JP2694364B2 - ハロゲン化銀写真感光材料を用いた画像形成方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料を用いた画像形成方法Info
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およびそれを用いた画像形成方法に関するものであり、
更に詳しくは、写真製版の分野で用いられる超硬調で高
い解像力のハロゲン化銀写真感光材料およびそれを用い
た画像形成方法に関するものである。
像の粒状性、階調など)の改良は重要な課題の一つとな
っている。
に対処するために、オリジナル再現性の良好な写真感光
材料、安定な処理液あるいは、補充の簡易化などの要望
がある。
の文字、イラスト、網点化された写真などが貼り込まれ
て作られる。したがって原稿には、濃度や、線巾の異な
る画像が混在し、これらの原稿を再現よく仕上げる製版
カメラ、写真感光材料あるいは、画像形成方法が強く望
まれている。一方、カタログや、大型ポスターの製版に
は、網写真の拡大(目伸し)あるいは縮小(目縮め)が
広く行なわれ、網点を拡大して用いる製版では、線数が
粗くなりボケた点の撮影となる。縮小では原稿よりさら
に線数/インチが大きく細い点の撮影になる。従って網
階調の再現性を維持するためより一層広いラチチュード
を有する画像形成方法が要求されている。
は、キセノンランプが用いられている。これらの光源に
対して撮影感度を得るために、写真感光材料は通常オル
ソ増感が施される。ところがオルソ増感した写真感光材
料はレンズの色収差の影響をより強く受け、そのために
画質が劣化しやすいことが判明した。またこの劣化はキ
セノンランプ光源に対してより顕著となる。
化銀(すくなくとも塩化銀含有率が50%以上)から成る
リス型ハロゲン化銀感光材料を、亜硫酸イオンの有効濃
度をきわめて低くした(通常0.1モル/以下)ハイド
ロキノン現像液で処理することにより、画像部と非画像
部が明瞭に区別された、高いコントラストと高い黒化濃
度をもつ線画あるいは網点画像を得る方法が知られてい
る。しかしこの方法では現像液中の亜硫酸濃度が低いた
め、現像は空気酸化に対して極めて不安定であり、液活
性を安定に保つためにさまざまな努力と工夫がなされて
使用されていたり、処理スピードが著しく遅く、作業効
率を低下させているのが現状であった。
ム)による画像形成の不安定さを解消し、良好な保存安
定性を有する処理液で現像し、超硬調な写真特性が得ら
れる画像形成システムが要望され、その1つとして米国
特許4,166,742号、同4,168,977号、同4,221,857号、同
4,224,401号、同4,243,739号、同4,272,606号、同4,31
1,781号に見られるように、特定のアシルヒドラジン化
合物を添加した表面潜像型ハロゲン化銀写真感光材料
を、pH11.0〜12.3で亜硫酸保恒剤を0.15モル/以上含
み、良好な保存安定性を有する現像液で処理して、γが
10を越える超硬調のネガ画像を形成するシステムが提案
された。この新しい画像形成システムには、従来の超硬
調画像形成では塩化銀含有率の高い塩臭化銀しか使用で
きなかったのに対して、沃臭化銀や塩沃臭化銀でも使用
できるという特徴がある。
性、迅速性およびオリジナルの再現性という点ですぐれ
た性能を示すが近年の印刷物の多様性に対処するために
さらにオリジナル再現性の改良されたシステムが望まれ
ている。
環境下で作業を行なうことで作業能率の向上がはかられ
てきており、このために実質的に明室と呼びうる環境下
で取りあつかうことのできる製版用感光材料の開発およ
び露光プリンターの開発がすすめられてきた。
まない実質的に400nm以上の波長をもつ光をセーフライ
ト光として長時間安全を用いることのできる感光材料の
ことである。
字あるいは網点画像の形成された現像処理ずみフィルム
を原稿として、これらの原稿とかえし用感光材料とを密
着露光して、ネガ像/ポジ像変換あるいはポジ像/ポジ
像変換を行なうのに利用される感光材料であるが、 網点画像および線画、文字画像が、おのおのその網
点面積および線巾、文字画像巾に従ってネガ像/ポジ像
変換される性能を有すること 網点画像のトーン調節性、文字線画像の線巾調節性
が可能である性能を有すること が要望され、それに答える明室かえし用感光材料が提供
されてきた。
な画像変換作業においては、明室用感光材料を用いた明
室かえし工程による従来の方法では、従来の明室用かえ
し感光材料を用いた明室かえし工程による方法にくらべ
て、抜文字画像の品質が劣化してしまうという欠点をも
っていた。
すこし詳しく述べるならば、第1図に示すごとく、透明
もしくは半透明の貼りこみベース(イ)および(ハ)
(通常100μm程度の厚みを有するポリエチレンテレフ
タレートフィルムが使用される)のそれぞれに、文字あ
るいは線画像の形成されたフィルム(線画原稿)(ロ)
および網点画像の形成されたフィルム(網点原稿)
(ニ)を貼り込んだものと重ね合せて原稿とし、(ニ)
の網点原稿に返し用感光材料(ホ)の乳剤面を密着させ
て露光を行なう。
ケ部分を形成させる。
は、網点原稿および線画原稿おのおのの網点面積および
画線巾に従ってネガ像/ポジ像変換が行なわれることが
理想である。しかし、第一図にてあきらかなごとく、網
点原稿は返し用感光材料の乳剤面に直接密着させて露光
されるのに対して、線画原稿は貼りこみベース(ハ)お
よび網点原稿(ニ)を中間に介して返し用感光材料に露
光されることになる。
露光量を与えると、線画原稿は貼りこみベース(ハ)お
よび網点原稿(ニ)によるスペーサーを介したピンボケ
露光となるため、線画の白ヌケ部分の画線巾が狭くなっ
てしまう。これが抜文字画像の品質が劣化してしまう原
因である。
テムが特開昭62−80640号、同62−235938号、同62−235
939号、同63−104046号、同63−103235号、同63−29603
1号、同63−314541号、同64−13545号、に開示されてい
るが、充分とはいえずさらに改良が望まれている。
して特開昭61−213847号、特開昭64−72,139号などにカ
ルボニル基を有するレドックス化合物から銀画像様に現
像抑制剤を放出する方法が提案されているが、いずれも
ヒドラジンを用いたシステムの特長であるシャープな網
点品質、処理安定性、(例えば、pH、亜硫酸ソーダなど
の現像液組成の変化に対して画像の変動が少ないこと)
などと両立する目的に対しては不十分であった。
い、シャープな網点品質とすぐれたオリジナル再現性及
び抜文字画像をもつ手段の開発が望まれていた。
ュードが広く超硬調(特にγ値で10以上)で高い解像力
を有した写真感光材料を提供することである。
バックグラウンドの濃度(Dmax)の高い超硬調な写真感
光材料を提供することである。
チュードが広くかつ濃度が高く網点の輪郭が明瞭で形状
のそろった網点品質に優れた超硬調な写真感光材料を提
供することである。
も得られる画像の変動の小さい超硬調な写真感光材料を
提供することである。
抜き文字品質が良く、更にテープ貼り込み跡の出ない写
真感光材料を提供することである。
化銀乳剤層を有し、かつ有機現像抑制剤と金イオン、銀
イオン、銅イオン、ニッケルイオン、パラジウムイオ
ン、白金イオン、コバルトイオン、ロジウムイオン、イ
リジウムイオン、鉄イオン、マンガンイオン、クロムイ
オン、カルシウムイオン、亜鉛イオン、カドミウムイオ
ン、水銀イオン、スズイオンまたは鉛イオンから選ばれ
る金属イオンからなる有機現像抑制剤の金属塩をハロゲ
ン化銀1モル当たり1×10-6モル〜5×10-1モル含有す
るハロゲン化銀写真感光材料を、ヒドラジン化合物の存
在下で現像してが8以上の画像を形成することを特徴
とする画像形成方法によって達成された。
に結合するメルカプト基を有する化合物(−SH基が結合
した炭素原子の隣りが、窒素原子の場合は、これと互変
異性体の関係にある環状チオアミド基と同義である。)
例えば、メルカプトアゾール類(具体的には1−フェニ
ル−5−メルカプトテトラゾール、1−(4−カルボキ
シフェニル)−5−メルカプトテトラゾール、1−(3
−ヒドロキシフェニル)−5−メルカプトテトラゾー
ル、1−(4−スルホフェニル)−5−メルカプトテト
ラゾール、1−(3−スルホフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾール、1−(4−スルフアモイルフェニル)
−5−メルカプトテトラゾール、1−(3−ヘキサノイ
ルアミノフェニル)−5−メルカプトテトラゾール、1
−エチル−5−メルカプトテトラゾール、1−(2−カ
ルボキシエチル)−5−メルカプトテトラゾール、2−
メチルチオ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾー
ル、2−(2−カルボキシエチルチオ)−5−メルカプ
ト−1,3,4−チアジアゾール、3−メチル−4−フェニ
ル−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、2−(2
−ジメチルアミノエチルチオ)−5−メルカプト−1,3,
4−チアジアゾール、1−(4−n−ヘキシルカルバモ
イルフェニル)−2−メルカプトイミダゾール、3−ア
セチルアミノ−4−メチル−5−メルカプト−1,2,4−
トリアゾール、2−メルカプトベンツオキサゾール、2
−メルカプトベンツイミダゾール、2−メルカプトベン
ゾチアゾール、2−メルカプト−6−ニトロ−1,3−ベ
ンツオキサゾール、1−(1−ナフチル)−5−メルカ
プトテトラゾール、2−フェニル−5−メルカプト−1,
3,4−オキサジアゾール、1−{3−(3−メチルウレ
イド)フェニル}−5−メルカプトテトラゾール、1−
(4−ニトロフェニル)−5−メルカプトテトラゾー
ル、5−(2−エチルヘキサノイルアミノ)−2−メル
カプトベンツイミダゾールなど)、メルカプトアザイン
デン類(具体的には、6−メチル−4−メルカプト−1,
3,3a,7−テトラザインデン、6−メチル−2−ベンジル
−4−メルカプト−1,3,3a−7−テトラザインデン、6
−フェニル、−4−メルカプトテトラザインデン、4,6
−ジメチル−2−メルカプト−1,3,3a,7−テトラザイン
デンなど)、メルカプトピリミジン類(具体的には2−
メルカプトピリミジン、2−メルカプト−4−メチル−
6−ヒドロキシピリミジン、2−メルカプト−4−プロ
ピルピリミジンなど)などがある。また、イミノ金属塩
生成可能なヘテロ環化合物、例えばベンゾトリアゾール
類(具体的にはベンゾトリアゾール、5−ニトロベンゾ
トリアゾール、5−メチルベンゾトリアゾール、5,6−
ジクロルベンゾトリアゾール、5−ブロモベンゾトリア
ゾール、5−メトキシベンゾトリアゾール、5−アセチ
ルアミノベンゾトリアゾール、5−n−ブチルベンゾト
リアゾール、5−ニトロ−6−クロルベンゾトリアゾー
ル、6−クロロ−4−ニトロベンゾトリアゾール、5,6
−ジメチルベンゾトリアゾール、4,5,6,7−テトラクロ
ルベンゾトリアゾールなど)、インダゾール類(具体的
にはインダゾール、5−ニトロインダゾール、3−ニト
ロインダゾール、3−クロル−5−ニトロインダゾー
ル、3−シアノインダゾール、3−n−ブチルカルバモ
イルインダゾール、5−ニトロ−3−メタンスルホニル
インダゾールなど)、ベンツイミダゾール類(具体的に
は、5−ニトロベンツイミダゾール、4−ニトロベンツ
イミダゾール、2−トリフルオロメチル−5−ニトロベ
ンツイミダゾール、5,6−ジクロルベンツイミダゾー
ル、5−シアノ−6−クロルベンツイミダゾール、5−
トリフルオロメチル−6−クロルベンツイミダゾールな
ど)、アザインデン類(具体的には4−ヒドロキシ−6
−メチル−5−ニトロ−1,3,3a,7−テトラザインデンナ
ド);テトラゾール類(具体的には、5−(4−ニトロ
フェニル)テトラゾールなど)などがあげられる。
1号公報第8欄〜第10欄、特開昭62−19,840号、特開昭6
2−21142号等の記載を参考にできる。
ン、銅イオン、ニッケルイオン、パラジウムイオン、白
金イオン、コバルトイオン、ロジウムイオン、イリジウ
ムイオン、鉄イオン、マンガンイオン、クロムイオン、
カルシウムイオン、亜鉛イオン、カドミウムイオン、水
銀イオン、スズイオン、鉛イオンを挙げることができ、
好ましくは銀イオン、銅イオン、ニッケルイオン、コバ
ルトイオン、亜鉛イオン、鉛イオンであり、特に銀イオ
ンが好ましい。
(25℃)が11.5〜17であるものが好ましい。
発明はこれに限定されるものではない。
アゾール・銀 6. 3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール・銀 7. 2−メルカプトイミダゾール・銀 8. 3−メルカプト−4−フェニル−1,2,4−トリアゾ
ール・銀 9. インダゾール・銀 10. 3−ニトロインダゾール・銀 11. 5−ニトロインダゾール・銀 12. 5−クロロ−6−ニトロインダゾール・銀 13. 3−クロロ−5−ニトロインダゾール・銀 14. 3,5−ジニトロインダゾール・銀 15. 5−ニトロベンズイミダゾール・銀 16. 6−ニトロベンズイミダゾール・銀 17. 2−トリフルオロメチル−5−ニトロベンズイミ
ダゾール・銀 18. 6−クロロ−4−ニトロベンズトリアゾール・銀 19. 4−ヒドロキシ−6−メチル−5−ニトロ−1,3,3
a,7−テトラザインデン・銀 20. 5−(4−ニトロフェニル)テトラゾール・銀 21. 5−メルカプト−1−(4−ニトロフェニル)テ
トラゾール・銀 22. 4−エチル−3−メルカプト−5−(4−ニトロ
フェニル)−1,2,4−トリアゾール・銀 23. 3−メルカプト−5−(3−ニトロフェニル)−
4−フェニル−1,2,4−トリアゾール・銀 24. 2−メルカプト−6−ニトロベンズチアゾール・
銀 25. 2−メルカプト−5−ニトロベンズチアゾール・
銀 26. 2−メルカプト−5−ニトロベンズイミダゾール
・銀 27. 7−ニトロインダゾール・銀 28. 5−ニトロベンズトリアゾール・銀 29. 2−メルカプト−5−スルホベンズチアゾール・
銀 30. 5−(3−カルボキシフェニル)−1−メルカプ
トテトラゾール・銀 31. 3−(4−カルボキシフェニル)−2−メルカプ
トチアゾリン・銀 本発明における有機金属塩の使用量は、ハロゲン化銀
乳剤の粒子径、ハロゲン組成、化学増感の方法と程度該
化合物を含有させる層とハロゲン化銀乳剤層との関係、
カブリ防止化合物の種類などに応じて最適の量を選択す
ることが望ましく、その選択のための試験の方法は当業
者のよく知るところである。通常、ハロゲン化銀1モル
当り1×10-6〜5×10-1モル、好ましくは1×10-5〜1
×10-1モルの範囲で用いられる。
57−18181号公報等に記載されており、例えば4%ゼラ
チン水溶液50ccと有機化合物5mg及び当量の硝酸金属塩
を混合し、攪拌することにより得られる。
臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀
のいずれのハロゲン化銀を用いてもよい。
ては、P.Glafkides著「Chimie et Physique Photograph
ique」(Paul Montel社刊1967年)、G.F.Duffin著「Pho
tographic Emulsion Chemistry」(The Focal Press
刊、1966)、V.L.Zelikman et al著「Making and Coati
ng Photographic Emulsion」(The Focal Press刊1964
年)などに記載されている方法、米国特許第2,592,250
号、同第4,075,020号明細書などに記載されているコン
バージョン法、英国特許第1,027,146号などに記載され
ているコア/シェル乳剤調製方法を用いて調製すること
ができる。
応させる形式としては、片側混合法、同時混合法、それ
らの組合せのいずれを用いてもよい。同時混合法の一つ
の形式としてハロゲン化銀の生成される液相中のpAgを
一定に保つ方法、すなわちコントロールダブルジェット
法を用いることもできる。
のいわゆるハロゲン化銀溶剤を使用して粒子形成させる
こともできる。
溶剤を使用した粒子形成方法では、結晶形が規則的で粒
子サイズ分布の狭いハロゲン化銀乳剤を作ることが容易
である。
は、比較的広い粒子サイズ分布を持つこともできるが、
狭い粒子サイズ分布を持つことが好ましく、特にハロゲ
ン化銀粒子の重量または数に関して全体の90%を占める
粒子のサイズが平均粒子サイズの±40%以内にあること
が好ましい(一般にこのような乳剤は単分散乳剤と呼ば
れる)。
ば0.7μ以下)の方が好ましく、特に0.4μ以下が好まし
い。
うな規則的な(reguler)な結晶体を有するものでもよ
く、また、球状、板状などのような変則的(irregula
r)な結晶を持つもの、あるいはこれらの結晶形の複合
形をもつものであってもよい。
いても、異なる相からなっていてもよい。
て使用してもよい。
子の形成または物理熟成の過程においてカドミウム塩、
亜硫酸塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩もしくはそ
の錯塩、ロジウム塩もしくはその錯塩などを共存させて
もよい。
ていてもいなくてもよい。化学増感の方法としては金増
感などがあり、金増感にさらに硫黄増感、環元増感、貴
金属増感法などを組み合わせて用いることができる。
化合物、主として金錯塩を用いる。金以外の貴金属、た
とえば白金、パラジウム、イリジウム等の錯塩を含有し
ても差支えない。その具体例は米国特許2,448,060号、
英国特許618,061号などに記載されている。
物のほか、種々の硫黄化合物、たとえばチオ硫酸塩、チ
オ尿素類、チアゾール類、ローダニン類等を用いること
ができる。具体例は米国特許1,574,944号、同2,278,947
号、同2,410,689号、同2,728,668号、同3,501,313号、
同3,656,955号に記載されたものである。
ミジンスルフィン酸、シラン化合物などを用いることが
でき、それらの具体例は米国特許2,487,850号、2,518,6
98号、2,983,609号、2,983,610号、2,694,637号に記載
されている。
波長域に感光性をもたせる目的で光学増感することがで
きる。光学増感の方法としてはシアニン色素、メロシア
ニン色素等の増感色素が単独もしくは併用して使用さ
れ、分光増感、強色増感がほどこされる。
同第2,912,329号、同第3,397,060号、同第3,615,635
号、同第3,628,964号、特公昭43−4936号、同44−14030
号、特開昭55−52050号などに記載されている。
程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、ある
いは写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含
有させることができる。すなわちアゾール類、例えばベ
ンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベ
ンズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、ブ
ロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾール類、
メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズイミ
ダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、アミノトリ
アゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベンゾトリ
アゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に1−フェ
ニル−5−メルカプトテトラゾール)など;メルカプト
ピリミジン類;メルカプトトリアジン類;たとえばオキ
サドリンチオンのようなチオケト化合物;アザインデン
類、たとえばトリアザインデン類、テトラアザインデン
類(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a,7)テトラアザイ
ンデン類)、ペンタアザインデン類など;ベンゼンチオ
スルフォン酸、ベンゼンスルフィン酸、ベンゼンスルフ
ォン酸アミド等のようなカブリ防止剤または安定剤とし
て知られた、多くの化合物を加えることができる。
類(例えば5−メチルベンゾトリアゾール)及びニトロ
インダゾール類(例えば5−ニトロインダゾール)であ
る。また、これらの化合物を処理液に含有させてもよ
い。
性コロイド層に無機または有機の硬膜剤を含有してよ
い。例えばクロム塩(クロムミョウバン、酢酸クロムな
ど)、アルデヒド類、(ホルムアルデヒド、グリオキサ
ール、グルタールアルデヒドなど)、N−メチロール化
合物(ジメチロール尿素、メチロールジメチルヒダント
インなど)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシジ
オキサンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−トリアク
リロイル−ヘキサヒドロ−s−トリアジン、1,3−ビニ
ルスルホニル−2−プロパノールなど)、活性ハロゲン
化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−s−トリア
ジンなど)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル酸、ムコフ
ェノキシクロル酸など)、などを単独または組み合わせ
て用いることができる。
他の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ
性改良、乳化分散、接着防止及び写真特性改良(例え
ば、現像促進、硬調化、増感)等種々の目的で、種々の
界面活性剤を含んでもよい。
イド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポ
リエチレングリコールアルキルエーテル類又はポリエチ
レングリコールアルキルアリールエーテル類、ポリエチ
レングリコールエステル類、ポリエチレングリコールソ
ルビタンエステル類、ポリアルキレングリコールアルキ
ルアミン又はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキ
サイド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばアルケ
ニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポリ
グリセリド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、糖
のアルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤;ア
ルキルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキ
ルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフ
ォン酸塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸エ
ステル類、N−アシル−N−アルキルタウリン類、スル
ホコハク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレン
アルキルリン酸エステル類などのような、カルボキシ
基、スルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、リン酸エス
テル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸
類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸
又はリン酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオ
キシド類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、
脂肪族あるいは芳香族第4級アンモニウム塩類、ピリジ
ニウム、イミダゾリウムなどの複素環第4級アンモニウ
ム塩類、及び脂肪族又は複素環を含むホスホニウム又は
スルホニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用いるこ
とができる。
特公昭58−9412号公報に記載された分子量600以上のポ
リアルキレンオキサイド類である。
の親水性コロイド層に寸度安定性の改良などの目的で、
水不溶又は難溶性合成ポリマーの分散物を含むことがで
きる。例えばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキ
シアルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)
アクリレート、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステ
ル(例えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフィ
ン、スチレンなどの単独もしくは組合せ、又はこれらと
アルリル酸、メタクリル酸、α、β−不飽和ジカルボン
酸、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、スルホ
アルキル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸等
の組合せを単量体成分とするポリマーを用いることがで
きる。
性能を得やすい点で、ジヒドロキシベンゼン類単独また
はこれと1−フェニル−3−ピラゾリドン類またはアミ
ノフェノール系現像主薬の組合せが最も好ましい。
はハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイ
ドロキノン、2,3−ジブロムハイドロキノン、イソプロ
ピルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、2,3−ジ
クロロハイドロキノン、2,5−ジクロロハイドロキノ
ン、2,3−ジブロムハイドロキノン、2,5−ジメチルハイ
ドロキノンなどがあるが、特にハイドロキノンが好まし
い。
ン又はその誘導体の例としては1−フェニル−3−ピラ
ゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジヒド
ロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−5−
メチル−3−ピラゾリドン、1−p−アミノフェニル−
4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル−
4,4−ジメチル−3−ピラゾリドンなどがある。
チル−p−アミノフェノール、p−アミノフェノール、
N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフェノー
ル、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリシン、2−メ
チル−p−アミノフェノール、p−ベンジルアミノフェ
ノール等があるが、なかでもN−メチル−p−アミノフ
ェノールが好ましい。
〜0.8モル/の量で用いられるのが好ましい。またジ
ヒドロキシベンゼン類と1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類又はp−アミノ−フェノール類との組合せを用いる
場合には前者を0.05モル/〜0.5モル/、後者を0.0
6モル/以下の量で用いるのが好ましい。
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、重亜硫酸ナト
リウム、メタ重亜硫酸カリウム、ホルムアルデヒド重亜
硫酸ナトリウム等がある。亜硫酸塩は0.3モル/以上
用いられるが、余りに多量添加すると現像液中で沈殿し
て液汚染を引き起こすので、上限は1.2モル/とする
のが好ましい。
に米国特許第4,269,929号に記載の化合物を含有するこ
とができる。
ン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きpH緩衝剤そ
れ以外に特開昭60−93433に記載のpH緩衝剤を用いるこ
とができる。
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソル
ブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノールの
如き有機溶剤;5−ニトロインダゾール等のインダゾール
系化合物、2−メルカプトベンツイミダゾール−5−ス
ルホン酸ナトリウム、5−メチルベンツトリアゾールな
どのベンツトリアゾール系化合物等のカブリ防止剤ない
しは黒ポツ(black pepper)防止剤;を含んでもよく、
特に5−ニトロインダゾール等の化合物を用いるときは
ジヒドロキシベンゼン系現像主薬や亜硫酸塩保恒剤を含
む部分とは別の部分にあらかじめ溶解しておき使用時に
両部分を混合して水を加えること等が一般的である。さ
らに5−ニトロインダゾールが溶解されている部分をア
ルカリ性にしておくと黄色く着色し取扱い等に便利であ
る。
硬膜剤などを含んでもよい。現像液のpHとしては、好ま
しくはpH9以上の高pHのもの、より好ましくは9.5〜12.3
である。
いることができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシ
アン酸塩のほか、定着剤としての効果が知られている有
機硫黄化合物を用いることができる。定着液には硬膜剤
として水溶性アルミニウム塩、例えば硫酸アルミニウ
ム、明バンなどを含んでもよい。ここで水溶性アルミニ
ウム塩の量としては通常0〜3.0gAl/である。また酸
化剤としてエチレンジアミン四酢酸Fe(III)錯塩を用
いてもよい。
より低い温度または50℃をこえる温度としてもよい。
その場合、現像、定着、水洗、乾燥の工程をとおって、
感光材料を入れてから出てくるまでのトータルの時間が
90秒〜120秒という短い時間でも充分に超硬調のネガ階
調写真特性が得られる。
性を示すものである。
1と3.0の点を結んだ線の傾きを意味する。
ドラジン化合物の存在下でハロゲン化銀写真感光材料を
現像処理する方法を採用する。
(I)によって表わされる化合物が好ましい。
素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アミノ基、ヒドラジノ基、カルバモイル
基又はオキシカルボニル基を表わし、G1はカルボニル
基、スルホニル基、スルホキシ基、 チオカルボニル基、又はイミノメチレン基を表わし、
A1、A2はともに水素原子あるいは一方が水素原子で他方
が置換もしくは無置換のアルキルスルホニル基、又は置
換もしくは無置換のアリールスルホニル基、又は置換も
しくは無置換のアシル基を表わす。
しくは炭素数1〜30のものであって、特に炭素数1〜20
の直鎖、分岐または環状のアルキル基である。ここで分
岐アルキル基はその中に1つまたはそれ以上のヘテロ原
子を含んだ飽和のヘテロ環を形成するように環化されて
いてもよい。またこのアルキル基は、アリール基、アル
コキシ基、スルホキシ基、スルホンアミド基、カルボン
アミド基等の置換基を有していてもよい。
たは2環のアリール基または不飽和ヘテロ環基である。
ここで不飽和ヘテロ環基は単環または2環のアリール基
と縮合してヘテロアリール基を形成してもよい。
ミジン環、イミダゾール環、ピラゾール環、キノリン
環、イソキノリン環、ベンズイミダゾール環、チアゾー
ル環、ベンゾチアゾール環等があるがなかでもベンゼン
環を含むものが好ましい。
いてもよく、代表的な置換基としては例えばアルキル
基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アル
コキシ基、アリール基、置換アミノ基、アシルアミノ
基、スルホニルアミノ基、ウレイド基、ウレタン基、ア
リールオキシ基、スルファモイル基、カルバモイル基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、スルホニル基、スル
フィニル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、
スルホ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、
アシルオキシ基、カルボンアミド基、スルホンアミド基
やカルボキシル基、リン酸アミド基、ジアシルアミノ
基、イミド基、 などが挙げられ、好ましい置換基としては直鎖、分岐ま
たは環状のアルキル基(好ましくは炭素数1〜20のも
の)、アラルキル基(好ましくはアルキル部分の炭素数
が1〜3の単環または2環のもの)、アルコキシ基(好
ましくは炭素数1〜20のもの)、置換アミノ基(好まし
くは炭素数1〜20のアルキル基で置換されたアミン
基)、アシルアミノ基(好ましくは炭素数2〜30を持つ
もの)、スルホンアミド基(好ましくは炭素数1〜30を
持つもの)、ウレイド基(好ましくは炭素数1〜30を持
つもの)、リン酸アミド基(好ましくは炭素数1〜30の
もの)などである。
ては、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であって、
例えばハロゲン原子、シアノ基、カルボキシ基、スルホ
基、アルコキシ基、フェニル基、アシル基、アルコシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイ
ル基、アルキスルホ基、アリールスルホ基、スルファモ
イル基、ニトロ基、複素芳香環基、 などの置換基を有していてもよく、さらにこれらの基が
置換されていてもよい。
ましく、例えばベンゼン環を含むものである。このアリ
ール基は、置換されていてもよく、置換基の例としては
アルキル基の場合と同様である。
ものが好ましく、ハロゲン原子、アリール基などで置換
されていてもよい。
た置換基としてはハロゲン原子などがある。
のアルキルアミノ基、アリールアミノ基が好ましく、ア
ルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボ
キシ基などで置換されていてもよい。
炭素数1〜10のアルキルカルバモイル基、アリールカル
バモイル基が好ましく、アルキル基、ハロゲン原子、シ
アノ基、カルボキシ基などで置換されていてもよい。
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基が好ま
しく、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基
などで置換されていてもよい。
ニル基の場合には、水素原子、アルキル基(例えば、メ
チル基、トリフルオロメチル基、3−ヒドロキシプロピ
ル基、3−メタンスルホンアミドプロピル基、フェニル
スルホニルメチル基など)、アラルキル基(例えば、o
−ヒドロキシベンジル基など)、アリール基(例えば、
フェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、o−メタンス
ルホンアミドフェニル基、4−メタンスルホニルフェニ
ル基など)などであり、特に水素原子が好ましい。
(例えば、メチル基など)、アラルキル基(例えば、o
−ヒドロキシフェニルメチル基など)、アリール基(例
えば、フェニル基など)または置換アミノ基(例えば、
ジメチルアミノ基など)などが好ましい。
ル基、メチルチオベンジル基などがあり、G1が の場合には、R2としてはメトキシ基、エトキシ基、ブト
キシ基、フェノキシ基、フェニル基が好ましく、特にフ
ェノキシ基が好適である。
好ましいR2はメチル基、エチル基、置換または無置換の
フェニル基である。
用できる。
い。
−R2部分の原子を含む環式構造を生成させる環化反応を
生起するようなものであってもよく、具体的には一般式
(a)で表わすことができるようなものである。
を残余分子から分裂させ得る基であり、R3はR2から水素
原子1個除いたもので、Z1がG1に対し求核攻撃し、G1、
R3、Z1で環式構造が生成可能なものである。
が酸化等により次の反応中間体を生成したときに容易に
G1と求核反応し R1−N=N−G1−R3−Z1 R1−N=N基をG1から分裂させうる基であり、具体的
にはOH、SHまたはNHR4(R4は水素原子、アルキル基、ア
リール基、−COR5、または−SO2R5であり、R5は水素原
子、アルキル基、アリール基、ヘテロ環基などを表
す)、COOHなどのようにG1と直接反応する官能基であっ
てもよく(ここで、OH、SH、NHR4、−COOHはアルカリ等
の加水分解によりこれらの基を生成するように一時的に
保護されていてもよい)、あるいは、 (R6、R7は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリ
ール基またはヘテロ環基を表す)のように水酸イオンや
亜硫酸イオン等のような求核剤を反応することでG1と反
応することが可能になる官能基であってもよい。
6員のものが好ましい。
しては一般式(b)及び(c)で表されるものを挙げる
ことができる。
素数1〜12のもの)、アルケニル基(好ましくは炭素数
2〜12のもの)、アリール基(好ましくは炭素数6〜12
のもの)なとを表し、同じでも異なってもよい。Bは置
換基を有してもよい5員環または6員環を感性するのに
必要な原子であり、m、nは0または1であり、(n+
m)は1または2である。
シクロヘキセン環、シクロヘプテン環、ベンゼン環、ナ
フタレン環、ピリジン環、キノリン環などである。
基、アリール基またはハロゲン原子などを表し、同じで
も異なってもよい。
アリール基を表す。
構造の限りにおいて互いに結合して環を形成してもよ
い。
はアルキル基であり、Rc 3は好ましくはアルキル基また
はアリール基である。
たは1を、qが2のときpは0または1を、qが3のと
きpは0または1を表し、qが2または3のときRc 1、R
c 2は同一でも異なってもよい。Z1は一般式(a)と同義
である。
ル基およびアリールスルホニル基(好ましくはフェニル
スルホニル基又はハメットの置換基定数の和が−0.5以
上となるように置換されたフェニルスルホニル基)、炭
素数20以下のアシル基(好ましくはベンゾイル基、又は
ハメットの置換基定数の和が−0.5以上となるように置
換されたベンゾイル基、あるいは直鎖又は分岐状又は環
状の無置換及び置換脂肪族アシル基(置換基としては例
えばハロゲン原子、エーテル基、スルホンアミド基、カ
ルボンアミド基、水酸基、カルボキシ基、スルホン酸基
が挙げられる。)) A1、A2としては水素原子が最も好ましい。
動性写真用添加剤において常用されているバラスト基ま
たはポリマーが組み込まれているものでもよい。バラス
ト基は8以上の炭素数を有する写真性に対して比較的不
活性な基であり、例えばアルキル基、アルコキシ基、フ
ェニル基、アルキルフェニル基、フェノキシ基、アルキ
ルフェノキシ基などの中から選ぶことができる。またポ
リマーとしては例えば特開平1−100530号に記載のもの
が挙げられる。
子表面に対する吸着を強める基が組み込まれているもの
でもよい。かかる吸着基としては、チオ尿素基、複素環
チオアミド基、メルカプト複素環基、トリアゾール基な
どの米国特許第4,385,108号、同4,459,347号、特開昭59
−195,233号、同59−200,231号、同59−201,045号、同5
9−201,046号、同59−201,047号、同59−201,048号、同
59−201,049号、特開昭61−170,733号、同61−270,744
号、同62−948号、特願昭62−67,508号、同62−67,501
号、同62−67,510号に記載された基があげられる。
す。但し本発明は以下の化合物に限定されるものではな
い。
のものの他に、RESEARCH DISCLOSURE I tem23516(1983
年11月号、P.346)およびそこに引用された文献の他、
米国特許4,080,207号、同4,269,929号、同4,276,364
号、同4,278,748号、同4,385,108号、同4,459,347号、
同4,560,638号、同4,478,928号、英国特許2,011,391B、
特開昭60−179734号、同62−270,948号、同63−29,751
号、特開昭61−170,733号、同61−270,744号、同62−94
8号、EP217,310号、特願昭61−175,234号、〃61−251,4
82号、〃61−268,249号、〃61−276,283号、〃62−6752
8号、〃62−67,509号、〃62−67,510号、〃62−58,513
号、〃62−130,819号、〃62−143,467号、〃62−166,11
7号、またはUS4,686,167号、特開昭62−178,246、特開
昭63−234,244号、同63−234,245号、同63−234,246
号、同63−294,552号、同63−306,438号、同64−86,134
号、同64−90,439号、特開平1−100,530号、同1−10
5,235号、同1−105,941号、同1−105,942号、同1−1
05,943号、EP301,799A、米国特許4,816,373号、特願昭6
2−166,117号、同62−247,478号、同63−105,682号、同
63−114,118号、同63−110,051号、同63−114,119号、
同63−116,239号、同63−147,339号、同63−179,760
号、同63−229,163号、特願平1−18,377号、同1−18,
378号、同1−18,379号、同1−15,755号、同1−16,81
4号、同1−40,792号、同1−42,615号、同1−42,616
号、同1−123,693号、同1−126284号に記載されたも
のを用いることができる。
性コロイド層中に含有せしめるにあたっては、ヒドラジ
ン化合物を水又は水混和性の有機溶剤に溶解した後(必
要に応じて水酸化アルカリや三級アミンを添加して造塩
して溶解してもよい)、親水性コロイド溶液(例えばハ
ロゲン化銀乳剤、ゼラチン水溶液など)に添加すればよ
い(この時必要に応じて酸、アルカリの添加によりpHを
調節してもよい)。
てもよい。ヒドラジン化合物の添加量は好ましくはハロ
ゲン化銀1モルあたり1×10-5〜5×10-2モル、より好
ましくは2×10-5モル〜1×10-2モルであり、組合せる
ハロゲン化銀乳剤の性質に合せて適当な値を選ぶことが
できる。
で行なった。
(株)製)を用いて線巾100μの白線と黒線の入った原
稿を作成した。白線とは、周囲が黒ベタで、黒地の中に
線の部分が白くなっているものであり、また黒線とは周
囲が白地で中に黒線が入っているものである。これらの
黒線および白線の線巾は原稿を反射型ミクロデンシトメ
ーターで線巾方向にスキャンすることにより光学濃度=
0.6のところの線巾がそれぞれ100μであることで確認し
た。このようにして得られた白線および黒線の入った手
動写植ペーパーの原稿を反射型製版カメラDSC−351(大
日本スクリーン(株)製)を用いて、実施例記載の試料
に撮影したのち現像処理を行なった。製版カメラの露光
秒数を変えて露光し白線再現の限界露光量および黒線再
現の限界露光量をそれぞれ求めこの2者の差を露光ラチ
チュードとした。つまり露光量を下げていくと原稿の黒
線(ネガフィルム上では白線となる)は再現するが、原
稿の白線(ネガフィルム上では黒線となる)は線巾が細
くかつ濃度が低くなってしまい、これ以下の露光量では
白線が再現しなくなるような下限の露光量が見つかる。
また同様に露光量を上げていくと原稿の白線は良好であ
るが黒線がつぶれてしまうような上限の露光量がみつか
る。このようにして求められた上限と下限の露光量差
(△logE)を線画露光ラチチュードとした。この露光量
差は値の大きい方がラチチュードが広く好ましい。白線
および黒線の限界点は、現像処理後のネガフィルムを透
過型ミクロデンシトメーターで線巾方向にスキャンし光
学濃度=1.5のところで求めた線巾が10μ以下(次工程
に使用できないような線巾)となるところとした。
画露光ラチチュードの値は0.8以上であることが好まし
い。
高い方が好ましい。この黒ベタ部分の濃度が問題となる
のは低露光量側であり、原稿の白線の再現する限界露光
量(下限の露光量)における黒ベタ部の透過濃度をマク
ベス濃度計TD−504で測定し、この値を実技Dmaxとし
た。
ART30及び専用ペーパーSP−100wpを使って網パーセント
を段階的に変えたステップウェッジを作成した。露光時
のスクリーン線数は150線/インチで行なった。
(オートコンパニカ・キセノン光源)に上記原稿及び試
料を所定の位置にセットしXeランプを反射原稿に照射し
撮影した。この時露光時間は、原稿上でステップウェッ
ジの80%の部分がサンプル上で10%となる様に調整し
た。
ドー部の階調再現性(網点のつぶれにくさ)の良いもの
を「5」悪いものを「1」として5段階の相対評価を行
なった。「4」と「3」の中間のものは「3.5」とし
た。
「5」が最も良く「1」が最も悪い品質を示す。製版用
網点原版としては「5」「4」が実用可能で、「3」が
実用可能の限界レベルであり、「2」「1」は実用不可
能の品質である。「4」と「3」の中間のものは「3.
5」とした。
モルの6塩化イリジウム(III)カリおよびアンモニア
の存在下で、硝酸銀水溶液と沃化カリウム、臭化カリウ
ムの水溶液を同時に60分間で加えその間のpAgを7.8に保
つことにより、平均粒子サイズ0.28μで、平均ヨウ化銀
含有量0.3モル%の立方体単分散乳剤を調製した。この
乳剤をフロキュレーション法により、脱塩を行いその後
に、銀1モル当り40gの不活性ゼラチンを加えた後50℃
に保ち増感色素として5,5′−ジクロロ−9−エチル−
3,3′−ビス(3−スルフォプロピル)オキサカルボシ
アニンと、銀1モル当り10-3モルのKI溶液に加え、15分
間経時させた後降温した。
体を添加し、メチルハイドロキノン0.02モル/Agモル、 更に5−メチルベンズトリアゾール、4−ヒドロキシ−
1,3,3a,7−テトラザインデン、下記化合物(イ)、
(ロ)及びゼラチンに対して30wt%のポリエチルアクリ
レート及びゼラチン硬化剤として下記化合物(ハ)を添
加し、塩化ビニリデン共重合体からなる下塗層(0.5
μ)を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(15
0μ)上に銀量3.4g/m2となるように塗布した。
ルメタクリレート粒子(平均粒径2.5μ)0.3g/m2、下記
の方法で作成したAgCl微粒子(0.08μ)をAg量で0.3g/m
2になるように、次に界面活性剤を用いて塗布した。
17、19、28をそれぞれハロゲン化銀1モル当り2.0×10
-2モル添加し、その他は比較例1と同様であった。
現像液で34℃30秒間現像し定着、水洗、乾燥した。
良好な網点品質をもち、かつ線画及び網点露光ラチチュ
ードの広い画像を与える。
それぞれゼラチン1.5g/m2と本発明の有機金属塩1、1
0、17、19、28を含むゼラチンO層又はU層を設け、そ
の他は実施例1と同様に行なった。結果を表2に示し
た。
かつ、線画及び網点露光ラチチュードのさらに広い画像
を与える。
は1.0モル%に調製し、その他は比較例1と同様に行な
った。
に行なった。
な網点品質をもち、かつ、線画露光及び網点露光ラチチ
ュードの広い画像を与える。
中の付号は各々下記の意味を表わす。 (イ)透明もしくは半透明の貼りこみベース (ロ)線画原稿(なお黒色部分は線画を示す) (ハ)透明もしくは半透明の貼りこみベース (ニ)網点原稿(なお黒色部分は網点を示す) (ホ)返し用感光材料 (なお、斜線部は感光層を示す)
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤
層を有し、かつ有機現像抑制剤と金イオン、銀イオン、
銅イオン、ニッケルイオン、パラジウムイオン、白金イ
オン、コバルトイオン、ロジウムイオン、イリジウムイ
オン、鉄イオン、マンガンイオン、クロムイオン、カル
シウムイオン、亜鉛イオン、カドミウムイオン、水銀イ
オン、スズイオンまたは鉛イオンから選ばれる金属イオ
ンからなる有機現像抑制剤の金属塩をハロゲン化銀1モ
ル当たり1×10-6モル〜5×10-1モル含有するハロゲン
化銀写真感光材料を、ヒドラジン化合物の存在下で現像
してが8以上の画像を形成することを特徴とする画像
形成方法。
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-
1989
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Publication number | Publication date |
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JPH0337641A (ja) | 1991-02-19 |
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