JP4030112B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置されるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、遊技盤や本体枠に、遊技媒体の供給に基づいて作動するランプや音声発生装置などの様々な装置及びこれら装置を制御する制御装置を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらが作動することによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、リール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄表示装置を備えて遊技に用いているものも多い。これらの装置も遊技機の内部に配設された制御装置によって制御されている。
【0003】
これらの制御装置は通常、それぞれケース内に収容されて電気的保安性が保たれている。そして、これらケースは、遊技機本体内に設けられた支持部材に取り付けられたり、支持部材に支持された受支持部材に取り付けられていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような遊技機であっては、受支持部材の支持部材への取り付け方法として、ネジ止めやラッチ機能を有するピンによる取り付け方法などが採用されており、これら別部品を用いることによるコストの増加や、製造時及びリサイクル時においてケースを支持部材に着脱する際の手間が掛かるという欠点があった。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、受支持部材を支持部材に低コストで且つ簡便に着脱させることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技を行う際に作動する制御手段を内部に収容するケースと、前記ケースを支持する受支持部材と、前記受支持部材が取り付けられることにより、前記受支持部材を介して前記ケースを支持する支持部材とを備えた遊技機において、前記受支持部材は、この受支持部材における一方の側面に突設された突起と、前記受支持部材における他方の側面に突設されているとともに、内側に空間が形成された略コ字状の係合片とを備え、前記支持部材は、前記突起が嵌合される穴を有する凸ブロックと、前記係合片の内側の縁部を係止する係止片と、この係止片とともに前記係合片を挟持するように前記係合片の外側の縁部を係止した状態と前記突起が前記穴に嵌合している状態とを保持する保持位置、および、前記係合片との係合状態を解除可能な解除位置に変位自在な保持部とを備えるとともに、前記受支持部材には、内部に前記制御手段と電気的に接続される基板が収容され、前記ケースは接続部材を備え、前記受支持部材は、前記接続部材と接続されて固定される被接続部材を備え、前記支持部材には、遊技を行う際に作動する制御手段を内部に収容するとともに、回動軸が設けられた回動軸付きケースが、前記受支持部材と対向するように支持されており、前記ケースの一端部は前記接続部材により前記受支持部材に接続され、前記ケースの他端部は、前記回動軸により回動自在となるように取り付けられていることを特徴とするものである。
これにより、ネジ等の別部品を用いずに受支持部材を支持部材に取り付けることができ、また、ドライバー等の特別な工具を用いずに受支持部材を支持部材から取り外すことができるようになる。これにより、受支持部材を支持部材に低コストで且つ簡便に着脱させることができる遊技機を提供することができる。また、基板を遊技機本体内に設けるための部品を新たに設ける必要がなくなり、遊技機本体内における部品点数や、基板の設置場所を節約することができる。さらに、ケースと受支持部材とを、接続部材と被接続部材によって強固に接続することができる。
【0008】
また、前記保持部は、可撓性を有することが好適である。
これにより、保持部が、撓むことによって保持位置より解除位置に変位し、撓んだ状態から復帰することで解除位置より保持位置に変位することができるようになり、保持部を変位させるための機構等を別途に設ける必要が無いので、構成を単純化でき、保持部の製造コストを低減することができる。
【0009】
また、前記係合部と前記被係合部の、いずれか一方は穴を備え、他方は前記穴に嵌合される突起を備えることが好適である。
これにより、穴に突起を嵌合するだけで係合部と被係合部とを容易に係合させることができる。
また、前記係止片は、互いに間隔をおいて2つ並んで設けられ、前記保持部は、前記係止片の間に位置するように設けられていることが好適である。
【0010】
また、前記係合部と前記被係合部の、いずれか一方は板状の係合片を備え、他方は前記係合片の縁部を係止する係止片を備えることが好適である。
これにより、係合片の縁部に係止片を係止するだけで係合部と被係合部とを容易に係合させることができる。
【0011】
また、前記ケースは接続部材を備え、前記受支持部材は、前記接続部材と接続されて固定される被接続部材を備えることが好適である。
これにより、ケースと受支持部材とを、接続部材と被接続部材によって強固に接続することができる。
【0012】
また、前記接続部材は、前記被接続部材に嵌合可能に設けられていることが好適である。これにより、ケースと受支持部材とを接続して固定することを容易に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に本発明を用いた遊技機の実施の形態であるパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2の本体枠3の内部には遊技盤4が配設されており、遊技盤4の前面には開口扉(前面枠)5が開閉自在に設けられている。この開口扉5の中央には開口5aが形成されており、この開口5aは開口扉5の裏側に取り付けられるガラス枠6(図2参照)のガラス板7により遮蔽されている。また、パチンコ機2には、遊技を行う際に作動されるランプ30(図3に図示)、音声発生装置31(図3に図示)などの各種装置が適宜の位置に配設されている。開口扉5の下方には、遊技球(遊技媒体)をパチンコ機2に供給するための供給皿8及び遊技球の打ち出し強さを調節する操作ハンドル9が設けられている。遊技者が供給皿8に遊技球を投入すると、内部に設けられた通路により遊技球は発射装置へと誘導される。そして、操作ハンドル9を操作して遊技盤4の後述する遊技領域4a(図2に図示)に遊技球を打ち出す。なお、開口扉5が閉じている状態である場合には、遊技者や遊技場の作業者等は、ガラス板7を介して遊技盤4の遊技領域4a及び遊技領域4aを流下していく遊技球を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと、本体枠3の内部に備えられた電子機器にも触れることはできないようになっている。
【0014】
図2に示すように、遊技盤4の背面には、支持部材11が遊技盤4に対して着脱自在に取り付けられている。支持部材11には、後述する主制御装置20(図3に図示)等の、遊技を行う際に作動される制御装置(制御手段)をそれぞれ収容した複数のケースと、後述する受支持部材36(図4に図示)とが取り付けられて支持されている。
【0015】
遊技盤4上にはガイドレール12に囲まれた遊技領域4aが形成され、始動入賞口13、通常入賞口14、アタッカ15等の所定入賞口、及びアウト口16、図柄表示装置17が配設されている。また、遊技領域4aには、図示を省略した釘、風車などが設けられている。これらの構造物は公知であるので説明は省略する。また、開口扉5を開放することで、遊技場の作業者等がこれらの構造物の調整などを行うことができるようになる。なお、遊技盤4の本体枠3への取付方法については図示はしないが、例えばネジ止めにより本体枠3に組み付けたり、本体枠3又は遊技盤4の少なくともいずれか一方に所定の保持部材を設けて遊技盤4を本体枠3の所定位置に保持したり等、パチンコ機2の構成等を考慮して、適宜本体枠3に組み付けるようにすれば良い。
【0016】
図3に示すように、パチンコ機2の作動は基本的に主制御装置20におけるマイクロコンピュータによって管制される。主制御装置20は、CPU20a及びROM20b及びRAM20cから構成されている。CPU20aは、ROM20bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいてパチンコ機の遊技状態を制御する。ROM20bには、遊技制御プログラム及び乱数生成処理プログラム及び乱数テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはCPU20aなどによって適宜用いられる。RAM20cは、記憶手段としてワーキングエリアとなっており、遊技履歴や、遊技媒体の供給に基づいて行われる遊技ごとに利用されるデータなどの一時的記憶や書き換えなどに用いられる。
【0017】
始動入賞口13には、始動入賞口13に入賞した遊技球を検知する始動入賞球センサ21が設けられ、通常入賞口14には、通常入賞口14に入賞した遊技球を検知する通常入賞球センサ22が設けられ、アタッカ15には、アタッカ15内部に入賞した遊技球を検知するアタッカ入賞球センサ23が設けられている。なお、始動入賞口13または通常入賞口14またはアタッカ15に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球は遊技盤4の裏側で回収されるとともに、遊技利益となる所定数の遊技球が払出装置32にて賞球として払い出される。
【0018】
主制御装置20には、入力インターフェイス24を介して、始動入賞球検知センサ21及び通常入賞球検知センサ22及びアタッカ入賞球検知センサ23からの信号が入力される。また、図柄制御部26及びランプ制御部27及び音声制御部28及び払出制御部29に対して、主制御装置20にて制御処理された情報 (命令)信号が出力インターフェイス25を介して出力される。
【0019】
図柄制御部26は、主制御装置20からの出力信号を受けて、図柄表示装置17における表示制御を行う。
【0020】
ランプ制御部27は、主制御装置20からの出力信号を受けて、開口扉5や遊技盤4に設けられたランプ30の点灯の制御を行う。
【0021】
音声制御部28は、主制御装置20からの出力信号を受けて、本体枠3内に設けられた音声発生装置31から発する音声の出力制御を行う。
【0022】
払出制御部29は、主制御装置20からの出力信号を受けて、払出装置32による賞球の払い出しの制御を行う。また、払出制御部29は、発射装置33による遊技球の打ち出しの制御を行っている発射制御部34に対して、エラー発生時などに発射停止信号を送って遊技球の打ち出しを停止させる。
【0023】
ランプ制御部27と音声制御部28はランプ&音声制御装置35である同一の基板上に設けられている。
【0024】
図4〜図6に本発明を用いた受支持部材を示す。図4は、受支持部材36の外観斜視図であり、図5は受支持部材36の正面図であり、図6は図5におけるA−A線に沿う断面図である。受支持部材36は略箱状であって、受支持部材36の一方の側面(図5において右側の面)の、後面側の縁部には略直方体状の突起37、38が互いに間隔をおいて突設されている。受支持部材36の他方の側面(図5において左側の面)の、後面側の縁部には板状で略コ字状の係合片39が突設されている。係合片39の内側は、受支持部材36を支持部材11に取り付ける際に、後述する係止片49、50(図7に図示)が通る空間となっている。また、これら受支持部材36及び突起37、38及び係合片39のそれぞれの後面は面一となっている。これら突起37、38及び係合片39は、後述する被係合部51(図7に図示)と係合する係合部40を構成する。また、受支持部材36の正面の上部及び下部にはそれぞれ略円筒状の受支持台(被接続部材)41が1つずつ突設されている。受支持台41には、後述するピン(接続部材)52(図9に図示)を嵌合する嵌合穴41aが設けられている。
【0025】
また、受支持部材36の内側には、中継基板42を装着するための互いに対面する1対の狭持部材43が上下に2ヶ所設けられている。即ち、上の狭持部材43は、その間に挿入された中継基板42の一端部を狭持し、下の狭持部材43は、その間に挿入された中継基板42の他端部を狭持する。中継基板42は、入力インターフェイス24及び出力インターフェイス25と、遊技を行う際に作動される各種制御装置とのそれぞれに電気的に接続されたハーネスが接続されるものであって、それらハーネスを中継する基板である。即ち、中継基板42は制御手段と電気的に接続される基板である。なお、受支持部材36内に収容される基板は、中継基板42に限られず、例えば、遊技を行う際に作動されるランプや音声発生装置などの各種装置を制御する機能が設けられた基板など、遊技機の構成によって適宜のものとすれば良い。
【0026】
支持部材11のうち、受支持部材36が取り付けられて支持される部分を図7に示す。支持部材11の、受支持部材36が取り付けられて支持される部分の図7における右上部には、略直方体状の凸ブロック46が設けられ、凸ブロック46と上下に並んで下方に凸ブロック48が互いに間隔をおいて設けられている。凸ブロック46の図7における左側面には、受支持部材36の突起37が嵌合される穴45が設けられており、凸ブロック48の図7における左側面には、受支持部材36の突起38が嵌合される穴47が設けられている。受支持部材36が取り付けられて支持される部分の図7における左上部には、係止片49が設けられ、係止片49と上下に並んで下方に係止片50が互いに間隔をおいて設けられている。係止片49、50は、断面がL字状(図11参照)であって、その内側にて係合片39の縁部を係止するよう設けられている。これら穴45、47及び係止片49、50は被係合部51を構成する。係止片49と係止片50との間には、爪状の保持部52が設けられている。保持部52は、可撓性を有する樹脂材で形成されており、保持部52に設けられた板部52aが撓むことで変位可能となっている。即ち、板部52aが撓むことで、突起37、38が穴45、47に嵌合している状態及び係止片49、50が係合片39の縁部を係止している状態を保持する保持位置より、突起37、38が穴45、47に嵌合している状態及び係止片49、50が係合片39の縁部を係止している状態を解除可能な解除位置に保持部52は変位する。そして、板部52aが撓んだ状態から復帰することで、保持部52は解除位置より保持位置に変位する。なお、保持部52の材質は樹脂材に限られず、保持部52が可撓性を有するように、金属など適宜の材質とすれば良い。
【0027】
支持部材11が受支持部材36を支持し、受支持部材36が主制御装置収容ケース60を支持している状態の外観を図8に示し、このときに受支持部材36と主制御装置収容ケース60とが接続される態様の例を図9に示す。図8に示すように、受支持部材36は、図4における受支持部材36の後面を支持部材11に当接させた状態で取り付けられる。そして、図9に示すように、受支持部材36は主制御装置収容ケース60を支持する。主制御装置収容ケース60にはピン62が設けられており、主制御装置収容ケース60が受支持部材36に支持されているときに、受支持台41に設けられた嵌合穴41aにピン62を嵌合させることによって受支持部材36と主制御装置収容ケース60は接続されて固定される。主制御装置収容ケース60は、主制御装置20を収容するケースであって、支持部材11に支持されている収容ケース(回動軸付きケース)61に設けられた軸61a、61b、61cに回動自在となるよう取り付けられており、受支持部材36と接続されていないときには、軸61a、61b、61cを回動軸として回動自在となる。収容ケース61は、ランプ&音声制御装置35を収容するケースである。
【0028】
以上のように構成されたパチンコ機の作用について、図10〜図13を用いて説明する。図10〜図13は、受支持部材36を支持部材11に対して着脱する手順を示している。また、図10は、受支持部材36が支持部材11に取り付けられている状態の正面外観を示し、図11〜図13は、図10に示すB−B線に沿う断面を示している。
【0029】
受支持部材36を支持部材11に取り付ける際に、先ず、図11に示すように、係合片39の内側の空間が、係止片49、50の上方にあり、且つ、係合片39が保持部52の上方にあるよう、受支持部材36を配置する。
【0030】
次に、図12に示すように、受支持部材36を図11に示した位置から支持部材11に降ろしながら、係合片39で保持部52を押下すると板部52aが撓み、保持部52は保持位置より解除位置に変位する。そして、図13に示すように受支持部材36を凸ブロック46に向けて移動させて、突起37、38をそれぞれ穴45、47に嵌合させる。このとき、係止片49、50が係合片39の縁部を係止するとともに、保持部52は、係合片39による押圧から開放されて保持位置に復帰し、係合片39の縁部を係止して、被係合部51と係合部40とが係合した状態を保持する。
【0031】
受支持部材36を支持部材11より取り外す際には、先ず、保持部52を作業者の指により押圧して、保持位置から解除位置に変位させる。以後、上述した取り付け手順を逆に行うことによって、受支持部材36を支持部材11から取り外すことができる。
【0032】
なお、上記実施形態では、受支持部材36の係合部40が突起37、38及び係合片39で構成され、支持部材11の被係合部51が穴45、47及び係止片49、50で構成されていたが、例えば、受支持部材36に穴と係止片を設けてこれらを係合部とし、支持部材11に突起と係合片を設けてこれらを被係合部とするなど、係合部及び被係合部の構成は適宜の態様を用いて良い。
【0033】
上記実施形態では、受支持部材36は主制御装置収容ケース60を支持していたが、これに代えて、ランプ制御装置や音声発生装置を制御する装置など、適宜の制御装置を収容するケースを支持するとしても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、受支持部材は係合部を備え、支持部材は該係合部と係合する被係合部と、該被係合部と該係合部とが係合した状態を保持する保持位置と、該被係合部と該係合部との係合状態を解除可能な解除位置とに変位自在な保持部とを備えたので、ネジ等の別部品を用いずに受支持部材を支持部材に取り付けることができ、また、ドライバー等の特別な工具を用いずに受支持部材を支持部材から取り外すことができるようになる。これにより、受支持部材を支持部材に低コストで且つ簡便に着脱させることができる遊技機を提供することができる。
【0035】
また、受支持部材の内部に遊技機内の制御手段と電気的に接続される基板が収容されるようにしたので、基板を遊技機本体内に設けるための部品を新たに設ける必要がなくなり、遊技機本体内における部品点数や、基板の設置場所を節約することができる。
【0036】
また、保持部は、可撓性を有するので、撓むことによって保持位置より解除位置に変位し、撓んだ状態から復帰することで解除位置より保持位置に変位することができるようになり、保持部を変位させるための機構等を別途に設ける必要が無いので、保持部が保持位置と解除位置とに変位自在とする構成を単純化でき、保持部の製造コストを低減することができる。
【0037】
また、係合部と被係合部の、いずれか一方は穴を備え、他方は穴に嵌合される突起を備えたので、穴に突起を嵌合するだけで係合部と被係合部とを容易に係合させることができる。
【0038】
また、係合部と被係合部の、いずれか一方は板状の係合片を備え、他方は係合片の縁部を係止する係止片を備えたので、係合片の縁部に係止片を係止するだけで係合部と被係合部とを容易に係合させることができる。
【0039】
また、ケースは接続部材を備え、受支持部材は接続部材と接続されて固定される被接続部を備えたので、ケースと受支持部材とを、接続部材と被接続部材によってによって強固に接続することができる。
【0040】
また、接続部材は、被接続部に嵌合可能に設けられたので、被接続部とケースと受支持部材とを接続して固定することを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。
【図2】 本体枠と遊技盤とを分解して示す斜視図である。
【図3】 図1に示したパチンコ機内部の電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図4】 受支持部材の外観を示す斜視図である。
【図5】 受支持部材の正面図である。
【図6】 図5におけるA−A線に沿う断面図である。
【図7】 受支持部材が支持される支持部材の部分を示す斜視図である。
【図8】 支持部材が受支持部材を支持し、受支持部材が主制御装置収容ケースを支持している状態を示す斜視図である。
【図9】 受支持部材と主制御装置収容ケースとが接続される態様の例を示す図である。
【図10】 受支持部材を支持部材に取り付ける手順を示す説明図である。
【図11】 受支持部材を支持部材に取り付ける手順を示す説明図である。
【図12】 受支持部材を支持部材に取り付ける手順を示す説明図である。
【図13】 受支持部材を支持部材に取り付ける手順を示す説明図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(遊技機)
4 遊技盤
11 支持部材
20 主制御装置(制御手段)
36 受支持部材
37、38 突起
39 係合片
40 係合部
41 受支持台(被接続部材)
41a 嵌合穴
42 中継基板(基板)
45、47 穴
49、50 係止片
51 被係合部
52 保持部
52a 板部
60 主制御装置収容ケース(ケース)
61 収容ケース(回動軸付きケース)
62 ピン(接続部材)
Claims (4)
- 遊技を行う際に作動する制御手段を内部に収容するケースと、前記ケースを支持する受支持部材と、前記受支持部材が取り付けられることにより、前記受支持部材を介して前記ケースを支持する支持部材とを備えた遊技機において、
前記受支持部材は、この受支持部材における一方の側面に突設された突起と、前記受支持部材における他方の側面に突設されているとともに、内側に空間が形成された略コ字状の係合片とを備え、
前記支持部材は、前記突起が嵌合される穴を有する凸ブロックと、前記係合片の内側の縁部を係止する係止片と、この係止片とともに前記係合片を挟持するように前記係合片の外側の縁部を係止した状態と前記突起が前記穴に嵌合している状態とを保持する保持位置、および、前記係合片との係合状態を解除可能な解除位置に変位自在な保持部とを備えるとともに、
前記受支持部材には、内部に前記制御手段と電気的に接続される基板が収容され、
前記ケースは接続部材を備え、前記受支持部材は、前記接続部材と接続されて固定される被接続部材を備え、
前記支持部材には、遊技を行う際に作動する制御手段を内部に収容するとともに、回動軸が設けられた回動軸付きケースが、前記受支持部材と対向するように支持されており、前記ケースの一端部は前記接続部材により前記受支持部材に接続され、前記ケースの他端部は、前記回動軸により回動自在となるように取り付けられていることを特徴とする遊技機。 - 前記保持部は、可撓性を有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記係止片は、互いに間隔をおいて2つ並んで設けられ、前記保持部は、前記係止片の間に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
- 前記接続部材は、前記被接続部材に嵌合可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の遊技機。
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