JPH1019502A - シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ - Google Patents

シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ

Info

Publication number
JPH1019502A
JPH1019502A JP16941296A JP16941296A JPH1019502A JP H1019502 A JPH1019502 A JP H1019502A JP 16941296 A JP16941296 A JP 16941296A JP 16941296 A JP16941296 A JP 16941296A JP H1019502 A JPH1019502 A JP H1019502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber roller
shaft
rubber
roller
gauge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16941296A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Fujii
典一 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP16941296A priority Critical patent/JPH1019502A/ja
Publication of JPH1019502A publication Critical patent/JPH1019502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、シャフト付ゴムローラのゴム
ローラ位置が上限位置及び下限位置内にそれぞれ入って
いるか、否かを迅速且つ正確に検査することができるシ
ャフト付ゴムローラ用姿ゲージを提供することにある。 【解決手段】本発明は、上部側に検査すべきシャフト付
ゴムローラを埋設できるシャフト部装着穴とローラ部装
着溝とが開口してあり且つ該シャフト部装着穴の一端面
側にはゲージ基準面があり、しかも前記ローラ部装着溝
内には前記シャフト付ゴムローラのゴムローラ取付位置
の下限位置を検出できる下限検出段と上限位置を検出で
きる上限検出段とが設けられて成ることを特徴とするシ
ャフト付ゴムローラ用姿ゲージにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャフト付ゴムロー
ラ用姿ゲージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年におけるパソコン、ワープロ等の発
展は誠に目覚ましいものがある。
【0003】これらのパソコン、ワープロ等には印刷用
紙の送りローラーが多数使用されている。
【0004】一般に、印刷用紙の送りローラーはシャフ
ト付ゴムローラとして使用されていることが多い。
【0005】ここにおいてシャフト付ゴムローラでは印
刷用紙を正確に送り出す必要があることからシャフトの
長さ、ゴムローラの取付け個数、ゴムローラの取付位置
等が厳格に規定され、更にそれらのゴムローラは偏芯な
く取り付けられることが要求されている。
【0006】従ってこれらのシャフト付ゴムローラの検
査作業では当然ながらシャフトの長さが正確であるか、
ゴムローラの取付け個数が間違いないか、そしてそれら
のゴムローラの取付位置が所定位置に正確に取り付けら
れているか、更にそれらのゴムローラが偏芯なく取り付
けられているか等を厳格に検査することが重要である。
【0007】従来、これらの検査項目のうちゴムローラ
の取付位置の検査作業は次のように行っていた。
【0008】(1)ノギス検査方法 .この方法はまずデジタルノギス2丁を用意する。
【0009】.次に、その1丁のデジタルノギスに予
め検査すべきシャフト付ゴムローラの取付位置の上限位
置部に上限位置目印を施す。
【0010】.次に、残りの1丁のデジタルノギスに
予め検査すべきシャフト付ゴムローの取付位置の下限位
置部に下限位置目印を施す。
【0011】.次に、上記のデジタルノギスでシャ
フト付ゴムローラの上限位置が規格値内に入っている
か、否かを検査する。
【0012】.次に、上記のデジタルノギスでシャ
フト付ゴムローラの下限位置が規格値内に入っている
か、否かを検査する。
【0013】(2)金属板状シャフト付ゴムローラ用姿
ゲージによる検査方法 .この方法は、まず厚さ2.0mmのSK材から成る金
属板材を検査すべきシャフト付ゴムローラの取付位置の
上限位置部及び下限位置部にそれぞれ段付け加工して、
金属板状シャフト付ゴムローラ用姿ゲージを製作する。
【0014】.次に、このようにして得られた金属板
状シャフト付ゴムローラ用姿ゲージの基準面を検査すべ
きシャフト付ゴムローラのシャフト端面に合わせる。
【0015】.次に、シャフト付ゴムローラのゴムロ
ーラ位置がシャフト付ゴムローラ用姿ゲージの上限位置
及び下限位置内にそれぞれ入っているか、否かをその合
わせ面のスキ量から目視検査していた。
【0016】しかしながらこれら上記の2方法では次の
ような難点があった。
【0017】まず、上記の(1)の方法では検査員がシ
ャフト付ゴムローラとデジタルノギス2丁とを用いて2
工程の検査作業を行うことから、その検査能率が悪い。
【0018】他方、上記の(2)の方法では金属板状シ
ャフト付ゴムローラ用姿ゲージが金属板状であるのに対
して、被検査材のシャフト付ゴムローラはゴムローラが
取付られているために長手方向にみると大きな凹凸とな
っている。
【0019】このため金属板状シャフト付ゴムローラ用
姿ゲージと被検査材のシャフト付ゴムローラとを並べて
そのゴムローラ取付位置が正しいか、否かを検査すると
きには、これら二者が遠く離れていることになり、その
結果ゴムローラ取付位置が正しいか、否かを正確に検査
することが困難である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、シャフト付ゴムローラ
のゴムローラ位置が上限位置及び下限位置内にそれぞれ
入っているか、否かを迅速且つ正確に検査することがで
きるシャフト付ゴムローラ用姿ゲージを提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、シャフト付ゴムローラのゴムローラ取付位置の下
限位置と上限位置とを検出できるようにしたことを特徴
とするシャフト付ゴムローラ用姿ゲージにある。
【0022】即ち、本発明は上部側に検査すべきシャフ
ト付ゴムローラを埋設できるシャフト部装着穴とローラ
部装着溝とが開口してあり且つ該シャフト部装着穴の一
端面側にはゲージ基準面があり、しかも前記ローラ部装
着溝内には前記シャフト付ゴムローラのゴムローラ取付
位置の下限位置を検出できる下限検出段と上限位置を検
出できる上限検出段とが設けられて成ることを特徴とす
るシャフト付ゴムローラ用姿ゲージにある。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明のシャフト付ゴムロ
ーラ用姿ゲージの一実施例を図面により説明する。
【0024】図1は本発明のシャフト付ゴムローラ用姿
ゲージの一実施例によりゴムローラの取付位置を検査し
ている状態を示した平面図、図2はその断面図、図3は
そのゴムローラの取付位置公差範囲を記載した拡大断面
説明図である。
【0025】図1〜3において1はシャフト付ゴムロー
ラ用姿ゲージ、11はそのシャフト付ゴムローラ用姿ゲ
ージ1のゲージ基準面、12は同じくシャフト付ゴムロ
ーラを装着するシャフト部装着穴、13、14はゴムロ
ーラ部装着溝、15はゴムローラ22の下限検出段、1
6はゴムローラ22の上限検出段、17はゴムローラ2
3の下限検出段、18はゴムローラ23の上限検出段、
19,20は接着剤、21はシャフト付ゴムローラのシ
ャフト、22、23はそのシャフト21に取り付けられ
ているゴムローラである。
【0026】図1〜3に示す本発明のシャフト付ゴムロ
ーラ用姿ゲージの一実施例のものは木材を座くり加工等
をして製作したものである。
【0027】勿論、本発明ではプラスチックス材を座く
り加工等をしてもよく、またプラスチックスを成形加工
してもよく、そして金属材料を溶接してもよく、更には
金属材料を鋳造してもよい。
【0028】次に、このようにして得られた本発明のシ
ャフト付ゴムローラ用姿ゲージ1の一実施例のものを用
いたシャフト付ゴムローラのゴムローラ取付位置検査方
法について説明する。
【0029】.まず、検査員が検査すべきシャフト付
ゴムローラを本発明のシャフト付ゴムローラ用姿ゲージ
1の一実施例品内に装着する。
【0030】.次に、シャフト付ゴムローラの基準端
面と、本発明のシャフト付ゴムローラ用姿ゲージ1の一
実施例品のゲージ基準面11とを完全に一致させる。
【0031】.次に、シャフト付ゴムローラのゴムロ
ーラ22がゴムローラ部装着溝13の下限検出段15と
上限検出段16内に入っているか、否かを目視検査す
る。
【0032】.次に、シャフト付ゴムローラのゴムロ
ーラ23がゴムローラ部装着溝14の下限検出段17と
上限検出段18内に入っているか、否かを目視検査す
る。
【0033】この目視検査は図3のように容易に且つ迅
速にしかも正確に行うことができる。
【0034】この場合、ゴムローラが2個以上あるとき
には同様に検査できることは勿論である。
【0035】このように本発明のシャフト付ゴムローラ
用姿ゲージ1の一実施例のものは検査員が検査すべきシ
ャフト付ゴムローラを装着し、次に目視検査するだけで
ゴムローラ22、23の取付位置が規格値の許容位置内
に入っているかを容易に且つ迅速にしかも正確に検査す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明のシャフト付ゴムローラ用姿ゲー
ジは検査員が検査すべきシャフト付ゴムローラを装着
し、次に目視検査するだけでゴムローラの取付位置が規
格値の許容位置内に入っているかを容易に且つ迅速にし
かも正確に検査することができるものであり、工業上有
用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャフト付ゴムローラ用姿ゲージの一
実施例によりゴムローラの取付位置を検査している状態
を示した平面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1にゴムローラの取付位置公差範囲を記載し
た拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ 11 ゲージ基準面 12 シャフト部装着穴 13、14 ローラ部装着溝 15 ゴムローラ22の下限検出段 16 ゴムローラ22の上限検出段 17 ゴムローラ23の下限検出段 18 ゴムローラ23の上限検出段 19,20 接着剤 21 シャフト 22、23 ゴムローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部側に検査すべきシャフト付ゴムローラ
    を埋設できるシャフト部装着穴とローラ部装着溝とが開
    口してあり且つ該シャフト部装着穴の一端面側にはゲー
    ジ基準面があり、しかも前記ローラ部装着溝内には前記
    シャフト付ゴムローラのゴムローラ取付位置の下限位置
    を検出できる下限検出段と上限位置を検出できる上限検
    出段とが設けられて成ることを特徴とするシャフト付ゴ
    ムローラ用姿ゲージ。
JP16941296A 1996-06-28 1996-06-28 シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ Pending JPH1019502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16941296A JPH1019502A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16941296A JPH1019502A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1019502A true JPH1019502A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15886127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16941296A Pending JPH1019502A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1019502A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105865312A (zh) * 2016-04-07 2016-08-17 安徽华茂纺织股份有限公司 细纱机罗拉隔具定规检测面综合校验装置及方法
CN106052514A (zh) * 2016-06-30 2016-10-26 安徽华茂纺织股份有限公司 梳棉机刺辊漏底半径定规垂直度校验装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105865312A (zh) * 2016-04-07 2016-08-17 安徽华茂纺织股份有限公司 细纱机罗拉隔具定规检测面综合校验装置及方法
CN105865312B (zh) * 2016-04-07 2018-08-28 安徽华茂纺织股份有限公司 细纱机罗拉隔具定规检测面综合校验装置及方法
CN106052514A (zh) * 2016-06-30 2016-10-26 安徽华茂纺织股份有限公司 梳棉机刺辊漏底半径定规垂直度校验装置
CN106052514B (zh) * 2016-06-30 2018-09-14 安徽华茂纺织股份有限公司 梳棉机刺辊漏底半径定规垂直度校验装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2008019027A3 (en) Structural surface measuring and aligning apparatus and method
JPH1019502A (ja) シャフト付ゴムローラ用姿ゲージ
WO2006039345A3 (en) Systems and methods for dimensionally inspecting threaded fasteners
JP6648836B2 (ja) Ctod試験片の作製方法および塑性歪調整用治具
CN108426508A (zh) 一种检测螺栓孔背窝直径的检具
CN205383970U (zh) 一种装饰条检具
KR100433154B1 (ko) 볼 베어링용 리테이너의 리벳나사 결합장치
JPS6350737A (ja) 拘束継手試験方法
JP2000073574A (ja) 建築基礎検査用治具
CN217155243U (zh) 一种通止规测量机构
JP3528160B2 (ja) 引掻式材料表面皮膜強さ試験装置及び試験方法
CN212363075U (zh) 一种平整度检测治具
CN214620935U (zh) 镁合金支架产品安装定位模拟检具
CN215338033U (zh) 一种对车辆后盖对中度进行检测的装置
CN113118474B (zh) 一种免检测的法兰台阶孔加工方法
CN203837635U (zh) 一种汽车左前门踏步检具
CN217259390U (zh) 一种用于为车辆安装车轮贴纸的装置
JPH08334500A (ja) 板材検査装置
CN210004900U (zh) 汽车前门上饰板检具
CN211425340U (zh) 多角度产品调整检测辅助装置
CN217900726U (zh) 一种用于检测键槽对称度的检具
CN216283129U (zh) 一种碟刹轴制动底板距离测量检具
CN218238665U (zh) 一种高效的汽车冲压件检测装置
CN211824217U (zh) 座盆骨架检具
WO2021075251A1 (ja) ひずみセンサ、及びひずみ測定方法