JPH10184172A - 吊り戸装置及びフリーアーム構造 - Google Patents

吊り戸装置及びフリーアーム構造

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JPH10184172A
JPH10184172A JP35834496A JP35834496A JPH10184172A JP H10184172 A JPH10184172 A JP H10184172A JP 35834496 A JP35834496 A JP 35834496A JP 35834496 A JP35834496 A JP 35834496A JP H10184172 A JPH10184172 A JP H10184172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sliding door
hanging
arm
hanging door
Prior art date
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Pending
Application number
JP35834496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Mukaide
敬秀 向出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10184172A publication Critical patent/JPH10184172A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉に際して周囲のスペースを要すことなく
大きく間口を開口することが出来るとともに、開閉操作
が容易な吊り戸装置の提供。 【解決手段】 間口6上部から側壁7上部にかけてL型
の走行レール2を設け、この走行レール2には吊り戸1
上端両サイドに取付けした吊車4、4を遊嵌し、L型走
行レール2のコーナー部下方の床面に設けた軸8を中心
として揺動するフリーアーム3の先端ローラ9を、吊り
戸下端のガイド溝13に遊嵌している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小スペースにて大きく開
口することが出来る吊り戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蝶番を介して軸支されたドアは開くこと
によって該ドアの幅に相当する開口が得られる。しか
し、重たくて大きなドアを蝶番継手を介して開閉するこ
とは容易ではなく、これは単に開閉時に作用する力の大
きさだけでなく、内開きにせよ外開きにせよ周囲に大き
な余分な空間が必要となる。周りに障害物があっては該
ドアを開くことは出来ない。
【0003】図4は吊り戸装置の概略図であり、間口
(イ) には吊り戸(ロ) が装着されている。従って、該吊り
戸(ロ) をスライドさせるならば間口(イ) は開口すること
になるが、その為に空間(ハ) の幅は少なくとも吊り戸
(ロ) の2倍の大きさが必要となる。逆に該空間(ハ) の大
きさが制限されるならば、それに応じた吊り戸(ロ) の幅
となる。特に、車椅子に載る身体障害者用のトイレであ
る場合、間口(イ) は出来るだけ大きいことが必要である
と共に、蝶番を介して開閉するドアではその操作が車椅
子に載りながらでは行いにくいといったこともある。
【0004】そこで、大きな間口を開口することが出来
る吊り戸として特開平8−158672号に係る「ブー
ス用ドア」がある。すなわち、該間口に折れ戸を装着す
ることで大きな一枚戸に比較して周囲の大きなスペース
を必要とすることなく開閉することが出来る。又、大き
な一枚戸をスライドさせながら90度旋回するように構
成することで大きな間口を開口することが出来る。この
ブース用ドアは笠木に吊設してスライド出来るようにし
ていると共に、床面にもレールを設けてドア下端をガイ
ドしている。
【0005】しかし上記床面にレールを設けることで、
レール溝にゴミが溜ってドアの開閉操作に支障が発生
し、又該溝にハイヒールの踵が嵌り込んでしまうといっ
た問題がある。そしてドアの据え付けに際しては床面へ
のレール取付け作業が必要となる等、作業工数も大きく
なる。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】このように、ドアや
吊り戸には上記のごとき問題がある。本発明が解決しよ
うとする課題はこれら問題点であって、大きく間口を開
口することが出来るとともに、開閉操作が容易な吊り戸
装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の吊り戸装置は間
口に配置される吊り戸をスライドしながら旋回して、仕
切り側壁に面して平行となるようにすることで間口を開
口する。吊り戸上端の両サイドには吊車が取り付けされ
ていて、該吊車は走行レールに形成している溝に遊嵌し
て吊り戸を吊り下げることが出来、溝に沿って移動する
ことで吊り戸は開閉する。しかし、本発明では吊り戸下
端をガイドする為の床レールを用いず、その代わりフリ
ーアームを備えている。
【0008】上記フリーアームは正面壁と側壁のコーナ
部に設けられて、アーム先端にはローラ等のスライダー
を有し、該スライダーは吊り戸下端のガイド溝に遊嵌し
ている。吊り戸がスライドして旋回するならば、フリー
アームは揺動して吊り戸下端部をガイドすることが出来
る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の吊り戸装置を表している実施
例であり、同図の1は吊り戸、2は走行レール、3はフ
リーアームをそれぞれ表している。そして吊り戸1の上
端両サイドには吊車4、4が取着され、この吊車4、4
は上記走行レールの溝5に遊嵌している。同図はトイレ
ブースを表しているが、該トイレブース正面の間口6に
位置した吊り戸1はスライドしながら旋回することによ
って該間口6は開かれ、側壁7に面することになる。
【0010】そこで上記走行レール2はL型をなし、こ
のL型走行レールに沿って吊車が走行することで吊り戸
1は開閉することになる。ここでL型走行レールはその
コーナー部を円弧で形成する場合と円弧を持たない完全
L型とすることもある。このように吊り戸上部は吊車
4、4が走行レール2に遊嵌することで拘束されるが、
吊り戸下端部はフリーアーム3によってガイドされなが
ら開閉する。すなわち、フリーアーム3は吊り戸1がス
ライドしながら旋回することで、吊り戸の動きに追従し
て揺動することが出来る。
【0011】ここでフリーアーム3は床面から垂直に起
立した軸8に軸支され、先端にはローラ9が取り付けさ
れている。そしてこのローラ9が遊嵌するためのガイド
溝が吊り戸1の下端に形成されている。図1(a)は吊
り戸1の動きに追従したフリーアーム3の揺動軌跡を表
している。
【0012】図2は走行レール2と吊り戸1の下端部断
面を表しているが、吊車4は走行レール2内に遊嵌して
吊り戸1を吊設することが出来、しかも吊車4が滑らか
に回転することが出来るように片方の走行片10にのみ
当接している。従って他方の走行片11との間には僅か
な隙間が残されている。そして、該走行レール2はトイ
レブース上端に設けている笠木12に取着されている。
【0013】吊り戸1の下端に形成しているガイド溝1
3にはフリーアーム先端に軸支されているローラ9が遊
嵌している。図3はフリーアーム3を単独で表している
具体例であり、アーム14は軸8にベアリングを介して
軸支され、この軸8は上記ローラ9が吊り戸1下端のガ
イド溝13に嵌るように高さが調整される。すなわち、
軸8の下端部にはネジ穴15が形成され、このネジ穴1
5にはネジ16が螺合している。
【0014】ネジ16はベース17を床面に固定し、そ
の状態で軸8を回転するならば、ネジ穴15に螺合した
ネジ16とで該軸8の突出高さを適当に調整出来る。そ
してアーム14は軸8を基点として揺動することが出
来、揺動範囲は90度に規制されている。すなわち、ベ
ース17からストッパー18a、18bが突出し、該ア
ームはこれらストッパー18a、18bに当接して揺動
角が規制されている。
【0015】以上述べたように、本発明の吊り戸装置は
その上端に取り付けしている吊車をL型走行レールに遊
嵌し、吊り戸下端にはガイド溝を設けてフリーアーム先
端のローラを遊嵌したものであって、次のような効果を
得ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明の吊り戸装置は吊り戸上端に取着
した吊車をL型走行レールに沿って走行させることで大
きな間口の開閉が出来る。すなわち吊り戸はスライドし
ながら旋回して間口の開閉が行われる。そして本発明で
は床レールを用いていない為に床レールのガイド溝にゴ
ミが溜って吊り戸の開閉操作に支障を来すことはなく、
該溝にハイヒールの踵が嵌るといったこともない。本発
明では床レールの代わりに吊り戸下端に形成したガイド
溝に遊嵌するスライダーを先端に備えたフリーアームを
有している為に、吊り戸下端がガイドされてスムーズな
開閉操作が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り戸装置を表す実施例。
【図2】吊り戸装置の縦断面図。
【図3】フリーアームの具体例。
【図4】従来の吊り戸装置。
【符号の説明】
1 吊り戸 2 走行レール 3 フリーアーム 4 吊車 5 溝 6 間口 7 側壁 8 軸 9 ローラ 10 走行片 11 走行片 12 笠木 13 ガイド溝 14 アーム 15 ネジ穴 16 ネジ 17 ベース 18 ストッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間口上部から側壁上部にかけてL型の走
    行レールを設け、この走行レールには吊り戸上端両サイ
    ドに取り付けした吊車を遊嵌して吊り戸がスライド旋回
    を行うことで間口が開閉される吊り戸装置において、上
    記L型走行レールのコーナー部下方の床面に設けた軸を
    中心として揺動するフリーアームを備え、アーム先端に
    設けたスライダーを吊り戸下端のガイド溝に遊嵌したこ
    とを特徴とする吊り戸装置。
  2. 【請求項2】 間口に装着した吊り戸をスライド旋回し
    て該間口を開閉する吊り戸装置の該吊り戸下端をガイド
    する為のフリーアームにおいて、床面に固定した軸には
    アームを揺動可能に軸支し、アーム先端の上方にはロー
    ラ等のスライダーを設けたことを特徴とするフリーアー
    ム構造。
  3. 【請求項3】 上記アームを取り付けしている軸を床面
    に固定したネジと螺合して高さが調整出来るようにした
    請求項2記載のフリーアーム構造。
  4. 【請求項4】 上記アームの揺動角を規制する為に床面
    に固定したベースからストッパーを突出した請求項2又
    は請求項3記載のフリーアーム構造。
JP35834496A 1996-12-27 1996-12-27 吊り戸装置及びフリーアーム構造 Pending JPH10184172A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107252A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Benitsukusu Kk 上吊り式開閉体における走行レール
CN108518146A (zh) * 2018-06-01 2018-09-11 广东东泰五金精密制造有限公司 一种家具滑动门的悬挂装配结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107252A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Benitsukusu Kk 上吊り式開閉体における走行レール
CN108518146A (zh) * 2018-06-01 2018-09-11 广东东泰五金精密制造有限公司 一种家具滑动门的悬挂装配结构
CN108518146B (zh) * 2018-06-01 2023-08-15 广东东泰五金精密制造有限公司 一种家具滑动门的悬挂装配结构

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