JP2002035312A - 遊技機における液晶表示ユニットのケース - Google Patents

遊技機における液晶表示ユニットのケース

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーを外して内部の電子回路基板に不正な
電子回路基板を接続して多量の賞球を得るという不正行
為を未然に防止するのに有効な遊技機における液晶表示
ユニットのケースを提供すること。 【解決手段】 取付枠の係合部にカバーの爪片を嵌合さ
せることにより、それら取付枠とカバーとは一体的に組
み付けられてケースを構成する。このケースを遊技盤に
固定した状態においては、カバーを取付枠から取り外す
ことができず、他方、ケースを遊技盤から取り外した状
態においては、取付枠の前面側から爪片と係合部とによ
る嵌合状態を解くことにより、カバーを取付枠から取り
外すことができるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やパチ
スロ機等の遊技機における液晶表示ユニットのケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機における液晶表示ユニットの
従来のケースaの例を、図6に示す。このケースaは、
遊技盤pの裏面側に固定される取付枠bの背面にカバー
cを被着してビスdにより固定し、それら取付枠bとカ
バーcとを一体的に組み付ける構造とされている。そし
て、ケースaには、多様な情報を画面により表示する液
晶モジュールe及び電子回路基板f等が収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の液晶表
示ユニットのケースaにおいては、ビスdを緩めてカバ
ーcを外せば電子回路基板fが現れることから、不心得
な遊技者が不正な電子回路基板を接続して故意に大当た
り状態を生じさせて多量の賞球を得るということがあっ
た。さらに、カバーcをビスdを使用して固定する組付
け作業については、手間がかかるものであった。
【0004】この発明の目的は、カバーを外して内部の
電子回路基板に不正な電子回路基板を接続して多量の賞
球を得るという不正行為を未然に防止するのに有効な遊
技機における液晶表示ユニットのケースを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、遊技盤の裏面側に固定され
る取付枠と同取付枠の背面に被着するカバーとからな
り、様々な図柄や文字等の情報を画面により表示する液
晶モジュール及び電子回路基板等を内部に収納してなる
遊技機における液晶表示ユニットのケースであって、該
ケースを遊技盤に固定した状態においては、前記カバー
は前記取付枠から取り外すことができないように設けら
れ、前記ケースを遊技盤から取り外した状態においては、
前記カバーを前記取付枠から取り外すことができるよう
に構成したことを特徴とする。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の遊技機における液晶表示
ユニットのケースにおいて、前記取付枠の周縁に形成さ
れた係合部と、前記カバーの開口部に形成された弾性変
形可能な爪片とを嵌合させることにより、それら取付枠
とカバーとを一体的に組み付けるように設け、さらに、
その取付枠の前面側から前記爪片と前記係合部とによる
嵌合状態を解くことにより取付枠とカバーとが分離され
るように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】取付枠の係合部にカバーの爪片
を嵌合させることにより、それら取付枠とカバーとは一
体的に組み付けられてケースを構成する。このケースを
遊技盤に固定した状態においては、カバーを取付枠から
取り外すことができない。他方、そのケースを遊技盤か
ら取り外した状態においては、取付枠の前面側から爪片
と係合部とによる嵌合状態を解くことにより、カバーを
取付枠から取り外すことができる。
【0008】この遊技機における液晶表示ユニットのケ
ースは、ケースを遊技盤に固定した状態にてカバーを取
付枠から取り外すことができない構成とし、不心得な遊
技者によりカバーを外して内部の電子回路基板に不正な
電子回路基板を接続して多量の賞球を得るという不正行
為を未然に防止するのに有益である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は液晶表示ユニットの分
解斜視図、図2は取付枠の正面図、図3は取付枠の係合
部にカバーの爪片を嵌合させる要領を示す説明図、図4
はケースを入賞樋に取り付けた状態を示す正面図、図5
は液晶表示ユニットを遊技盤の裏面に固定した状態を説
明する要部の横断面図である。
【0010】図1に示すように、パチンコ機に使用され
る液晶表示ユニットUは、遊技盤の裏面側に固定される
取付枠10とその取付枠10の背面に被着するカバー2
5とからなるプラスチック製のケース1内に、レンズ3
0と、様々な図柄や文字等の情報を画面により表示する
液晶モジュール31及び電子回路基板35、37を順に
収納してなるものである。
【0011】上記ケース1の取付枠10は、液晶モジュ
ール31を臨ませるための矩形状の開口12を設けた平
坦部11の周縁に方形の側壁13を形成し、その側壁1
3の左右の縦壁部13a、13bの外側に、前後方向に
貫通させた四角形の挿入口14、17が一体に形成され
ている。それら挿入口14、17の外側部14a、17
aの後方内端には、係合部15、18を夫々形成する。
16は一方の挿入口14内で縦壁部13a側の中央に形
成された案内突条である。19は前記縦壁部13aの外
側で挿入口14の上下位置に設けられた深い係止穴、2
0はその係止穴19の底部に穿設された取付穴である。
同様に、21は前記挿入口17の上下位置に設けられた
深い係止穴、22はその係止穴21の底部に穿設された
取付穴である。23、24は前記側壁13の横壁部13
c、13dに夫々対向して形成された弾力性係止片であ
る。
【0012】カバー25は一方が開放されており、その
開口部26の左右位置には、弾性変形可能なほぼ縦長の
V字形の爪片27、27が前方に突出するように一体に
形成されている。一方の爪片27には、前記挿入口14
の案内突条16に遊嵌するための溝28を形成する。
【0013】上記取付枠10の左右に形成される挿入口
14、17については、大きさを異ならせるように設け
る。同様に、カバー25に形成される爪片27、27に
ついては、それら挿入口14、17に対応する大きさに
設ける。このことは、取付枠10に対してカバー25を
逆さに取り付けることを防止するためである。
【0014】40は軸部41の先端に雄ネジ42を形成
しその後端にネジ孔43を設けた連結具、44はビスで
ある。
【0015】次に、液晶表示ユニットUの組立てについ
て説明する。まず、上記ケース1の取付枠10内にレン
ズ30と液晶モジュール31を押し込むと、その液晶モ
ジュール31はその側縁に係止片23、24が掛け止め
られて固定される。ついで、液晶モジュール31の四隅
に形成されたネジ孔32に連結具40を螺着し、その連
結具40のネジ孔43に電子回路基板35の透孔36に
通した別の連結具40の雄ネジ42を螺着する。同様
に、電子回路基板37を後の連結具40にあてがい、該
基板37の透孔38に通したビス44を締め付ける。そ
の後、図3に示すように、カバー25の爪片27を取付
枠10の挿入口14、17に合わせて押込むことによ
り、爪片27の自由端の先端29が係合部15、18に
嵌合して取付枠10とカバー25とは一体的に組み付け
られる。
【0016】45、48は、遊技盤pの裏面側に所定間
隔をおいて固定される一部の入賞樋である。一方の入賞
樋45には、前記取付枠10の係止穴19に対応する突
起46が設けられている。同様に、他方の入賞樋48に
は、前記取付枠10の係止穴21に対応する突起49を
設ける。しかして、ケース1の取付枠10は、図4に示
すように、それら係止穴19、21を入賞樋45、48
の突起46、49に夫々嵌着してからビス50、51に
て固定するように設けられている。
【0017】上記液晶表示ユニットUは、図5に示すよ
うに入賞樋45、48を介して遊技盤pに固定される
が、この状態においては、カバー25を取付枠10から
取り外すことができない。また、そのケース1を入賞樋
45、48から取り外した状態においては、取付枠10
の前面側からドライバー等の工具を使用してカバー25
の爪片27を押さえて爪片27と係合部15、18とに
よる嵌合状態を解くことにより、カバー25を取付枠1
0から取り外すことができる。
【0018】以上に述べたとおり、この遊技機における
液晶表示ユニットのケースによれば、ケースを遊技盤に
固定した状態にてカバーを取付枠から取り外すことがで
きないため、不心得な遊技者によりカバーを外して内部
の電子回路基板に不正な電子回路基板を接続して多量の
賞球を得るという不正行為を未然に防止するのに有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示ユニットの分解斜視図
【図2】取付枠の正面図
【図3】取付枠の係合部にカバーの爪片を嵌合させる要
領を示す説明図
【図4】ケースを入賞樋に取り付けた状態を示す正面図
【図5】液晶表示ユニットを遊技盤の裏面に固定した状
態を説明する要部の横断面図
【図6】従来の液晶表示ユニットを遊技盤の裏面に固定
した状態を示す説明図
【符号の説明】
U→液晶表示ユニット p→遊技盤 1→ケース 10→取付枠 14、17→挿入口 15、18→係合部 25→カバー 26→開口部 27→爪片 29→先端 31→液晶モジュール 35、37→電子回路基板 40→連結具 44→ビス 45、48→入賞樋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面側に固定される取付枠と同
    取付枠の背面に被着するカバーとからなり、様々な図柄
    や文字等の情報を画面により表示する液晶モジュール及
    び電子回路基板等を内部に収納してなる遊技機における
    液晶表示ユニットのケースであって、該ケースを遊技盤
    に固定した状態においては、前記カバーは前記取付枠か
    ら取り外すことができないように設けられ、前記ケース
    を遊技盤から取り外した状態においては、前記カバーを
    前記取付枠から取り外すことができるように構成したこ
    とを特徴とする遊技機における液晶表示ユニットのケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記取付枠の周縁に形成された係合部
    と、前記カバーの開口部に形成された弾性変形可能な爪
    片とを嵌合させることにより、それら取付枠とカバーと
    を一体的に組み付けるように設け、さらに、その取付枠
    の前面側から前記爪片と前記係合部とによる嵌合状態を
    解くことにより取付枠とカバーとが分離されるように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機におけ
    る液晶表示ユニットのケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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