JP5148953B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機に関する。
近年のパチンコ機においては、特別図柄表示装置に液晶表示器(液晶ディスプレイ)を採用しているものが多く、大当たり抽選時の図柄(数字や絵柄等)の可変表示、リーチアクション、あるいは、デモンストレーション等をアニメーション(動画)で多彩に表現している。またスロットマシン機等でも、機器の前面に設けた液晶表示器でデモンストレーション等の動画を表示させているものがある。
ところで、この液晶表示器を複数種類のパチンコ機に搭載する場合、該パチンコ機から液晶表示器を取り外す必要が生じる。
例えば、特許文献1では、開口部が設けられた中枠の両側端側に、液晶表示装置をスライド可能に支持するレール部を設け、該レール部に沿って液晶表示装置をスライド可能としている。そして、中枠の上端側には、補給された複数の遊技球の中から所定数の遊技球を払い出すように構成された払出ユニットを回動可能に軸支させ、払出ユニットが閉状態とされた状態で、レール部によって支持された液晶表示装置の上方への移動を規制し、払出ユニットが開状態とされた状態で、液晶表示装置の上方への移動を可能としている。
しかしながら、遊技における演出向上のため液晶表示器は大型化され質量も増加し、該液晶表示器を上方へ持ち上げるのは、作業者にとってかなり負担となる。また、このパチンコ機がパチンコ店に配置された状態では、背の低い人による液晶表示器の交換は大変困難である。
特開2005−131328号公報
本発明は上記事実を考慮して、液晶表示器の交換が簡単にできる遊技機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、遊技機において、略矩形状の外枠と、前記外枠に回動可能に支持されると共に、前面側に透明部を有する遊技盤が設けられ裏面側に電子部品が配設された内枠と、前記遊技盤と前記電子部品の間に位置し、前記内枠の自由端部から支持端側へ向かって延設された一対のガイドレールと、前記透明部を通じて表示され、前記ガイドレールに沿ってスライド可能な画像表示器と、前記ガイドレールの一部に設けられ、前記画像表示器を保持する保持手段と、を有し、前記ガイドレールが前記外枠の裏面より後方に配置され、側面視にて前記画像表示器が露出していることを特徴とする。
本発明では、略矩形状の外枠に回動可能に支持された内枠の前面側には透明部を有する遊技盤が配設され、内枠の裏面側には電子部品が配設されている。この電子部品と遊技盤の間に、内枠の水平方向に沿って該内枠の自由端部から支持端側へ向かって一対のガイドレールを設けている。このガイドレールに、透明部を通じて表示される画像表示器をスライドさせるようにしている。また、ガイドレールの一部(例えば、内枠の支持端側終端部或いはその近傍等)には保持手段を設け、内枠内に配置された液晶表示器を保持するようにしている。
このように、画像表示器を内枠の自由端部から支持端側へ向かって水平方向に沿ってスライドさせるようにすることで、画像表示器を交換する際、画像表示器を完全に取り外すまでの間は、液晶表示器の質量はガイドレールを介して内枠で支持されるため、作業者の負担が少なく、液晶表示器の交換を簡単に行うことができる。
なお、この場合、例えば、画像表示器は、画像表示器と電子部品とを電気的に接続する配線ケーブルがコネクタを介して接続されている。
また、画像表示器は、電子部品が集約されてユニット化された制御基板等を搭載し、かつ遊技球の案内路が形成された構造体が被せられた位置関係となっている。
ところが、上記構造とすることで、構造体を取り外すことなく、前記コネクタを取り外すことで、画像表示器を着脱することが可能となる。
ガイドレールを外枠の裏面より後方に配置し、側面視にて画像表示器を露出させるようにすることで、内枠を外枠に取付けた状態でも、画像表示器の着脱が可能となる。遊技機が店内に配置された状態では、外枠に対して内枠を回動させ、外枠と干渉しない状態で、画像表示器をスライドさせる必要があるが、遊技機が店内に配置されていない状態では、必ずしも内枠を外枠に対して回動させる必要がないため、大変便利である。
本発明は、遊技機において、略矩形状の外枠と、前記外枠に回動可能に支持されると共に、前面側に透明部を有する遊技盤が設けられ裏面側に電子部品が配設された内枠と、前記遊技盤と前記電子部品の間に位置し、前記内枠の自由端部から支持端側へ向かって延設された一対のガイドレールと、前記透明部を通じて表示され、前記ガイドレールに沿ってスライド可能な画像表示器と、前記ガイドレールの一部に設けられ、前記液晶表示器を保持する保持手段と、を有し、前記画像表示器の表示面での画像表示を制御するドライブユニットが当該画像表示器の裏面に配設され、前記ドライブユニットが前記内枠の自由端側に位置するように配置されたことを特徴としている。
前記ドライブユニットが、前記画像表示器で表示される画像の階調を表現するため周波数を変更するインバータ機能を有することを特徴としている。
画像表示器と画像表示器用のドライブユニット(例えば、インバータ)と電子部品とは電気的に接続された状態であるが、該インバータを電気部品が配設されたスペースに配設する場合と比較して、インバータを画像表示器に配設した方が、画像表示器をスライドさせる際にコネクターを着脱させる箇所が少なくて済む。このため、請求項3に記載の発明では、インバータを画像表示器の裏面に配設している。
また、画像表示器の裏面にインバータを配設することで、該インバータ部分は画像表示器の裏面から大きく突出した状態となる。画像表示器をスライドさせると、このインバータが移動する領域はデッドスペースになってしまう。このため、インバータを内枠の自由端側に位置するようにして、デッドスペースが生じないようにしている。
本発明の遊技機によれば、画像表示器の交換が簡単にできる。
以下、本発明の実施形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
(パチンコ機の構成)
図1〜図3には、本発明の一実施形態に係るパチンコ機10が示されている。図1〜図3に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにパチンコホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には、合成樹脂で矩形額縁状に形成された内枠14が配置されており(図2参照)、内枠14の下側となる外枠12の前面下端部には、パチンコ機10の前面下端部を構成する合成樹脂製の下飾り16が取り付けられている。
内枠14は、外枠12の左上角部と下飾り16の左上角部とに設けられた一対のヒンジ部18、20に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。内枠14の前面上部には、パチンコ機10の前面上部を構成するガラス枠22が配置されており、ガラス枠22は、縦長略楕円形の窓部24にガラス板(ガラスユニット)26が装着されるとともに、左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている(図2参照)。
ガラス枠22の裏面側となる内枠14の前面上部には、矩形状の開口部15が形成されている。この内枠14の開口部15には、遊技盤Gが着脱(交換)可能にセットされており、遊技盤Gは、内枠14に対して閉塞されたガラス枠22によって覆われ、パチンコ機10の正面側から窓部24のガラス板26を通して視認可能とされている。
ここで、遊技盤Gは、基板として透明の平板状合成樹脂材が用いられている(以下、透明遊技盤Gという)。この透明遊技盤Gの表面には、円弧状の内レール90及び外レール92が取り付けられている。これらの内レール90及び外レール92によって囲まれた円形状の領域は、発射装置60から発射されて打ち込まれた遊技球が自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域PAとされる。透明遊技盤Gの裏面側には、少なくとも遊技領域PAのほぼ全域に亘って表示面が対向する画像表示器としての大型の液晶表示器94が配設されている(後述する)。すなわち、遊技領域PAが、液晶表示器94の表示領域となっている。なお、画像表示器は、液晶表示器94に限らず、プラズマディスプレイ、デジタルミラーデバイス等、他の表示器であってもよい。
また、ガラス枠22の前面には、左右の両側端部に、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出を行う複数の照明演出用のランプ28が配設されており、左上と右上の各角部近傍に、遊技の進行に応じて効果音をステレオ出力する中高音用のスピーカ30L、30Rが内蔵されている。
一方、内枠14の前面下部には、パチンコ機10の前面下部を構成する皿ユニット40が配置されている。皿ユニット40は、皿ユニット40の本体部を構成するベース41の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、ベース41の前面上部に、遊技球を遊技盤Gへ向けて発射するために貯留して発射装置60(図2及び図3参照)へ供給する上皿42が突設され、ベース41の前面下部における上皿42の左下に、上皿42に貯留しきれない遊技球を貯留するための下皿44が突設されている。
上皿42は、底面が正面視にて右側から左側へ向けて下り傾斜しており、傾斜方向下流側となる底面の左側に、上皿42内に貯留された遊技球を1列に整列して、ベース41の裏面に取り付けられた球送り装置45(図2参照)へ誘導する整列通路46が設けられている。ベース41によって構成された上皿42の奥壁面における右側端部には、内枠14の裏面に設けられた払出装置62(図3参照)から払い出された貸し球や賞球が排出される球排出口48が形成されており、下皿44の奥壁面における右側端部には、上皿42に貯留しきれない遊技球が排出される球排出口49が形成されている。
そして、皿ユニット40を構成するベース41の前面右下部には、発射装置60と電気的に接続されて打球の発射力(飛距離)を調整する発射ハンドル54が取り付けられており、ベース41の前面左下部には、下皿44に隣接して灰皿56が設けられている。また、ベース41の前面略中央は矩形箱状に膨出しており、内部には、遊技の進行に応じて効果音を出力する重低音用のスピーカ(サブウーハ)58が設けられている。
図2に示されるように、ベース41の裏面における略中央部には、上皿42に貯留しきれない遊技球を下皿44へ流下させる球通路70が設けられており、球通路70よりも回転支軸側には、球送り装置45が取り付けられている。球通路70は、上端部に通路入口72が形成され、下端部に形成された通路出口が球排出口49とされている(図1参照)。
一方、内枠14の前面下部における皿ユニット40の後側には、遊技盤Gの左下に発射装置60が配置され、遊技盤Gの略中央下方から右下に掛けては、貯球タンク74が内枠14に着脱可能に取り付けられている。
貯球タンク74は、上面が開口した箱型とされ、タンク底面が正面視にて左側から右側へ向けて下り傾斜している。タンク底面の傾斜方向上流側となる左端部には、詳細については後述する払出機構100の払出装置62から払い出された遊技球が流入するタンク入口(図示省略)が形成されており、傾斜方向下流側となる右側の前面には、上皿42の球排出口48に対応するタンク出口76が形成されている。また、貯球タンク74の前面左側端部には、タンク内の遊技球貯留量が満タンになった際に遊技球が溢れ出す、矩形状に切り欠かれたタンクオーバーフロー部78が形成されている。
ところで、内枠14の裏面における自由端側(裏面視左側)の側端部には、図2及び図3に示されるように、内枠14及びガラス枠22を施錠するための施錠装置64が取り付けられており、施錠装置64の下側には、皿ユニット40をロックするためのロック装置68が取り付けられている。
この施錠装置64によって、内枠14が外枠12に閉塞された状態で施錠されるとともに、ガラス枠22が内枠14に閉塞された状態で施錠され、ロック装置68によって、皿ユニット40が内枠14に閉塞された状態でロックされる。
また、施錠装置64の下部に設けられたシリンダー錠(錠前)66は、皿ユニット40の前面右上から露出しており、このシリンダー錠66の鍵孔に鍵(図示省略)を差し込んで開錠操作すると、外枠12に施錠された内枠14が開錠されて開放可能となり、内枠14に施錠されたガラス枠22が開錠されて開放可能となる。
ガラス枠22を開放すると露出されるロック装置68のロック解除レバー69を操作すると、内枠14にロックされていた皿ユニット40がロック解除されて開放可能となるが、皿ユニット40が内枠14に閉塞されてロック装置68によりロックされると、発射装置60の前側に球送り装置45が配置され、貯球タンク74のタンクオーバーフロー部78の前下側に球通路70の通路入口72が配置されて、タンク出口76及び球排出口48を介して貯球タンク74と上皿42とが連通する。
一方、図4に示されるように、内枠14の裏面には、払出機構100(後述する)等が配設されている。払出機構100は、基板となる矩形状のベース板102の裏面視右側(内枠14の支持端側)に設けられており、ベース板102の払出機構100以外の領域には、パチンコ機10の各機能の全般を制御するための主制御基板96、液晶表示器94に表示させる図柄を制御するための図柄制御基板98等が組み付けられた制御基板ボックス97が取付け可能となっている。また、制御基板ボックス97の表面は保護カバー99で被覆可能とされている。
そして、ベース板102に制御基板ボックス97及び保護カバー99を取付けた状態で(ユニット化)、該ベース板102を内枠14に対して着脱可能とされている。なお、ユニット化しない状態で、ベース板102を内枠14に取付けた後、制御基板ボックス97及び保護カバー99を順番に取付けても良いのは勿論のことである。
ここで、払出機構100について説明する。図3に示すように、内枠14裏面の支持端側(図中右側)の側端部には、上タンク80及び下タンク82に貯留された遊技球を貯球タンク74(図2参照)側へ流下させる上部球通路ユニット84及び下部球通路ユニット86が延設されており、上部球通路ユニット84と下部球通路ユニット86の間に払出装置62が取り付けられ、下部球通路ユニット86の下側に発射装置60が取り付けられている。また、発射装置60の左側には払出制御基板88が設けられている。
この払出制御基板88による払出停止制御では、払出装置62を駆動停止させて遊技球の払い出しを停止し、払出実行制御では、払出装置62を駆動させて、上タンク80及び下タンク82から上部球通路ユニット84を流下し払出装置62に誘導された遊技球を、貸し球又は賞球として下部球通路ユニット86へ払い出す。
そして、下部球通路ユニット86へ払い出された遊技球は、下部球通路ユニット86を通り貯球タンク74へ誘導され、貯球タンク74内を上流側(左側)から下流側(右側)へ転動して球排出口48から排出されて、上皿42に貯留される。
さらに、上皿42内を下流側(左側)へ流下しつつ整列通路46により1列に整列され、遊技者の発射ハンドル54の操作により、球送り装置45により1球ずつ発射装置60に送り込まれ、発射装置60によって遊技盤Gの遊技領域PAへ発射される(図2の矢印A方向)。この遊技球が遊技領域PAを自重落下する過程で入賞又は外れとなることにより、遊技盤Gにて遊技球を用いた遊技が行われる。
そして、遊技の進行に伴い、大量の遊技球が賞球として払い出されるなどし、上皿42が満タンになると、上皿42に貯留しきれない遊技球は貯球タンク74に貯留される。さらに貯球タンク74が満タンになると、貯球タンク74に貯留しきれない遊技球はタンクオーバーフロー部78から溢れ出す。この貯球タンク74から溢れ出した遊技球は、通路入口72に落下して球通路70を流下し、球排出口49から排出されて下皿44に貯留される。
また、遊技の終了時などに、上皿42の前面左側に設けられた上皿用球抜きレバー50を操作すると、整列通路46の最下流部が開放して、上皿42に貯留された遊技球が球通路70へ排出され下皿44へ流下する。さらに、下皿44が遊技球で満タンになったときや遊技の終了時などに、下皿44の前面下側に設けられた下皿用球抜きレバー52を操作すると、下皿底面の一部が開放して、下皿44に貯留された遊技球が下皿44の下方に配置された球箱(図示省略)へ排出される。
次に、本発明の実施の形態に係る遊技機の要旨について説明する。
図4に示すように、ベース板102の上端部には、ベース板102の表面から一部張り出した状態で上タンク80が設けられており、内枠14の裏面上部(遊技盤Gの裏面上部)に形成された収容部104内に収容可能となっている。また、上タンク80の下部には、ベース板102の裏面側に下タンク82が設けられており、上タンク80と下タンク82とで互いに連通し、島設備から供給された遊技球が貯留されるようになっている。
上タンク80と下タンク82の間に位置するベース板102の上端面102Aは、水平方向に沿って形成されており、該上端面102Aからは、外形が矩形状の取付部106が複数凸設されている。この取付部106は、中央部に取付孔(図示省略)が形成されており、内枠14に設けられた収容部104の周縁部104Aに形成されたボス108と係合可能としている。
そして、ボス108に取付孔を係合させた状態で、図示しない固定ネジをボス108にねじ込むことで、該固定ネジを介してベース板102が内枠14に固定される。また、図示はしないが、ベース板102の下方にも、取付孔が形成されており、内枠14の下方に設けられたボスに取付孔を係合させた状態で、固定ネジを介してベース板102を内枠14に固定する。
ところで、内枠14の裏面側の開口部110は、遊技盤Gよりも大きい矩形状としており、図5に示すように、開口部110の上縁部(収容部104の周縁部104A)及び下縁部には、断面が略L字状のステンレス製の上レール112及び下レール114が内枠14の自由端側から支持端側へ向かってそれぞれ水平に配設され、図6に示すように(液晶表示器94はハッチングで示している)、上レール112及び下レール114を構成する一方の面112A、114Aが互いに対面するように配置されている。そして、この上レール112と下レール114の間に液晶表示器94が配置可能となっている。
一方、図5に示すように(ここでは、説明の便宜上、ベース板102を内枠14に固定させていない)、液晶表示器94の上端面と下端面からは、上ガイド板116と下ガイド板118がそれぞれ張り出しており、上レール112及び下レール114と払出機構100に備えられたベース板102との間に生じる隙間を通過可能としている。
つまり、下レール114に液晶表示器94を載置させ、上レール112とベース板102との隙間内に上ガイド板116を配置し、下レール114とベース板102との隙間内に下ガイド板118を配置した状態で、上レール112、下レール114に沿って液晶表示器94をスライドさせることができる。
また、図6に示すように、側面視にて、上レール112、下レール114の位置は、外枠12の後方となるように位置しており、内枠14を外枠12に取付けた状態で、液晶表示器94は露出させ、液晶表示器94のスライド移動を可能としている。
ここで、下レール114の終端部(内枠14の支持端側)には、図7(A)、(B)に示すように、ステンレス製の鈎状のクランプ部材120が設けられている。このクランプ部材120は、下レール114の他方の面114Bに固定された固定片122と、ク字状に折れ曲がり該固定片122と対向する屈曲片124と、該屈曲片124と固定片122とを繋ぐ連結片126とを備えている。
屈曲片124の略中央部が屈曲部124Aとされ、固定片122側へ向かって屈曲している。この屈曲部124Aと固定片122の隙間は、液晶表示器94の下ガイド板118の肉厚よりも狭くなっている。
このため、液晶表示器94を上レール112、下レール114に沿ってスライドさせ、下ガイド板118の側端面がクランプ部材120の屈曲片124に当接すると、該屈曲片124が固定片122から離間する方向へ付勢され、屈曲片124には弾性力が蓄積された状態となる。これにより、下ガイド板118が固定片122と屈曲片124との間で挟持され液晶表示器94が移動規制される(いわゆる仮止めの状態)。
また、下レール114の奥部には、衝撃吸収部材128が設けられており、下ガイド板118が当接した状態で、液晶表示器94に当接し移動規制され、液晶表示器94が当接したときの衝撃を吸収するようになっている。
そして、液晶表示器94が仮止めされた状態では、上ガイド板116、下ガイド板118(なお、下ガイド板118の場合、内枠14の自由端側に対応する箇所)に形成された取付孔130と上レール112、下レール114に形成された固定孔132の孔位置がそれぞれ一致し、固定ネジをねじ込むことで、液晶表示器94が内枠14に固定されることとなる。
なお、ここでは固定ネジにより液晶表示器94を内枠14に固定するようにしたが、液晶表示器94を内枠14で保持することができれば良いため、これに限るものではない。例えば、クランプ部材を複数設け、液晶表示器94を内枠14で保持できるようにしても良いし、施錠装置などを取付けて液晶表示器94を内枠14で保持できるようにしても良い。
また、液晶表示器94の裏面における内枠14の自由端側(裏面視左側;図5参照)には、液晶表示器94で表示される画像の階調を表現するため周波数を変更するインバータ134を配設している。このため、ベース板102には、該インバータ134との干渉を回避するため、インバータ134を保護するカバー部136をベース板102の裏面から凸設させている。
次に、本発明の実施の形態に係る遊技機の作用について説明する。
図5に示すように、本形態では、内枠14の裏面側の開口部110の上縁部(収容部104の周縁部104A)及び下縁部に、内枠14の自由端側から支持端側へ向かって上レール112又は下レール114をそれぞれ水平に配設し、該上レール112及び下レール114に沿って液晶表示器94をスライド可能としている。
このため、液晶表示器94を交換する際、液晶表示器94を完全に取り外すまでの間は、液晶表示器94の質量は下レール114を介して内枠14で支持されるため、作業者の負担が少なく、液晶表示器94の交換を簡単に行うことができる。
ここで、この上レール112及び下レール114の位置を、図6に示すように、側面視にて、外枠12の後方となるようにしている。これにより、内枠14を外枠12に取付けた状態で、液晶表示器94は露出し、液晶表示器94のスライド移動が可能となるようにしている。
パチンコ機10が店内に配置された状態では、外枠12に対して内枠14を回動させ、外枠12と干渉しない状態で、液晶表示器94をスライドさせる必要があるが、パチンコ機10が店内に配置されていない状態では、必ずしも内枠14を外枠12に対して回動させる必要がないため、内枠14が外枠12に対して閉止された状態であっても液晶表示器94を交換することができ、大変便利である。
また、下レール114の終端部(内枠14の支持端側)に、図7(A)、(B)に示すクランプ部材120を設け、液晶表示器94の下ガイド板118を固定片122と屈曲片124との間で挟持して該液晶表示器94を仮止めするため、液晶表示器94を内枠14に固定させるまでの間に液晶表示器94が勝手に動くことがないので、作業上便利である。
さらに、本形態では、液晶表示器94の裏面における内枠14の自由端側に、インバータ134を配設している。このインバータ134は、ベース板102に取付けられた図柄制御基板98(図4参照)と電気的に接続されており、液晶表示器94で表示される画像の階調を表現するため周波数を変更している。
このように、インバータ134を液晶表示器94側に配設することで、インバータ134をベース板102側に配設した場合と比較して、液晶表示器94をスライドさせる際にコネクター(図示省略)の着脱箇所が少なくて済む。
また、液晶表示器94の裏面にインバータ134を配設することで、該インバータ134部分は液晶表示器94の裏面から大きく突出した状態となる。液晶表示器94をスライドさせると、このインバータ134が移動する領域はデッドスペースになってしまうが、インバータ134を内枠14の自由端側に位置することで、デッドスペースが生じないようにすることができる。
さらに、本実施の形態では、クランプ部材120を下レール114の終端部(内枠14の支持端側)に設け、固定片122と一体構造としたが、クランプ部120自体は、終端部である必要はない。すなわち、図8(A)、(B)に示される如く、クランプ部122と固定片122とを別体とし、クランプ部122を自由端寄りに設けるようにしてもよい。
なお、本形態はあくまでも一実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るパチンコ機を示す正面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るパチンコ機のガラス枠及び皿ユニットが開放された状態を示す正面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るパチンコ機を示す背面図から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るパチンコ機の裏面に設けられた払出機構等を示す背面側から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るパチンコ機の裏面に設けられた液晶表示器をスライドさせた状態を示す背面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るパチンコ機の側面図である。 本発明の実施形態に係るパチンコ機の液晶表示器を保持する構成を示す説明図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 本発明の変形例に係るパチンコ機の液晶表示器を保持する構成を示す説明図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図である。
符号の説明
10 パチンコ機
12 外枠
14 内枠
94 液晶表示器
112 上レール(ガイドレール)
114 下レール(ガイドレール)
120 クランプ部材(保持手段)
134 インバータ

Claims (3)

  1. 略矩形状の外枠と、
    前記外枠に回動可能に支持されると共に、前面側に透明部を有する遊技盤が設けられ裏面側に電子部品が配設された内枠と、
    前記遊技盤と前記電子部品の間に位置し、前記内枠の自由端部から支持端側へ向かって延設された一対のガイドレールと、
    前記透明部を通じて表示され、前記ガイドレールに沿ってスライド可能な画像表示器と、
    前記ガイドレールの一部に設けられ、前記画像表示器を保持する保持手段と、を有し、
    前記ガイドレールが前記外枠の裏面より後方に配置され、側面視にて前記画像表示器が露出していることを特徴とする遊技機。
  2. 略矩形状の外枠と、
    前記外枠に回動可能に支持されると共に、前面側に透明部を有する遊技盤が設けられ裏面側に電子部品が配設された内枠と、
    前記遊技盤と前記電子部品の間に位置し、前記内枠の自由端部から支持端側へ向かって延設された一対のガイドレールと、
    前記透明部を通じて表示され、前記ガイドレールに沿ってスライド可能な画像表示器と、
    前記ガイドレールの一部に設けられ、前記液晶表示器を保持する保持手段と、を有し、
    前記画像表示器の表示面での画像表示を制御するドライブユニットが当該画像表示器の裏面に配設され、前記ドライブユニットが前記内枠の自由端側に位置するように配置されたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記ドライブユニットが、前記画像表示器で表示される画像の階調を表現するため周波数を変更するインバータ機能を有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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