径を指すが、この時の直径は使用
目的に応じて任意の値にすることが出来る。生産性の面
から好ましくは5〜50mmでありより好ましくは7〜
30mmである。一方、錠剤の長形方向の長さxと厚み
hの比x/hは1.0〜6.0の範囲にあることが好ま
しく、より好ましくは2.5〜5.0である。上記の比
が1.0未満になると得られる錠剤の厚みが増し、溶解
性が悪化するとともに生産性も悪くなる。又6.0を超
えると所望する強度が得られない。
【0086】本発明に係る錠剤は生産性の観点から1個
あたりの質量が0.1〜30gであることが好ましい。
【0087】本発明に係る錠剤状固体安定処理剤の使用
形態は目的に応じて任意の方法をとることが出来るが、
自動現像機の小型化、処理廃液の低減等の観点から、自
動現像機の処理槽に補充剤として直接投入する方法が好
ましい。
【0088】本発明において、固体安定処理剤を自現機
に供給するには、処理された感光材料の面積を自現機の
感光材料挿入口に付けた検出装置により積算し、一定単
位に達したら、補充処理剤を所定量ずつ、固体化されて
いる場合には1個あるいは数個ずつ自現機の処理槽部に
直接補給するようにする。
【0089】処理される感光材料の面積検出装置は、一
般に従来から用いられているマイクロスイッチ方式、赤
外線方式、超音波方式のいずれでも良く、確実に処理さ
れる感光材料を検出できればよい。
【0090】固体写真処理剤の補給方法については、自
現機処理槽部、例えば処理液タンク、及び処理液循環系
又は温度調節槽及び処理液濾過フィルター部等に直接補
給する。
【0091】固体写真処理剤を用いる場合、補給する単
位に合せて固体写真処理剤の大きさ、形を自由に変える
ことが可能であり、固体写真処理剤補給は前記した処理
液タンク、処理液循環系、温度調節槽及び処理液濾過フ
ィルター部等の上部より、補給機構を介して、所定量ず
つ処理される感光材料の面積検出装置から発信される信
号を受けて単位毎に補給されるのが好ましい。
【0092】更に固体写真処理剤補給部は、自現機の処
理槽部や外気の温度及び処理される感光材料による処理
液の飛散したものが補給前に固体写真処理剤と接触しな
いように工夫されていることが更に好ましい。
【0093】図2〜図4に固体処理剤キットとして、錠
剤を整列させて収納した場合の固体処理剤供給装置の一
例を示す。図2では、固体処理剤1は固体処理剤収納筒
23−1,23−2,23−3に所定量収納されてお
り、感光材料の処理量に応じて、モーター14に連結し
た回転盤21が回転し、固体処理剤収納筒に収納されて
いた固体処理剤の1つが固体処理剤搬送ポケットに収納
され、落下口22まで搬送され、自動現像機中の処理槽
に併設されたフィルター槽(又は溶解槽)に1錠ずつ投
入される。
【0094】図4では、固体処理剤(以後錠剤又は錠剤
ケミカルともいう)111は、複数の部屋に分割された
容器(カートリッヂ)101に収納され、スライド式の
キャップ102によって密封されている。このカートリ
ッヂを自動現像機の処理槽上部に設置された固体処理剤
自動供給装置のカートリッヂ支持台103上にセットす
ると、キャップ102が開き、斜めに固定されたカート
リッヂから錠剤が、回転円筒104の切れ込み口105
に転がり落ちる。この回転円筒104の切れ込み口10
5は、カートリッヂ内の別の部屋に収納された錠剤が同
時に複数転がり落ちないように互いに違いに切り込まれ
ている。
【0095】感光材料の処理量に応じて、回転円筒10
4が、回転し、同時にシャッター108が開いて錠剤
が、処理槽に併設されたフィルター槽(または溶解槽)
106に1錠ずつ投入される。
【0096】図5は一括包装した錠剤用パーツフィーダ
方式供給装置の1例および固体処理剤包装体を示したも
のである。一括包装した錠剤ケミカルの包材を開封しホ
ッパー133に入れると、感光材料の処理量に応じて可
動部材124が回転し、錠剤ケミカルが錠剤整列部12
9に整列する。一定量整列すると可動部材124は停止
する。この際スィーパ123が錠剤が可動部材124の
ポケット122に入り錠剤整列部129に整列するのに
非常に効果がある。
【0097】感光材料の処理量に応じて第1のシャッタ
ー131が回転し錠剤ケミカルが下に落ちる。次に第1
のシャッター131が逆回転し錠剤1ケをシャッター1
31と132の間に挟む。シャッター132が回転し錠
剤ケミカルは排出部を通過し投入部へ供給される。次に
シャッター132が逆回転しシャッター131が閉ま
る。
【0098】処理される感光材料に塗布される乳剤中の
ハロゲン化銀は塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、ヨウ臭化
銀、ヨウ塩化銀などが挙げられるが、本発明の効果を発
揮させるためには撮影用感光材料などの様にヨウ化銀含
有率が比較的高いハロゲン化銀を含有することが好まし
い。また、全ハロゲン化銀の0.5モル%以上15モル
%以下のハロゲン化銀を含有する乳剤を有する感光材料
が処理されることが好ましい。更に、感光材料は、ヨウ
化銀含有率が全ハロゲン化銀に対して2モル%以上10
モル%以下のハロゲン化銀を含有する乳剤を有すること
がより好ましい。
【0099】また、本発明で用いられる感光材料には磁
気記録層が設けられていても良い。本発明を実施するに
あたり、発色現像処理工程、漂白処理工程、定着処理工
程は通常の方法、例えば、特開平5−224373号報
などに記載の方法に即して構成すればよい。
【0100】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0101】実施例1 カラーネガフィルムプロセッサー CL−KP−50Q
A(コニカ(株)製)を安定工程の処理槽が2槽である
ように改造した処理装置を用いて、コニカカラーネガテ
ィブフィルムセンチュリア400(24EX、コニカ
(株)製)を常法により像様露光したものを、下記の条
件で安定処理剤中の本発明の化合物の種類と添加量を表
1に記載の様に変化させて、1日30本の割合で30日
間のランニング処理を行った。
【0102】 (処理工程) 処理時間 処理温度 補充量 発色現像 3分15秒 38℃ 520ml/m2 漂白 45秒 38℃ 130ml/m2 定着−1 45秒 38℃ 定着−2 45秒 38℃ 700ml/m2 安定−1 20秒 38℃ 安定−2 20秒 38℃ 表1に記載 乾燥 80秒 55℃ 定着は定着−2から定着−1、安定は安定−2から安定
−1への向流方式である。
【0103】 (処理液の処方) 発色現像スタート液:1Lあたり 亜硫酸ナトリウム 4.5g 炭酸カリウム 33.0g ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 4.0g 硫酸ヒドロキシルアミン 3.0g 臭化アンモニウム 1.3g 沃化アンモニウム 2.0mg 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アニリン硫酸塩 4.5g 水を加えて1Lとし、水酸化カリウムまたは50%硫酸
を用いてpHを10.0に調整した。
【0104】 発色現像補充液:1Lあたり 亜硫酸ナトリウム 6.0g 炭酸カリウム 33.0g ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 4.0g 硫酸ヒドロキシルアミン 4.0g 臭化アンモニウム 0.3g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アニリン硫酸塩 6.0g 水を加えて1Lとし、水酸化カリウムまたは50%硫酸
を用いてpHを10.2に調整した。
【0105】 漂白スタート液:1Lあたり 1,3−プロピレンジアミン4酢酸第2鉄アンモニウム 133g 1,3−プロピレンジアミン4酢酸ナトリウム 5g 臭化アンモニウム 60g マレイン酸 40g コハク酸 40g 水を加えて1Lとし、アンモニア水又は20%硫酸を用
いてpH=4.3に調整する。
【0106】 漂白補充液:1Lあたり 1,3−プロピレンジアミン4酢酸第2鉄アンモニウム 190g 1,3−プロピレンジアミン4酢酸ナトリウム 7g 臭化アンモニウム 86g マレイン酸 60g コハク酸 60g 水を加えて1Lとし、アンモニア水又は20%硫酸を用
いてpH=3.5に調整する。
【0107】 定着スタート液、定着補充液:1Lあたり チオ硫酸アンモニウム 175g 亜硫酸ナトリウム 20g エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 2g 2−メルカプト−1,3,4−トリアゾール 2g 水を加えて1Lに仕上げて、アンモニア水又は20%硫
酸を用いてpH=7.3に調整する。
【0108】 安定スタート液、安定補充液:1Lあたり m−ヒドロキシベンズアルデヒド(例示化合物F−2−3) 1.0g エチレンジアミン4酢酸ジナトリウム 0.2g 本発明の化合物(添加剤) 表1に記載 水を加えて1Lに仕上げて、アンモニア水又は20%硫
酸を用いてpH=7.5に調整する。
【0109】連続処理後の安定−2槽の硫化の状況を目
視にて観察した。さらに、連続処理後にコニカカラーネ
ガティブフィルムセンチュリア400(24枚撮り、コ
ニカ(株)製)の処理を行い、処理後のフィルムのゴミ
付着状況とフィルム表面の汚れ状況を観察した。結果を
下記表1にまとめて示す。
【0110】
【表1】
【0111】表中、○は問題がないこと、△は実技上大
きな問題はないが若干の問題があること、Xは実用上問
題となるレベルを意味する。
【0112】上記表1より、安定補充液量が800ml
/m2以下であって、本発明に係る一般式[1]で表さ
れる化合物を安定液中に添加する際に、硫化も少なく、
ゴミ付着性及び表面汚れも良好であることが分かる。
【0113】実施例2 実施例1の実験No.1−4において、安定−1槽から
のオーバーフロー液を貯留槽(1L)に一端溜め、該貯
留槽からベローズポンプにて定着−2槽に200ml/
2を流入させた。定着補充液は実施例1でた定着補充
液を1.4倍に濃縮したものを用い、その補充量は50
0ml/m2として用いた。他は実施例1の実験No.
1−4と同じにして連続処理を行い実施例1と同じ評価
を行った。結果をまとめて下記表2に示す。
【0114】
【表2】
【0115】評価基準は実施例1と同義である。上記表
2より、本発明の安定液を直前槽である定着槽に流入さ
せることで本発明の効果をより効果的に発現することが
分かる。
【0116】実施例3 カラーネガフィルムプロセッサーCL−KP−50QA
の補充装置部を図1のように改造し、固体処理剤補充装
置は図3のものを用いた。コニカカラーセンチュリア1
00フィルムを像様露光した後、錠剤投入部に錠剤が収
納された柱状容器をセットして、1日15本の割合で処
理を行なった。
【0117】図1は本発明の固体処理剤補充装置2A,
2B,2C,2DをKP−50QA(自現機A)に取り
付けた取り付け位置を示す図で、前記固体処理剤補充装
置2A,2B,2C,2Dは各々発色現像槽1Aと漂白
槽1B,定着槽1C,安定槽1Dの上部に斜線で示され
た位置に取り付けられている。図2、図3、図4におい
ては前記固体処理剤補充(投入)装置2A、2B、2
C、2Dの一実施例を示しており、各槽の側方には固体
処理剤を投入する溶解室が設けられている。
【0118】図3では溶解室11にて前記固体処理剤を
溶解させながら処理槽内に設けたフィルター12を介し
て処理槽内の濃度を調整する。更に処理量情報検出手段
により、自現機内にて処理されるフィルムの処理量を検
出し検出された情報は処理量供給制御手段に伝え、該処
理量供給制御手段によりモーター14の始動停止を制御
する。即ち、処理量が一定量に達し処理液の濃度が劣化
した時、モーター14が回動してギア31,押し出し板
32でスライド板15を移動し、前記固体処理剤収納筒
2−1,2−2,2−3から固体処理剤16を移動口1
8に受け、溶解室11に供給する。尚、30は固体処理
剤収納ケースである。図2では固体処理剤収納筒23−
1,23−2,23−3は3本設置されている。尚、2
1は回転盤、22は落下口、24は固体処理剤である。
【0119】また図3では固体処理剤収納筒2−1,
2,3は供給が完了すると蓋19を開けて全部一度に交
換する方式もしくは収納筒体毎に交換する方式のいずれ
の場合も可能なように設置される。
【0120】以下に処理工程を示す。 処理工程 処理時間 処理温度 発色現像 3分15秒 38.0℃ 漂 白 45秒 38.0℃ 定着−1 45秒 38.0℃ 定着−2 45秒 38.0℃ 安定−1 20秒 38.0℃ 安定−2 20秒 38.0℃ 安定−3 20秒 38.0℃ 乾 燥 80秒 55℃ 定着は2から1への、安定は3から2,2から1への向
流方式であり、漂白槽はエアーポンプでエアレーション
を行った。
【0121】また、蒸発補正は温調時は発色現像,漂
白,定着−1,定着−2,安定−1,安定−2,安定−
3槽に各々1時間に10ml,6.5ml,7ml,7
ml,8.6ml,8.6ml,9.3mlの蒸発補水
を行うプログラムにて蒸発補正を行った。また非稼働時
は非稼働時間を積算し、発色現像,漂白,定着−1,定
着−2,安定−1,安定−2,安定−3に蒸発補正水を
各々1時間当たり7.5ml,5ml,6ml,6m
l,5ml,5ml,5mlの量をまとめて稼働開始時
に補水した。スタート時のタンク液はコニカカラーネガ
ティブフィルム用処理剤CNK−4−52の補充液及び
スターターを用いて作製した。
【0122】次に以下に示すカラーネガフィルム用処理
剤を作製した。 1)カラーネガフィルム用発色現像補充用錠剤 操作(7) 現像主薬のCD−4〔4−アミノ3−メチル−N−エチ
ル−β−(ヒドロキシ)エチルアニリン硫酸塩〕60g
市販ハンマーミル中で平均粒径10μmになるまで粉砕
する。この微粉末を市販の撹拌造粒機中で室温にて約7
分間、10mlの水を添加することにより造粒した後、
造粒物を流動層乾燥機で40℃にて2時間乾燥して造粒
物の水分をほぼ完全に除去し、カラーネガ用発色現像補
充用顆粒(8)を作製した。 操作(8) 硫酸ヒドロキシルアミン69.4gとパインフロー(松
谷化学製)4gを操作(1)と同様に粉砕した後、混
合、造粒する。水の添加量は3.5mlとし、造粒後、
60℃で30分間乾燥し、造粒物の水分をほぼ完全に除
去し、カラーネガ用発色現像補充用顆粒(9)を作製し
た。 操作(9) 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウム15g、亜硫酸カリウム72.8g、炭酸カリウム
350g、炭酸水素ナトリウム3g、臭化ナトリウム
3.7gとマンニット22gポリエチレングリコール6
000 5.0gを操作(1),(2)と同様に粉砕、
混合し、水の添加量を40mlにして造粒を行う。造粒
後、造粒物を70℃で60分間乾燥して造粒物の水分を
ほぼ完全に除去し、カラーネガ用発色現像補充用顆粒
(10)を作製した。
【0123】上記カラーネガ用発色現像補充用顆粒
(8)〜(10)を混合し、このようにして、作製した
造粒物にN−ミリストイルアラニンナトリウム2gを添
加し、25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合
機を用いて10分間均一に混合する。次に混合物を菊水
製作所(株)製タフプレストコレクト1527HUを改
造した打錠機により1錠当たりの充填量10gを圧縮打
錠を行い、直径30mmのカラーネガ用発色現像補充用
錠剤を作製した。 2)カラーネガ用漂白補充用錠剤 操作(10) 1,3−プロパンジアミン4酢酸第2鉄カリウム1水塩
237g、コハク酸70g及び1,3−プロパンジアミ
ン4酢酸10gを操作(1),(2)と同様、粉砕、造
粒する。水の噴霧量を5.0mlとし、造粒後、造粒物
を60℃で7分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40
℃にて2時間乾燥して水分をほぼ完全に除去する。 操作(11) 臭化カリウム90g、炭酸カリウム104g、コハク酸
100gを操作(1),(2)と同様、粉砕、造粒す
る。水の噴霧量を1.0mlとし、造粒後、造粒物を7
0℃で3分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃に
て120分間乾燥して水分をほぼ完全に除去する。 操作(12) 上記操作(11),(12)で作製した造粒物を25℃
で40%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて1
0分間均一に混合する。次に混合物を菊水製作所製タフ
プレストコレクト1527HUを改造した打錠機により
1錠当りの充填量を10.0gにして圧縮打錠を行い、
80個のカラーネガ用漂白補充用錠剤を作製した。 3)カラーネガ用定着補充用錠剤 操作(13) チオ硫酸カリウム950g、チアシアン酸ナトリウム2
020g、亜硫酸ナトリウム120g、炭酸カリウム1
50g、エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム塩10g
を操作(1),(2)と同様、粉砕、造粒する。水の噴
霧量は30.0mlとし、造粒後、65℃で60分間乾
燥する。次に造粒物を真空中で40℃にて480分間乾
燥して水分をほぼ完全に除去する。 操作(14) 上記操作(13)で作製した造粒物を25℃、40%R
H以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一
に混合する。次に混合物を菊水製作所製タフプレストコ
レクト1527HUを改造した打錠機により1錠当りの
充填量を10.0gにして圧縮打錠を行い、200個の
カラーネガ用定着補充用錠剤を作製した。 4)カラーネガ用安定補充用錠剤 操作(1) ヘキサメチレンテトラミン(以後、HMTと略称するこ
ともある)200g、水酸化リチウム1水塩21g、表
3記載の添加剤25gを空気ジェット微粉砕機中で平均
粒径10μmになるまで粉砕した。
【0124】さらに25℃、40%RH以下に調湿され
た部屋で混合機を用いて10分間均一に混合し、粉砕混
合物A−1を得た。
【0125】操作(2) 上記粉砕混合物A−1を市販の流動層噴霧造粒機中で室
温にて約7分間、3.0mlの水を噴霧することにより
造粒した後、45℃にて8時間乾燥する。次に造粒物を
真空中で40℃にて、2時間乾燥して、造粒物の含水率
を0.1〜0.3質量%になるまで除去し、造粒物A−
2得た。この造粒物の粒径は、300〜600μmであ
り嵩密度は0.8g/cm3であった。
【0126】操作(3) さらに上記造粒物A−2を菊水製作所製タフプレストコ
レクト1527HUを改造した打錠機により1錠当たり
の充填量を9.0gにして、圧縮打錠を行い、24個の
直径30mmのカラーネガ用安定補充用錠剤A−3を作
製した。この錠剤の嵩密度は1.7g/cm3であっ
た。
【0127】以上の操作を繰り返すことにより、以下の
ランニング実験に必要な数の各処理用錠剤を作製した。
【0128】自現機温調中に前述の操作で作製した各補
充用錠剤を自現機に付与した補充用錠剤供給装置に各々
20個セットした。発色現像補充用錠剤は135サイズ
24枚撮りフィルムが7.1本,漂白補充用錠剤では
3.6本、定着補充用錠剤では1.2本、安定補充用錠
剤では125本処理されるとフィルター槽に1個ずつ投
入される。
【0129】また135サイズ24枚撮りフィルムが2
本処理されると温水供給装置から補充水が発色現像槽に
は40ml、漂白槽には10ml、定着槽には40m
l、安定槽には表3記載の量が供給されるようにセット
した。
【0130】カラーネガフィルムセンチュリア100
(コニカ(株)製)をテスト用感光材料とした。
【0131】感光材料試料を常法に従って像様露光後、
前記の処理工程に従ってランニング処理を行った。ただ
し、ランニング処理は、定着タンク槽の容量の2倍量が
補充されるまで(2R)連続的に行った。
【0132】ランニング処理終了後像様露光をした前記
フィルムを処理した安定槽内硫化物の沈澱の様子、更に
ランニング処理終了後の処理済フィルム試料の汚れ、ゴ
ミ付着の様子を観察した。結果を表3に示す。
【0133】
【表3】
【0134】表中、評価基準は実施例1と同義である。
上記表3より、安定補充水量が800ml/m2以下で
あって、本発明に係る一般式[1]で表される化合物を
安定液中に添加する際に、硫化も少なく、ゴミ付着性及
び表面汚れも良好であることが分かる。
【0135】実施例4 実施例1の実験No.1−15及び実施例3の実験N
o.3−15の添加剤をDU PONT(デュポン)社
製商品名Zonyl FSP、Zonyl 9361、
Zonyl FSE、Zonyl FSJ、Zonyl
TBS、Zonyl FS−62、Zonyl FS
A、Zonyl UR、Zonyl FSO、Zony
l FSN、Zonyl FSH、Zonyl FS−
300、Zonyl FSN−100、Zonyl F
SO−100、3M社製商品名Fluorad FC−
95、Fluorad FC−120、Fluorad
FC−143、Fluorad FC−170C、A
merican Hoechest(アメリカンヘキス
ト)社製商品名Fluorad FC−430、Flu
owet OTに換えて実施例1及び実施例3と同じ実
験を行った。その結果、実験No.1−15及び実験N
o.3−15とほぼ同じ結果が得られた。
【0136】
【発明の効果】本発明により、低補充処理した際にも安
定液中での硫化や表面汚れが改良されたハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法、処理後の感光材料表面へのゴミ
付着性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法、さらに、低補充化により廃液量を低減し、環境適性
の優れたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供す
ることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】自現機への固体処理剤補充装置の取付位置を示
す構成図である。
【図2】固体処理剤投入装置の斜視図である。
【図3】他の固体処理剤投入装置の構成図である。
【図4】固体処理剤供給装置の1例の構成図、回転円筒
の説明図およびスライド式のキャップ,カートリッヂ
(排出部)の斜視図である。
【図5】パーツフィーダー方式供給装置の1例の断面図
および固体処理剤包装体の斜視図である。
【符号の説明】
1 固体処理剤 1A〜1D 処理槽 2−1,2−2,2−3 固体処理剤収納筒 2A,2B,2C,2D 固体処理剤補充装置 11 溶解室 12 フィルター 13 収納ユニット 14 モーター 15 スライド板 16 固体処理剤 18 移動口 19 蓋 20 固体処理剤搬送ポケット 21 回転盤 22 落下口 23−1,2,3 固体処理剤収納筒 25 モーター 30 収納ケース(固体処理剤) 31 ギア 32 押し出し板 F 乾燥部 101 カートリッヂ 102 スライド式のキャップ 103 カートリッヂ支持台 104 回転円筒 105 切れ込み口 106 フィルター槽 107 フィルター 108 シャッター 109 処理槽 110 天蓋 111 固体処理剤(錠剤) 122 ポケット 123 遮閉板 124 可動部材 125 モーター 128 固体処理剤(錠剤) 129 錠剤整列部 130 モーター 131 シャッター 132 シャッター 133 ホッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式[1]で表される化合物を含
    有する安定補充液を、ハロゲン化銀写真感光材料1m2
    当たり800ml以下で安定処理槽に補充することを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 【化1】 〔式中、Rfは少なくとも1つのフッ素原子を含有する
    飽和または不飽和の脂肪族基を表し、Xはスルホンアミ
    ド基、置換基を有してもよいアルキレンオキサイド基、 【化2】 を表し、Yは置換基を有してもよいアルキレンオキサイ
    ド基またはアルキレン基を表し、Rf’は少なくとも1
    つのフッ素原子を含有する飽和または不飽和の炭化水素
    基を表す。さらにAは、−SO3M、−OSO3M、−C
    OOM、−OPO 312、−PO312等の親水性基
    または水素原子を表し、M、M1、M2はそれぞれLi、
    K、NaまたはNH4を表し、mは0または1〜5の整
    数、nは0または1〜40の整数を表す。〕
  2. 【請求項2】 前記安定処理槽の処理液の一部または全
    てを、直前の定着能を有する処理槽に流入させることを
    特徴とする請求項1に記載のハロゲン化銀写真感光材料
    の処理方法。
  3. 【請求項3】 前記一般式[1]で表される化合物を含
    有する固体安定処理剤を安定処理槽に直接に投入し、か
    つ前記安定処理槽に補充水をハロゲン化銀写真感光材料
    1m2当たり800ml以下で補給することを特徴とす
    るハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記安定処理槽の処理液の一部または全
    てを、直前の定着能を有する処理槽に流入させることを
    特徴とする請求項3に記載のハロゲン化銀写真感光材料
    の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013079232A (ja) * 2011-09-30 2013-05-02 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 光酸発生剤およびこれを含むフォトレジスト

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