JP2008188144A - 遊技機の球皿配設構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】球発射装置の開放が容易であると共に、本体枠への下皿の取付け、取外しが容易であり、かつ専用の施錠装置を設けることなく下皿を閉じた状態を維持することができると共に、下皿の構造を簡単にできる遊技機の球皿配設構造を提供すること。
【解決手段】遊技機の球皿配設構造1は、上皿3及び下皿4を本体枠に配設してなる。下皿4は、本体枠の左側下方に配設した球発射装置の前方を開放する形状に形成してあると共に、本体枠の前面側に配置した後に右側へスライドさせ、本体枠における被係合部21に係合部42を係合させることにより、本体枠の前面側に取り付ける。上皿3は、本体枠に対して左端部を中心に開閉可能であり、球発射装置の前方を覆うと共に下皿4の下皿パネル部41における上端部411B及び左端部411Aの前面側に覆い被さる形状に形成してある。
【選択図】図1
【解決手段】遊技機の球皿配設構造1は、上皿3及び下皿4を本体枠に配設してなる。下皿4は、本体枠の左側下方に配設した球発射装置の前方を開放する形状に形成してあると共に、本体枠の前面側に配置した後に右側へスライドさせ、本体枠における被係合部21に係合部42を係合させることにより、本体枠の前面側に取り付ける。上皿3は、本体枠に対して左端部を中心に開閉可能であり、球発射装置の前方を覆うと共に下皿4の下皿パネル部41における上端部411B及び左端部411Aの前面側に覆い被さる形状に形成してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、上皿(打球供給皿)と下皿(補助受皿)とを本体枠の前面側に配設してなる遊技機の球皿配設構造に関する。
パチンコ遊技機等においては、遊技者は、操作ハンドルを操作して、遊技領域へ遊技球を発射させて遊技を行う。そして、遊技領域における入賞口等に遊技球が入賞したときには、球払出装置が作動し、所定数の遊技球を賞球として上皿(打球供給皿)へ払い出している。また、上皿の下方に下皿(補助受皿)を設けた上下皿タイプのパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機においては、大量の遊技球が払い出され、上皿が満タン状態になったときには、上皿から溢れ出した遊技球を、オーバーフロー通路を介して下皿へ導いている。
また、本体枠に対して開閉しない固定式の下皿を採用する場合、この下皿を複数のねじにより本体枠に固定している。このとき、遊技領域へ遊技球を発射させるための球発射装置が、下皿によって覆われることになる。そのため、球発射装置に球詰まり等のトラブルが生じたときには、複数のねじを緩めて下皿を取り外す必要があった。
一方、特許文献1においては、メンテナンス時等に球発射装置を容易に開放するために、下皿装置(下皿)を遊技盤枠(本体枠)に対して着脱可能に軸支し、遊技盤枠に対して開閉可能にしている。また、特許文献1においては、上皿装置(上皿)も遊技盤枠(本体枠)に対して着脱可能に軸支し、遊技盤枠に対して開閉可能にしている。
一方、特許文献1においては、メンテナンス時等に球発射装置を容易に開放するために、下皿装置(下皿)を遊技盤枠(本体枠)に対して着脱可能に軸支し、遊技盤枠に対して開閉可能にしている。また、特許文献1においては、上皿装置(上皿)も遊技盤枠(本体枠)に対して着脱可能に軸支し、遊技盤枠に対して開閉可能にしている。
しかしながら、特許文献1においては、上皿及び下皿のいずれについても、本体枠に対して閉じた状態を維持するためのロック装置(施錠装置)を設ける必要がある。また、上皿及び下皿のいずれについても、遊技盤枠に対して軸支するための板金、ピン等が必要になる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、球発射装置の開放が容易であると共に、本体枠への下皿の取付け、取外しが容易であり、かつ専用の施錠装置を設けることなく下皿を閉じた状態を維持することができると共に、下皿の構造を簡単にすることができる遊技機の球皿配設構造を提供しようとするものである。
本発明は、球発射装置へ供給する遊技球を貯留する上皿と、該上皿の下方に配置し、該上皿からオーバーフロー通路を経由して溢れ出した遊技球を貯留する下皿とを、本体枠の前面側に配設してなる遊技機の球皿配設構造において、
上記球発射装置は、上記本体枠の左側下方に配設して、略垂直方向に遊技球を発射させるよう構成してあり、
上記下皿は、上記本体枠に形成した被係合部に係合する係合部を備えた下皿パネル部と、該下皿パネル部の前面側に突出して遊技球を貯留する下皿球貯留部とを有しており、かつ、上記球発射装置の前方を開放する形状に形成してあると共に、上記本体枠における左右方向又は上下方向にスライドさせ、該本体枠における上記被係合部に上記係合部を係合させることにより、上記本体枠の前面側に取り付けるよう構成してあり、
上記上皿は、上記本体枠に対して左端部を中心に開閉可能な状態で取り付けた上皿パネル部と、該上皿パネル部の前面側に突出して遊技球を貯留する上皿球貯留部とを有しており、かつ、上記球発射装置の前方を覆うと共に上記下皿パネル部における上端部及び左端部の前面側に覆い被さる形状に形成してあることを特徴とする遊技機の球皿配設構造にある(請求項1)。
上記球発射装置は、上記本体枠の左側下方に配設して、略垂直方向に遊技球を発射させるよう構成してあり、
上記下皿は、上記本体枠に形成した被係合部に係合する係合部を備えた下皿パネル部と、該下皿パネル部の前面側に突出して遊技球を貯留する下皿球貯留部とを有しており、かつ、上記球発射装置の前方を開放する形状に形成してあると共に、上記本体枠における左右方向又は上下方向にスライドさせ、該本体枠における上記被係合部に上記係合部を係合させることにより、上記本体枠の前面側に取り付けるよう構成してあり、
上記上皿は、上記本体枠に対して左端部を中心に開閉可能な状態で取り付けた上皿パネル部と、該上皿パネル部の前面側に突出して遊技球を貯留する上皿球貯留部とを有しており、かつ、上記球発射装置の前方を覆うと共に上記下皿パネル部における上端部及び左端部の前面側に覆い被さる形状に形成してあることを特徴とする遊技機の球皿配設構造にある(請求項1)。
本発明の遊技機の球皿配設構造においては、略垂直方向に遊技球を発射させる垂直発射方式の球発射装置を用い、下皿は、球発射装置の前方を開放する形状に形成してある。そして、球発射装置の前方は、本体枠に対して開閉可能に配設した上皿の一部によって覆うよう構成してある。
これにより、球発射装置に球詰まり等が生じ、メンテナンスが必要になったときには、遊技機の管理者は、上皿を開けることにより球発射装置の前方を開放し、球発射装置のメンテナンスを行うことができる。
これにより、球発射装置に球詰まり等が生じ、メンテナンスが必要になったときには、遊技機の管理者は、上皿を開けることにより球発射装置の前方を開放し、球発射装置のメンテナンスを行うことができる。
また、上皿は、下皿パネル部における上端部及び左端部の前面側に覆い被さった状態で、本体枠に対して閉じられる。これにより、下皿は、左右方向又は上下方向にスライド可能になっているものの、上皿を本体枠に対して開けない限りスライドさせて取り外すことができない。そのため、下皿は、専用の施錠装置を設けることなく、上皿によって閉じた状態を維持することができる。
また、本発明においては、上皿を本体枠に対して取り付ける前に、下皿を本体枠に対して取り付ける。このとき、下皿は、本体枠における左右方向又は上下方向にスライドさせることによって、本体枠の被係合部に対して係合部を係合させて、本体枠に取り付けることができる。また、下皿を本体枠から取り外すときには、上皿を本体枠に対して開ける。そして、下皿は、本体枠における左右方向又は上下方向にスライドさせることによって、本体枠の被係合部に対する係合部の係合状態を解除して、本体枠から取り外すことができる。
これにより、本発明の下皿は、ビス等の固定具を用いることなく本体枠に取り付けることができると共に、本体枠に対して容易に取付け、取外しを行うことができる。また、本発明の下皿は、本体枠に対して開閉可能にするための板金、ピン等の部材を用いることなく、本体枠に対して容易に取り付けることができ、その構造を簡単にすることができる。
それ故、本発明の遊技機の球皿配設構造によれば、球発射装置の開放が容易であると共に、本体枠への下皿の取付け、取外しが容易であり、かつ専用の施錠装置を設けることなく下皿を閉じた状態を維持することができると共に、下皿の構造を簡単にすることができる。
それ故、本発明の遊技機の球皿配設構造によれば、球発射装置の開放が容易であると共に、本体枠への下皿の取付け、取外しが容易であり、かつ専用の施錠装置を設けることなく下皿を閉じた状態を維持することができると共に、下皿の構造を簡単にすることができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記本体枠の前面側には、上記下皿の上記本体枠への取付状態を固定するロック部材を設け、該ロック部材は、上記本体枠に対して上記上皿を開放した状態でのみ操作可能とすることが好ましい(請求項2)。
この場合には、ロック部材により、本体枠に対して下皿を安定して取り付けておくことができる。また、遊技機の前面側から見て、ロック部材によって下皿が本体枠に固定されていることを容易に確認することができる。また、ロック部材が、遊技者等によって不正に操作されることを防止することができる。
本発明において、上記本体枠の前面側には、上記下皿の上記本体枠への取付状態を固定するロック部材を設け、該ロック部材は、上記本体枠に対して上記上皿を開放した状態でのみ操作可能とすることが好ましい(請求項2)。
この場合には、ロック部材により、本体枠に対して下皿を安定して取り付けておくことができる。また、遊技機の前面側から見て、ロック部材によって下皿が本体枠に固定されていることを容易に確認することができる。また、ロック部材が、遊技者等によって不正に操作されることを防止することができる。
上記ロック部材は、上記下皿の上記本体枠への取付状態を固定するための固定位置と、該取付状態を解除するための解除位置とに移動可能であり、上記ロック部材が上記固定位置にあるときには、上記上皿を上記本体枠に対して閉じることができる一方、上記ロック部材が上記解除位置にあるときには、上記上皿を上記本体枠に対して閉じることができないよう構成することが好ましい(請求項3)。
この場合には、ロック部材によって下皿が本体枠に固定されたときのみ、本体枠に対して上皿を閉じることができる。そのため、作業者のミス等により、誤って下皿が本体枠に固定されていない状態で、上皿が閉じられてしまうことを防止することができる。
この場合には、ロック部材によって下皿が本体枠に固定されたときのみ、本体枠に対して上皿を閉じることができる。そのため、作業者のミス等により、誤って下皿が本体枠に固定されていない状態で、上皿が閉じられてしまうことを防止することができる。
また、上記下皿パネル部の前面側には、電装部品を配設し、上記本体枠の前面側には、上記電装部品のハーネスの接続を行うための中継基板を配設することが好ましい(請求項4)。
この場合には、電装部品を備えた下皿を本体枠に取り付ける際に、本体枠に設けた制御基板等に対する電装部品のハーネス(電線)の配線は、中継基板によって中継して行うことができる。そのため、制御基板等から中継基板まで本体側のハーネスを予め配線しておき、中継基板に対して電装部品のハーネスを接続することにより、電装部品のハーネスの配線を容易に行うことができる。
また、上記電装部品としては、上記球発射装置による遊技球の発射強度を調整する操作ハンドル、電飾基板等の電飾部品、プリペイドカードに対応した貸し球を行うためのCR操作部品等がある。
この場合には、電装部品を備えた下皿を本体枠に取り付ける際に、本体枠に設けた制御基板等に対する電装部品のハーネス(電線)の配線は、中継基板によって中継して行うことができる。そのため、制御基板等から中継基板まで本体側のハーネスを予め配線しておき、中継基板に対して電装部品のハーネスを接続することにより、電装部品のハーネスの配線を容易に行うことができる。
また、上記電装部品としては、上記球発射装置による遊技球の発射強度を調整する操作ハンドル、電飾基板等の電飾部品、プリペイドカードに対応した貸し球を行うためのCR操作部品等がある。
また、上記上皿パネル部における右端部の裏面側には、手動で操作可能な閉保持用フックを配設し、上記下皿パネル部における右端部の裏面側には、上記閉保持用フックを係止させるフック係止部材を配設することが好ましい(請求項5)。
この場合には、フック係止部材による閉保持用フックの係止により、上皿と下皿との位置決めを直接行うことができる。これにより、上皿から下皿へ遊技球を流下させるよう構成した排出通路(上記オーバーフロー通路等)における上皿と下皿との間の接続部分に位置ずれが生ずることを防止して、この接続部分に球詰まりが生じることを防止することができる。
この場合には、フック係止部材による閉保持用フックの係止により、上皿と下皿との位置決めを直接行うことができる。これにより、上皿から下皿へ遊技球を流下させるよう構成した排出通路(上記オーバーフロー通路等)における上皿と下皿との間の接続部分に位置ずれが生ずることを防止して、この接続部分に球詰まりが生じることを防止することができる。
以下に、本発明の遊技機の球皿配設構造にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例の遊技機の球皿配設構造1は、図1〜図3に示すごとく、球発射装置13へ供給する遊技球を貯留する上皿(打球供給皿)3と、上皿3の下方に配置し、上皿3からオーバーフロー通路12を経由して溢れ出した遊技球を貯留する下皿(補助受皿)4とを、本体枠2の前面側に配設してなる。球発射装置13は、本体枠2の左側下方に配設して、略垂直方向に遊技球を発射させる垂直発射方式のものである。
本例の遊技機の球皿配設構造1は、図1〜図3に示すごとく、球発射装置13へ供給する遊技球を貯留する上皿(打球供給皿)3と、上皿3の下方に配置し、上皿3からオーバーフロー通路12を経由して溢れ出した遊技球を貯留する下皿(補助受皿)4とを、本体枠2の前面側に配設してなる。球発射装置13は、本体枠2の左側下方に配設して、略垂直方向に遊技球を発射させる垂直発射方式のものである。
図1、図2に示すごとく、下皿4は、本体枠2に形成した被係合部21に係合する係合部42を備えた下皿パネル部41と、下皿パネル部41の前面側に突出して遊技球を貯留する下皿球貯留部45とを有している。下皿4は、球発射装置13の前方を開放する形状に形成してあると共に、本体枠2の前面側に配置した後に右側へスライドさせ、本体枠2における被係合部21に係合部42を係合させることにより、本体枠2の前面側に取り付けるよう構成してある。
図1に示すごとく、上皿3は、本体枠2に対して左端部を中心に開閉可能な状態で取り付けた上皿パネル部31と、上皿パネル部31の前面側に突出して遊技球を貯留する上皿球貯留部35とを有している。上皿3は、球発射装置13の前方を覆うと共に下皿パネル部41における上端部411B及び左端部411Aの前面側に覆い被さる形状に形成してある。
ここで、本例において、右側、右端部、右側部分とは、遊技機の前面側から見た右側、右端部、右側部分のことをいい、左側、左端部、左側部分とは、遊技機の前面側から見た左側、左端部、左側部分のことをいう。
ここで、本例において、右側、右端部、右側部分とは、遊技機の前面側から見た右側、右端部、右側部分のことをいい、左側、左端部、左側部分とは、遊技機の前面側から見た左側、左端部、左側部分のことをいう。
以下に、本例の遊技機の球皿配設構造1につき、図1〜図11と共に詳説する。
本例の遊技機は、パチンコ遊技機である。本体枠2は、合成樹脂からなり、パチンコ遊技を行う遊技盤を配設してなる。本体枠2は、遊技機における外枠(木枠等)11に対して開閉可能に配設してある。本体枠2の前面側には、上皿3の上方位置に、ガラス板を合成樹脂の枠体によって保持してなるガラス枠5が開閉可能に配設してある。
本例の遊技機は、パチンコ遊技機である。本体枠2は、合成樹脂からなり、パチンコ遊技を行う遊技盤を配設してなる。本体枠2は、遊技機における外枠(木枠等)11に対して開閉可能に配設してある。本体枠2の前面側には、上皿3の上方位置に、ガラス板を合成樹脂の枠体によって保持してなるガラス枠5が開閉可能に配設してある。
図5に示すごとく、本体枠2には、下皿4の下端部からの荷重を受ける荷重受け部22が形成してある。また、本体枠2へ下皿4を取り付ける際には、荷重受け部22によって下皿4を左右方向へ案内することができる。また、図2に示すごとく、オーバーフロー通路12は、本体枠2に形成されており、上皿3における球払出口(球入口)315に連結する球通路33の近傍から、下皿4における球流入口48まで遊技球を導く形状に形成されている。
図1、図2に示すごとく、本例の下皿パネル部41は、球発射装置13の前方に対応する左側部分を除く部分に形成されている。また、本例の下皿パネル部41は、左側部分を除く中心部分から右側部分まで形成した下皿センター部411と、この下皿センター部411の右側部分から上方(上皿3の方向)に向けて形成した上方突出部412とを有している。下皿球貯留部45は、下皿センター部411の前面側に形成してあり、上方突出部412には、後述する施錠装置14を配置するための切欠部413が形成されている。
図1に示すごとく、本例の上皿パネル部31は、下皿パネル部41の下皿センター部411の上方、及び球発射装置13の前方に対応する位置に形成されている。本例の上皿パネル部31は、右側部分を除く中心部分から左側部分まで形成した上皿センター部311と、この上皿センター部311の左側部分から下方(下皿4の方向)に向けて形成した下方突出部312とを有している。上皿球貯留部35は、上皿センター部311の前面側に形成してあり、下方突出部312は、球発射装置13の前方を覆う位置に形成してある。
なお、上皿3には、球発射装置13へ1球ずつ遊技球を整流して送り出すための整流器15が配設してある(図4参照)。
なお、上皿3には、球発射装置13へ1球ずつ遊技球を整流して送り出すための整流器15が配設してある(図4参照)。
本例の上皿パネル部31は、その端部が、下皿パネル部41の下皿センター部411の左端部411A及び上端部411B、並びに下皿パネル部41の上方突出部412の左端部412Aの前面側に重なった状態で、本体枠2に取り付けられる(閉じられる)。より具体的には、上皿パネル部31の下方突出部312の右端部が、下皿パネル部41の下皿センター部411の左端部411Aに重なり、上皿パネル部31の上皿センター部311の下端部が、下皿パネル部41の下皿センター部411の上端部411Bに重なり、上皿パネル部31の上皿センター部311の右端部が、下皿パネル部41の上方突出部412の左端部412Aに重なる。
また、図2に示すごとく、下皿パネル部41において、上皿パネル部31の端部が重なる端部(本例では、下皿センター部411の左端部411A、下皿センター部411の上端部411B及び上方突出部412の左端部412A)には、前面側に向けて突出する端部突起43が連続して形成してある。そして、図5、図6に示すごとく、上皿3を本体枠2に対して閉じたときには、上皿パネル部31の端部(本例では、下方突出部312の右端部、上皿センター部311の下端部及び上皿センター部311の右端部)は、上記端部突起43の内側(端部側とは反対の中心側)に配置される。これにより、下皿パネル部41の端部と上皿パネル部31の端部とが前後方向に重なる部分の隙間の防犯性を向上させることができる。
図2、図4に示すごとく、本例の下皿パネル部41における係合部42は、下皿パネル部41の周囲の端部における複数箇所(本例では7箇所)に形成してある。この係合部42は、図7に示すごとく、下皿パネル部41の一部を後方に切り開いた状態で、右側に向けて突出させて形成してある。なお、図4は、上皿3及び下皿4を裏面側から見た状態で示す図である。
一方、図3に示すごとく、本例の本体枠2の被係合部21は、本体枠2の前面側において、複数の係合部42の形成箇所に対応して複数形成してある。この被係合部21は、図7に示すごとく、本体枠2の前面部の一部を前方に突出させた凸部211の左側部分に、係合部42を挿入するための開口穴212を形成してなる。
なお、図7は、下皿を本体枠の前面側に対面させ、右側へスライドさせる前の状態を上方から見た断面で示す図である。
なお、図7は、下皿を本体枠の前面側に対面させ、右側へスライドさせる前の状態を上方から見た断面で示す図である。
また、図8は、下皿を本体枠の前面側に対面させ、右側へスライドさせた状態を上方から見た断面で示す図である。
そして、同図に示すごとく、本体枠2の前面側に配置した下皿4を右側へ若干スライドさせるときには、各係合部42を各被係合部21における開口穴212へ挿入し、各係合部42が各被係合部21を構成する凸部211に重なることによって、下皿4が本体枠2に取り付けられる。また、図1、図5に示すごとく、遊技者等によって下皿4に加えられる荷重は、本体枠2における荷重受け部22によって受けることができる。
なお、下皿パネル部41の一部を後方に突出させて凸部を形成すると共にこの凸部の右側部分に開口穴を形成したものを係合部42とし、本体枠2の前面部の一部を前方に切り開いた状態で、左側に向けて突出させて形成したものを被係合部21とすることもできる。
そして、同図に示すごとく、本体枠2の前面側に配置した下皿4を右側へ若干スライドさせるときには、各係合部42を各被係合部21における開口穴212へ挿入し、各係合部42が各被係合部21を構成する凸部211に重なることによって、下皿4が本体枠2に取り付けられる。また、図1、図5に示すごとく、遊技者等によって下皿4に加えられる荷重は、本体枠2における荷重受け部22によって受けることができる。
なお、下皿パネル部41の一部を後方に突出させて凸部を形成すると共にこの凸部の右側部分に開口穴を形成したものを係合部42とし、本体枠2の前面部の一部を前方に切り開いた状態で、左側に向けて突出させて形成したものを被係合部21とすることもできる。
また、図1、図3に示すごとく、本体枠2の前面側における右端部には、ガラス枠5を本体枠2に閉じた状態を維持すると共に、本体枠2を外枠11に閉じた状態を維持するための施錠装置14が設けてある。この施錠装置14は、抜差し可能なキーを回して施錠を行うキーシリンダーであり、キーを一方向へ回転させると本体枠2に対するガラス枠5の施錠を解除し、キーを他方向へ回転させると外枠11に対する本体枠2の施錠を解除するよう構成されている。
図5に示すごとく、本例の上皿3は、施錠装置14により本体枠2に対するガラス枠5の施錠を解除し、ガラス枠5を本体枠2に対して開けたときにのみ、本体枠2に対して開けることができるようになっている。上皿3の上端部には、ガラス枠5の下端部が前面側から重なって配置される重なり端部314が形成してある。そして、ガラス枠5を閉じたときには、重なり端部314の前面側にガラス枠5の下端部が重なることによって、上皿3を開けることができない一方、ガラス枠5を開けたときには、上皿3を開けることが可能になる。
図9に示すごとく、本例の上皿3は、ガラス枠5を本体枠2に対して開けた状態において、下皿4に対する固定状態を解除して、本体枠2に対して開けることができるようになっている。
具体的には、上皿パネル部31の上皿センター部311における右端部近傍の裏面側には、手動操作可能な金属製の閉保持用フック32が配設してある。また、下皿パネル部41の上方突出部412における左端部近傍の裏面側には、閉保持用フック32を係止させる金属製のフック係止部材44が配設してある。
具体的には、上皿パネル部31の上皿センター部311における右端部近傍の裏面側には、手動操作可能な金属製の閉保持用フック32が配設してある。また、下皿パネル部41の上方突出部412における左端部近傍の裏面側には、閉保持用フック32を係止させる金属製のフック係止部材44が配設してある。
同図に示すごとく、本例の閉保持用フック32は、フック係止部材44に係止されるフック係止部321と、フック係止部321から延長形成した操作部322とを有している。フック係止部材44には、フック係止部321を係止するための係止穴441が形成してある。閉保持用フック32及びフック係止部材44は、板金を加工して製作してある。
また、閉保持用フック32は、スプリング323によってフック係止部材44を係止する方向に付勢されている。
また、閉保持用フック32は、スプリング323によってフック係止部材44を係止する方向に付勢されている。
そして、フック係止部材44によって閉保持用フック32を係止することにより、上皿3を本体枠2に対して閉じた状態を維持することができる。このとき、フック係止部材44による閉保持用フック32の係止により、上皿3と下皿4との位置決めを直接行うことができる。
一方、ガラス枠5を本体枠2に対して開けたときには、遊技機の管理者は、閉保持用フック32の操作部322を操作して、フック係止部材44による閉保持用フック32の係止状態を解除し、上皿3を本体枠2に対して開けることができる。
なお、図9は、フック係止部材44に対する係止を解除した状態の閉保持用フック32を、上皿3及び下皿4の裏面側から見た状態で示す。
一方、ガラス枠5を本体枠2に対して開けたときには、遊技機の管理者は、閉保持用フック32の操作部322を操作して、フック係止部材44による閉保持用フック32の係止状態を解除し、上皿3を本体枠2に対して開けることができる。
なお、図9は、フック係止部材44に対する係止を解除した状態の閉保持用フック32を、上皿3及び下皿4の裏面側から見た状態で示す。
図2、図3に示すごとく、本体枠2の前面側には、下皿4の本体枠2への取付状態を固定するロック部材24が設けてある。このロック部材24は、本体枠2の前面側において、上皿3の裏面側に隠れる位置に設けてあり、本体枠2に対して上皿3を開放した(開けた)状態でのみ操作可能な位置に設けてある。本例のロック部材24は、下皿パネル部41の下皿センター部411の上端部に形成した段差部414に対応する位置に設けてある。
図2に示すごとく、本例のロック部材24は、本体枠2に対して回動可能に設けてあり、その回動中心部241から、その軸方向に直交する方向に突出カム部242を突出形成してなる。ロック部材24は、図2に示すごとく、下皿4のスライドを制限して下皿4の本体枠2への取付状態を固定するための固定位置Aと、図3に示すごとく、下皿4のスライドを可能にして上記取付状態を解除するための解除位置Bとに回動可能である。
図2に示すごとく、本例のロック部材24は、突出カム部242を右側に向けたときに固定位置Aになり、この突出カム部242の周面が上記段差部414と左右方向(下皿4のスライド方向)において対向する。これにより、ロック部材24が固定位置Aにあるときには、下皿4を左側へスライドさせることができず、本体枠2の被係合部21に対する下皿4の係合部42の係合状態を維持することができる。
一方、図3に示すごとく、本例のロック部材24は、突出カム部242を上側に向けたときに解除位置Bになり、回動中心部241と上記段差部414との間に空間が形成される。これにより、ロック部材24が解除位置Bにあるときには、下皿4を左側へスライドさせることができ、本体枠2の被係合部21に対する下皿4の係合部42の係合状態を解除することができる。そして、本体枠2に対する下皿4の取付け、取外しを行うことができる。なお、図3においては、本体枠2の前面側に配置し、右側へスライドさせる前の状態の下皿4を2点鎖線で示す。
また、図1、図2に示すごとく、本例のロック部材24は、上皿3を本体枠2に対して閉じたときには、本例の上皿パネル部31の上皿センター部311の下端部によって覆われる。また、図5に示すごとく、上皿3は、ロック部材24が固定位置Aにあるとき(ロック部材24の突出カム部242が右側を向いたとき)にのみ本体枠2に対して閉じることができる。
一方、図6に示すごとく、ロック部材24が解除位置Bにあるとき(ロック部材24の突出カム部242が上側を向いたとき)には、上皿センター部311の下端部に設けたリブ313が、ロック部材24の突出カム部242と干渉することによって、上皿3を本体枠2に対して閉じることができなくなる。
こうして、本例の上皿3は、ロック部材24が固定位置Aにあるときにのみ、本体枠2に対して閉じることができると共に、ロック部材24が解除位置Bにあるときには、本体枠2に対して閉じることができないようになっている。
こうして、本例の上皿3は、ロック部材24が固定位置Aにあるときにのみ、本体枠2に対して閉じることができると共に、ロック部材24が解除位置Bにあるときには、本体枠2に対して閉じることができないようになっている。
また、図2に示すごとく、球発射装置13における遊技球の発射強度を調整する操作ハンドル46は、下皿パネル部41の前面側において、下皿センター部411の右端部の近傍に配設してある。また、本体枠2の裏面側には、遊技機におけるパチンコ遊技等を制御する制御基板(図示略)が配設してある。図3に示すごとく、本体枠2の前面側には、操作ハンドル46のハーネス(電線)461の接続を行うための中継基板25が配設してある。そして、制御基板等に対する操作ハンドル46のハーネス461の配線は、中継基板25によって中継して行うことができる。
また、制御基板等から中継基板25までは、本体側のハーネスが配線してある。また、操作ハンドル46のハーネス461の先端部には、中継基板25に接続するためのコネクタが設けてある。本例の中継基板25は、ハーネス461の断線等の危険性を低下させるために、本体枠2の前面側において、下皿4によって覆われる位置に配設してある。そして、中継基板25に対して操作ハンドル46のハーネス461のコネクタを接続した後に、下皿4を本体枠2に取り付ける。
また、ハーネス461の長さは、下皿4を本体枠2に取り付けたときに、緩みがほとんどない長さにすることが好ましい。また、本体枠2に対する中継基板25の左右方向の配設位置は、操作ハンドル46に近くし過ぎると、本体枠2に対して下皿4を前面側に引き出す距離が短くなって、ハーネス461のコネクタを中継基板25に接続する作業が困難になる一方、操作ハンドル46から遠くし過ぎると、ハーネス461が必要以上に長くなってしまう。そのため、本体枠2に対する中継基板25の左右方向の配設位置は、上記接続作業が可能な適切な位置まで操作ハンドル46から離すとよい。
なお、中継基板25は、本体枠2の前面側において、上皿3によって覆われる位置に配設することもできる。この場合には、本体枠2に対する下皿4の取付けは、ハーネス461のコネクタを中継基板25に対して接続する前又は接続した後のいずれのタイミングで行うこともできる。
また、本例においては、中継基板25によってハーネスの中継を行う電装部品を操作ハンドル46としたが、この電装部品は、これ以外にも、電飾部品、CR操作部品等とすることができる。
また、本例においては、中継基板25によってハーネスの中継を行う電装部品を操作ハンドル46としたが、この電装部品は、これ以外にも、電飾部品、CR操作部品等とすることができる。
また、図10に示すごとく、本体枠2の前面側において、オーバーフロー通路12の出口の周囲には、下皿パネル部41と本体枠2との間の隙間から、遊技者等が不正操作することを防止するための本体側突起26が、本体枠2の前面側から前方へ向けて突出形成してある。
また、下皿パネル部41の裏面側において、下皿球貯留部45における球流入口48(オーバーフロー通路12の出口の対応部分)の周囲には、上記本体側突起26の内周側に対応する位置に、パネル側突起47が形成してある。このパネル側突起47は、下皿パネル部41の裏面側から後方に向けて突出形成してある。
そして、パネル側突起47の左辺部と、本体側突起26の左辺部との間には、下皿4を本体枠2に対して左右方向へスライド可能にするための空間260が形成されている。
また、下皿パネル部41の裏面側において、下皿球貯留部45における球流入口48(オーバーフロー通路12の出口の対応部分)の周囲には、上記本体側突起26の内周側に対応する位置に、パネル側突起47が形成してある。このパネル側突起47は、下皿パネル部41の裏面側から後方に向けて突出形成してある。
そして、パネル側突起47の左辺部と、本体側突起26の左辺部との間には、下皿4を本体枠2に対して左右方向へスライド可能にするための空間260が形成されている。
図11に示すごとく、上皿貯留部35(上皿パネル部31の前面側)には、その左側部分において、球払出装置から払い出された遊技球が放出される球払出口315が形成してある。また、上皿貯留部35には、遊技機の外部のCRユニットにおける球供給部から遊技球を受け取るための球受部36が設けてある。
本例の球受部36は、球払出口315の上方に、球供給部から流下する遊技球を受ける天板部361が形成してあり、天板部361の下面には、球払出口315から放出される遊技球を、上皿貯留部35における右方向へ流下させるための流下案内部362が形成してある。同図において、流下案内部362を流下する遊技球の流れを矢印Fによって示す。
本例の球受部36は、球払出口315の上方に、球供給部から流下する遊技球を受ける天板部361が形成してあり、天板部361の下面には、球払出口315から放出される遊技球を、上皿貯留部35における右方向へ流下させるための流下案内部362が形成してある。同図において、流下案内部362を流下する遊技球の流れを矢印Fによって示す。
また、球受部36は、透明性の高い樹脂により形成することができる。これにより、遊技者は、球受部36があっても、この球受部36を介して球払出口315を透視することができ、例えば、球払出口315付近で停留している遊技球を確認して除去することが可能になる。また、球払出口315の周辺に不正改造された場合に、その不正を見つけ易くすることができる。
また、球受部36は、遊技者の手動操作によって、上皿貯留部35内に配置した球受位置と、上皿貯留部35から遊技機の横方向に退避させた退避位置とに回動可能にすることができる。図11において、この場合の回動支点部を符号362によって示し、回動方向を矢印Gによって示す。これによっても、上記透明性の高い樹脂によって形成する場合と同様の効果を得ることができる。
また、球受部36は、遊技者の手動操作によって、上皿貯留部35内に配置した球受位置と、上皿貯留部35から遊技機の横方向に退避させた退避位置とに回動可能にすることができる。図11において、この場合の回動支点部を符号362によって示し、回動方向を矢印Gによって示す。これによっても、上記透明性の高い樹脂によって形成する場合と同様の効果を得ることができる。
本例の遊技機の球皿配設構造1においては、略垂直方向に遊技球を発射させる垂直発射方式の球発射装置13を用い、下皿4は、球発射装置13の前方を開放する形状に形成してある。そして、球発射装置13の前方は、本体枠2に対して開閉可能に配設した上皿3の一部によって覆うよう構成してある。
これにより、球発射装置13に球詰まり等が生じ、メンテナンスが必要になったときには、遊技機の管理者は、上皿3を開けることにより球発射装置13の前方を開放し、球発射装置13のメンテナンスを行うことができる。
これにより、球発射装置13に球詰まり等が生じ、メンテナンスが必要になったときには、遊技機の管理者は、上皿3を開けることにより球発射装置13の前方を開放し、球発射装置13のメンテナンスを行うことができる。
また、上皿3は、下皿パネル部41における上端部411B及び左端部411A、412Aの前面側に覆い被さった状態で、本体枠2に対して閉じられる。これにより、下皿4は、左右方向にスライド可能になっているものの、上皿3を本体枠2に対して開けない限りスライドさせて取り外すことができない。そのため、下皿4は、専用の施錠装置を設けることなく、上皿3によって閉じた状態を維持することができる。
また、本例においては、上皿3を本体枠2に対して取り付ける前に、下皿4を本体枠2に対して取り付ける。このとき、下皿4は、本体枠2の前面側に配置した後、右側へ若干スライドさせることによって、本体枠2の被係合部21に対して係合部42を係合させて、本体枠2に取り付けることができる。また、この取付け後には、ロック部材24を固定位置Aにして、下皿4が本体枠2から不意に外れないようにする。
また、下皿4を本体枠2から取り外すときには、上皿3を本体枠2に対して開ける。そして、ロック部材24を解除位置Bにした後、下皿4は、本体枠2に対して左側へ若干スライドさせることによって、本体枠2の被係合部21に対する係合部42の係合状態を解除して、本体枠2から取り外すことができる。
また、下皿4を本体枠2から取り外すときには、上皿3を本体枠2に対して開ける。そして、ロック部材24を解除位置Bにした後、下皿4は、本体枠2に対して左側へ若干スライドさせることによって、本体枠2の被係合部21に対する係合部42の係合状態を解除して、本体枠2から取り外すことができる。
これにより、本例の下皿4は、ビス等の固定具を用いることなく本体枠2に取り付けることができると共に、本体枠2に対して容易に取付け、取外しを行うことができる。また、本例の下皿4は、本体枠2に対して開閉可能にするための板金、ピン等の部材を用いることなく、本体枠2に対して容易に取り付けることができ、その構造を簡単にすることができる。
また、下皿4は、本体枠2の右端部からさらに右方向へ突出させることなく、本体枠2の前面側の空間(本体枠2における上皿3の配設領域)のみを利用して、本体枠2に取り付けることができる。これにより、遊技場に遊技機を設置した状態において、下皿4が遊技機の左右へ突出することがなく、下皿4が隣接する遊技機又はCRユニット等に干渉することを防止することができる。
それ故、本例の遊技機の球皿配設構造1によれば、球発射装置13の開放が容易であると共に、本体枠2への下皿4の取付け、取外しが容易であり、かつ専用の施錠装置14を設けることなく下皿4を閉じた状態を維持することができると共に、下皿4の構造を簡単にすることができる。
なお、下皿4は、本体枠2における上下方向にスライドさせる構造にすることもできる。この場合には、本体枠2における被係合部21と下皿4における係合部42とを上下方向に係合させ、ロック部材24の突出カム部242を下向きにしたときに、この突出カム部242を下皿センター部411の上端部に当接させて、下皿4を本体枠2に固定することができる。
1 遊技機の球皿配設構造
12 オーバーフロー通路
13 球発射装置
14 施錠装置
2 本体枠
21 被係合部
24 ロック部材
A 固定位置
B 解除位置
25 中継基板
3 上皿
31 上皿パネル部
32 閉保持用フック
35 上皿球貯留部
4 下皿
41 下皿パネル部
411A、412A 左端部
411B 上端部
42 係合部
44 フック係止部材
45 下皿球貯留部
46 操作ハンドル
461 ハーネス
12 オーバーフロー通路
13 球発射装置
14 施錠装置
2 本体枠
21 被係合部
24 ロック部材
A 固定位置
B 解除位置
25 中継基板
3 上皿
31 上皿パネル部
32 閉保持用フック
35 上皿球貯留部
4 下皿
41 下皿パネル部
411A、412A 左端部
411B 上端部
42 係合部
44 フック係止部材
45 下皿球貯留部
46 操作ハンドル
461 ハーネス
Claims (5)
- 球発射装置へ供給する遊技球を貯留する上皿と、該上皿の下方に配置し、該上皿からオーバーフロー通路を経由して溢れ出した遊技球を貯留する下皿とを、本体枠の前面側に配設してなる遊技機の球皿配設構造において、
上記球発射装置は、上記本体枠の左側下方に配設して、略垂直方向に遊技球を発射させるよう構成してあり、
上記下皿は、上記本体枠に形成した被係合部に係合する係合部を備えた下皿パネル部と、該下皿パネル部の前面側に突出して遊技球を貯留する下皿球貯留部とを有しており、かつ、上記球発射装置の前方を開放する形状に形成してあると共に、上記本体枠における左右方向又は上下方向にスライドさせ、該本体枠における上記被係合部に上記係合部を係合させることにより、上記本体枠の前面側に取り付けるよう構成してあり、
上記上皿は、上記本体枠に対して左端部を中心に開閉可能な状態で取り付けた上皿パネル部と、該上皿パネル部の前面側に突出して遊技球を貯留する上皿球貯留部とを有しており、かつ、上記球発射装置の前方を覆うと共に上記下皿パネル部における上端部及び左端部の前面側に覆い被さる形状に形成してあることを特徴とする遊技機の球皿配設構造。 - 請求項1において、上記本体枠の前面側には、上記下皿の上記本体枠への取付状態を固定するロック部材が設けてあり、該ロック部材は、上記本体枠に対して上記上皿を開放した状態でのみ操作可能であることを特徴とする遊技機の球皿配設構造。
- 請求項2において、上記ロック部材は、上記下皿の上記本体枠への取付状態を固定するための固定位置と、該取付状態を解除するための解除位置とに移動可能であり、
上記ロック部材が上記固定位置にあるときには、上記上皿を上記本体枠に対して閉じることができる一方、上記ロック部材が上記解除位置にあるときには、上記上皿を上記本体枠に対して閉じることができないよう構成してあることを特徴とする遊技機の球皿配設構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、上記下皿パネル部の前面側には、電装部品が配設してあり、
上記本体枠の前面側には、上記電装部品のハーネスの接続を行うための中継基板が配設してあることを特徴とする遊技機の球皿配設構造。 - 請求項1〜4のいずれか一項において、上記上皿パネル部における右端部の裏面側には、手動で操作可能な閉保持用フックが配設してあり、
上記下皿パネル部における右端部の裏面側には、上記閉保持用フックを係止させるフック係止部材が配設してあることを特徴とする遊技機の球皿配設構造。
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- 2007-02-02 JP JP2007023955A patent/JP2008188144A/ja active Pending
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