JPH10180124A - コイン式精米装置 - Google Patents
コイン式精米装置Info
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- JPH10180124A JPH10180124A JP35586596A JP35586596A JPH10180124A JP H10180124 A JPH10180124 A JP H10180124A JP 35586596 A JP35586596 A JP 35586596A JP 35586596 A JP35586596 A JP 35586596A JP H10180124 A JPH10180124 A JP H10180124A
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Abstract
米設備を自動運転することにより、無人で利用料金を徴
収すると共に、利用客に適切な精米サービスを提供する
こと。 【解決手段】張込昇降機に、投入コインにより動作する
コインタイマを接続して、コインタイマにより張込昇降
機を所定時間駆動させる。そして張込昇降機の出口側に
石抜機と精米機を接続し、石抜機タンクの米検知センサ
のセンサ出力オフ後所定時間後に石抜機を自動停止し、
また精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフ後所
定時間後に精米機を自動停止する。また石抜機は石抜機
タンクの米検知センサにより始動し、精米機は張込昇降
機と連動して始動する。
Description
て自分の玄米を客自身で精米して持ち帰るコイン式の無
人精米施設に関する。
一時貸しする無人施設では、精米量に応じて料金を正し
く徴収するととともに、徴収した料金に見合った精米作
業を自動的に行う必要がある。本発明では、コイン1枚
で動作する時間を予め設定しておき、客が投入したコイ
ンの枚数に応じた時間だけ精米設備を自動運転すること
により、無人で利用料金を徴収すると共に、利用客に適
切な精米サービスを提供することを目的とする。なお本
発明においてコインは貨幣の意味であり、硬貨か紙幣の
違いは本質的な問題でない。
入した玄米を精米処理部へ供給する張込昇降機に、投入
コインにより動作するコインタイマを接続して、コイン
タイマにより張込昇降機を所定時間駆動させる。そして
張込昇降機の出口側に精米処理部の供給タンクを連結
し、供給タンクに取り付けた米検知センサを精米処理部
に接続して、米検知センサのセンサ出力オフ後所定時間
後に精米処理部を自動停止させる。
部を石抜機と精米機より形成し、張込昇降機の上部出口
を石抜機タンクに接続すると共に、石抜機と精米機を精
米昇降機により接続する。さらに請求項1の供給タンク
を石抜機タンクと精米機タンクより形成し、これら石抜
機タンクと精米機タンクにそれぞれ前記米検知センサを
取り付ける。そして石抜機タンクの米検知センサのセン
サ出力オフ後所定時間後に石抜機を自動停止し、また精
米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフ後所定時間
後に精米機を自動停止する。
ンクの米検知センサのセンサ出力により石抜機を始動す
る。
張込昇降機に接続し、精米機を前記張込昇降機と連動し
て始動する。
選別金網に隣接して残米排出金網を設けて両者を残米取
出口により連通する。そしてこの残米取出口と選別金網
の石寄せ部の石粒排出口にそれぞれ自動シャッタを設
け、石抜機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り石粒排出口のシャッタを所定の開放時間開いて、石粒
と石粒の混在した玄米を機外に排出し、この開放時間を
経過して石粒排出口のシャッタを閉鎖後に、残米取出口
のシャッタを所定の開放時間開いて、選別金網に残った
玄米を残米取出口より残米排出金網を経て精米昇降機の
下部入口に排出する。
白米排出口の排出樋底面に米戻しダンパを有する米戻し
口を開口し、白米排出口をこの米戻し口により精米昇降
機の下部入口に接続する。そして精米機タンクの米検知
センサのセンサ出力オフにより米戻しダンパを所定の開
放時間開いて、白米排出口より排出する白米を精米昇降
機を経て精米機タンクに戻し、機内に残った米と共に再
度精白する。
圧風ファンの圧風ダクトを分岐して精白ロールの後端部
と送米部に接続し、分岐点には圧風切換えダンパを設け
る。そして精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オ
フにより米戻しダンパを所定の開放時間開いた後、圧風
切換えダンパを精白ロールの後端部側より送米部側に切
り換え、圧風ファンの圧風を送米部より精白室に所定時
間供給する。
吸気ファンを精白筒の集糠部に接続する吸気ダクトに吸
気切換えダンパを設け、精米機タンクの米検知センサの
センサ出力オフにより圧風を送米部に供給中、この吸気
切換えダンパにより吸気ダクトを閉鎖する。
白米排出口の抵抗板の圧迫力を調整する自動抵抗装置を
設け、精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフに
より圧風を送米部に供給中、自動抵抗装置により抵抗板
の圧迫力を最弱に調整する。
において、精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オ
フにより圧風ファンの圧風を送米部より精白室に所定時
間供給後、米戻しダンパを閉状態に復帰すると共に、自
動抵抗装置を標準位置に戻す。
す。図1は本発明装置を設置したコイン式精米施設の平
面図、図2はその立面を展開して示す断面図である。1
は屋根付きの独立した建屋で、内部にごみや塵埃等が入
らないように、また盗難に遭わないように、その側面を
パネルで厳重に囲う。建屋1の内部は隔壁2により操作
室3と機械室4に仕切り、それぞれに専用の出入口を設
ける。13は建屋1の客用正面出入口である。
及び操作盤7を配置し、機械室4には張込昇降機8、石
抜機9、精米昇降機10及び精米機11を配置する。さ
らに機械室4の一角を仕切り、糠収集用の糠室12を設
け、屋外に向けて独立した出入口を設ける。5aは張込
ホッパ5内に取り付けた玄米の有無を検知する張込ホッ
パ米検知センサである。張込ホッパ5は張込昇降機8の
下部入口に連なり、張込昇降機8の上部出口は石抜機タ
ンク14を経て石抜機9に連なる。石抜機9の玄米排出
口15は精米昇降機10の下部入口16に連なり、精米
昇降機10の上部出口は精米機タンク18を経て精米機
11に連なる。そして精米機11の白米排出口19が白
米タンク6の上方にのぞむ。石抜機9と精米機11が精
米処理部を構成し、石抜機タンク14と精米機タンク1
8がその供給タンクを構成する。
側面の断面図、図5は石抜機の選別金網の平面図、図6
は図5の断面図、図7は図5のB−B線断面図、図8は
図5のC−C線断面図、図9は図5のD−D線断面図で
ある。20は石抜機の機枠で、その上部に石抜機タンク
14を載置し、タンク14の底部の玄米供給口21の下
方に石抜機9の選別金網23を配置する。石抜機タンク
14内の上部と底部に、玄米の有無を検知する石抜機タ
ンク米検知センサ46a、46bをそれぞれ取り付け
る。上部のセンサ46aは満杯検知用で、底部のセンサ
は46bは石抜機作動用である。これらのセンサはフォ
トカプラのような光学的な非接触式センサか、マイクロ
スィッチのような接触式センサのいずれでもよい。玄米
供給口21にはスライド式の張込シャッタ22を設け
る。
配置し、その前端に玄米排出口15を形成する。選別金
網23の左右に側板25a、25bを起立し、その間隔
を選別金網23の後方で三角形状に狭めて石寄せ部26
を形成し、石寄せ部26の最奥部底面に開閉自在な石粒
排出シャッタ27を備えた石粒排出口28を開口する。
石粒排出口28は石粒取出口45に連なる。選別金網2
3には、図6および図7に示すように、高く傾斜した後
方部に向けて切起し舌片29により開口した通風細孔3
0aを多数穿設する。
に隣接して、選別金網23と同一方向に傾斜した残米排
出金網24を併設し、その前端部に残米出口31を形成
し、玄米排出口15に合流する。残米排出金網24に
は、図6および図8で示すように、切起し舌片29によ
り選別金網23とは逆方向の残米出口31側に向けて開
口した通風細孔30bを多数穿設する。残米排出金網2
4の他側にはガイド板32を起立し、ガイド板32によ
り残米排出金網24の後端部を選別金網23の石寄せ部
26とそろえ一体に囲う。そして石寄せ部26にのぞむ
側板25bに残米取出口33を開口して、選別金網23
側と残米排出金網24側を連通する。残米取出口33に
は残米排出シャッタ34を設ける。27Sと34Sは、
それぞれ石粒排出シャッタ27と残米排出シャッタ34
を開閉するソレノイドである。
3に示すように、風車箱35とその両側に揺動枠36を
一体に取付け、風車箱35の内部に風車を設ける。そし
て揺動枠36を平行リンク38を介して機枠20に取り
付けると共に、風車箱35の一端に揺動クランク40を
連結する。さらに風車を回転する風車回転軸39と揺動
クランク42を駆動する揺動クランク回転軸41の各プ
ーリにベルト43を介して石抜電動機44を連結する。
揺動クランク40の回転により、風車箱35を揺動クラ
ンク回転軸41を中心に押上げ、平行リンク38により
選別金網23と残米排出金網24を風車箱35と一体に
前後方向に斜め上下に揺動する。また風車回転軸39の
回転により、選別金網23の通風細孔30aと残米排出
金網24の通風細孔30bより噴風を吹き上げる。
その要部拡大断面図である。精米機11の上部に精米機
タンク18を配置し、精米機タンク18内の上部と底部
に、玄米の有無を検知する精米機タンク米検知センサ4
7a、47bをそれぞれ取り付ける。上部のセンサ47
aは満杯検知用で、底部のセンサは47bは精米機停止
用である。
1を経て搗精室52に連なる。搗精室52は中空の精白
ロール53とその外周を覆う精白筒54から成り、ロー
ル外周の精白突条と精白筒54の間で玄米Rを挟み精白
する。55は精白ロール53と一体の送穀螺旋で、送米
部51の玄米を搗精室52に向け圧送する。精白筒54
の先端の白米排出口19に抵抗板58を設け、バネ59
により精米排出口57を閉じる方向に付勢する。このバ
ネ圧は自動抵抗装置60により変更して精白度を調整す
る。
これに吸引ホース62を接続しその先端を吸気ファン6
3に接続する。吸気ファン63の出口側はダクト64を
介して糠室12の糠貯蔵タンク(または袋)70に接続
する。71はサイクロンである。また吸気ファン63の
吸引側に吸気切換えダンパ80を設け、吸引ホース62
と切換え自在に補助吸引ホース81を接続する。補助吸
引ホース81の先端は白米排出口19に接続する。白米
排出口19の排出樋底面には米戻し口67を開口し、こ
れに米戻しダンパ68を設ける。米戻し口67は米戻し
シュート69を経て精米昇降機10の下部入口16に連
なる。
2を併設し、圧送ファン72の圧風ダクト73を2本に
分岐して、一方を精米機11の後部に、他方を送米部5
1にそれぞれ接続する。そして圧風ダクト73の分岐点
に圧風切換えダンパ74を設け、通常は、圧送ファン7
2の圧風を精白ロール53の内空の吸込口より搗精室5
2に供給して搗精室52の米を空冷するが、精米機11
の運転終了直前にはダンパ74を送米部51側に切換
え、圧風を送米部51の機壁の通気孔より送米部51及
び搗精室52の内部に供給して機内の白米を白米排出口
19の外に残らず送り出す。これと同時に吸気切換えダ
ンパ80を操作して吸引ホース62を塞ぎ、白米排出口
19側を吸引することにより、圧風による白米送出を助
長し、機内に白米を残さない。なおこのとき自動抵抗装
置60を最弱の方向に自動調節すればいっそう効果的に
白米を機外に送り出すことができる。
端とベルト76で連結し、さらに精白ロール53の伝動
プーリ77を経て、吸気ファン63と圧送ファン72の
共通の回転軸78にベルト86で連結する。
作手順のフローチャートである。操作盤7には、運転順
序を逐次表示する複数の表示ランプ82、コイン投入額
を表示するコインカウンタ83、複数の表示付押釦スイ
ッチ84およびコイン投入口85が配置されている。コ
イン投入口85の内部に投入コインにより動作するコイ
ンタイマ(図示しない)を設置し、これを張込昇降機8
に接続する。コインタイマは張込昇降機8の運転時間を
規定するもので、張込昇降機8の単位時間当りの搬送量
を考慮して、コイン1枚の運転時間を設備の設置者が設
定する。例えば100円で10キロの米が搬送できるよ
うに、百円玉1枚当りの運転時間を予め設定しておく。
明する。客は自分の玄米を持ち込み、これを張込ホッパ
5に投入し(ST-1)、続いて必要な枚数のコインをコイ
ン投入口85に投入する(ST-2)。これでコインカウン
タ83が点灯し、投入した金額を表示する。次にうるち
かもち米か米の品種と、上白か標準か8分搗きか所望の
精白度を押釦スイッチ84でそれぞれ指定する(ST-3,S
T-4 )。
チ84を押すと(ST-5)、操作盤7のコインタイマが起
動し、コインの投入枚数に応じた時間だけ張込昇降機8
が駆動して、張込ホッパ5の玄米を張込昇降機8より石
抜機9の石抜機タンク14に張り込む。精米機11と精
米昇降機10は張込昇降機8に連動して始動する。なお
張込ホッパ5が空の状態で押釦スイッチ84を押して
も、張込ホッパ米検知センサ5aがオンにならないた
め、張込昇降機8は始動しない。張込ホッパ米検知セン
サ5aは張込昇降機8や精米機11の空運転を防ぐ。石
抜機タンク14に玄米が張り込まれると、これを底部の
石抜機タンク米検知センサ46bが検知し、その検知出
力に基づいて石抜機9が起動する(ST-6)。玄米が石抜
機タンク14の上部に達すると、これを上部の石抜機タ
ンク米検知センサ46aが検知して張込昇降機8を一時
停止し、玄米が石抜機タンク14より溢れるのを防ぐ。
コインの投入枚数に応じた動作時間が経過すると、コイ
ンタイマがタイムアップして停止信号を出力し、これに
基づいて張込昇降機8が停止する(ST-7)。なお動作時
間経過前に張込ホッパ5の米がなくなり、張込ホッパ米
検知センサ5aがオフになると、張込昇降機8は停止
し、余ったコインを返却する。
した玄米Rを選別金網23上に受け、石粒と玄米Rを選
別する。玄米Rは、比重が小さいため選別金網23の揺
動と通風細孔30からの噴風により上層に浮上し、タン
ク14より引き続き落下する玄米Rに押出されて、選別
金網23の傾斜に沿って流下し、玄米排出口15から精
米昇降機10の下部入口16に出る。
め、選別金網23の揺動により玄米Rの下に沈み、切起
し舌片29により順次後部上方の石寄せ部26へ押し上
げられて、僅かな玄米と共に石寄せ部26に集積する。
石抜機タンク14に玄米がなくなり、これを底部の石抜
機タンク米検知センサ46bが検出すると、ソレノイド
27Sが励磁して石粒排出シャッタ27を短時間(例え
ば10〜20秒)開放し、選別金網23を引き続き揺動
しながら石粒を石粒排出口28から外に排出する。石粒
は既に石寄せ部26に集積しているので、短時間に排出
される。なお石粒排出シャッタ27は、石抜機タンク米
検知センサ46bと無関係に、一定時間間隔で開放させ
てもよい。
への玄米Rの供給がなくなっても、選別金網23上には
金網面積のほぼ70%にわたって玄米Rや石粒がそのま
ま残る。そこで石抜機タンク米検知センサ46bが空を
検知しても、直ぐには石抜機9の運転を停止させない。
選別金網23をしばらく揺動し続けると、選別金網23
上の玄米Rは、玄米供給口21から新規の供給が無いた
め、下流に押し流されずにそのまま停滞し、その間石粒
は後方の石寄せ部26に向けて移動して、玄米Rと石粒
が分離し、玄米Rのみになると、玄米Rも切起し舌片2
9と揺動作用により後方の石寄せ部26に移動する。そ
こで前記の操作で石粒排出口28から石粒の排出が完了
したら石粒排出シャッタ27を閉じ、続いてソレノイド
34Sを励磁して残米排出シャッタ34を短時間(例え
ば30秒)開き、石寄せ部26に移動した選別金網23
上の玄米を残米取出口33より残米排出金網24に排出
する。このとき、残米排出金網24に送られた玄米R
は、石粒を含まず玄米Rのみの状態であり、残米排出金
網24上を通風細孔30bからの噴気と揺動により加速
されて残米排出金網24の傾斜に沿って下降し、残米出
口31から玄米排出口15に達し、これより精米昇降機
10の下部入口16に供給される。このように石抜機タ
ンク米検知センサ46bが石抜機タンク14の空を検知
した後、所定時間石抜機9の運転を継続する間に、石粒
が機外に取り出されると共に、選別金網23上の玄米が
ことごとく精米昇降機10へ供給され、その後石抜機9
は自動停止する。
って精米機タンク米検知センサ47bがオフになると、
後述する一連の白米排出作業を行った後、自動的に停止
する。精米昇降機10は、精米機11が白米排出作業に
より機内の白米を白米タンク6に排出して自動停止する
と同時に停止する。
0が働き、客の指定した精白度になるまでバネ59の一
端を移動して抵抗板58に加えるバネ圧を調整する。精
米開始より自動抵抗装置60の調整完了までの間、米戻
しダンパ68を開いて白米排出口19より出る半搗米
を、米戻しシュート69より精米昇降機10を経て精米
機タンク18へ戻す。自動抵抗装置60が指定精白度に
達し調整完了したら、米戻しダンパ68を閉じ、白米排
出口19より出る指定精白度の白米を白米タンク6に取
り出す。精米機タンク18の玄米がなくなったことを精
米機タンク米検知センサ47bにより検知し、これによ
り再び米戻しダンパ68を開いて、指定精白度の白米を
精米機タンク18へ戻す。所定量の白米を戻したら米戻
しダンパ68を閉じ、戻した白米により送米部51に残
った玄米を搗精室52に向けて引き続き圧送し、機内の
玄米をすべて指定精白度に仕上げて白米タンク6に取り
出す。このように米戻しダンパ68が閉状態になった
ら、それと同時に、自動抵抗装置60を最弱抵抗位置に
移行させ、圧送ファン72による圧風を圧風切換えダン
パ74により精白ロール53の内空の吸込口に向かわ
せ、この圧風により搗精室52内の白米を白米排出口1
9より白米タンク6に排出する。このように精米機タン
ク米検知センサ47bがオフになったら、米戻しダンパ
68を開いて白米を精米機タンク18へ戻す、圧風切換
えダンパ74を切り換えて圧送ファン72の圧風を精白
ロール53の吸込口に送る、という一連の白米排出作業
を行う。この白米排出作業後、精米機11は自動停止す
る。精米機11の自動停止後、米戻しダンパ68は開状
態に復帰し、自動抵抗装置60も標準位置に戻り、新規
の精米作業に備える。客は白米タンク6の白米を持ち帰
る。
入した玄米を精米処理部へ供給する張込昇降機に、投入
コインにより動作するコインタイマを接続して、コイン
タイマにより張込昇降機を所定時間駆動させるので、客
が投入したコインの枚数に応じた時間だけ精米設備を自
動運転でき、利用料金を正確に徴収できる。また張込昇
降機の出口側に精米処理部の供給タンクを連結し、供給
タンクに取り付けた米検知センサを精米処理部に接続し
て、米検知センサのセンサ出力オフ後所定時間後に精米
処理部を自動停止させるので、持ち込まれた玄米を全部
精米でき利用客に適切な精米サービスが提供できる。
知センサのセンサ出力オフ後所定時間後に石抜機を自動
停止し、また精米機タンクの米検知センサのセンサ出力
オフ後所定時間後に精米機を自動停止するので、石抜機
と精米機が独立して自動停止し、石抜機が停止しても精
米機は運転を継続して機内の玄米を残らず精米できる。
知センサのセンサ出力により石抜機を始動するので、玄
米が石抜機に供給される前に空運転するという無駄がな
い。
張込昇降機に接続し、精米機を張込昇降機と連動して始
動するので、精米機は玄米供給前より始動し、負荷の急
激な増大を回避できる。
隣接して残米排出金網を設けて両者を残米取出口により
連通し、この残米取出口と選別金網の石寄せ部の石粒排
出口にそれぞれ自動シャッタを設け、石抜機タンクの米
検知センサのセンサ出力オフにより石粒排出口のシャッ
タを所定の開放時間開いて、石粒と石粒の混在した玄米
を機外に排出し、この開放時間を経過して石粒排出口の
シャッタを閉鎖後に、残米取出口のシャッタを所定の開
放時間開いて、選別金網に残った玄米を残米取出口より
残米排出金網を経て精米昇降機の下部入口に排出するの
で、石抜機に供給した玄米を機内に残こすことなく全部
取り出すことができる。
の排出樋底面に米戻しダンパを有する米戻し口を開口
し、白米排出口をこの米戻し口により精米昇降機の下部
入口に接続して、精米機タンクの米検知センサのセンサ
出力オフにより米戻しダンパを所定の開放時間開いて、
白米排出口より排出する白米を精米昇降機を経て精米機
タンクに戻し、機内に残った米と共に再度精白するの
で、精米機に供給した玄米を全部所望の白度に精白でき
る。
の圧風ダクトを分岐して精白ロールの後端部と送米部に
接続し、分岐点には圧風切換えダンパを設け、精米機タ
ンクの米検知センサのセンサ出力オフにより米戻しダン
パを所定の開放時間開いた後、圧風切換えダンパを精白
ロールの後端部側より送米部側に切り換え、圧風ファン
の圧風を送米部より精白室に所定時間供給するので、精
白室の米を圧風で送り出して機内に残すことがない。
を精白筒の集糠部に接続する吸気ダクトに吸気切換えダ
ンパを設け、精米機タンクの米検知センサのセンサ出力
オフにより圧風を送米部に供給中、この吸気切換えダン
パにより吸気ダクトを閉鎖するので、圧風による米の排
出作用がいっそう効果的になる。
の抵抗板の圧迫力を調整する自動抵抗装置を設け、精米
機タンクの米検知センサのセンサ出力オフにより圧風を
送米部に供給中、自動抵抗装置により抵抗板の圧迫力を
最弱に調整するので、抵抗板による圧風時の米の排出妨
害の度合いが少なくて済む。
検知センサのセンサ出力オフにより圧風ファンの圧風を
送米部より精白室に所定時間供給後、米戻しダンパを閉
状態に復帰すると共に、自動抵抗装置を標準位置に戻す
ので、精米機を円滑に再始動できる。
図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 投入した玄米を精米処理部へ供給する張
込昇降機に、投入コインにより動作するコインタイマを
接続すると共に、 前記張込昇降機の出口側に精米処理部の供給タンクを連
結し、供給タンクに取り付けた米検知センサを前記精米
処理部に接続し、 コインタイマにより張込昇降機を所定時間駆動すると共
に、米検知センサのセンサ出力オフ後所定時間後に精米
処理部を自動停止することを特徴とするコイン式精米装
置。 - 【請求項2】 前記精米処理部を石抜機と精米機より形
成し、前記張込昇降機の上部出口を石抜機タンクに接続
すると共に、石抜機と精米機を精米昇降機により接続
し、 また前記供給タンクを石抜機タンクと精米機タンクより
形成し、これら石抜機タンクと精米機タンクにそれぞれ
前記米検知センサを取り付け、 そして石抜機タンクの米検知センサのセンサ出力オフ後
所定時間後に石抜機を自動停止し、 さらに精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフ後
所定時間後に精米機を自動停止することを特徴とする請
求項1記載のコイン式精米装置。 - 【請求項3】 前記石抜機タンクの米検知センサのセン
サ出力により前記石抜機を始動することを特徴とする請
求項2記載のコイン式精米装置。 - 【請求項4】 前記精米機を前記張込昇降機に接続し、
精米機を前記張込昇降機と連動して始動することを特徴
とする請求項2記載のコイン式精米装置。 - 【請求項5】 前記石抜機が、 選別金網に隣接して残米排出金網を設けて両者を残米取
出口により連通し、 この残米取出口と選別金網の石寄せ部の石粒排出口にそ
れぞれ自動シャッタを設け、 前記石抜機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り石粒排出口のシャッタを所定の開放時間開いて、石粒
と石粒の混在した玄米を機外に排出し、前記開放時間を
経過して石粒排出口のシャッタを閉鎖後残米取出口のシ
ャッタを所定の開放時間開いて、選別金網に残った玄米
を残米取出口より残米排出金網を経て前記精米昇降機の
下部入口に排出することを特徴とする請求項2記載のコ
イン式精米装置。 - 【請求項6】 前記精米機が、 白米排出口の排出樋底面に米戻しダンパを有する米戻し
口を開口し、白米排出口を米戻し口により前記精米昇降
機の下部入口に接続し、 前記精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り米戻しダンパを所定の開放時間開いて、白米排出口よ
り排出する白米を精米昇降機を経て精米機タンクに戻
し、機内に残った米と共に再度精白することを特徴とす
る請求項2記載のコイン式精米装置。 - 【請求項7】 前記精米機が、 圧風ファンの圧風ダクトを分岐して精白ロールの後端部
と送米部に接続し、分岐点には圧風切換えダンパを設
け、 前記精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り米戻しダンパが所定の開放時間開いて、前記開放時間
の経過後、圧風切換えダンパを精白ロールの後端部側よ
り送米部側に切り換え、圧風ファンの圧風を送米部より
精白室に所定時間供給することを特徴とする請求項6記
載のコイン式精米装置。 - 【請求項8】 前記精米機が、 吸気ファンを精白筒の集糠部に接続する吸気ダクトに吸
気切換えダンパを設け、 前記精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り圧風を送米部に供給中、吸気切換えダンパにより吸気
ダクトを閉鎖することを特徴とする請求項7記載のコイ
ン式精米装置。 - 【請求項9】 前記精米機が、 白米排出口の抵抗板の圧迫力を調整する自動抵抗装置を
設け、 前記精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り圧風を送米部に供給中、自動抵抗装置により抵抗板の
圧迫力を最弱に調整することを特徴とする請求項7記載
のコイン式精米装置。 - 【請求項10】 前記精米機が、 前記精米機タンクの米検知センサのセンサ出力オフによ
り圧風ファンの圧風を送米部より精白室に所定時間供給
後、前記米戻しダンパを開状態に復帰すると共に、前記
自動抵抗装置を標準位置に戻すことを特徴とする請求項
9記載のコイン式精米装置。
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JP35586596A JP3250967B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | コイン式精米装置 |
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JPH10180124A true JPH10180124A (ja) | 1998-07-07 |
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ID=18446126
Family Applications (1)
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JP35586596A Expired - Lifetime JP3250967B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | コイン式精米装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004337805A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Toyo Rice Cleaning Machine Co Ltd | 精米装置及び精米方法 |
JP2007190465A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Marushichi Seisakusho:Kk | 精米機用残留米排出装置、およびそれを用いた精米機 |
JP2010253350A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Iseki & Co Ltd | 穀粒処理機の異物選別除去装置 |
JP2011245355A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Iseki & Co Ltd | 精米設備 |
DE102006062798B4 (de) * | 2006-01-20 | 2014-08-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Laminatartige harte Beschichtung und Verfahren zu deren Herstellung |
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-
1996
- 1996-12-25 JP JP35586596A patent/JP3250967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
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JP2004337805A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Toyo Rice Cleaning Machine Co Ltd | 精米装置及び精米方法 |
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