JP4692535B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関する。
従来、この種の遊技機としては、制御基板を収納した基板ボックスを取付台を介して遊技盤の裏面に取り付けるパチンコ機などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このパチンコ機では、取付台を遊技盤の裏面に開閉可能に取り付け、この取付台の基板搭載面に設けられた貫通孔に基板ボックスの係止具を挿通させると共にこの係止具をロック位置まで回動させることにより、基板ボックスを取付台に取り付けている。
特開2004−275628号公報
上述のパチンコ機では、取付台を開放して基板ボックスの係止具をロック位置から解除することにより、比較的容易に基板ボックスをパチンコ機から取外すことができてしまう。しかしながら、所謂「不正ROM」などへの交換や不正ROMの作成を目的とした盗難などを考慮すると、少なくともホールの営業時間中などにおいては基板ボックスを容易に取外すことができない方が好ましい。
上記例示した課題等を解決するべく、本発明は不正品への交換や盗難などを防止することを目的の一つとする。
本発明、上述の目的の少なくとも一部を達成するべく、
遊技球を用いて所定の遊技を行なう遊技機であって、
外枠と、
該外枠の一側部にて開閉可能に支持される開閉体と、
前記開閉体に自身の外周が嵌め込まれることで装着される遊技盤と、
該遊技盤よりも後側に設けられ前記所定の遊技の進行を制御する制御基板を収納してなる基板ケースと、
少なくとも自身の一側部に前記遊技盤の少なくとも一側縁部が嵌合される嵌合部を有するとともに、前記遊技盤の後側面を覆う取付け面を有する基板取付けベースと
を備え、
前記基板ケースは、該基板ケースを前記基板取付けベースに取付けるための係止部を有するとともに、前記基板取付けベースの取付け面には、挿入孔が設けられ、該挿入孔に前記係止部を後側から挿入すると共に取付け面の前側で該係止部を係止状態とすることにより、前記基板ケースが前記基板取付けベースに取付けられ、
前記遊技盤の少なくとも一側縁部が前記嵌合部に嵌合され前記基板取付けベースが前記遊技盤に取付けられた状態で前記遊技盤が前記基板取付けベースとともに前記開閉体に装着されることで、
前記遊技盤が前記開閉体に装着された状態では該遊技盤から前記基板取付けベースが取外し不能となり、
前記基板取付けベースが前記遊技盤に取付けられた状態では該基板取付けベースから前記基板ケースが取外し不能となるよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、不正品への交換や盗難などを防止することができる。
手段1.本発明の遊技機は、
遊技球を用いて所定の遊技を行なう遊技機であって、
前記遊技機の枠体に装着される遊技盤と、
前記遊技盤が前記枠体に装着された状態では該遊技盤から取外し不能となるように該遊技盤の背面側に取付けられる基板取付けベースと、
前記所定の遊技の進行を制御する制御基板を収納し、前記基板取付けベースが前記遊技盤に取付けられた状態では該基板取付けベースから取外し不能となるように該基板取付けベースに取付けられる基板ケースと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の遊技機では、遊技盤が枠体に装着された状態では取外しできないように基板取付けベースを遊技盤に取付け、この基板取付けベースが遊技盤に取付けられた状態では取外しできないように基板ケースを基板取付けベースに取付ける。したがって、基板ケースを取外すには、遊技盤を枠体から取外してから基板取付けベースを遊技盤から取外さなければならないから、ホールの営業時間中などの通常時における基板ケースの取外しを極めて困難なものとすることができる。この結果、制御基板の不正品への交換や盗難などをより適切に防止することができる。
手段2.手段1記載の遊技機であって、前記遊技盤は前記枠体に設けられた装着枠に嵌め込まれて該枠体に装着され、前記基板取付けベースは前記遊技盤の上下左右各縁のいずれかと嵌合する少なくとも一つの嵌合部を有し該嵌合部を該遊技盤の上下左右各縁のいずれかと嵌合させることにより該遊技盤に取り付けられる遊技機。こうすれば、基板取付けベースの嵌合部が遊技盤の上下左右各縁のいずれかと嵌合した状態で遊技盤を枠体の装着枠に嵌め込むことにより、遊技盤が枠体に装着された状態では基板取付けベースを取外しできないようにすることができる。
手段3.手段2記載の遊技機であって、前記基板取付けベースの嵌合部は、前記遊技盤の上下左右各縁のいずれかを正面および背面から挟み込むように断面コの字型に形成されてなる遊技機。
手段4.手段2または3記載の遊技機であって、前記基板取付けベースの嵌合部は、前記遊技盤の上下左右各縁のいずれかと嵌合する部分の長さが該遊技盤の各縁の長さを基準とした所定の長さ以上となるように形成されてなる遊技機。こうすれば、基板取付けベースの嵌合部の長さを所定の長さ以上とすることにより、基板取付けベースをより確実に遊技盤に取付けると共に遊技盤の盤面の反りを防止することができる。ここで「遊技盤の各縁の長さを基準とした所定の長さ」としては、例えば、遊技盤の各縁の長さと同等の長さや2分の1の長さ,4分の3の長さなどを挙げることができ、具体的には、30〜50cmなどを挙げることができる。この場合、前記基板取付けベースを金属性の材料により形成するものとすれば、遊技盤の盤面の反りをより効果的に防止することができる。
手段5.手段2ないし4いずれか記載の遊技機であって、前記基板取付けベースの嵌合部は、前記遊技盤の左縁と嵌合する左側嵌合部と前記遊技盤の右縁と嵌合する右側嵌合部とからなる遊技機。
手段6.手段2ないし5いずれか記載の遊技機であって、前記基板取付けベースおよび前記遊技盤は、該基板取付けベースの嵌合部と該遊技盤の上下左右各縁のいずれかとを嵌合したときに該嵌合部と該遊技盤との間に段差が生じないように形成されてなる遊技機。こうすれば、遊技盤を枠体の装着枠に嵌め込む際などに都合がよいものとすることができる。
手段7.手段1ないし6いずれか記載の遊技機であって、前記基板取付けベースは、前記遊技盤の背面側に配置される各種部材の配置スペースを迂回するように形成されてなる遊技機。こうすれば、各種部材を良好に配置することができる。ここで「各種部材」としては、遊技盤からの入賞球(セーフ球)を外部に導くセーフ球集合盤や遊技球を供給するための払出機構,アタッカー,図柄変動表示装置などを挙げることができる。
手段8.手段1ないし7いずれか記載の遊技機であって、前記基板取付けベースは、該基板取付けベースの底部を覆う底板に、前記遊技盤からの遊技球を排出する排出孔が形成されてなる遊技機。こうすれば、遊技球を排出する経路を確保することができる。
手段9.手段1ないし8いずれか記載の遊技機であって、前記基板ケースは、該基板ケースを前記基板取付けベースに取付けるための係止部材を有し、前記基板取付けベースに設けられた挿入孔に該係止部材を外側から挿入すると共に内側で該係止部材を係止状態とすることにより該基板取付けベースに取付けられる遊技機。
手段10.手段1ないし9いずれか記載の遊技機であって、前記遊技機はパチンコ機である遊技機。パチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備えておりそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞することを必要条件として表示手段における識別要素の変動表示が開始すること、また、特別遊技状態発生中には遊技領域内の所定の位置に配置された入賞口が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能として、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含む)が付与されること等が挙げられる。なお、こうしたパチンコ機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。
手段11.手段1ないし9いずれか記載の遊技機であって、前記遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる遊技機。このパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機の基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の識別要素からなる識別要素列を変動表示した後に識別要素を確定表示する表示手段と、作動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別要素の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することにより識別要素の変動が停止され、その停止時の確定識別要素が特定識別要素であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用すると共に識別要素の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」を挙げることができる。こうした遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態とが存在するものとすることもできる。
手段10または11に記載したように、本発明の遊技機としては、パチンコ機やパチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる遊技機などを挙げることができるが、この他、種々の遊技機に適用することもできる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としてのパチンコ機20の外観を示す斜視図であり、図2はパチンコ機20の前面枠22およびカバーユニット35を開いた状態の斜視図である。実施例のパチンコ機20は、図1に示すように、複数のパチンコ機が並設されるパチンコ島に固定される外枠21と、外枠21にヒンジ23を介して開閉自在に取付けられた前面枠22とにより構成されている。パチンコ機20の背面側には、上部に配置され遊技球を貯留する貯留タンク24や略中央部に配置されたカバー部材25,右側中央部に配置され貯留タンク24から供給される遊技球を払い出す払出装置26,カバー部材25の下側に配置されパチンコ機20全体を制御するメイン制御基板70を収納したメイン制御基板ケース27,右下部に配置され払出装置26を制御する払出制御基板を収納した払出制御基板ケース28,左下部に配置され遊技球を発射させるステップモータ29などを備える。
カバーユニット35は、図2に示すように、貯留タンク24やカバー部材25,払出装置26などが一体となって形成されたものであり、前面枠22の背面右端を軸として回動可能に設置されている。また、前面枠22の背面側装着枠には遊技盤30が嵌め込まれており、この遊技盤30の中央部には特別図柄表示装置31が設置され、特別図柄表示装置31の背面左側にはこの特別図柄表示装置31や各種ランプの表示制御,スピーカの音声制御などを行なうサブ制御基板を収納したサブ制御基板ケース32が配置されている。通常は、特別図柄表示装置31やサブ制御基板ケース32は、カバー部材25により覆われている(図1参照)。
図3は、メイン制御基板ケース27に収納されたメイン制御基板70を中心としたパチンコ機20の電気的接続を例示するブロック図である。メイン制御基板70は、図示するように、CPU72を中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPU72には電源を供給する電源回路73の他に、処理プログラムを記憶するROM74や一時的にデータを記憶するRAM76,所定周波数の矩形波を出力するクロック回路78,入出力処理回路80がバス82によって接続されている。メイン制御基板70には、普通図柄始動口スイッチ87からの入賞信号や特別図柄始動口スイッチ88からの始動信号,10カウントスイッチ89からのカウント信号,Vカウントスイッチ90からのV信号,普通入賞スイッチや賞球カウントスイッチなどの他の入出力装置94からの入力信号などが入出力処理回路80を介して入力されている。また、メイン制御基板70からは、普通図柄表示装置83への駆動信号や大入賞口駆動装置84への駆動信号,各種ランプ・インジケータ85への点灯信号,普通電動役物86への駆動信号,スピーカ92が接続された音声用制御装置91への制御信号,特別図柄表示装置31の表示制御を司る表示用制御装置93への制御信号,払出装置26などの他の入出力装置88への駆動信号などが入出力処理回路80を介して出力されている。このメイン制御基板70では、ROM74に記憶されている処理プログラムをCPU72で実行することにより、特別図柄始動口スイッチ88から始動信号が入力されたときに予め定められた当たり確率(例えば、1/315)に従って大当たりを判定したり、大当たりと判定されたときに大入賞口駆動装置84へ駆動信号を出力して大入賞口を開放したりする。なお、こうしたパチンコ機20の電気的接続は、一般のパチンコ機と同様であり、本発明の中核をなさないから、これ以上の詳細な説明は省略する。
次に、メイン制御基板ケース27をパチンコ機20へ取付ける際の取付け構造について説明する。メイン制御基板ケース27は、基板取付けベース40を介して遊技盤30の背面に取付けられている。図4はメイン制御基板ケース27などが装着された基板取付けベース40が遊技盤30に取付けられている状態を示す斜視図であり、図5は基板取付けベース40が遊技盤30から取外されている状態を示す斜視図である。図4,5に示すように、基板取付けベース40は、略Uの字型に形成されており、遊技盤30の左右両縁と嵌合する嵌合部40a,40bを左右両側に有し、下部背面側にメイン制御基板ケース27が横長に装着され、左部背面側にサブ制御基板ケース32が縦長に装着されている。嵌合部40a,40bは、遊技盤30の左縁や右縁を正面および背面から挟み込むように断面コの字型に形成されると共に遊技盤30の縦方向長さの約4分の3の長さ(例えば、30〜50cm)で形成されており、基板取付けベース40を遊技盤30へ装着する際には、下方向から上方向へ基板取付けベース40をスライドさせて嵌合部40a,40bを遊技盤30の左右両縁に嵌合させる。ここで、遊技盤30の左右両縁のうち、基板取付けベース40の嵌合部40a,40bが嵌合する部分は、嵌合部40a,40bの厚みに相当する深さ分が削り取られた段部30a,30bが形成されており、この段部30a,30bと嵌合部40a,40bとが嵌合することにより、基板取付けベース40を装着したときに遊技盤30と基板取付けベース40との間で段差が生じないようになっている。
図6,7は、メイン制御基板ケース27やサブ制御基板ケース32が取外された状態の基板取付けベース40の外観を示す斜視図である。基板取付けベース40は、ポリカーボネート樹脂により成形されており、図示するように、下部背面側に設けられメイン制御基板ケース27を横長に配置するためのメイン基板取付け面41と、メイン基板取付け面41の左側に設けられサブ制御基板ケース32を縦長に配置するためのサブ基板取付け面42と、メイン基板取付け面41の右側に設けられた板状部43と、メイン基板取付け面41の裏側に設けられ背面方向に突出する突出部44と、この突出部44の上方でサブ基板取付け面42と板状部43との間に位置する開放部45と、底部を覆う底板部46とを備える。メイン基板取付け面41の左右下隅には、メイン制御基板ケース27を取付けるための一対の挿入孔41aが形成されている。また、底板部46の略中央には、遊技盤30からのセーフ球(入賞球)やいずれの入賞口にも入らなかったアウト球を外側へ排出するための排出孔47が形成されている。ここで、板状部43や突出部44,開放部45は、遊技盤30の背面側に配置される各種部材の配置スペースを迂回するように形成されたものである。即ち、板状部43の背面側には払出装置26や払出球の流路などの払出機構が配置され(図1参照)、突出部44には遊技盤30の下方に設けられた大入賞口や遊技盤30からのセーフ球を誘導する集合盤などが配置され、開放部45には特別図柄表示装置31の後方部が配置されるようになっている(図3参照)。
図8は、メイン制御基板ケース27の外観を示す斜視図である。メイン制御基板ケース27の片面(メイン制御基板70を収納する側とは反対の面)の下部には、図示するように、一対の係止用レバー27aが設けられており、この係止用レバー27aを基板取付けベース40のメイン基板取付け面41の挿入孔41aに挿入すると共に略90度回転させて係止状態とすることにより、メイン制御基板ケース27が基板取付けベース40に取付けられるようになっている(図9参照)。
ここで、こうしてパチンコ機20へ取付けられたメイン制御基板ケース27をパチンコ機20から取外す場合を考える。メイン制御基板ケース27を取外すには、カバーユニット35を開放させて遊技盤30を前面枠22から取外し、この遊技盤30から基板取付けベース40を下方向へスライドさせて取外し、取外した基板取付けベース40に取付けられているメイン制御基板ケース27の係止用レバー27aを回転させて開放状態として基板取付けベース40からメイン制御基板ケース27を取外すことになる。即ち、前面枠22から遊技盤30を取外さないとメイン制御基板ケース27を取外すことができないから、ホールの営業時間中などにおいてはメイン制御基板ケース27を取外すことは実質的に不可能となるのである。
以上説明した実施例のパチンコ機20によれば、遊技盤30が前面枠22に装着された状態では基板取付けベース40は取外すことができず、この基板取付けベース40が遊技盤30に取付けられた状態ではメイン制御基板ケース27は取外すことができないようになっている。したがって、メイン制御基板ケース27を取外すには、遊技盤30を前面枠22から取外してから基板取付けベース40を遊技盤30から取外さなければならないから、ホールの営業時間中などの通常時におけるメイン制御基板ケース27の取外しを極めて困難なものとすることができる。この結果、メイン制御基板70の不正品への交換や盗難などをより適切に防止することができる。
また、実施例のパチンコ機20によれば、基板取付けベース40の嵌合部40a,40bを遊技盤30の縦方向長さの約4分の3の長さで形成するから、基板取付けベース40をより確実に遊技盤30に取付けると共に遊技盤30の盤面の反りを防止することができる。
実施例のパチンコ機20では、基板取付けベース40の嵌合部40a,40bは、遊技盤30の縦方向長さの約4分の3の長さで形成されるものとしたが、これに限られないのは勿論であり、遊技盤30の縦方向の長さと略同一の長さや半分の長さ、これより短い長さとしても差し支えない。
実施例のパチンコ機20では、遊技盤30の左右両縁のうち基板取付けベース40の嵌合部40a,40bが嵌合する部分に、嵌合部40a,40bの厚みに相当する深さ分が削り取られた段部30a,30bを形成するものとしたが、こうした段部30a,30bを形成しないものとしても差し支えない。
実施例のパチンコ機20では、基板取付けベース40はポリカーボネート樹脂により成形されるものとしたが、これに限られず、例えば、金属性の材料により成形されるものとしてもよい。こうすれば、より一層、遊技盤30の盤面の反りを防止することができる。
実施例のパチンコ機20では、前面枠22の背面側装着枠に遊技盤30が嵌め込まれるものとしたが、前面枠22の装着枠に遊技盤30が嵌め込まれるものであればよく、例えば、前面枠22の正面側装着枠に遊技盤30を嵌め込むものとしても構わないのは勿論である。
実施例のパチンコ機20では、基板取付けベース40の嵌合部40a,40bは、遊技盤30の左縁や右縁を正面および背面から挟み込むように断面コの字型に形成されるものとしたが、遊技盤30の左縁や右縁と嵌合することができればよく、必ずしも断面コの字型とする必要はない。また、遊技盤30の左縁と右縁でなくても、上縁や下縁と嵌合するものや、これらのうちいずれか一つまたは複数の縁と嵌合するものであっても構わない。さらに、遊技盤30が前面枠22に装着された状態では遊技盤30から取外すことができないように基板取付けベース40を取付けることができればよいから、その他の構造を用いて遊技盤30に基板取付けベース40を取付けるものとしても差し支えない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の一実施例としてのパチンコ機20の外観を示す斜視図である。 パチンコ機20の前面枠22およびカバーユニット35を開いた状態の斜視図である。 メイン制御基板70を中心としたパチンコ機20の電気的接続を例示するブロック図である。 メイン制御基板ケース27などが装着された基板取付けベース40が遊技盤30に取付けられている状態を示す斜視図である。 基板取付けベース40が遊技盤30から取外されている状態を示す斜視図である。 基板取付けベース40の外観を示す斜視図である。 基板取付けベース40の外観を示す斜視図である。 メイン制御基板ケース27の外観を示す斜視図である。 メイン制御基板ケース27が基板取付けベース40に取付けられる様子を示す斜視図である。
20 パチンコ機、21 外枠、22 前面枠、23 ヒンジ、24 貯留タンク、25 カバー部材、26 払出装置、27 メイン制御基板ケース、27a 係止用レバー、28 払出制御基板ケース、29 ステップモータ、30 遊技盤、30a,30b 段部、31 特別図柄表示装置、32 サブ制御基板ケース、35 カバーユニット、40 基板取付けベース、40a,40b 嵌合部、41 メイン基板取付け面、41a 挿入孔、42 サブ基板取付け面、43 板状部、44 突出部、45 開放部、46 底板部、47 排出孔、70 メイン制御基板、72 CPU、74 ROM、76 RAM、78 クロック回路、80 入出力処理回路、82 バス、83 普通図柄表示装置、84 大入賞口駆動装置、85 各種ランプ・インジケータ、86 普通電動役物、87 普通図柄始動口スイッチ、88特別図柄始動口スイッチ、89 10カウントスイッチ、90 Vカウントスイッチ、91 音声用制御装置、92 スピーカ、93 表示用制御装置、94 他の入出力装置。

Claims (1)

  1. 遊技球を用いて所定の遊技を行なう遊技機であって、
    外枠と、
    該外枠の一側部にて開閉可能に支持される開閉体と、
    前記開閉体に自身の外周が嵌め込まれることで装着される遊技盤と、
    該遊技盤よりも後側に設けられ前記所定の遊技の進行を制御する制御基板を収納してなる基板ケースと、
    少なくとも自身の一側部に前記遊技盤の少なくとも一側縁部が嵌合される嵌合部を有するとともに、前記遊技盤の後側面を覆う取付け面を有する基板取付けベースと
    を備え、
    前記基板ケースは、該基板ケースを前記基板取付けベースに取付けるための係止部を有するとともに、前記基板取付けベースの取付け面には、挿入孔が設けられ、該挿入孔に前記係止部を後側から挿入すると共に取付け面の前側で該係止部を係止状態とすることにより、前記基板ケースが前記基板取付けベースに取付けられ、
    前記遊技盤の少なくとも一側縁部が前記嵌合部に嵌合され前記基板取付けベースが前記遊技盤に取付けられた状態で前記遊技盤が前記基板取付けベースとともに前記開閉体に装着されることで、
    前記遊技盤が前記開閉体に装着された状態では該遊技盤から前記基板取付けベースが取外し不能となり、
    前記基板取付けベースが前記遊技盤に取付けられた状態では該基板取付けベースから前記基板ケースが取外し不能となるよう構成したことを特徴とする遊技機。
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