JPH10196078A - 廻り階段構造 - Google Patents
廻り階段構造Info
- Publication number
- JPH10196078A JPH10196078A JP9001990A JP199097A JPH10196078A JP H10196078 A JPH10196078 A JP H10196078A JP 9001990 A JP9001990 A JP 9001990A JP 199097 A JP199097 A JP 199097A JP H10196078 A JPH10196078 A JP H10196078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- fixed
- intermediate support
- tread
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
な強度でもって支持することのできるとともに、施工が
簡単なものとなる廻り階段構造を提供する。 【解決手段】 壁体の端部またはこれに近い側面に、壁
体の側面から突出する幅の中間支持部材を取り付け、こ
の中間支持部材に廻り込み部における踏み板の廻り込み
内側の端部を載置止着する受け金具を取り付ける。
Description
における廻り階段構造に関する。
は、壁体を一方の側面において廻り込むLターンや、壁
体の両側面において廻り込むUターンの2形態があり、
かつ、この廻り込み部を階段幅や勾配、等に応じて2段
廻り、3段廻り、5段廻り、などの仕様に構成してい
る。
ては、上端縁が階段状に形成された支持板(ササラ桁)
を壁体の側面に取り付け、この支持板の上端縁に踏み板
を載置して止着する構造が一般的となっている。
ては、踏み板の端部支持長さが廻り込み外側のそれに比
べれ極端に短いものとなるために、支持板のみでは十分
な強度をもって支持することができず、強度を補うため
に種々の補強を施す必要があり、施工に手間がかかるも
のとなっていた。特に、壁体が薄いような場合には、補
強構造を設けることが困難になることもあった。
たものであって、廻り階段の廻り込み部における踏み板
を十分な強度でもって支持することができるとともに、
施工が簡単なものとなる廻り階段構造を提供することを
目的とする。
に、請求項1に係る発明では、壁体の端部またはこれに
近い側面に、中間支持部材を取り付け、この中間支持部
材に廻り込み部における踏み板の廻り込み内側の端部を
載置止着する受け金具を取り付ける構成とした。
形状に構成して壁体に取り付けてから、この中間支持部
材に受け金具を取り付けるので、壁体の寸法仕様に制約
されることなく任意の大きさおよび形態の受け金具を任
意の位置に取り付けることが可能となり、踏み板を好適
な位置で支持することができる。
から突出する状態で取り付け、この突出部位に前記受け
金具を取り付けるようにすると(請求項2記載の発
明)、薄い壁体にも任意の位置に受け金具を設けて、高
い強度でもって踏み板の廻り込み内側の端部を支持する
ことができるようになる。
形成し、前記受け金具を各段部の上面と面一になる状態
で複数個取り付ける構成とすると(請求項3記載の発
明)、中間支持部材自体がは複数段分の高さを有する縦
長の部材、つまり、上方からの荷重に対して強度の高い
部材となり、複数段の踏み板荷重を好適に支持させるこ
とができる。また、各受け金具ごとに中間支持部材を取
り付ける場合に比較して、取り付け工程が少なく済むと
ともに、受け金具間の寸法取りがしやすく、施工性の高
いものとなる。
を図面に基づいて説明する。
によるUターン形廻り階段が示されており、図1は廻り
階段の廻り込み内側部位を示す斜視図、図2はその縦断
側面図、図3はその平面図、図5は踏み板取り付け前の
斜視図、図6はその分解斜視図である。この5段廻りの
廻り階段においては、壁体1の両側面1a,1bに、上
端が階段状に形成された厚板材からなる支持板2a,2
bが釘着固定されるとともに、壁体1の端面1cにも、
上端が階段状に形成された厚板材からなる中間支持部材
3が釘着固定される。この中間支持部材3は壁体1の幅
よりも広幅に形成され、その両側端が壁体1の両側面1
a,1bから前記支持板2a,2bの厚み分だけ突出さ
れている。
板2a,2bの各段の上面に面一に揃えて断面逆L形の
受け金具4a,4bが釘着固定され、この上に直線階段
部を構成する矩形の踏み板5,6の廻り込み内側の端部
を載置し、踏み板5,6と受け金具4a,4bとが釘着
固定される。また、支持板2aにおける最上段の段部側
面と、支持板2bにおける最下段の段部側面には、片持
ち状に張出した受け金具7a,7eが取り付けられ、こ
の支持板2a,2bの各段部と受け金具7とに亘って、
廻り込み部の第1段および第5段の踏み板8a,8eの
廻り込み内側の端部が載置されて、釘着固定されるよう
になっている。
段部と面一になるように片持ち状に張出した受け金具7
b,7c,7dが平面視で放射状に取り付けられ、この
中間支持部材3の各段部と受け金具7b,7c,7dと
に亘って、廻り込み部の第2段〜第4段の踏み板8b,
8c,8dの廻り込み内側の端部が載置されて、釘着固
定されるようになっている。なお、図中の9は、各踏み
板間に取り付けられるけ込み板である。
的には図4に示すように、2本の金属帯板材10a,1
0bをスポット溶接等によって連結して、鉛直の取り付
け座部xと水平の踏み板受け部yとを備えた片持ち三角
梁状に構成したものであるが、中間支持部材3に取り付
けられる受け金具7bと7dは、取り付け座部xに対し
て踏み板受け部yが傾斜して張り出されるよう変形され
ている。
廻りによるLターン形廻り階段が示されており、図7は
廻り階段の廻り込み内側部位を示す斜視図、図8は踏み
板取り付け前の斜視図である。この3段廻りの廻り階段
においては、壁体1の一側面1aに、上端が階段状に形
成された厚板材からなる支持板2aが釘着固定されると
ともに、壁体1の端面1cと一側面1aとの亘って、上
端が階段状に形成された厚板材からなる中間支持部材3
が釘着固定される。なお、この中間支持部材3は、壁体
1の端面1cに取り付けられる中間支持部材部分3a
と、壁体1の一側面1aに取り付けられる中間支持部材
部分3bとからなる。
持板2aの各段の上面に面一に揃えて断面逆L形の受け
金具4が釘着固定され、この上に直線階段部を構成する
矩形の踏み板5の廻り込み内側の端部を載置し、踏み板
5と受け金具4とが釘着固定される。
は、その各段部と面一になるように片持ち状に張出した
受け金具7a,7b,7cが平面視で放射状に取り付け
られ、この中間支持部材3の各段部と受け金具7a,7
b,7cとに亘って、廻り込み部の第1段〜第3段の踏
み板8a,8b,8cの廻り込み内側の端部が載置され
て、釘着固定されるようになっている。
組の2段廻り構造を組み合わせた4段廻りのUターン形
廻り階段が示されており、図9は廻り階段の廻り込み内
側部位を示す斜視図、図10は踏み板取り付け前の斜視
図である。この形態の廻り階段においては、壁体1の両
側面1a,1bに、上端が階段状に形成された厚板材か
らなる支持板2a,2bが釘着固定されるとともに、壁
体1の端面1cにも、上端が階段状に形成された厚板材
からなる中間支持部材3が釘着固定される。
板2a,2bの各段の上面に面一に揃えて断面逆L形の
受け金具4a,4bが釘着固定され、この上に直線階段
部を構成する図示しない矩形の踏み板の廻り込み内側の
端部が載置されて釘着固定される。また、支持板2aに
おける最上段の段部側面と中間支持部材3の下段側面に
受け金具7a,7bがそれぞれ取り付けられるととも
に、中間支持部材3の上段側面と支持板2bにおける最
下段の段部側面に受け金具7c,7dがそれぞれ取り付
けられ、これら受け金具7a〜7dを用いて廻り込み部
の踏み板8a〜8dの廻り込み内側の端部が載置されて
釘着固定されるようになっている。
一対の踊り場を組み合わせたUターン形の廻り階段が示
されており、図11は廻り階段の廻り込み内側部位を示
す斜視図、図12は踏み板取り付け前の斜視図である。
この形態の廻り階段においては、壁体1の両側面1a,
1bに、上端が階段状に形成された厚板材からなる支持
板2a,2bが釘着固定されるとともに、壁体1の端面
1cには、上端が階段状に形成された厚板材からなる中
間支持部材3が釘着固定される。
板2a,2bの各段の上面に面一に揃えて断面逆L形の
受け金具4a,4bが釘着固定され、この上に直線階段
部を構成する矩形の踏み板の廻り込み内側の端部が載置
されて釘着固定される。また、中間支持部材3の下段側
面と支持板2aにおける最上段の段部側面とに同一高さ
で受け金具7a1 ,7a2 が取り付けられ、両受け金具
7a1 ,7a2 に第1段目の踊り場をなす踏み板8aが
載置されて釘着固定される。さらに、中間支持部材3の
上段側面と支持板2bにおける最下段の段部側面とに同
一高さで受け金具7b1 ,7b2 が取り付けられ、両受
け金具7b1 ,7b2 に第2段目の踊り場をなす踏み板
8bが載置されて釘着固定されるようになっている。
明によれば、廻り階段の廻り込み部における踏み板の廻
り込み内側の端部を、中間支持部材を介して壁体に取り
付けられた受け金具を介して十分な強度でもって支持す
ることのできるとともに、施工が簡単なものとなった。
図
斜視図
図
斜視図
図
す斜視図
視図
す斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 壁体の端部またはこれに近い側面に、中
間支持部材を取り付け、この中間支持部材に廻り込み部
における踏み板の廻り込み内側の端部を載置止着する受
け金具を取り付けてあることを特徴とする廻り階段構
造。 - 【請求項2】 前記中間支持部材を壁体の側面から突出
する状態で取り付け、この突出部位に前記受け金具を取
り付けてあることを特徴とする請求項1記載の廻り階段
構造。 - 【請求項3】 前記中間支持部材の上端を階段状に形成
し、前記受け金具を各段部の上面と面一になる状態で複
数個取り付けてあることを特徴とする請求項1または2
記載の廻り階段構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00199097A JP3348161B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 廻り階段構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00199097A JP3348161B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 廻り階段構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10196078A true JPH10196078A (ja) | 1998-07-28 |
JP3348161B2 JP3348161B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=11516924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00199097A Expired - Fee Related JP3348161B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 廻り階段構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348161B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015227539A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 永大産業株式会社 | 階段及び階段の組立方法 |
JP2019078147A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 組立式の鉄骨階段 |
-
1997
- 1997-01-09 JP JP00199097A patent/JP3348161B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015227539A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 永大産業株式会社 | 階段及び階段の組立方法 |
JP2019078147A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 組立式の鉄骨階段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3348161B2 (ja) | 2002-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10196078A (ja) | 廻り階段構造 | |
JP3065402B2 (ja) | 根太取付け用ブラケット | |
JPH0637124Y2 (ja) | 廊下構造 | |
JPH08277614A (ja) | 階段の蹴込み板取付け装置 | |
JPH10110511A (ja) | 回り階段 | |
JPH09268645A (ja) | 立上りalc壁コーナー部の取付構造 | |
JP2003027587A (ja) | 住宅のピロティ壁 | |
JPH10131383A (ja) | 舟底天井構造及びその構築方法 | |
JP4659259B2 (ja) | 固定金具 | |
JP3540145B2 (ja) | 階段構造 | |
JP4766424B2 (ja) | 通路、通路用ユニット | |
JPH09242287A (ja) | ユニット式建物の階段 | |
JPH0637125Y2 (ja) | 廊下構造 | |
JP2546785Y2 (ja) | 廻り階段踏板用支持具 | |
JPH09144128A (ja) | 落とし込み床板の取付構造 | |
JP2602609Y2 (ja) | バルコニー用床パネル | |
JP2724061B2 (ja) | 壁パネル上への床パネルの設置構造 | |
JPH06180052A (ja) | 階段の踊り場構造 | |
JPH0637126Y2 (ja) | 廊下構造 | |
JP3248499B2 (ja) | 移動観覧席 | |
JPH0718805A (ja) | システム階段 | |
JPH06180051A (ja) | 階段装置 | |
KR200233659Y1 (ko) | 거푸집 지지용 브라켓트 구조 | |
JPH0681420A (ja) | 天井構造 | |
JPH0724488Y2 (ja) | 階段と床の支持構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020709 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070913 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130913 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |