JPH0724488Y2 - 階段と床の支持構造 - Google Patents
階段と床の支持構造Info
- Publication number
- JPH0724488Y2 JPH0724488Y2 JP1988056300U JP5630088U JPH0724488Y2 JP H0724488 Y2 JPH0724488 Y2 JP H0724488Y2 JP 1988056300 U JP1988056300 U JP 1988056300U JP 5630088 U JP5630088 U JP 5630088U JP H0724488 Y2 JPH0724488 Y2 JP H0724488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- floor
- channel material
- lip
- stairs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、床パネルと階段上部とを保持する梁の構造に
関し、詳しくは床パネル及び階段のいずれをも所定通り
に載設保持しようとする技術に係るものである。
関し、詳しくは床パネル及び階段のいずれをも所定通り
に載設保持しようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、床パネル4と階段の側桁5の上部とを保持する梁
の構造は第3図に示すように、その載設面6が面一とな
っていた。
の構造は第3図に示すように、その載設面6が面一とな
っていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように梁本体1の載設面6が面一となっ
ていると、この載設面6に床パネル4と階段の側桁5を
載設するのに、床パネル4の載設代を多くすると側桁5
の載設代が少なくなり、又、逆に側桁5の載設代を多く
すると、床パネル4の載設代が減少し、両者の載設代を
略等しくする所定通りの載設を行い難いという問題があ
った。
ていると、この載設面6に床パネル4と階段の側桁5を
載設するのに、床パネル4の載設代を多くすると側桁5
の載設代が少なくなり、又、逆に側桁5の載設代を多く
すると、床パネル4の載設代が減少し、両者の載設代を
略等しくする所定通りの載設を行い難いという問題があ
った。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、床パネル及び階段側の夫々の
載設代を所定通りにでき、そのための現場での調整作業
を要することがなく、施工性を向上させることができる
梁の構造を提供することにある。
その目的とするところは、床パネル及び階段側の夫々の
載設代を所定通りにでき、そのための現場での調整作業
を要することがなく、施工性を向上させることができる
梁の構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の階段と床の支持構造は、上面を階段受面3とす
るチャンネル材8と、上面を床パネル保持面2とするリ
ップ付きチャンネル材9とを、背中合わせに接合して梁
本体1を構成し、チャンネル材8の階段受面3を、リッ
プ付きチャンネル材9の床パネル保持面2より高くし
て、リップ付きチャンネル材9の床パネル保持面2の上
面に、上階に設置すべき床パネル4を支持するととも
に、チャンネル材8の階段受面3の上面に、上階の床パ
ネル4に上がるべき階段7の側桁5の上端を支持して成
るものである。
るチャンネル材8と、上面を床パネル保持面2とするリ
ップ付きチャンネル材9とを、背中合わせに接合して梁
本体1を構成し、チャンネル材8の階段受面3を、リッ
プ付きチャンネル材9の床パネル保持面2より高くし
て、リップ付きチャンネル材9の床パネル保持面2の上
面に、上階に設置すべき床パネル4を支持するととも
に、チャンネル材8の階段受面3の上面に、上階の床パ
ネル4に上がるべき階段7の側桁5の上端を支持して成
るものである。
[作用] このように、梁本体1の上面の巾方向の一側に形成した
床パネル保持面2と巾方向の他側に形成した階段受面3
とを段違いにすることによって、床パネル4及び階段7
の夫々の梁本体1への載設代を所定通りにでき、現場に
おいてこれらの調整作業を行なわなくてもよいように
し、寸法精度を高めながら施工性を向上したものであ
る。
床パネル保持面2と巾方向の他側に形成した階段受面3
とを段違いにすることによって、床パネル4及び階段7
の夫々の梁本体1への載設代を所定通りにでき、現場に
おいてこれらの調整作業を行なわなくてもよいように
し、寸法精度を高めながら施工性を向上したものであ
る。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
梁本体1はチャンネル材8とリップ付きチャンネル材9
とを背中合わせに接合され、チャンネル材8の上面が階
段受面3に、リップ付きチャンネル材9の上面が床パネ
ル保持面2にしてある。そして階段受面3が床パネル保
持面2よりも高くしてある。そして床パネル保持面2と
階段受面3との高さの差は例えば床パネル4の厚みを考
慮し、階段7の最上段の踏み板10と床パネル4の上に施
工される床材(図示せず)の上面間の間隔が階段7にお
ける踏み板10,10間の間隔に略一致するように設定さ
れ、そしてチャンネル材8とリップ付きチャンネル材9
とは上下に所定寸法をずらせて固定されている。このよ
うにして、梁本体1の上面の巾方向の一側に形成した床
パネル保持面2と巾方向の他側に形成した階段受面3と
を段違いにするのであり、しかして床パネル4及び階段
7の夫々の梁本体1への載設代を所定通りにでき、現場
においてこれらの調整作業を行なわなくてもよいのであ
り、その寸法精度を高め、施工性を向上できのである。
とを背中合わせに接合され、チャンネル材8の上面が階
段受面3に、リップ付きチャンネル材9の上面が床パネ
ル保持面2にしてある。そして階段受面3が床パネル保
持面2よりも高くしてある。そして床パネル保持面2と
階段受面3との高さの差は例えば床パネル4の厚みを考
慮し、階段7の最上段の踏み板10と床パネル4の上に施
工される床材(図示せず)の上面間の間隔が階段7にお
ける踏み板10,10間の間隔に略一致するように設定さ
れ、そしてチャンネル材8とリップ付きチャンネル材9
とは上下に所定寸法をずらせて固定されている。このよ
うにして、梁本体1の上面の巾方向の一側に形成した床
パネル保持面2と巾方向の他側に形成した階段受面3と
を段違いにするのであり、しかして床パネル4及び階段
7の夫々の梁本体1への載設代を所定通りにでき、現場
においてこれらの調整作業を行なわなくてもよいのであ
り、その寸法精度を高め、施工性を向上できのである。
尚、チャンネル材8とリップ付きチャンネル材9との高
さを変更調整することができるように、両チャンネル材
8,9のいずれか一方もしくは両方に長孔を形成し、両チ
ャンネル材8,9をボルト・ナットにて連結しておいても
よい。
さを変更調整することができるように、両チャンネル材
8,9のいずれか一方もしくは両方に長孔を形成し、両チ
ャンネル材8,9をボルト・ナットにて連結しておいても
よい。
[考案の効果] 本考案の階段と床の支持構造は、上面を階段受面とする
チャンネル材と、上面を床パネル保持面とするリップ付
きチャンネル材とを、背中合わせに接合して梁本体を構
成し、チャンネル材の階段受面を、リップ付きチャンネ
ル材の床パネル保持面より高くして、リップ付きチャン
ネル材の床パネル保持面の上面に、上階に設置すべき床
パネルを支持するとともに、チャンネル材の階段受面の
上面に、上階の床パネルに上がるべき階段の側桁の上端
を支持して成るから、上階に設置すべき床パネルの厚み
を充分に取った場合でも、その床パネルの上面と階段の
最上段との段差が大きくなることがないもので、現場に
おいてこれらの調整作業を行なわなくてもよく、寸法精
度を高めながら施工性を向上させることができるという
利点がある。
チャンネル材と、上面を床パネル保持面とするリップ付
きチャンネル材とを、背中合わせに接合して梁本体を構
成し、チャンネル材の階段受面を、リップ付きチャンネ
ル材の床パネル保持面より高くして、リップ付きチャン
ネル材の床パネル保持面の上面に、上階に設置すべき床
パネルを支持するとともに、チャンネル材の階段受面の
上面に、上階の床パネルに上がるべき階段の側桁の上端
を支持して成るから、上階に設置すべき床パネルの厚み
を充分に取った場合でも、その床パネルの上面と階段の
最上段との段差が大きくなることがないもので、現場に
おいてこれらの調整作業を行なわなくてもよく、寸法精
度を高めながら施工性を向上させることができるという
利点がある。
第1図は本考案の一実施例の施工状態の断面図、第2図
は同上の梁の斜視図、第3図は従来例の施工状態の断面
図であり、1は梁本体、2は床パネル保持面、3は階段
受面、4は床パネル、5は階段の側桁、7は階段、8は
チャンネル材、9はリップ付きチャンネル材である。
は同上の梁の斜視図、第3図は従来例の施工状態の断面
図であり、1は梁本体、2は床パネル保持面、3は階段
受面、4は床パネル、5は階段の側桁、7は階段、8は
チャンネル材、9はリップ付きチャンネル材である。
Claims (1)
- 【請求項1】上面を階段受面とするチャンネル材と、上
面を床パネル保持面とするリップ付きチャンネル材と
を、背中合わせに接合して梁本体を構成し、チャンネル
材の階段受面を、リップ付きチャンネル材の床パネル保
持面より高くして、リップ付きチャンネル材の床パネル
保持面の上面に、上階に設置すべき床パネルを支持する
とともに、チャンネル材の階段受面の上面に、上階の床
パネルに上がるべき階段の側桁の上端を支持して成る階
段と床の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056300U JPH0724488Y2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 階段と床の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056300U JPH0724488Y2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 階段と床の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01159017U JPH01159017U (ja) | 1989-11-02 |
JPH0724488Y2 true JPH0724488Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31282181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988056300U Expired - Lifetime JPH0724488Y2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 階段と床の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724488Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927441U (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-20 | 株式会社東芝 | 芯取り工具 |
JPS6157756A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-24 | ナショナル住宅産業株式会社 | 階段踊場の支持構造 |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP1988056300U patent/JPH0724488Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01159017U (ja) | 1989-11-02 |
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