JP2010271601A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010271601A
JP2010271601A JP2009124761A JP2009124761A JP2010271601A JP 2010271601 A JP2010271601 A JP 2010271601A JP 2009124761 A JP2009124761 A JP 2009124761A JP 2009124761 A JP2009124761 A JP 2009124761A JP 2010271601 A JP2010271601 A JP 2010271601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
printing
duty
remaining amount
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009124761A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Niijima
義生 新島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2009124761A priority Critical patent/JP2010271601A/ja
Priority to US12/782,206 priority patent/US8515301B2/en
Publication of JP2010271601A publication Critical patent/JP2010271601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • G03G15/556Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job for toner consumption, e.g. pixel counting, toner coverage detection or toner density measurement
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0856Detection or control means for the developer level
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0856Detection or control means for the developer level
    • G03G15/0862Detection or control means for the developer level the level being measured by optical means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0865Arrangements for supplying new developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置におけるトナーの廃棄における無駄を防止すると共に、印刷パターンに対応させたトナー廃棄処理により汚れの発生を防止する手段を提供する。
【解決手段】感光ドラム11と、感光ドラム11上にドット単位で静電潜像を形成する露光ヘッド6と、静電潜像をトナーを用いて顕在化させる現像ローラ13とを備えた画像形成装置1が、トナーのトナー残量を検出する手段と、露光ヘッド6により露光した露光ドット数をカウントする手段と、印刷動作における感光ドラム11の実回転回数をカウントする手段と、感光ドラム11の実回転回数と露光ドット数とを基に、単位印刷枚数当りの印刷デューティを算出する手段と、トナー残量が基準残量以下であり、かつ印刷デューティが基準デューティ未満の場合に、現像ローラ13のトナーを、トナー残量が基準残量より多い場合に較べて多く廃棄する手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式のプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置においては、帯電ローラにより均一に帯電させた感光体ドラムの表面を、露光ヘッドで露光して感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、その静電潜像に、現像ローラ上で薄層化され、摩擦帯電されたトナーを静電的に付着させて感光体ドラム上にトナー像を形成し、その後にトナー像を転写ローラによって用紙に転写し、これを定着させて用紙上に印刷パターンを形成すると共に、転写後に感光体ドラム上に残留したトナーをクリーニング装置によって除去している。
そして、1枚分の印刷の終了時に、印刷枚数のカウント数または感光体ドラムの回転回数のカウント数が所定の基準値を超えている場合は、主走査方向の幅一杯に展開した印刷パターンを用紙に印刷し、画像形成ユニット内に長時間滞留したトナーを強制的に消費して印刷品位の劣化を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−162102号公報(段落0013−0017、0027−0029、0034−0040、第2図、第4図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、所定の印刷枚数毎または感光体ドラムの所定の回転回数毎に、用紙に主走査方向の幅一杯に展開した印刷パターンを印刷してトナーを廃棄しているため、常に一定量のトナーが廃棄され、所定の印刷枚数等の間に印刷された印刷パターンによっては、トナー廃棄量が多すぎて無駄が発生したり、トナー廃棄量が少なすぎて汚れが発生したりするという問題がある。
また、トナーの廃棄を用紙に印刷して行っているため、用紙の無駄が生ずると共に、印刷枚数の多い印刷ジョブの場合に、印刷中にトナー廃棄のための印刷が行われることがあり、印刷処理に時間を要し、画像形成装置の稼働効率を低下させるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、トナーの廃棄における無駄を防止すると共に、印刷パターンに対応させたトナー廃棄処理により汚れの発生を防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、像担持体と、前記像担持体上にドット単位で静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を、現像剤を用いて顕在化させる現像部材とを備えた画像形成装置において、前記現像剤の現像剤残量を検出する手段と、前記露光手段により露光した露光ドット数をカウントする手段と、印刷動作における前記像担持体の回転回数をカウントする手段と、前記像担持体の回転回数と前記露光ドット数とを基に、単位印刷枚数当りの印刷デューティを算出する手段と、前記現像剤残量が基準残量以下であり、かつ前記印刷デューティが基準デューティ未満の場合に、前記現像部材の現像剤を、前記現像剤残量が前記基準残量より多い場合に較べて多く廃棄する手段と、を有することを特徴とする。
これにより、本発明は、現像剤残量が少なく、印刷に消費される現像剤量が過度に少ない印刷が連続する場合であっても、印刷パターンに対応させた現像剤廃棄処理により汚れの発生を防止することが可能になり、良好な印刷品位を保つことができると共に、媒体や現像剤の無駄を防止することができるという効果が得られる。
実施例1のプリンタの側面を示す説明図 実施例1の画像形成ユニットの側面を示す説明図 実施例1の露光ヘッドを示す説明図 実施例1のトナー残量センサの側面を示す説明図 図4の矢印A方向から見た側面を示す説明図 実施例1のプリンタを示すブロック図 画像形成ユニット内のトナー残量Mを考慮した場合と考慮しない場合との汚れの比較を示すグラフ 実施例1の印刷処理およびトナー廃棄処理を示すフローチャート 実施例2のプリンタを示すブロック図 実施例2のトナー廃棄パターンを示す説明図 実施例2の印刷処理およびトナー廃棄処理を示すフローチャート
以下に、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例について説明する。
図1は実施例1のプリンタの側面を示す説明図、図2は実施例1の画像形成ユニットの側面を示す説明図、図3は実施例1の露光ヘッドを示す説明図、図4は実施例1のトナー残量センサの側面を示す説明図、図5は図4の矢印A方向から見た側面を示す説明図、図6は実施例1のプリンタを示すブロック図である。
図1において、1は画像形成装置としてのプリンタであり、印刷用の媒体としての用紙2を収納するカセット3と、カセット3から用紙2を搬送路4へ1枚毎に繰出すピックローラ5と、露光手段としての露光ヘッド6と、搬送路4により搬送された用紙2にトナー現像を行う画像形成ユニット7と、画像形成ユニット7の用紙2の搬送方向の下流側に配置され、用紙2上のトナー像を熱により定着させる定着装置8と、定着を終えた用紙をプリンタ1の外部へ排出する排出ローラ9等により構成される。
上記の露光ヘッド6は、LED(Light Emitting Diode)光やレーザ光等の、主走査方向の分解能であるドット単位で、像担持体としての感光体ドラム11上に静電潜像を形成する複数のドットからなる装置である。
本実施例の露光ヘッド6の走査方向のドット数は、用紙ずれ等を考慮してプリンタ1により印刷可能な最大サイズの用紙2の搬送方向の直交方向の長さより長くなるように設定され、図3に示すように、発光体としてのLED6aを、1つのドットとしてこれを主走査方向に複数並べて形成され、例えば分解能が600dpiであれば1インチ当り600個、分解能が1200dpiであれば1インチ当り1200個のLED6aを主走査方向に沿ってドット番号xの順にn個並べられ、その総数はnドットになっている。
以下の説明においては、印刷可能領域という用語は、その主走査方向のドット数は、LED6aが主走査方向に並べられている数(本実施例では、n個)、副走査方向のドット数は、印刷指示により指定された用紙2の搬送方向(本実施例では、副走査方向に一致する。)の長さに相当するドット数であり、総ドット数Csは、主走査方向のドット数に副走査方向のドット数を乗じた値になり、用紙サイズによって異なる。
また、印刷領域は、印刷指示により指定された実際に印刷を行う領域であり、印刷可能範囲からその周縁部に設定された余白領域を減じた領域である。
図2において、感光体ドラム11は、導電性支持体としての、アルミニウム等のパイプに、光導電層を構成する電荷発生層及び電荷輸送層を順次積層して形成された有機系感光体であって、図示しない駆動源により回転駆動され、感光体ドラム11の回転回数を検出するためのロータリエンコーダ等の像担持体回転検出センサとしてのドラム回転検出センサ11aが設けられている。
12は帯電装置としての帯電ローラであり、金属製のシャフトに半導電性ゴム材料を被覆して形成され、感光体ドラム11の回転に伴って従動回転し、帯電ローラ電源部12aから現像剤としてのトナーと同じ極性の電圧VTBが印加され、感光体ドラム11を均一に帯電させる機能を有する。
13は現像剤担持体としての現像ローラであり、金属製のシャフトにウレタンゴム等の半導電性ゴム材料を被覆して形成され、感光体ドラム11のシャフトに設けられた図示しないギア列により感光体ドラム11と接触しながら逆方向に回転し、現像ローラ電源部13aからトナーと同じまたは逆の極性の電圧VDBが印加され、感光体ドラム11上に露光ヘッド6により形成された静電潜像にトナーを静電的に付着させて現像する機能、つま感光体ドラム11にトナーを供給して、感光体ドラム11上にトナー像を形成する機能を有する。
14は現像剤供給部材としての供給ローラであり、金属製のシャフトに発泡ウレタンゴム等の発泡ゴム材料を被覆して形成され、現像ローラ13のシャフトに設けられた図示しないギア列により現像ローラ13と接触しながら同方向に回転し、供給ローラ電源部14aからトナーと同じまたは逆の極性の電圧VSBが印加され、現像ローラ13にトナーを供給する機能を有する。
15は現像剤層規制部材としての現像ブレードであり、例えば厚さが0.8mm、長手方向の長さが、現像ローラ13を構成する弾性体の幅とほぼ一致するように形成された弾性を有する薄板であって、長手方向の直交方向の一端は、画像形成ユニット7のフレームに固定され、他端は先端からわずかに内側の面が現像ローラ13に摺接して、その押圧力によりトナー厚を所定の厚さに設定すると共に、トナーを摩擦帯電させる機能を有する。
上記の現像ローラ13、供給ローラ14、現像ブレード15により、本実施例の感光体ドラム11の静電潜像をトナーを用いて顕在化させる現像部材が構成される。
16は現像剤貯留部としてのトナーホッパであり、現像剤収容器としてのトナーカートリッジ17から供給されるトナーを一旦貯留して供給ローラ14へ供給する機能を有する。
図4において、18は駆動ギアであり、トナーホッパ16の側板16aにハブ部18aを回転可能に支持されており、図示しない駆動源により図5に示す矢印B方向に回転駆動される。
19は攪拌バーであり、駆動ギア18のハブ部18aに回転可能に支持され、駆動ギア18と同軸に設けられた支持軸20を中心に回転する攪拌部材であって、支持軸20と一体に回転してトナーホッパ16内のトナーを攪拌する機能を有する。
21は突起部であり、駆動ギア18のハブ部18aの中心から半径方向に離間した位置に固定され、ハブ部18aから支持軸20と並行にトナーホッパ16の内側に向かって突出する突起であって、ハブ部18aと一体に回転しながら攪拌バー19のアーム部19aを押圧して攪拌バー19を回転させる機能を有する。
22は遮蔽板であり、図5に示すように、トナーホッパ16の外側の支持軸20の端部に固定された扇形の扇部22aを有する板状部材であって、攪拌バー19と同期して回転する。
23は現像剤残量センサとしてのトナー残量センサであり、遮蔽板22を挟んで発光部と受光部とを対向配置した光学式のセンサであって、発光部からの光を遮蔽板22が遮ったことを受光部が検知してトナーホッパ16内のトナー残量の多寡を検出する。
上記の攪拌バー19は、そのアーム部19aを駆動ギア18と一体に回転する突起部21に押されて、攪拌バー19が真下を向いている下位置から、下位置の反対側の攪拌バー19が真上を向いている上位置までB方向に回転し、上位置を過ぎた所でアーム19aが突起部21から離れて攪拌バー19の自重により下位置に向かって突起部21より速い速度で回転し、トナーホッパ16内のトナーの上面に衝突して回転が停止し、その後に突起部21がアーム19aに追付いたときに、再び突起部21に押されて支持軸20が回転し、攪拌バー19がトナーホッパ16内を周期的に回転するように構成されている。
この攪拌動作において、トナー残量が多い場合は、攪拌バー19が自重により回転してトナー上に一旦停止し、再び突起部21に押されて攪拌バー19が回転し、その回転中に攪拌バー19に同期して回転する遮蔽板22の扇部22aの回転方向Bの先端側がトナー残量センサ23の発光部から光を遮断したときに、トナー残量センサ23がONし、遮蔽板22の扇部22aの後端側が通過したときにOFFになる。
また、トナー残量が少なくなった場合は、攪拌バー19が自重により回転してトナー上に一旦停止したときに、遮蔽板22の扇部22aがトナー残量センサ23の発光部から光を遮断してトナー残量センサ23がONし、再び突起部21に押されて攪拌バー19が回転し、遮蔽板22の扇部22aの後端側が通過したときにOFFになる。
すなわち、トナー残量が多い場合は、トナー残量に関らずトナー残量センサ23のON時間が短い時間で一定に、つまり駆動ギア18の回転速度によって遮蔽板22の扇部22aが通過する時間で一定になり、トナー残量が少なくなると、トナー残量が多い場合に較べてトナー残量センサ23がONする時期が早まり、トナー残量の少なさに応じてトナー残量センサ23のON時間が長くなり、このON時間の長短によりトナーホッパ16内のトナー残量の多寡が検出される。
このため、遮蔽板22の扇部22aの先端側は、図5に2点鎖線で示すように、トナー残量が後述する基準残量Kmとなった場合に、攪拌バー19が自重により回転してトナー上に一旦停止したときに、トナー残量センサ23がONする位置に設けられている。
図2において、25は転写ローラであり、搬送路4を搬送される用紙2を挟んで感光体ドラム11に対向配置され、図示しない駆動源により感光体ドラム11とは独立に回転駆動されており、転写ローラ電源部25aから印加される電圧VCBによる電界により感光体ドラム11の表面に形成されたトナー像を用紙2に転写する機能を有する。
26はクリーニング装置であり、トナー像の転写後に感光体ドラム11の表面に残留したトナーをクリーニングブレードで掻き取って除去する機能を有しており、除去されたトナーは図示しない搬送経路によりトナーカートリッジ17に設けられた回収室に搬送されて回収される。
27は媒体検出センサであり、搬送路4を挟んで発光部と受光部とを対向配置した光学式のセンサであって、画像形成ユニット7の感光体ドラム11と定着装置8との間の搬送路4の感光体ドラム11に近接した位置に配置され、発光部から光を、媒体としての用紙2が遮断したことを受光部が検知して用紙2の通過を検出する。
図6において、30は時計部であり、水晶発振器等を有する周波数発生器等を備えており、発生した周波数を基に時間を計数し、トナー残量センサ23のON時間等を出力する機能を有している。
31はプリンタ1の記憶部であり、後述する制御部35が実行する印刷業務実行プログラムが予め格納され、そのプログラムに用いる各種のデータおよび制御部35による処理結果等が格納される。
この記憶部31には、印刷指示に係る1つの印刷ジョブを構成するページ数Pをカウントするためのページ数カウントエリア32、ドラム回転検出センサ11aの出力により感光体ドラム11の1枚の用紙2への印刷に要したドラム実回転回数Nkrをカウントするためのドラム回転カウントエリア33、露光ヘッド6が露光した露光ドット数Cをカウントするための露光ドット数カウントエリア34が予め確保されている。
また、記憶部31には、トナー廃棄処理の実行の要否の基準となる基準デューティKd(本実施例では、3%)、トナー残量Mによってトナー廃棄係数αを切替える基準となる基準残量Km(本実施例では、40g)が予め設定されて格納されている。
制御部35は、記憶部31に格納された印刷業務実行プログラムにより、プリンタ1内の各部を制御して、図8を用いて説明する印刷処理やトナー廃棄処理等の業務処理を実行する機能を有している。
また、制御部35には、印刷業務実行プログラムのソフトウェアにより、露光ドット数カウントエリア34の露光ドット数Cと、ドラム回転カウントエリア33のドラム実回転回数Nkrとから算出した単位回転当りの平均露光ドット数を、実際に印刷した印刷領域に換算した単位印刷枚数当りの印刷デューティDを算出する印刷デューティ算出部36、算出された印刷デューティDと記憶部31に格納されている基準デューティKdとを比較する比較部37、印刷デューティDと基準デューティKdとの差分から廃棄すべきトナー廃棄量Hを算出し、これを基にトナー廃棄処理におけるトナー廃棄用の印刷パターン(トナー廃棄パターンという。)を編集するトナー廃棄量算出部38等の機能手段が形成されている。
以下に、本実施例のプリンタ1の印刷動作について説明する。
図示しない上位装置(例えば、パーソナルコンピュータ)からの印刷指示を受信すると、プリンタ1の制御部35は、用紙2への印刷データを生成すると共に、画像形成ユニット7の各ローラに所定の電圧を印加しながら各ローラを回転させて暖機運転を開始し、感光体ドラム11の回転速度が所定の回転速度に達すると、ピックローラ5によって印刷指示で指定された用紙2をカセット3から搬送路4へ繰出し、用紙2が画像形成ユニット7に達すると、生成した印刷データを露光ヘッド6に送り、感光体ドラム11と接触しながら従動する帯電ローラ12により所定の極性と電位に均一に帯電された感光体ドラム11の表面に、印刷データに応じて露光ヘッド6のLED6aを発光させた光を照射して当該部位の表面電位を減少させ、感光体ドラム11の表面上に印刷パターンの静電潜像を形成する。
このとき、供給ローラ14は、現像ローラ13に接触しながら回転し、トナーホッパ16のトナーを現像ローラ13の表面に供給し、現像ローラ13の表面上に供給されたトナーは、現像ローラ13に摺接している現像ブレード15により薄層化され、それとの摩擦や印加された電圧VDBにより帯電されたトナーは、現像ローラ13に接触しながら回転している感光体ドラム11上の静電潜像に付着してトナー像が順次に形成される。
そして、感光体ドラム11上のトナー像は、転写ローラ25に転写ローラ電源部25aから印加される電圧VCBによる電界により用紙2上に順次に転写され、トナー像の転写後に感光体ドラム11の表面に残留したトナーは、クリーニング装置26のクリーニングブレードにより掻き取られて除去され、除去されたトナーを図示しない搬送経路によりトナーカートリッジ17の回収室へ搬送して回収する(このクリーニング装置26による一連の動作を、クリーニング動作という)。
一方、用紙2に転写されたトナー像は定着装置8に搬送されて定着され、印刷データによる印刷パターンが印刷された用紙2は、排出ローラ9によりプリンタ1の外部に排出され、1枚印刷の場合は、感光体ドラム11の回転を停止させる。
また、複数枚の連続印刷の場合は、最終ページを印刷した用紙の排出後に、感光体ドラム11の回転を停止させる。
上記した暖機運転の実行中は、現像ローラ13や供給ローラ14には電圧VDBや電圧VSBが印加され、かつ現像ローラ13や供給ローラ14は感光体ドラム11の回転に伴って回転しているので、この間に画像形成ユニット7内のトナーが帯電される。
また、印刷動作の実行中は、用紙2に印刷される印刷パターンによっては、印刷すべきトナー像のドット数が過度に少なくなり、印刷によって消費されるトナー量が過度に少ない状態が継続する場合がある。
このような場合には、現像ローラ13の表面に付着しているトナーが感光体ドラム11に付着せずに現像ローラ13の表面に残留することになり、この残留したトナーは、供給ローラ14、現像ブレード15、感光体ドラム11との接触部において擦り続けられ、摩擦帯電による電位が過度に上昇してしまうことがあり、帯電量が過剰となったトナーが静電潜像の現像の際に必要以上に感光体ドラム11に付着して印刷後の用紙に汚れが発生する。
本説明では、正常に帯電したトナーに対して、帯電量が高い過剰帯電トナーにより画像の背景部、つまり非画像部にトナーが付着することを汚れという。
また、この汚れを引き起こす過剰帯電トナーを汚れトナーという。
前記のような印刷後の用紙に生ずる汚れを防止するためには、用紙2へのトナー像の転写の前に、帯電量が過剰となった汚れトナーを除去すると共に、汚れトナーの発生を抑制することが必要になる。
本実施例では、汚れトナーを除去し、汚れトナーの発生を抑制するために、所定の条件下で、現像ローラ13のトナーを、感光体ドラム11上に形成したトナー廃棄パターンからなる静電潜像に付着させた後に、転写ローラ25に電圧VCBを印加せずに当該静電画像に付着させたトナーを感光体ドラム11上に残留させ、クリーニング装置26のクリーニングブレードにより掻き取って除去するトナー廃棄動作を行わせる。
以下に、本実施例のプリンタ1のトナー廃棄動作について説明する。
本実施例のトナー廃棄動作を行うか否かの判定は、印刷のために消費されたトナー量の多寡によって行う。
具体的には、印刷指示を受信した制御部35は、1枚の用紙2への印刷動作において、ドラム回転検出センサ11aからの出力に基づいて、感光体ドラム11の回転回数を検出しながら、記憶部31のドラム回転カウントエリア33によって感光体ドラム11のドラム実回転回数Nkrをカウントすると共に、露光ドット数カウントエリア34によって感光体ドラム11への静電潜像の形成時に露光ヘッド6が露光した露光ドット数Cをカウントする。
この場合のドラム実回転回数Nkrは、現像ローラ13が感光体ドラム11と共に回転すると、現像ローラ13の表面上のトナーが、供給ローラ14、現像ブレード15、感光体ドラム11との接触部において擦られて摩擦帯電するので、1枚の用紙2への印刷動作における感光体ドラム11の実際の回転回数、つまりカセット3から1枚の用紙2の先端を繰出したときから、画像形成ユニット7の感光体ドラム11の搬送方向の下流側に配置された媒体検出センサ27が用紙2の後端を検出するまでの間の、用紙2へのトナー像の転写が行われていない空送長さを含む感光体ドラム11の回転回数をカウントして、感光体ドラム11のドラム実回転回数Nkrがカウントされる。
そして、制御部35は、印刷デューティ算出部36によって、これら2つのカウント値からドラム実回転回数Nkrの単位回転当りの平均露光ドット数(=C/Nkr)を算出し、これを印刷に用いたサイズの用紙2に実際に印刷した印刷領域に換算した単位印刷枚数当りの印刷デューティDを次式により算出する。
すなわち、印刷に用いたサイズの用紙2の印刷可能領域の全面にベタ印刷を行う場合の総ドット数(=主走査方向のドット数×副走査方向のドット数)をCsとし、印刷に用いたサイズの用紙2の印刷領域のみ、つまり用紙2の余白領域を除く印刷可能領域の搬送方向の長さに相当する感光体ドラム11のドラム印刷回転回数をNkiとすると、
D=100×(Nki×C/Nkr)/Cs(単位:%) ・・・・・・(1)
により印刷デューティDを算出する。
この印刷デューティDが高いときは、印刷動作におけるトナー消費量が多いことを意味し、印刷デューティDが低いときは、印刷動作におけるトナー消費量が少なく、次の印刷動作において汚れが発生し易いことを意味する。
この場合の印刷デューティDは、1枚の用紙2の印刷可能領域に全面にベタ印刷を行った場合、つまり余白領域の設定がない場合の面積率を100%デューティといい、これに対して1%の面積に相当する印刷を1%デューティという。
次いで、制御部35は、比較部37により、算出した印刷デューティDと記憶部31に格納されている基準デューティKdとを比較し、算出した印刷デューティDが基準デューティKd以上のときは、トナー廃棄動作を行わず、印刷デューティDが基準デューティKd未満のときは、トナー廃棄動作を行う。
そして、トナー廃棄動作の実行が判定されると、制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、基準デューティKdから印刷デューティDを減じた差分に比例したトナー廃棄量Hを、
H=α(Kd−D)(単位:%) ・・・・・・・・・・・・・・・(2)
ここに、αはトナー廃棄係数を表す(通常は、α=1)。
により算出し、このトナー廃棄量Hに相当するトナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTを、
DT=H×Cs=α(Kd−D)Cs(単位:ドット) ・・・・・(3)
により算出し、これを基に生成したトナー廃棄パターンの印刷データを露光ヘッド6へ送って、上記したトナー廃棄動作を行う。
このときのトナー廃棄パターンは、主走査方向の印刷可能領域の全域に渡って露光ヘッド6を一定時間発光させる帯状のパターン、つまり現像ローラ13上に形成されるトナーの層の軸方向長さに相当する走査方向の長さを有するパターンである。
このような、トナー廃棄動作は、印刷処理時間を短縮するために、用紙2にトナー像の転写が行われている期間を除く、用紙2のカセット3からの繰出しから印刷後の用紙2の排出までの間の印刷動作の中で行うことが望ましい。
上記のトナー廃棄動作は、画像形成ユニット7内のトナー残量Mが多い場合には有効であるが、トナーカートリッジ17に収容されていたトナーが全て消費され、トナーホッパ16内のトナー残量Mが少なくなった場合は、現像ローラ13から感光体ドラム11にトナーを付着させた後に、これを補充するために供給ローラ14から供給されるトナー量が減少するため、現像ローラ13の表面に付着したトナーは、供給ローラ14、現像ブレード15、感光体ドラム11との接触部においてより長く擦り続けられ、画像形成ユニット7内のトナー残量Mが多い場合に較べて、帯電量が過剰となった汚れトナーによる汚れが発生し易くなることがわかった。
つまり、式(2)によって算出した基準デューティKdから印刷デューティDを減じた差分に、トナー廃棄係数α=1を乗じたトナー廃棄量Hでは、廃棄量が不足して汚れが発生する場合がある。
そこで、画像形成ユニット7内のトナー残量Mを上記したトナー残量センサ23のON時間によって求め、このトナー残量Mの多寡によってトナー廃棄量Hを変化させる、つまり、画像形成ユニット7内のトナー残量Mが少ないときほどトナー廃棄量Hを増加させることにした。
このため、トナー廃棄量Hの算出に、画像形成ユニット7内のトナー残量Mを考慮した場合と考慮しない場合との汚れの比較実験を実施した。
図7は、画像形成ユニット7内のトナー残量Mを考慮した場合と考慮しない場合との汚れの比較を示すグラフである。
実験は、新しい画像形成ユニット7を用い、温度23℃、湿度50%の環境下で、印刷デューティ1%の印刷を1枚/10秒の間隔で連続印刷を行うことにより実施した。
このときの基準デューティKdは3%とした。これは、印刷デューティ3%以上の印刷ではトナー消費量が多くなるため、トナー廃棄動作を行わなくても汚れの発生は見られないという実験による知見を根拠にしている。
実験による比較は、図7(a)に示すように、トナー残量Mに関らず、トナー廃棄量Hを一定とした場合(トナー廃棄係数α=1、式(2)参照)と、トナー残量Mが40g以下の場合に、
α=1.4−0.01M ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)
により算出したトナー廃棄係数αを用いて、トナー残量Mが少なくなるほどトナー廃棄量Hを増加させた場合とを比較して行った。
なお、式(4)は、複数の実験から求められた実験式である。
また、トナーの帯電量と汚れとの間には相関があり、本実験で用いたトナーの場合は、トナー帯電量が−90V以上になると汚れが発生し始める。
図7(b)に示すように、α=1として一定にした場合には、画像形成ユニット7内のトナー残量Mが20g以下になると汚れが発生するが、式(4)に示すαを用いてトナー残量Mに逆比例してトナー廃棄量Hを増加させた場合は、画像形成ユニット7内のトナー残量Mが10gと少なくなっても、現像ローラ13上のトナー帯電量は−90V以下に抑えられており、このときの印刷動作における汚れは発生しておらず、トナー残量Mが少なくなった場合に、それに応じてトナー廃棄量Hを増加させれば汚れの発生を防止することができることが判った。
以下に、図8に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の印刷処理およびトナー廃棄処理処理について説明する。
プリンタ1へ電源が投入されると、プリンタ1の記憶部31に格納されている印刷業務実行プログラムが自動的に起動される。
S1、印刷業務実行プログラムが起動すると、プリンタ1の制御部35は、印刷業務実行プログラムにより、上位装置からの印刷ジョブの印刷指示の着信を待って待機し、印刷指示を受信したときにステップS2へ移行する。印刷指示を受信しない場合は前記の待機を継続する。
S2、印刷指示を受信した制御部35は、暖機運転を開始すると共に、受付けた印刷ジョブを記憶部31に保存し、その印刷ジョブから印刷すべきページのページ総数Psと印刷に用いる用紙2のサイズとを読取り、これらを記憶部31に保存する。
また、制御部35は、印刷ジョブから設定された余白領域を読取り、読取った用紙2のサイズと余白領域とを基に、印刷領域の搬送方向の長さに相当する感光体ドラム11のドラム印刷回転回数Nki、および印刷可能領域の総ドット数Csを算出し、これらを記憶部31に保存する。
S3、印刷ジョブのページ総数Psを読取った制御部35は、記憶部31のページ数カウントエリアのカウント数を「1」として、最初に印刷するページ数Pを「1」に設定する。
S4、印刷すべきページ数Pを設定した制御部35は、暖機運転の終了を待って待機し、暖気運転の終了を認識したときに、ステップS5へ移行する。暖気運転の終了を認識しない場合は、前記の待機を継続する。
S5、暖気運転の終了を認識した制御部35は、記憶部31に保存されているサイズの用紙2をカセット3から搬送路4へ繰出して画像形成ユニット7への搬送を開始すると共に、カセット3から用紙2の先端を繰出したときに、記憶部31のドラム回転カウントエリア33によって、感光体ドラム11のドラム実回転回数Nkrのカウントを開始してステップS6へ移行する。
S6、制御部35は、用紙2をカセット3から繰出して搬送路4により画像形成ユニット7へ搬送する間に、時計部30によって、トナー残量センサのON時間を計測し、そのON時間を基に画像形成ユニット7のトナーホッパ16内のトナー残量Mを検出する。
S7、トナー残量Mを検出した制御部35は、記憶部31に格納されている基準残量Km(本実施例では、40g)を読出し、比較部37によって、検出したトナー残量Mと基準残量Kmとを比較し、トナー残量Mが基準残量Km以下と判定した場合はステップS9へ移行する。トナー残量Mが基準残量Kmを超えていると判定した場合はステップS8へ移行する。
S8、トナー残量Mが基準残量Kmを超えていると判定した制御部35は、トナーを廃棄するときのトナー廃棄係数αを「1」に設定してステップS10へ移行する。
S9、トナー残量Mが基準残量Km以下と判定した制御部35は、トナー残量Mに逆比例してトナーを廃棄するために、式(4)によってトナー廃棄係数αを算出し、これをトナー廃棄係数αに設定してステップS10へ移行する。
S10、トナー廃棄係数αを設定した制御部35は、用紙2への印刷を実行する。
すなわち、制御部35は、現在のページ数Pを基に、記憶部31に保存した印刷ジョブから当該ページ数Pの画像データを読出し、その画像データおよび印刷指示を基に当該ページの印刷データを生成して、その印刷データを露光ヘッド6に送り、上記した印刷動作によって、印刷データに応じた印刷パターンのトナー像を用紙2上に転写する。
このとき、制御部35は、記憶部31の露光ドット数カウントエリア34によって、露光ヘッド6へ出力した印刷データを基に、露光ヘッド6が露光した露光ドット数Cをカウントする。
S11、用紙2への印刷を開始した制御部35は、媒体検出センサ27によって用紙2の通過を監視しながら用紙2の搬送方向の後端の検出を待って待機し、用紙2の後端を検出したときにステップS12へ移行する。用紙2の後端を検出しない場合は、印刷を実行しながら前記の待機を継続する。
S12、用紙2の後端が媒体検出センサ27を通過したことを認識した制御部35は、記憶部31のドラム回転カウントエリア33による感光体ドラム11のドラム実回転回数Nkrのカウントを終了し、カウントしたドラム実回転回数Nkrを記憶部31に一時保存し、記憶部31のドラム回転カウントエリア33のカウント数を「0」に初期化してステップS13へ移行する。
S13、ドラム実回転回数Nkrを一時保存した制御部35は、現在のページ数Pに「1」を加えてページ数Pを更新し、次に印刷するページ数Pを設定する。
S14、ページ数Pを更新した制御部35は、記憶部31に保存されているページ総数Psを読出し、比較部37によって、更新したページ数Pとページ総数Psとを比較し、ページ数Pがページ総数Ps以下と判定した場合は、印刷の継続を判定してステップS15へ移行する。
ページ数Pがページ総数Psを超えていると判定した場合は、最終ページのトナー像の転写を終えたと判定してステップS16へ移行する。
S15、印刷の継続を判定した制御部35は、新たな用紙2をカセット3から搬送路4へ繰出して画像形成ユニット7への搬送を開始すると共に、カセット3から用紙2の先端を繰出したときに、記憶部31のドラム回転カウントエリア33によって、新たな用紙2に対する感光体ドラム11のドラム実回転回数Nkrのカウントを開始してステップS16へ移行する。
S16、最終ページのトナー像の転写を終えたと判定した、または新たな用紙2の画像形成ユニット7への搬送を開始した制御部35は、上記したクリーニング動作により、感光体ドラム11の表面に残留したトナーを除去して回収すると共に、印刷パターンのトナー像の転写を終えた用紙を定着装置8へ搬送してトナー像を定着させ、印刷データの印刷パターンが印刷された用紙2を排出ローラ9によりプリンタ1の外部に排出する。
この排出動作、または新たな用紙2の搬送を伴う排出動作と並行して制御部35は、記憶部31に一時保存したドラム実回転回数Nkr、記憶部31の露光ドット数カウントエリア34の露光ドット数C、および記憶部31に保存されているドラム印刷回転回数Nki、総ドット数Csから、式(1)によって印刷デューティDを算出する。
S17、印刷デューティDを算出した制御部35は、記憶部31に格納されている基準デューティKd(本実施例では、3%)を読出し、比較部37によって、算出した印刷デューティDと基準デューティKdとを比較し、印刷デューティDが基準デューティKd未満と判定した場合はステップS18へ移行する。印刷デューティDが基準デューティKd以上と判定した場合はステップS20へ移行する。
S18、印刷デューティDが基準デューティKd未満と判定した制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、基準デューティKdから印刷デューティDを減じた差分に比例したトナー廃棄量Hを式(2)により算出する。
S19、トナー廃棄量Hを算出した制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、トナー廃棄量Hに相当するトナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTを式(3)により算出し、記憶部31に保存した総ドット数Csを読出して廃棄ドット数DTを基に編集したトナー廃棄パターンの印刷データを露光ヘッド6へ送り、上記したトナー廃棄動作を行う。
S20、トナー廃棄動作を終えた、または印刷デューティDが基準デューティKd以上と判定した制御部35は、比較部37によって、更新したページ数Pとページ総数Psとを比較し、ページ数Pがページ総数Ps以下と判定した場合はステップS6へ戻って、次の用紙2への印刷を継続する。ページ数Pがページ総数Psを超えていると判定した場合は、受信した印刷指示による印刷を終了する。
以上説明したように、本実施例では、感光体ローラのドラム実回転回数Nkrと、露光ドット数Cとを基に、単位印刷枚数当りの印刷デューティDを算出し、トナー残量センサによって検出したトナー残量Mが基準残量Km以下であり、かつ印刷デューティDが基準デューティKd未満の場合に、トナー残量Mの少なさに逆比例させてトナー廃棄量Hを増加させ、現像ローラの表面のトナーを、トナー残量Mが基準残量Kmより多い場合に較べて、多く廃棄するようにしたことによって、画像形成ユニット内のトナー残量Mが少なく、印刷に消費されるトナー量が過度に少ない印刷が連続する場合であっても、印刷パターンに対応させたトナー廃棄処理により汚れトナーによる汚れの発生を防止することが可能になり、良好な印刷品位を保つことができると共に、用紙やトナーの無駄を防止することができる。
また、トナーの破棄処理は、カセットからの用紙の繰出から印刷後の用紙の排出までの間の、トナー像の転写期間を除く印刷動作の期間中に行うので、トナー廃棄のための待ち時間が生じることはなく、プリンタの稼働効率を向上させることができる。
更に、印刷デューティDを、用紙の繰出からトナー像の転写後の用紙の後端の検出までの空送期間を含めたドラム実回転回数Nkrを用いて算出するので、現像ローラ上のトナーの実際の擦れ度合いによるトナーの帯電量をトナー廃棄処理に反映させることができ、汚れトナーの発生を確実に防止することができる。
図9は実施例2のプリンタを示すブロック図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のプリンタ1の記憶部31には、上記実施例1と同様のページ数カウントエリア32、ドラム回転カウントエリア33が予め確保され、露光ヘッド6のLED6a(図3参照)からなるドット単位毎に、露光ドット数C〜Cをカウントするための露光ドット数カウントエリア41がドット単位別に予め確保され、露光ヘッド6を構成するLED6aのドット番号xをカウントするためのドット番号カウントエリア42が予め確保されている。
また、記憶部31には、上記実施例1と同様の基準デューティKd(本実施例では、3%)、基準残量Km(本実施例では、40g)および露光ヘッド6を構成するLED6aの総数であるドット総数nが予め設定されて格納されている。
本実施例の制御部35は、記憶部31に格納された印刷業務実行プログラムにより、プリンタ1内の各部を制御して、図11を用いて説明する印刷処理やトナー廃棄処理等の業務処理を実行する機能を有している。
また、制御部35には、印刷業務実行プログラムのソフトウェアにより、露光ドット数カウントエリア41のドット単位毎の露光ドット数C〜Cと、ドラム回転カウントエリア33のドラム実回転回数Nkrとから算出した単位回転当りの平均露光ドット数を、実際に印刷した印刷領域に換算した単位印刷枚数当りのドット単位毎の印刷デューティD〜Dを算出する印刷デューティ算出部43、上記実施例1と同様の比較部37、トナー廃棄量算出部38等の機能手段が形成されている。
本実施例のプリンタ1の印刷動作は、上記実施例1の印刷動作と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例のプリンタ1のトナー廃棄動作は、上記実施例1のトナー廃棄動作と同様であるが、トナーの廃棄をドット単位で行うことが相違する。以下その相違について説明する。
印刷指示を受信した制御部35は、1枚の用紙2への印刷動作において、上記実施例1と同様にして、ドラム回転カウントエリア33によって感光体ドラム11のドラム実回転回数Nkrをカウントすると共に、露光ドット数カウントエリア41によって感光体ドラム11への静電潜像の形成時に露光ヘッド6が露光したドット単位毎の露光ドット数C〜Cをカウントする。
この場合のドラム実回転回数Nkrは、上記実施例1の場合と同様である。
そして、制御部35は、印刷デューティ算出部43によって、これら2つのカウント値から各ドット番号xにおけるドラム実回転回数Nkrの単位回転当りの平均露光ドット数(=Cx/Nkr、x=1〜n)を算出し、これを印刷に用いたサイズの用紙2に実際に印刷した印刷領域に換算した各ドット番号xの単位印刷枚数当りの印刷デューティDxを次式により算出する。
すなわち、印刷に用いたサイズの用紙2の印刷可能領域の全面にベタ印刷を行う場合の副走査方向のドット総数をCfsとし、感光体ドラム11のドラム印刷回転回数をNkiとすると、
Dx=100×(Nki×Cx/Nkr)/Cfs(単位:%)・・・(5)
により印刷デューティDxを算出する。
この印刷デューティDxが高いときは、当該LED6aの印刷動作におけるトナー消費量、つまり副走査方向のドット数が多いことを意味し、印刷デューティDxが低いときは、当該LED6aの印刷動作におけるトナー消費量が少なく、次の印刷動作において汚れが発生し易いことを意味する。
次いで、制御部35は、比較部37により、算出した印刷デューティD〜Dと記憶部31に格納されている基準デューティKdとをそれぞれ比較し、算出した各印刷デューティDxが基準デューティKd以上のときは、当該LED6aが配置された主走査方向の部位のトナー廃棄動作を行わず、印刷デューティDxが基準デューティKd未満のときは、当該LED6aが配置された主走査方向の部位のトナー廃棄動作を行う。
そして、トナー廃棄動作の実行が判定されると、制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、基準デューティKdから印刷デューティDxを減じた差分に比例したトナー廃棄量Hxを、
Hx=α(Kd−Dx)(単位:%) ・・・・・・・・・・・・・(6)
により算出し、このトナー廃棄量Hxに相当するトナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTxを、
DTx=Hx×Cs=α(Kd−Dx)Cfs(単位:ドット)・・・(7)
により算出する。
この場合に、トナー残量Mが基準残量Km(40g)以下のときは、トナー廃棄係数αを上記実施例1で説明した式(4)を用いて算出する。
そして、算出されたドット単位毎の廃棄ドット数DTxを基に編集したトナー廃棄パターンの印刷データを露光ヘッド6へ送って、上記実施例1と同様にしてトナー廃棄動作を行う。
このときのトナー廃棄パターンは、図10(a)に示す印刷パターンが用紙2に印刷されたとすると、印刷デューティDxが基準デューティKm以上のLED6aの部位では、図10(b)に示すように、トナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTxは「0」とし、印刷デューティDxが基準デューティKm未満であるが、トナーを多く消費したLED6aの部位では、トナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTxを少なくし、印刷デューティDxが基準デューティKm未満であり、トナーを少なく消費したLED6aの部位では、トナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTxを多くし、印刷デューティDx=0、例えば副走査方向に沿った両側に設定された余白領域の部位では、トナー廃棄パターンの廃棄ドット数DTxを最大にしたトナー廃棄パターンが形成される。
これにより、特定の部位に汚れが発生し易いような印刷パターンの場合でも、その部位に特化したスポット的なトナー廃棄を行うことが可能になると共に、トナー廃棄量Hを最小限にすることができる。
このことは、画像形成ユニット7のトナーホッパ16内のトナー残量Mが非常に少なくなり、トナー消費量を節約しながら効率的にトナーを消費する場合に特に有効である。
以下に、図11に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の印刷処理およびトナー廃棄処理処理について説明する。
本実施例のステップSA1〜SA15の作動は、上記実施例1のステップS1〜S15の作動と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に、ステップSA2において、制御部35は、読取った用紙2のサイズと余白領域とを基に、感光体ドラム11のドラム印刷回転回数Nki、および印刷可能領域の副走査方向のドット総数Cfsを算出し、これらを記憶部31に保存する。
また、ステップSA10において、露光ドット数カウントエリア41によって、露光ヘッド6へ出力した印刷データを基に、露光ヘッド6が露光したドット単位毎の露光ドット数C〜Cをカウントする。
SA16、最終ページのトナー像の転写を終えたと判定した、または新たな用紙2の画像形成ユニット7への搬送を開始した制御部35は、記憶部31のドット番号カウントエリアのカウント数を「1」として、最初に印刷デューティDx等を算出するドット番号xを「1」に設定する。
SA17、ドット番号xを設定した制御部35は、上記実施例1のステップS16と同様にして、クリーニング動作により、感光体ドラム11のトナーを回収すると共に、印刷パターンが印刷された用紙2をプリンタ1の外部に排出する。
これと並行して制御部35は、記憶部31に一時保存したドラム実回転回数Nkr、記憶部31の露光ドット数カウントエリア41のドット番号xに該当する露光ドット数Cx、および記憶部31に保存されているドラム印刷回転回数Nki、ドット総数Cfsから、式(5)によって印刷デューティDxを算出する。
SA18、印刷デューティDxを算出した制御部35は、記憶部31に格納されている基準デューティKd(本実施例では、3%)を読出し、比較部37によって、算出した印刷デューティDxと基準デューティKdとを比較し、印刷デューティDxが基準デューティKd未満と判定した場合はステップSA20へ移行する。印刷デューティDxが基準デューティKd以上と判定した場合はステップSA19へ移行する。
SA19、印刷デューティDが基準デューティKd以上と判定した制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、当該ドット番号xの廃棄ドット数DTxを「0」に設定し、これを記憶部31に保存してステップSA22へ移行する。
SA20、印刷デューティDxが基準デューティKd未満と判定した制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、基準デューティKdから印刷デューティDxを減じた差分に比例したトナー廃棄量Hxを式(6)により算出する。
SA21、トナー廃棄量Hxを算出した制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、トナー廃棄量Hに相当するトナー廃棄パターンのドット番号xの廃棄ドット数DTxを式(7)により算出し、これを記憶部31に保存する。
SA22、ドット番号xの廃棄ドット数DTxを記憶部31に保存した制御部35は、現在のドット番号xに「1」を加えてドット番号xを更新し、次に印刷デューティDx等を算出するドット番号xを設定する。
SA23、ドット番号xを更新した制御部35は、記憶部31に格納されているドット総数nを読出し、比較部37によって、更新したドット番号xとドット総数nとを比較し、ドット番号xがドット総数n以下と判定した場合はステップSA17へ戻って、次の印刷デューティDx等の算出を継続する。ドット番号xがドット総数nを超えていると判定した場合は、全てのドット番号xの廃棄ドット数DTxの保存を終えたと判定してステップSA24へ移行する。
SA24、全てのドット番号xの廃棄ドット数DTxの保存を終えた制御部35は、トナー廃棄量算出部38によって、記憶部31に保存されているドット総数Cfsおよび廃棄ドット数DT〜DTを読出し、読出した廃棄ドット数DT〜DTを基に、トナー廃棄パターンを編集する(図10(b)参照)。
SA25、トナー廃棄パターンを編集した制御部35は、そのトナー廃棄パターンの印刷データを露光ヘッド6へ送り、上記したトナー廃棄動作を行う。
SA26、トナー廃棄動作を終えた制御部35は、比較部37によって、更新したページ数Pとページ総数Psとを比較し、ページ数Pがページ総数Ps以下と判定した場合はステップSA6へ戻って、次の用紙2への印刷を継続する。ページ数Pがページ総数Psを超えていると判定した場合は、受信した印刷指示による印刷を終了する。
このように、本実施例のトナー廃棄処理処理においては、露光ヘッド6のドット番号x=1〜nの全てにおいて、トナー廃棄動作時に露光する廃棄ドット数DTxをそれぞれ算出した後に、算出した各廃棄ドット数DTxを基にトナー廃棄パターンを編集して、露光ヘッド6の主走査方向の分解能であるドット単位毎にトナーの廃棄を行うので、低印刷デューティDxの部位や余白領域等の印刷時にトナーの消費が少なく、汚れが発生し易い部位についてのみトナー廃棄を行うことができ、トナー消費量を節約することができると共に、主走査方向のどの部位においても常に一定量のトナーを流すことができ、低印刷デューティDの印刷パターンでの連続印刷を行った場合に生じ易くなる印刷した部位としない部位との、摩擦や磨耗、電位履歴等のプロセス条件の違い等に起因する主走査方向の印字品質の差が発生し難くなり、より均一な印刷品位を保つことができる。
また、様々な印刷パターンに対応できるトナー廃棄パターンおよびトナー廃棄量Hxでのトナー廃棄動作が行えるので、画像形成ユニット7内のトナー残量Mが少なく、印刷に用いることができるトナーが過度に少ない状態での連続印刷においても、トナー消費量を節約しながら、汚れの発生を防止することができる。
更に、トナー廃棄は、トナー像の転写期間を除く印刷動作の期間中に行うので、トナー廃棄のための待ち時間が生じることはなく、プリンタの稼働効率を向上させることができる。
更に、印刷デューティDxを、用紙2の繰出からトナー像の転写後の用紙2の後端の検出までの空送期間を含めたドラム実回転回数Nkrを用いて算出するので、現像ローラ13上のトナーの実際の擦れ度合いによるトナーの帯電量をトナー廃棄処理に反映させることができ、汚れトナーの発生を確実に防止することができる。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、露光ヘッドの主走査方向の分解能であるドット単位毎にトナーの廃棄を行うようにしたことによって、印刷時にトナーの消費が少なく、汚れが発生し易い部位についてのみトナー廃棄を行うことができ、トナー消費量を節約することができると共に、主走査方向のどの部位においても、プロセス条件の違い等に起因する主走査方向の印字品質の差の発生を防止して、より均一な印刷品位を保つことができる。
なお、上記各実施例においては、用紙1枚毎に、トナー廃棄量を算出してトナー廃棄動作を行うとして説明したが、トナー廃棄量の算出およびトナー廃棄動作の実行時期は前記に限らず、所定枚数毎または印刷ジョブ毎であってもよく、基準デューティ以下の印刷が連続し、廃棄すべきトナー量の累積が所定量に達したときに、累積量に相当するトナーを廃棄するようにしてもよい。
また、上記各実施例においては、トナー廃棄処理の一例として具体的な数値や数式を示したが、画像形成ユニット内のトナー残量Mが少なくなるほどトナー廃棄量Hを増加させて汚れを防止するという意味においては、これらの数値や数式に限定されるものではない。
更に、上記各実施例においては、画像形成装置はプリンタであるとして説明したが、画像形成装置は前記に限らず、複写機、ファクシミリ装置、およびプリンタを含めたこれらの複合機等であってもよい。
1 プリンタ
2 用紙
3 カセット
4 搬送路
5 ピックローラ
6 露光ヘッド
6a LED
7 画像形成ユニット
8 定着装置
9 排出ローラ
11 感光体ドラム
11a ドラム回転検出センサ
12 帯電ローラ
12a 帯電ローラ電源部
13 現像ローラ
13a 現像ローラ電源部
14 供給ローラ
14a 供給ローラ電源部
15 現像ブレード
16 トナーホッパ
17 トナーカートリッジ
18 駆動ギア
18a ハブ部
19 攪拌バー
19a アーム部
20 支持軸
21 突起部
22 遮蔽板
22a 扇部
23 トナー残量センサ
25 転写ローラ
25a 転写ローラ電源部
26 クリーニング装置
27 媒体検出センサ
30 時計部
31 記憶部
32 ページ数カウントエリア
33 ドラム回転カウントエリア
34、41 露光ドット数カウントエリア
35 制御部
36、43 印刷デューティ算出部
38 トナー廃棄量算出部
42 ドット番号カウントエリア

Claims (4)

  1. 像担持体と、前記像担持体上にドット単位で静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を、現像剤を用いて顕在化させる現像部材とを備えた画像形成装置において、
    前記現像剤の現像剤残量を検出する手段と、
    前記露光手段により露光した露光ドット数をカウントする手段と、
    印刷動作における前記像担持体の回転回数をカウントする手段と、
    前記像担持体の回転回数と前記露光ドット数とを基に、単位印刷枚数当りの印刷デューティを算出する手段と、
    前記現像剤残量が基準残量以下であり、かつ前記印刷デューティが基準デューティ未満の場合に、前記現像部材の現像剤を、前記現像剤残量が前記基準残量より多い場合に較べて多く廃棄する手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1において、
    前記現像剤の廃棄量を、前記基準デューティと前記印刷デューティとの差分を基に算出する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記印刷デューティの算出を、前記露光手段の主走査方向の分解能であるドット単位毎に行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
    印刷に用いる媒体を収納するカセットを設け、
    前記現像剤の廃棄を、前記カセットからの媒体の繰出から、印刷後の前記媒体の排出までの期間で行うことを特徴とする画像形成装置。
JP2009124761A 2009-05-22 2009-05-22 画像形成装置 Pending JP2010271601A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009124761A JP2010271601A (ja) 2009-05-22 2009-05-22 画像形成装置
US12/782,206 US8515301B2 (en) 2009-05-22 2010-05-18 Image forming device and method of forming image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009124761A JP2010271601A (ja) 2009-05-22 2009-05-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010271601A true JP2010271601A (ja) 2010-12-02

Family

ID=43124622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009124761A Pending JP2010271601A (ja) 2009-05-22 2009-05-22 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8515301B2 (ja)
JP (1) JP2010271601A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205710A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Oki Data Corp 画像形成装置及びこの現像剤廃棄量調整方法
JP2014006287A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2017067975A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社沖データ 画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5452532B2 (ja) * 2011-03-24 2014-03-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー収納容器及び画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10186852A (ja) * 1996-12-20 1998-07-14 Fujitsu Ltd 電子写真画像形成装置
JP2001075438A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Canon Inc 画像形成装置
JP2003162102A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Oki Data Corp 画像形成装置及び制御方法
JP2004125829A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2008242394A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2009098185A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Seiko Epson Corp 画像形成装置およびトナー消費量算出方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6766121B2 (en) * 2001-11-26 2004-07-20 Oki Data Corporation Image forming apparatus that periodically discharges waste toner and method of operation thereof
JP2004029396A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10186852A (ja) * 1996-12-20 1998-07-14 Fujitsu Ltd 電子写真画像形成装置
JP2001075438A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Canon Inc 画像形成装置
JP2003162102A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Oki Data Corp 画像形成装置及び制御方法
JP2004125829A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2008242394A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2009098185A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Seiko Epson Corp 画像形成装置およびトナー消費量算出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205710A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Oki Data Corp 画像形成装置及びこの現像剤廃棄量調整方法
JP2014006287A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2017067975A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社沖データ 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8515301B2 (en) 2013-08-20
US20100296824A1 (en) 2010-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966043B2 (ja) 画像形成装置
JP4436383B2 (ja) 画像形成装置
JP2008281844A (ja) 現像方法、現像装置、画像形成方法、画像形成装置、消費量演算装置、プロセスカートリッジ
JP2010271601A (ja) 画像形成装置
JP2004126245A (ja) 画像形成装置
US20090297176A1 (en) Image Forming Apparatus
JP5029019B2 (ja) 画像形成装置
JP5637967B2 (ja) 画像形成装置
JP5091572B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3948438B2 (ja) 画像形成装置
JP2010175874A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2001134144A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP5631199B2 (ja) 画像形成装置
JP2010060740A (ja) 画像形成装置
JP2013205710A (ja) 画像形成装置及びこの現像剤廃棄量調整方法
JP2010002771A (ja) 画像形成装置
JP2003302816A (ja) 画像形成装置における接触帯電手段の清掃方法
JP2008268664A (ja) 画像形成装置
JP2009205109A (ja) 画像形成装置
JP2003173118A (ja) 画像形成装置用のプロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置
JP7363573B2 (ja) 画像形成装置
US20230375957A1 (en) Image formation apparatus
JP2009198895A (ja) 潤滑剤塗布量制御装置、潤滑剤塗布量制御方法及び画像形成装置
JP2017067904A (ja) 画像形成装置
JP2018017868A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120110