JPH10186760A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10186760A
JPH10186760A JP8342150A JP34215096A JPH10186760A JP H10186760 A JPH10186760 A JP H10186760A JP 8342150 A JP8342150 A JP 8342150A JP 34215096 A JP34215096 A JP 34215096A JP H10186760 A JPH10186760 A JP H10186760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
display
image forming
sheet
sheet material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8342150A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Otaka
久史 大高
Yasuyoshi Yamamoto
康義 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8342150A priority Critical patent/JPH10186760A/ja
Publication of JPH10186760A publication Critical patent/JPH10186760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 つまったシートの除去作業時にもシートの位
置確認が容易名が像形成装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 搬送路部分100を筺体102から引き
出し可能に構成しておく。そして、この搬送路部分10
0にシートの存在を示唆する表示を行う表示窓8を設け
る。当該搬送路部分100にシートがつまっている場
合、表示窓8には表示記号1aを表示させる。該表示窓
8への表示は、搬送路部分100を筺体102から引き
出した後、さらには、該搬送路部分100への電力の供
給が遮断された状態でも継続されるようにする。例え
ば、表示機機構を機械的に構成することで、あるいは、
バッテリパックアップを備えることで可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材のジャム
処理の容易な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から画像形成装置は、シート搬送機
構200内に滞留したシート材の位置を示す表示手段を
備えていた(図11、図12参照)。この表示手段は、
操作パネル120や装置本体上のディスプレイに、滞留
しているシート材の位置を略図で表示するものであっ
た。また、シート搬送機構200を引出すためのハンド
ル9等に、滞留しているシート材の位置を、LED等に
よって電気的に表示するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、操作パネル120やディスプレイ等
には、滞留したシート材の位置をわかりやすく且つ正確
に表示することができなかった。その結果、ユーザーは
確認作業を繰返すことになり、ジャム処理時間に多大な
時間をとられていた。また、ハンドル9等に滞留してい
るシート材の位置を表示していても、ジャム処理時シー
ト搬送機構200を引出すと、電気的接続が断たれて表
示が消えてしまっていた。そのため、シート搬送機構2
00を引出した後は、操作パネル120やディスプレイ
等を見ることで、滞留したシート材の位置を確認しなけ
ればならなかった。
【0004】本発明は、ジャム処理の容易な画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、画像を形成されるシー
トを収容するシート収容部と、シートに対して画像を形
成する画像形成部と、前記画像形成手段によって形成さ
れた画像を定着させる定着部と、所定の搬送路を備え、
該搬送路に沿って、前記シート収容部に収容されている
シートを前記画像形成部、前記定着部へと順に搬送し、
その後外部へ搬出する、搬送手段と、前記搬送路におけ
るシートのつまりの発生を検知するつまり検知手段と、
表示部を備え、前記つまり検知手段がシートのつまりを
検知した時には、シートのつまりが発生したことを示唆
する表示を前記表示部に行なわせる表示手段と、前記シ
ート収容部と、前記画像形成部と、前記定着部と、前記
搬送手段と、前記つまり検知手段とを収容された筐体
と、を備え、前記搬送路の少なくとも一部は、前記筐体
の外部へ引き出し可能に構成されたものであり、前記表
示部は、前記搬送路の前記筐体の外へ引き出し可能に構
成された部分に設けられており、前記表示手段は、前記
搬送路が前記筐体の外に引き出された状態においても、
前記表示部への表示が可能であることを特徴とする画像
形成装置が提供される。
【0006】前記搬送路が前記筐体から引き出されたこ
とを検知する引き出し検知手段と、前記搬送路が前記筐
体から引き出されたことを前記引き出し検知手段が検知
した場合には、少なくとも前記搬送手段、前記画像形成
部および前記定着部の電源を遮断する遮断手段と、を備
え、前記表示手段は前記遮断手段によって電源が遮断さ
れた後も前記表示部への表示状態を保つものであること
が好ましい。
【0007】電力を蓄える蓄電手段を備え、前記表示手
段は、前記遮断手段によって電源が遮断された後は、前
記蓄電手段に蓄えられた電力によって表示を継続するも
のであってもよい。
【0008】作用を説明する。
【0009】つまり検知手段が搬送路におけるシートの
つまりの発生を検知する。すると、表示手段は、シート
のつまりが発生したことを示唆する表示を表示部に行な
わせる。
【0010】ユーザがつまっているシートを除去するべ
く搬送路を筺体から引き出すと、引き出し検知手段はこ
れを検知する。すると、遮断手段は、少なくとも前記搬
送手段、前記画像形成部および前記定着部の電源を遮断
する。
【0011】この場合、表示部は、筐体の外へ引き出し
可能に構成された搬送路部分に設けておく。さらには、
搬送路が筐体の外に引き出された状態、さらには、遮断
手段によって電源が遮断された後でも、表示部への表示
が可能にしておく。例えば、電源が遮断された後は、前
記蓄電手段に蓄えられた電力によって表示を継続するよ
うにしてもよい。これにより、シート除去作業の際にも
容易にシートのつまっている位置が分かる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明に係わる、滞留し
たシート材の表示手段を備えた画像形成装置の全体構成
を示している。
【0013】まず、複写機全体の概略構成をシート材の
流れに沿って説明する。
【0014】図1において、複写機101の装置本体1
02上のプラテンガラス105には、自動原稿給送装置
107より不図示の原稿が自動的に給送され、この原稿
を光学系106により走査して上部側の画像形成部10
8の感光ドラム109に潜像を形成させる。この潜像を
現像することにより感光ドラム109にトナー像が形成
される。
【0015】装置本体102内には、多数枚のシート材
Pを収納可能な給紙カセット110A,110Bが配設
されており、それぞれに設けられた給紙部111A,1
11Bによりシート材Pが1枚ずつ給紙される。そのシ
ート材Pは搬送ローラ112によってレジスト導入部1
13へ搬送される。
【0016】画像形成部(108,100)は、感光ド
ラム109を含む上部側の画像形成部108と、転写分
離帯電部114、搬送部115、定着部103、排出パ
ス104等を一体化した下部側の画像形成部100とか
らなっている。これらは図5に示すように、前扉121
を開いて装置本体102の筺体から引出し可能となって
いる。また、これらを装置本体102から引き出した状
態においては、安全のため該複写機各部への電力供給が
遮断されるようになっている。
【0017】レジストローラ116により搬送されてき
たシート材Pは、転写分離帯電部114によって感光ド
ラム109からトナー像が転写される。つづいて、搬送
部115により定着部103に搬送されて、定着ローラ
117によってトナー像を定着される。画像を定着され
た後のシート材Pは、外排出ローラ118を含む排出パ
ス104によって排出トレイ119に排出される。
【0018】以上で概要説明を終わる。
【0019】本実施の形態は、定着部103および排出
パス104の付近に、シート材の有無を示す表示部を設
けたことを最大の特徴とする。従って、これ以降は該特
徴部分を中心に説明する。
【0020】図2は、定着部103と排出パス104の
側面透視図であり、シート材Pがジャムまたは滞留した
状態を示している。この図2の例では、つまったシート
材Pは、定着部103と排出パス104とにより隠れて
おり、外側から目視できない状態にある。
【0021】シート材の有無を示す表示機構は、定着部
103の上方に配置されている。
【0022】定着部103を覆ったカバーには、表示窓
8が設けられている。また、該カバー内の最上部には、
図面上左右に移動可能に構成された表示部1が配置され
ている。該表示部1は図示しないガイド部材によってガ
イドされており、カバーの内の天井面に沿って平行に左
右に移動できるようになっている。
【0023】表示部1の上面には、表示記号1aが接合
されている。該表示機構における表示状態の切換(表示
/非表示)は、この表示窓8から表示記号1aが見える
位置に表示部1を位置させるか否かによって、切り換え
られる構成となっている。
【0024】該表示機構における、表示/非表示の切換
は、以下の機構によって実現されている。
【0025】引っ張りバネ2は、表示部1の一端1bと
係合している。該引っ張りバネ2は常に表示部1を図2
における右方向、すなわち、表示記号1aと表示窓8と
の位置をずらして非表示状態を維持しようとする方向、
に引っ張っている。
【0026】非表示状態から表示状態への遷移は、揺動
リンク3、電気的駆動部4等によって行われる。つま
り、揺動リンク3は、支点3aを中心として回動可能に
構成されている。該揺動リンク3には、その両端に長溝
が設けられている。そして、一方の長溝には表示部1の
他端1cが、また他方の長溝には電気的駆動部4の一端
4aが、係合されている。従って、電気的駆動部4を作
動させて、揺動リンク3を半時計方向に回動させること
で、引っ張りバネ2の引っ張り力に逆らって表示部1を
図面における左方向に移動させ、表示機構1aを表示窓
8の真下に位置させることで表示状態にする構成となっ
ている。
【0027】なお、この電気的駆動部4は、制御手段
(図示せず)からの表示指令に応じて作動するようにな
っている。
【0028】また、この表示状態は、表示部1の爪部1
dがストッパ5に係合することで維持される構成となっ
ている。すなわち、ストッパ5は、支点5aによって回
動可能に構成されている。そして、引張りバネ6により
時計方向(すなわち、表示状態を解除する方向に)に常
に付勢されている。しかし、その一方で、該ストッパ5
の他端5bは、閉じられた状態のカバー7によって時計
方向への回動を制限されている。つまり、排出パス10
4の上方に設けられたカバー7は、支点7aを中心とし
て開閉可能に構成されている。そして、該カバー7の一
端7bは、上述したとおりカバーが閉じられた状態にお
いては、前記ストッパ5の一端5bと係合し、その時計
方向への回動を規制している。従って、カバー7が開か
れない限り、ストッパ5と爪部1dとの係合は解除され
ず、表示状態が維持される構成となっている。このスト
ッパ5によって表示状態を維持する機構は、純粋に機械
的になされている。そのため、複写機への電源が遮断さ
れても、表示は確実に継続される。
【0029】なお、排出パス104においてシート材の
つまりが発生した場合、これを取り除くためには必ずカ
バー7を開かなければならないようになっている。従っ
て、つまったシートを取り除いたにも関わらず、シート
のつまりを示唆する表示が継続されるようなことはな
い。
【0030】図面には示していないが、該複写機はこの
他にもシート材検知手段、引き出し検知手段、電源回
路、制御手段等を備えている。
【0031】シート材検知手段は、搬送路各所における
シートの存在(例えば、画像形成部100内にシート材
が存在すること)、つまり、シート材を検知するもので
ある。該シート材検知手段は、あらかじめ定められた所
定の位置にシート材が存在することを検知した場合に
は、シート材滞留信号を後述する制御手段に向けて出力
する構成となっている。上述した表示機構による表示
は、該シート材検知手段によるシート材の検出をきっか
けとして行われるようになっている。このようなシート
材検知手段については既に周知の技術であるため、ここ
での説明は省略する。
【0032】引き出し検知手段は、装置本体102から
画像形成部100が引き出されたこと、あるいは、前扉
121が開かれたことを検知するものである。このよう
な引き出し知手段については既に周知の技術であるた
め、ここでの説明は省略する。
【0033】制御手段は、該複写機全体の動作を制御統
括するものである。例えば、該制御手段は、上述したシ
ート材検知手段がシート材滞留信号を出力している場合
には、上述した電気的駆動部4を作動させることで表示
を行わせる機能を備えている。但し、該制御手段による
電気的制御の元で行われるのは表示状態への遷移のみで
ある。上述したとおり、表示状態の維持、表示状態の解
除は、機械的に行われるようになっており、複写機の電
源状態の影響を受けることはない。また、上述した引き
出し検知手段が、画像形成部100が引き出されたこと
(あるいは、前扉121が開かれたこと)を検知した場
合には、電源回路(図示せず)に指令を送って各部への
電力供給を停止するようになっている。但し、画像形成
部100が再び収容されたこと(あるいは、前扉121
が閉じられたこと)を検知して、動作を再開するために
必要な最低限の機能部分については、この間も電力を供
給し続けていることは言うまでもない。
【0034】特許請求の範囲において言う“つまり検知
手段”とは、本実施の形態においてはシート材検知手段
に相当する。“表示手段”とは、上述した表示部1、表
示窓8、電気的駆動部4等によって構成される表示機
構、さらには制御手段に相当する。“遮断手段”とは、
制御手段及び電源回路に相当する。“筺体”とは、給紙
カセット、画像形成部100などを収容した装置本体1
02に相当する。
【0035】次に図3を用いて、表示機構の動作につい
て説明する。
【0036】滞留したシート材Pは、シート材検知手段
(不図示)により検知される。すると、制御手段(不図
示)は、装置本体102の画像形成動作を停止させると
共に、電気的駆動部4をA方向に作動させる。これによ
り、揺動リンク3を介して表示部1がB方向に移動さ
れ、図3のごとく、表示部1の爪部1dがストッパ5の
爪とが係合し表示部1が固定される。この状態では、図
4に示すように、表示部1に接合された表示記号1a
は、表示窓8の下に位置しており、定着部103の外観
より目視できる。
【0037】また、制御手段は、装置本体102の操作
表示部120(図5参照)にも、“装置本体102の前
扉121を開け、下部側の画像形成部100を手前に引
出して、滞留したシート材Pを取り出す”ことを指示す
るイラスト等を表示させている。この指示に従い、ユー
ザーは下部側の画像形成部100を引出す作業を始める
ことになる。この際、この下部側の画像形成部100が
引き出されると、電気的接続が断たれる。しかし、表示
記号1aが表示窓8を通じて見えるようになっているた
め、ユーザは、シート材Pの存在を容易に認識できる。
シート材Pの存在を認識したユーザは、図6に示すよう
に、把手9を握ってカバー7をC方向に回動させて開く
ことで、このシート材Pを取り除くことができる。 最
後に、表示の解除動作を図6用いて説明する。
【0038】シートを取り除くべくカバー7をC方向に
回動させると、一端部7bがストッパ5の端部5cから
はずれて、ストッパ5の時計方向への回動規制が解除さ
れる。すると、引っ張りバネ6の作用によって、ストッ
パ5は支点5aを中心としてD方向に回動される。その
結果、ストッパ5の爪部5dと表示部1の爪部1dとの
係合がはずれて、表示部1は引張りバネ2の作用によっ
てE方向に移動する。その結果、表示記号1aは表示窓
8からは見えなくなる。つまり、表示が解除される。
【0039】なお、ストッパ5は、定着部103の一端
103aによってその一端5cが規制されて停止するた
め、必要以上D方向に回動してしまうことはない。
【0040】以上のように、シート材Pを取り除くとき
に表示が解除される。
【0041】以上説明したとおり本実施の形態では、装
置本体102から引き出される部分において、つまって
いるシート材の存在を報知する表示を行う。そのため、
シート材の除去作業を開始する際にも、シート材の位置
を確認でき、シート材の除去作業が容易である。
【0042】本実施の形態では表示を定着部103を覆
ったカバーに設けた表示窓8において行っていた。しか
し、該表示を行う位置はこれに限定されない。装置本体
102からの引き出し操作、シート材の除去作業の際
に、容易にその表示を視認できる位置であればこれ以外
の位置であっても構わない。但し、その作業性を考慮す
ると、実際にシート材のつまりが発生する可能性があ
り、且つ、つまっているシート材を除去するために装置
本体から引き出される部分において表示を行うのが最も
わかりやすい。
【0043】本実施の形態では、画像形成部100を装
置本体102から引き出すと、複写機全体への電力供給
が停止されていた。しかし、少なくとも、その時引き出
している部分について、あるいは、当該部分を引き出し
たことでユーザへの危険が高まる部分(例えば、高電圧
部分)についてのみ電力供給を停止するようにしても良
いことはいうまでもない。 [第2の実施の形態]該第2の実施の形態の複写機は、
バックアップ用の電源を備えた表示機構を備えること
で、複写機全体としての電源が遮断された後も表示を継
続する点を最大の特徴とするものである。以下において
は、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明を行う。
【0044】本実施の形態の機械的な機構については、
第1の実施の形態と同様である。但し、該第2の実施の
形態では、図7に示すように、表示部1に表示記号1a
に代わって、スイッチ11を設置している。該スイッチ
11は、表示部1が図、中左側に位置する場合にONと
なり、図中右側に位置する場合にはOFFとなるように
構成されている。一方、表示窓8に相当する位置には、
発光部材10を設置している。これらのスイッチ11お
よび発光部材10は、図8に示した回路によって、コン
デンサ12に接続されている。
【0045】制御手段、シート材検知手段等についても
第1の実施の形態と同様である。
【0046】表示動作を説明する。
【0047】シート材検知手段(不図示)からのシート
材滞留信号に応じて、制御手段(不図示)は表示部1を
F方向に移動させる。なお、表示部1を移動させる機構
については第1の実施の形態と同様である。
【0048】表示部1がF方向に移動されると、スイッ
チ11がONになり、発光部材10が点灯する。発光部
材10は、複写機への電源とは別個に設けられた蓄電池
12から供給される電力によって発光している。従っ
て、複写機への電気的接続が断たれた後も、表示が継続
される。この後の表示状態の解除は第1の実施の形態と
同様にして行われる。
【0049】なお、図9に示すようにコンデンサ12に
代わって蓄電池、乾電池等13を用いても同様な作用が
得られる。
【0050】特許請求の範囲において言う“蓄電手段”
とは、本実施の形態ではコンデンサ12、乾電池13に
相当する。 [第3の実施の形態]第3の実施の形態の複写機は、電
気的駆動部4を装置本体102に内に設けた点が第1の
実施の形態と異なっている。以下においては、第1の実
施の形態と異なる点についてのみ説明する。
【0051】該第3の実施の形態における要部構成を図
10に示した。
【0052】電気的駆動部4を装置本体102内に設け
たことに起因して、揺動リンク3の位置も、第1の実施
の形態とは異なっている。また、揺動リンク3と表示部
1とは、押し出し部14を介して力を伝達するようにな
っている。しかし、これらの果たす機能自体は、第1の
実施の形態と同様である。すなわち、揺動リンク3は電
気的駆動部4の一端4aと押出し部14の一端14aと
を係合し、支点3aを中心として回動するように設けら
れている。そして、電気的駆動部4の力を受けて、表示
部1を図中左方向に移動させるようになっている。ま
た、引張りバネ15は、押出し部14の一端14bと係
合しており、押し出し部14を図中右方向に引っ張って
いる。
【0053】これ以外の点は第1の実施の形態と同様で
ある。
【0054】動作について説明する。
【0055】シート材検知手段(不図示)のシート材滞
留信号に応じて、制御手段(不図示)は電気的駆動部4
を作動させその出力端をG方向に移動させる。すると、
揺動リンク3が支点3aを中心として時計方向に回動
し、押出し部14をH方向に移動させる。これにより、
押出し部14の一端14cと係合している表示部1がH
方向に移動されて、表示状態となる。そして、そのま
ま、ストッパ5の爪部5dにより表示部1は停止され、
表示状態が維持される。
【0056】この後、制御手段は電気的駆動部4による
駆動力の発生を停止する。すると、押出し部14は引張
りバネ15の力によって元の位置に戻される。
【0057】以上説明した通り該第3の実施の形態によ
っても、第1の実施の形態と同等な作用が得られる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明の画像形成装
置では、搬送路を構成する部分において、滞留したシー
ト材の有無が表示される。また、主要部への電気供給が
遮断された後でも、その表示が行われる。そのため、ユ
ーザーは確認作業を繰返すことなく、滞留したシート材
の位置を確認し、これを迅速に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である画像形成装置
の構成を模式的に示した側面透視図である。
【図2】シート材が滞留した状態での定着部および排出
パスを示す図である。
【図3】表示機構が表示状態となっている画像形成部を
示す模式図である。
【図4】表示窓における表示の原理を示す図である。
【図5】画像形成部を引き出している様子を示す斜視図
である。
【図6】カバーを開けたことで、表示状態が解除される
様子を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態である要部構成を示
す図である。
【図8】第2の実施の形態における回路図である。
【図9】第2の実施の形態における変形例を示す図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施の形態の要部構成を示す
図である。
【図11】従来のシート搬送装置を引出した状態の外観
図。
【図12】従来の定着、排出パス部の断面図。
【符号の説明】
1 表示部 1a 表示記号 2 引っ張りバネ 3 揺動リンク 4 電気的駆動部 5 ストッパ 5d 爪部 6 引っ張りバネ 7 カバー 8 表示窓 11 スイッチ 12 コンデンサ 14 押し出し部 15 引っ張りバネ 100 画像形成部 102 装置本体 103 定着装置 104 排出パス 121 前扉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成されるシートを収容するシー
    ト収容部と、 シートに対して画像を形成する画像形成部と、 前記画像形成手段によって形成された画像を定着させる
    定着部と、 所定の搬送路を備え、該搬送路に沿って、前記シート収
    容部に収容されているシートを前記画像形成部、前記定
    着部へと順に搬送し、その後外部へ搬出する、搬送手段
    と、 前記搬送路におけるシートのつまりの発生を検知するつ
    まり検知手段と、 表示部を備え、前記つまり検知手段がシートのつまりを
    検知した時には、シートのつまりが発生したことを示唆
    する表示を前記表示部に行なわせる表示手段と、 前記シート収容部と、前記画像形成部と、前記定着部
    と、前記搬送手段と、前記つまり検知手段とを収容され
    た筐体と、を備え、 前記搬送路の少なくとも一部は、前記筐体の外部へ引き
    出し可能に構成されたものであり、 前記表示部は、前記搬送路の前記筐体の外へ引き出し可
    能に構成された部分に設けられており、 前記表示手段は、前記搬送路が前記筐体の外に引き出さ
    れた状態においても、前記表示部への表示が可能である
    こと、 を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送路が前記筐体から引き出された
    ことを検知する引き出し検知手段と、 前記搬送路が前記筐体から引き出されたことを前記引き
    出し検知手段が検知した場合には、少なくとも前記搬送
    手段、前記画像形成部および前記定着部の電源を遮断す
    る遮断手段と、を備え、 前記表示手段は前記遮断手段によって電源が遮断された
    後も前記表示部への表示状態を保つものであること、 を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 電力を蓄える蓄電手段を備え、 前記表示手段は、前記遮断手段によって電源が遮断され
    た後は、前記蓄電手段に蓄えられた電力によって表示を
    継続するものであること、 を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
JP8342150A 1996-12-20 1996-12-20 画像形成装置 Pending JPH10186760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342150A JPH10186760A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342150A JPH10186760A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10186760A true JPH10186760A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18351520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8342150A Pending JPH10186760A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10186760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069151A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社リコー シート材搬送装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069151A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社リコー シート材搬送装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4423324B2 (ja) シート搬送装置およびそれを備えてなる原稿読取装置、印刷装置
JPS63196457A (ja) 用紙収納装置
JP2001039602A (ja) 用紙搬送経路切替機構及び画像形成装置
JP5284186B2 (ja) 画像形成装置
JP2625057B2 (ja) 自動給紙装置及び画像形成装置
JP2966164B2 (ja) 給紙カセットのロック装置
JPH10186760A (ja) 画像形成装置
JP3205702B2 (ja) 画像形成装置
JP2006306547A (ja) シート搬送不良解除機構およびシート積載装置
JPH05740A (ja) 画像形成用給紙装置
JP7243042B2 (ja) 後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2981236B2 (ja) 画像形成装置
JP2021142732A (ja) 画像形成装置
JP2000147850A (ja) シート搬送装置
JP2001272892A (ja) 画像形成装置
JP2008100816A (ja) 画像形成装置
JP2003091117A (ja) 画像形成装置
JP2003072978A (ja) 画像装置
JP2001125331A (ja) 画像形成装置
JPH1192040A (ja) 画像形成装置
JPH0428644A (ja) 原稿自動送り装置及び画像形成装置
JP5274109B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JPH05134500A (ja) 画像形成装置
JP2005084181A (ja) 給紙装置
JPH0443891Y2 (ja)