JPH04251251A - 高コントラスト現像用現像剤液 - Google Patents

高コントラスト現像用現像剤液

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JPH04251251A
JPH04251251A JP3099398A JP9939891A JPH04251251A JP H04251251 A JPH04251251 A JP H04251251A JP 3099398 A JP3099398 A JP 3099398A JP 9939891 A JP9939891 A JP 9939891A JP H04251251 A JPH04251251 A JP H04251251A
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hydroquinone
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JP3099398A
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English (en)
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Richard A Ooms
リシャール・アルフォン・オーム
Piet Kok
ピエ・コク
Jean-Marie O Dewanckele
ジャン−マリ・オディーユ・デバンクル
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Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D257/00Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D257/02Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D257/04Five-membered rings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/29Development processes or agents therefor
    • G03C5/305Additives other than developers

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は像に従って露光された写真ハロゲ
ン化銀乳剤層材料の高コントラスト現像を行う方法及び
そのために使用する現像剤液に関する。
【0002】機械的印刷の目的のための連続色調情報を
再現するに当たり、色調における階調が異なる大きさの
点で表わされるような通常フイルムネガであるハーフト
ーン写真中間物を作ることが普通行われている。形成さ
れるハーフトーン画の品質は、ハーフトーンプリントの
点の形、スペクトル濃度、及び点の均一性と密接に関係
する。
【0003】ハーフトーン像で非常に高コントラストの
スクリーン点を得るため、ハイドロキノンの如きp−ジ
ヒドロキシベンゼン、アルカリ、アルカリ金属臭化物及
び低濃度の遊離亜硫酸イオンを本質的に含有する現像剤
、いわゆるリス現像剤を配合することが行われている。
【0004】「リス階調」とも称される、好ましくは1
0以上のガマンを有する非常に高コントラストの結果は
、前記高コントラスト現像剤及びいわゆる「リスハロゲ
ン化銀乳剤材料」を用いて得ることができる。これらの
材料において、ハロゲン化銀は少なくとも50モル%の
塩化銀を含有し、用いるときには残余が臭化銀であり、
場合によって少量の沃化銀である。
【0005】低亜硫酸イオン濃度を有するハイドロキノ
ン現像剤は普通「リス型現像剤」と称され、それらの作
用機構はthe Journal of the Fr
anklin Institute 、239巻(19
45年)221〜230頁にJ. A. C. Yul
e によって発表されている。
【0006】通常のリス現像剤において、低亜硫酸イオ
ン濃度は空気酸化に対する有効な保護を与えるのには適
切でない。結果として従来のリス現像剤は安定性に欠け
、それが空気に暴露される時間の長さによって乱調な結
果を与える傾向がある。
【0007】例えばUS−P4081280に記載され
ている如く、低遊離亜硫酸塩含有率を有するリス現像剤
を用いるとき、 (1)空気酸化による現像剤の消耗、及び(2)処理さ
れた露光写真材料の数との関係での使用を補償する現像
剤溶液を注意深く補うことが必要である。
【0008】空気酸化に対する補給依存性を少なくする
ためUS−P3972719によれば、比較的高い亜硫
酸塩含有率及びかぶり防止剤ニトロ化合物を用いる高コ
ントラスト現像剤が提供されている。前記現像剤は、p
−ジヒドロキシベンゼン現像主薬と超付加現像効果を示
す補助現像主薬を0.05g/l以下含有し、そして現
像測度を制御するため多数のアルキレンオキサイド単位
を含有する重合体、即ち重合体オキシアルキレン化合物
を含有させてもよい。
【0009】公告されたヨーロッパ特許出願01967
05によれば像に従って露光された写真ハロゲン化銀乳
剤層材料の高コントラスト現像を行う方法は下記成分を
含有する10〜12のpHを有する水性溶液中で行う:
【0010】(a)(i)ハイドロキノン又は置換ハイ
ドロキノン、(ii)明細書中に規定された標準現像試
験で利用したとき約1〜2の範囲の相対現像速度fxを
与えるような程度の活性を有する補助現像主薬、(b)
少なくとも5g/lの量での遊離亜硫酸イオン、及び (c)下記一般式(A)及び(B)の一つに相当する有
機かぶり防止剤、
【0011】
【化3】
【化4】
【0012】(式中Y1 はインダゾール核の5又は6
位におけるニトロ置換基であり、X1 は水素又は塩の
形のスルホン酸基であり、Rは水素又は低級C1 〜C
5 アルキル基であり、Xは塩の形のスルホン酸基又は
カルボキシル基であるかそれを含有する置換基である)
【0013】(d)少なくとも1500の分子量を有し
、多数のアルキレンオキサイド単位を含有する重合体。
【0014】そして、前記(a)〜(d)の成分は水性
現像媒体中に存在し、それらの相対量は、形成される銀
楔像のlog露光感度測定曲線に対する濃度を与える同
じ現像条件下で潜在連続色調楔を担持する露光された写
真材料の現像が、(a)logスケールでかぶりの上0
.3と3.0の濃度で測定したlog露光値間で少なく
とも5.0の最高階調度(γ)を有し、かつlog露光
スケールでかぶりの上0.1と6.0の濃度で測定した
log露光値間のトウで少なくとも2.0の階調度(γ
v)を有するような量とする。
【0015】最近まで、鮮鋭なスクリーン点再現に必要
な特に高い階調を生ぜしめるリス現像の特徴は、ハロゲ
ン化銀が主として塩化銀であるハロゲン化銀乳剤層の使
用に限定されていた。
【0016】US−P4710451によれば、像に従
って露光された写真ハロゲン化銀乳剤層材料の高コント
ラスト現像を行う方法が提供されている、この方法では
、ハロゲン化銀が臭化銀少なくとも90モル%であり、
残余が使用するとき塩化銀及び/又は沃化銀である像に
従って露光されたハロゲン化銀乳剤材料を、唯一の現像
主薬としてのハイドロキノン、大量の亜硫酸塩(少なく
とも5g/lの遊離亜硫酸イオン)、かぶり防止剤とし
てのニトロインダゾール、少なくとも1500の分子量
を有するポリオキシエチレン重合体、及び現像媒体に少
なくとも10.5のpHを与える無機アルカリ性化合物
を含有する現像媒体中で現像する。
【0017】ニトロインダゾール及び他のインダゾール
例えばシアノ及びハロインダゾール、特に5−シアノ及
び5−クロロインダゾールはアルカリ性媒体中で不安定
であり、それらのかぶり防止活性及び現像遅延活性を失
うから、現像剤配合物は濃縮した形で使用前二つの部分
で保ち、そして一緒にし、そして水で所望の濃度に稀釈
しており、ニトロインダゾールかぶり防止剤及びポリオ
キシアルキレン重合体は使用前酸媒体中で一つの部分と
して保ち、他の成分はアルカリ性媒体中で他の部分とし
て保っている。前記方法によれば安定性の問題は解決さ
れるが、貯蔵及び使用時に劣化に悩まされない単一液高
コントラスト現像剤で処理することはより好都合である
【0018】本発明の目的は、アルカリ性水性媒体中で
良好な安定性を有するかぶり防止剤を含有する現像剤液
を用いる像に従って露光されたハロゲン化銀乳剤層の高
コントラスト現像方法を提供することにある。
【0019】本発明の別の目的は、液がアルカリに対し
て良好な安定性を有するかぶり防止剤を含有する像に従
って露光された写真ハロゲン化銀乳剤材料の高階調現像
用水性アルカリ性液を提供することにある。
【0020】本発明の他の目的及び利点は以下の説明及
び実施例から明らかになるであろう。
【0021】本発明によれば、写真ハロゲン化銀乳剤層
材料の現像において使用するのに好適な現像剤液は下記
成分を含有する:
【0022】(1)唯一現像主薬としてハイドロキノン
もしくは置換ハイドロキノン又は主現像主薬に対して1
0モル%未満の量での補助現像主薬と組合せた主現像主
薬としての前記ハイドロキノン、
【0023】(2)少なくとも5g/lの量での遊離亜
硫酸イオンを生成する無機化合物、
【0024】(3)下記一般式(Z)に相当する有機か
ぶり防止剤、
【0025】
【化5】
【0026】式中X2 はアルキル基、アリール基、置
換アルキル基、置換アリール基、アミノ基又は置換アミ
ノ基を表わす、かぶり防止剤の量は50mg〜1g/l
の範囲である。
【0027】(4)多数のアルキレンオキサイド基を含
有する重合体、
【0028】(5)前記液に少なくとも10.5、好ま
しくは10.8〜11.8のpHを有せしめるのに必要
なアルカリ性材料。
【0029】更に本発明は像に従って露光された写真ハ
ロゲン化銀乳剤層材料の高コントラスト現像法を提供す
る。この現像は露光された写真材料を、少なくとも10
.5pH、好ましくは10.8〜11.8の範囲のpH
を有する水性アルカリ性現像剤液と、下記の如き成分(
1)〜(4)の存在下に接触させることによって行う:
【0030】(1)唯一の現像主薬としてのハイドロキ
ノンもしくは置換ハイドロキノン又は主現像主薬に対し
て10モル%未満の量での補助現像主薬と組合せた主現
像主薬としての前記ハイドロキノン、
【0031】(2)少なくとも5g/lの量で遊離亜硫
酸イオンを与える無機亜硫酸塩化合物、
【0032】(
3)下記一般式(Z)に相当する有機かぶり防止剤:
【0033】
【化6】
【0034】(式中X2 はアルキル基、アリール基、
置換アルキル基、置換アリール基、アミノ基又は置換ア
ミノ基を表わす)、
【0035】(4)少なくとも1500の分子量を有し
、多数のアルキレンオキサイド単位を含有する重合体。
【0036】前記成分(1)、(2)、(3)及び(4
)は、前記水性媒体中に、前記現像中、前記写真材料を
連続色調楔を介して像に従って露光し、30℃で45秒
間かく構成した水性現像媒体中で試験現像し、定着した
とき、最高階調度(γ)が少なくとも5であり、前記最
高階調度(γ)と濃度測定曲線のトウ(γv)における
階調度の積が少なくとも20であるような濃度測定曲線
に対するlog露光に相当する銀楔像を傷ぜしめるよう
な量で存在させ;最高階調度は前記曲線のかぶりの上濃
度0.3と3.0に相当するlog露光値間で測定し、
トウにおける階調度は前記曲線のかぶりの上濃度0.1
と0.6に相当するlog露光値間で測定する。
【0037】本発明により主現像主薬として使用するハ
イドロキノン化合物には置換ハイドロキノンを含み例え
ば下記置換ハイドロキノンを含む:
【0038】クロロハイドロキノン、ブロモハイドロキ
ノン、イソプロピルハイドロキノン、トルハイドロキノ
ン、メチルハイドロキノン、2,3−ジクロロハイドロ
キノン、2,5−ジメチルハイドロキノン、2,3−ジ
ブロモハイドロキノン、1,4−ジヒドロキシ−2−ア
セトフエノン−2,5−ジメチルハイドロキノン、2,
5−ジエチルハイドロキノン、2,5−ジ−p−フエネ
チルハイドロキノン、2,5−ジベンゾイルアミノハイ
ドロキノン又は2,5−ジアセトアミノハイドロキノン
及びそれらの混合物。
【0039】これらのハイドロキノンの製造は当業者に
知られている。
【0040】本発明により使用するのに好適な補助現像
主薬には例えばp−アミノフエノール、p−メチルアミ
ノフエノール、p−フエニレンジアミン硫酸塩、N,N
−ジエチル−p−フエニレンジアミン塩酸塩又は1−フ
エニル−3−ピラゾリジノン系現像主薬があり、それら
の少なくとも2種の混合物の使用も含む。
【0041】好ましい補助現像主薬はp−メチルアミノ
フエノール及び1−フエニル−3−ピラゾリジノン系現
像主薬、例えば1−p−カルボキシフエニル−4,4−
ジメル−3−ピラゾリジノンである。
【0042】同様にEP196705に相当するUS−
P4756990の主特許請求の範囲の範囲内の補助現
像主薬も好ましい。
【0043】主現像主薬及び又補助現像主薬も、現像前
に既に写真材料中に、例えばハロゲン化銀乳剤層中又は
それと水透過性関係にある層中に存在させ、その中に製
造段階で混入できる。その場合、現像は、現像主薬を含
有しないが、成分(2)及び所望によって他の成分(3
)及び(4)を含有するアルカリ性水性液と写真材料を
接触させることによって行うことができる。
【0044】写真材料中の現像主薬の被覆率は、例えば
0.1〜5g/m2 の範囲である。現像剤液中で付与
するときには、現像主薬は10〜60g/lの範囲の濃
度で使用するのが好ましい。
【0045】亜硫酸イオン(成分2)は好ましくはアル
カリ金属重亜硫酸水素塩又はメタ重亜硫酸塩又は相当す
るアンモニウム塩から出発して現像剤組成物中に混入す
る。遊離亜硫酸イオンの濃度は15〜80g/lの範囲
が好ましい。
【0046】前記一般式(Z)によるかぶり防止化合物
の好ましい代表例を下表1にそれらの構造式及び融点(
℃)を示す。
【0047】
【表1】
【0048】前記化合物の合成を表1の化合物No.2
の詳細な製造によって示す。
【0049】化合物No.2の製造 1−(3−アミノフエニル)−5−(4−アセトキシベ
ンジルチオ)−テトラゾール中間体化合物Aの製造
【0
050】20mlのアセトニトリル中の3.86g(0
.02モル)の1−(m−アミノフエニル)−5−メル
カプトテトラゾール(GB−P2088849に記載さ
れている如くして作った)の攪拌した懸濁液に、20℃
で徐々に2.84g(0.022モル)のジイソプロピ
ルエチルアミンを加えた。次に3.6g(0.02モル
)のp−アセトキシベンジルクロライド〔J. Org
. Chem. 43巻、1197頁(1978年)に
記載した如くして作った〕を加えた。形成された反応混
合物を室温で3時間攪拌した。50mlの水を加えた。 沈殿を吸引濾過し、水洗し、50℃で乾燥した。化合物
Aの収量:6.5g。融点:149.6℃。
【0051】1−(3−ベンゼンスルホンアミドフエニ
ル)−5−(4−アセトキシベンジルチオ)−テトラゾ
ール中間体Bの製造
【0052】4lのアセトニトリル中の682g(2モ
ル)の中間体化合物A及び147g(2.2モル)のピ
リジンの攪拌懸濁液に、388.3g(2.2モル)の
ベンゼンスルホニルクロライドを20℃で加えた。反応
混合物を室温で5時間攪拌した。次いで混合物を20l
の水中に注入し、これに250mlの12Nの塩酸を加
えた。沈殿を吸引濾過し、水洗し、乾燥した。化合物B
の収量:955g。融点:132.6℃。
【0053】1−〔3−(ベンゼンスルホンアミド)−
フエニル〕−5−メルカプトテトラゾール、表1の化合
物No.2の製造
【0054】4.75lのメタノール中の375.5g
(5.7モル)の水酸化カリウム(85重量%)の溶液
に、913.9g(1.9モル)の中間体化合物Bを加
えた。得られた溶液を室温で3時間攪拌した。反応混合
物に9.5lの水を加え、pHを6に調製した。僅かに
濁った溶液をメチエレンクロライドで洗った。次に水性
上澄み液のpHを5Nの塩酸でゼロに下げた。形成され
た沈殿を吸引濾別し、水洗し、乾燥した。収量:573
g。融点:155.5℃。
【0055】前記一般式(Z)によるかぶり防止剤は感
光性材料中に前もってその製造段階で存在させてもよい
が、それらは現像開始前のアルカリ性現像剤液中に溶解
する成分の一つとして使用するのが好ましい。
【0056】写真材料中に存在させるとき、前記かぶり
防止剤は100mg/m2 以下の被覆率でその中に付
与するのが好ましい。
【0057】現像剤液中で、前記かぶり防止剤の濃度は
1000mg/l以下であるのが好ましい。
【0058】本発明により使用する重合体オキシアルキ
レン化合物とも称される好適なポリアルキレンオキサイ
ド重合体はポリアルキレンオキサイドそのものとして例
えば1500以上の分子量のポリエチレンオキサイド又
はそれの例えばアルコール、グリコール、リン酸、スル
ホン酸、脂肪族アミン及びジアミンとの縮合生成物であ
る。オキシアルキレン単位を含有する縮合生成物の例は
、例えばヨーロッパ特許第0196705号、英国特許
第600058号、第871801号、第920637
号、第940051号、第945340号、第9496
43号、第991608号、第1015023号、第1
091705号、第1107022号、第114781
7号、第1162135号及び第1184434号、公
告されたドイツ特許出願第1141531号、第118
8439号、及び米国特許第1970578号、第22
40472号、第2423549号、及び第24413
89号に記載されている。
【0059】本発明の現像法において使用するのに好ま
しいポリオキシアルキレン化合物は少なくとも30の反
復オキシエチレン単位の平均数を含有する重合体である
。特に良好な結果は70の反復オキシエチレン単位の平
均数を有するポリオキシエチレン化合物を用いて得られ
る。本発明により使用するのに特に好適なポリオキシエ
チレン重合体は米国特許第3947273号に記載され
ている。これらの重合体は水溶解度を改良する末端基を
含有する。イオン性末端基を有する好ましいポリオキシ
エチレン重合体の例は下記一般式に相当する:
【006
0】+ X・−OSO2(CH2CH2O)nCH2C
H2SO2O−・X+ 式中nは例えば30〜200で
あり、X+ はカチオン、例えばナトリウムイオンであ
る。
【0061】現像剤配合物の当業者に良く知られている
他の助剤を本発明により使用する現像剤液に加えること
ができる。
【0062】通常の現像剤添加剤の調査は、ニユーヨー
クのJohn Wiley and Sons 197
9年発行、Grant Haist 著、Modern
 Photographic Processing,
220頁〜274頁に記載されている。かかる添加剤に
は例えば臭化カリウムとして付与される可溶性ハロゲン
化物の如き抑制剤、現像主薬の溶解度を改良する有機溶
媒、有機かぶり防止剤、保恒剤例えば殺菌剤及び増粘剤
(puffering agent )例えばカーボネ
ート、ホスフエート及びボレートがある。
【0063】本発明により使用する現像剤液は遊離臭素
イオンを含有でき、その濃度は現像剤溶液1lについて
0.5〜15.0gの範囲であるのが好ましい。
【0064】水性媒体中でのハイドロキノンの溶解を改
良するための有機溶媒は例えばUS−P4030920
、GB−P1343718及びFR−P71.4109
5(公告番号2114785)に記載されている。前記
目的のための溶媒には、アミド、アルコール、有機ジオ
ール化合物及びその半エーテルの群の水混和性溶媒があ
る。好ましい水混和性溶媒はジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセタミド、N−メチル−2−ピロリジノン、ジ
メチルスルホキサイド、1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン、及び3−メトキシ−2−プロパノールであ
る。これらの溶媒は現像剤液1lについて5〜250g
の量で存在させることができる。更にハイドロキノンに
対する吸着剤として作用するポリビニルピロリドンを挙
げることができる。
【0065】現像剤配合物は濃縮した形で作り、使用直
前に作用濃度に稀釈できる。自動処理のために濃縮溶液
は補給装置を有する処理機で広く使用される。
【0066】本発明により使用する現像剤溶液は、著し
い劣化なしに数週間機械処理機中に置くことができる。 補給は消耗した一部を捨てた後新しい量の現像剤を加え
ることによって簡単に行う。
【0067】本発明により使用するハロゲン化銀乳剤の
ハロゲン化銀は任意の種類のハロゲン化銀であることが
できる。
【0068】写真乳剤中のハロゲン化銀粒子の結晶形は
、規則形(立方又は八面体形)又は不規則形(例えば球
状又は板状)であることができ、又はこれらの形の複合
体であることができる。ハロゲン化銀乳剤は異なる大き
さ及び結晶形の混合粒子を含むことができる。ハロゲン
化銀粒子の内部及び表面層は異なってもよく、或いは粒
子は全体が均一であってもよい。
【0069】別々に作ったハロゲン化銀乳剤の2種以上
を混合し、被覆して単一ハロゲン化銀乳剤層を形成でき
る。
【0070】好ましいハロゲン化銀は主として塩化銀を
含有する種類のものであり、例えば塩化銀を少なくとも
70モル%(更に好ましくは少なくとも90モル%)を
含有する。
【0071】別の好ましい種類のハロゲン化銀は臭化(
沃化)銀であり、このハロゲン化銀は10モル%より多
く沃化銀を含有せず、更に好ましくは6モル%より多く
沃化銀を含有しない。
【0072】ハロゲン化銀被覆率は、1.5〜6g/m
2 の範囲の銀の被覆率に等しいのが良く、好ましくは
1m2 について銀2〜4gの被覆率に等しいのが良い
。ハロゲン化銀粒度は0.05〜1μmの範囲であるの
が好ましい。
【0073】本発明により処理するのに好適なハロゲン
化銀乳剤材料は、乳剤製造における当業者に良く知られ
ている任意の方法で、例えば本来活性なゼラチン又は各
種の硫黄、セレン、テルル化合物及び/又は金化合物で
熟成して化学的に増感できる。化学増感は本来光化学的
に活性なゼラチン中に存在する硫黄化合物でのみならず
、チオサルフエート、サルフアイト、チオ尿素、チアゾ
ール又はローダニンで同様に行うことができる。還元増
感は第一錫塩、アミン、ホルムアミジンスルフイン酸、
シラン化合物例えばメチルジクロロシラン、ヒドラジン
誘導体、アミノボラン、二酸化チオ尿素等で行うことが
できる。特に前記化学熟成法の幾つかの組合せ使用が注
目され、特に金−硫黄組合せが非常に好ましい。
【0074】本発明において使用するハロゲン化銀乳剤
は、カドミウム塩、鉛塩、タリウム塩、ロジウム塩又は
その錯塩、イリジウム塩又はその錯塩又は上記塩及び/
又は錯塩の混合物の存在下にハロゲン化銀粒子の形成又
は物理的熟成を同様に受けるとよい。
【0075】本発明による処理に好適なハロゲン化銀乳
剤材料はスペクトル的に増感できる、例えば既知のスペ
クトル増感染料でオーソ増感又はパン及び/又は赤外増
感できる。例えばハロゲン化銀は有機溶媒中の増感染料
の溶液で処理してスペクトル増感することができる。使
用できるスペクトル増感剤には例えばシアニン、メロシ
アニン、コンプレツクス(三核)シアニン、コンプレツ
クス(三核)メロシアニン、スチリル及びヘミシアニン
がある。これらの増感染料は個々に又はそれらの組合せ
として使用できる。増感染料の組合せは超染料増感のた
めしばしば使用される。
【0076】本発明により処理すべきハロゲン化銀乳剤
材料は又通常の添加剤、例えば可塑剤、被覆を助けるた
めの界面活性剤、帯電防止剤、分散性を改良する剤、被
覆層の粘着防止する剤、一般式(Z)の前述した化合物
以外のかぶり防止化合物、例えばベンズオキサゾール、
ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、ベンズトリア
ゾール又はテトラゾールのメルカプト誘導体、特に1−
フエニル−5−メルカプトテトラゾール及びアザインデ
ン化合物、特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a−7
)−テトラアザインデンも含有できる。
【0077】更にハロゲン化銀乳剤材料は硬化剤、ホル
ムアルデヒド、ムコクロル酸、グルタルジアルデヒド及
びマレインジアルデヒドの如きアルデヒド硬化剤、アジ
リジン、オキシポリサッカライド、ジメチル尿素、ヒド
ロキシクロロトリアジン、例えばUS−P384187
2に記載されている如きジビニルスルホン、US−P3
880665、4063952及び特願平1−1194
77に記載されている如きN−カルバモイルピリジニウ
ムスルホベタイン化合物及び/又はトリアクリルホルマ
ールを含有できる。
【0078】ハロゲン化銀乳剤は、その目的のため知ら
れている任意の親水性水透過性結合材料を含有できる。 好適な材料にはゼラチン、コロイド状アルブミン、ポリ
ビニル化合物、セルロース誘導体、アクリルアミド重合
体等を含む。これらの結合剤の混合物も使用できる。高
コントラスト写真材料の乳剤層のための結合剤は又分散
した重合したビニル化合物も含有できる。かかる化合物
は例えばUS−P3142568、US−P31933
86、US−P3062674及びUS−P32208
44に記載されている。それらにはアルキルアクリレー
ト及びメタクリレート、アクリル酸、スルホアルキルア
クリレート又はメタクリレートの水不溶性重合体、アク
リルアクリレートとアクリル酸、アクリロイル−オキシ
アルキルスルホン酸、アセトアセトキシアルキルアクリ
レート例えば2−アセトアセトキシエチルメタクリレー
ト等の共重合体を含む。これらの化合物は写真材料のハ
ロゲン化銀乳剤層とは別の層中にも同様に混入できる。 ビニル重合体は一般に全結合剤含有量の重量を基準にし
て約20〜約80%の濃度、最もしばしば少なくとも3
0重量%の濃度で使用される。
【0079】US−P3617284に記載されている
如く結合剤が部分的にポリ−N−ビニルピロリドンから
なるハロゲン化銀乳剤が特に高い階調結果を提供する。
【0080】本発明により処理されるハロゲン化銀乳剤
層は広い各種の支持体上に被覆できる。所望ならば親水
性コロイド層を支持体の一側又は両側に被覆する。
【0081】好適な支持体にはセルロースナイトレート
フイルム、セルロースエステルフイルム、ポリビニルア
セタールフイルム、ポリスチレンフイルム、ポリ(エチ
レンテリフタレート)フイルム及び関連フイルム又は樹
脂状材料及びガラス、紙、金属等がある。α−オレフイ
ン重合体、特にポリエチレンポリプロピレン、エチレン
−ブテン共重合体によって代表される如き2個以上の炭
素原子を含有するα−オレフインの重合体で被覆した紙
の如き支持体も同様に使用できる。
【0082】本発明による写真材料の処理に当って、現
像のため使用する時間及び温度は広く変えることができ
る。代表的には、現像温度が約20℃〜約50℃の範囲
であり、現像時間はラピッドアクセスで通常90秒より
長く継続しない。
【0083】下記実施例は本発明を説明するが、それに
限定するものではない。全ての比、百分率及び量は他に
特記せぬかぎり重量による。
【0084】実施例  1(比較例)チオシアン酸金(
III )アンモニウム及びチオ硫酸ナトリウムで化学
的に増感し、4−ヒドロキシ−6−メチル−(1,3,
3a,7)−テトラアザインデンで安定化した平均粒度
0.3μmを有する立方晶粒子型沃化−臭化銀(沃化銀
1モル%)乳剤を、下塗したポリエチレンテレフタレー
ト支持体上に、2.7g/m2 のゼラチン被覆率及び
銀3.2g/m2 に等しいハロゲン化銀の被覆率で被
覆した。乳剤層はポリエチルアクリレートラテツクス及
び5−ニトロインダゾールをそれぞれ2g/m2 及び
8mg/m2 に相当する量で含有していた。
【0085】ハロゲン化銀乳剤層を、1−(4−モルフ
オリノカルバモイル)−4−(2−スルホエチル)ピリ
ジウムハイドロキサイド内部塩で硬化したゼラチン0.
6g/m2 を含有する保護層で被覆した。写真材料の
分離部域を、定数0.15を有する連続色調楔及び1c
mについて54本のスクリーン罫線を有するスクリーン
センシトメトリーに使用する灰色ネガスクリーンを介し
てそれぞれ垂直プロセスカメラREPROMASTER
 RPS 2001(商品名)で露光した。
【0086】現像は下記組成を有する現像剤を用い、3
0℃の温度で45秒間トレー中に露光した写真材料を浸
漬することによって行った(即ちラピツドアクセス法)
【0087】     エチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩    
                1g    炭酸ナ
トリウム                     
                 40g    臭
化ナトリウム                   
                     4g  
  亜硫酸ナトリウム               
                     70g 
   ハイドロキノン               
                       40
g    N−メチル−2−ピロリジノン      
                  30ml   
 ポリオキシエチレングリコール          
            200mg    (オキシ
エチレン単位の平均数は70である)    水で  
                         
                       1l
にした    pHは水酸化ナトリウムで11.5に調
製した。
【0088】上記組成物に、前記表1に化合物No.で
示した本発明により使用するかぶり防止化合物(AFC
)の100mg/lを後掲の表2に示す如く加えた、尚
表2において試験No.6は従来技術のかぶり防止剤X
として5−ニトロインダゾールの使用に関する。新しく
作った現像剤組成物を現像に使用した、感度測定結果を
表2に示す。
【0089】定着は下記組成を有する定着浴を用いたト
レー中で25℃で3分間行った:
【0090】     チオ硫酸アンモニウム(無水)       
               100g    亜硫
酸ナトリウム(無水)               
             10g    硼酸   
                         
                      5g 
   酢酸ナトリウム               
                       15
g    氷酢酸                 
                         
      8ml    水で          
                         
               1lにした
【0091
】表2において写真速度はかぶりの上濃度3.0で測定
した相対感度値(rel. S) で表わした。表1の
化合物No.1を100mg/l含有する現像剤を用い
て得た速度を任意に100の値を与えた。
【0092】感度測定曲線のトウでの階調値(γv)は
、感度測定曲線のlog露光スケール上かぶりの上濃度
0.1と0.6でのlog露光値間で測定した。直線階
調度(最高階調度)値(γ)は、感度測定曲線のlog
露光スケ−ル上かぶりの上濃度0.3と3.0でのlo
g露光値間で測定した。
【0093】スクリーン点品質を評価し、格付を数で表
わした、この場合数が大きい程品質の劣ることを表わす
【0094】数0は高光学密度及び鮮鋭で、凹みのない
縁を有する現像されたスクリーン点を表わす。他の数は
増大した凹みとぼやけた構造を有する点の縁と徐々に低
下した光学密度を有するスクリーン点に関する。格付値
3より大であると、品質はもはや市場で受け入れないも
のと考えられる。
【0095】
【表2】
【0096】試験No.1〜6の前記現像剤組成物の安
定性をチエツクするため、これらを密閉プラスチツク瓶
中で60℃で4週間保った。前記処置後組成物を前述し
た如く写真材料の現像に再び使用した、そして感度測定
結果を試験し、後掲の表3に示した。相対速度値(re
l. S)、トウでの階調度値(γv)、直線階調度(
最高階調度)値(γ)及び点品質は前述した如く測定し
た。
【0097】
【表3】
【0098】これらの階調度及び点品質結果から、かぶ
り防止化合物AFC1〜5は著しい安定化効果を有する
ことを知ることができる、一方従来の試験No6′の5
−ニトロインダゾールはその点において不合格である。
【0099】実施例  2 臭化銀16モル%を含有する微粒子(平均粒度0.3μ
m)塩化臭化銀乳剤を、下塗したポリエチレンテレフタ
レート支持体に、ゼラチン被覆率3.6g/m2 及び
ハロゲン化銀被覆率は銀で4.1g/m2 の割合で被
覆した。
【0100】ハロゲン化銀は塩化金(III )及びチ
オ硫酸ナトリウムで化学的に増感し、青色(400〜5
000nm)光に対してスペクトル増感した。ハロゲン
化銀乳剤層を、ホルムアルデヒドで硬化したゼラチン0
.9g/m2 を含有し、ハイドロキノン0.25g/
m2 を含有する保護層で被覆した。
【0101】かくした得られた写真材料を、化合物No
.2を用いて実施例1に前述した如く露光し、現像した
【0102】感度測定結果(rel. S ,γv,γ
及び点品質)は、新しい現像剤及び人工的に老化させた
(熱処理した)現像剤での現像に対して実際上同じであ
った。
【0103】実施例  3 実施例1の写真材料を実施例1における如く露光し、現
像した、但しかぶり防止剤として化合物No.2のみを
使用し、比較試験のため、後掲の表4に示した補助現像
主薬(AD1、AD2、AD3又はAD4)の0.5ミ
リモル/lを実施例1の現像剤組成物に加えた。補助現
像主薬の使用は短い現像時間及び像への迅速到達に有利
である。
【0104】相対速度値(rel. S)、トウでの階
調度値(γv)、直線階調度(最高階調度)値(γ)及
び点品質は前述した如く測定し、表4で用いた補助現像
主薬との関係において示す。
【0105】AD1はp−アミノフエノールである。A
D2は1−p−カルボキシフエニル−4,4−ジメチル
−3−ピラゾリジノンである。AD3はp−フエニレン
ジアミン硫酸塩である。AD4はN,N−ジエチル−p
−フエニレンジアミン塩酸塩である。
【0106】
【表4】
【0107】これらの結果から、主現像主薬及びかぶり
防止剤に対して明示した少量の各補助現像主薬がグラフ
イツクアート品質現像に対して有用であることを知るこ
とができる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  液が (1)単独現像主薬としてハイドロキノンもしくは置換
    ハイドロキノン又は主現像主薬に対して10モル%未満
    の量での補助現像主薬と組合せた主現像主薬としての前
    記ハイドロキノン、 (2)少なくとも5g/lの量での遊離亜硫酸イオンを
    生成する無機化合物、 (3)下記一般式(Z) 【化1】 (式中X2 はアルキル基、アリール基、置換アルキル
    基、置換アリール基、アミノ基又は置換アミノ基を表わ
    す)に相当する有機かぶり防止剤で、かぶり防止剤の量
    は50mg〜1g/lの量である、 (4)複数のアルキレンオキサイド単位を含有する重合
    体、及び (5)前記液中で少なくとも10.5のpHを有せしめ
    るのに必要なアルカリ性材料を含有することを特徴とす
    る写真ハロゲン化銀乳剤層の現像に使用するのに好適な
    現像剤液。
  2. 【請求項2】  亜硫酸イオンが、アルカリ金属重亜硫
    酸水素塩又はメタ重亜硫酸塩又は相当するアンモニウム
    塩に由来して存在することを特徴とする請求項1の現像
    剤液。
  3. 【請求項3】  前記液が15〜80g/lの範囲の濃
    度で遊離亜硫酸イオンを含有することを特徴とする請求
    項1又は2の現像剤液。
  4. 【請求項4】  前記かぶり防止化合物においてX2 
    がメチル基、セチル基、フエニル基、p−トリル基又は
    p−ニトロフエニル基であることを特徴とする請求項1
    〜3の何れか1項の現像剤液。
  5. 【請求項5】  前記ポリオキシアルキレン化合物が2
    500mg/l以下の濃度で存在することを特徴とする
    請求項1〜4の何れか1項の現像剤液。
  6. 【請求項6】  前記液が現像剤液1lについて0.5
    〜15.0gの範囲で遊離臭素イオンを含有することを
    特徴とする請求項1〜5の何れか1項の現像剤液。
  7. 【請求項7】  前記液が水性媒体中でのハイドロキノ
    ンの溶解を改良するための有機溶媒を含有することを特
    徴とする請求項1〜6の何れか1項の現像剤液。
  8. 【請求項8】  前記有機溶媒が、ジメチルホルムアミ
    ド、ジエチルアセタミド、N−メチル−2−ピロリドン
    、ジメチルスルホキサイド、1,3−ジメチル−2−イ
    ミダゾリジノン及び3−メトキシ−2−プロパノールか
    らなる群から選択した水混和性有機溶媒であることを特
    徴とする請求項7の現像剤液。
  9. 【請求項9】  前記有機溶媒が、現像剤液1lについ
    て5〜250gの範囲の量で存在することを特徴とする
    請求項7又は8の現像剤液。
  10. 【請求項10】  補助現像主薬が、p−アミノフエノ
    ール、p−メチルアミノフエノール、p−フエニレンジ
    アミン硫酸塩、N,N−ジエチル−p−フエニレンジア
    ミン塩酸塩、又は1−フエニル−3−ピラゾリジノン系
    現像主薬であり、又は現像剤液がそれらの少なくとも2
    種を含有することを特徴とする請求項1〜9の何れか1
    項の現像剤液。
  11. 【請求項11】  前記補助現像主薬が1−p−カルボ
    キシフエニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリジノン
    であることを特徴とする請求項10の現像剤液。
  12. 【請求項12】  現像を、下記(1)〜(4)の成分
    の存在下に少なくとも10.5のpHを有する水性アル
    カリ性現像剤液と露光した写真材料を接触することによ
    って行うことを特徴とする像に従って露光した写真ハロ
    ゲン化銀乳剤層材料の高コントラスト現像方法:(1)
    単独現像主薬としてハイドロキノンもしくは置換ハイド
    ロキノン又は主現像主薬に対して10モル%未満の量で
    の補助現像主薬と組合せた主現像主薬としての前記ハイ
    ドロキノン、 (2)少なくとも5g/lの量での遊離亜硫酸イオンを
    与える無機亜硫酸塩化合物、 (3)下記一般式(Z) 【化2】 (式中X2 はアルキル基、アリール基、置換アルキル
    基、置換アリール基、アミノ基又は置換アミノ基を表わ
    す)に相当する有機かぶり防止剤、 (4)複数のアルキレンオキサイド単位を含有し、少な
    くとも1500の分子量を有する重合体;そして、前記
    成分(1)、(2)、(3)及び(4)は前記水性媒体
    中に現像中存在し、それらの量は、前記写真材料を連続
    色調楔を介して像に従って露光し、かく構成した水性現
    像媒体中で45秒間30℃で試験現像し、定着したとき
    、最高階調度(γ)が少なくとも5であり、前記最高階
    調度(γ)と濃度測定曲線のトウ(γv)における階調
    度の積が少なくとも20であるようなlog露光対濃度
    測定曲線に相当する銀楔像を生ぜしめる量とし;最高階
    調度は前記曲線のかぶりの上濃度0.3及び3.0に相
    当するlog露光値間で測定し、トウでの階調度は前記
    曲線のかぶりの上濃度0.1と0.6に相当するlog
    露光値間で測定する。
  13. 【請求項13】  補助現像主薬が、現像前既に写真材
    料中に存在し、かつ製造段階で既にその中に混入されて
    おり、方法が現像主薬を含有しないが前記成分(2)を
    含有し、かつ所望によって他の成分(3)及び(4)を
    含有するアルカリ性水性液と前記写真材料を接触させる
    ことを含むことを特徴とする請求項12の方法。
  14. 【請求項14】  前記写真材料中の現像主薬の被覆率
    が0.1〜5g/m2 の範囲であることを特徴とする
    請求項12又は13の方法。
  15. 【請求項15】  前記一般式(Z)による前記かぶり
    防止剤の少なくとも1種を感光性材料の製造段階でそれ
    に加えることを特徴とする請求項12〜14の何れか1
    項の方法。
  16. 【請求項16】  前記かぶり防止剤の少なくとも1種
    を100mg/m2 以下の被覆率で写真材料に加える
    ことを特徴とする請求項15の方法。
  17. 【請求項17】  補助現像主薬が、p−アミノフエノ
    ール、p−メチルアミノフエノール、p−フエニレンジ
    アミン硫酸塩、N,N−ジエチル−p−フエニレンジア
    ミン塩酸塩、又は1−フエニル−3−ピラゾリジノン系
    現像主薬であり、又はそれらの少なくとも2種の混合物
    を使用することを特徴とする請求項12〜16の何れか
    1項の方法。
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