JP2004033518A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004033518A
JP2004033518A JP2002195658A JP2002195658A JP2004033518A JP 2004033518 A JP2004033518 A JP 2004033518A JP 2002195658 A JP2002195658 A JP 2002195658A JP 2002195658 A JP2002195658 A JP 2002195658A JP 2004033518 A JP2004033518 A JP 2004033518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing member
temporary fixing
board
connector
electric wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002195658A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4399146B2 (ja
Inventor
Kenkichi Yoshida
吉田 賢吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2002195658A priority Critical patent/JP4399146B2/ja
Publication of JP2004033518A publication Critical patent/JP2004033518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4399146B2 publication Critical patent/JP4399146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技盤の着脱の際に電気配線を枠部材や裏セット盤に挟むことがなく、容易に遊技盤の着脱を行うことができる遊技機を提供する。
【解決手段】本発明に係る遊技機は、枠部材と、枠部材に着脱可能に取り付けられた遊技盤と、枠部材の裏面側に開閉自在に取り付けられた裏セット盤とを備え、遊技盤に配設された遊技盤側電気部品と、枠部材または裏セット盤に配設された枠側電気部品とを電気配線により電気的に接続して遊技に供される遊技機であって、電気配線の一端側にはコネクタ部が設けられており、遊技盤の裏面側には、枠側電気部品のコネクタ端子から取り外された状態のコネクタ部を仮止めするための仮止め部材150,155,160,165が設けられている。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に代表される遊技機に関し、さらに詳しくは、遊技機の電気配線に設けられたコネクタ部を仮止めするための仮止め部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機に代表される遊技機は、多数本の遊技釘や風車、種々の入賞装置等が所定のゲージ設定で配設された遊技盤と、遊技盤を着脱自在に装着する枠部材と、枠部材の裏面側に開閉自在に取り付けられるとともに常には遊技盤の裏面側を覆う閉止位置に保持されて用いられる裏セット盤とを備えて構成される。
【0003】
このようなパチンコ機において、遊技盤には、例えば、画像表示装置やこの画像表示装置の制御を行う画像処理基板等の電力により作動する電気部品(以下、遊技盤側電気部品という)が配設されるとともに、枠部材や裏セット盤には、例えば、パチンコ機の作動を統括的に制御するメイン基板等の電気部品(以下、枠側電気部品という)が配設されており、遊技盤側電気部品と枠側電気部品とを電気配線により電気的に接続して遊技に供される。電気配線の両端にはコネクタ部がそれぞれ設けられており、このコネクタ部を枠側電気部品(および遊技盤側電気部品)に設けられたコネクタ端子に着脱自在に取り付けることで、電気配線と枠側電気部品(および遊技盤側電気部品)とが電気的に接続されるようになっている。
【0004】
ところで、遊技盤の交換の際には、電気配線のコネクタ部を遊技盤側電気部品もしくは枠側電気部品のいずれか一方のコネクタ端子から取り外し、続いて裏セット盤を遊技盤の裏面側を開放する開放位置に位置させる。そして、この状態で遊技盤の着脱を行って遊技盤を交換するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電気配線は遊技盤側電気部品と枠側電気部品との距離に対応した長さを有しているため、例えば、電気配線を遊技盤側電気部品に接続したまま遊技盤の着脱を行うと、電気配線が長く垂れ下がった状態となって、電気配線を枠部材や裏セット盤に挟んでしまうことがあり、遊技盤の着脱が煩雑なものとなっていた。
【0006】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、遊技盤の着脱の際に電気配線を枠部材や裏セット盤に挟むことがなく、容易に遊技盤の着脱を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明に係る遊技機は、枠部材と、枠部材に着脱可能に取り付けられた遊技盤と、枠部材の裏面側に開閉自在に取り付けられるとともに遊技盤の裏面側を覆う閉止位置に保持されて用いられる裏セット盤とを備え、遊技盤に配設された遊技盤側電気部品と、枠部材または裏セット盤に配設された枠側電気部品とを電気配線により電気的に接続して遊技に供される遊技機であって、電気配線の一端側には、枠側電気部品に設けられたコネクタ端子に着脱自在に取り付けることで電気配線と枠側電気部品とを電気的に接続することができるコネクタ部が設けられており、遊技盤の裏面側には、枠側電気部品のコネクタ端子から取り外された状態のコネクタ部を仮止めするための仮止め部材が設けられている。
【0008】
このような構成の遊技機によれば、遊技盤の裏面側にコネクタ部の仮止め部材が設けられているため、枠側電気部品のコネクタ端子からコネクタ部を取り外して仮止め部材に仮止めしておけば、遊技盤の着脱の際に電気配線を枠部材や裏セット盤に挟むことがなく、容易に遊技盤の着脱を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係る遊技機の代表例としてパチンコ機PMを図1〜図3に示しており、まず、これらの図面を参照しながらパチンコ機PMの全体構成について要約説明する。ここで、図1はパチンコ機PMを正面側から見た正面図、図2はパチンコ機PMを裏面側から見た背面図、図3は裏セット盤を取り外した状態の前枠の背面図である。
【0010】
パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠をなす前枠2が互いの左側縁に配設された上下のヒンジ機構3a,3bにより横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、常には右側縁に設けられた施錠装置4を利用して外枠1に閉鎖施錠された状態で保持される。
【0011】
前枠2の正面側には、前枠2の前面域に合わせた方形状をなし中央部に取り付けられたポリカーボネート板やガラス板等の透明板を通して遊技盤20を透視可能なガラス扉5、および球皿に貯留された遊技球を整列させて1個ずつ打球発射装置9に導く上球皿6が、ともに左側縁に内蔵されたヒンジ機構により横開き開閉および着脱が可能に組付けられ、常には施錠装置4および図示省略するロック機構を利用して前枠2の前面を覆う閉止状態で保持される。前枠2の下部には遊技球を貯留する下球皿7設けられ、この下球皿7と並んで遊技球の発射操作を行う操作ハンドル8が取り付けられている。
【0012】
ガラス扉5の背後に位置する前枠2の裏面上部には、方形枠状の収容枠11が前枠2と一体に成形されており、この収容枠11に所定のゲージ設定で構成された遊技盤20が複数の係合レバー14,14…(図3では不図示)により着脱交換可能にセット保持される。収容枠11は、遊技盤20をセット保持したときに遊技盤20の前面が閉鎖状態にあるガラス扉5の透明板と所定間隔をおいて対向するように構成されており、遊技盤面と透明板との間に遊技球が落下移動する遊技領域空間が形成される。収容枠11の後縁部には、裏セット盤30をそれぞれ横開き開閉並びに着脱可能に支持する固定ヒンジ部材12,13が上下に所定間隔をおいてねじ固定されている。
【0013】
遊技盤20は板厚19mm程度の積層合板を図示する所定形状に切断およびルーター加工して、その表面に所定意匠のセルを貼り付けた化粧板(ベニヤとも称される)21を基板として構成される。化粧板21の前面側には、帯状の外レール24aおよび内レール24bが円弧状に固設され、これらの案内レール24a,24bで囲まれた内側に遊技領域PAが区画される。
【0014】
遊技領域PAには、多数本の遊技釘とともにランプ風車25aや一般風車25b等の風車25、一般入賞具26aや始動具26b並びに大入賞口を備えたアタッカー26c等の入賞具26、および遊技の進行状況に応じて所定の画像を表示させる画像表示装置28などが取り付けられ、遊技領域PAの下端には入賞具26に入賞せずに落下した遊技球(「アウト球」という)を遊技盤20の裏面側に排出させるアウト口27が設けられている。各入賞具(一般入賞具26aおよびアタッカー26c等)や始動具26bに落入した遊技球(「セーフ球」という)は、各入賞具および始動具26bに設けられた各入賞口スイッチおよび始動口スイッチにより検出され、化粧板21を貫通するセーフ球通路孔を通って遊技盤20の裏面側に排出される。また、アウト口27に集められたアウト球は化粧板21を貫通するアウト球通路孔を通って遊技盤20の裏面側に排出される。
【0015】
遊技盤20の裏面側には、遊技盤20の裏面側に排出されたセーフ球を下方へ流下させるための球寄せカバー50が取り付けられている。球寄せカバー50は、遊技盤20の裏面側中央部に位置する上部球寄せカバー52と上部球寄せカバー52の下方に隣接する下部球寄せカバー51とから構成され、上部球寄せカバー52および下部球寄せカバー51の内部には、セーフ球を下部球寄せカバー51の下方へ排出させるためのセーフ球流下経路が形成される。
【0016】
上部球寄せカバー52には、画像表示装置28の画像表示制御を行う画像処理基板71や、遊技盤20に取り付けられた各種遊技盤ランプへの点灯信号の中継を行うランプ中継基板72、遊技機の作動状態を遊技施設側に出力するための外部出力端子基板74などの回路基板が着脱交換可能に取り付けられる。下部球寄せカバー51には、各入賞口スイッチからの検出信号や遊技盤20に取り付けられた各種ソレノイドへの駆動信号の中継を行うスイッチ・ソレノイド中継基板73が着脱交換可能に取り付けられる。なお画像処理基板71は、図3および図6に示すように、収容ケース60に納められた状態で上部球寄せカバー52に取り付けられており、偽造ROMへの差し替え等の不正改造を受け難いようになっている。
【0017】
前枠2の裏面下部には、遊技球を外レール24aに向けて発射する打球発射装置9、および操作ハンドル8の回動操作を受けて打球発射装置9の作動を制御する発射制御基板82が取り付けられる。前枠2におけるこれらの装置9および発射制御基板82と収容枠11との間の上下中間領域には、遊技補助盤15と称される補助機構部が形成され、その前面側に打球発射装置9によって打ち出された遊技球を外レール24aに向けて案内する発射レールや、遊技領域PAに到達できずに打球発射装置9側に戻ってきたファール球を下球皿7に排出させるファール球回収経路部材、遊技の展開状況に応じた効果音を発生させるスピーカなどが取り付けられている。遊技補助盤15は上球皿6の背後に位置しており、常には閉鎖保持される上球皿6によりその前面側が覆われている。
【0018】
前枠2の背後に位置して、裏セット盤(裏機構盤とも称される)30が取り付けられる。裏セット盤30は、外枠1の内寸サイズよりも幾分小さめの方形状をなし、中央に遊技盤20から突出する画像処理基板71を受容する窓口31wを有して一体成形された基枠体31をベースとして構成される。基枠体31の側縁部には上下に所定間隔をおいて裏セット盤揺動ヒンジ部材32,33が固定されており、この上下の裏セット盤揺動ヒンジ部材32,33を収容枠11側の上下の固定ヒンジ部材12,13に係合させて揺動させあるいは係脱させることで、裏セット盤30が前枠2の背後に横開き開閉および着脱可能に装備され、常には3カ所の閉鎖レバー34を利用して前枠2の背面を覆うように閉鎖保持される。
【0019】
裏セット盤30には、窓口31wを取り囲むようにして賞球を払い出すための賞球装置や遊技球の処理経路が設けられる。すなわち、基枠体31の裏面側には、遊技球の貯留・供給を行うタンク部材41、タンク部材41から供給される遊技球を整列させて流下させる整列樋部材42、整列樋部材から供給される遊技球を受けて所定数量の遊技球を待機保持させる賞球待機通路43、賞球待機通路43に待機された遊技球を所定の入賞条件等に基づいて払い出す賞球払出装置45、賞球払出装置45から払い出された遊技球を上下の球皿6,7に導く賞球払出経路47などの賞球装置よび賞球経路が設けられている。また、基枠体31の前面側には、窓口31wの下方に位置して遊技盤20の裏面側に排出されたアウト球およびセーフ球、球抜き機構によって賞球経路から排出された抜き球等を集合させる集合経路が形成され、基枠体31の裏面側には集合経路と繋がって集合された遊技球を遊技施設側の回収バケットに排出させる球排出経路が形成されている。
【0020】
また、裏セット盤30の裏面各部には、パチンコ機PMの作動を統括的に制御するメイン基板81や、メイン基板81からの指令信号に基づいて賞球払出装置の作動制御を行う賞球制御基板83、効果照明および効果音の作動制御を行うランプ制御基板84および音声制御基板85、これらの制御基板や各種電子機器等に電力を供給する電源基板86、電源基板86から供給される電力の中継を行う電源中継基板87などの回路基板が着脱交換可能に取り付けられ、各回路基板や電子機器が図示しないワイヤーハーネス(電気配線)で接続されてパチンコ機PMが構成される。
【0021】
パチンコ機PMは、ガラス扉5、上球皿6、裏セット盤30等がそれぞれ閉鎖され、前枠2が外枠1に閉鎖施錠された状態で遊技に供される。遊技は上球皿6に遊技球を貯留させて操作ハンドル8を回動操作することにより開始され、上球皿6に貯留された遊技球が1球ずつ打球発射装置9に送られ操作ハンドル8の回動操作角度に応じた強度で遊技領域PAに打ち出されてパチンコゲームが展開される。
【0022】
ここで、パチンコ機PMに構成される各回路基板や電子機器といった電気部品の電気的な接続について図4を参照して説明する。図4は、パチンコ機PMに構成される電気部品の電気的な接続を示す回路ブロック図である。パチンコ機PMに構成される電気部品は、遊技盤20に配設された遊技盤側電気部品70と、外枠1や前枠2といった枠部材または裏セット盤30に配設された枠側電気部品80とから構成される。
【0023】
遊技盤側電気部品70は、例えば、画像表示装置28の画像処理基板71、ランプ中継基板72、スイッチ・ソレノイド中継基板73、外部出力端子基板74、そして始動口スイッチ75などの電気部品により図4に示すように構成される。また、枠側電気部品80は、例えば、メイン基板81、ランプ制御基板84、そして電源中継基板87などの電気部品により図4に示すように構成される。
【0024】
メイン基板81は、賞球制御基板83と、ランプ制御基板84と、音声制御基板85と、電源中継基板87と、画像処理基板71と、スイッチ・ソレノイド中継基板73と、外部出力端子基板74と、始動口スイッチ75とに各電気配線により電気的に接続される。そして、メイン基板81には電源中継基板87と電気的に接続される電源基板86から供給される電力および各検出スイッチからの検出信号が入力され、各検出信号に基づいてメイン基板81は各回路基板へ制御信号を出力する。
【0025】
なお、賞球制御基板83は発射制御基板82と電気的に接続されており、発射制御基板82にはメイン基板81からの球発射制御信号が賞球制御基板83を介して入力される。また、音声制御基板85はスピーカと電気的に接続されており、メイン基板81からの音声制御信号を受けて、スピーカへ音声信号を出力する。
【0026】
画像処理基板71は、メイン基板81と第1電気配線101により電気的に接続されており、メイン基板81からの画像表示制御信号が入力される。第1電気配線101の両端には第1コネクタ部が設けられており、メイン基板81および画像処理基板71に設けられた第1コネクタ端子にこの第1コネクタ部を取り付けることにより、メイン基板81と画像処理基板71とが電気的に接続される。なお、画像処理基板71は液晶パネルと電気的に接続されており、液晶パネルへ画像表示信号を出力する。
【0027】
また、画像処理基板71は、電源中継基板87と第6電気配線106により電気的に接続されており、電力が電源基板86から電源中継基板87を介して画像処理基板71に供給される。第6電気配線106の両端には第6コネクタ部が設けられており、画像処理基板71および電源中継基板87に設けられた第6コネクタ端子にこの第6コネクタ部を取り付けることにより、画像処理基板71と電源中継基板87とが電気的に接続される。
【0028】
スイッチ・ソレノイド中継基板73は、メイン基板81と第2電気配線102により電気的に接続される。さらにスイッチ・ソレノイド中継基板73は、各入賞口スイッチおよび各種ソレノイドと電気的に接続されており、各入賞口スイッチからの検出信号がスイッチ・ソレノイド中継基板73を介してメイン基板81に入力され、メイン基板81からのソレノイド駆動信号がスイッチ・ソレノイド中継基板73を介して各種ソレノイドへ出力される。
【0029】
第2電気配線102の両端には第2コネクタ部が設けられており、メイン基板81およびスイッチ・ソレノイド中継基板73に設けられた第2コネクタ端子にこの第2コネクタ部を取り付けることにより、メイン基板81とスイッチ・ソレノイド中継基板73とが電気的に接続される。
【0030】
外部出力端子基板74は、メイン基板81と第3電気配線103により電気的に接続されており、メイン基板81からの外部出力信号が入力される。第3電気配線103の両端には第3コネクタ部が設けられており、メイン基板81および外部出力端子基板74に設けられた第3コネクタ端子にこの第3コネクタ部を取り付けることにより、メイン基板81と外部出力端子基板74とが電気的に接続される。
【0031】
始動口スイッチ75は、メイン基板81と第4電気配線104により電気的に接続されており、始動口スイッチ75からの検出信号がメイン基板81に入力される。第4電気配線104は始動口スイッチ75に配設されており、第4電気配線104の端部に設けられた第4コネクタ部をメイン基板81に設けられた第4コネクタ端子に取り付けることにより、メイン基板81と始動口スイッチ75とが電気的に接続される。
【0032】
ランプ中継基板72は、ランプ制御基板84と第5電気配線105により電気的に接続されており、ランプ制御基板84からのランプ点灯信号が入力される。さらにランプ中継基板72は、各種遊技盤ランプと電気的に接続されており、前述のランプ点灯信号を各種遊技盤ランプへ出力する。第5電気配線105の両端には第5コネクタ部が設けられており、ランプ制御基板84およびランプ中継基板72に設けられた第5コネクタ端子にこの第5コネクタ部を取り付けることにより、ランプ制御基板84とランプ中継基板72とが電気的に接続される。
【0033】
このように概要構成されるパチンコ機PMにあって、遊技盤20裏面側に位置する上部球寄せカバー52および収容ケース60には、遊技盤側電気部品70と枠側電気部品80とを電気的に接続する電気配線のコネクタ部を仮止めするための種々の仮止め部材が設けられている。まず、図5〜図10を参照しながら、収容ケース60に設けられた仮止め部材について説明する。なお、以降では前枠2を背面側から見た構成を主として説明するため、説明の便宜上、図3における左右方向を左方または右方と称し、紙面直交方向の向こう側(パチンコ機PMの前面側)を前方、手前側(同裏面側)を後方と称して説明する。
【0034】
ここで、図5は収容ケース60に構成される蓋部65の斜視図、図6は収容ケース60の背面図、図7は収容ケース60の左平面拡大図、図8は収容ケース60の右平面拡大図(部分断面図)、図9は収容ケース60の右側面拡大図、そして図10は収容ケース60の左側面拡大図である。
【0035】
収容ケース60は、図6〜図10に示すように、開口を有するケース部61と、この開口を覆ってケース部61に取り付けられる蓋部65とからなり、その内部に画像処理基板71が収容されるように構成される。画像処理基板71は、基板71aと、基板71a上の所定位置に配設されたCPU71baやROM71bb等の各電子部品71b(図6の破線矩形で略式表示)とを有して構成され、画像表示装置28の画像表示制御を行うようになっている。
【0036】
画像処理基板71の左端部には、第1電気配線101の第1コネクタ部101aが取り付けられる第1コネクタ端子71cが設けられており、第1コネクタ部101aを第1コネクタ端子71cに取り付けることにより、画像処理基板71と第1電気配線101とが電気的に接続するようになっている。画像処理基板71の下端部には、第6電気配線106の第6コネクタ部106aが取り付けられる第6コネクタ端子71dが設けられており、第6コネクタ部106aを第6コネクタ端子71dに取り付けることにより、画像処理基板71と第6電気配線106とが電気的に接続するようになっている。
【0037】
ケース部61は、一端に開口を有する方形箱状の形態をなし、ポリカーボネートやメタクリル樹脂等の透明な樹脂材料を用いて一体的に形成されている。ケース部61の外周部四箇所には、収容ケース60を上部球寄せカバー52に取り付けるための収容ケース取付部62,62,…がケース取付穴62aを有して形成されており、ケース部61の内部には、画像処理基板71を収容ケース60内で支持固定するための台座部63が形成されている。
【0038】
蓋部65は、図6に示すように、ケース部61の開口を覆う方形箱状の形態をなし、ポリカーボネートやメタクリル樹脂等の透明な樹脂材料を用いて一体的に形成される。蓋部65の底部四隅には、蓋部65をケース部61に取り付けるための蓋取付部66,66,…が形成されている。蓋取付部66は、図8に示すように、蓋部65の底部から内方に延びるボス状に形成され、各蓋取付部66,66,…を所定取付位置に位置合わせした状態で、ケース部61の台座部63にスペーサ64を介して支持された画像処理基板71の四隅に当接し、蓋取付部66とスペーサ64とにより画像処理基板71の四隅が挟持されるように構成される。
【0039】
そして、蓋部取付ネジ69を、蓋取付部66に形成された蓋部取付穴(図示せず)、画像処理基板71の四隅に形成された基板取付穴(図示せず)、そしてスペーサ64に形成された貫通穴(図示せず)の順で通過させ、台座部63に形成された台座部ネジ穴(図示せず)にネジ止め固定することにより、蓋部65がケース部61に取り付けられるとともに、画像処理基板71が台座部63およびスペーサ64と蓋取付部66とに挟持された状態で収容ケース60内に収容される。
【0040】
蓋部65の左端部には、左コネクタ開口部67aが形成されており、蓋部65がケース部61に取り付けられた状態で、画像処理基板71の第1コネクタ端子71cが外部に露出するように構成されている。同様に、蓋部65の下端部には、下部コネクタ開口部67bが形成されており、蓋部65がケース部61に取り付けられた状態で、画像処理基板71の第6コネクタ端子71dが外部に露出するように構成されている。蓋部65の底部における上下4箇所には、配線フック68,68,…がそれぞれ形成されており、パチンコ機PMに配設された各電気配線を一時的に引っ掛けておくことができるようになっている。
【0041】
さて、図5に示すように、収容ケース60に構成される蓋部65には、蓋部65の底部上方に位置する上部仮止め部材150と、蓋部65の底部下方に位置する下部仮止め部材155と、蓋部65の底部左方に位置する左仮止め部材160と、蓋部65の底部右方に位置する右仮止め部材165と、蓋部65の底部中央に位置する中央仮止め部材170とがそれぞれ一体的に形成されており、各仮止め部材に各電気配線のコネクタ部を仮止めすることができるようになっている。また、図6に示すように、各仮止め部材は画像処理基板71の各電子部品71bと重ならない位置に形成されており、画像処理基板71が収容ケース60に収容されたままの状態で、作業者が各電子部品71bを外観検査できるようになっている。特に、各電子部品71bの中でも画像表示制御の主要部であるCPU71baやROM71bbを外観検査できることが望ましい。
【0042】
上部仮止め部材150は、電気配線のコネクタ部を保持する上部保持壁部151と、上部保持壁部151とコネクタ部を挟持するアーム部152とから構成される。上部保持壁部151は、蓋部65から後方に延びて三方を囲む方形壁状に形成され、コネクタ部を後方から受容して保持するように構成される。アーム部152は、蓋部65から後方へ突出するように形成され、上部保持壁部151にコネクタ部を後方から挿入すると、コネクタ部の側部と当接して下方に弾性変形し、その弾性力により上部保持壁部151とアーム部152とがコネクタ部を挟持するように構成される。
【0043】
このように構成される上部仮止め部材150において、例えば、図7および図10に示すように、第6電気配線106の第6コネクタ部106aを後方から上部保持壁部151に挿入すると、アーム部152が第6コネクタ部106aの側部と当接して下方に弾性変形し、その弾性力により上部保持壁部151とアーム部152とが第6コネクタ部106aを挟持することで、第6コネクタ部106aが上部仮止め部材150に仮止めされる。
【0044】
下部仮止め部材155は、左右に互いに隣接し、電気配線のコネクタ部を保持する二つの下部保持壁部156,156と、左右二つの下部保持壁部156,156に保持されたコネクタ部をそれぞれロック保持する二つの下部ロック片部157,157とから構成される。下部保持壁部156,156は、蓋部65から後方に延びて三方を囲む方形壁状に形成されるとともに、中央の仕切壁158により左右に互いに隣接するように形成され、コネクタ部を後方から受容して保持するように構成される。下部ロック片部157は、蓋部65から後方へ突出するように形成され、下部保持壁部156にコネクタ部を後方から挿入すると、コネクタ部の側部と当接して上方に弾性変形し、コネクタ部が所定保持位置に到達すると、弾性力によりコネクタ部の後縁部に係合してコネクタ部を所定保持位置にロック保持するように構成される。
【0045】
このように構成される下部仮止め部材155において、例えば、図8および図9に示すように、第2電気配線102の第2コネクタ部102aや第5電気配線105の第5コネクタ部105aを後方から左右の下部保持壁部156,156に挿入すると、下部ロック片部157が第2コネクタ部102a(第5コネクタ部105a)の側部と当接して上方に弾性変形する。そして、第2コネクタ部102a(第5コネクタ部105a)が所定保持位置に到達すると、下部ロック片部157が弾性力により第2コネクタ部102a(第5コネクタ部105a)の後縁部に係合して第2コネクタ部102a(第5コネクタ部105a)を所定保持位置にロック保持し、第2コネクタ部102aや第5コネクタ部105aが下部仮止め部材155に所定保持位置で仮止めされる。
【0046】
なお、第2コネクタ部102a(および第5コネクタ部105a)を下部仮止め部材155から取り外すには、下部ロック片部157を上方に弾性変形させて第2コネクタ部102a(および第5コネクタ部105a)との係合を解除し、その状態で第2コネクタ部102a(および第5コネクタ部105a)を後方へ引き抜けばよい。そのため、電気配線のコネクタ部を2つ同時に仮止めすることができ、さらに下部ロック片部157によって、より確実にコネクタ部を仮止めすることができる。
【0047】
左仮止め部材160は、電気配線のコネクタ部を保持する左保持壁部161を備えて構成される。左保持壁部161は、蓋部65から後方に延びて三方を囲む方形壁状に形成され、コネクタ部と嵌合することによりコネクタ部を保持するように構成される。また、左保持壁部161には、電気配線と係合する左係合溝162,162が形成されている。
【0048】
このように構成される左仮止め部材160において、例えば、図10に示すように、第6電気配線106の第6コネクタ部106aを左保持壁部161と嵌合させ、左保持壁部161に第6コネクタ部106aを保持させることで、第6コネクタ部106aが左仮止め部材160に仮止めされる。また、図7および図10に示すように、第3電気配線103や第4電気配線104の一端側を左保持壁部161の左係合溝162,162に係合させることにより、第3電気配線103の第3コネクタ部103aや第4電気配線104の第4コネクタ部104aが左仮止め部材160に仮止めされる。そのため、電気配線のコネクタ部をより広範囲の厚さに対応して仮止めすることができ、さらに左係合溝162,162によってもコネクタ部を仮止めすることができる。
【0049】
右仮止め部材165は、電気配線のコネクタ部を保持する右保持壁部166と、右保持壁部166に保持されたコネクタ部をロック保持する右ロック片部167とから構成される。右受保持壁部166は、蓋部65から後方に延びて三方を囲む方形壁状に形成され、コネクタ部を後方から受容して保持するように構成される。右ロック片部167は、蓋部65から後方へ突出するように形成され、右保持壁部166にコネクタ部を後方から挿入すると、コネクタ部の側部と当接して左方に弾性変形し、コネクタ部が所定保持位置に到達すると、弾性力によりコネクタ部の後縁部に係合してコネクタ部を所定保持位置にロック保持するように構成される。また、右保持壁部166には、電気配線と係合する右係合溝168,168,…が形成されている。
【0050】
このように構成される右仮止め部材165において、例えば、図8および図9に示すように、第1電気配線101の第1コネクタ部101aを後方から右保持壁部166に挿入すると、右ロック片部167が第1コネクタ部101aの側部と当接して左方に弾性変形する。そして、第1コネクタ部101aが所定保持位置に到達すると、右ロック片部167が弾性力により第1コネクタ部101aの後縁部に係合して第1コネクタ部101aを所定保持位置にロック保持し、第1コネクタ部101aが右仮止め部材165に所定保持位置で仮止めされる。
【0051】
なお、第1コネクタ部101aを右仮止め部材165から取り外すには、右ロック片部167を左方に弾性変形させて第1コネクタ部101aとの係合を解除し、その状態で第1コネクタ部101aを後方へ引き抜けばよい。また、右保持壁部166の右係合溝168に電気配線の一端側を係合させることにより、電気配線のコネクタ部を右仮止め部材165に仮止めすることもできる。そのため、右ロック片部167によって、より確実にコネクタ部を仮止めすることができ、さらに右係合溝168によってもコネクタ部を仮止めすることができる。
【0052】
中央仮止め部材170は、電気配線のコネクタ部を収容保持する複数の収容保持リブ171,171,…を備えて構成される。複数の収容保持リブ171,171,…は、所定間隔をおいて蓋部65から後方へ突出するように形成され、収容保持リブ171同士の隙間に電気配線および電気配線のコネクタ部を収容して保持するように構成される。なお、収容保持リブ171,171,…同士の隙間が縦横に形成されるため、複数の収容保持リブ171,171,…は電気配線を縦方向にも横方向にも保持することができる。
【0053】
このように構成される中央仮止め部材170において、例えば、図7に示すように、第4電気配線104の第4コネクタ部104aを上下の収容保持リブ171,171,…により挟持するように収容保持させるとともに、第4電気配線104の一端側を上下の収容保持リブ171,171,…同士の隙間に位置させることで、第4コネクタ部104aが中央仮止め部材170に仮止めされる。
【0054】
以上のような構成の収容ケース60に設けられた各仮止め部材によれば、上部仮止め部材150の上部保持壁部151とアーム部152とに電気配線部のコネクタ部を挟持させることで、コネクタ部を上部仮止め部材150に仮止めすることができる。また、下部仮止め部材155の下部保持壁部156と下部ロック片部157とにコネクタ部をロック保持させることにより、コネクタ部を下部仮止め部材155に仮止めすることができる。さらに、左仮止め部材160の左保持壁部161にコネクタ部を嵌合保持させたり、電気配線の一端側を左保持壁部161の左係合溝162,162に係合させたりすることにより、コネクタ部を左仮止め部材160に仮止めすることができる。
【0055】
また、右仮止め部材165の右保持壁部166と右ロック片部167とにコネクタ部をロック保持させたり、右保持壁部166の右係合溝168に電気配線の一端側を係合させたりすることにより、コネクタ部を右仮止め部材165に仮止めすることができる。さらに、中央仮止め部材170の収容保持リブ171,171,…に電気配線の一端側を挟持させることにより、コネクタ部を中央仮止め部材170に仮止めすることができる。
【0056】
従って、電気配線のコネクタ部を枠側電気部品80に設けられたコネクタ端子から取り外して、前述の各仮止め部材に仮止めすることにより、電気配線やコネクタ部を挟むことなく円滑に遊技盤20の装着又は脱着作業を行うことができる。
【0057】
続いて、図11〜図19を参照しながら、上部球寄せカバー52に設けられた各仮止め部材について説明する。ここで、図11は上部球寄せカバー52の背面図、図12は第1仮止め部材200の斜視図、図13は図11中の矢印XIII−XIIIに沿った平断面図、図14(A)は第2仮止め部材210の斜視図、図14(B)は第2仮止め部材210の取付部分の斜視図、図15は図11中の矢印XV−XVに沿った平断面図、図16(A)は第3仮止め部材220の斜視図、図16(B)は第3仮止め部材220の取付部分の斜視図、図17は図11中の矢印XVII−XVIIに沿った側断面図、図18は第4仮止め部材230の斜視図、そして図19は図11中の矢印XIX−XIXに沿った側断面図である。
【0058】
上部球寄せカバー52は、ポリカーボネートやメタクリル樹脂、そしてABS樹脂等の透明な樹脂材料を用いて、図11に示す形状に一体的に形成される。上部球寄せカバー52の上下五箇所には、上部球寄せカバー52を遊技盤20の裏面側に取り付けるためのカバー取付部53,53,…が取付穴部53aを有して形成されており、遊技盤20の裏面側に形成されたカバー取付穴(図示せず)に取付穴部53aを位置合わせして、ネジ等によりカバー取付部53,53,…を遊技盤20にそれぞれネジ止め固定することで、上部球寄せカバー52が遊技盤20の裏面側に取り付けられるようになっている。
【0059】
上部球寄せカバー52の内部には、遊技盤20の裏面側に排出されたセーフ球を流下させるための上部セーフ球流下経路54,54が形成されており、セーフ球がこの上部セーフ球流下経路54を流下して下部球寄せカバー51の内部へ排出されるようになっている。
【0060】
上部球寄せカバー52の中央部四箇所には、収容ケース60を上部球寄せカバー52に取り付けるためのケース取付ボス部55,55,…が形成されている。収容ケース取付部55は、ネジ穴55cを有する取付ボス部55aと、取付ボス部55aから十字状に延びて収容ケース60の収容ケース取付部62を支持するように形成された十字リブ55bとを備えて構成されており、取付ボス部55aのネジ穴55cに収容ケース取付部62のケース取付穴62aを位置合わせして、ネジ等により収容ケース取付部62,62,…をケース取付ボス部55,55,…にそれぞれネジ止め固定することで、収容ケース60が上部球寄せカバー52に取り付けられるようになっている。
【0061】
上部球寄せカバー52の左方には、ランプ中継基板72を上部球寄せカバー52に取り付けるためのランプ中継基板取付部56が形成されている。ランプ中継基板取付部56は、ランプ中継基板72を支持する基板支持リブ56aと、ランプ中継基板72を受容保持する基板保持片56bと、ランプ中継基板72を係止保持する基板係止片56cと、ランプ中継基板72を支持固定するボス部56dとを備えて構成され、ランプ中継基板72を基板保持片56bに受容保持させるとともに基板係止片56cに係止保持させ、この状態でランプ中継基板72をネジ等の固定手段によりボス部56dに固定することにより、ランプ中継基板72が上部球寄せカバー52に取り付けられるようになっている。
【0062】
上部球寄せカバー52の右方には、外部出力端子基板74を上部球寄せカバー52に取り付けるための外部出力端子基板取付部57が形成されている。外部出力端子基板取付部57は、外部出力端子基板74を支持する基板支持リブ57aと、外部出力端子基板74を受容保持する基板保持片57bと、外部出力端子基板74を支持固定するボス部57dとを備えて構成され、基板保持片57bに外部出力端子基板74を受容保持させ、この状態で外部出力端子基板74をネジ等の固定手段によりボス部57dに固定することにより、外部出力端子基板74が上部球寄せカバー52に取り付けられるようになっている。
【0063】
上部球寄せカバー52の上端部から右端部にかけて、電気配線を通すための配線ガイド部58がL字状に延びて形成されており、この配線ガイド部58に沿って遊技盤20に配設された電気部品同士を電気的に接続するための各電気配線が通るようになっている。
【0064】
さて、図11に示すように、上部球寄せカバー52には、上部球寄せカバー52の右方に位置する第1仮止め部材200と、上部球寄せカバー52の左方に位置する第2仮止め部材210と、上部球寄せカバー52の上部右方に位置する第3仮止め部材220と、上部球寄せカバー52の上部左方に位置する第4仮止め部材230とがそれぞれ設けられており、各仮止め部材に各電気配線のコネクタ部を仮止めすることができるようになっている。
【0065】
第1仮止め部材200は、樹脂材料を用いて図12および図13に示す形状に一体的に形成される。第1仮止め部材200の一端側には、上部球寄せカバー52の右方に形成された第1仮止め部材取付ボス207と係合する第1仮止め部材係合部201が形成されている。第1仮止め部材係合部201は、第1仮止め部材取付ボス207の外径よりも若干大きな径を有して形成され、第1仮止め部材取付ボス207と係合して第1仮止め部材200が回動可能となるように構成される。
【0066】
第1仮止め部材200の中央部には、第1仮止め部材取付ネジ209が通過する第1仮止め部材取付穴202が形成されており、第1仮止め部材係合部201と第1仮止め部材取付ボス207とが係合した状態で、第1仮止め部材取付ネジ209を第1仮止め部材取付穴202に通過させて、第1仮止め部材取付ボス207に形成されたネジ穴208にネジ止め固定することにより、第1仮止め部材200が上部球寄せカバー52に第1仮止め部材取付ボス207を中心軸として回動可能に取り付けられる。
【0067】
第1仮止め部材200の他端側には、電気配線のコネクタ部と嵌合する第1コネクタ嵌合部203が形成されている。第1コネクタ嵌合部203は、四方を囲む方形壁状に形成され、コネクタ部と嵌合することによりコネクタ部を保持するように構成される。また、第1コネクタ嵌合部203には、電気配線と係合する第1係合溝204,204,…が形成されている。さらに、第1コネクタ嵌合部203に隣接した位置には、電気配線と係合するフック部205が形成されている。
【0068】
このように構成される第1仮止め部材200において、第1仮止め部材200を電気配線の曲がり癖や配設箇所等に応じて所望取付角度に回動させ、例えば、図13に示すように、第3電気配線103や第4電気配線104の一端側を第1コネクタ嵌合部203の第1係合溝204,204,…に係合させることにより、第3電気配線103の第3コネクタ部103aや第4電気配線104の第4コネクタ部104aが第1仮止め部材200に仮止めされる。また例えば、第3電気配線103の一端側をフック部205に係合させることにより、第3コネクタ部103aが第1仮止め部材200に仮止めされる。さらに、電気配線のコネクタ部を第1コネクタ嵌合部203と嵌合させ、第1コネクタ嵌合部203にコネクタ部を保持させることで、コネクタ部を第1仮止め部材200に仮止めすることもできる。
【0069】
第2仮止め部材210は、樹脂材料を用いて図14(A)および図15に示す形状に一体的に形成される。第2仮止め部材210の一端側には、上部球寄せカバー52の左方に形成された第2仮止め部材係止穴216に係止する4つの第2仮止め部材係止片部211,211,…が形成されている。第2仮止め部材係止片部211は、第2仮止め部材210の中央部に形成された第2フランジ部212から前方へ突出するように形成され、第2仮止め部材係止穴216に第2仮止め部材210を後方から挿入すると、第2仮止め部材係止片部211が第2仮止め部材係止穴216の内周部と当接して弾性変形し、第2仮止め部材210が所定取付位置に到達すると、弾性力により第2仮止め部材係止穴216の内縁部に係止して第2仮止め部材210が上部球寄せカバー52に回動可能に取り付けられるように構成される。
【0070】
第2仮止め部材係止穴216の周辺部には、第2仮止め部材210を支持する第2仮止め部材支持リブ217が形成されている。第2仮止め部材支持リブ217は、図14(B)に示すように、第2仮止め部材係止穴216の周辺部から後方へ延びる円筒状に形成され、第2仮止め部材210の所定取付位置において第2フランジ部212と当接し、第2仮止め部材210を支持するように構成される。
【0071】
そのため、第2仮止め部材210を第2仮止め部材係止穴216に後方から挿入すると、4つの第2仮止め部材係止片部211,211,…がそれぞれ第2仮止め部材係止穴216の内周部と当接して弾性変形し、第2仮止め部材210が所定取付位置に到達すると、第2仮止め部材係止片部211,211,…がそれぞれ弾性力により第2仮止め部材係止穴216の内縁部に係止するとともに、第2フランジ部212が第2仮止め部材支持リブ217に当接し、第2仮止め部材210が第2フランジ部212に支持された状態で上部球寄せカバー52に回動可能に取り付けられる。上述から分かるように、第2仮止め部材210はネジ等の固定手段を用いずに上部球寄せカバー52に回動可能に取り付けられ、仮止め部材の取付性が向上している。
【0072】
第2仮止め部材210の他端側には、電気配線のコネクタ部と嵌合する第2コネクタ嵌合部213が形成されている。第2コネクタ嵌合部213は、四方を囲む方形壁状に形成され、コネクタ部と嵌合することによりコネクタ部を保持するように構成される。
【0073】
このように構成される第2仮止め部材210において、第2仮止め部材210を電気配線の曲がり癖や配設箇所等に応じて所望取付角度に回動させ、例えば、図15に示すように、第2電気配線102の第2コネクタ部102aを第2コネクタ嵌合部203と嵌合させ、第2コネクタ嵌合部213に第2コネクタ部102aを保持させることで、第2コネクタ部102aが第2仮止め部材210に仮止めされる。
【0074】
第3仮止め部材220は、樹脂材料を用いて図16(A)および図17に示す形状に一体的に形成される。第3仮止め部材220の一端側には、上部球寄せカバー52の上部右方に形成された第3仮止め部材係止溝226,226に係止する2つの第3仮止め部材係止片部221,221が形成されている。第3仮止め部材係止片部221は、第3仮止め部材220の中央部に形成された第3フランジ部222から前方へ突出するように形成され、第3仮止め部材係止溝226,226に第3仮止め部材220を後方から挿入すると、第3仮止め部材係止片部221が第3仮止め部材係止溝226の内側部と当接して弾性変形し、第3仮止め部材220が所定取付位置に到達すると、弾性力により第3仮止め部材係止溝226の内縁部に係止して第3仮止め部材220が上部球寄せカバー52にスライド移動可能に取り付けられるように構成される。
【0075】
また、第3仮止め部材220の一端側中央には、第3仮止め部材220の上部球寄せカバー52に対する取付高さを一定に保持する高さ保持リブ223が形成されている。高さ保持リブ223は、第3フランジ部222における第3仮止め部材係止片部221,221の間隙部から前方へ延びるように形成され、第3仮止め部材220の所定取付位置において第3仮止め部材係止溝226,226の間隙部に当接し、第3仮止め部材220の上部球寄せカバー52に対する取付高さを一定に保持するように構成される。第3仮止め部材係止溝226,226は、図11および図16(B)に示すように、互いに上下に平行して左右へ延びるように形成され、第3仮止め部材220が左右へスライド移動可能に取り付けられるように構成される。
【0076】
そのため、第3仮止め部材220を第3仮止め部材係止片部221,221に後方から挿入すると、2つの第3仮止め部材係止片部221,221がそれぞれ第3仮止め部材係止溝226,226の内側部と当接して弾性変形し、第3仮止め部材220が所定取付位置に到達すると、第3仮止め部材係止片部221,221がそれぞれ弾性力により第3仮止め部材係止溝226,226の内縁部に係止するとともに、高さ保持リブ223が第3仮止め部材係止溝226,226の間隙部に当接し、第3仮止め部材220が上部球寄せカバー52に左右へスライド移動可能に取り付けられる。このとき、高さ保持リブ223により第3仮止め部材220の上部球寄せカバー52に対する取付高さが一定に保持される。
【0077】
上述から分かるように、第3仮止め部材220はネジ等の固定手段を用いずに上部球寄せカバー52に左右へスライド移動可能に取り付けられ、仮止め部材の取付性が向上するとともに、長さの異なる電気配線にも対応することができる。なお、第3仮止め部材220は、上部球寄せカバー52に左右に限らず上下にスライド移動可能に取り付けられてもよい。このようにすれば、第3仮止め部材220が上部球寄せカバー52に左右へスライド移動可能に取り付けられた場合と同様の効果を得ることができる。また、第3仮止め部材係止溝226,226の間隙部に、高さ保持リブ223をスライド移動可能に受容する受容溝(図示せず)を形成してもよい。このようにすれば、第3仮止め部材220の上下方向のガタツキを抑えることができる。
【0078】
第3仮止め部材220の他端側には、電気配線を係合保持するための第3配線保持部224が形成されている。第3配線保持部224は、くわ型形状に形成され、第3配線保持部224に電気配線を後方から嵌入すると、電気配線が第3配線保持部224と係合して保持されるように構成される。
【0079】
このように構成される第3仮止め部材220において、第3仮止め部材220を電気配線の曲がり癖や配設箇所等に応じて所望位置に左右へスライド移動させ、例えば、図17に示すように、第4電気配線104の一端側を第3配線保持部224に後方から嵌入すると、第4電気配線104の一端側が第3配線保持部224と係合して保持されることにより、第4電気配線104の第4コネクタ部104aが第3仮止め部材220に仮止めされる。そのため、電気配線をより傷めにくい状態で電気配線のコネクタ部を仮止めすることができる。
【0080】
第4仮止め部材230は、樹脂材料を用いて図18および図19に示す形状に一体的に形成される。第4仮止め部材230の一端側には、上部球寄せカバー52の上部左方に形成された第4仮止め部材取付ボス236と係合する第4仮止め部材係合部231が形成されている。第4仮止め部材係合部231は、第4仮止め部材取付ボス236の外径よりも若干大きな径を有して形成され、第4仮止め部材取付ボス236と係合して第4仮止め部材230が回動可能となるように構成される。
【0081】
第4仮止め部材230の中央部には、第4仮止め部材取付ネジ238が通過する第4仮止め部材取付穴232が形成されており、第4仮止め部材係合部231と第4仮止め部材取付ボス236とが係合した状態で、第4仮止め部材取付ネジ238を第4仮止め部材取付穴232に通過させて、第4仮止め部材取付ボス236に形成されたネジ穴237にネジ止め固定することにより、第4仮止め部材230が上部球寄せカバー52に第4仮止め部材取付ボス236を中心軸として回動可能に取り付けられる。
【0082】
第4仮止め部材230の他端側には、電気配線のコネクタ部を保持するための第4配線保持部233が形成されている。第4配線保持部233は、コネクタ部を収容保持する複数の収容保持リブ234,234,…を備えて構成される。複数の収容保持リブ234,234,…は、所定間隔をおいて第4仮止め部材230の他端側から後方へ突出するように形成され、収容保持リブ234同士の隙間に電気配線および電気配線のコネクタ部を収容して保持するように構成される。なお、収容保持リブ234,234,…同士の隙間が縦横に形成されるため、複数の収容保持リブ234,234,…は電気配線を縦方向にも横方向にも保持することができる。
【0083】
このように構成される第4仮止め部材230において、第4仮止め部材230を電気配線の曲がり癖や配設箇所等に応じて所望取付角度に回動させ、例えば、図19に示すように、第3電気配線103の一端側を第4配線保持部233の左右の収容保持リブ234,234,…により挟持するように収容保持させることで、第3電気配線103の第3コネクタ部103aが第4仮止め部材230に仮止めされる。
【0084】
以上のような構成の上部球寄せカバー52に設けられた各仮止め部材によれば、第1仮止め部材200の第1コネクタ嵌合部203に電気配線のコネクタ部を嵌合保持させたり、電気配線の一端側を第1コネクタ嵌合部203の第1係合溝204,204,…に係合させたり、電気配線の一端側をフック部205に係合させたりすることにより、コネクタ部を第1仮止め部材200に仮止めすることができる。また、第2仮止め部材210の第2コネクタ嵌合部213にコネクタ部を嵌合保持させることにより、コネクタ部を第2仮止め部材210に仮止めすることができる。
【0085】
さらに、電気配線の一端側を第3仮止め部材220の第3配線保持部224に係合させることにより、コネクタ部を第3仮止め部材220に仮止めすることができる。また、第4仮止め部材230の収容保持リブ234,234,…に電気配線の一端側を挟持させることにより、コネクタ部を第4仮止め部材230に仮止めすることができる。さらに、各仮止め部材は上部球寄せカバー52に回動もしくはスライド移動可能に設けられているため、電気配線の曲がり癖や配設箇所等に応じ各仮止め部材を変移(回動もしくはスライド移動)させてコネクタ部を仮止めすることができ、コネクタ部の仮止め時における電気配線の断線などを防止することができる。
【0086】
従って、電気配線のコネクタ部を枠側電気部品80に設けられたコネクタ端子から取り外して、前述の各仮止め部材に仮止めすることにより、電気配線やコネクタ部を挟むことなく円滑に遊技盤20の装着又は脱着作業を行うことができる。
【0087】
次に、収容ケースに設けられた仮止め部材の第二実施形態について図20〜図22を参照して説明する。ここで、図20は第二実施形態における収容ケース660の斜視図、図21は収容ケース660の右平面拡大図、そして図22は収容ケース660の右側面拡大図である。
【0088】
本実施例における仮止め部材として、図20に示すように、収容ケース660に構成される蓋部665の上部側面中央に位置する第5仮止め部材250と、蓋部665の上部側面左右にそれぞれ位置する第6仮止め部材260,260と、蓋部665の左右側面にそれぞれ位置する第7仮止め部材270,270とが収容ケース660にそれぞれ設けられている。なお、収容ケース660は、開口を有するケース部661と、この開口を覆ってケース部661に取り付けられる蓋部665とからなり、これらケース部661および蓋部665は、各仮止め部材の他は第一実施形態におけるケース部61および蓋部65と同様に形成されている。
【0089】
第5仮止め部材250は、蓋部665の上部側面から垂直上方に延びるリブ状に形成され、第5仮止め部材250の中央部には、電気配線と係合する第5係合溝251が形成されている。そして、このように構成される第5仮止め部材250において、例えば、図21に示すように、第4電気配線104の一端側を第5係合溝251に係合させることにより、第4電気配線104の第4コネクタ部104aが第5仮止め部材250に仮止めされる。
【0090】
第6仮止め部材260,260は、それぞれ蓋部665の上部側面からL字状に延びて形成され、電気配線と係合するように構成される。そして、このように構成される第6仮止め部材260,260において、例えば、図21に示すように、第3電気配線103の一端側を第6仮止め部材260に係合させることにより、第3電気配線103の第3コネクタ部103aが第6仮止め部材260に仮止めされる。
【0091】
第7仮止め部材270,270は、それぞれ蓋部665の左右側面に隣接する方形枠状に形成され、電気配線のコネクタ部と嵌合するように構成される。また、図21および図22に示すように、第7仮止め部材270の左右内壁面の間隔は前方に向かうにつれて若干小さくなるとともに、第7仮止め部材270の上下内壁面同士は平行となっており、コネクタ部を嵌合させやすいようになっている。そして、このように構成される第7仮止め部材270,270において、例えば、図22に示すように、第6電気配線106の第6コネクタ部106aを第7仮止め部材270に嵌合させることにより、第6コネクタ部106aが第7仮止め部材270に仮止めされる。
【0092】
このため、以上のような構成のパチンコ機PMによれば、遊技盤20の裏面側にコネクタ部の仮止め部材が設けられているため、枠側電気部品80のコネクタ端子からコネクタ部を取り外して仮止め部材に仮止めしておけば、遊技盤20の着脱の際に電気配線を枠部材(外枠1および前枠2)や裏セット盤30に挟むことがなく、容易に遊技盤20の着脱を行うことができる。
【0093】
なお、上述の各実施形態において、上部仮止め部材150と、下部仮止め部材155と、左仮止め部材160と、右仮止め部材165と、中央仮止め部材170とが収容ケース60に設けられているが、これに限られるものではなく、上部球寄せカバー52に設けられてもよい(収容ケース661に設けられた仮止め部材も同様である)。また、第1仮止め部材200と、第2仮止め部材210と、第3仮止め部材220と、第4仮止め部材230とが上部球寄せカバー52に設けられているが、これに限られるものではなく、収容ケース60に設けられてもよい。
【0094】
また、上述の各実施形態において、各仮止め部材が収容ケース60(収容ケース661)や上部球寄せカバー52に設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、化粧板21の裏面側や下部球寄せカバー51等、遊技盤20の裏面側における裏セット盤30の窓口31wに対応した位置に設けられていればよい。
【0095】
さらに、上述の各実施形態において、各仮止め部材が遊技盤20側に設けられ、電気配線のコネクタ部を枠側電気部品80のコネクタ端子から取り外して各仮止め部材に仮止めするように構成されているが、これに限られるものではなく、仮止め部材を枠部材(外枠1および前枠2)側に設け、コネクタ部を遊技盤側電気部品70のコネクタ端子から取り外して各仮止め部材に仮止めするように構成してもよい。
【0096】
また、上述の各実施形態において、各仮止め部材が、前枠2(枠部材)に後方(パチンコ機PMの裏面側)へ着脱交換可能に取り付けられた遊技盤20側に設けられているが、これに限られるものではなく、前枠2(枠部材)に前方(パチンコ機PMの前面側)へ着脱交換可能に取り付けられた遊技盤側に設けられてもよい。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による遊技機によれば、遊技盤の裏面側にコネクタ部の仮止め部材が設けられているため、枠側電気部品のコネクタ端子からコネクタ部を取り外して仮止め部材に仮止めしておけば、遊技盤の着脱の際に電気配線を枠部材や裏セット盤に挟むことがなく、容易に遊技盤の着脱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の正面図である。
【図2】上記パチンコ機の裏面側を示す背面図である。
【図3】上記パチンコ機における裏セット盤を取り外した状態の前枠の背面図である。
【図4】パチンコ機に構成される電気部品の電気的な接続を示す回路ブロック図である。
【図5】収容ケースに構成される蓋部の斜視図である。
【図6】収容ケースの背面図である。
【図7】収容ケースの左平面拡大図である。
【図8】収容ケースの右平面拡大図(部分断面図)である。
【図9】収容ケースの右側面拡大図である。
【図10】収容ケースの左側面拡大図である。
【図11】上部球寄せカバーの背面図である。
【図12】第1仮止め部材の斜視図である。
【図13】図11中の矢印XIII−XIIIに沿った平断面図である。
【図14】(A)は第2仮止め部材の斜視図であり、(B)は第2仮止め部材の取付部分の斜視図である。
【図15】図11中の矢印XV−XVに沿った平断面図である。
【図16】(A)は第3仮止め部材の斜視図であり、(B)は第3仮止め部材の取付部分の斜視図である。
【図17】図11中の矢印XVII−XVIIに沿った側断面図である。
【図18】第4仮止め部材の斜視図である。
【図19】図11中の矢印XIX−XIXに沿った側断面図である。
【図20】第二実施形態における収容ケースの斜視図である。
【図21】第二実施形態における収容ケースの右平面拡大図である。
【図22】第二実施形態における収容ケースの右側面拡大図である。
【符号の説明】
BSP 裏セット盤
PA 遊技領域
PM パチンコ機
1 外枠
2 前枠
3a,3b ヒンジ部材
4 施錠装置
5 ガラス扉
6 上球皿
7 下球皿
8 操作ハンドル
9 打球発射装置
11 収容枠
12,13 固定ヒンジ部材
14 係合レバー
15 遊技補助盤
20 遊技盤
21 化粧板
24a 外レール
24b 内レール
25 風車(25a ランプ風車、25b 一般風車)
26 入賞具(26a 一般入賞具、26b 始動具、26c アタッカー)
27 アウト口
28 図柄表示装置
30 裏セット盤
30 基枠体
31 基枠体(31w 窓口)
32,33 裏セット盤揺動ヒンジ部材
34 閉鎖レバー
41 タンク部材
42 整列樋部材
43 賞球待機通路
45 賞球払出装置
47 賞球払出経路
50 球寄せカバー
51 下部球寄せカバー
52 上部球寄せカバー
53 カバー取付部(53a 取付穴部)
54 上部セーフ球流下経路
55 ケース取付ボス部
(55a 取付ボス部、55b 十字リブ、55c ネジ穴)
56 ランプ中継基板取付部
(56a 基板支持リブ、56b 基板保持片、56c 基板係止片、
56d ボス部)
57 外部出力端子基板取付部
(57a 基板支持リブ、57b 基板保持片、57d ボス部)
58 配線ガイド部
60 収容ケース
61 ケース部
62 収容ケース取付部(62a ケース取付穴)
63 台座部
64 スペーサ
65 蓋部
66 蓋取付部
67a 左コネクタ開口部
67b 下部コネクタ開口部
68 配線フック
69 蓋部取付ネジ
70 遊技盤側電気部品
71 画像処理基板
(71a 基板、71b 各電子部品、71c 第1コネクタ端子、
71d 第6コネクタ端子、71ba CPU、71bb ROM)
72 ランプ中継基板
73 スイッチ・ソレノイド中継基板
74 外部出力端子基板
75 始動口スイッチ
80 枠側電気部品
81 メイン基板
82 発射制御基板
83 賞球制御基板
84 ランプ制御基板
85 音声制御基板
86 電源基板
87 電源中継基板
101 第1電気配線(101a 第1コネクタ部)
102 第2電気配線(102a 第2コネクタ部)
103 第3電気配線(103a 第3コネクタ部)
104 第4電気配線(104a 第4コネクタ部)
105 第5電気配線(105a 第5コネクタ部)
106 第6電気配線(106a 第6コネクタ部)
150 上部仮止め部材
151 上部保持壁部
152 アーム部
155 下部仮止め部材
156 下部保持壁部
157 下部ロック片部
158 仕切壁
160 左仮止め部材
161 左保持壁部
162 左係合溝
165 右仮止め部材
166 右保持壁部
167 右ロック片部
168 右係合溝
170 中央仮止め部材
171 収容保持リブ
200 第1仮止め部材
201 第1仮止め部材係合部
202 第1仮止め部材取付穴
203 第1コネクタ嵌合部
204 通し溝
205 フック部
207 第1仮止め部材取付ボス
208 ネジ穴
209 第1仮止め部材取付ネジ
210 第2仮止め部材
211 第2仮止め部材係止片部
212 第2フランジ部
213 第2コネクタ嵌合部
216 第2仮止め部材係止穴
217 第2仮止め部材支持リブ
220 第3仮止め部材
221 第3仮止め部材係止片部
222 第3フランジ部
223 高さ保持リブ
224 第3配線保持部
226 第3仮止め部材係止溝
230 第4仮止め部材
231 第4仮止め部材係合部
232 第1仮止め部材取付穴
233 第4配線保持部
234 収容保持リブ
236 第4仮止め部材取付ボス
237 ネジ穴
238 第4仮止め部材取付ネジ
250 第5仮止め部材
251 第5係合溝
260 第6仮止め部材
270 第7仮止め部材

Claims (1)

  1. 枠部材と、前記枠部材に着脱可能に取り付けられた遊技盤と、前記枠部材の裏面側に開閉自在に取り付けられるとともに前記遊技盤の裏面側を覆う閉止位置に保持されて用いられる裏セット盤とを備え、
    前記遊技盤に配設された遊技盤側電気部品と、前記枠部材または前記裏セット盤に配設された枠側電気部品とを電気配線により電気的に接続して遊技に供される遊技機であって、
    前記電気配線の一端側には、前記枠側電気部品に設けられたコネクタ端子に着脱自在に取り付けることで前記電気配線と前記枠側電気部品とを電気的に接続することができるコネクタ部が設けられており、
    前記遊技盤の裏面側には、前記枠側電気部品の前記コネクタ端子から取り外された状態の前記コネクタ部を仮止めするための仮止め部材が設けられていることを特徴とする遊技機。
JP2002195658A 2002-07-04 2002-07-04 遊技機 Expired - Fee Related JP4399146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002195658A JP4399146B2 (ja) 2002-07-04 2002-07-04 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002195658A JP4399146B2 (ja) 2002-07-04 2002-07-04 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004033518A true JP2004033518A (ja) 2004-02-05
JP4399146B2 JP4399146B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=31703966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002195658A Expired - Fee Related JP4399146B2 (ja) 2002-07-04 2002-07-04 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4399146B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103371977A (zh) * 2012-04-25 2013-10-30 秦引林 一种泰比培南酯颗粒及其制备方法
JP2016123625A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京楽産業.株式会社 遊技機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0469880U (ja) * 1990-10-29 1992-06-19
JPH09140905A (ja) * 1995-11-24 1997-06-03 Sophia Co Ltd 弾球遊技設備
JP2000217972A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Sophia Co Ltd 遊技機
JP3898097B2 (ja) * 2002-07-04 2007-03-28 サミー株式会社 遊技機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0469880U (ja) * 1990-10-29 1992-06-19
JPH09140905A (ja) * 1995-11-24 1997-06-03 Sophia Co Ltd 弾球遊技設備
JP2000217972A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Sophia Co Ltd 遊技機
JP3898097B2 (ja) * 2002-07-04 2007-03-28 サミー株式会社 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103371977A (zh) * 2012-04-25 2013-10-30 秦引林 一种泰比培南酯颗粒及其制备方法
JP2016123625A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京楽産業.株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4399146B2 (ja) 2010-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148953B2 (ja) 遊技機
JP3898097B2 (ja) 遊技機
JP4399146B2 (ja) 遊技機
JP4399147B2 (ja) 遊技機
JP4144422B2 (ja) 遊技機の裏カバー部材
JP4658009B2 (ja) 遊技機
JP4836184B2 (ja) 遊技機
JP4822313B2 (ja) 遊技機
JP2008067962A (ja) 遊技機
JP6275949B2 (ja) 遊技機
JP4848044B2 (ja) 遊技機
JP2000300798A (ja) パチンコ機
JP4987588B2 (ja) 遊技機
JP4692535B2 (ja) 遊技機
JP4605579B2 (ja) 遊技機の球貸出操作ユニット取付構造
JP2004081400A (ja) パチンコ遊技機
JP5158164B2 (ja) 遊技機
JP4030112B2 (ja) 遊技機
JPH09220332A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
JP2003190543A (ja) 部品取付基台の補強構造、及びそれを備えた遊技機
JP2003169941A (ja) 遊技機
JP2001327729A (ja) 遊技機の基板保護装置
JP2009005808A (ja) 遊技機に用いられる制御基板の取り付け構造及び遊技機
JP2006167199A (ja) 遊技機
JP2003175244A (ja) 基板の取付構造、及びそれを備えた遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees