JPH10189746A - Lsi論理回路の配線レイアウト方法 - Google Patents

Lsi論理回路の配線レイアウト方法

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JPH10189746A
JPH10189746A JP8350186A JP35018696A JPH10189746A JP H10189746 A JPH10189746 A JP H10189746A JP 8350186 A JP8350186 A JP 8350186A JP 35018696 A JP35018696 A JP 35018696A JP H10189746 A JPH10189746 A JP H10189746A
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JP
Japan
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wiring
area
clock
region
signal
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Application number
JP8350186A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Tadokoro
宏文 田所
Kenji Arai
健嗣 新井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/394Routing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CADシステムにおける配線レイアウトにお
いて、所定の信号のスキュ−値及び遅延を極力低減した
配線レイアウト方法を実現する。 【解決手段】配線レイアウトの対象となる領域を複数の
副領域に分割し、各副領域における所定の信号に対する
専用配線領域を設定する。各副領域でのドライバ段数を
設定し、隣り合う副領域で同じドライバ段数のものを仮
想の副領域として領域を拡大していくことで、副領域間
の配線レイアウトを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSI設計にお
ける配線や回路素子の配置等のレイアウトを決定するの
に用いられるCAD(コンピュ−タ・エイデット・デザ
イン)によるLSI論理回路の設計、特に、LSI論理
回路における配線レイアウト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CADシステムを用いたフリップフロッ
プやインバ−タ等様々な論理素子から構成されるLSI
論理回路の設計においては、例えば、クロック信号に同
期して動作させなければならない論理素子には、信号遅
延のばらつきによるクロックスキュ−がなく(あるいは
許容範囲内)クロック信号が転送されるように設定しな
ければならない。特に、問題となるのは、外部からLS
I論理回路に入力されたクロック信号を、同期して動作
する各論理素子へ転送するのに用いられるクロック配線
の配線容量及び配線抵抗によるクロックスキューであ
る。
【0003】このため、従来から、配線のレイアウトの
ために様々な方法が用いられていた。図18〜図21に
従来から用いられている配線レイアウトの方法を示す。
なお、図18〜図21はゲ−トアレイLSIで構成され
るLSI論理回路として示している。
【0004】図18及び図19はトランク方式と呼ばれ
るものである。図18及び図19において、LSI論理
回路1のLSIチップの周辺に位置する入出力用素子領
域3で囲まれた論理回路が構成されるコア領域2の略中
央にクロック信号専用の配線(以下、トランクと称す
る)4を配置している。図18においては、外部から入
力されるクロック信号を、入出力用素子領域3に形成さ
れたドライバ素子(以下、ドライバと称する)5−1ま
たは5−2を介してトランク4に転送している。この場
合、ドライバ5−1とドライバ5−2の両方からクロッ
ク信号をメイントランク4に転送すれば、トランク4の
どの位置からクロック信号を取り出しても、信号遅延や
クロックスキュ−を低減することができる。また、図1
9においては、コア領域内にドライバ8−1〜8−4を
設けて、メイントランク4の様々な位置からクロック信
号をメイントランク4に転送するものである。図19の
方式においては、ドライバ8−1〜8−4をバランスよ
く配置することで信号遅延やクロックスキュ−を低減す
ることができる。このようにすることで、トランク4か
ら枝分かれさせたサブトランク配線6を介して各論理素
子7にクロック信号を転送することができる。
【0005】また、図20及び図21はツリ−方式と呼
ばれるものである。図20はH型ツリ−方式である。図
20においては、外部から入力されるクロック信号を受
信する主ドライバ11からH型の配線51を決定してい
く。この時、主ドライバ11はH型配線51の略中央に
位置するようにする。この配線51の先端にはドライバ
12−1〜12−4を介して各H型の配線52〜55に
クロック信号が伝達されるようにしておくものである。
よって、このH型配線52〜55の先端に配置されるべ
き各論理素子と主ドライバ11との配線長及びドライバ
段数はどれも同じにすることができる。また、図21に
おいては、主ドライバ13から、この主ドライバを中心
とした菱形を形成する各辺の略中央に次のドライバ14
−1〜14−4を配置する。主ドライバ13とドライバ
14−1〜14−4それぞれは配線61で接続される。
また、必要ならば、例えば、ドライバ14−4を中心と
して菱形を形成して同様な処理をして、ドライバ14−
4と次のドライバ15−1〜15−3とをそれぞれ配線
62で接続する。このようにすることで、主ドライバ1
1あるいは13から各論理素子までの配線長やドライバ
段数を均等に設定することができるので、信号遅延やク
ロックスキュ−を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記で
説明した方法では次のような課題があった。図22及び
図23は課題を説明するための図である。
【0007】図22において、コア領域2には、例え
ば、マクロセルと呼ばれる構成20−1及び20−2が
配置される場合がある。マクロセルとは、予め設計され
てコンピュ−タに登録された回路構成であり、例えば、
メモリやCPUのようなものである。図22において
は、大きなマクロセル20−1及び20−2を配置する
ことで、コア領域を大幅に占有してしまい、トランク4
が設定できなくなったり、ツリ−を構成するための領域
が、図22のようにL字形や、例えば台形のように変形
した形状となってしまうので、かなり制限されてしま
う。
【0008】また、図23においては、マクロセル20
−3が入出力用素子領域3から離れて配置しなければな
らない場合、このマクロセル20−3と入出力素子領域
3との間に小さな領域21が形成されてしまう。この領
域21に他の論理素子と同期してクロック信号を受信す
べき論理素子を配置しなければならない場合、トランク
方式やツリ−方式を用いても、マクロセル20−3を迂
回する配線が必要とならざるを得なくなる。
【0009】本願発明は、上記課題に鑑みて、マクロセ
ルのような構成がどのように配置されても、容易に所定
の信号に同期動作する各論理素子を配置及び配線するこ
とができ、配線遅延やクロックスキュ−を極力低減する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の請求項1の方法では、LSIチップの予
め設定された領域内に、それぞれ1つ以上のドライブ素
子を介して所定の信号に同期して動作する複数の論理素
子を有するLSI論理回路における配線レイアウト方法
において、この領域を複数の副領域に分割するステップ
と、この領域において、信号の伝達に用いるための配線
領域を設定するステップと、副領域おのおのにおいて、
各副領域に信号が入力されてから領域内の論理素子に伝
達されるまでの間に介在すべきドライブ素子数及びドラ
イブ素子の配置を設定するステップと、設定された各副
領域におけるドライブ素子数及びドライブ素子の配置の
情報に基づいて、各副領域間における信号転送のための
ドライブ素子の配置及び設定した配線領域を用いて各ド
ライブ素子間の配線を設定するステップと、各副領域内
での各ドライブ素子の配置及び設定した配線領域を用い
て各ドライブ素子間の配線を設定するステップとからな
る。
【0011】また、請求項2記載の方法では、副領域内
のおのおのにおけるドライブ素子の配置及びドライブ素
子間の配線にはH型クロックツリ−方式を用いて配線す
るものである。
【0012】また、請求項3記載の方法では、H型クロ
ックツリ−を、縦方向あるいは横方向に2のn乗分に領
域を分割可能な略正方形の領域内に構成するするステッ
プと、構成されたH型クロックツリ−のうち、主ドライ
ブ素子を含む分割領域のみを選択するステップとを含む
ものである。
【0013】また、請求項4記載の方法では、基準電位
供給線の領域を所定の信号の伝達に用いるための配線領
域に合わせ、かつこの配線領域を配置する配線層とは異
なる配線層に配置するステップを含むものである。
【0014】また、請求項5記載の方法では、所定の信
号の伝達に用いるための配線領域を設定した後、この配
線領域の近傍に配線される他の信号配線は、所定の信号
のための配線領域から所定の間隔だけ離すようにして配
線を設定するステップを含むものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて、
以下に詳細に説明する。図1は本発明をCADシステム
装置に適用した場合の配線レイアウト処理の手順を示す
フロ−チャ−トである。なお、本実施例では、各論理素
子が同期すべき信号をクロック信号として説明すること
とする。
【0016】まず、ステップS0にて、論理回路に対す
る配線レイアウトの設計が生じたとする。この時、予め
レイアウト設計に必要な情報を入力しておく。例えば、
複数の論理素子やマクロセル等の接続関係上の制限等の
接続情報、多層配線構造の論理回路か否かの情報や配線
経路を何層目に設定するかの情報、配線領域を下層に対
してどの位置に配置するかの情報、何本のクロック信号
を用いるかの情報、必要となる配線の接続経路を設定す
るために用いる方法(ツリ−方式やトランク方式)等で
ある。なお、これらの情報は必ずこのステップ0で入力
しなければならないわけでなく、必要に応じて、その都
度入力してもよい。
【0017】次に、ステップ1にてフロアプランの情報
を入力する。フロアプランとは、マクロセルやその他の
回路ブロック毎に論理回路のチップ上にどのように配置
するかを決定するステップである。
【0018】ここで入力するフロアプランの設計につい
て図2を用いて説明する。図2はゲ−トアレイLSI1
のチップ表面に対するフロアプランの例である。図2に
おいて、入出力素子配置領域3に囲まれた、配線レイア
ウトの対象領域であるコア領域2に対してフロアプラン
を設計している。120はマクロセルであり、このマク
ロセル120が配置された領域以外のコア領域がスタン
ダ−ドセルを用いて設計される論理構成が配置される領
域である。この領域を副領域であるところの矩形の領域
#1〜#6に分割している。この領域分割は図2におい
ては、例えば、シリアル−パラレル変換回路が設計され
る領域、デコ−ダが設計される領域といった具合に、回
路構成毎に矩形領域を設定するものである。この領域分
割はより細かい回路構成毎に分けても構わないが、矩形
の領域とすることで、以降の処理にて、領域内をHツリ
−方式等を用いて配線レイアウトする時には好適であ
る。また、図2では各領域#1〜#6間に若干のスペ−
スを開けて示しているが、各領域間は隣接して領域分け
しても何ら問題ない。領域間にスペ−スを空けること
で、後に説明する隣り合う各領域間のクロック信号供給
に用いられるドライバの配置領域としてを確保できる効
果があり、スペ−スを空けないことで、隣り合う各領域
間のクロック信号供給に用いられるドライバは、隣り合
う領域のどちらかの内部に設定されるが、コア領域をよ
り有効に利用できる効果がある。
【0019】次に、ステップ2にてクロックグリッドを
設定する。本実施例において、クロックグリットとは、
論理回路を構成する各論理素子にクロック信号を伝達す
るための専用の配線領域を指す。
【0020】クロックグリッドの設定について図3及び
図4を用いて説明する。図3は例えば、図2の領域#1
を示す図として見る。本実施例における論理回路におい
て、ステップS0にて4層構造で第3層目及び第4層目
にメタル層を設けて、これらを各論理素子間を接続する
配線専用層としてあるとすれば、横方向に伸びる配線配
置領域130−1〜130−6は第3層のメタル層と
し、縦方向に伸びる配線配置領域140−1〜140−
6は第4層のメタル層とする。なお、図3中の細長い矩
形で示されているものは基板あるいは基板内のウェル領
域と接地電位あるいは電源電位とのコンタクトをとるコ
ンタクト部を示す。ここで、クロック専用の配線の配置
領域を設定する。図3においては、横方向にはh1〜h
4で示す配線領域130−2、130−3、130−
5、130−6を、縦方向にはv1〜v4で示す配線1
40−1、140−3、140−5、140−6をクロ
ック信号の配線専用領域として設定する。
【0021】図4に、図3で示す点線部分145の拡大
図を示す。上記したステップS0で入力した配線の配置
情報に従って、図4に示すように、横方向の配線領域1
30−1及び130−2は単位セル137の略中央を横
切る位置に配置され、縦方向の配線領域140−1〜1
40−3はコンタクト部135上を通過する位置に配置
されるようになっている。このうち、配線領域130−
2、140−1、140−3がクロック配線専用領域と
して設定され、他の配線領域130−1、140−2は
論理素子間の接続等の他の配線領域や配線として使用し
ない領域として設定される。この設定された情報は、後
の配線時に用いるために情報として格納される。上層
(3層や4層)に配線がない領域で単位セルを用いて論
理素子を設計する条件がステップS0で設定されている
ならば、予めクロック信号の専用配線の領域等を設定し
てしまえば、単位セルの配置の影響を受けずに、自由に
各論理素子まで最短距離のクロック配線経路を設定でき
ることとなる。なお、実施例においては、1つの領域#
1について説明したが、各領域#2〜#6においても同
様に設定してもよいし、コア領域2全体として上記のよ
うにクロック配線専用領域を設定してもよい。この時、
マクロセル配置領域においては上記のような設定が適用
できないので、マクロセル配置領域の部分におけるクロ
ックグリット設定情報は適用不可とするか削除すること
で対応可能である。
【0022】次に、ステップS3にて、ステップS2に
て設定したクロック配線領域に対する属性を設定する。
ここで、属性とは、実施例において、クロック信号とし
て2つの独立したクロック信号を供給する場合のこの2
つのクロック信号のどちらかを示す種類であったり、前
記領域#1〜#6各々内での接続に用いるクロック配線
のための領域とするか、各領域#1〜#6間での接続に
用いるクロック配線のための領域とするかである。実施
例のように所定の信号がクロック信号でない場合は信号
の種類としてもよい。図3において、例えば、h1、h
3、v1、v3に1つのクロック信号C1が供給される
あるいは領域内でのクロック信号接続用配線として用い
るとすれば、配線領域130−2、130−5、140
−1、140−5がクロック信号C1専用あるいは領域
内のクロック配線専用領域となり、h2、h4、v2、
v4に1つのクロック信号C2の供給あるいは領域間の
接続に用いられるクロック専用配線領域として用いられ
るとすれば、配線領域130−3、130−6、140
−3、140−6がクロック信号C2専用の領域あるい
は領域間の接続に用いられるクロック配線専用領域とな
る。このように、属性を設定しておけば、クロック信号
専用の配線領域上で、異なる属性のクロック信号が衝突
することがなくなり、また、複数のクロック信号の配線
の自由度もより向上でき、クロック信号の配線がより容
易に設定できる。
【0023】次に、ステップS4において、各領域#1
〜#6内における主ドライバを設定する。この主ドライ
バとは、各領域#1〜#6内で最初にクロック信号を受
けるためのドライバである。ただし、上記したように、
領域#1〜#6間におけるクロック信号伝達のためのド
ライバが領域内に設定される場合は、これを除いて、最
初にクロック信号を受けるためのドライバとして解釈す
る。図5において、領域#1には主ドライバ111を、
領域#2には主ドライバ112を、領域#3には主ドラ
イバ113を、領域#4には主ドライバ114を、領域
#5には主ドライバ115を、領域#6には主ドライバ
116をそれぞれ設定している。
【0024】次に、ステップS5において、各領域#1
〜#6それぞれのドライバの段数を設定する。ドライバ
の段数とは、主ドライバから最も遠い論理素子で、クロ
ック信号に同期して動作すべきもの(例えば、フリップ
フロップ等)までに必要となるドライバの数であり、主
ドライバも含めた数である。ドライバの段数は、各領域
#1〜#6の領域の大きさ、クロック信号に同期して動
作すべきフリップフロップ等の論理素子の数に基づき設
定される。この実施例においては、領域#1ではドライ
バ段数を3段、領域#2ではドライバ段数を2段、領域
#3ではドライバ段数を2段、領域#4ではドライバ段
数を2段、領域#5ではドライバ段数を2段、領域#6
ではドライバ段数を3段と設定するものとする。できれ
ば、隣り合う領域とのドライバ段数の差は0あるいは1
程度にしておくように設定するようにしておく。なお、
後述の本発明の方法を用いる場合、先のステップS0に
おける領域分けにおいて、各領域のドライバ段数がどの
程度になるのかを考慮しながら領域分けするのがよりよ
い。
【0025】次に、ステップS6において、各領域#1
〜#6間のクロックツリ−を設定する。この設定方法を
第6図を用いて説明する。
【0026】まず、図6(a)に示すように、隣り合う
領域においてドライバ段数が同じものを見つけてそれを
仮想的に1つの仮想的な領域とする。例えば、ドライバ
段数がともに2段の領域#2と領域#3を1つの仮想的
な領域151とし、ドライバ段数がともに2段の領域#
4と領域#5を1つの領域152とする。このように領
域設定された領域151及び領域152にはそれぞれ領
域間の接続に用いるドライバ161及びドライバ162
を設定する。このドライバ161及びドライバ162は
それぞれ仮想領域151及び領域152を形成する2つ
の領域の境目またはその近傍に配置する。このように配
置すれば、隣り合う各領域(例えば、仮想領域151に
おいては領域#2と領域#3)に均等な位置となる。こ
こで、仮想領域151及び152のドライバ段数として
は、仮想領域を構成する領域のドライバ段数(本実施例
においては、領域#2〜#5は2段)はそれぞれドライ
バ161及びドライバ162が1つ増えたことになる。
よって、仮想領域151及び仮想領域152のドライバ
段数はともに3段として考慮することができる。なお、
隣り合う領域のドライバ段数が同じであるものがない場
合には、例えば、ドライバ段数の少なく設定されている
領域のドライバ段数を増やして、隣り合う領域でのドラ
イバ段数が同じものを作るようにすればよい。
【0027】さらに、図6(b)に示すように、仮想領
域151、仮想領域152、残りの領域#1、領域#6
とで、上述と同等に、隣り合う領域においてドライバ段
数が同じものを見つけて仮想領域を作る。例えば、ドラ
イバ段数がともに3段の仮想領域151と領域#1を1
つの仮想的な領域153とし、ドライバ段数がともに3
段の仮想領域152と領域#6を1つの仮想的な領域1
54とする。このように領域設定された領域153及び
領域154にはそれぞれ領域間の接続に用いるドライバ
163及びドライバ164を設定する。このドライバ1
63及びドライバ164はそれぞれ仮想領域153及び
領域154を形成する2つの領域の境目またはその近傍
に配置する。ここで、仮想領域153及び154のドラ
イバ段数としては、仮想領域を構成する領域のドライバ
段数(本実施例においては、仮想領域151及び15
2、領域#1及び#6は3段)はそれぞれドライバ16
3及びドライバ164が1つ増えたことになる。よっ
て、仮想領域153及び仮想領域154のドライバ段数
はともに4段として考慮することができる。このように
領域を拡大した後、残る2つの領域のドライバ段数が同
じなら、ドライバ165を2つの領域の境目またはその
近傍に配置する。このドライバ165が、マクロセルを
除くコア領域において、外部からクロック信号を最初に
受けるドライバとして設定されることとなる。なお、領
域拡大した後、2つの領域のドライバ段数が異なる時
は、上述したように、ドライバ段数の少ない方の領域に
対してのみドライバを追加すればよい。よって、このよ
うな領域の拡大をしていくにあたっては、領域拡大の後
に最終的に残る領域間でのドライバ段数の差がない(あ
るいは、その差が1段程度)ようにしておくようにす
る。
【0028】このように、ドライバ161〜165を配
置できたので、各領域#1〜#6間のクロックツリ−は
図5に示すように構成することができる。つまり、外部
からクロック信号をドライバ165で受けて、配線17
1を介して次のドライバ163及び164に転送する。
ドライバ163は、配線172を介してドライバ111
及び161に転送する。更に、ドライバ161は配線1
73を介してドライバ112及び113にクロック信号
を転送する。同様に、ドライバ164は、配線175を
介してドライバ116及び162に転送する。更に、ド
ライバ162は配線176を介してドライバ114及び
115にクロック信号を転送する。このように、各領域
#1〜#6間でのドライバ段数の差は領域間のクロック
ツリーの作成により、ドライバ段数の差を調整すること
がでる。よって、ドライバ165から各領域#1〜#6
それぞれにおいて主ドライバから最も遠い論理素子まで
のドライバ段数の数は同じにすることができる。なお、
配線171〜176はステップS2、S3で設定したク
ロックグリッド領域を用いて配線されるものであり、こ
の配線の処理においては、基本的には最短距離でかつ配
線遅延等を考慮してドライバ間の配線長を調整しながら
設定するものである。更に、ここで、配線長が長くなり
過ぎる場合に対しては次のような調整を行う。まず、ド
ライバ間の配線の最大長をLというように予めステップ
S0にて入力しておき、この情報を用いてドライバ間の
配線長がこのLを越えるものには、このドライバ間に更
にドライバを1つ追加するようにして配線長の最大長を
越えないようにする。このようにすることで、各ドライ
バ間の配線長を、より均等にすることができるので、配
線容量や配線抵抗による配線遅延を低減することができ
る。よって、マクロセル120の配置を問題とすること
なく、容易かつ均等なドライバ段数にすることができ
る。
【0029】次に、ステップS7において、各領域#1
〜#6内それぞれにおけるセルやフリップフロップ等の
配置情報を入力する。この配置情報の入力に際しては、
ステップS1におけるフロアプランで領域分けした副領
域内に所定のセルあるいはフリップフロップを配置する
ようにし、ステップS4及びステップS6で設定したド
ライバの配置を動かさないように、セルあるいはフリッ
プフロップを配置するように配置情報が入力される。こ
の配置情報の入力においては、上述したように、クロッ
ク配線専用領域は確保されているので配置設定は容易で
ある。
【0030】次に、ステップS8において、各領域#1
〜#6内それぞれにおけるクロックツリ−を設定する。
この各領域内でのクロックツリ−の設定には従来の方法
でよいが、矩形の領域としているので、H型ツリ−方式
や菱形ツリ−方式を採用することが容易に実現すること
ができる。この時、配線としては、ステップS2、S3
で設定したクロックグリッド領域を用いて配線される。
このようにすることで、各領域内でも最短な配線長及び
ドライブ段数にてクロック信号を、クロック信号によ
り、同期して動作すべき論理素子に転送することがで
き、LSI論理回路全体として、クロック信号の転送が
バランスよく行うことが容易に可能である。
【0031】次に、ステップS9において、残りの配線
の情報の入力(例えば、同期しない論理素子間との配線
等)を行う。この配線は、ステップS2で設定したクロ
ックグリッド以外の配線領域を用いて配線される。よっ
て、クロック信号との衝突を気にせずに容易に配線する
ことができる。なお、クロックグリッドとして設定され
ていても、クロック信号伝達用として使用されなかった
クロックグリッド領域は、残りの配線のための領域とし
て使用してもよい。ここで、副領域間のクロックグリッ
ト領域は空けておく(残りの配線のための領域として使
用しない)ようにしてもよい。このようにすることで、
次の処理であるステップS10でクロックスキュー値の
許容範囲を満足しない場合のクロックスキュー値調整に
おいて、副領域間のクロックグリッドを用いたクロック
配線を容易に調整することができる。
【0032】次に、ステップS10において、クロック
信号が各領域#1〜#6内における、クロック信号で、
同期して動作する論理素子への伝達状態をチェックし、
クロックスキュ−がないかどうかを調べる。クロックス
キュ−がないかクロックスキュ−があっても、LSI論
理回路1全体としての動作に問題がない程度(クロック
スキュ−値が許容範囲内であること)であれば、上記ス
テップS0〜S9にて設定したクロックツリ−に問題が
ないので、クロック信号の配線レイアウトに問題なしと
して終了となる。なお、問題がある(クロックスキュ−
値が許容範囲外であること)場合は、ステップS6戻
り、上記の処理をやり直して、クロックスキュ−を許容
範囲内になるようにする。この時、スキュ−値調整とし
ては、まず、ステップS6における領域#1〜#6間の
クロックツリ−の配線長の調整を行う。上述したよう
に、副領域間のクロックグリッド領域を空けておくよう
にすれば、この配線長の調整が容易に行うことができ
る。それでもクロックスキュ−値の許容範囲を満足しな
い時は、領域#1〜#6間のクロックツリ−に用いられ
るドライバ(実施例におけるドライバ161〜165)
の配置や接続を変更して調整する。これは、基本的に
は、各領域#1〜#6内でのクロックツリ−は、予め保
証された遅延やクロックスキュ−値がデ−タベ−ス化さ
れていることが一般的であり、各領域#1〜#6内での
クロックツリ−においては調整が必要ないためである。
よって、クロックスキュ−値の調整もLSI論理回路1
全体で見る必要がないので、容易に行うことができる。
【0033】次に、本発明の実施例を応用した例を、図
面を用いて以下に説明する。図7及び図8はこの応用例
を示す図であり、図7はLSI論理回路1のチップを示
した図、図8は応用例で作られたH型クロックツリ−の
図である。
【0034】図7において、例えば、ステップS4で設
定する各領域の主ドライバのうち、制御信号に応答して
出力制御されるドライバが必要であるとする場合を想定
する。図7の領域#11及び領域#16の主ドライバ2
11及び216はそれぞれ制御信号CS1にて制御さ
れ、領域#18の主ドライバ218は制御信号CS2に
て制御されるものとし、他の領域#12、#13、#1
4、#15、#17はそれぞれ制御信号による制御を受
けない主ドライバ212、213、214、215、2
17を有するとする。このような場合であっても、上記
本発明においては、単にステップS3において、この制
御信号CS1及びCS2の信号転送用配線領域を設定
し、ステップS4にて主ドライバの種類(制御信号によ
る出力制御がされるものか否か)を登録するようにすれ
ば容易に対応できる。なお、ステップS3において、制
御信号用配線領域を設定する必要がなければ、クロック
グリッド領域以外の配線領域を用いてもよい。
【0035】また、図8に示すように、独立したクロッ
ク信号C1及びC2を用いる場合にも、ステップS3に
おいて、上述したようにクロックグリッド領域の属性を
設定しておけば、各クロック信号C1とC2が衝突する
ことなく、容易に配線設定することができる。例えば、
実施例のように、クロック信号C1が図3におけるh
1、h3、v1、v3で転送され、クロック信号C2が
h2、h4、v2、v4で転送されるとする。この時、
クロック信号C1を受けるドライバ220から各ドライ
バ221〜224への配線である横方向の配線231は
h1及びh3で示される配線領域130−2及び130
−5が用いられ、縦方向の配線232及び233はv1
及びv3で示される配線領域140−1及び140−5
が用いられる。同様に、クロック信号C2を受けるドラ
イバ240から各ドライバ241〜244への配線線で
ある横方向の配線251はh2及びh4で示される配線
領域130−3及び130−6が用いられ、縦方向の配
線252及び253はv2及びv4で示される配線領域
140−3及び140−6が用いられる。このように、
ステップS3で属性を設定しているので、容易に独立し
たクロック信号に対する対応を可能としている。
【0036】また、図9〜図16に、H型クロックツリ
−方式における改良例を示す。図9及び図10は従来か
ら用いられているH型クロックツリ−の図である。図9
は縦長の領域301にH型クロックツリ−311を作成
した例であり、図10は横長の領域302にH型クロッ
クツリ−312を作成した例である。図9のH型配線の
先端314及び図10のH型配線の先端315に論理素
子が配置されるものである。通常のH型クロックツリ−
は配線がH型をして線対称に作成されるため、例えば、
ドライバが3つでよいような場合(H型クロックツリ−
にて配線される論理素子が8個でよう場合)であって
も、図9や図10のように、論理素子16個分の配線が
作成されてしまいうことになる。これは、不必要な配線
により領域#1〜#6を占有してしまうことになり、ま
た、配線負荷を増大することになりかねない。
【0037】このため、本発明では次のような改良を示
す。図11はその改良例を示すH型クロックツリ−の作
成を示す図である。図11において、領域322のよう
な縦が長さyで横が長さx(=2y)の横長の領域にH
型クロックツリ−を作成したい場合を想定する。まず、
この領域が縦及び横の長さがxの正方形の領域320と
してH型クロックツリ−を作成する。つまり、領域32
1を仮想領域として設定する。この領域320に作成し
たH型クロックツリ−は従来の方法通りに作成されるた
め、配線がH型をして線対称になっているものである。
次に、この領域のうち、このクロックツリ−の主ドライ
バ323が配置されている領域322だけを取り出す。
この取り出し処理は、領域321の配線及びドライバの
情報を削除することで対応できる。この時、境目の配線
324の情報は残すようにしなければならない。この結
果、図12に示すように、ドライバが3つのクロックツ
リ−325を作成することができる。
【0038】更に、図13に示すように、領域353の
ような縦が長さyで横が長さx(=4y)の横長の領域
にH型クロックツリ−を作成したい場合も同様に処理す
ることができる。まず、この領域が縦及び横の長さがx
の正方形の領域350としてH型クロックツリ−を作成
する。つまり、領域351、352、354を仮想領域
として設定する。この領域350に作成したH型クロッ
クツリ−は従来の方法通りに作成されるため、配線がH
型をして線対称になっているものである。次に、この領
域のうち、このクロックツリ−の主ドライバ355が配
置されている領域353だけを取り出す。この取り出し
処理は、領域351、352、354の配線及びドライ
バの情報を削除することで対応できる。この時、境目の
配線356の情報は残すようにしなければならない。こ
の結果、図14に示すように、ドライバが3つのクロッ
クツリ−357を作成することができる。
【0039】上記図11〜図14は、横の長さxと縦の
長さyとがx=2のn乗*y(ただし、nは1以上の整
数)の領域の場合であるが、y=2のn乗*xの領域の
場合も同様に処理することができる。この場合、y=2
xであれば、図15のようなツリ−365が作成でき、
y=4xであれば、図16のようなツリ−375が作成
できる。
【0040】このように、H型クロックツリ−の改良を
することで、不必要な配線により領域#1〜#6を占有
されたり、また、配線負荷を増大することを防止でき
る。更に、ステップS1でのフロアプランを行う時に、
その領域の形状に自由度を増すことができる。
【0041】更に、本発明において、基準電位供給線、
例えば、接地電位供給線の領域をクロックグリッド領域
に合わせ、かつ他の層に配置することで、クロック配線
に対する並列プレ−ト容量やフリンジフィ−ルド容量の
バラツキを抑えることができる。これにより、クロック
信号の遅延やクロックスキュ−をより低減することが期
待できる。例えば、図3において、クロックグリッドを
横方向は第3層の領域130−2とし、縦方向は第4層
の領域140−1とした時に、接地電位供給線の領域
を、横方向は第1層において領域130−2と同じ位置
とし、縦方向は第2層において領域140−1と同じ位
置とするようにすればよい。これはクロックグリッド領
域の設定以降の適当なステップにて定義するようにすれ
ばよい。
【0042】更に、ステップS2において、クロックグ
リッド領域を設定した後、このクロックグリッド領域の
近傍に配線される他の信号配線は、クロックグリッド領
域から所定の間隔だけ離すように特別に定義づける、又
は、ステップS6やステップS8後におけるクロック配
線の設定の後に、他の信号配線をクロック信号配線から
所定の間隔だけ離すように特別に定義してもよい。この
ようにすることで、クロック信号用の配線に対するカッ
プリング容量を抑えることができる。これによっても、
クロック信号の遅延やクロックスキュ−をより低減する
ことが期待できる。これも、クロックグリッドの設定以
降の適当なステップにおいて定義すればよい。
【0043】本発明は、CADシステムを用いれば、プ
ログラム処理によりCPU及びメモリ等を用いて基本的
には対応することができるが、ハ−ドとして上記各ステ
ップ毎の処理手段を持たせてもよい。
【0044】例えば、図17に示すCAD装置として
は、様々な制御信号や情報等を転送するための信号線群
501を介して、制御手段503により制御される入力
手段505、クロックグリッド設定手段507、ドライ
バ配置手段509、配線手段511、スキュー値検証手
段513、格納手段515を設けている。入力手段50
5は、ステップS0における情報の入力や、設定された
フロアプランの入力、ステップS7におけるセル及びフ
リップフロップの位置情報の入力、ステップS9におけ
る他の配線設定のための情報入力に用いられる。ここ
で、入力された情報は必要に応じて制御手段503の制
御により格納手段515に格納しておけばよい。クロッ
クグリッド設定手段507は、ステップS2及びS3に
おけるクロックグリットの設定及びその属性の設定に用
いられるもので、上記したような処理を行うものであ
る。この時、必要に応じて入力手段505を用いて、格
納手段515に格納された情報を適用することができ
る。ここで設定された内容も必要であれば格納手段51
5に格納すればよいし、表示手段517上に表示してお
くだけでもよい。ドライバ配置手段509は、ステップ
S4、S5、S6、S8における各ドライバの配置やド
ライバの段数設定を行うのに用いられる。上記のクロッ
クグリット設定手段507同様に、必要に応じて入力手
段505を用いて、格納手段515に格納された情報を
適用することができる。クロック配線手段511は、ス
テップS6及びS8におけるドライバ間の配線を行うの
に用いられるものである。これも、必要に応じて入力手
段505を用いて、格納手段515に格納された情報を
適用することができる。スキュー値検証手段513は、
ステップS10におけるスキュー値の検証を行うのに用
いられるものである。なお、ステップS1及びステップ
S9においての手段を示していないが、図17に示す装
置では、ステップS1におけるフロアプラン及びステッ
プS9における他の配線の設定は外部の装置等により行
い、この外部の装置等からの情報を入力手段505から
入力するようにしたものと設定して説明したものであ
る。これらステップS1及びステップS9のための手段
を設けることとしても何ら問題はない。
【0045】このように、ハードウェアで各処理手段を
構成することによって、プログラムの必要なく、本発明
の方法を実現することができる。
【0046】なお、実施例ではクロック信号を例として
説明したが、クロック信号以外の信号に対しても当然適
用可能である。また、マクロセルのような構成を有さな
い論理回路の設計において適用してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明しましたように、本発
明の配線レイアウト方法を適用することにより、所定の
信号に対して、同期して動作すべき論理素子が配置され
る領域を予め複数の副領域に分割することで、副領域内
と各副領域間とに分けて配線及びドライブ素子の数を均
等に設定することができる。また、この所定の信号のた
めの配線領域を予め確保することで、最短の配線経路の
決定が容易に行うことができる。よって、マクロセルの
ような構成がどのように配置されても、容易に所定の信
号で、同期して動作する各論理素子を配置及び配線する
ことができるとともに、この信号における配線遅延やク
ロックスキュ−を極力低減することができる。
【0048】また、予め、配線レイアウトの対象となる
領域を複数の矩形領域に分けることにより、各矩形領域
内では従来のツリ−方式のような配線方式を容易に適用
することができる。特に、各副領域内でHツリ−方式を
採用することができるので、次段のドライバ素子までの
配線長を均等にした配線の設定をより容易にすることが
できる。
【0049】更に、H型ツリ−方式に改良し、H型ツリ
−方式で設計したドライブ素子間の配線を選択的に採用
可能としたので、不必要な配線やドライバを容易に削除
することができるよって、H型ツリ−方式による配線レ
イアウトを適用する領域を不必要な配線やドライバで占
有することなく、配線及びドライブ素子の配置の自由度
をより向上し、また、不必要な配線やドライバによる負
荷をも低減することができる。
【0050】更に、基準電位供給線の領域を所定の信号
の伝達に用いるための配線領域に合わせ、かつこの配線
領域を配置する配線層とは異なる配線層に配置するよう
にしたので、所定の信号用の配線に対する並列プレ−ト
容量やフリンジフィ−ルド容量のバラツキを抑えること
ができる。これにより、所定の信号の遅延やスキューを
より低減することが期待できる。
【0051】更に、所定の信号の伝達に用いるための配
線領域を設定した後、この配線領域の近傍に配線される
他の信号配線は、所定の信号のための配線領域から所定
の間隔だけ離すようにして配線を設定するようにしたの
で、この所定の信号用の配線に対するカップリング容量
を抑えることができる。よって、所定の信号の遅延やス
キュ−をより低減することが期待できる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す配線レイアウトのフロ−
チャ−トである。
【図2】本発明の実施例におけるLSI論理回路のチッ
プにおけるフロアプランを示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるフロアプランにて領域
分けされた副領域のクロックグリッドの設定を示す図で
ある。
【図4】図3の一部拡大図である。
【図5】本発明の実施例における副領域間の配線レイア
ウトを示す図である。
【図6】本発明の実施例における副領域間の配線に用い
られるドライバの設定手順を説明する図である。
【図7】本発明の応用例における副領域における主ドラ
イバの設定を説明する図である。
【図8】本発明の他の応用例におけるH型クロックツリ
−方式を適用した配線レイアウトを説明する図である。
【図9】本発明のH型クロックツリ−方式の改良を説明
するための、従来方法で作成されたH型クロックツリ−
の図である。
【図10】本発明のH型クロックツリ−方式の改良を説
明するための、従来方法で作成された他のH型クロック
ツリ−の図である。
【図11】本発明の改良したH型クロックツリ−方式に
よる配線レイアウトを説明する図である。
【図12】本発明の改良したH型クロックツリ−方式に
よる配線レイアウトにより作成したクロックツリ−の図
である。
【図13】本発明の改良したH型クロックツリ−方式に
よる配線レイアウトの他の例を説明する図である。
【図14】本発明の改良したH型クロックツリ−方式に
よる配線レイアウトの他の例により作成したクロックツ
リ−の図である。
【図15】本発明の改良したH型クロックツリ−方式に
よる配線レイアウトの応用で作成できるクロックツリ−
の図である。
【図16】本発明の改良したH型クロックツリ−方式に
よる配線レイアウトの応用で作成できる他のクロックツ
リ−の図である。
【図17】本発明の配線レイアウト方法を実現するため
の装置概略図である。
【図18】従来の配線レイアウト方法の1つであるトラ
ンク方式を説明する図である。
【図19】従来の配線レイアウト方法の1つであるトラ
ンク方式を説明する他の図である。
【図20】従来の配線レイアウト方法の1つであるH型
ツリ−方式を説明する図である。
【図21】従来の配線レイアウト方法の1つである菱形
ツリ−方式を説明する図である。
【図22】従来の配線レイアウト方法における課題を説
明する図である。
【図23】従来の配線レイアウト方法における課題を説
明する他の図である。
【符号の説明】
1 LSI論理回路 2 コア領域 3 入出力用素子領域 120 マクロセル 130ー1〜130ー6 横方向配線領域 140ー1〜140ー6 縦方向配線領域 5ー1、5ー2、8ー1〜8ー4、12ー1〜12ー
4、13、14ー1〜14ー4、15ー1〜15ー3、
111〜116、161〜165、211〜218、2
20〜224、240〜244、323、355 ド
ライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIチップの予め設定された領域内
    に、それぞれ1つ以上のドライブ素子を介して所定の信
    号に同期して動作する複数の論理素子を有するLSI論
    理回路における配線レイアウト方法において、 前記領域を複数の副領域に分割するステップと、 前記領域において、前記信号の伝達に用いるための配線
    領域を設定するステップと、 前記副領域おのおのにおいて、各副領域に前記信号が入
    力されてから該領域内の前記論理素子に伝達されるまで
    の間に介在すべきドライブ素子数及びドライブ素子の配
    置を設定するステップと、 前記設定された各副領域におけるドライブ素子数及びド
    ライブ素子の配置の情報に基づいて、各副領域間におけ
    る前記信号転送のためのドライブ素子の配置及び前記設
    定した配線領域を用いて各ドライブ素子間の配線を設定
    するステップと、 前記各副領域内での各ドライブ素子の配置及び前記設定
    した配線領域を用いて各ドライブ素子間の配線を設定す
    るステップとを、 有することを特徴とするLSI論理回路における配線レ
    イアウト方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のLSI論理回路における
    配線レイアウト方法において、前記副領域内のおのおの
    におけるドライブ素子の配置及び該ドライブ素子間の配
    線にはH型クロックツリ−方式を用いて配線することを
    特徴とするLSI論理回路における配線レイアウト方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のLSI論理回路における
    配線レイアウト方法において、前記H型クロックツリ−
    を、縦方向あるいは横方向に2のn乗分に領域を分割可
    能な略正方形の領域内に構成するするステップと、 前記構成されたH型クロックツリ−のうち、主ドライブ
    素子を含む分割領域のみを選択するステップとを含むこ
    とを特徴とするLSI論理回路の配線レイアウト方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のLSI論理回路における
    配線レイアウト方法において、基準電位供給線の領域を
    前記信号の伝達に用いるための配線領域に合わせ、かつ
    該配線領域を配置する配線層とは異なる配線層に配置す
    るステップを含むことを特徴とするLSI論理回路の配
    線レイアウト方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のLSI論理回路における
    配線レイアウト方法において、前記信号の伝達に用いる
    ための配線領域を設定した後、該配線領域の近傍に配線
    される他の信号配線は、該配線領域から所定の間隔だけ
    離すようにして配線を設定するステップを含むことを特
    徴とするLSI論理回路の配線レイアウト方法。
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