JPH08165839A - 折り畳み扉装置 - Google Patents

折り畳み扉装置

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Publication number
JPH08165839A
JPH08165839A JP31194794A JP31194794A JPH08165839A JP H08165839 A JPH08165839 A JP H08165839A JP 31194794 A JP31194794 A JP 31194794A JP 31194794 A JP31194794 A JP 31194794A JP H08165839 A JPH08165839 A JP H08165839A
Authority
JP
Japan
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rail
folding door
runner
panels
sleeve
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31194794A
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English (en)
Inventor
Tsugumasa Sumioka
継正 住岡
Kazutoshi Tanioka
和登志 谷岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り畳み扉の荷重を下レールで支持する。袖
パネルの回転を防止する。 【構成】 2枚の主パネル1の端部同士を折り畳み自在
に連結する。主パネル1の他端部に袖パネル2を回動自
在に連結する。袖パネル2の下端部に下ランナ14を取
付け、両袖パネル2の上端部に上ランナ15を取付け
る。上ランナ15から垂下した2本の軸20a、20b
を袖パネル2の上面部の孔に移動自在に差込み且つ上ラ
ンナ15を上方に弾性付勢する。下ランナ14の下車輪
3を下レール7に走行自在に嵌め込んで下車輪3により
折り畳み扉6の荷重を下レール7で支持する。上ランナ
ー15を上レール10に水平回転が規制された状態で上
レール10の長手方向に移動自在に嵌め込む。上ランナ
15の上車輪5を上レール10のレール面11に弾接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳み扉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】2枚の主パネルの端部同士を折り畳み自
在に連結するとともに両主パネルの他端部に袖パネルを
回動自在に連結し、両袖パネルの上端部に上ランナーを
設け、袖パネルの下端部に下ガイドを設けて折り畳み扉
を構成し、両袖パネルを上下レールに対して走行自在に
取付けたものが、特開平2ー30490号公報により知
られている。このような構造のものは袖パネルを上下の
レールに対して走行自在に取付ける構成とすることで、
袖パネルを設けないものに比べて両主パネルを折り畳ん
だ状態の安定感及び折り畳んだ状態における走行時の安
定感を向上させることを目的としている。
【0003】しかしながら、上記特開平2ー30490
号公報のものは、袖パネルの上端部に設けた上ランナー
により袖パネルを吊り下げ支持し、袖パネルの下端部に
は下レールに走行のガイドとして嵌め込まれた下ガイド
を設けた構造となっている。このため特開平2ー304
90号公報のものは、上レールに折り畳み扉の全ての荷
重がかかる構造となっている。このように上レールにす
べての荷重がかかるようになっているので、上レールの
天井などへの取付け強度を強くしなければならず、上レ
ールの大型化、上レールの天井への取付け部分の補強等
が必要となるという問題がある。
【0004】また、袖パネルの上部に上ランナーを設け
る場合、上ランナーにより袖パネルを吊り下げる方式の
ものであるため、上ランナーを袖パネルの上端部に移動
しないように固定するものであるが、これを仮に、下ラ
ンナーを下レールに走行自在に載置して下ランナーを介
して下レールに荷重をかけるようにすると、現場による
施工誤差などで、上ランナーを上下に移動しないように
袖パネルに固定しておくと上ランナーの上車輪を上レー
ルの走行面に当てて走行させることができない。このた
め、上ランナーから軸を垂下して該軸を袖パネルに対し
て上下移動自在にすると共に軸を上方に弾性付勢するば
ね力を付与して上ランナーの上車輪を上レールの走行面
に弾接することが考えられるが、上ランナーに対して袖
パネルが回転して下車輪が下レールから外れるおそれが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、折り畳み扉の荷重を下レールを介して床に
より支持できて、上レールとして従来のような大型のも
のが必要でなく、また、天井への取付け部分に荷重支持
のための特別な補強などをする必要がなく、更に、袖パ
ネルが回転して下車輪が下レールからはずれないように
できる折り畳み扉装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の折り畳み扉装置
は、2枚の主パネル1の端部同士を折り畳み自在に連結
するとともに両主パネル1の他端部に袖パネル2を回動
自在に連結し、両袖パネル2の下端部に下ランナ14を
取付け、両袖パネル2の上端部に上ランナ15を取付け
た折り畳み扉6において、上ランナ15から垂下した2
本の軸20a、20bをそれぞれ袖パネル2の上面部の
孔60a、60bに上下方向にスライド自在に差込み且
つ上ランナ15に対して上方へのばね力を付勢し、下ラ
ンナ14に設けた下車輪3を下レール7に走行自在に嵌
め込んで下車輪3により折り畳み扉6の荷重を下レール
7に支持させ、上ランナー15を上レール10に水平回
転が規制された状態で上レール10の長手方向に移動自
在に嵌め込むとともに上ランナ15に設けた上車輪5を
上レール10のレール面11に弾接させて成ることを特
徴とする。
【0007】また、上ランナ15から垂下した2本の軸
のうち1本の軸に上方へのばね力を付勢する弾性手段を
設けると共に、該軸が袖パネル2の上端部から上方に抜
けるのを防止するためのストッパ22を設けることも好
ましい。
【0008】
【作用】上記のような構成の本発明においては、2枚の
主パネル1の端部同士を折り畳み自在に連結するととも
に両主パネル1の他端部に袖パネル2を回動自在に連結
し、両袖パネル2の下端部に下ランナ14を取付け、両
袖パネル2の上端部に上ランナ15を取付けて折り畳み
扉6を構成することで、折り畳み扉6を折り畳んだ状態
でも両袖パネル2が平面視で下レール7と上レール10
とに平行となって、安定して折り畳み扉6を折り畳んだ
状態を保持でき、また、折り畳み扉6を折り畳んだ状態
で両袖パネル2が下レール7と上レール10とに平行に
移動して走行するため、走行がスムーズにできるもので
あり、また、下車輪3を下レール7に走行自在に嵌め込
んで下車輪3により折り畳み扉6の荷重を下レール7に
支持させることで、折り畳み扉6の荷重を上レール10
で支持する必要がなく、上レール10を大型化すること
や、あるいは上レール10の天井などへの取付け部分を
荷重支持のために特別に補強する必要がなくなったもの
であり、このように下レール7に荷重を支持させること
で、下レール7を介して床に荷重を支持させることがで
き、下レール7は大型化する必要がなく、薄型としても
何等問題はない。
【0009】しかも、上ランナ15から垂下した2本の
軸20a、20bをそれぞれ袖パネル2の上面部の孔6
0a、60bに上下方向にスライド自在に差込み且つ上
ランナ15に対して上方へのばね力を付勢し、下ランナ
14に設けた下車輪3を下レール7に走行自在に嵌め込
んで下車輪3により折り畳み扉6の荷重を下レール7に
支持させ、上ランナー15を上レール10に水平回転が
規制された状態で上レール10の長手方向に移動自在に
嵌め込むとともに上ランナ15に設けた上車輪5を上レ
ール10のレール面11に弾接させてあることで、袖パ
ネル2に回転力が作用しても上ランナー10に対して袖
パネル2が回転するのが2本の軸により阻止され、この
結果、袖パネル2の回転が防止され、袖パネル2の下端
部に設けた下ランナー14の下車輪3が下レール7から
脱輪するのが防止されるものである。
【0010】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。折り畳み扉6は図1に示すように2枚の主
パネル1の端部同士をヒンジ部12を介して折り畳み自
在に連結するとともに両主パネル1の他端部に袖パネル
2をヒンジ部13を介して回動自在に連結して構成して
ある。両袖パネル2にはそれぞれ下端部に下ランナー1
4が取付けてあり、上端部には上ランナー15が取付け
てある。
【0011】下ランナー14は図2に示すように、下方
が開口したケース16内に下車輪3を回転自在に取付け
て構成してあり、ケース16を袖パネル2内の下端部の
凹部内に嵌め込み、ねじ17により固着してあり、下車
輪3の下部が袖パネル2の下端面より下方に突出してい
る。下車輪3の外周部の中央部には外周溝4が形成して
ある。
【0012】上ランナー15は図3、図4、図5に示す
ように、ランナー体21から2本の軸20a、20bを
垂設し、この2本の軸20a、20bを袖パネル2の上
端面に固定する固定板18の孔60a、60bにそれぞ
れ上下方向に移動自在に取付けて構成してある。固定板
18の下面には有底筒体19が固着してあり、有底筒体
19に連通するように形成した固定板18の孔60aか
ら有底筒体19内に一方の軸20aが上下移動自在に差
し込んであり、固定板18の有底筒体19と連通する孔
60aの隣に隙間を介して形成した別の孔60bに他方
の軸20bが上下移動自在に挿通してある。ここで、有
底筒体19内に差し込んだ一方の軸20aの下端部には
ストッパ22が設けてあり、該ストッパ22と有底筒体
19の底部との間にスプリング23を介在させてある。
スプリング23は軸20a(つまり上ランナー15のラ
ンナー体21)を上方に押し上げる弾性力を付与してい
る。ランナー体21は略直方体形状をしており、両側に
それぞれ2個ずつ上車輪5を回転自在に取付けてある。
有底筒体19は袖パネル2の上端部の凹部内に嵌め込ま
れ、固定板18がランナーキャップ24と共にねじ25
により袖パネル2に固着してある。
【0013】図中7は床70に載置してねじにより取付
けられる下レールであって、アルミニュームの押し出し
成形品により形成してあり、背の低い偏平な形状をして
おり、下レール7の中央部に溝深さの浅いレール溝8を
設けると共にレール溝8の中央部に中央レール突条9を
突設し、中央レール突条9の上端のレベルを下レール7
の上面とほぼ同一レベルとしてある。
【0014】図中10は天井61にねじで取付けられる
上レールであって、上レール10の下面部は下方に開口
しており、開口の両側の下横片26の上面にガイド溝2
7が設けてあり、また、上レール10内の上横片28の
下面がレール面11となっており、このレール面11は
上記ガイド溝27と対向し、またレール面11はガイド
溝27と同様に溝状に凹んでいる。
【0015】しかして、折り畳み扉6を下レール7及び
上レール10に取付けるには次のようにして取付ける。
すなわち、両袖パネル2の下車輪3をそれぞれレール溝
8に走行自在に嵌め込むと共に外周溝4を中央レール突
条9に嵌め込んで下車輪3により折り畳み扉6の荷重を
下レール7に支持させてあって、下車輪3が下レール7
に2重に嵌め込まれることになる。このように、下車輪
3を2重に下レール7に嵌め込むことで、レール溝8の
溝深さや中央レール突条9の高さをできるだけ低くして
も下車輪3が下レール7から外れないようにでき、この
結果、下レール7を薄型にしても何等問題がないもので
ある。また、上車輪5を上レール10に走行自在に嵌め
込むとともに上車輪5を上レール10のレール面11に
弾性手段であるコイルスプリング23により弾接させる
ものである。コイルスプリング23により上車輪5の上
端部は溝状のレール面11に嵌まり込むと共に上車輪5
の下端部は溝状のガイド溝27内に位置し、このことに
より上車輪5が横にずれたりすることがないように保持
されることになる。ここで、上ランナー15のランナー
体21は直方体形状をしていて、直方体形状のランナー
体21の両側にそれぞれ2個設けた上車輪5が上レール
10の下方に凹んだレール面11に弾接してあるので、
ランナー体21は上レール10に対して水平回転ができ
ないように規制されていることになる。
【0016】上記のようにして折り畳み扉6が下レール
7と上レール10とに取付けられるものである。折り畳
み扉6は両袖パネル2、両主パネル1が一直線状になっ
た状態が全閉状態である。この全閉の状態から折り畳み
扉6を折り畳むことで開状態とするのであるが、折り畳
み扉6を折り畳むと、両袖パネル2は下レール7及び上
レール10に対して平行な状態を保持したまま両主パネ
ル1が下レール7及び上レール10から突出して折り畳
まれることになる(なお、図6には折り畳み扉6の折り
畳み途中の状態が示してある)。したがって、折り畳み
状態においても両袖パネル2が下レール7と上レール1
0とに平行となって、安定して折り畳み扉6を折り畳ん
だ状態を保持でき、また、折り畳み扉6を折り畳んだ状
態で両袖パネル2が下レール7と上レール10とに平行
に移動して走行するため、走行がスムーズにできるもの
である。
【0017】ところで、本発明においては上記のよう
に、折り畳み扉6の荷重を下レール7に支持させている
ので、下レール7から床70に直接荷重を支持させるこ
とができ、上レール10に折り畳み扉6を吊り下げて支
持させるもののように、上レール10を大型化し、上レ
ール10の天井への取付け部分を荷重支持のために特別
に補強するというようなことが必要でないものである。
【0018】そして、上記のように、折り畳み扉6の荷
重を下レール7に支持させるようにしたにもかかわら
ず、上車輪5を上レール10の上横片28の下面に形成
したレール面11に弾接することで、下車輪3が下レー
ル7から上方に浮き上がって脱輪するのが確実に防止さ
れる。したがって、下レール7を薄型としても下車輪3
の脱輪を防止できることになる。ここで、折り畳み扉6
の折り畳み操作時、折り畳んだ状態、折り畳んだ状態で
移動する際、袖パネル2が回転しようとするが、上レー
ル10内に移動自在に入れた上ランナー15から垂下し
た2本の軸20a、20bを袖パネル2に上下移動自在
に取付けてあるので、上下動自在な2本の軸20a、2
0bにより上レール15内により横振れを規制されてい
る上ランナー10に対して袖パネル2が回転するのが防
止され、結果的に袖パネル2の回転を防止し、袖パネル
2の下端部に設けた下ランナー14の下車輪3が下レー
ル7から脱輪するのが防止されることになる。
【0019】また、実施例のように、レール溝8に下車
輪3を走行自在に嵌め込むと共に中央レール突条9に外
周溝4を嵌め込んで下車輪3により折り畳み扉6の荷重
を下レール7に支持させ、上車輪5を上レール10に走
行自在に嵌め込むとともに上車輪5を上レール10のレ
ール面11に弾性手段により弾接させることで、下車輪
3は折り畳み扉6の荷重をうけて安定して下レール7に
取付けられ、上車輪5は弾接により上レール10に安定
して取付けられ、このことにより、折り畳み扉6の開
閉、走行等がより安定するものである。
【0020】なお、図中30は両主パネル1の端部間の
目隠し部材であり、図8に示すようにヒンジ部12に設
けた軸部31を目隠し部材30の嵌め込み孔部32に嵌
め込んであって、このことにより目隠し部材30を上下
のヒンジ部12により支持している。また、図中33は
伸縮具であり、図7、図9乃至図11に示すように、第
1アーム34を第2アーム35にスライド自在に嵌め込
んで伸縮具33が構成してある。すなわち、2枚の主パ
ネル1のうち一方の主パネル1のヒンジ部12の近くに
は第1アーム34の一端部を回動自在に枢支してある。
また、他方のパネル1の中央部近くには第2アーム35
の一端部を回動自在に枢支してある。ここで、第1アー
ム34の一端部を一方の主パネル1の中央部に枢支し、
第2アーム35を他方のパネルのヒンジ部2の近くに枢
支してもよい。第1アーム34のパネル1への枢支部分
を除いた部分が第2アーム35のパネル1への枢支部分
を除いた部分にスライド自在に嵌め込んであって伸縮自
在な伸縮具33が構成してある。ここで、第1アーム3
4の先端部の両側は凹部となっていて係止部36を構成
している。また、第2アーム35は主パネル1への枢支
部分を除く部分が筒状又は断面リップ付きコ字状をして
おり、内部に長手方向にわたって板ばね37を対向して
配設してあり、この板ばね37には長手方向の3箇所に
それぞれ突曲部を設けてあって、この突曲部が被係止部
38となっており、3箇所の被係止部38は全閉位置用
の被係止部38a、中間位置用の被係止部38b、全開
位置用の被係止部38cとなっている。
【0021】そして、折り畳み扉6が全閉状態において
伸縮具33は最大引き伸ばし状態となっている。折り畳
み扉6の全開状態において伸縮具33が最大限縮め状態
となっている。図9乃至図11に基づいて伸縮具33の
説明をする。図9の伸縮具33を最も縮めた状態では係
止部36が3箇所の被係止部38のうちの一つである全
閉位置用の被係止部38aに弾性的に係止していて、伸
縮具33の最大伸長状態を保持しており、このことによ
り折り畳み扉6の全閉状態が保持されるものである。
【0022】図9の状態から折り畳み扉6を開く方向に
操作すると、係止部36が被係止部38から外れて折り
畳み扉6が移動可能となる。そして、この状態で折り畳
み扉6を開く方向に操作していって、全閉状態から全開
状態に到る中間位置まで来ると、図9のように係止部3
6が3箇所の被係止部38のうちの一つである中間位置
用の被係止部38bに弾性的に係止し、伸縮具33の中
間伸長状態を保持しており、このことにより中間折り畳
み位置で(実施例では45°の折り畳み角度で)折り畳
み扉6の角度保持がなされる。
【0023】図10の状態から折り畳み扉6を開く方向
に操作すると、係止部36が被係止部38から外れて折
り畳み扉6が移動可能となる。そして、この状態で折り
畳み扉6を開く方向に操作していって、全開状態にする
と、図11のように係止部36が3箇所の被係止部38
のうちの一つである全開用の被係止部38cに弾性的に
係止し、伸縮具33の最も縮んだ状態を保持しており、
このことにより折り畳み扉6の全開状態が保持されるも
のである。
【0024】全閉状態から全開状態にするには上記とは
逆の順序で行うものである。上記のように伸縮具33を
設けて中間折り畳み状態を保持し、また、全開状態を保
持するようにすると、いっそう折り畳み扉6の折り畳み
時における姿勢の安定が増すものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、2枚の主パネルの端部同士を折り畳
み自在に連結するとともに両主パネルの他端部に袖パネ
ルを回動自在に連結し、両袖パネルの下端部に下ランナ
ーを取付け、両袖パネルの上端部に上ランナーを取付け
て折り畳み扉を構成し、下ランナーに設けた下車輪を下
レールに走行自在に嵌め込んで下車輪により折り畳み扉
の荷重を下レールに支持させ、上ランナーを上レールに
移動自在に嵌め込むとともに上ランナーに設けた上車輪
を上レールのレール面に弾接させてあるので、折り畳み
操作時、折り畳み状態、折り畳み状態で走行させる際、
袖パネルががたつくのを防止して上下のレールと平行な
姿勢を保ち、折り畳み扉の姿勢を安定して保持できるも
のであり、しかも、上ランナーを上レールに水平回転が
規制された状態で上レールの長手方向に移動自在に嵌め
込むとともに上ランナーに設けた上車輪を上レールのレ
ール面に弾接させ、上ランナーに上方へのばね力を付勢
すると共に上ランナーから垂下した2本の軸をそれぞれ
袖パネルの上面部の孔に上下方向にスライド自在に差込
んであるので、袖パネルに回転力が作用しても2本の軸
により上ランナーににより横振れを規制されている上ラ
ンナーに対して袖パネルが回転するのが防止され、結果
的に袖パネルの回転を防止し、袖パネルの下端部に設け
た下ランナーの下車輪が下レールから脱輪するのが確実
に防止できるものであり、下レールを薄型にしても下車
輪が下レールから脱輪することがないものである。
【0026】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、上ラン
ナーから垂下した2本の軸のうち1本の軸に上方へのば
ね力を付勢する弾性手段を設けると共に、該軸が袖パネ
ルの上端部から上方に抜けるのを防止するためのストッ
パを設けてあるので、上レールに対して水平回転が規制
されている上ランナーに対して袖パネルが回転せず、且
つ袖パネルが上下方向にがたつくのを防止する機構が簡
単な構造で構成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳み扉の分解斜視図である。
【図2】同上の下ランナーに設けた下車輪の下レールへ
の取付け部分の断面図である。
【図3】同上の上ランナーに設けた上車輪の上レールへ
の取付け部分の断面図である。
【図4】同上の分解斜視図である。
【図5】同上の上ランナーを示し、(a)は平面図であ
り、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
【図6】本発明の折り畳み途中の状態の断面図である。
【図7】同上の伸縮具の取付け部分を示すヒンジ部を省
略した状態の斜視図である。
【図8】同上のヒンジ部の取付け状態を示す分解斜視図
である。
【図9】同上の伸縮具を最大に伸ばした状態の断面図で
ある。
【図10】同上の伸縮具を途中まで縮めた状態の断面図
である。
【図11】同上の伸縮具を最も縮めた状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 主パネル 2 袖パネル 3 下車輪 5 上車輪 6 折り畳み扉 7 下レール 10 上レール 11 レール面 14 下ランナ 15 上ランナ 20a 軸 20b 軸 22 ストッパ 60a 孔 60b 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の主パネルの端部同士を折り畳み自
    在に連結するとともに両主パネルの他端部に袖パネルを
    回動自在に連結し、両袖パネルの下端部に下ランナーを
    取付け、両袖パネルの上端部に上ランナーを取付けた折
    り畳み扉において、上ランナーから垂下した2本の軸を
    それぞれ袖パネルの上面部の孔に上下方向にスライド自
    在に差込み且つ上ランナーに対して上方へのばね力を付
    勢し、下ランナーに設けた下車輪を下レールに走行自在
    に嵌め込んで下車輪により折り畳み扉の荷重を下レール
    に支持させ、上ランナーを上レールに水平回転が規制さ
    れた状態で上レールの長手方向に移動自在に嵌め込むと
    ともに上ランナーに設けた上車輪を上レールのレール面
    に弾接させて成ることを特徴とする折り畳み扉装置。
  2. 【請求項2】 上ランナーから垂下した2本の軸のうち
    1本の軸に上方へのばね力を付勢する弾性手段を設ける
    と共に、該軸が袖パネルの上端部から上方に抜けるのを
    防止するためのストッパを設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載の折り畳み扉装置。
JP31194794A 1994-12-15 1994-12-15 折り畳み扉装置 Withdrawn JPH08165839A (ja)

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JP31194794A JPH08165839A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 折り畳み扉装置

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JPH08165839A true JPH08165839A (ja) 1996-06-25

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ID=18023357

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JP31194794A Withdrawn JPH08165839A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 折り畳み扉装置

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JP (1) JPH08165839A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006299599A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Glory Ltd 扉装置
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