JPH10197975A - 白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料及び撮影ユニット - Google Patents

白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料及び撮影ユニット

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JPH10197975A
JPH10197975A JP460197A JP460197A JPH10197975A JP H10197975 A JPH10197975 A JP H10197975A JP 460197 A JP460197 A JP 460197A JP 460197 A JP460197 A JP 460197A JP H10197975 A JPH10197975 A JP H10197975A
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black
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light
photosensitive
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JP460197A
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Masanori Goto
昌紀 後藤
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネガ−ポジ方式のカラー写真システムの現像
処理に適合し、かつ印画紙へのプリントも容易であり、
かつレンズの収差による画質への影響が少ない白黒画像
形成ハロゲン化銀感光材料の提供。 【解決手段】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光性
層が400nmから500nmの間にのみ分光感度を有
するハロゲン化銀乳剤を含有し、カラー発色現像処理に
より白黒画像を形成することを特徴とする白黒画像形成
ハロゲン化銀感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は白黒画像形成ハロゲ
ン化銀感光材料(以下、単に感光材料ともいう)及び撮
影ユニットに関し、更に詳しくは、カラー現像処理可能
な白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料及び撮影ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広く普及している写真システム
は、撮影用ハロゲン化銀カラー感光材料(カラーネガフ
ィルム)をカメラに装填して撮影し、現像して得られた
所謂カラーネガからカラー印画紙にプリントしてポジカ
ラープリントを得るもの(ネガ−ポジ方式)である。一
方、反転処理型の撮影用ハロゲン化銀カラー感光材料
(カラーリバーサルフィルム)は撮影後、反転現像する
だけでポジ像が得られるので、そのまま或いはスライド
プロジェクターによって鑑賞したり、またポジカラープ
リントにすること(ポジ−ポジ方式)もできるが、撮影
ラチチュードが狭いので気軽な撮影には不向きであるこ
とや、ポジカラープリントが高価であること等から前記
ネガ−ポジ方式を陵駕するに至っていない。更に最近
は、未露光のカラーネガフィルムを撮影可能な状態に包
装した撮影ユニット、所謂レンズ付フィルムの登場によ
って撮影の機会が更に増大し、ネガ−ポジ方式をゆるぎ
ないものにしている。
【0003】かかるカラー写真システムの普及のなか
で、撮影用白黒ハロゲン化銀感光材料が静かなブームを
引き起こしている。カラー写真が氾濫するなかで、白黒
画像はかえって新鮮に感じられ、又その独特の描写が神
秘的に感じられることによると推定される。撮影用白黒
ハロゲン化銀感光材料はプロからアドバンストアマチュ
アが主なユーザーであったが、1995年4月に発売さ
れたコニカ(株)の“撮りっきりコニカ白黒”によって
誰でも容易に白黒ハロゲン化銀感光材料による撮影が楽
しめるようになった。予想外の評判に写真業界も注目せ
ざるを得ない状況になっている。
【0004】しかしながら撮影用白黒ハロゲン化銀感光
材料は、広く普及しているネガ−ポジ方式のカラー写真
システムの現像処理とは大きく異なるために、市中の現
像所では白黒ハロゲン化銀感光材料を選別して取り扱う
煩雑さがあったり、また白黒ハロゲン化銀感光材料のた
めの新たな現像処理工程を設置する負荷があったりして
問題がある。
【0005】これに対して、広く普及しているネガ−ポ
ジ方式のカラー写真システムの現像処理に適合する撮影
用白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料が知られており、
米国特許第2,592,514号、同4,348,47
4号、特公昭63−59136号、特開昭61−236
550号等にはブラックカプラーを用いた白黒画像形成
ハロゲン化銀感光材料が開示されている。
【0006】また通常のハロゲン化銀カラー感光材料に
用いられるイエロー、マゼンタ、シアンカプラーを混合
して黒色色素画像を形成する技術については、米国特許
第2,181,944号、同2,186,736号、同
4,368,255号、同5,141,844号、特開
昭57−56838号、同57−58147号、同58
−215645号、特開平3−107144号、同6−
214357号、同7−199421号、特表平6−5
05580号等に示されている。しかしながらいずれ
も、現像処理は共通化できても印画紙へのプリントが煩
雑であるという欠点を有している。
【0007】白黒感光材料においては、カラー感光材料
とは異なり色情報が無いため、より画質が重要視され
る。通常カメラレンズ、特にレンズ付きフィルムの様な
簡易型プラスチックレンズで撮影した場合、レンズ収差
により長波長光(緑,赤色光)の屈折が起きる。これに
より撮影された画像周辺部にボケが生じ、画質の面で好
ましくない。これを解消するには、できるだけ収差の小
さいレンズを用いることが不可欠であるが、製造上高価
なものとなり、レンズ付きフィルムの様な低コストが求
められるものに対しては良い手段とはいえない。
【0008】また白黒感光材料がブームになる中で、ユ
ーザーはこれまでの白黒プリントだけでは飽き足らず、
ノスタルジックで暖かみのあるセピア調プリントが好ま
れるなど、より付加価値のあるものが求められている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、ネガ−ポジ方式のカラー写真システムの現像処理
に適合し、かつ印画紙へのプリントも容易であり、かつ
レンズの収差による画質への影響が少ない白黒画像形成
ハロゲン化銀感光材料を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成された。
【0011】(1) 透明支持体上の一方の側に、それ
ぞれ少なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる
写真構成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該
感光性層が500nmから600nmの間にのみ分光感
度を有するハロゲン化銀乳剤を含有し、カラー発色現像
処理により白黒画像を形成することを特徴とする白黒画
像形成ハロゲン化銀感光材料。
【0012】(2) 透明支持体上の一方の側に、それ
ぞれ少なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる
写真構成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該
感光性層が400nmから500nmの間および500
nmから600nmの間にのみ分光感度を有するハロゲ
ン化銀乳剤を含有し、カラー発色現像処理により白黒画
像を形成することを特徴とする白黒画像形成ハロゲン化
銀感光材料。
【0013】(3) 透明支持体上の一方の側に、それ
ぞれ少なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる
写真構成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該
感光材料が500nmから600nmの間にのみ分光感
度を有し、カラー発色現像処理により白黒画像を形成す
ることを特徴とする白黒画像形成ハロゲン化銀感光材
料。
【0014】(4) 前記1〜3から選ばれる少なくと
も一つの、未露光のハロゲン化銀感光材料を装填し、撮
影可能の状態に包装したことを特徴とする撮影ユニッ
ト。
【0015】(5) 透明支持体上の一方の側に、それ
ぞれ少なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる
写真構成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該
感光性層が400nmから500nmの間にのみ分光感
度を有するハロゲン化銀乳剤を含有し、モノクロ現像処
理により白黒画像を形成する白黒画像形成ハロゲン化銀
感光材料を装填して撮影可能の状態に包装したことを特
徴とする撮影ユニット。
【0016】(6) 透明支持体上の一方の側に、それ
ぞれ少なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる
写真構成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該
感光性層が400nmから500nmの間および500
nmから600nmの間にのみ分光感度を有するハロゲ
ン化銀乳剤を含有し、モノクロ現像処理により白黒画像
を形成する白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料を装填し
て撮影可能の状態に包装したことを特徴とする撮影ユニ
ット。
【0017】(7) 透明支持体上の一方の側に、それ
ぞれ少なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる
写真構成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該
感光材料が500nmから600nmの間にのみ分光感
度を有し、モノクロ現像処理により白黒画像を形成する
白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料を装填して撮影可能
の状態に包装したことを特徴とする撮影ユニット。
【0018】以下、本発明について詳しく説明する。本
発明において、400nmから500nmの間及び50
0nmから600nmの間のみに分光感度を有する感光
性層とは、それぞれ、可視域中で青光及び緑光に感度を
有するハロゲン化銀乳剤を含有する感光性層である。そ
して、請求項2及び6の発明において、400nmから
500nmの間および500nmから600nmの間に
のみ分光感度を有する感光性層を得るには、青感性ハロ
ゲン化銀乳剤、緑感性ハロゲン化銀乳剤を混合してもよ
いし、一つのハロゲン化銀乳剤に対して青感性増感色
素、緑感性増感色素を添加して、青光、緑光に感度を有
するハロゲン化銀乳剤を用いてもよい。更に請求項3及
び7の発明における、500nmから600nmの間に
のみ分光感度を有する感光材料を得るには、ハロゲン化
銀が有する固有の感度(400nm〜500nm)を低
減させるために、イエローフィルター層を設けることが
好ましい。
【0019】本発明の思想によれば、(1)600nm
から700nmの間にのみ分光感度を有する感光材料及
び撮影ユニット、(2)500nmから600nmの間
にのみ及び600nmから700nmの間にのみ分光感
度を有する感光材料及び撮影ユニット、(3)400n
mから500nmの間および600nmから700nm
の間にのみ分光感度を有する感光材料及び撮影ユニット
等が考えられる。しかしながら、レンズの収差による画
質への影響を低減させるために、カメラ又は撮影ユニッ
トのレンズと感光材料の距離の調整が必要となる。
【0020】本発明のハロゲン化銀感光材料が色素画像
を形成する場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ック等の公知のカプラーを用いる事ができる。特に、イ
エロー、マゼンタ、シアンのカプラーを同一層中に添加
してモノクロ画像を得る場合は、イエロー、マゼンタ、
シアンとも2当量カプラーであることが好ましい。特に
好ましい2当量カプラーに関しては、特願平8−136
765(平成8年5月30日出願、岩崎他)に示されて
いる。
【0021】本発明において、2当量イエローカプラー
の添加量は好ましくは5×10-5〜2×10-3モル/m
2であり、より好ましくは1×10-4〜2×10-3モル
/m2であり、特に2×10-4〜2×10-3モル/m2
好ましく、2当量マゼンタカプラーの添加量は、好まし
くは2×10-5〜1×10-3モル/m2であり、より好
ましくは5×10-5〜1×10-3モル/m2であり、特
に1×10-4〜1×10-3モル/m2が好ましく、2当
量シアンカプラーの添加量は、好ましくは5×10-5
2×10-3モル/m2であり、より好ましくは1×10
-4〜2×10-3モル/m2であり、特に2×10-4〜2
×10-3モル/m2が好ましい。
【0022】本発明のカプラーをハロゲン化銀乳剤中に
添加するにはカプラーを高沸点溶媒中に必要に応じて低
沸点溶媒と共に溶解し界面活性剤を含むゼラチン水溶液
と混合して、高速回転ミキサー、コロイドミル、超音波
分散機、毛細管式乳化装置等により乳化分散する。この
際用いる高沸点溶媒としてはカルボン酸エステル類、リ
ン酸エステル類、カルボン酸アミド類、エーテル類、置
換された炭化水素類などがあり、具体的には、ジ−n−
ブチルフタール酸エステル、ジイソオクチルフタール酸
エステル、ジメトオキシエチルフタール酸エステル、ジ
−n−ブチルアジピン酸エステル、ジイソオクチルアジ
ピン酸エステル、トリ−n−ブチルクエン酸エステル、
ブチルラウリン酸エステル、ジ−n−セバシン酸エステ
ル、トリクレジルリン酸エステル、トリ−n−ブチルリ
ン酸エステル、トリイソオクチルリン酸エステル、N,
N−ジエチルカプリル酸アミド、N,N−ジメチルパル
ミチン酸アミド、n−ブチルペンタデシルフェニルエー
テル、エチル−2,4−ジ−tert−ブチルフェニル
エーテル、コハク酸ジオクチルエステル、マレイン酸ジ
オクチルエステルなどがある。また低沸点溶媒としては
酢酸エチル、酢酸ブチル、シクロヘキサン、プロピオン
酸ブチル等がある。
【0023】本発明のハロゲン化銀感光材料に含有され
るハロゲン化銀粒子はハロゲン化銀乳剤粒子内部のハロ
ゲン化銀組成に特に制限はないが、沃臭化銀粒子の場合
には、コア/シェル構造を有することが好ましい。コア
相の沃化銀含有率は10mol%以上であることが好ま
しく、20mol%以上が更に好ましい。また、最外部
のシェル層の沃化銀含有率は10mol%以下であるこ
とが好ましく、5mol%以下が更に好ましい。この様
なハロゲン化銀粒子の組成を分析する方法としては、例
えば特開平4−142531号に記載の方法を参考にで
きる。
【0024】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は粒
子間の沃化銀含有率がより均一になっていることが好ま
しい。
【0025】写真業界で一般的に用いられるXMA法に
よって個々のハロゲン化銀粒子の平均沃化銀含有率を測
定したとき、測定値の相対標準偏差が20%以下である
ことが好ましい。更に好ましくは、15%以下、最も好
ましくは5%以上12%以下である。
【0026】ここに相対標準偏差とは、例えば少なくと
も100個のハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率を測定し
た際の沃化銀含有率の標準偏差をそのときの平均沃化銀
含有率で除した値×100である。
【0027】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
単分散性のハロゲン化銀乳剤であることが好ましい。
【0028】本発明において、単分散性のハロゲン化銀
乳剤とは、平均粒径dを中心に±20%の粒径範囲内に
含まれるハロゲン化銀重量が全ハロゲン化銀重量の70
%以上であるものが好ましく、より好ましくは80%以
上、更に好ましくは90%以上100%以下である。
【0029】ここに平均粒径dは、粒径diを有する粒
子の頻度niとdi3との積ni×di3が最大になると
きの粒径diと定義する(有効数字3桁、最小数字は4
捨5入とする)。
【0030】ここでいう粒径とは、粒子の投影像を同面
積の円像に換算したときの直径である。粒径は、例えば
前記粒子を電子顕微鏡で1万倍乃至5万倍に拡大して投
影し、そのプリント上の粒子直径又は投影時の面積を測
定することによって得ることができる(測定粒子個数は
無差別に100個以上あることとする)。
【0031】本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤
は、 (粒径標準偏差/平均粒径)×100=分布の広さ
(%) によって定義した分布の広さが20%以下のものであ
り、更に好ましくは5%以上15%以下のものである。
【0032】ここに粒径測定方法は前記の測定方法に従
うものとし、平均粒径は算術平均とする。
【0033】平均粒径=Σdini/Σni 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の平均粒径は0.
1〜10.0μmであることが好ましく、更に好ましく
は0.2〜5.0μm、最も好ましくは0.3〜3.0
μmである。
【0034】本発明に好ましく用いられるハロゲン化銀
が平均アスペクト比3以上の平板状ハロゲン化銀粒子を
含有することが好ましく、該平均アスペクト比は4以上
20以下がより好ましい。
【0035】本発明でいう平均アスペクト比は乳剤粒子
の平均直径と平均厚みの比として求められるものであ
り、その具体的な定義及び測定法は、特開昭63−10
6746号、同63−316847号、特開平2−19
3138号において開示されたものと同様である。又、
上記ハロゲン化銀はAgBrIであることが好ましい。
【0036】本発明によるハロゲン化銀乳剤はハロゲン
化銀粒子を生成、成長させる液相中のpAgとpH、温
度と撹拌等を所定のパターンに制御すること、塩化ナト
リウム、臭化カリウム、沃化カリウムなどのハロゲン化
物、硝酸銀の添加を制御する、ダブルジェット法による
乳剤製造装置により製造される。又、本発明においては
実質的に非感光性のハロゲン化銀粒子(好ましくは平均
径が0.01〜0.2μmの微粒子乳剤)を、保護層、
中間層等に用いることによって効を奏する。特に感光材
料の総塗布銀量に対する非感光性ハロゲン化銀の割合
が、9%以上15%以下であることが好ましい。
【0037】実質的に非感光性とは感光性乳剤層に存在
する最低感度の粒子の1/50以下の感度を言う。
【0038】本発明において広い露光ラチチュードを得
るために同一構成層内に粒径、或いはハロゲン化物組成
の異なるハロゲン化銀乳剤を任意の割合で混合使用する
ことができる。
【0039】混合使用される粒径の異なるハロゲン化銀
粒子としては、平均粒径が0.2〜2.0μmの最大平
均粒径を有するハロゲン化銀粒子と平均粒径が0.05
〜1.0μmの最小平均粒径を有するハロゲン化銀粒子
の組み合わせが好ましく、更に中間の平均粒径を有する
ハロゲン化銀粒子を1種以上組み合わせてもよい。又、
最大平均粒径のハロゲン化銀粒子の平均粒径が、最小平
均粒径のハロゲン化銀粒子の平均粒径の1.5〜40倍
であることが好ましい。
【0040】本発明においてはハロゲン化銀感光材料、
モノクロ画像形成ハロゲン化銀感光材料が、カラードカ
プラーを含有することが好ましい。カラードカプラーは
カラー写真分野では周知のものであり、未反応の状態で
も色相を有し、発色現像主薬とのカップリング反応によ
ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等の色素画
像を形成してもよいし、無色になってもよい。一般的に
は未反応の色相と発色後の色相が異なるものを言う。
【0041】本発明において好ましいカラードカプラー
は、イエローカラードマゼンタカプラー、マゼンタカラ
ードシアンカプラー、イエローカラードシアンカプラー
から選ばれる少なくとも一つである。
【0042】本発明において、カプラーによって白黒画
像を形成するハロゲン化銀感光材料は、露光後、発色現
像液で処理する工程を有する一般的なカラー現像処理に
よってモノクロ画像を形成することができる。
【0043】カラー現像処理としては、市中において広
く実施されているイーストマンコダック社製C−41処
理や、コニカ(株)製CNK−4処理、富士写真フイル
ム(株)製CN−16処理が好ましい。
【0044】本発明においては、カラー現像処理済の本
発明のモノクロ画像ネガフィルムから、白黒印画紙やカ
ラー印画紙にプリントして、モノクロ画像を得ることが
できるが、特にカラー印画紙にプリントしてセピア調の
モノクロ画像プリントを得ることが好ましい。
【0045】セピア色とは一般には、ごく暗い黄色であ
って、JIS Z 8721(三属性による色の表示方
法)において、10YR 2.5/2と記載されてい
る。またJIS Z 8701(XYZ表色系及びX1
0Y10Z10表色系による色の表示方法)において
は、黄から黄赤に属する色である。これらについては
「色彩科学事典」(日本色彩学会編)等に記載がある。
また「色の名前ポケット図鑑」(福田邦夫、主婦の友
社)にはオフセット印刷での網点密度C60,M74,
Y85,B57で表示され、代表色が示されている。
【0046】
【外1】
【0047】本発明に用いられる他のハロゲン化銀乳剤
は、リサーチ・ディスクロージャー(RDと標記する)
308119に記載されているものを用いることができ
る。以下に記載箇所を示す。
【0048】 項 目 RD308119 ヨード組織 993I−A項 製造方法 993I−A項 及び994 E項 晶癖 正常晶 994 E項 双晶 994 E項 エピタキシャル 994 E項 ハロゲン組成 一様 993I−B項 一様でない 993I−B項 ハロゲンコンバージョン 994I−C項 ハロゲン 置換 994I−C項 金属含有 995I−D項 単分散 995I−F項 溶媒添加 995I−F項 潜像形成位置 表面 995I−G項 内面 995I−G項 適用感材 ネガ 995I−H項 ポジ(内部カブリ粒子含) 995I−H項 乳剤を混合して用いる 995I−J項 脱塩 995II−A項 本発明においてハロゲン化銀乳剤は物理熟成、本発明に
よる化学熟成、分光増感を行った乳剤を使用する。この
ような工程で使用される添加剤としてはRD1764
3、同18716、同308119に記載されている。
以下に記載箇所を示す。
【0049】 項 目 RD308119の頁 RD17643&18716 化学増感剤 996 III−A項 23 648 分光増感剤 996 IV−A−A,B, 23〜24 648〜9 C,D,H,I,J項 強色増感剤 996 IV−A−E,J項 23〜24 648〜9 かぶり防止剤 998 VI 24〜25 649 安定剤 998 VI 24〜25 649 本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記RDに記
載されている。以下に関連のある記載箇所を示す。
【0050】 項 目 RD308119の頁 RD17643&18716 色濁り防止剤 1002 VII−I項 25 650 色素画像安定剤 1001 VII−J項 25 増白剤 998 V 24 紫外線吸収剤 1003 VIII−C, 25〜26 XIIIC項 光吸収剤 1003 VIII 25〜26 光散乱剤 1003 VIII フィルタ染料 1003 VIII 25〜26 バインダ 1003 IX 26 651 スタチック防止剤 1006 XIII 27 650 硬膜剤 1004 X 26 651 可塑剤 1006 XII 27 650 潤滑剤 1006 XII 27 650 マット剤 1007 XVI 現像剤 1011 XXB項 本発明には種々のカプラーを使用することができ、その
具体例は前記RDに記載されている。以下に関連ある記
載箇所を示す。
【0051】 RD308119 RD17643&RD18716 イエローカプラー 1001 VII−D項 VIIC−G項 マゼンタカプラー 同 上 同 上 シアンカプラー 同 上 同 上 DIRカプラー 1001 VII−F項 VIIF項 BARカプラー 1002 VII−F項 その他の有用残基 放出カプラー 1001 VII−F項 アルカリ可溶カプラー 1001 VII−E項 本発明に使用する添加剤は、RD308119XIVに記
載されている分散法などにより、添加することができ
る。本発明においては前述のRD17643、28頁、
RD18716、647〜8頁及びRD308119の
XIXに記載されている支持体を使用することができる。
【0052】本発明の感光材料には、前述のRD308
119VII−K項に記載されているフィルター層や中間
層等の補助層を設けることができる。
【0053】本発明の感光材料は、前述のRD3081
19VII−K項に記載されている順層、逆層、ユニット
構成等の様々な層構成をとることができる。
【0054】本発明は、一般用若しくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用若しくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーポジフィルムに代表される種々のカ
ラー感光材料に適用することができる。
【0055】本発明の感光材料には例えば、写真感光材
料の種類・製造番号、メーカー名、乳剤No.等の写真
感光材料に関する各種の情報、例えば、撮影日・時、絞
り、露出時間、照明の条件、使用フィルター、天候、撮
影枠の大きさ、撮影機の機種、アナモルフィックレンズ
の使用等のカメラ撮影時の各種の情報、例えば、プリン
ト枚数、フィルターの選択、顧客の色の好み、トリミン
グ枠の大きさ等のプリント時に必要な各種の情報、例え
ば、プリント枚数、フィルターの選択、顧客の色の好
み、トリミング枠の大きさ等のプリント時に得られた各
種の情報、その他顧客情報等を入力するために、磁気記
録層を設けてもよい。
【0056】本発明においては、磁気記録層は支持体に
対して写真構成層とは反対側に塗設されることが好まし
く、支持体側から順に、下引き層、帯電防止層(導電
層)、磁気記録層、滑り層が構成されることが好まし
い。
【0057】本発明の感光材料は現像所に負荷をかける
ことなく一般のネガ−ポジ方式のカラー写真システムで
所謂白黒写真を得られるため、装填ミス等の心配の無
い、誰でも気軽に撮影を楽しめる前述のコニカ(株)の
“撮りっきりコニカ白黒”の様な撮影ユニット(図1は
本発明の撮影ユニットの構造の一例を示す斜視図であ
る。)で市場に供することを容易にし、白黒写真の普及
に大いに貢献するものである。
【0058】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれらに限定されない。尚、以下
においては特に断りのない限り、塗布量はg/m2で、
ハロゲン化銀は金属銀に換算して、増感色素はハロゲン
化銀1モル当たりのモル数で示す。
【0059】実施例1 下引き層を有する厚さ122μmの透明トリアセチルセ
ルロース支持体上に、下記写真構成層を設けてハロゲン
化銀感光材料試料101を作成した。
【0060】 第1層:ハレーション防止層 紫外線吸収剤(UV−1) 0.21 高沸点有機溶媒(Oil−1) 0.12 カラードカプラー(CM−1) 0.20 カラードカプラー(CC−1) 0.04 黒色コロイド銀 0.16 ゼラチン 1.53 第2層:中間層 ゼラチン 0.80 第3層:低感度乳剤層沃臭化銀乳剤A(0.40μ、AgI 4モル%) 0.98 増感色素(SD−1) 2.4×10-4 増感色素(SD−2) 2.1×10-4 増感色素(SD−3) 1.9×10-4 増感色素(SD−4) 1.7×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.26 マゼンタカプラー(M−1) 0.21 シアンカプラー(C−1) 0.32 高沸点有機溶媒(Oil−2) 0.72 ゼラチン 2.10 第4層:中感度乳剤層 沃臭化銀乳剤B(0.60μ、AgI 7モル%) 1.50 増感色素(SD−1) 2.3×10-4 増感色素(SD−2) 1.3×10-4 増感色素(SD−3) 1.6×10-4 増感色素(SD−4) 1.3×10−4 イエローカプラー(Y−1) 0.20 マゼンタカプラー(M−1) 0.16 シアンカプラー(C−1) 0.24 高沸点有機溶媒(Oil−2) 0.55 ゼラチン 2.20 第5層:高感度乳剤層 沃臭化銀乳剤C(0.75μ、AgI 8モル%) 1.55 増感色素(SD−1) 1.8×10−4 増感色素(SD−2) 1.0×10-4 増感色素(SD−3) 1.3×10-4 増感色素(SD−4) 1.0×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.12 マゼンタカプラー(M−1) 0.08 シアンカプラー(C−1) 0.16 高沸点有機溶媒(Oil−2) 0.33 ゼラチン 1.60 第6層:第1保護層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.05μm、AgI 3モル%) 0.30 紫外線吸収剤(UV−1) 0.09 紫外線吸収剤(UV−2) 0.10 高沸点溶媒(Oil−1) 0.10 ゼラチン 1.44 第7層:第2保護層 アルカリ可溶性マット剤(PM−1)(平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.02 ゼラチン 0.55
【0061】
【化1】
【0062】
【化2】
【0063】
【化3】
【0064】
【化4】
【0065】
【化5】
【0066】
【化6】
【0067】なお上記組成物の他に、塗布助剤SU−
1、SU−2、SU−3、分散助剤SU−4、粘度調整
剤V−1、安定剤ST−1、染料AI−1、AI−2、
カブリ防止剤AF−1、重量平均分子量:10,000
及び重量平均分子量:100,000の2種のポリビニ
ルピロリドン(AF−2)、硬膜剤H−1、H−2及び
防腐剤DI−1を添加した。
【0068】尚、Oil−1はジオクチルフタレート、
Oil−2はジブチルフタレートである。
【0069】次に、試料101の感光性層中の増感色素
SD−1、SD−2、SD−3、SD−4の添加量を調
整する以外は試料101と同様にして試料102、10
3を作成した。
【0070】さらに、試料101の感光性層中の増感色
素SD−1、SD−2、SD−3、SD−4の添加量を
調整し、第5層と第6層の間に下記の層を設ける以外は
試料101と同様にして試料104を作成した。
【0071】 第5−2層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 0.08 化合物(SC−1) 0.15 高沸点溶媒(Oil−2) 0.19 ゼラチン 1.10 尚、化合物(SC−1)は2,5−ジ(1,1−ジメチ
ル−4−ヘキシルオキシカルボニルブチル)ハイドロキ
ノンである。
【0072】試料101は青色光から赤色光まで感度を
有し、分光感度分布の最長波長は610nmであった。
【0073】試料102は青色光から緑色光まで感度を
有し、分光感度分布の最長波長は560nmであった。
【0074】試料103は緑色光のみに感度を有し、分
光感度分布の波長は550nmであった。
【0075】試料104は青色光のみに感度を有し、分
光感度分布の波長は440nmであった。
【0076】試料101〜104をそれぞれ、一般的な
写真フォーマットである135サイズ規格に裁断、穿孔
し、パトローネに収納して撮影用フィルムを作成し、図
1に示す撮影ユニットに装填して、屋外にて風景撮影を
おこなった。
【0077】撮影済の前記試料を、British J
ournal of Photography 198
8,p.196〜198に記載されているイーストマン
コダック社製C−41処理に従って現像し、乾燥してフ
ィルム試料101〜104を得た。
【0078】市中現像所で、コニカ(株)製カラープリ
ンター;KCP−5N3IIにより、フィルム試料10
1〜104を用いて、コニカ(株)製カラー印画紙;Q
AペーパータイプA6にプリントを行い、画像周囲のボ
ケの度合いを官能評価によりランク付けをおこなった。
【0079】 A:全く気にならない(ボケの発生が極僅かである) B:気にならない (ボケの発生が僅かに見える) C:気になる (ボケの発生が認められる) 結果を以下に示す。
【0080】 試料No. 画像周囲のボケの度合い 101(比較) C 102(本発明) A 103(本発明) B 104(本発明) A 本発明が比較に対して有効であることがわかる。
【0081】実施例2 実施例1の試料101〜104を用いて、実施例1と同
様に撮影用フィルムを作成し、撮影ユニットに装填し
て、女性のポートレート撮影をおこなった。
【0082】撮影済の前記試料を、実施例1と同様に現
像し乾燥してフィルム試料201〜204を得た。
【0083】実施例1と同様にプリントを行い、プリン
トを見た感じの印象が次のどれに当てはまるかを、官能
評価により分類した。
【0084】A:普段見る写真とは違い、不思議な感じ
がして面白い。
【0085】B:普段見る写真とはやや違う印象を受け
る。
【0086】C:普段見る写真と変わらない。
【0087】結果を以下に示す。
【0088】 試料No. プリントの印象 201(比較) C 202(本発明) A 203(本発明) A 204(本発明) B 本発明は、分光感度が通常のハロゲン化銀感光材料とは
異なるため、特殊な画像効果をもたらすものと思われ
る。
【0089】実施例3 前記試料101と同じ支持体に下記組成の写真構成層を
塗布して白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料301を作
成した。
【0090】 <感光性層> 沃臭化銀乳剤A(平均粒径1.2μm、AgI 8モル%) 2.2 沃臭化銀乳剤B(平均粒径0.45μm、AgI 4モル%) 3.8 増感色素(SD−1) 1.3×10-4 増感色素(SD−4) 9.2×10-5 安定化剤(ST−1) 0.0004 かぶり防止剤(AF−1) 0.0013 ゼラチン 6.0 染料(AI−1) 0.003 染料(AI−2) 0.002 界面活性剤(SU−1) 0.001 増粘剤 0.008 <保護層> マット剤(PM−1) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.04 防黴剤(DI−1) 0.001 ゼラチン 6.6 界面活性剤(SU−2) 0.002 硬膜剤(H−1) 0.02 実施例1と同様にして増感色素SD−1、SD−2、S
D−3、SD−4の添加量を調整して下記の試料30
2、303を得た。更に、感光性層と保護層の間に前記
イエローフィルター層を設ける以外は試料302と同様
にして試料304を作成した。
【0091】試料301は青色光から赤色光まで感度を
有し、分光感度分布の最長波長は600nmであった。
【0092】試料302は青色光から緑色光まで感度を
有し、分光感度分布の最長波長は560nmであった。
【0093】試料303は青色光のみに感度を有し、分
光感度分布の波長は450nmであった。
【0094】試料304は緑色光のみに感度を有し、分
光感度分布の波長は560nmであった。
【0095】実施例1,2と同様に屋外での風景撮影、
女性のポートレート撮影を行った後、下記の現像処理を
おこなった。
【0096】 コニカドールDP(コニカ(株)製) 26℃ 3.5分 停止(1.5%酢酸水溶液) 26℃ 30秒 コニカフィックスラピッド(コニカ(株)製) 26℃ 3分 水洗 15℃ 20分 結果を以下に示す。
【0097】 試料No. 画像周囲のボケの度合い プリントの印象 301(比較) C C 302(本発明) A A 303(本発明) A A 304(本発明) A B 上記の結果から明らかなように、銀画像を形成する白黒
画像形成ハロゲン化銀感光材料においても、本発明は比
較に対して優れていることがわかる。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、ネガ−ポジ方式のカラ
ー写真システムの現像処理に適合し、かつ印画紙へのプ
リントも容易であり、かつレンズの収差による画質への
影響が少ない白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いた撮影ユニットの斜視図を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
    なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
    成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光性
    層が500nmから600nmの間にのみ分光感度を有
    するハロゲン化銀乳剤を含有し、カラー発色現像処理に
    より白黒画像を形成することを特徴とする白黒画像形成
    ハロゲン化銀感光材料。
  2. 【請求項2】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
    なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
    成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光性
    層が400nmから500nmの間および500nmか
    ら600nmの間にのみ分光感度を有するハロゲン化銀
    乳剤を含有し、カラー発色現像処理により白黒画像を形
    成することを特徴とする白黒画像形成ハロゲン化銀感光
    材料。
  3. 【請求項3】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
    なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
    成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光材
    料が500nmから600nmの間にのみ分光感度を有
    し、カラー発色現像処理により白黒画像を形成すること
    を特徴とする白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3から選ばれる少なくとも一
    つの、未露光のハロゲン化銀感光材料を装填し、撮影可
    能の状態に包装したことを特徴とする撮影ユニット。
  5. 【請求項5】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
    なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
    成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光性
    層が400nmから500nmの間にのみ分光感度を有
    するハロゲン化銀乳剤を含有し、モノクロ現像処理によ
    り白黒画像を形成する白黒画像形成ハロゲン化銀感光材
    料を装填して撮影可能の状態に包装したことを特徴とす
    る撮影ユニット。
  6. 【請求項6】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
    なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
    成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光性
    層が400nmから500nmの間および500nmか
    ら600nmの間にのみ分光感度を有するハロゲン化銀
    乳剤を含有し、モノクロ現像処理により白黒画像を形成
    する白黒画像形成ハロゲン化銀感光材料を装填して撮影
    可能の状態に包装したことを特徴とする撮影ユニット。
  7. 【請求項7】 透明支持体上の一方の側に、それぞれ少
    なくとも一層の感光性層及び非感光性層からなる写真構
    成層を有するハロゲン化銀感光材料において、該感光材
    料が500nmから600nmの間にのみ分光感度を有
    し、モノクロ現像処理により白黒画像を形成する白黒画
    像形成ハロゲン化銀感光材料を装填して撮影可能の状態
    に包装したことを特徴とする撮影ユニット。
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