JPH10179881A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH10179881A
JPH10179881A JP8349257A JP34925796A JPH10179881A JP H10179881 A JPH10179881 A JP H10179881A JP 8349257 A JP8349257 A JP 8349257A JP 34925796 A JP34925796 A JP 34925796A JP H10179881 A JPH10179881 A JP H10179881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
lower plate
locking
hook
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP8349257A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
寛 高橋
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
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Publication of JPH10179881A publication Critical patent/JPH10179881A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下皿セットを機枠に前面よりはめ込むことで
適切に取り付ける。 【解決手段】 下皿セット7を前枠3の前方より近づ
け、下皿セット7の各係止孔部16の受孔16aに枠前
壁3aの各係止鉤部17の爪部17bを挿入し、下皿セ
ット7を枠前壁3aに押し付けて下げることで、各爪部
17bが支持部17a側を支点として前方へ弾性変形
し、各嵌合部16bの前面が各爪部17bの内面17e
にスライドした後、各受孔16aの上側の孔面が各支持
部17aの上面に当接し、各爪部17bが枠前壁3aの
前面とで下皿基板14を弾性作用下で挟持し、下皿セッ
ト7を各係止孔部16と各係止鉤部17との嵌合で枠前
壁3aに前後左右にがたつきなく上下左右に正確に位置
決め装着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機であ
って、特に、下皿セットをパチンコ機の機枠に取り付け
る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、下皿セットの裏面
にインサート成形された複数のボルトを、パチンコ機の
機枠に形成された複数の貫通孔に前方より挿入し、機枠
の裏面に突出した複数のボルトに複数のナットを個別に
締結して、下皿セットを機枠に取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記パチンコ
機では、下皿セットのボルトを機枠の前方より貫通孔に
挿入する作業と、その下皿セットを機枠の前面側で位置
決めする作業と、機枠の裏面側でボルトを締結する作業
とが必要であり、作業が繁雑であった。
【0004】そこで、この発明は、下皿セットを機枠に
前面よりはめ込むことで適切に取り付けることができる
パチンコ機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のパチンコ機
は、遊技店の島に取り付けるための機枠に下皿セットを
取り付けたパチンコ機において、下皿セットの裏面又は
機枠の前面の何れか一方に係止孔部を一体に設け、この
係止孔部に前方より嵌合する係止鉤部を前記他方に一体
に設けたことを特徴としている。この請求項1の構成に
よれば、係止鉤部を係止孔部に前方より嵌合することに
より、下皿セットを機枠に前面側で位置決めして適切に
取り付けることができる。請求項2のパチンコ機は、請
求項1に記載の係止鉤部が、前記他方より突設された支
持部と、この支持部の先端より下方又は上方に突設され
た爪部とを備え、この爪部より支持部を係止孔部にその
前方より挿入し、爪部が係止孔部を貫通した後に、下皿
セットを機枠に沿わせて下げることにより、支持部を係
止孔部の孔面に上下方向で突き当て、爪部で係止孔部を
挟持したことを特徴としている。この請求項2の構成に
よれば、係止鉤部の爪部より支持部を係止孔部にその前
方より挿入し、爪部が係止孔部を貫通した後に、下皿セ
ットを機枠に沿わせて下げることにより、支持部が係止
孔部の孔面に上下方向で突き当たり、爪部が係止孔部を
挟持し、下皿セットを機枠に前面側で位置決めして適切
に取り付けることができる。請求項3のパチンコ機は、
請求項1に記載の係止鉤部が、前記他方より突設された
弾性脚部と、この弾性脚部の先端に形成されたフック部
とを備え、このフック部より弾性脚部を係止孔部にその
前方より挿入した際、フック部が係止孔部を貫通した後
の弾性脚部の復元で係止孔部の面に係合したことを特徴
としている。この請求項3の構成によれば、係止鉤部の
フック部より弾性脚部を係止孔部にその前方より挿入す
ることにより、フック部が係止孔部を貫通した後の弾性
脚部の復元で係止孔部の面に係合し、下皿セットを機枠
に前面側で位置決めして適切に取り付けることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜5は第1実施形態を示す。
図5において、機枠1は、パチンコ店の島に組付けられ
る外枠2の前側に、機枠1の前壁を構成する合成樹脂製
の前枠3を、ヒンジ4で左側へ片開きに開閉可能に装着
し、前枠3に、上方より下方へ順に、ガラスのような光
透過性面体を装着するガラス枠5、発射玉及び賞球を貯
留する上皿セット6、これに加えて賞球を貯留する下皿
セット7を備える。ガラス枠5及び上皿セット6は、前
枠3に図外のヒンジで前枠3と同一側へ片開きに開閉可
能に装着され、下皿セット7は前枠3に固定的に取り付
けられる。前枠3に設けられた施錠装置8は、外枠2に
対する前枠3及びガラス枠5の閉じ状態を保つように施
錠し、その一方の鍵開動作で前枠3を開き得るように解
錠し、他方の鍵開動作でガラス枠5を開き得るように解
錠する。下皿セット7は、灰皿9、上方が開放された玉
収容部10、玉流入口部11、シャッター12、玉発射
装置のハンドル13を有し、玉流入口部11が図外の賞
球払出セットより払い出されて上皿セット6に入り切ら
ずに溢れた賞球、又は、人為操作で上皿セット6より排
出された賞球を玉収容部10に導入し、玉収容部10が
導入された賞球を貯留し、シャッター12が人為操作で
開動作して賞球を玉収容部10よりその下に置かれた図
外のドル箱と呼ばれる玉回収箱に落下排出する。
【0007】この実施形態の場合、図1にも示すよう
に、下皿セット7は、合成樹脂製の下皿基板14と、こ
れにそれの前側を覆うように装着された合成樹脂製の各
種分割要素の複合体に構成された下皿本体15とを有
し、玉収容部10を下皿本体15だけで形成するか、又
は、下皿本体15を下皿基板14に装着することで玉収
容部10を形成する、2通りの形態の何れでもよいが、
下皿基板14の裏面を前枠3の下側横片を形成する枠前
壁3aの前面に重ね合わせるように、複数の係止孔部1
6と複数の係止鉤部17とで取り付けられる。この下皿
セット7を枠前壁3aに取り付ける際、下皿基板14の
裏面に突出したハンドル13のシャフト13aと、下皿
基板14の裏面に突出した玉流入孔部11とを、枠前壁
3aに形成された逃げ孔18,19に個別に挿入する。
又、前枠3はそれの右側縦片に形成された施錠装置用孔
20を有する。
【0008】図2にも示すように、係止孔部16は、下
皿基板14と下皿本体15とで形成される内部空間21
に対応すると共に図1に示す玉収容部10及び玉流入口
部11を避け、下皿基板14の樹脂成形にて、下皿基板
14に左側上下、中央部下、右側上下で周縁部に設けら
れた角形の受孔16aと、この受孔16aの周囲で下皿
基板14より内部空間21側へ突出する嵌合部16bと
を備える。
【0009】係止鉤部17は、前枠3の樹脂成形にて形
成され、係止孔部16と対応して枠前壁3aに設けら
れ、枠前壁3aの前面より前方へ突出する支持部17a
と、それの先端より立設された爪部17bと、これらの
外面の双方に渡り設けられたリブ17cと、成形時の中
子により形成された跡孔17dとを有する。
【0010】係止鉤部17が係止孔部16に嵌合した
時、支持部17aは、受孔16aの上側の孔面に当接し
て下皿セット7の上下の位置決めを行うが、下皿セット
7の左右の位置決めを行う機能も備える。この左右の位
置決めは、複数の支持部17aの全部又は幾つかを用い
てもよいが、1つの支持部17aの横幅を対応する受孔
16aの内部で左右に整合する形態に形成するか、又
は、左右に離隔する一対の支持部17aの間隔を対応す
る一対の受孔16aの内部で左右に整合する形態に形成
すれば、係止孔部16と係止鉤部17との嵌合を容易に
行うことができる。
【0011】爪部17bは、それの内面17eを支持部
17a側から先端17f側へ行くに従って枠前壁3a側
に近くなる斜面に形成し、支持部17a側の枠前壁3a
からの間隔D1を係止孔部16の厚さT1と同一寸法に
形成し、先端17f側の枠前壁3aからの間隔D2を係
止孔部16の厚さT1より小寸法に定め、先端17f側
へ行くに従って枠前壁3aからの間隔が徐々に拡大する
案内面17gを先端17f側に形成し、案内面17gの
先端17fでの枠前壁3aからの間隔D3を係止孔部1
6の厚さT1よりも大きな寸法に設定し(D2<D1=
T1<D3)、下皿セット7を枠前壁3aに取り付ける
際、爪部17bの弾性変形の初動を容易にする。
【0012】図3に示すように、爪部17bは、a図の
ようにそれを前方より見て、下側の横幅が支持部17a
の横幅と同一寸法で、その横幅が下側より上側へ行くに
従って徐々に狭くなる台形を示し、b図のように左右側
面17hを支持部17a側より前側へ行くに従って横幅
が狭くなる斜面に形成し、下皿セット7を枠前壁3aに
取り付ける際、係止鉤部17の受孔16aへの挿入を容
易にする。
【0013】この実施形態によれば、前枠3に下皿セッ
ト7、上皿セット6の順に装着する。例えば、枠前壁3
aを下にして、前枠3を立てて置き、灰皿9、玉収容部
10、玉流入孔部11、シャッター12及びハンドル1
3を備えた下皿本体15が下皿基板14に組付けられた
下皿セット7を、前枠3の前方より枠前壁3aに近づ
け、下皿セット7の各係止孔部16の受孔16aに枠前
壁3aの各係止鉤部17の爪部17bを挿入し、下皿セ
ット7を枠前壁3aに押し付けて下げる。すると、各受
孔16aと各嵌合部16bとの上側連接隅部16c(図
2参照)が各爪部17bの案内面17gに当接し、各爪
部17bが支持部17a側を支点として前方へ弾性変形
する。そして、上側連接隅部16cが各案内面17gを
越えると、各嵌合部16bの前面が各爪部17bの内面
17eにスライドする。引き続き、図4に示すように、
各受孔16aの上側の孔面が各支持部17aの上面に当
接し、各爪部17bが枠前壁3aの前面とで下皿基板1
4を弾性作用下で挟持し、下皿セット7が各係止孔部1
6と各係止鉤部17との嵌合で枠前壁3aに前後左右に
がたつきなく上下左右に正確に位置決め装着される。
【0014】この下皿セット7を枠前壁3aに取り付け
た後、ガラス枠5及び上皿セット6を前枠3に図外のヒ
ンジで取り付けるが、ガラス枠5は下皿セット7の組付
けを邪魔しない上位に設置されることから下皿セット7
の取り付けに先駆けて前枠3に取り付けることも可能で
ある。枠前壁3aに取り付けられた下皿セット7は、図
1に示すように、上皿セット6の図外のヒンジの下方に
も隣接して存在し、前枠3に装着された上皿セット6が
邪魔で前枠3より取り外せないように、係止孔部16と
係止鉤部17との嵌合で前枠3に固定的に取り付けら
れ、遊技を適切に行わせることができる。
【0015】図6は第2実施形態を示し、係止鉤部17
の爪部17bが、それを側方より見て、全体的に厚さを
一様に形成し、下皿セット7を枠前壁3a(図2参照)
に取り付ける際の弾性変形による荷重分散を図って靱性
を高めることができる。又、この爪部17bは、支持部
17a側の間隔D1を係止孔部16(図2参照)の厚さ
T1と同一に形成し、先端17f側の間隔D2を係止孔
部16の厚さT1より小寸法に定めて、支持部17a側
から先端17f側へ行くに従って枠前壁3a側に近くな
る、反り返り姿勢を形成し、先端17f側へ行くに従っ
て枠前壁3aとの間隔が徐々に拡大する弧状の案内部1
7iを先端17f側に形成し、案内部17iの先端17
fでの枠前壁3aからの間隔D3を係止孔部16の厚さ
T1よりも大きな寸法に設定し(D2<D1=T1<D
3)、下皿セット7を枠前壁3aに取り付ける際、爪部
17bが容易に弾性変形して、取付作業性を向上でき
る。
【0016】図7は第3実施形態を示し、係止鉤部17
の爪部17bにフック17jを先端17f側で内面17
eより後方へ突設し、係止孔部16の嵌合部16bに凹
部16cを形成し、受孔16aに挿入された係止鉤部1
7の支持部17aが受孔16aの上側の孔面に当接した
際、フック17jを凹部16cに嵌合させれば、上皿セ
ット6(図5参照)との組み合わせによらず、下皿セッ
ト7の上方への抜け防止を行うことができる。この上方
への抜け防止は、複数の支持部17aの全部又は1つに
設けてもよいが、フック17jと凹部16cとの組合わ
せを左右で1組づつ形成すれば、係止孔部16と係止鉤
部17との嵌合を容易に行うことができると共に、左右
にがたつくことなく、抜け防止を図ることができる。
又、フック17jを図示のような側面視略三角形の庇状
に形成すれば、下皿セット7を枠前壁3aに取り付ける
際の爪部17bの弾性変形の初動を容易に行わせること
ができる。
【0017】図8は第4実施形態を示し、係止鉤部17
の爪部17bを枠前壁3aからの間隔D4が樹脂成形の
型抜き可能な範囲で支持部17a側から先端側17f側
へと一定となるように支持部17aより立設し、係止孔
部16の嵌合部16bの上側の厚さT2を間隔D4及び
受孔16a側の厚さT3より大寸法にすると共に、この
厚さT3を間隔D4より小寸法に設定し(T2>D4>
T3)、嵌合部16bの裏面を前傾状の案内面16eと
して形成してある。これにより、爪部17bの内面17
eの先端17f側に図2に示すような案内面17gを形
成しなくても、下皿セット7を枠前壁3aに取り付ける
際の爪部17bの弾性変形の初動を容易に行わせること
ができる。そして、受孔16aに爪部17bを挿入し
て、下皿基板14を枠前壁3aに押し付けて下げること
により、爪部17bが支持部17a側を支点として前側
へ弾性変形して下皿セット7を弾性作用下で前後にがた
つきなく支持できる。
【0018】図9は第5実施形態を示し、係止鉤部17
の爪部17bを支持部17aより前傾状に立設し、この
爪部17bの支持部17a側の枠前壁3aからの間隔を
D5に形成し、一方、係止孔部16の嵌合部16bの前
面を案内面16eとして形成し、この嵌合部16bの受
孔16a側の厚さT4を間隔D5と同一寸法に設定し、
案内面16eの下皿基板14の裏面からの傾斜角度θ1
を爪部17bの枠前壁3aの前面からの傾斜角度θ2よ
り大きい角度に設定(θ1>θ2)してあり、第4実施
形態と同様の作用効果がある。
【0019】図10は第6実施形態を示し、前述した係
止孔部16の凹部16cに相当する部分を枠前壁3aと
嵌合部16bとの段差16dにより形成し、この段差1
6dに係止鉤部17のフック17jを嵌合させれば、嵌
合部16bの高さを第3実施形態のそれよりも低くして
軽量化を促進できるうえ、凹部16cを形成する中子が
廃止できてコストダウンを図れる。
【0020】前記第4実施形態及び第5実施形態で嵌合
部16b又は爪部17bの傾斜角度にもよるが、係止孔
部16と係止鉤部17との嵌合で下皿セット7を枠前壁
3aに取り付けた際、爪部17bの復元弾性で下皿セッ
ト7が浮き上がるような場合、第2実施形態のフック1
7jと凹部16cとによる上方への抜け防止を併用する
か、又は、第6実施形態のフック17jと段差16dと
の嵌合により、上記下皿セット7の浮き上がりを規制で
きる。
【0021】図11〜12は第7実施形態を示し、下皿
基板14の裏面に、当該裏面より二股脚部等のように突
設された複数の弾性脚部22aとこれらの先端に突設さ
れたフック部22bとからなる係止鉤部22を複数設
け、下皿セット7の各係止鉤部22を枠前壁3aに設け
られた複数の係止孔部16のそれぞれに前方より押し込
むことにより、各係止鉤部22の弾性脚部22aが互い
に近づくように弾性変形し、フック部22bが受孔16
aより枠前壁3aの裏面に抜けることにより、弾性脚部
22aが互いに離れるように復元して受孔16aの孔面
に上下方向で突き当たり、フック部22bが枠前壁3a
の裏面の受孔16aまわりに係合し、下皿セット7を枠
前壁3aに前方より位置決めして取り付けることができ
る。この場合、係止鉤部22を枠前壁3aに設け、係止
孔部16を下皿基板14に設けても同様に適用できる
が、この実施形態のように、係止鉤部22を下皿基板1
4に設ければ、下皿セット7を枠前壁3aに取り付けた
状態において、枠前壁3aの裏面側で、弾性脚部22a
の開きを狭めて、フック部22bを係止孔部16より離
脱させ、係止鉤部22を前方へ押すことで、係止鉤部2
2と係止孔部16との嵌合を解除できるので、組立性の
向上と取外性の向上とを両立できる。
【0022】図13〜14は第8実施形態を示し、下皿
基板14の裏面に、当該裏面より一脚部のように突設さ
れた弾性脚部23aとこれの先端に突設されたフック部
23bとからなる係止鉤部23を複数設け、各係止鉤部
23を枠前壁3aに設けられた複数の係止孔部16のそ
れぞれに前方より押し込むことにより、各係止鉤部23
の弾性脚部23aが弾性変形し、フック部23bが受孔
16aより枠前壁3aの裏面に抜けることにより、弾性
脚部23aが復元して受孔16aの孔面に上下方向で突
き当たり、フック部23bが枠前壁3aの裏面の受孔1
6aまわりに係合し、下皿セット7を枠前壁3aに前方
より位置決めして取り付けることができる。この場合も
前記第7実施形態と同様に、係止鉤部23を枠前壁3a
に設け、係止孔部16を下皿基板14に設けても同様に
適用できるが、この実施形態のように、係止鉤部23を
下皿基板14に設ければ、下皿セット7を枠前壁3aに
取り付けた状態において、枠前壁3aの裏面側で、弾性
脚部23aを弾性変形させて、フック部23bを係止孔
部16より離脱させ、係止鉤部22aを前方に押すこと
で、係止鉤部23と係止孔部16との嵌合を解除できる
ので、組立性の向上と取外性の向上とを両立できる。
【0023】図15は第9実施形態を示し、枠前壁3a
に複数の係止鉤部17と貫通孔24とを設け、下皿基板
14に複数の係止孔部16とボス25とを設け、各係止
孔部16と各係止鉤部17との嵌合で下皿セット7を枠
前壁3aに取り付けた後、タッピングねじのようなねじ
26を枠前壁3aの裏面より貫通孔24を経由してボス
25の下孔25aに締結すれば、係止孔部16と係止鉤
部17との嵌合と、ねじ26による固定との併用で、ね
じ26の使用本数を減らして取付作業性を向上できるう
え、下皿セット7の前後左右上下のがたつき防止を図る
ことができる。この場合、下孔25aに代えて、ボス2
5に下皿基板14の裏面より後方に突出するボルトのよ
うな図外のねじ棒を下皿基板14の成形時にインサート
成形にて設け、このねじ棒を枠前壁3aの前面より貫通
孔24に挿入し、枠前壁3aの後面より突出するねじ棒
に図外のナットを締結しても同様に適用できる。
【0024】前記第1〜6及び第9各実施形態では、係
止孔部16を下皿セット7に設け、係止鉤部17を枠前
壁3aに設けた場合について説明したが、図示は省略す
るけれども、係止孔部16を枠前壁3aに設け、係止鉤
部17を下皿セット7に設けても同様に適用できる。こ
の場合、爪部17bを支持部17aの先端より下方に突
設することは勿論である。
【0025】第7〜8実施形態では、係止孔部16を枠
前壁3aに設け、係止鉤部22,23を下皿セット7に
設けた場合について説明したが、図示は省略するけれど
も、係止孔部16を枠前壁3aに設け、係止鉤部22,
23を下皿セット7に設けても同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の組立前の状態を示す斜視図。
【図2】 同実施形態の組立前の要部を示す断面図。
【図3】 同実施形態の係止鉤部を示し、a図は正面
図、b図は平面図。
【図4】 同実施形態の組立後の要部を示し断面図。
【図5】 同実施形態のパチンコ機を示す斜視図。
【図6】 第2実施形態の係止鉤部を示す断面図。
【図7】 第3実施形態の組立後の状態を示す断面図。
【図8】 第4実施形態の組立前の状態を示す断面図。
【図9】 第5実施形態の組立前の状態を示す断面図。
【図10】 第6実施形態の組立後の状態を示す断面
図。
【図11】 第7実施形態の組立前の状態を示す斜視
図。
【図12】 同実施形態の組立後の要部を示す断面図。
【図13】 第8実施形態の組立前の状態を示す斜視
図。
【図14】 同実施形態の組立後の要部を示す断面図。
【図15】 第9実施形態の組立前の状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 機枠、3a 枠前壁、7 下皿セット、16 係止
孔部、17,22,23 係止鉤部、17a 支持部、
17b 爪部、22a,23a 弾性脚部、22b,2
3b フック部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店の島に取り付けるための機枠に下
    皿セットを取り付けたパチンコ機において、下皿セット
    の裏面又は機枠の前面の何れか一方に係止孔部を一体に
    設け、この係止孔部に前方より嵌合する係止鉤部を前記
    他方に一体に設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記係止鉤部が、前記他方より突設され
    た支持部と、この支持部の先端より下方又は上方に突設
    された爪部とを備え、この爪部より支持部を係止孔部に
    その前方より挿入し、爪部が係止孔部を貫通した後に、
    下皿セットを機枠に沿わせて下げることにより、支持部
    を係止孔部の孔面に上下方向で突き当て、爪部で係止孔
    部を挟持したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    機。
  3. 【請求項3】 前記係止鉤部が、前記他方より突設され
    た弾性脚部と、この弾性脚部の先端に形成されたフック
    部とを備え、このフック部より弾性脚部を係止孔部にそ
    の前方より挿入した際、フック部が係止孔部を貫通した
    後の弾性脚部の復元で係止孔部の面に係合したことを特
    徴とする請求項1記載のパチンコ機。
JP8349257A 1996-12-27 1996-12-27 パチンコ機 Pending JPH10179881A (ja)

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