JPH10184137A - 保管庫の扉ロック装置 - Google Patents
保管庫の扉ロック装置Info
- Publication number
- JPH10184137A JPH10184137A JP35599296A JP35599296A JPH10184137A JP H10184137 A JPH10184137 A JP H10184137A JP 35599296 A JP35599296 A JP 35599296A JP 35599296 A JP35599296 A JP 35599296A JP H10184137 A JPH10184137 A JP H10184137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- door
- locking
- storage
- latch member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソレノイドによる施解錠時およびソレノイド
が停電等により動作不能となった場合にシリンダー錠を
用いて扉を施解錠することができる保管庫の扉ロック装
置を提供する。 【解決手段】 扉には操作レバーに連動して保管庫本体
に係合および離脱するラッチ部材6と、このラッチ部材
を係合位置に拘束するロック位置とラッチ部材を解放す
るアンロック位置とに切換え動作可能なロック部材7と
が設けられる。ロック部材をロック位置およびアンロッ
ク位置に切換え駆動可能なラッチングソレノイド8は該
ロック部材をラッチ部材に対しロック位置およびアンロ
ック位置に係止させる係止機構を有する。シリンダ錠に
設けられた作動部材91はラッチングソレノイドの係止
機構に抗してロック部材をロック位置およびアンロック
位置に切換え移動させることができる。
が停電等により動作不能となった場合にシリンダー錠を
用いて扉を施解錠することができる保管庫の扉ロック装
置を提供する。 【解決手段】 扉には操作レバーに連動して保管庫本体
に係合および離脱するラッチ部材6と、このラッチ部材
を係合位置に拘束するロック位置とラッチ部材を解放す
るアンロック位置とに切換え動作可能なロック部材7と
が設けられる。ロック部材をロック位置およびアンロッ
ク位置に切換え駆動可能なラッチングソレノイド8は該
ロック部材をラッチ部材に対しロック位置およびアンロ
ック位置に係止させる係止機構を有する。シリンダ錠に
設けられた作動部材91はラッチングソレノイドの係止
機構に抗してロック部材をロック位置およびアンロック
位置に切換え移動させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はソレノイドとシリ
ンダー錠を用いて保管庫の扉の施解錠を行なう保管庫の
扉ロック装置に関し、特に、ソレノイドによる施解錠時
だけでなくソレノイドが停電等により動作不能となった
場合にもシリンダー錠を用いて扉を施解錠することがで
きる保管庫の扉ロック装置に関する。
ンダー錠を用いて保管庫の扉の施解錠を行なう保管庫の
扉ロック装置に関し、特に、ソレノイドによる施解錠時
だけでなくソレノイドが停電等により動作不能となった
場合にもシリンダー錠を用いて扉を施解錠することがで
きる保管庫の扉ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平3−12131号公報にはソレノ
イドとシリンダー錠を用いて保管庫の扉の施解錠を行な
う保管庫の扉ロック装置が開示されている。この扉ロッ
ク装置は、ソレノイドによる施錠時にシリンダー錠を用
いて扉を解錠できるものとなっている。
イドとシリンダー錠を用いて保管庫の扉の施解錠を行な
う保管庫の扉ロック装置が開示されている。この扉ロッ
ク装置は、ソレノイドによる施錠時にシリンダー錠を用
いて扉を解錠できるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の扉のロック
装置は停電等によりソレノイドが不作動状態となったと
きは解錠状態となるが、その場合シリンダー錠で施錠状
態に切り替えることができない。
装置は停電等によりソレノイドが不作動状態となったと
きは解錠状態となるが、その場合シリンダー錠で施錠状
態に切り替えることができない。
【0004】従って、この発明の目的はソレノイドによ
る施解錠時だけでなくソレノイドが停電等により動作不
能となった場合にもシリンダー錠を用いて扉を施解錠す
ることができる保管庫の扉ロック装置を提供することに
ある。
る施解錠時だけでなくソレノイドが停電等により動作不
能となった場合にもシリンダー錠を用いて扉を施解錠す
ることができる保管庫の扉ロック装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は保管庫本体の開口部に枢着さ
れた扉を閉位置にロックするための扉ロック装置であっ
て、前記扉の引手部に設けられた操作レバーと、前記扉
に設けられ且つ前記操作レバーと連動して前記保管庫本
体に対し係合および離脱するラッチ部材と、前記ラッチ
部材を前記係合位置に拘束するロック位置と前記ラッチ
部材を解放するアンロック位置とに切換え動作可能なロ
ック部材と、前記ロック部材を前記ロック位置およびア
ンロック位置に切換え駆動するとともに該ロック部材を
前記ラッチ部材に対しロック位置およびアンロック位置
に係止させる係止機構を有するラッチングソレノイド
と、キー操作されるシリンダ錠に設けられ且つ前記キー
操作に応じて前記ロック部材を前記ラッチングソレノイ
ドの係止機構に抗して前記ロック位置およびアンロック
位置に切換え動作させる作動部材とを備えたことを特徴
とする。
に、請求項1記載の発明は保管庫本体の開口部に枢着さ
れた扉を閉位置にロックするための扉ロック装置であっ
て、前記扉の引手部に設けられた操作レバーと、前記扉
に設けられ且つ前記操作レバーと連動して前記保管庫本
体に対し係合および離脱するラッチ部材と、前記ラッチ
部材を前記係合位置に拘束するロック位置と前記ラッチ
部材を解放するアンロック位置とに切換え動作可能なロ
ック部材と、前記ロック部材を前記ロック位置およびア
ンロック位置に切換え駆動するとともに該ロック部材を
前記ラッチ部材に対しロック位置およびアンロック位置
に係止させる係止機構を有するラッチングソレノイド
と、キー操作されるシリンダ錠に設けられ且つ前記キー
操作に応じて前記ロック部材を前記ラッチングソレノイ
ドの係止機構に抗して前記ロック位置およびアンロック
位置に切換え動作させる作動部材とを備えたことを特徴
とする。
【0006】上記構成によれば、ラッチングソレノイド
によりロック部材を駆動しロック位置またはアンロック
位置に移動させることができる。ロック部材がロック位
置に移動すると、ラッチ部材は保管庫本体に係止した位
置にロックされる。ラッチングソレノイドはロック部材
をロック位置またはアンロック位置に切換え動作させる
ときのみ励磁されるが、ラッチングソレノイドの係止機
構によりロック部材をロック位置またはアンロック位置
に保持することができる。したがって、停電時において
もロック部材をロック位置またはアンロック位置に保つ
ことができる。一方、シリンダ錠に設けられた作動部材
はラッチングソレノイドの係止機構に抗してロック部材
をロック位置とアンロック位置とに切換え動作させるこ
とができるので、ラッチングソレノイドが作動可能なと
きもまた停電等で作動不可能なときも、シリンダ錠のキ
ー操作により扉を施解錠することができる。
によりロック部材を駆動しロック位置またはアンロック
位置に移動させることができる。ロック部材がロック位
置に移動すると、ラッチ部材は保管庫本体に係止した位
置にロックされる。ラッチングソレノイドはロック部材
をロック位置またはアンロック位置に切換え動作させる
ときのみ励磁されるが、ラッチングソレノイドの係止機
構によりロック部材をロック位置またはアンロック位置
に保持することができる。したがって、停電時において
もロック部材をロック位置またはアンロック位置に保つ
ことができる。一方、シリンダ錠に設けられた作動部材
はラッチングソレノイドの係止機構に抗してロック部材
をロック位置とアンロック位置とに切換え動作させるこ
とができるので、ラッチングソレノイドが作動可能なと
きもまた停電等で作動不可能なときも、シリンダ錠のキ
ー操作により扉を施解錠することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、前記ラッチ部材が
前記扉に縦設され且つ前記操作レバーと連動して縦軸周
りに回動する回動杆と、該回動杆の上下端に設けられ前
記回動杆と連動して前記保管庫本体に対して係脱動作す
る一対の係合爪とを備え、前記ロック部材は前記ロック
位置のとき前記回動杆の回動を規制し且つアンロック位
置のとき前記回動杆を解放するように前記ラッチ部材の
近傍に回動可能に配置されていることを特徴とする。
前記扉に縦設され且つ前記操作レバーと連動して縦軸周
りに回動する回動杆と、該回動杆の上下端に設けられ前
記回動杆と連動して前記保管庫本体に対して係脱動作す
る一対の係合爪とを備え、前記ロック部材は前記ロック
位置のとき前記回動杆の回動を規制し且つアンロック位
置のとき前記回動杆を解放するように前記ラッチ部材の
近傍に回動可能に配置されていることを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、上下端に係止爪を備え
た回動杆を有する既存の扉ロック装置に対し本発明を容
易に適用することができる。
た回動杆を有する既存の扉ロック装置に対し本発明を容
易に適用することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、前記ラッチ部材が
前記操作レバーと連動して前記扉の前面と垂直な支軸回
動する回動板と、該回動板に連結され前記回動板と連動
して前記保管庫本体に対して係脱動作する複数の係合爪
と、前記係合爪を前記保管庫本体に係合させる方向にば
ね付勢するばね手段と、一端が前記回動板に係合され且
つ該回動板と連動して長さ方向に往復動作する作動杆と
を備え、前記ロック部材は前記作動杆の長さ方向と直交
する方向に進退可能に設けられ、且つ前記係合爪が前記
保管庫本体と係合する位置のとき前進して前記作動杆と
係合して該作動杆をロックするように構成されたことを
特徴とする。
前記操作レバーと連動して前記扉の前面と垂直な支軸回
動する回動板と、該回動板に連結され前記回動板と連動
して前記保管庫本体に対して係脱動作する複数の係合爪
と、前記係合爪を前記保管庫本体に係合させる方向にば
ね付勢するばね手段と、一端が前記回動板に係合され且
つ該回動板と連動して長さ方向に往復動作する作動杆と
を備え、前記ロック部材は前記作動杆の長さ方向と直交
する方向に進退可能に設けられ、且つ前記係合爪が前記
保管庫本体と係合する位置のとき前進して前記作動杆と
係合して該作動杆をロックするように構成されたことを
特徴とする。
【0010】上記構成によれば、一つの回動板を回動操
作することにより複数個の係止爪を保管庫本体に対し同
時に係脱させることができるので、扉の厳重な施錠およ
び容易な解錠操作が可能となる。また、1枚の回動板に
複数の係合爪を連結する構造は複数の係合爪を備えたラ
ッチ部材の薄型化に有利であり、扉を耐火壁構造とした
場合であっても保管庫内部に大きな収納スペース確保す
ることができる。また、操作レバーを操作しない状態で
は常にばね手段により係合爪の保管庫本体への係合が保
持されるので、不用意に扉が開放されることを防止でき
る。
作することにより複数個の係止爪を保管庫本体に対し同
時に係脱させることができるので、扉の厳重な施錠およ
び容易な解錠操作が可能となる。また、1枚の回動板に
複数の係合爪を連結する構造は複数の係合爪を備えたラ
ッチ部材の薄型化に有利であり、扉を耐火壁構造とした
場合であっても保管庫内部に大きな収納スペース確保す
ることができる。また、操作レバーを操作しない状態で
は常にばね手段により係合爪の保管庫本体への係合が保
持されるので、不用意に扉が開放されることを防止でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例につき説明する。
施例につき説明する。
【0012】
【実施例】図1〜図18は本発明の一実施例を示したも
のである。これらの図を参照すると、図1に示される保
管庫群は、一つの制御装置1を備え、タッチセンサを備
えた液晶ディスプレー11への入力により、全ての保管
庫の扉の施解錠制御が可能となっている。
のである。これらの図を参照すると、図1に示される保
管庫群は、一つの制御装置1を備え、タッチセンサを備
えた液晶ディスプレー11への入力により、全ての保管
庫の扉の施解錠制御が可能となっている。
【0013】保管庫2は図1〜図8中に示されるように
保管庫本体21と、該保管庫本体21の前面開口の左右
端に扉22,23がそれぞれ枢着されており、正面視左
側の扉22の遊端縁は閉鎖時に正面視右側の扉23の遊
端縁に係合されるように構成されており、正面視右側の
扉23をロック・アンロックすることによって、正面視
左側の扉22も同時にロック・アンロックされるよう構
成されている。
保管庫本体21と、該保管庫本体21の前面開口の左右
端に扉22,23がそれぞれ枢着されており、正面視左
側の扉22の遊端縁は閉鎖時に正面視右側の扉23の遊
端縁に係合されるように構成されており、正面視右側の
扉23をロック・アンロックすることによって、正面視
左側の扉22も同時にロック・アンロックされるよう構
成されている。
【0014】正面視右側の扉23の遊端側前面の適所に
は引手部3が設けられ、該扉23の遊端側裏面には扉ロ
ック装置4が設けられている。該扉ロック装置4は扉2
3を貫通して引手部3内に延長された操作レバー5と、
扉23に設けられ且つ操作レバー5と連動して保管庫本
体21に対し係合および離脱するラッチ部材6と、ラッ
チ部材6に対し係合および離脱可能に形成され且つラッ
チ部材6との係合によりラッチ部材6を係合位置にロッ
クするロック位置とラッチ部材6を解放するアンロック
位置とに切換え動作可能なロック部材7と、ロック部材
7をロック位置およびアンロック位置に切換え駆動する
とともにロック部材7をロック位置およびアンロック位
置に係止させる係止機構81を有するラッチングソレノ
イド8と、キー操作されるシリンダ錠9に設けられ且つ
キー操作に応じてロック部材7をラッチングソレノイド
8の係止機構81に抗してロック位置およびアンロック
位置に切換え動作させる作動部材91とを備えている。
は引手部3が設けられ、該扉23の遊端側裏面には扉ロ
ック装置4が設けられている。該扉ロック装置4は扉2
3を貫通して引手部3内に延長された操作レバー5と、
扉23に設けられ且つ操作レバー5と連動して保管庫本
体21に対し係合および離脱するラッチ部材6と、ラッ
チ部材6に対し係合および離脱可能に形成され且つラッ
チ部材6との係合によりラッチ部材6を係合位置にロッ
クするロック位置とラッチ部材6を解放するアンロック
位置とに切換え動作可能なロック部材7と、ロック部材
7をロック位置およびアンロック位置に切換え駆動する
とともにロック部材7をロック位置およびアンロック位
置に係止させる係止機構81を有するラッチングソレノ
イド8と、キー操作されるシリンダ錠9に設けられ且つ
キー操作に応じてロック部材7をラッチングソレノイド
8の係止機構81に抗してロック位置およびアンロック
位置に切換え動作させる作動部材91とを備えている。
【0015】ラッチ部材6は扉23の裏面に縦設され且
つ操作レバー5と連動して軸回りに回動する回動杆61
と、回動杆61の上下端に一体に設けられ回動杆61と
連動して保管庫本体21に対して係脱動作する一対の係
合爪62とを備えている。
つ操作レバー5と連動して軸回りに回動する回動杆61
と、回動杆61の上下端に一体に設けられ回動杆61と
連動して保管庫本体21に対して係脱動作する一対の係
合爪62とを備えている。
【0016】ロック部材7は回動杆61の近傍に位置し
て回動杆61に係合してロックし、離脱してアンロック
するよう扉23の裏面に対して枢支され、且つ、係合爪
62が保管庫本体21と係合する位置のとき回動して回
動杆61をロック可能に構成されている。つまり、ロッ
ク部材7はロック時に回動杆61の外周壁に一体に形成
された係合片に係合する係止片71を備え、ロック部材
7が時計回りすることでロック、反時計回りすることで
アンロックするように構成されている。
て回動杆61に係合してロックし、離脱してアンロック
するよう扉23の裏面に対して枢支され、且つ、係合爪
62が保管庫本体21と係合する位置のとき回動して回
動杆61をロック可能に構成されている。つまり、ロッ
ク部材7はロック時に回動杆61の外周壁に一体に形成
された係合片に係合する係止片71を備え、ロック部材
7が時計回りすることでロック、反時計回りすることで
アンロックするように構成されている。
【0017】ロック部材7の下側には制御装置1により
制御されるラッチングソレノイド8が設けられ、ラッチ
ングソレノイド8の進退ロッド85は回動杆61に直交
する方向に進退駆動されるように構成されている。進退
ロッド85は前進してロック部材7を反時計回りさせ、
後退してロック部材7を時計回りさせるように連結され
ている。
制御されるラッチングソレノイド8が設けられ、ラッチ
ングソレノイド8の進退ロッド85は回動杆61に直交
する方向に進退駆動されるように構成されている。進退
ロッド85は前進してロック部材7を反時計回りさせ、
後退してロック部材7を時計回りさせるように連結され
ている。
【0018】係止機構81はラッチングソレノイド8の
本体内壁に設けられ、進退ロッド85を包囲する筒状の
駆動用コイル82の両端部に位置する環状の永久磁石8
3と、進退ロッド85の前進して後側の永久磁石83に
吸着される位置と、後退して前側の永久磁石83に吸着
される位置との二ヵ所に結合された環状の磁性フランジ
84とを備えている。したがって、進退ロッド85は永
久磁石83と磁性フランジ84との吸着により、前進時
には前進位置に固定され、後退時には後退位置に固定さ
れる。つまり、進退ロッド85は駆動用コイル82に電
力の供給を受けずに、移動後の位置を保持できるように
構成されている。
本体内壁に設けられ、進退ロッド85を包囲する筒状の
駆動用コイル82の両端部に位置する環状の永久磁石8
3と、進退ロッド85の前進して後側の永久磁石83に
吸着される位置と、後退して前側の永久磁石83に吸着
される位置との二ヵ所に結合された環状の磁性フランジ
84とを備えている。したがって、進退ロッド85は永
久磁石83と磁性フランジ84との吸着により、前進時
には前進位置に固定され、後退時には後退位置に固定さ
れる。つまり、進退ロッド85は駆動用コイル82に電
力の供給を受けずに、移動後の位置を保持できるように
構成されている。
【0019】作動部材91はロック部材7に形成された
係合杆72に係脱可能であり、ロック部材7をロック位
置とアンロック位置とに操作可能な係合腕92を一体に
備えている。
係合杆72に係脱可能であり、ロック部材7をロック位
置とアンロック位置とに操作可能な係合腕92を一体に
備えている。
【0020】以上のように構成された扉ロック装置4は
ラッチングソレノイド8を用いて扉22,23を保管庫
本体21に対してロックすることができる。先ず、扉2
2,23を閉鎖して、係合爪62を保管庫本体21に係
合した状態とする。次に、制御装置1の液晶ディスプレ
ー11の表示に従って、保管庫2のロックを入力すれ
ば、ラッチングソレノイド8の駆動用コイル82に電流
が供給されて、図4に示されるように、進退ロッド85
が後退駆動される。進退ロッド85の後退に従動してロ
ック部材7が時計回りし、係止片71が回動杆61を係
止してロックが完了される。
ラッチングソレノイド8を用いて扉22,23を保管庫
本体21に対してロックすることができる。先ず、扉2
2,23を閉鎖して、係合爪62を保管庫本体21に係
合した状態とする。次に、制御装置1の液晶ディスプレ
ー11の表示に従って、保管庫2のロックを入力すれ
ば、ラッチングソレノイド8の駆動用コイル82に電流
が供給されて、図4に示されるように、進退ロッド85
が後退駆動される。進退ロッド85の後退に従動してロ
ック部材7が時計回りし、係止片71が回動杆61を係
止してロックが完了される。
【0021】また、ラッチングソレノイド8を用いて扉
22,23をアンロックするには、制御装置1の液晶デ
ィスプレー11に保管庫2のアンロックを入力する。こ
の入力を受けた制御装置1はラッチングソレノイド8の
駆動用コイル82に電流を供給し、図5に示されるよう
に、進退ロッド85を前進駆動する。進退ロッド85の
前進に従動してロック部材7は反時計回りされ、係止片
71の回動杆61への係止が解かれアンロックを完了す
る。
22,23をアンロックするには、制御装置1の液晶デ
ィスプレー11に保管庫2のアンロックを入力する。こ
の入力を受けた制御装置1はラッチングソレノイド8の
駆動用コイル82に電流を供給し、図5に示されるよう
に、進退ロッド85を前進駆動する。進退ロッド85の
前進に従動してロック部材7は反時計回りされ、係止片
71の回動杆61への係止が解かれアンロックを完了す
る。
【0022】停電等の非常時にアンロックする場合に
は、ラッチングソレノイド8の電力による駆動が不可能
なため、鍵を用いてシリンダ錠9を操作する。鍵によっ
てシリンダ錠9を時計回りに操作することにより、作動
部材91の係合腕92が同じ時計回りに従動される。係
合腕92は係合杆72を図6中の矢印に示されるように
下方に押し下げ、ロック部材7を図6中の矢印に示され
るように反時計回りに回動する。図7に示されるように
係止片71の回動杆61への係合が解かれアンロックを
完了する。
は、ラッチングソレノイド8の電力による駆動が不可能
なため、鍵を用いてシリンダ錠9を操作する。鍵によっ
てシリンダ錠9を時計回りに操作することにより、作動
部材91の係合腕92が同じ時計回りに従動される。係
合腕92は係合杆72を図6中の矢印に示されるように
下方に押し下げ、ロック部材7を図6中の矢印に示され
るように反時計回りに回動する。図7に示されるように
係止片71の回動杆61への係合が解かれアンロックを
完了する。
【0023】前記シリンダ錠9によるアンロックでは、
シリンダ錠9を係止機構81の永久磁石83と磁性フラ
ンジ84との吸着力を越える操作力により回動操作する
必要があり、アンロックを完了した後には、永久磁石8
3と磁性フランジ84との吸着によりアンロックが保持
される。
シリンダ錠9を係止機構81の永久磁石83と磁性フラ
ンジ84との吸着力を越える操作力により回動操作する
必要があり、アンロックを完了した後には、永久磁石8
3と磁性フランジ84との吸着によりアンロックが保持
される。
【0024】さらに、停電時にロックする場合には、鍵
によってシリンダ錠9を反時計回りに操作することによ
り、作動部材91の係合腕92同じ反時計回りに従動さ
れる。係合腕92は係合杆72を図8中の矢印に示され
るように上方に押し上げ、ロック部材7を図8中の矢印
に示されるように時計回りに回動する。図4に示される
ように係止片71が回動杆61を係止しロックを完了す
る。
によってシリンダ錠9を反時計回りに操作することによ
り、作動部材91の係合腕92同じ反時計回りに従動さ
れる。係合腕92は係合杆72を図8中の矢印に示され
るように上方に押し上げ、ロック部材7を図8中の矢印
に示されるように時計回りに回動する。図4に示される
ように係止片71が回動杆61を係止しロックを完了す
る。
【0025】シリンダ錠9によるロックもまたアンロッ
クと同様に、シリンダ錠9を係止機構81の永久磁石8
3と磁性フランジ84との吸着力を越える操作力により
操作する必要があり、ロックを完了した後には、永久磁
石83と磁性フランジ84との吸着によりロックが保持
される。
クと同様に、シリンダ錠9を係止機構81の永久磁石8
3と磁性フランジ84との吸着力を越える操作力により
操作する必要があり、ロックを完了した後には、永久磁
石83と磁性フランジ84との吸着によりロックが保持
される。
【0026】なお、前記ラッチングソレノイド8の係止
機構81は上述にのみ限定されるものではなく、永久磁
石83によらず、ばねや他の弾性部品を利用した係脱機
構を備えたもの等であっても同等の作用および効果を奏
することができる。
機構81は上述にのみ限定されるものではなく、永久磁
石83によらず、ばねや他の弾性部品を利用した係脱機
構を備えたもの等であっても同等の作用および効果を奏
することができる。
【0027】図1および図9〜図18に示される耐火保
管庫2aは耐火コンクリートCを内在する保管庫本体2
1と、該保管庫本体21の前面開口の左右端に耐火コン
クリートCを内在する扉22,23がそれぞれ枢着され
ており、正面視左側の扉22の遊端縁は閉鎖時に正面視
右側の扉23の遊端縁に係合されるように構成されてお
り、正面視右側の扉23をロック・アンロックすること
によって、正面視左側の扉22も同時にロック・アンロ
ックされるよう構成されている。
管庫2aは耐火コンクリートCを内在する保管庫本体2
1と、該保管庫本体21の前面開口の左右端に耐火コン
クリートCを内在する扉22,23がそれぞれ枢着され
ており、正面視左側の扉22の遊端縁は閉鎖時に正面視
右側の扉23の遊端縁に係合されるように構成されてお
り、正面視右側の扉23をロック・アンロックすること
によって、正面視左側の扉22も同時にロック・アンロ
ックされるよう構成されている。
【0028】正面視右側の扉23の遊端側前面の適所に
は引手部3が設けられ、該扉23の遊端側裏面には扉ロ
ック装置4が設けられている。該扉ロック装置4は引手
部3内に延長された操作レバー5と、扉23に設けられ
且つ操作レバー5と連動して保管庫本体21に対し係合
および離脱するラッチ部材6と、ラッチ部材6に対し係
合および離脱可能に形成され且つラッチ部材6との係合
によりラッチ部材6を係合位置にロックするロック部材
7と、ロック部材7を係脱駆動するとともにロック部材
7をラッチ部材6に対し係合位置および離脱位置に係止
させる係止機構81を有するラッチングソレノイド8
と、キー操作されるシリンダ錠9に設けられ且つキー操
作に応じてロック部材7をラッチングソレノイド8に内
蔵の係止機構に抗してラッチ部材6に対し係脱動作させ
る作動部材91とを備えている。
は引手部3が設けられ、該扉23の遊端側裏面には扉ロ
ック装置4が設けられている。該扉ロック装置4は引手
部3内に延長された操作レバー5と、扉23に設けられ
且つ操作レバー5と連動して保管庫本体21に対し係合
および離脱するラッチ部材6と、ラッチ部材6に対し係
合および離脱可能に形成され且つラッチ部材6との係合
によりラッチ部材6を係合位置にロックするロック部材
7と、ロック部材7を係脱駆動するとともにロック部材
7をラッチ部材6に対し係合位置および離脱位置に係止
させる係止機構81を有するラッチングソレノイド8
と、キー操作されるシリンダ錠9に設けられ且つキー操
作に応じてロック部材7をラッチングソレノイド8に内
蔵の係止機構に抗してラッチ部材6に対し係脱動作させ
る作動部材91とを備えている。
【0029】ラッチ部材6は扉23に可動可能に取り付
けられ且つ操作レバー5と連動して回動する回動板61
と、該回動板61に連結され回動板61と連動して保管
庫本体21および左側の扉22に対して3方向に移動し
て係脱動作する3つの係合爪62と、係合爪62を前記
保管庫本体21および左側の扉22に係合させる方向に
ばね付勢するばね手段63と、一端が回動板61に係合
され且つ回動板61と連動して長さ方向に往復動作する
作動杆64とを備えている。
けられ且つ操作レバー5と連動して回動する回動板61
と、該回動板61に連結され回動板61と連動して保管
庫本体21および左側の扉22に対して3方向に移動し
て係脱動作する3つの係合爪62と、係合爪62を前記
保管庫本体21および左側の扉22に係合させる方向に
ばね付勢するばね手段63と、一端が回動板61に係合
され且つ回動板61と連動して長さ方向に往復動作する
作動杆64とを備えている。
【0030】ロック部材7は作動杆64の長さ方向に直
交する方向に進退可能に設けられている。ロック部材7
の基端部はラッチングソレノイド8の進退ロッド85に
連結されており、進退ロッド85の進退に従動して作動
杆64をロック・アンロック可能に構成されている。
交する方向に進退可能に設けられている。ロック部材7
の基端部はラッチングソレノイド8の進退ロッド85に
連結されており、進退ロッド85の進退に従動して作動
杆64をロック・アンロック可能に構成されている。
【0031】ロック部材7は係合爪62が保管庫本体2
1および左側の扉22と係合する位置のとき前進して作
動杆64の周壁に形成された凹部に該ロック部材7の先
端部71を嵌合しロックするように構成されている。
1および左側の扉22と係合する位置のとき前進して作
動杆64の周壁に形成された凹部に該ロック部材7の先
端部71を嵌合しロックするように構成されている。
【0032】作動部材91は上下に作動爪93,94を
備え、鍵によりシリンダ錠9を回動操作することによっ
て、ロック部材7の側壁に立設された係合杆72に作動
爪93,94を係合しロック部材7を上下動させること
ができるように構成されている。
備え、鍵によりシリンダ錠9を回動操作することによっ
て、ロック部材7の側壁に立設された係合杆72に作動
爪93,94を係合しロック部材7を上下動させること
ができるように構成されている。
【0033】以上のように構成された扉ロック装置4は
ラッチングソレノイド8を用いて扉22,23を保管庫
本体2に対してロックすることができる。先ず、扉2
2,23を閉鎖して、係合爪62を保管庫本体21およ
び左側の扉22に係合した状態とする。次に、制御装置
1の液晶ディスプレー11の表示に従って、耐火保管庫
2aのロックを入力すれば、ラッチングソレノイド8に
電流が供給されて、図13に示されるように、進退ロッ
ド85が前進駆動される。進退ロッド85の前進に従動
したロック部材7の先端71は作動杆64の凹部に嵌合
して、作動杆64を係止しロックが完了される。
ラッチングソレノイド8を用いて扉22,23を保管庫
本体2に対してロックすることができる。先ず、扉2
2,23を閉鎖して、係合爪62を保管庫本体21およ
び左側の扉22に係合した状態とする。次に、制御装置
1の液晶ディスプレー11の表示に従って、耐火保管庫
2aのロックを入力すれば、ラッチングソレノイド8に
電流が供給されて、図13に示されるように、進退ロッ
ド85が前進駆動される。進退ロッド85の前進に従動
したロック部材7の先端71は作動杆64の凹部に嵌合
して、作動杆64を係止しロックが完了される。
【0034】また、ラッチングソレノイド8を用いて扉
22,23をアンロックするには、制御装置1の液晶デ
ィスプレー11に耐火保管庫2aのアンロックを入力す
る。この入力を受けた制御装置1はラッチングソレノイ
ド8に電流を供給し、図14に示されるように、進退ロ
ッド85を後退駆動する。進退ロッド85の後退に従動
してロック部材7の先端71が作動杆64の凹部より離
脱して、作動杆64の進退移動を可能としアンロックを
完了する。
22,23をアンロックするには、制御装置1の液晶デ
ィスプレー11に耐火保管庫2aのアンロックを入力す
る。この入力を受けた制御装置1はラッチングソレノイ
ド8に電流を供給し、図14に示されるように、進退ロ
ッド85を後退駆動する。進退ロッド85の後退に従動
してロック部材7の先端71が作動杆64の凹部より離
脱して、作動杆64の進退移動を可能としアンロックを
完了する。
【0035】停電等の非常時にアンロックする場合に
は、ラッチングソレノイド8の電力による駆動が不可能
なため、鍵を用いてシリンダ錠9を操作する。鍵によっ
てシリンダ錠9を反時計回りに操作することにより、作
動部材91の上側の作動爪93が同じ反時計回りに従動
される。上側の作動爪93は係合杆72を図15中の矢
印に示されるように下方に押し下げ、ロック部材7を図
15中の矢印に示されるように下方に移動する。図17
に示されるようにロック部材7の先端71の作動杆64
への係止が解かれアンロックを完了する。
は、ラッチングソレノイド8の電力による駆動が不可能
なため、鍵を用いてシリンダ錠9を操作する。鍵によっ
てシリンダ錠9を反時計回りに操作することにより、作
動部材91の上側の作動爪93が同じ反時計回りに従動
される。上側の作動爪93は係合杆72を図15中の矢
印に示されるように下方に押し下げ、ロック部材7を図
15中の矢印に示されるように下方に移動する。図17
に示されるようにロック部材7の先端71の作動杆64
への係止が解かれアンロックを完了する。
【0036】シリンダ錠9によるアンロックでは、シリ
ンダ錠9を係止機構81の係止力を越える操作力により
回動操作する必要があり、アンロックを完了した後に
は、係止機構81の係止によりアンロックが保持され
る。
ンダ錠9を係止機構81の係止力を越える操作力により
回動操作する必要があり、アンロックを完了した後に
は、係止機構81の係止によりアンロックが保持され
る。
【0037】さらに、停電時にロックする場合には、鍵
によってシリンダ錠9を時計回りに操作することによ
り、作動部材91の下側の作動爪94が同じ時計回りに
従動される。作動爪94は係合杆72を図18中の矢印
に示されるように上方に押し上げ、ロック部材7を図1
8中の矢印に示されるように上方に移動する。図16に
示されるようにロック部材7の先端71が作動杆64を
係止しロックを完了する。
によってシリンダ錠9を時計回りに操作することによ
り、作動部材91の下側の作動爪94が同じ時計回りに
従動される。作動爪94は係合杆72を図18中の矢印
に示されるように上方に押し上げ、ロック部材7を図1
8中の矢印に示されるように上方に移動する。図16に
示されるようにロック部材7の先端71が作動杆64を
係止しロックを完了する。
【0038】シリンダ錠9によるロックもまたアンロッ
クと同様に、シリンダ錠9を係止機構の係止力を越える
操作力により操作する必要があり、ロックを完了した後
には、係止機構の係止によりロックが保持される。
クと同様に、シリンダ錠9を係止機構の係止力を越える
操作力により操作する必要があり、ロックを完了した後
には、係止機構の係止によりロックが保持される。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ソレノイドによる施解錠時だけでなくソレノ
イドが停電等により動作不能となった場合にもシリンダ
ー錠を用いて扉を施解錠することができる保管庫の扉ロ
ック装置を提供することができる。
によれば、ソレノイドによる施解錠時だけでなくソレノ
イドが停電等により動作不能となった場合にもシリンダ
ー錠を用いて扉を施解錠することができる保管庫の扉ロ
ック装置を提供することができる。
【図1】一括してロック・アンロック管理可能な保管庫
群の斜視図である。
群の斜視図である。
【図2】本発明による保管庫の一実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】図2の扉ロック装置の斜視図である。
【図4】扉ロック装置のロック状態の正面図である。
【図5】扉ロック装置のアンロック状態の正面図であ
る。
る。
【図6】シリンダ錠によりアンロックする状態を示す正
面図である。
面図である。
【図7】シリンダ錠によりアンロックした状態を示す正
面図である。
面図である。
【図8】シリンダ錠によりロックする状態を示す正面図
である。
である。
【図9】本発明の他の実施例を示す耐火保管庫の斜視図
である。
である。
【図10】図9の扉ロック装置の斜視図である。
【図11】図9の扉ロック装置を扉側から見た正面図で
ある。
ある。
【図12】図9の扉の要部の平断面図である。
【図13】扉ロック装置の要部のロック状態の正面図で
ある。
ある。
【図14】扉ロック装置の要部のアンロック状態の正面
図である。
図である。
【図15】シリンダ錠によりアンロックする状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図16】シリンダ錠によりロックした状態を示す正面
図である。
図である。
【図17】シリンダ錠によりアンロックした状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図18】シリンダ錠によりロックする状態を示す正面
図である。
図である。
1 制御装置 11 液晶ディスプレー 2 保管庫 21 保管庫本体 22 正面視左側の扉 23 正面視右側の扉 3 引手部 4 扉ロック装置 5 操作レバー 6 ラッチ部材 61 回動杆,回動板 62 係合爪 63 ばね手段 64 作動杆 7 ロック部材 71 係止片,先端部 72 係合杆 8 ラッチングソレノイド 81 係止機構 82 駆動用コイル 83 永久磁石 84 磁性フランジ 85 進退ロッド 9 シリンダ錠 91 作動部材 92 係合腕 93 上側の作動爪 94 下側の作動爪 C 耐火コンクリート
フロントページの続き (72)発明者 木村 勝彦 東京都江東区潮見2丁目9番15号,株式会 社内田洋行潮見オフィス内 (72)発明者 国下 超 東京都江東区潮見2丁目9番15号,株式会 社内田洋行潮見オフィス内 (72)発明者 五十嵐 正行 茨城県稲敷郡江戸崎町佐倉2100番地,江戸 崎共栄工業株式会社内 (72)発明者 新明 穣 茨城県稲敷郡江戸崎町佐倉2100番地,江戸 崎共栄工業株式会社内 (72)発明者 立花 孝夫 茨城県久慈郡大子町大字矢田336番1,株 式会社エーコーヤマダ内
Claims (3)
- 【請求項1】 保管庫本体の開口部に枢着された扉を閉
位置にロックするための扉ロック装置であって、 前記扉の引手部に設けられた操作レバーと、 前記扉に設けられ且つ前記操作レバーと連動して前記保
管庫本体に対し係合および離脱するラッチ部材と、 前記ラッチ部材を前記係合位置に拘束するロック位置と
前記ラッチ部材を解放するアンロック位置とに切換え動
作可能なロック部材と、 前記ロック部材を前記ロック位置およびアンロック位置
に切換え駆動するとともに該ロック部材を前記ラッチ部
材に対しロック位置およびアンロック位置に係止させる
係止機構を有するラッチングソレノイドと、 キー操作されるシリンダ錠に設けられ且つ前記キー操作
に応じて前記ロック部材を前記ラッチングソレノイドの
係止機構に抗して前記ロック位置およびアンロック位置
に切換え動作させる作動部材とを備えたことを特徴とす
る保管庫の扉ロック装置。 - 【請求項2】 前記ラッチ部材は前記扉に縦設され且つ
前記操作レバーと連動して縦軸周りに回動する回動杆
と、該回動杆の上下端に設けられ前記回動杆と連動して
前記保管庫本体に対して係脱動作する一対の係合爪とを
備え、 前記ロック部材は前記ロック位置のとき前記回動杆の回
動を規制するように構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の保管庫の扉ロック装置。 - 【請求項3】 前記ラッチ部材は前記操作レバーと連動
して回動する回動板と、該回動板に連結され前記回動板
と連動して前記保管庫本体に対して係脱動作する複数の
係合爪と、前記係合爪を前記保管庫本体に係合させる方
向にばね付勢するばね手段と、一端が前記回動板に係合
され且つ該回動板と連動して長さ方向に往復動作する作
動杆とを備え、 前記ロック部材は前記作動杆の長さ方向と直交する方向
に進退可能に設けられ、且つ前記係合爪が前記保管庫本
体と係合する位置のとき前進して前記作動杆と係合して
該作動杆をロックするように構成されたことを特徴とす
る請求項1に記載の保管庫の扉ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35599296A JPH10184137A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 保管庫の扉ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35599296A JPH10184137A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 保管庫の扉ロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184137A true JPH10184137A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18446780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35599296A Abandoned JPH10184137A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 保管庫の扉ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10184137A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006328825A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Kokuyo Furniture Co Ltd | 施解錠装置及び収納装置 |
JP2020144229A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
CN116583061A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-11 | 杭州东鸿电气控制系统有限公司 | 一种可移动变频控制柜 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP35599296A patent/JPH10184137A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006328825A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Kokuyo Furniture Co Ltd | 施解錠装置及び収納装置 |
JP4692992B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-06-01 | コクヨ株式会社 | 収納装置 |
JP2020144229A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
CN116583061A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-11 | 杭州东鸿电气控制系统有限公司 | 一种可移动变频控制柜 |
CN116583061B (zh) * | 2023-07-04 | 2024-01-02 | 杭州东鸿电气控制系统有限公司 | 一种可移动变频控制柜 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060929 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20061109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |