JPH10186852A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JPH10186852A
JPH10186852A JP8342119A JP34211996A JPH10186852A JP H10186852 A JPH10186852 A JP H10186852A JP 8342119 A JP8342119 A JP 8342119A JP 34211996 A JP34211996 A JP 34211996A JP H10186852 A JPH10186852 A JP H10186852A
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健史 ▲高▼橋
Takeshi Takahashi
Shizuo Takano
静男 高野
Yoshio Yamaguchi
淑夫 山口
Hiroshi Kera
浩 計良
Akira Nagahara
明 長原
Yoshiya Ishiyama
義也 石山
Hideki Kamachi
英樹 釜地
Toshio Toda
俊雄 遠田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電潜像保持体と、保持体を画像情報に応じ
て露光し静電潜像を形成する手段と、保持体上にトナー
像を形成する現像ローラと現像剤収容箱を有する現像手
段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、転写
手段を通過するように記録媒体を搬送する記録媒体搬送
手段と、残留トナーを除去するクリーニング手段と、残
留トナーを現像材収容箱に還流する還流手段とを具備す
る電子写真画像形成装置において、装置の軸方向に対し
てトナーが特性上の差異をもつことを極力抑制して、カ
ブリ、カスレ等の印字欠陥のない画像を得る。 【解決手段】 画像情報に基づいて保持体上に形成した
静電潜像以外の部位に、現像ローラよりトナーを排出
し、トナーを保持体上で現像し、トナーを記録媒体に転
写せずに、クリーニング手段により保持体より除去し、
且つ還流手段により現像材収容箱に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスオートメーションの進展
により、コンピュータの出力端末装置、ファクシミリ装
置、複写機等にレーザビームプリンタ等の電子写真画像
形成装置が盛んに用いられている。これらの電子写真画
像形成装置では、帯電器により感光体ドラムを所定電位
に帯電させた後画像情報に対応した光照射により感光体
ドラム上に静電潜像を形成し、この静電潜像を粉体、即
ちトナーで現像して可視像化する。更に、感光体ドラム
上に現像されたトナー像を記録媒体に転写した後、その
記録媒体を分離し、記録媒体上のトナーを定着するとい
う方式をとり、一般に画像情報を可視化するという目的
で使用される。
【0003】一方、転写後の感光体ドラムは除電器によ
り除電され、残留トナーはクリーナにより感光体ドラム
表面よりかき落とされて、感光体ドラム上の1プリント
サイクルが終了する。感光体ドラム上の静電潜像を現像
する現像方法として、キャリアとトナーを有する2成分
現像剤を使用する場合において、現像剤を感光体ドラム
に供給するための現像マグネットロールの周囲に、一旦
現像剤を収容しておくための現像剤収容箱を設け、その
現像剤収容箱の容積に対してキャリアの量を規定してお
くことで、現像剤収容箱の容積と、所定のトナー濃度の
現像剤の体積とを同じにしてトナー濃度(重量比)を制
御する方式があり、この方式の特徴として、次の点が挙
げられる。
【0004】装置の寿命まで供給される現像剤はトナ
ーのみであり、キャリアは供給する必要がないため、ラ
ンニングコストを抑制することができる。 トナーの濃度は機械的に制御されるためトナー濃度セ
ンサを削除することができる。 また、転写時に潜像担持体(感光体ドラム)に残留した
トナーをクリーニング機構で回収し、現像器に戻してト
ナーを再利用する方式は、ランニングコストの低減を図
る上で有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の電子写真
画像形成装置においては、次のような問題がある。即
ち、前述のようなトナー濃度(重量比)制御方式を用い
た場合、トナー濃度制御の特性上、装置の軸方向、した
がって記録媒体の搬送方向に直角の方向の現像剤の流動
がほとんど起こらない。この為、装置の軸方向に対する
印字率の偏りが大きい印字パターンで多量の枚数の記録
媒体を繰り返して印字した場合、即ち、装置の軸方向に
関するトナー消費率に大きな差異がある場合、絶えずト
ナーが消費される為に常に新しく供給されるトナーを有
する個所と、殆どトナーが消費されない為に現像マグネ
ットロールのスリーブ上及び現像剤収容箱に停滞し続け
ているトナーを有する個所が存在することとなる。
【0006】スリーブ上及び現像剤収容箱に停滞し続け
ているトナーは、トナーの帯電量の低下や物理的な破
壊、キャリアからの遊離、トナーの濃度のムラ等のを引
き起こす状態となり、記録媒体上の印字においてはカブ
リ、カスレ、黒スジ、ODの増加等となって現れる。よ
って本発明の課題は、装置の軸方向に対してトナーが特
性上の差異をもつことを極力抑制して、カブリ、カス
レ、黒スジ等の印字欠陥のない高印字品質の画像を得る
ことのできる電子写真画像形成装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明によれば、静電潜像保持体と、該保持体を
帯電する帯電手段と、該保持体を画像情報に応じて露光
し該保持体上に静電潜像を形成する手段と、該保持体へ
トナーを排出して前記静電潜像を現像して該保持体上に
トナー像を形成する現像ローラと現像剤収容箱を有する
現像手段と、前記トナー像を前記保持体から記録媒体に
転写する転写手段と、該転写手段を通過するように記録
媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記保持体上の残
留トナーを除去するクリーニング手段と、該クリーニン
グ手段により前記保持体から除去された残留トナーを前
記現像材収容箱に還流する還流手段とを具備する電子写
真画像形成装置において、前記画像情報に基づいて前記
保持体上に形成した前記静電潜像以外の部位に、前記現
像ローラよりトナーを排出し、該トナーを保持体上で現
像し、該トナーを前記記録媒体に転写せずに、前記クリ
ーニング手段により前記保持体より除去し、且つ前記還
流手段により前記現像材収容箱に戻すことにより、前記
現像手段からのトナーの排出を均一化する手段を具備す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置が提供され
る。
【0008】これによると、前記画像情報に基づいて前
記保持体上に形成した前記静電潜像以外の部位に、前記
現像ローラよりトナーが排出される。したがって、この
トナー排出のタイミング、排出量、排出個所等を適当に
選定することにより、装置の軸方向に印字率が異なる場
合であっても、トナー排出量の偏りを無くすることがで
き、トナーの停滞による印字品質の低下を防止すること
ができる。
【0009】前記記録媒体はカットシートであり、該カ
ットシートを一定枚数印刷後に、該カットシート間の非
転写領域に対応する位置で、前記現像ローラより前記静
電潜像保持体へのトナーの排出を行うことを特徴とす
る。これによると、トナー排出量の偏りを無くする為の
トナー排出が、カットシートの一定枚数印刷後に行われ
るので、未使用トナーの排出により用紙の印字作業に影
響を及ぼすことはない。
【0010】前記現像ローラより前記静電潜像保持体へ
のトナーの排出は、記録媒体の搬送方向と直角な方向
に、均一に一定量行われることを特徴とする。これによ
ると、トナー排出量の偏りを無くする為のトナー排出
に、特別な現像パターン、例えば印字率の異なるパター
ンを採用することなく、簡単な制御で行うことができ
る。前記現像ローラより前記静電潜像保持体へのトナー
の排出は、前記画像情報に基づく前記トナー像も含め
て、記録媒体の搬送方向及びこれと直角な方向の両方向
にトナーの総現像量が略一定量となるように行われるこ
とを特徴とする。
【0011】これによると、現像剤の排出量を全体とし
て均一に行うことができるので、トナー排出量の偏りに
よるムラを解消することができる。前記現像ローラより
前記静電潜像保持体へのトナーの排出は、記録媒体の搬
送方向と直角をなす方向の印字領域を複数の領域に分割
し、前記画像情報に基づく印字ドット数を前記各領域毎
にカウントし、各領域毎のカウント数に応じて各領域ご
との排出量が定められることを特徴とする。
【0012】前記現像ローラより前記静電潜像保持体へ
のトナーの排出は、前記カットシート間の非転写領域に
対応する位置で、軸方向と直角をなす方向の各ライン毎
に、同一のパターンとなる画像を現像することを特徴と
する。この場合において、記録媒体の搬送方向と直角を
なす方向の印字領域を複数の領域に分割し、前記画像情
報に基づく印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、
各領域毎のカウント数に応じて、軸方向と直角をなす方
向の各ライン毎に、印字率の異なる画像を現像すること
を特徴とする。
【0013】これによると、トナー排出量の偏りを無く
する為のトナー排出に、濃度差を設ける必要がなく、均
一なべた画像とすることができる、トナー排出のための
現像制御が単純化される。前記現像ローラより前記静電
潜像保持体へのトナーの排出により、前記カットシート
間の非転写領域に対応する位置で、軸方向と直角をなす
方向の各ライン毎に、印字率の異なる画像を現像するこ
とを特徴とする。この場合において、記録媒体の搬送方
向と直角をなす方向の印字領域を複数の領域に分割し、
前記画像情報に基づく印字ドット数を前記各領域毎にカ
ウントし、各領域毎のカウント数に応じて、前記印字率
を各領域毎に変化させることを特徴とする。
【0014】これによると、トナー排出量の偏りを無く
する為のトナー排出に、濃度(印字率)差を設けている
ので、トナー排出のための現像個所は、記録媒体の搬送
方向と直角の方向に一定幅とすることができ、記録媒体
間の間隔が狭くても、対応可能となる。本発明の他の側
面によると、静電潜像保持体と、該保持体を帯電する帯
電手段と、該保持体を第1の画像情報に応じて露光し該
保持体上に第1の静電潜像を形成する手段と、該保持体
を第2の画像情報に応じて露光し該保持体上に第2の静
電潜像を形成する手段と、該保持体へトナーを排出して
前記第1及び第2の静電潜像を現像して該保持体上に第
1及び第2のトナー像を形成する、現像ローラと現像剤
収容箱を有する現像手段と、該転写手段を通過するよう
に記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記保持体
上の第1のトナー像の残留トナー及び前記第2のトナー
像のトナーを除去するクリーニング手段と、該クリーニ
ング手段により前記保持体から除去されたトナーを前記
現像材収容箱に還流する還流手段と、前記第2のトナー
像を前記記録媒体に転写させないように、該第2のトナ
ー像を記録媒体間の間隔領域又は非転的領域に対応する
位置に形成するべく、前記第2の画像情報を制御する制
御手段と、を具備することを特徴とする電子写真画像形
成装置が提供される。
【0015】これによると、前記第1画像情報に基づい
て前記保持体上に形成した前記第1静電潜像以外の部位
に、前記現像ローラよりトナーが排出される(第2のト
ナー像)。したがって、このトナー排出のタイミング、
排出量、排出個所等を適当に選定することにより、装置
の軸方向に印字率が異なる場合であっても、トナー排出
量の偏りを無くすることができ、トナーの停滞による印
字品質の低下を防止することができる。
【0016】前記記録媒体はカットシートであり、該カ
ットシートを一定枚数印刷後に、該カットシート間の間
隔領域に対応する位置で、前記現像ローラより前記静電
潜像保持体へのトナーの排出し、前記静電潜像保持体上
に第2のトナー像を形成すことを特徴とする。これによ
ると、トナー排出量の偏りを無くする為のトナー排出
が、カットシートの一定枚数印刷後に行われるので、未
使用トナーの排出により用紙の印字作業に影響を及ぼす
ことはない。
【0017】前記第2のトナー像は、記録媒体の搬送方
向と直角な方向に、一定幅で延びるように形成されるこ
とを特徴とする。これによると、トナー排出量の偏りを
無くする為のトナー排出に、特別な現像パターンを採用
することなく、簡単な制御で行うことができる。前記第
2のトナー像は、前記第1のトナー像も含めて、前記現
像ローラから前記静電潜像保持体へのトナーの総排出・
現像量が、記録媒体の搬送方向及びこれと直角な方向の
両方向に、略一定量となるように制御されることを特徴
とする。
【0018】これによると、現像剤の排出量を全体とし
て均一に行うことができるので、トナー排出量の偏りに
よるムラを解消することができる。前記第2のトナー像
は、前記非転写領域に対応する位置で、印字率の一定な
べた画像であることを特徴とする。この場合において、
記録媒体の搬送方向と直角をなす方向の印字領域を複数
の領域に分割し、前記第1の画像情報に基づく印字ドッ
ト数を前記各領域毎にカウントし、各領域毎のカウント
数に応じて、前記第2のトナー像のべた画像の面積を、
各領域毎に定めることを特徴とする。
【0019】これによると、トナー排出量の偏りを無く
する為のトナー排出に、濃度差を設ける必要がなく、均
一なべた画像とすることができるので、トナー排出のた
めの現像制御が単純化される。前記第2のトナー像は、
前記非転写領域に対応する位置で、印字率の異なる画像
パターンとなるような現像を行うことを特徴とする。こ
の場合において、記録媒体の搬送方向と直角をなす方向
の印字領域を複数の領域に分割し、前記第1の画像情報
に基づく印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、各
領域毎のカウント数に応じて、前記第2のトナー像の印
字率を各領域毎に変化させることを特徴とする。
【0020】これによると、トナー排出量の偏りを無く
する為のトナー排出に、濃度(印字率)差を設けている
ので、トナー排出のための現像個所は、記録媒体の搬送
方向と直角の方向に一定幅とすることができ、記録媒体
間の間隔が狭くても、対応可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1を参照する
と、本発明を採用することのできる電子写真画像形成装
置が示されている。静電潜像担持体、即ち感光体ドラム
20は、例えば、アルミニウム・ドラム上に機能分離型
有機感光体を厚さ20μm程度に塗布したものであり、
その外径は24mmで矢印方向に周速度25mm/sで回転
する。コロナ帯電器22はスコロトロン帯電器であり、
感光体ドラム20の表面を約−600Vに一様に帯電す
る。
【0022】符号48は光学ユニットを示しており、一
様に帯電された感光体ドラム20を画像露光して静電潜
像を形成する。本例では、露光部として半導体レーザユ
ニットを採用している。この光学ユニット48により、
感光体ドラム20を画像パターンに応じて露光すること
により、感光体ドラム20上に−50〜−100Vの静
電潜像を形成する。
【0023】この静電潜像は現像ローラ30を有する現
像装置24により現像され、感光体ドラム20上にトナ
ー像が形成される。現像ローラ30は、複数の磁極を有
するマグネットローラと、マグネットローラの回りを回
転するスリーブとから構成される。トナー室38内には
トナーカートリッジ44から供給されたトナーと、トナ
ー還流機構46により還流された残留トナーとが供給さ
れるが、これらのトナーはアジテータ40,42の回転
により攪拌されて一様に混合される。
【0024】キャリア室34内には所定量のキャリアが
収容されており、アジテータ40,42を回転すること
によりトナー収容箱ないしトナー室38からトナーがキ
ャリア室34内に送り込まれて、キャリア室34内のト
ナー濃度が概略一定に保たれる。ドクターブレード36
により現像ローラ30上の現像剤の層厚が規制され、現
像ローラ30上に磁気ブラシが形成される。この磁気ブ
ラシが感光体ドラム20上の静電潜像に接触してこれを
現像する。
【0025】用紙カセット50中に収容された記録媒体
である用紙52はピックローラ54の回転により送り出
されて、レジストローラ対58で感光体ドラム20上の
トナー像とタイミングが取られた後、転写器60方向に
搬送される。56は手差しトレーを示している。感光体
ドラム20上のトナー像は、転写器60により静電的に
用紙52上に転写される。用紙52に転写されたトナー
像はヒートロール64とバックアップロール66とから
成る定着器62により定着され、定着トナー像を有する
用紙がスタッカ68に排出される。
【0026】感光体ドラム20上の残留トナーはクリー
ナ26のブレード28により感光体ドラムからかき落と
されて、トナー還流機構46によりトナー室38に戻さ
れる。符号69はプリンタの制御回路を搭載しているプ
リント配線板を示している。現像動作によりトナーが消
費されるとキャリア室34内のトナー量が減り、キャリ
アとトナーとから成る現像剤の体積が小さくなる。この
とき、減ったトナー分だけトナー室38内に収容されて
いるトナーが、アジテータ40,42の回転動作により
キャリア室34内に供袷され、キャリア室34内のトナ
ー濃度が一定に維持される。アジテータ40,42は、
トナー室38内でのトナーの軸方向の偏りを矯正する。
【0027】トナーが消費されてトナー室38内のトナ
ーが不足すると、図示しないトナーセンサによってこれ
が検知されて、プリンタのディスプレイに表示される。
このときには、オペレータが使用済みのトナーカートリ
ッジを現像装置24より取り外して、トナーが充填され
た新しいトナーカートリッジ44を現像装置24に装着
して、トナー室38にトナーを補給する。
【0028】図2を参照すると、本発明実施例の現像プ
ロセスユニットの断面図がそれぞれ示されている。これ
らの図に示すように、プロセスユニット2は感光体ドラ
ム20と、現像装置24と、クリーナ26を一体にした
構成であり、プロセスユニット2全体としてプリンタに
着脱可能である。符号4はプロセスユニット2のハウジ
ングを示しており、その上面にはコロナ帯電器22取付
用の開口6及び光学ユニットにより感光体ドラム20を
露光するための開口8が設けられている。
【0029】現像装置24は図示矢印方向に回転される
現像ローラ30を含んでおり、ハウジング4に取り付け
られた仕切部材32と現像ローラ30との間にキャリア
室又は現像室34を画成している。キャリア室34内に
はキャリアとトナーとから成る現像剤が収容される。3
6は現像ローラ30に付着した現像剤の層厚を規制する
ドクターブレードである。
【0030】符号38はトナーを収容するトナー室を示
しており、トナー室38に収容されたトナーを攪拌する
第1及び第2アジテータ40,42が回転可能に設けら
れている。44はトナーカートリッジを示しており、カ
ートリッジ受部材10に着脱可能に装着される。クリー
ナ26は感光体ドラム20に接触して残留トナーを感光
体ドラムからかき落とすブレード28を有している。
【0031】符号46はクリーナ26のハウジング27
中に収容された残留トナーを現像装置24のトナー室3
8に還流するトナー還流機構を示している。図3を参照
して、トナー還流機構46の詳細について説明する。ク
リーナ26内には一端がギヤ84に連結され、他端がは
すばギヤ90に連結されたコイル部材80が収容されて
いる。
【0032】トナー還流機構46はゴムホース等の可撓
性チューブ86と、可撓性チューブ86内に収容された
コイル部材88を含んでいる。コイル部材88の一端
は、はすばギヤ90に噛み合うはすばギヤ92に連結さ
れている。トナー室38に隣接するトナー戻し室39に
はギヤ98に連結されたシャフト94と、シャフト94
に連結されたコイル部材96が収容されている。
【0033】感光体ドラム20の駆動ギヤ82に噛み合
うギヤ84が回転されると、コイル部材80が回転され
てクリーナ28内の残留トナーを矢印B方向に搬送す
る。コイル部材80の回転は互いに噛み合うはすばギヤ
90,92を介して可撓性チューブ86内に収容された
コイル部材88に伝達され、コイル部材88が残留トナ
ーを矢印C方向に搬送するように回転される。
【0034】一方、コイル部材96はギヤ98により回
転されて、トナー戻し室39内に戻された残留トナーを
矢印D方向に搬送し、トナー室38を画成する後板の幅
方向概略中央部に設けられた開口97,99を介して残
留トナーをトナー室38内に供給する。このトナー還流
機構によれば、クリーナ26内に収容された残留トナー
がトナー室38の幅方向概略中央部分に戻されるため、
トナーカートリッジ44から供給されたトナーと残留ト
ナーをアジテータ42の回転により一様に混合すること
ができる。
【0035】上述のように、連続的に印刷が行われる間
に、感光体ドラム上に残留したトナーは回収されて再利
用される。図4は従来の方式による印字パターンと停滞
トナーの位置関係を示した図である。図において、記録
用紙Sの印字領域の左半分S1 は印字率の高い領域であ
り、右半分S2 は印字率の低い領域である。従って、現
像ロール30は、S1 に対応するトナー消費量の多い領
域30aと、トナー消費量の少ない領域30bとが生
じ、トナー収容箱38においてもトナー消費量の多い領
域30aに対応する個所38aでは新トナーが存在し、
トナー消費量の極めて少ない領域30bに対応する個所
38bでは停滞トナーが存在する。
【0036】図4に示した従来の方式にて500枚ラン
ニングを行ってハーフトーン印字を取得すると、印字率
の低い個所に対応した部分S2 で黒スジの発生及びOD
の増加が見られ、印字品質は良好ではなかった。次に本
発明の実施例1について説明する。図5は本発明のトナ
ー排出方式(実施例1)による印字パターンと停滞トナ
ー(停滞なし)の位置関係を示した図である。S
(S1 ,S2 )及び30(30a,30b)については
図4の場合と同じであるが、停滞トナー量を減少させる
為に、用紙Sに転写しないタイミングで用紙搬送方向に
一定幅の黒ベタのトナーTを感光体ドラム上に現像さ
せ、トナーを回収するという方式を採用した。
【0037】即ち、トナー収容箱38において、トナー
消費量の多い領域30aに対応する個所38aでは多く
の新トナーが存在し、トナー消費量の少ない領域30b
に対応する個所38bでも停滞トナーは無くなる。潜像
担持体(感光体ドラム)上の用紙に転写しないタイミン
グで現像された黒ベタTのトナーは、前述と同様、クリ
ーナ26(図2)によって感光体ドラム20からかき落
とされ、トナー還流機構46により回収される。
【0038】停滞トナー量を減少させる為の未使用トナ
ーは現像器24(図2)から感光体ドラム20へ排出さ
れるが、この排出は印刷が行われる用紙と用紙との間で
実行される。この時のタイムチャートを図6に示す。用
紙がレジストローラ58(図1)に送られてくると、用
紙センサがそれを検出しオンとなる。レジストローラか
ら用紙が送り出されると、用紙センサを用紙後端が通過
する時にセンサがオフとなる。図6に示すように、記録
紙が用紙センサを通過する毎に用紙センサはオン・オフ
を繰り返す。未使用トナー排出は、所定枚数印刷を行っ
た時の用紙後端の検出(立ちさがり)を基準として、一
定時間後にレーザの露光を行い、このレーザ露光による
潜像を現像することで、図5に示すように、用紙間にべ
た画像Tを形成して行った。
【0039】このべた画像Tのトナーは用紙に転写され
ずに、前述のようにクリーナ26によって回収され、還
流機構46で現像器24に搬送されて再使用されるので
無駄にはならない。このように、定期的に未使用トナー
を現像器24から感光体ドラム20へ排出することで使
用トナーによる用紙への印字についての劣化を防ぐこと
ができた。 (1)停滞トナー量を減少させる為に、印字媒体1枚に
つき、用紙に転写しないタイミングで用紙搬送方向20
mm幅の黒ベタを潜像担持体上に現像させ、未使用トナー
を回収するという方式にて500枚ランニングを行った
ところ、黒スジの発生及びODの増加は見られなかっ
た。 (2)停滞トナー量を減少させる為に、印字媒体10枚
につき、用紙に転写しないタイミングで用紙搬送方向2
00mm幅の黒ベタを潜像担持体上に現像させ、未使用ト
ナーを回収するという方式にて、500枚ランニングを
行ったところ、黒スジの発生及びODの増加は見られな
かった。 (3)停滞トナー量を減少させる為に、印字媒体50枚
につき、用紙に転写しないタイミングで用紙搬送方向2
00mm幅の黒ベタを潜像担持体上に現像させ、未使用ト
ナーを回収するという方式にて、500枚ランニングを
行ったところ、黒スジの発生及びODの増加は軽減し
た。
【0040】次に本発明の実施例2について説明する。
図7は本発明のトナー排出方式(実施例2)による印字
パターンと停滞トナー(停滞なし)の位置関係を示す図
である。記録用紙SのS1 は印字率の高い領域、S2
印字率中程度の領域、S3 は印字率の低い領域である。
これに対し、未使用トナー排出のための印字パターンを
実施例1のような幅及び濃度一定のべた画像としない
で、後述のようにドット数をカウントして、用紙の搬送
方向と直角な方向でトナーの累積消費量が同量となるよ
うなトナーの印字パターンTとする。
【0041】これにより、現像ローラ30に対接する現
像剤収容箱38において、いずれの個所38a〜38c
においても停滞トナーは存在しなかった。このように実
施例2は用紙間に対応する位置で未使用トナーの排出を
行う点は実施例1の場合と同じであるが、未使用トナー
排出のためのレーザ露光方法が異なる。
【0042】図8は実施例2の制御フローチャート、図
9は制御ブロック図である。未使用トナー排出のための
手順を、図8および図9に基づいて以下に説明する。印
刷スタート(S1 )後、最初にホスト101側から送ら
れた印刷データはビットマップメモリ102に展開され
る(S2 )。この時各ライン(記録用紙搬送方向)毎の
印字ドット数をカウントし(S3 )、印字ドット数メモ
リ部103に記憶する。印刷が準備(READY)状態
になったら(S4 )、メカニカル制御部104はビット
マップメモリ102のデータをVIDEOデータに変換
してレーザドライバ105に転送し(S5 )、レーザ露
光を行う。規定枚数印刷を行うと(S6)、カウントし
た印字ドット数に基づいて、トナー排出用発光データ作
成部106で露光データを作成する(S7 )。
【0043】この露光データの作成方法について説明す
る。各ラインごとにカウントしたドット数のなかで最大
となる値をM、各ラインのカウント数をLとする。用紙
間での各ラインの印刷ドット数が、M−Lドットとなる
ように露光データを作成し、レーザドライバ105へ転
送する(S8 )。このようにデータを作成することで、
各ラインの総印字ドット数がMとなる。従って軸方向
(用紙搬送方向と直角な方向)でのトナー消費が均一に
なり、未使用トナーの発生を防止することができた。
【0044】次に、実施例2に基づく実験例を述べる。 (1)停滞トナー量を皆無にする為に、印字媒体1枚に
つき、用紙に転写しないタイミングで、軸方向に対して
トナーの累積消費量が同量になるようハード上で算出し
て、未使用トナーを排出するという方式にて、500枚
ランニングを行ったところ、黒スジの発生及びODの増
加は見られなかった。 (2)停滞トナー量を皆無にする為に、印字媒体10枚
につき、用紙に転写しないタイミングで、軸方向に対し
てトナーの累積消費量が同量になるようハード上で算出
して、未使用トナーを排出するという方式にて、500
枚ランニングを行ったところ、黒スジの発生及びODの
増加は見られなかった。 (3)停滞トナー量を皆無にする為に、印字媒体50枚
につき、用紙に転写しないタイミングで、軸方向に対し
てトナーの累積消費量が同量になるようハード上で算出
して、未使用トナーを排出するという方式にて、500
枚ランニングを行ったところ、黒スジの発生及びODの
増加は軽減した。
【0045】次に、図10及び図11を参照して実施例
3及び実施例4を説明する。記録用紙Sの印字領域を、
用紙搬送方向と直角な方向に、複数の部分に分割する
(図の実施例では10個の部分に等間隔に分割してい
る)。そして、各領域ごとに印字ドット数をカウント
し、カウント数に基づいて予め何段階かに定めたべた画
像を、各部分毎に印字する(実施例3)。図10に示す
ように、べた画像はトナー濃度は一定であるが、各部分
毎に幅(用紙搬送方向の長さ)が異なるが、最大でも用
紙間の領域に十分納まる程度に予め定めておく。
【0046】実施例4ではトナー濃度一定のべた画像と
はしないで、幅が一定で濃度(印字率)が異なる印字パ
ターンを各部分毎に印字する。即ち、実施例3と同様、
各領域毎にドット数をカウントし、カウント数に基づい
て予め何段階かに定めた濃度の異なる印字パターンを各
部分毎に印字する。このように用紙間で印刷を行うこと
で、現像器に未使用トナーの発生を防止することができ
た。
【0047】以上、添付図面を参照して本発明の実施例
について詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限
定されるものではなく、本発明の精神ないし範囲内にお
いて種々の形態、変形、修正等が可能であることに留意
すべきである。即ち、電子写真装置の帯電、露光、現像
(一定量のキャリアを用いた2成分方式)、転写、クリ
ーニング、還流というプロセスをもったものであれば、
本発明は印字品質の向上に対し、非常に有効である。
【0048】
【発明の効果】本発明では、一定量のキャリアを用いた
2成分方式の電子写真装置において、スリーブ上及び現
像剤収容箱に停滞し続けているトナーが減少または皆無
となり、カブリ、カスレ、黒スジ、ODの増加等の印字
欠陥のない高印字品質の画像が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な電子写真記録装置の全体構
成図である。
【図2】本発明を適用可能な現像プロセスユニットの概
略断面図である。
【図3】トナー還流機構を示す平面図である。
【図4】従来方式による印字パターンと停滞トナーの位
置関係を示す平面図である。
【図5】トナー排出方式(実施例1)による印字パター
ンと停滞トナーの位置関係を示す図である。
【図6】実施例1によるタイムチャート図である。
【図7】トナー排出方式(実施例2)による印字パター
ンと停滞トナーの位置関係を示す図である。
【図8】実施例2を実施するための制御ブロック図であ
る。
【図9】実施例2を実施するトナー排出手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】実施例3による用紙間の現像パターン(べた
画像)を示す図である。
【図11】実施例4による用紙間の現像パターン(トナ
ー濃淡パターン)を示す図である。
【符号の説明】
20…感光体ドラム(静電潜像保持体) 22…帯電器 24…現像器 26…クリーナ 30…現像ローラ 46…トナー還流機構 48…光学ユニット 60…転写器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 淑夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 計良 浩 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 長原 明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 石山 義也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 釜地 英樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 遠田 俊雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体と、該保持体を帯電する
    帯電手段と、該保持体を画像情報に応じて露光し該保持
    体上に静電潜像を形成する手段と、該保持体へトナーを
    排出して前記静電潜像を現像して該保持体上にトナー像
    を形成する現像ローラと現像剤収容箱を有する現像手段
    と、前記トナー像を前記保持体から記録媒体に転写する
    転写手段と、該転写手段を通過するように記録媒体を搬
    送する記録媒体搬送手段と、前記保持体上の残留トナー
    を除去するクリーニング手段と、該クリーニング手段に
    より前記保持体から除去された残留トナーを前記現像材
    収容箱に還流する還流手段とを具備する電子写真画像形
    成装置において、 前記画像情報に基づいて前記保持体上に形成した前記静
    電潜像以外の部位に、前記現像ローラよりトナーを排出
    し、該トナーを保持体上で現像し、該トナーを前記記録
    媒体に転写せずに、前記クリーニング手段により前記保
    持体より除去し、且つ前記還流手段により前記現像材収
    容箱に戻すことにより、前記現像手段からのトナーの排
    出を均一化する手段を具備することを特徴とする電子写
    真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体はカットシートであり、該
    カットシートを一定枚数印刷後に、該カットシート間の
    非転写領域に対応する位置で、前記現像ローラより前記
    静電潜像保持体へのトナーの排出を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像ローラより前記静電潜像保持体
    へのトナーの排出は、記録媒体の搬送方向と直角な方向
    に、均一に一定量行われることを特徴とする請求項2に
    記載の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像ローラより前記静電潜像保持体
    へのトナーの排出は、前記画像情報に基づく前記トナー
    像も含めて、記録媒体の搬送方向及びこれと直角な方向
    の両方向にトナーの総現像量が略一定量となるように行
    われることを特徴とする請求項2に記載の電子写真画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像ローラより前記静電潜像保持体
    へのトナーの排出は、記録媒体の搬送方向と直角をなす
    方向の印字領域を複数の領域に分割し、前記画像情報に
    基づく印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、各領
    域毎のカウント数に応じて各領域ごとの排出量が定めら
    れることを特徴とする請求項2に記載の電子写真画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像ローラより前記静電潜像保持体
    へのトナーの排出は、前記カットシート間の非転写領域
    に対応する位置で、軸方向と直角をなす方向の各ライン
    毎に、同一のパターンとなる画像を現像することを特徴
    とする請求項2に記載の電子写真画像形成装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体の搬送方向と直角をなす方向の
    印字領域を複数の領域に分割し、前記画像情報に基づく
    印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、各領域毎の
    カウント数に応じて、前記各ライン毎の同一のパターン
    となる画像をべた画像とすることを特徴とする請求項6
    に記載の電子写真画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像ローラより前記静電潜像保持体
    へのトナーの排出は、前記カットシート間の非転写領域
    に対応する位置で、軸方向と直角をなす方向の各ライン
    毎に、印字率の異なる画像を現像することを特徴とする
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の電子写真画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体の搬送方向と直角をなす方向の
    印字領域を複数の領域に分割し、前記画像情報に基づく
    印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、各領域毎の
    カウント数に応じて、軸方向と直角をなす方向の各ライ
    ン毎に、印字率の異なる画像を現像することを特徴とす
    る請求項5に記載の電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 静電潜像保持体と、 該保持体を帯電する帯電手段と、 該保持体を第1の画像情報に応じて露光し該保持体上に
    第1の静電潜像を形成する手段と、 該保持体を第2の画像情報に応じて露光し該保持体上に
    第2の静電潜像を形成する手段と、 該保持体へトナーを排出して前記第1及び第2の静電潜
    像を現像して該保持体上に第1及び第2のトナー像を形
    成する、現像ローラと現像剤収容箱を有する現像手段
    と、 前記第1トナー像を前記保持体から記録媒体に転写する
    転写手段と、 該転写手段を通過するように記録媒体を搬送する記録媒
    体搬送手段と、 前記保持体上の第1のトナー像の残留トナー及び前記第
    2のトナー像のトナーを除去するクリーニング手段と、
    該クリーニング手段により前記保持体から除去されたト
    ナーを前記現像材収容箱に還流する還流手段と、 前記第2のトナー像を前記記録媒体に転写させないよう
    に、該第2のトナー像を記録媒体間の間隔領域又は非転
    写領域に対応する位置に形成するべく、前記第2の画像
    情報を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
    る電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体はカットシートであり、
    該カットシートを一定枚数印刷後に、該カットシート間
    の間隔領域に対応する位置で、前記現像ローラより前記
    静電潜像保持体へのトナーの排出し、前記静電潜像保持
    体上に第2のトナー像を形成することを特徴とする請求
    項1に記載の電子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第2のトナー像は、記録媒体の搬
    送方向と直角な方向に、一定幅で延びるように形成され
    ることを特徴とする請求項11に記載の電子写真画像形
    成装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のトナー像は、前記第1のト
    ナー像も含めて、前記現像ローラから前記静電潜像保持
    体へのトナーの総排出・現像量が、記録媒体の搬送方向
    及びこれと直角な方向の両方向に、略一定量となるよう
    に制御されることを特徴とする請求項11に記載の電子
    写真画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のトナー像は、前記非転写領
    域に対応する位置で、印字率の一定なべた画像であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の電子写真画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 記録媒体の搬送方向と直角をなす方向
    の印字領域を複数の領域に分割し、前記第1の画像情報
    に基づく印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、各
    領域毎のカウント数に応じて、前記第2のトナー像のべ
    た画像の面積を、各領域毎に定めることを特徴とする請
    求項14に記載の電子写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第2のトナー像は、前記非転写領
    域に対応する位置で、印字率の異なる画像パターンとな
    るような現像を行うことを特徴とする請求項11に記載
    の電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 記録媒体の搬送方向と直角をなす方向
    の印字領域を複数の領域に分割し、前記第1の画像情報
    に基づく印字ドット数を前記各領域毎にカウントし、各
    領域毎のカウント数に応じて、前記第2のトナー像の印
    字率を各領域毎に変化させることを特徴とする請求項1
    6に記載の電子写真画像形成装置。
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